JP2007147768A - 電気機器及びプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体内の空気を換気して冷却を行うためのファンが回転に伴って発する騒音を低減することができる電気機器及びプロジェクタを提供する。
【解決手段】ファン21がパルスセンサ21aを搭載したものである場合、ファン21の回転に応じて出力される方形パルス信号を取得して、方形パルス信号を基にファンが発する騒音と逆の位相を有する消音信号を生成し、消音信号をスピーカ22に与えて消音用の音を出力し、ファン21の騒音を打ち消す。機器が音声出力用のスピーカを備える場合には、聴取用の音声信号及び消音信号を重畳して、音声の出力と消音用の音の出力とを同じスピーカを用いて行う。また、ファン21の排気方向とスピーカ22の音声の出力方向とを略同方向となるよう配置し、消音を効果的に行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、筐体内を冷却するためのファンが発する騒音を低減することができる電気機器及びプロジェクタに関する。
近年、サイズの大きな映像を表示することが可能な表示装置として、プロジェクタが普及している。プロジェクタは、内部に光源を有し、光源からの光をDMD(Digital Micromirror Device)又は液晶パネル等により光変調して映像を形成し、投射レンズからスクリーンへ映像を投射するようにしてある。プロジェクタ内の光源はハロゲンランプ、キセノンランプ又は水銀ランプ等のランプにより構成されるものであり、ランプからは熱が発せられ、プロジェクタを長時間使用した場合には、筐体内の温度が上昇するため、プロジェクタには筐体内の冷却を行う手段を搭載する必要があり、一般的にはファンを用いて冷却を行うようにしてある。
しかし、プロジェクタは映像をスクリーンに表示すると共に、映像に伴う音声をスピーカから出力するようにしてあるため、ファンの回転により発生する騒音によって音声出力が妨害され、ユーザが快適な視聴を行えなくなる虞がある。
一方、騒音又は雑音等を低減する装置として、アクティブノイズキャンセル装置が実用化されている。アクティブノイズキャンセル装置は、騒音又は雑音等に対して逆位相の音をスピーカから出力して相殺することにより、騒音又は雑音等を低減しているため、騒音の振幅及び周波数等に柔軟に対応してより効果的な消音を行うことができるという利点がある。
特許文献1においては、キャビン付きトラクターのキャビン内を消音する場合に、マイク又は加速度センサにより騒音を検出し、検出の結果得られる信号を逆位相に変換し、エンジンの回転数又はエンジンの負荷率に応じて増幅し、スピーカから出力することで、騒音を打ち消すアクティブ消音装置が提案されている。このアクティブ消音装置では、スピーカから出力される打ち消し音の音量及び音質等を調整することで、消音効果を高める事ができる。
特許文献2においては、自動車の車内にてハンズフリーで電話の送受話を行う場合に、走行路面にて発生するノイズを低減し、送受話を安定させる車載ノイズ制御装置が提案されている。この車載ノイズ制御装置では、自動車の現在位置を特定し、道路情報から現在の走行路面に対応したノイズスペクトルパターンを判断し、ノイズスペクトルパターンの位相を反転してノイズ消去用信号を作成し、送受話信号に重畳してスピーカから出力することで、ノイズを低減する。
特許文献3においては、機器の筐体に発生する振動の振幅を検出し、検出した振動の振幅のインピーダンス特性に対して負性のインピーダンス成分を有する信号を作成し、アクチュエータ又はスピーカ等から出力することで、振動及び騒音を抑制する能動制御装置が提案されている。この能動制御装置はアナログ回路の回路定数を調整することで簡単に抑制を行う周波数帯域の変更を行うことができる。
また、アクティブノイズキャンセル装置以外の従来の消音装置として、特許文献4においては、電子レンジで発生する蒸気又は油煙等をファンを用いて排気する排気装置にて、蒸気又は油煙等を捕集するフード部を上下空間に2分して、その境界部にダクト構造を持つ消音装置を設置し、ファンの吸気口の断面積及び消音装置の断面積よりも上部空間の断面積を大きくすることにより、フード部の上部空間を消音室として機能させ、ファンが発する騒音を消音することができる排気装置が提案されている。
特開平8−76772号公報 特開2003−344083号公報 特開2003−288080号公報 特開平6−241522号公報
