JP2007147188A - 熱交換器、熱交換器の伝熱フィン - Google Patents

熱交換器、熱交換器の伝熱フィン Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、熱交換器を拡管後に、前管板から伝熱管の先端まで後付の伝熱フィンを取り付け、流体経路の内部に入れることにより、熱交換器全体としての有効長を増やし性能向上を図ることにある。また、同一性能において製品の小型化を図ることにある。
【解決手段】複数の伝熱管(21)と、複数の第1フィン(22)と、第2フィン(23)とを備える。複数の第1フィンは、複数の孔が設けられ、複数の伝熱管に複数の前記孔を貫通され、拡管された複数の伝熱管と固定されている。第2フィンは、第1部材(51)と第2部材(52)とで構成され、複数の第1フィンと略平行に配置される。第1部材は、複数の伝熱管と接している。第2部材は、複数の伝熱管と接し第1部材とともに複数の伝熱管を挟持する。
【選択図】図4

Description

本発明は、フィンチューブ型の熱交換器およびフィンチューブ型の熱交換器の伝熱フィンに関する。
フィンチューブ型熱交換器(すなわち、クロスフィンアンドチューブ型熱交換器)は、所定の間隔をあけて配列される板状部材からなる複数の伝熱フィンと、複数の伝熱フィンに挿通されて複数の伝熱フィンの配列方向両端部において順次接続されて冷媒経路を構成する伝熱管とを備えている。伝熱管により構成される冷媒経路は、一方の端部が冷媒配管の液管側に接続され、他方の端部が冷媒配管のガス管側に接続される。運転時には、ファン等によって空気等の流体による流れを生成するとともに冷媒経路中に冷媒を循環させることによって、フィンに接触する空気等の流体との間で熱交換を行い、冷却または加熱した流体を生成する。
このようなフィンチューブ型熱交換器の製造においては、所定のフィンピッチを隔てて積層された伝熱フィンに伝熱管が通される。そして、伝熱フィンを貫通する伝熱管にマンドレルが挿入されることによって、伝熱管の径を拡大させて伝熱管と伝熱フィンとを固着させる拡管処理が行われる(特許文献1参照)。
特開平08−025150号公報
しかしながら、熱交換器を構成する部品として、伝熱フィン、伝熱管、前管板、後管板があるが、伝熱管のヘアピン部から順に、後管板、複数枚のフィン、前管板となり、前管板から伝熱管の先端までは性能に寄与する熱交換をしていない。また、熱交換器を製造する過程において、伝熱管の先端部分は前管板から飛び出している必要がある。
そこで、本発明の課題は、熱交換器を拡管後に、前管板から伝熱管の先端まで後付の伝熱フィンを取り付け、流体経路の内部に入れることにより、熱交換器全体としての有効長を増やし性能向上を図ることにある。また、同一性能において製品の小型化を図ることにある。
第1発明に係る熱交換器は、複数の伝熱管と、複数の第1フィンと、第2フィンとを備える。複数の第1フィンは、複数の孔が設けられ、複数の伝熱管に複数の前記孔を貫通され、拡管された複数の伝熱管と固定されている。第2フィンは、第1部材と第2部材とで構成され、複数の第1フィンと略平行に配置される。第1部材は、複数の伝熱管と接している。第2部材は、複数の伝熱管と接し第1部材とともに複数の伝熱管を挟持する。
従来の熱交換器の製造過程において、伝熱管を複数のフィンに貫通させて、伝熱管端部を把持しつつ拡管を行う。この過程で、伝熱管の管端部に伝熱フィンを取り付けることができない伝熱管がむき出しになっている部分が生じる。この熱交換器では、この伝熱管のむき出しになっている部分に複数の第1フィンと略平行の向きに第2フィンを挟み込ませる。
これにより、従来は性能に寄与する熱交換を行っていない伝熱管の管端部を有効利用することができる。したがって、熱交換器全体としての有効長を増やすことができ、第2フィンの部分までもファン等による流体流路の幅の中に入ることで熱交換の性能の向上を図ることができる。また、従来と同一性能の熱交換器においては、伝熱管の長手方向の寸法を小さくできるため、熱交換器をコンパクトにすることができ、製品の小型化を図ることができる。
第2発明に係る熱交換器は、第1発明に係る熱交換器であって、第2フィンは、複数の伝熱管を把持するための複数の切り欠き部を有する。複数の切り欠き部は、第2フィンの構成要素である第1部材あるいは第2部材の少なくとも一方における複数の伝熱管と接する側にある。
この熱交換器では、第2フィンにおいて、第1部材あるいは第2部材に複数の伝熱管を把持するための複数の切り欠き部を有する。したがって、第2フィンは複数の伝熱管と接する面積を広く設けることができる。このため、複数の伝熱管と第2フィンとの熱伝導性を大きくすることができ、熱交換器の性能向上を図ることができる。
第3発明に係る熱交換器は、第1発明または第2発明に係る熱交換器であって、第2フィンは、接続部材を有する。接続部材は、第2フィンの構成要素である第1部材と第2部材とを接続する。
