JP2007148597A - チケット発券読取システム - Google Patents

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ticketing
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Yoshiji Harada
叔治 原田
Takayuki Miki
卓之 三木
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Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
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Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
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Abstract

【課題】
本発明は有効か無効か不確定なチケットを、オペレータがその場で判定できる手段を提供することにある。
【解決手段】
売り上げ仮確定(ステップ106)と売り上げ確定(ステップ113)の間で端末に不確定なチケットが発生した場合に、不確定チャート(ステップ114)で読取端末装置を通して有効無効を判定し、有効であれば売り上げ確定(ステップ113)し、無効であれば取消処理(ステップ115)する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、チケット類の発券や読み取りを行う装置に関し、特に、発券中に装置の障害が発生した場合においても、適切な処理が可能なチケット発券読取装置に関するものである。
チケット類の印刷発行システムにおいて、発行途中に装置障害が発生した場合に、オペレータがその場でチケットの有効無効を判断し、有効券を誤って無効処理扱い(取り消し扱い)にすることや、同一内容の有効券を再発券し、二重に発行することが懸念されている。
従来の装置では、一般的に発券処理はホストと発券端末装置との間で正常に発券指示とその応答がなされ、且つ、それぞれの発券端末装置内に配置された全てのセンサを通過したチケットを正常処理チケットとして扱い販売している。また、ホストに対して有効券としてデータ登録されながら、電源断絶や動作異常が発生した場合にはチケット印字の有無に関わらず全て無効券としてオペレータが廃棄処分し、後でホストに対しデータの確認、取り消し処理を行っている。
また、特許文献1(特開平9−311955号公報)に開示の装置では、発券端末装置内部に持つメモリに発券情報を保存させ、障害発生時に発券されたチケットの再発行をそのメモリに保存した前回のデータと比較することで可否判断を行い、チケットの複数枚発行を防ぐ方法が記されている。
特開平9−311955号公報
発券動作時に電源断絶や動作異常など何らかの障害が発生した場合、オペレータは手元のチケットが有効券なのか無効券なのかを判断することができず、ホストに対して取り消し処理を行うのが一般的である。したがって、データ取り消しの処理に手間が掛かるだけでなく、チケットとして有効であったとしても無効券(取消券)として処理することとなる。また、障害発生時に無効処理したチケットの破棄を忘れた場合には、登録されていないチケットが存在することになる。
上記課題を解決するために本発明では、ホストからの発券指示に対して発券端末装置からの応答が行われた時点では売り上げを仮確定し、その後ホストから発券が終了したことを確認する指示(確認指示)に端末より応答があったものに対してのみ確定することにより、仮確定と本確定の間で何らかの障害が起こった場合、その発券システムの読取端末装置で不確定のチケットを識別することにより有効無効の判定をする。
有効の場合には、ホストに対して売り上げの確定とチケットの販売、無効の場合には読取端末装置によってチケットに対して無効印字を行い、ホストに対しては自動的に取り消し処理を行う。これにより、チケットが有効であるか無効であるかを装置を通して判断することができるため、オペレータのチケット管理を正確化、簡略化させ、チケットの重複発行を防ぐ。
本発明によれば、電源断絶や動作異常など何らかの障害が発生した場合、これまでオペレータが手元のチケットについてはデータ取り消しの処理をしていたものを、オペレータ自身がその場でチケットが有効か無効かを判断することができるようになり、有効券を無効券として処理して再度発券し直すことが無い。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の発券システムに関するホストと発券端末装置の間の発券フローチャートであり、図2は仮確定と本確定の間での障害に関する売り場での不確定チケット判定フローチャートである。図3は本発明に係る発券システムの構成を示すブロック図である。図4は発券端末装置のチケットの発券手順である。
図3において10はロール状の媒体から1枚のチケットを発行する発券端末装置、11はチケットの情報を読み取る読取端末装置、12はオペレータが端末装置を操作し内容を確認するための操作ディスプレイ、13は端末制御部でありホストとの通信と端末各装置の動作を制御する。14は各端末を制御する上位装置(ホスト)である。
一般的な発券方法については図4において、ホスト14から制御部13を介して発券端末10に発券指示が出されると、発券端末10はまずチケットにあらかじめ付記されているチケットを識別する為の通番を読み取る(ステップ401)。次にチケット券面に必要なチケット内容とその情報コードの印刷を行い(ステップ402)、その印刷した情報コードを読み取る(ステップ403)。続いてチケットをカットして排出し(ステップ404)、読み取った識別通番、情報コード、排出終了確認をホスト14へ送信(ステップ405)を行って発券を終了する。
図1の本発明の発券システムに関する発券端末10とホスト14の通信に係るフローチャートを説明する。図1について、まず発券要求があるとホスト14は発券端末10に対して発券指示を送信する(ステップ101)。待機状態にある発券端末10は発券指示を受信するステップ(102)と発券指示を受信した応答をホスト14に返し(ステップ103)、前記ように発券を開始する(ステップ104)。
一方ホスト14は、発券端末10より発券指示応答を受信する(ステップ105)と売り上げを仮確定し(ステップ106)、発券終了確認の指示を送信する(ステップ107)。ここで、応答を受信できなかった場合には通信系障害とする(ステップ108)。続いて発券終了確認指示を受信(ステップ109)した発券端末10は発券終了確認指示に対する応答をホスト14へ返す(ステップ110)。
ホスト14は発券終了確認応答を受信し(ステップ111)、その応答で正常に発券できているかを確認し(ステップ112)、正常であれば売り上げを確定して(ステップ113)終了する。
発券終了確認応答を受信できなかった場合や応答で障害を報告されている場合には、図2に示す不確定チケット判定フローチャートで発券端末10に残るチケットが有効か無効かを判定する(ステップ114)。有効と判断されれば売り上げを確定し(ステップ113)、無効であれば取り消し処理をする(ステップ115)。
次に図2の売り上げ仮確定と本確定の間に発生した障害発生時に残る不確定なチケットを判定するフローチャートを説明する。前記のような発券におけるいずれかの処理の途中で、障害が発生した場合、オペレータは発券端末10においてチケットが排出されているかを確認し(ステップ201)、排出されている場合にはそのチケットを読取端末11に挿入する(ステップ202)。排出されていない場合には、発券端末10の内部より取り出す(ステップ203)。もしカットされていない場合には、カットをする。
取り出したチケットに印刷が有るか確認し(ステップ204)、有る場合にはチケットを読取端末11に挿入する(ステップ203)。無い場合には無効券と判断し(ステップ209)、取消処理をする(ステップ210)。読取端末11はチケットを挿入後、チケット識別通番を読み取り(ステップ205)、チケット券面コードの読み取り(ステップ206)を行い、読み取ることができる場合は有効券と判断し(ステップ207)、売り上げを確定する(ステップ208)。
読み取ることができない場合は無効券と判断し(ステップ209)、取消処理を行う(ステップ210)。この判定方法を行うことにより、電源断絶など何らかの障害が発生して、不確定なチケットが発生した場合、オペレータはその場で有効か無効かを判断することができ、取消処理を削減し手間を簡素化することができる。
本発明の発券端末とホストとのやり取りを示すフローチャートである。 本発明の不確定チケットの有効無効を判断するフローチャートである。 発券システムの構成を示すブロック図である。 発券端末装置が発券する処理手順である。
符号の説明
10:発券端末装置
11:読取端末装置
12:操作ディスプレイ
13:端末制御部
14:上位装置(ホスト)