しかしながら、特許文献1に記載のアクティブ消音装置においては、トラクター又は自動車等の大型の機械に搭載されることを想定したものであり、処理が複雑であるため、回路規模が大きくなる虞がある。これにより、装置が大型化すると共に、コストが増加するという問題があるため、プロジェクタのような小型の電気機器に同様の構成を適用することは難しい。また、騒音の発生源、騒音を検出するマイク及び打ち消し音を出力するスピーカが、必ずしも同じ又は近隣に配設できるものではないため、ユーザの位置によっては消音の効果が少ない可能性がある。
また、特許文献2に記載の車載ノイズ制御装置においては、自動車の走行位置と道路情報とに基づいて消音の行うものであるため、自動車に搭載されない電気機器に関しては同様の構成を適用することができない。また、自動車の走行位置を検出するためにはGPS及び車速センサ等が必要であり、また道路情報を記憶したデータベースが必要であるため、装置が大型化すると共に、コストが増加するという問題がある。
また、特許文献3に記載の能動制御装置においては、回路は小規模であるが、消音する騒音の周波数帯を変更する場合には回路定数を変更する作業が必要であるため、回路に関する知識を有しない一般のユーザが使用する可能性が高いプロジェクタのような電気機器に適用しにくいという問題がある。また、特許文献1乃至特許文献3の装置では、騒音又は振動等を検知するためのマイク又は振動ピックアップ等を備える必要があるため、コスト高であるという問題がある。
また、特許文献4に記載の排気装置においては、消音室を形成するための空間が必要であるため装置が大型化するという問題があり、小型化が望まれるプロジェクタのような電気機器には適さない。
また、プロジェクタにおいては、筐体内を冷却するためにファンを備えることが必須であり、冷却効果を高めるためにはファンをより多く備えるか、又はより強力な吸気/排気能力を有するファンを備えることが望ましい。しかし、プロジェクタはユーザが映像及び音声を視聴するための機器であり、静粛性が求められるため、騒音を発するファンはできるだけ少なく小型のものであることが望ましい。よって、この相反する要求に対する解決策が求められている。プロジェクタに備えられるファンは、外部から回転数を正確に制御することが出来ないものである場合が多く、ファンから発せられる騒音はファンの回転数に応じて周波数成分が変動する。アクティブノイズキャンセル装置を用いてファンの騒音を抑制するには、変動する周波数成分に対応した逆位相の音を出力する必要があり、ファンの騒音をマイクで検出する必要があるため、マイクを備えることによりプロジェクタのコストが増大するという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ファンが回転に応じて出力する信号を基に、ファンが発生する音を消音するための消音信号を生成してスピーカから出力する構成とすることにより、ファンから発生する騒音を検出するためのマイクを必要とせずに消音を行うことができる電気機器を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、ファンが回転周期に応じて出力する方形パルス信号の位相をずらし、波形を円滑化し、振幅を変更して消音信号を生成する構成とすることにより、簡単な回路構成で消音信号を生成して消音を行うことができる電気機器を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、ファンが複数備えられている場合には、各ファン毎に消音信号を生成し、各ファンの消音信号を重畳してスピーカから出力する構成とすることにより、複数のファンが発する騒音を消音することができる電気機器を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、ファンの排気方向とスピーカの音の出力方向とが略同方向となるよう配設する構成とすることにより、ファンが発する騒音を効果的に消音することができる電気機器を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、ファンが発する騒音をマイクなどで検出し、検出した騒音と逆位相の消音信号を作成してスピーカから出力する場合に、ファンの排気方向とスピーカの音の出力方向とが略同方向となるよう配設する構成とすることにより、ファンが発する騒音を効果的に消音することができる電気機器を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、聴取用の音声信号と騒音に対する消音信号とを重畳してスピーカから出力する構成とすることにより、聴取用の音声を出力するためのスピーカと消音用の音を出力するためのスピーカとを共用することができ、コストを削減できる電気機器を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、ファンの排気方向とスピーカの音の出力方向とが略同方向となるよう配設し、ファンが回転に応じて出力する信号を基に、ファンが発生する音を消音するための消音信号を生成し、聴取用の音声信号と騒音に対する消音信号とを重畳してスピーカから出力する構成とすることにより、ファンから発生する騒音を検出するためのマイクを用いずに効率的な消音を行うことができ、聴取用の音声信号を出力するためのスピーカと消音信号を出力するためのスピーカとを共用することができるプロジェクタを提供することにある。
本発明に係る電気機器は、筐体の内外の空気の換気を行うファンを備える電気機器において、前記ファンは、回転に応じて変化する信号を出力する信号出力手段を有し、前記信号出力手段が出力した出力信号を基に、前記ファンが発する音と逆の位相を有する消音信号を生成する生成手段と、該生成手段が生成した消音信号に応じた音を出力するスピーカとを備えることを特徴とする。
本発明においては、換気して冷却を行うためのファンとして、回転に応じたパルス信号を出力するセンサ、所謂パルスセンサを搭載したファンを用いる。パルスセンサを搭載したファンは、例えば一回転で2つ、4つ又は8つ等のパルスを出力するようにしてあり、ファンから発せられる騒音の周波数はファンの回転周波数に比例するため、ファンから出力されるパルス信号に応じて騒音を打ち消すための消音信号を生成し、消音信号に係る音をスピーカから出力して、ファンの騒音を消音する。これにより、ファンの騒音を検出するためのマイクを搭載する必要がない。
また、本発明に係る電気機器は、前記ファンの信号出力手段が、回転周期に応じて周期的に変化する方形パルス信号を出力するようにしてあり、前記生成手段は、取得した信号を移相する手段と、取得した信号の波形を円滑化する手段と、取得した信号の振幅を変更する手段とを有することを特徴とする。
本発明においては、ファンが出力する方形パルス信号を、例えばシフトレジスタにより方形パルス信号の位相をずらし、抵抗R及び容量Cの時定数RCを用いた回路により方形パルス信号の立ち上がり及び立ち下りをなまらせて波形を円滑化し、増幅器により振幅を調整して消音信号を生成する。これらの単純な回路のみで消音信号が生成できる。
また、本発明に係る電気機器は、前記ファンが複数であり、前記生成手段は各ファン毎に前記消音信号を生成するようにしてあり、各ファン毎の消音信号を重畳する重畳手段を備え、前記スピーカは、前記重畳手段が重畳した信号に応じた音を出力するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、ファンを複数備えている場合には、各ファン毎に消音信号を生成し、これらを重畳して、スピーカから重畳された信号に係る音を出力する。マイクを用いて騒音を検出する構成ではないため、簡単に各ファン毎に最適な消音信号を生成でき、これを出力できるため、複数のファンが発する騒音を効果的に消音できる。
また、本発明に係る電気機器は、前記ファン及び前記スピーカが、前記ファンの排気方向と前記スピーカの音の出力方向とが略同方向となるように配設してあることを特徴とする。
本発明においては、ファンからの騒音はファンの排気方向へ放出されるため、スピーカの出力方向とファンの排気方向とが略同方向となるように、ファン及びスピーカを配設し、より効果的にファンが発する騒音の消音を行う。
また、本発明に係る電気機器は、筐体の内外の空気の換気を行うファンを備える電気機器において、前記ファンが発する音を検出する検出手段と、該検出手段が検出する音に係る音信号の位相と逆の位相を有する消音信号を生成する生成手段と、該生成手段が生成した消音信号に応じた音を出力するスピーカとを備え、前記ファン及び前記スピーカは、前記ファンの排気方向と前記スピーカの音の出力方向とが略同方向となるように配設してあることを特徴とする。