この熱交換器では、第2フィンは接続部材を有し、接続部材は第2フィンの構成要素である第1部材と第2部材とを接続する。したがって、第1部材と第2部材を接続することができる。このため、第2フィンを複数の伝熱管にしっかりと固定することができ、第2フィンを複数の伝熱管に密着させることができる。これにより、複数の伝熱管と第2フィンとの熱伝導性を大きくすることができ、熱交換器の性能向上を図ることができる。
第4発明に係る熱交換器は、第1発明から第3発明のいずれかに係る熱交換器であって、第2フィンは複数枚である。これにより、第2フィンは、複数の伝熱管と接する面積を広く設けることができ、ファン等による流体の流れと接触する面積を広くすることができる。このため、第2フィンと複数の伝熱管と熱伝導性と、第2フィンと流体との熱伝導性とを大きくすることができ、熱交換器の性能向上を図ることができる。
第5発明に係る熱交換器は、第1発明から第4発明のいずれかに係る熱交換器であって、第2フィンは複数の伝熱管の直管部を挟持する。これにより、第2フィンの形状を単純化することができる。したがって、第2フィンの生産コストを抑えることができる。
第6発明に係る熱交換器は、第1列伝熱管群と、第2列伝熱管群と、複数の第1フィンと、第2フィンとを備える。第1列伝熱管群は、平面上に存在する第1線上に軸断面の中心が並ぶように配置された複数の第1伝熱管を有する。第2列伝熱管群は、平面上に存在し第1線と交差しない第2線上に軸断面の中心が並ぶように配置された複数の第2伝熱管を有する。複数の第1フィンは、複数の孔が設けられ、第1列伝熱管群および第2列伝熱管群に複数の孔を貫通されている。また、拡管された第1列伝熱管群及び第2列伝熱管群と固定されている。第2フィンは、第1部材と、第2部材と、第3部材とで構成される。また、第2フィンは、複数の第1フィンと略平行に配置される。さらに、第2フィンは、第1部材と第2部材とで第1列伝熱管群を挟持し、第2部材と第3部材とで第2列伝熱管群を挟持する。第1部材は、第1列伝熱管群と接し、第2部材は、第1列伝熱管群と第2列伝熱管群とに挟まれ、前記第1列伝熱管群と第2列伝熱管群とに接し、第3部材は、第2列伝熱管群と接する。
この熱交換器では、2列ある伝熱管に複数のフィンを入れて伝熱管端部を把持しつつ拡管を行ったものに対し、さらに伝熱管端部(前管板から伝熱管の先端部分までの間)を伝熱管の長手方向に略直交する向きに両側から第2フィンを挟み込ませる。したがって、熱交全体としての有効長が増えるため、第2フィンの部分までもファン等による流体流路の幅の中に入ることで性能の向上を図ることができる。また、同一性能において製品の小型化を図ることができる。
第7発明に係る熱交換器は、第6発明に係る熱交換器であって、第2フィンは、第1列伝熱管群および第2列伝熱管群を把持するための複数の切り欠き部を有する。複数の切り欠き部は、第2フィンの構成要素である第1部材あるいは第2部材の少なくとも一方における第1列伝熱管群と接する側にある。また、第2フィンの構成洋装である第2部材あるいは第3部材の少なくとも一方における第2列伝熱管群と接する側にある。
この熱交換器では、第2フィンにおいて、第1部材あるいは第2部材に第1列伝熱管群を把持するための複数の切り欠き部を有し、第2部材あるいは第3部材に第2列伝熱管群を把持するための複数の切り欠き部を有する。したがって、第2フィンは第1列伝熱管群との接点を大きくすることができる。このため、第1列伝熱管群および第2列伝熱管群と第2フィンとの熱伝導性を大きくすることができ、熱交換器の性能向上を図ることができる。
第8発明に係る熱交換器は、第6発明または第7発明に係る熱交換器であって、第2フィンは接続部材を有する。接続部材は、第2フィンの構成要素である第1部材と第2部材と第3部材とを接続する。
この熱交換器では、第2フィンは接続部材を有し、接続部材は第2フィンの構成要素である第1部材と第2部材と第3部材とを接続する。したがって、第1部材と第2部材と第3部材とを接続することができる。このため、第2フィンを第1列伝熱管群と第2列伝熱管群とにしっかりと固定することができ、第2フィンを第1列伝熱管群と第2列伝熱管群とに密着させることができる。これにより、複数の伝熱管と第2フィンとの熱伝導性を大きくすることができ、熱交換器の性能向上を図ることができる。
第9発明に係る伝熱フィンは、複数の伝熱管と、複数の孔が設けられ複数の伝熱管に複数の孔を貫通され、拡管された複数の伝熱管と固定されている複数の第1フィンとを有する熱交換器において、第1フィンとは別に複数の伝熱管に装着される伝熱フィンであって、第1部材と、第2部材とを備える。第1部材は、複数の伝熱管と接する。第2部材は、複数の伝熱管と接し、第1部材とともに複数の伝熱管を挟持する。また、第1部材と第2部材とは、複数の第1フィンと略平行に配置される。