Claims (4)

  1. チケットの発券および読取を行うチケット発券読取端末と、前記チケット発券読取端末と通信しその動作を制御する上位装置とからなるチケット発券読取システムであって、
    前記上位装置は、前記チケット発券読取端末に対して発券指示を送信しその応答を受信すると売上の仮確定処理を行い、その後、前記チケット発券読取端末に対して発券終了確認指示を送信しその応答を受信すると売上の本確定処理を行うことを特徴とするチケット発券読取システム。
  2. 請求項1に記載のチケット発券読取システムであって、
    前記上位装置は、チケット発券読取端末への発券終了確認指示に対する応答がない場合は、発券されたチケットの有効性を判断して売上の本確定処理を行うことを特徴とするチケット発券読取システム。
  3. 請求項2に記載のチケット発券読取システムであって、
    前記上位装置は、発券されたチケットの券面に印刷された内容を用いて該チケットの有効性を判断することを特徴とするチケット発券読取システム。
  4. 請求項3に記載のチケット発券読取システムであって、
    前記発券されたチケットの有効性判断に使用する印刷内容は、チケット識別通番、もしくはコード情報であることを特徴とするチケット発券読取装置。
JP2005339612A 2005-11-25 2005-11-25 チケット発券読取システム Pending JP2007148597A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011053839A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Fujitsu Frontech Ltd 発券システム、端末装置及びホスト装置

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