本発明においては、ファンが発する騒音をマイクにて検出し、検出した騒音と逆位相の消音信号を生成して、スピーカから消音信号に係る音を出力する場合に、スピーカの出力方向とファンの排気方向とが略同方向となるようにファン及びスピーカを配設し、より効果的にファンが発する騒音の消音を行う。
また、本発明に係る電気機器は、聴取用の音声に係る音声信号及び前記消音信号を重畳する重畳手段を備え、前記スピーカは、前記重畳手段が重畳した信号に応じて聴取用の音声及び消音用の音を出力するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、電気機器が音声出力を行う機器である場合に、聴取用の音声信号及び消音信号を重畳して、ファンの騒音を消音するための音と、聴取用の音声とを同じスピーカから出力する。それぞれの音を出力するために、個別にスピーカを設ける必要がない。
また、本発明に係るプロジェクタは、筐体の内外の空気の換気を行うファンと、聴取用の音声を出力するスピーカとを備えるプロジェクタにおいて、前記ファンは、回転に応じて変化する信号を出力する信号出力手段を有し、前記信号出力手段が出力した出力信号を基に、前記ファンが発する音と逆の位相を有する消音信号を生成する生成手段と、聴取用の音声に係る音声信号及び前記消音信号を重畳する重畳手段とを備え、前記スピーカは、前記重畳手段が重畳した信号に応じて聴取用の音声及び消音用の音を出力するようにしてあり、前記ファン及び前記スピーカは、前記ファンの排気方向と前記スピーカの音の出力方向とが略同方向となるように配設してあることを特徴とする。
本発明においては、プロジェクタの光源などから発せられる熱を冷却するためのファンが発する騒音を、マイクを用いて騒音の検出を行うことなく、ファンからの出力信号に基づいて生成した消音信号をスピーカから出力することで消音する。また、聴取用の音声信号及び消音信号を重畳して、聴取用の音声出力と、消音用の音出力とを同じスピーカで行い、スピーカの搭載数を減らす。更に、スピーカの出力方向とファンの排気方向とが略同方向となるように、ファン及びスピーカを配設し、より効果的にファンが発する騒音の消音を行う。
本発明による場合は、ファンが回転に応じて出力する信号を基に、ファンが発生する音を消音するための消音信号を生成してスピーカから出力する構成とすることにより、ファンの騒音を検出するためのマイクを搭載する必要がないため、アクティブノイズキャンセル機能を設けることによる電気機器のコスト増加を抑制することが出来る。
また、本発明による場合は、ファンが回転周期に応じて出力する方形パルス信号の位相をずらし、波形を円滑化し、振幅を変更して消音信号を生成する構成とすることにより、ファンの回転数が変動した場合であってもそれに応じた消音用の音声信号を生成することができ、マイクによりファンの騒音を検出せずに消音用の音声信号を生成して出力することができる。また、消音用の音声信号を生成する方法が簡単であるため、回路の規模の増大を抑制することができる。よって、アクティブノイズキャンセル機能を設けることによる電気機器のコスト増加を抑制することができる。
また、本発明による場合は、ファンを複数備え、各ファン毎に消音信号を生成し、各ファンの消音信号を重畳し、重畳した信号に係る音をスピーカから出力する構成とすることにより、各ファン毎に回転数が異なり、発生する騒音の周波数成分が異なる場合であっても、各ファン毎に最適な消音信号を生成してスピーカから出力できるため、複数のファンが発する騒音を効果的に消音でき、電気機器の静粛性をより高める事ができる。
また、本発明による場合は、ファンの排気方向とスピーカの音の出力方向とが略同方向となるよう配設する構成とすることにより、ファンが発する騒音を効果的に消音することができるため、電気機器の静粛性をより高める事ができる。
また、本発明による場合は、ファンが発する騒音をマイクなどで検出し、検出した騒音と逆位相の消音信号を生成してスピーカから出力する場合に、ファンの排気方向とスピーカの音の出力方向とが略同方向となるよう配設する構成とすることにより、ファンが発する騒音を効果的に消音することができるため、電気機器の静粛性をより高める事ができる。
また、本発明による場合は、聴取用の音声信号と騒音に対する消音信号とを重畳してスピーカから出力する構成とすることにより、聴取用の音声信号に係る音声を出力するためのスピーカと消音信号に係る音を出力するためのスピーカとを共用することができるため、それぞれの音を出力するために、個別にスピーカを設ける必要がなく、アクティブノイズキャンセル機能を設けることによる電気機器のコスト増加を抑制することができる。
また、本発明による場合は、ファンが回転に応じて出力する信号を基に、ファンが発生する音を消音するための消音信号を生成してスピーカから出力する構成とすることにより、ファンの騒音を検出するためのマイクを搭載する必要がなく、聴取用の音声信号と騒音に対する消音信号とを重畳してスピーカから出力する構成とすることにより、聴取用の音声信号に係る音声を出力するためのスピーカと消音信号に係る音を出力するためのスピーカとを共用することができるため、アクティブノイズキャンセル機能を設けることによるプロジェクタのコスト増加を抑制することが出来る。また、ファンの排気方向とスピーカの音の出力方向とが略同方向となるよう配設する構成とすることにより、ファンが発する騒音を効果的に消音することができる。よって、より多くのファンを設ける、又はより強力なファンを設けることが可能となり、プロジェクタの筐体内の冷却効果をより高める事ができると共に、これらのファンの騒音を確実に抑制してプロジェクタの静粛性をより高める事ができる。
(実施の形態1)
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。なお、本実施の形態においては、電気機器としてプロジェクタを例に説明を行う。図1は、本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。図において1はプロジェクタであり、外部の再生装置であるDVDプレーヤ101から与えられた映像信号を基に光源からの光を光変調してスクリーン102へ投影すると共に、DVDプレーヤ101から与えられた音声信号をスピーカ22から出力するようにしてある。
プロジェクタ1は、DVDプレーヤ101にケーブルを介して接続される映像入力端子及び音声入力端子等を有する入力部28を備えており、入力部28は、DVDプレーヤ101から入力されるデジタルの映像信号及び音声信号を映像処理部26及び音声処理部27へそれぞれ与えるようにしてある。
映像処理部26は、入力部28から与えられた映像信号を基に、光変調部12に備えられたDMD又は液晶パネル等の光変調素子を制御して映像を形成するようにしてある。光変調部12は、光源をなすランプ11から与えられる光を光変調して映像を形成し、投射レンズ13へ与えるようにしてある。投射レンズ13にて映像が拡大されてスクリーン102へ投射される。
音声処理部27は、入力部28から与えられたデジタルの音声信号をアナログの音声信号へ変換して重畳部25へ与えるようにしてある。重畳部25は、音声処理部27から与えられた音声信号と、後述する消音信号生成部24から与えられた消音信号とを重畳してスピーカ22へ与え、スピーカ22にて音声信号に係る聴取用の音声及び消音信号に係る騒音打ち消し用の音とを出力するようにしてある。
プロジェクタ1は、動作と共にランプ11が点灯し、ランプ11から放出される熱により筐体内の温度が上昇する虞がある。このため、ランプ11からの熱により上昇した空気をプロジェクタ1の筐体外に排気するためのファン21が備えられている。ファン21は、駆動回路23から一定の電圧が与えられることにより回転するようにしてあり、また、回転を検出して回転周期に応じた方形パルス信号を出力するパルスセンサ21aを備えており、回転に応じて方形パルス信号を出力するようにしてある。出力される方形パルス信号は、例えばファンの回転位置に応じて出力され、ファンが一回転した場合に8つの方形パルスが出力されるようにしてある。これにより、ファン21の回転周期に応じた一定周期を有する方形パルス信号を得ることができ、プロジェクタ1は、得られた方形パルス信号からファン21の回転に伴って発生する騒音の位相と逆位相の消音信号を生成し、スピーカ22から消音信号に応じた音を出力することで騒音を相殺する機能、所謂アクティブノイズキャンセルの機能を備えている。
ファン21から出力された方形パルス信号は、消音信号生成部24へ与えられる。消音信号生成部24は、与えられた方形パルス信号からファン21の回転に伴って発生する騒音の位相と逆位相の消音信号を生成する。図2は、本発明の実施の形態1に係るプロジェクタ1の消音信号生成部24の一構成例を示すブロック図であり、図3は、本発明の実施の形態1に係るプロジェクタ1の消音信号生成部24にて生成される消音信号の生成過程を示す略示波形図である。
消音信号生成部24は、入力された方形パルス信号の位相をずらすためのシフトレジスタ31と、方形パルス信号を円滑な波形に調整する波形調整部32と、信号の増幅を行う増幅器33とを備えている。ファン21が出力する方形パルス信号(図3(a)参照)は、まずシフトレジスタ31に与えられる。シフトレジスタ31は、図示しないクロック発生回路から与えられるクロック信号により動作し、与えられた方形パルス信号を予め定められたクロックの数だけ位相をずらして(図3(b)参照)出力するようにしてある。なお、シフトレジスタ31を動作させるクロック信号の周期は、ファン21が出力する方形パルス信号の周期より十分に短いものである。シフトレジスタ31の出力は、波形調整部32へ与えられる。
波形調整部32は、与えられた方形パルス信号の立ち上がり及び立ち下りをなまらせることで円滑な波形(図3(c)参照)に波形調整して出力するものであり、抵抗R及び容量Cによる時定数RCを利用して方形パルス信号をなまらせるようにしてある。波形調整部32の出力は増幅器33へ与えられる。増幅器33は、オペアンプを用いて構成され、与えられた信号を増幅して(図3(d)参照)出力するようにしてある。
ファン21が発する騒音は、ファン21の種類、ファン21が配設される場所、及び駆動回路23からファン21へ与えられる駆動電圧等により設計上ある程度定まるため、消音信号生成部24の出力信号がファン21の騒音の逆位相の信号となるように、シフトレジスタ31での位相のずれ量、波形調整部32に備えられた抵抗R及び容量Cの値、及び増幅器33の増幅率が予め定められる。
消音信号生成部24から出力された消音信号は、重畳部25へ与えられる。重畳部25は、消音信号生成部24から与えられた消音信号と、音声処理部27から与えられた音声信号とを重畳してスピーカ22へ与える。スピーカ22からはDVDプレーヤ101にて再生された音声が出力されると共に、ファン21が発する騒音を打ち消すための音が出力される。これにより、ファン21からの騒音は消音され、ユーザはDVDプレーヤ101が再生する映像及び音声を快適に視聴することができる。
図4は、本発明の実施の形態1に係るプロジェクタ1の各構成要素の配置を示す模式的平面図であり、ランプ11、光変調部12、投射レンズ13、ファン21及びスピーカ22の配置を図示してある。プロジェクタ1は、略直方体をなし、平面視が略長方形をなす筐体2内にランプ11、光変調部12、ファン21及びスピーカ22等が収容され、筐体2の一側面に投射レンズ13が突設してある。ランプ11の発する熱により温度が上昇した空気を筐体2の外部へ排気するためのファン21と、聴取用の音声及び消音用の音を出力するスピーカ22とは、筐体2の同一側面に外側へ向けて配設され、ファン21の排気方向とスピーカ22の音声出力方向とが略同方向となるようにしてある。
以上の構成のプロジェクタ1においては、ファン21から出力される方形パルス信号に基づいて消音信号を生成する構成とすることにより、プロジェクタ1がマイクを備えることなく消音信号を生成することができるため、コストの増加を抑制できる。また、スピーカ22の音声出力方向と、ファン21の排気方向が略同方向となるように配設する構成とすることにより、ファン21が発する騒音をスピーカ22が出力する消音用の音により効果的に打ち消して消音することができる。また、DVDプレーヤ101が再生する音声と、ファン21の騒音を打ち消すための音とを共にスピーカ22から出力する構成とすることにより、スピーカを個別に備える必要がないため、プロジェクタ1のコストの増加を抑制できる。
なお、本実施の形態においては、電気機器としてプロジェクタを例に説明を行ったが、これに限るものではなく、ファンを搭載した電気機器であれば同様の構成を適用することが可能であり、更には、ファン及びスピーカを搭載する電気機器に好適である。また、図2に示した消音信号生成部24の構成は一例であり、これに限るものではない。例えば、シフトレジスタ31を用いて位相をずらすのではなく、抵抗R及び容量Cの時定数RCにより信号を遅延させて位相をずらす構成であってもよい。また、例えば、時定数RCを用いて方形パルス信号の波形を調整するのではなく、入力された方形パルス信号と同期した正弦波を出力する回路を用いてもよい。また、シフトレジスタ31による位相のずれ量、波形調整部32の時定数RC及び増幅器33の増幅率は、一定の値に固定するのではなく、例えばファン21の回転数を変更する制御を行う場合には、駆動回路23が出力する駆動電圧の電圧値に応じて、シフトレジスタ31による位相のずれ量、波形調整部32の時定数RC及び増幅器33の増幅率を可変としてもよい。
(変形例)
図5は、本発明の実施の形態1の変形例に係るプロジェクタ1aの構成を示すブロック図である。プロジェクタ1aは、冷却用のファン21、ファン21を駆動する駆動回路23及びファン21から出力される方形パルス信号から消音信号を生成する消音信号生成部24をそれぞれ2つずつ備えている。2つの消音信号生成部24にて生成された各ファン21の騒音を消音するための消音信号は、重畳部25へ与えられる。重畳部25は、音声処理部27から与えられる聴取用の音声信号と、2つの消音信号生成部24から与えられる2つの消音信号との3つの信号を重畳し、スピーカ22へ与えて出力するようにしてある。
以上の構成のプロジェクタ1aにおいては、ファン21を2つ備えているため、より冷却効果を高める事ができ、且つ、2つのファン21が発する騒音に対する消音信号を個別に生成するため、確実にファン21の騒音を消音することができる。なお、図5においては、ファン21を2つ備える構成を示したが、これに限るものではなく、3つ以上のファン21を備える構成であってもよく、この場合は、駆動回路23及び消音信号生成部24をファン21の数に応じて設けて、重畳部25にて全ての消音信号を重畳すればよい。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。実施の形態2に係るプロジェクタ51はマイク52を備えており、マイク52は、ファン21の近傍に配され、ファン21が発する騒音を検出して騒音に応じた出力信号を消音信号生成部54へ与えるようにしてある。消音信号生成部54は、マイク52から与えられた信号を逆位相に変換して消音信号を生成し、重畳部25へ与えるようにしてある。重畳部25は、音声処理部27から与えられる聴取用の音声信号と、消音信号生成部54から与えられる消音信号とを重畳してスピーカ22へ与え、聴取用の音声及び消音用の音をスピーカ22から出力する。
図7は、本発明の実施の形態2に係るプロジェクタ51の各構成要素の配置を示す模式的平面図である。ランプ11の発する熱により温度が上昇した空気を筐体2の外部へ排気するためのファン21と、聴取用の音声及び消音用の音を出力するスピーカ22とは、筐体2の同一側面に外側へ向けて配設され、ファン21の排気方向とスピーカ22の音声出力方向とが略同方向となるようにしてある。また、ファン21の近傍には、ファン21が発する騒音を検出するためのマイク52が配設してある。
以上の構成のプロジェクタ51においては、スピーカ22の音声出力方向と、ファン21の排気方向が略同方向となるように配設する構成とすることにより、ファン21が発する騒音をスピーカ22が出力する消音用の音により効果的に打ち消して消音することができる。また、マイク52によりファン21が発する騒音を検出して逆位相の消音信号を生成する構成とすることにより、確実にファン21が発する騒音を消音することができる。
なお、本実施の形態においては、プロジェクタ51がファン21を1つ備える構成としたが、これに限るものではなく、実施の形態1の変形例に示すように、複数のファン21を備える構成であってもよい。この場合には、マイク52、駆動回路23及び消音信号生成部24をファン21の数に応じて設け、重畳部25にて全ての消音信号を重畳すればよい。
(変形例)
図8は、本発明の実施の形態2の変形例に係るプロジェクタ51aの各構成要素の配置を示す模式的平面図である。変形例に係るプロジェクタ51aの筐体2内に、ファン21をランプ11が発する熱を冷却するために最適な位置に配設したときに、ファン21の排気方向とスピーカ22の音声出力方向とを略同方向にすることができない場合には、ファン21にダクト53を設けて排気をスピーカ22の音声出力方向と略同方向へ導くことにより、図7に示す実施の形態2に係るプロジェクタ51と同様の効果を得ることができる。
なお、実施の形態2に係るプロジェクタのその他の構成は、実施の形態1に係るプロジェクタの構成と同様であるため、対応する箇所には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの消音信号生成部の一構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの消音信号生成部にて生成される消音信号の生成過程を示す略視波形図である。 本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの各構成要素の配置を示す模式的平面図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るプロジェクタの各構成要素の配置を示す模式的平面図である。 本発明の実施の形態2の変形例に係るプロジェクタの各構成要素の配置を示す模式的平面図である。
符号の説明
1、1a、51、51a プロジェクタ(電気機器)
2 筐体
11 ランプ
12 光変調部
13 投射レンズ
21 ファン
21a パルスセンサ(信号出力手段)
22 スピーカ
23 駆動回路
24、54 消音信号生成部(生成手段)
25 重畳部(重畳手段)
26 映像処理部
27 音声処理部
28 入力部
31 シフトレジスタ
32 波形調整部
33 増幅器
52 マイク(検出手段)
53 ダクト

Claims (7)

  1. 筐体の内外の空気の換気を行うファンを備える電気機器において、
    前記ファンは、回転に応じて変化する信号を出力する信号出力手段を有し、
    前記信号出力手段が出力した出力信号を基に、前記ファンが発する音と逆の位相を有する消音信号を生成する生成手段と、
    該生成手段が生成した消音信号に応じた音を出力するスピーカと
    を備えることを特徴とする電気機器。
  2. 前記ファンの信号出力手段は、回転周期に応じて周期的に変化する方形パルス信号を出力するようにしてあり、
    前記生成手段は、
    取得した信号を移相する手段と、
    取得した信号の波形を円滑化する手段と、
    取得した信号の振幅を変更する手段と
    を有する請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記ファンは複数であり、
    前記生成手段は各ファン毎に前記消音信号を生成するようにしてあり、
    各ファン毎の消音信号を重畳する重畳手段を備え、
    前記スピーカは、前記重畳手段が重畳した信号に応じた音を出力するようにしてある請求項1又は請求項2に記載の電気機器。
  4. 前記ファン及び前記スピーカは、前記ファンの排気方向と前記スピーカの音の出力方向とが略同方向となるように配設してある請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の電気機器。
  5. 筐体の内外の空気の換気を行うファンを備える電気機器において、
    前記ファンが発する音を検出する検出手段と、
    該検出手段が検出する音に係る音信号の位相と逆の位相を有する消音信号を生成する生成手段と、
    該生成手段が生成した消音信号に応じた音を出力するスピーカと
    を備え、
    前記ファン及び前記スピーカは、前記ファンの排気方向と前記スピーカの音の出力方向とが略同方向となるように配設してあること
    を特徴とする電気機器。
  6. 聴取用の音声に係る音声信号及び前記消音信号を重畳する重畳手段を備え、
    前記スピーカは、前記重畳手段が重畳した信号に応じて聴取用の音声及び消音用の音を出力するようにしてある請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の電気機器。
  7. 筐体の内外の空気の換気を行うファンと、聴取用の音声を出力するスピーカとを備えるプロジェクタにおいて、
    前記ファンは、回転に応じて変化する信号を出力する信号出力手段を有し、
    前記信号出力手段が出力した出力信号を基に、前記ファンが発する音と逆の位相を有する消音信号を生成する生成手段と、
    聴取用の音声に係る音声信号及び前記消音信号を重畳する重畳手段と
    を備え、
    前記スピーカは、前記重畳手段が重畳した信号に応じて聴取用の音声及び消音用の音を出力するようにしてあり、
    前記ファン及び前記スピーカは、前記ファンの排気方向と前記スピーカの音の出力方向とが略同方向となるように配設してあること
    を特徴とするプロジェクタ。
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CN104375362A (zh) * 2014-10-31 2015-02-25 深圳市帅映科技有限公司 一种投影机自动降噪方法、装置及系统
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