この伝熱フィンでは、伝熱管に複数の第1フィンを入れて伝熱管端部を把持しつつ拡管を行ったものに対し、さらに伝熱管端部(前管板から伝熱管の先端部分までの間)を第1フィンに対して略平行の向きに第2フィンを挟み込ませる。したがって、熱交全体としての有効長が増えるため、第2フィンの部分までもファン等による流体流路の幅の中に入ることで性能の向上を図ることができる。また、同一性能において製品の小型化を図ることができる。
第10発明に係る伝熱フィンは、平面上に存在する第1線上に軸断面の中心が並ぶように配置された複数の第1伝熱管を有する第1列伝熱管群と、平面上に存在し第1線と交差しない第2線上に軸断面の中心が並ぶように配置された複数の第2伝熱管を有する第2列伝熱管群と、複数の孔が設けられ、第1列伝熱管群および第2列伝熱管群に複数の孔を貫通され、拡管された第1列伝熱管群および第2列伝熱管群と固定されている複数の第1フィンとを有する熱交換器において、第1フィンとは別に複数の第1伝熱管と複数の第2伝熱管とに装着される伝熱フィンであって、第1部材と、第2部材と、第3部材とを備える。また、この伝熱フィンは、第1部材と第2部材と第3部材とが複数の第1フィンと略平行に配置される。さらに、この伝熱フィンは、第1部材と第2部材とで第1列伝熱管群を挟持し、第2部材と第3部材とで第2列伝熱管群を挟持する。ここで、第1部材は、第1列伝熱管群と接し、第2部材は、第1列伝熱管群と第2列伝熱管群とに挟まれ、第1列伝熱管群と第2列伝熱管群とに接し、第3部材は、第2列伝熱管群と接している。
この熱交換器では、2列ある伝熱管に複数の第1フィンを入れて伝熱管端部を把持しつつ拡管を行ったものに対し、さらに伝熱管端部(前管板から伝熱管の先端部分までの間)を第1フィンに対して略平行の向きに第2フィンを挟み込ませる。したがって、熱交全体としての有効長が増えるため、第2フィンの部分までもファン等による流体流路の幅の中に入ることで性能の向上を図ることができる。また、同一性能において製品の小型化を図ることができる。
第1発明によれば、従来は性能に寄与する熱交換を行っていない伝熱管の管端部を有効利用することができる。したがって、熱交換器全体としての有効長を増やすことができ、第2フィンの部分までもクロスフローファンによる空気流路の幅の中に入ることで熱交換の性能の向上を図ることができる。また、従来と同一性能の熱交換器においては、伝熱管の長手方向の寸法を小さくできるため、熱交換器をコンパクトにすることができ、製品の小型化を図ることができる。
第2発明によれば、第2フィンは複数の伝熱管と接する面積を広く設けることができる。このため、複数の伝熱管と第2フィンとの熱伝導性を大きくすることができ、熱交換器の性能向上を図ることができる。
第3発明によれば、第1部材と第2部材を接続することができる。このため、第2フィンを複数の伝熱管にしっかりと固定することができ、第2フィンを複数の伝熱管に密着させることができる。これにより、複数の伝熱管と第2フィンとの熱伝導性を大きくすることができ、熱交換器の性能向上を図ることができる。
第4発明によれば、第2フィンは、複数の伝熱管と接する面積を広く設けることができ、ファン等による流体の流れと接触する面積を広くすることができる。このため、第2フィンと複数の伝熱管と熱伝導性と、第2フィンと流体との熱伝導性とを大きくすることができ、熱交換器の性能向上を図ることができる。
第5発明によれば、第2フィンの形状を単純化することができる。したがって、第2フィンの生産コストを抑えることができる。
第6発明によれば、熱交全体としての有効長が増えるため、第2フィンの部分までもファン等による流体流路の幅の中に入ることで性能の向上を図ることができる。また、同一性能において製品の小型化を図ることができる。
第7発明によれば、第2フィンは第1列伝熱管群との接点を大きくすることができる。このため、第1列伝熱管群および第2列伝熱管群と第2フィンとの熱伝導性を大きくすることができ、熱交換器の性能向上を図ることができる。
第8発明によれば、第1部材と第2部材と第3部材とを接続することができる。このため、第2フィンを第1列伝熱管群と第2列伝熱管群とにしっかりと固定することができ、第2フィンを第1列伝熱管群と第2列伝熱管群とに密着させることができる。これにより、複数の伝熱管と第2フィンとの熱伝導性を大きくすることができ、熱交換器の性能向上を図ることができる。
第9発明によれば、熱交全体としての有効長が増えるため、第2フィンの部分までもファン等による流体流路の幅の中に入ることで性能の向上を図ることができる。また、同一性能において製品の小型化を図ることができる。
第10発明によれば、熱交全体としての有効長が増えるため、第2フィンの部分までもファン等による流体流路の幅の中に入ることで性能の向上を図ることができる。また、同一性能において製品の小型化を図ることができる。
<第1実施形態>
〔空気調和装置の外観〕
本発明の一実施形態が採用された空気調和装置1の外観を図1に示す。
この空気調和装置1は、室内の壁面などに取り付けられる室内機2と、室外に設置される室外機3とを備えている。
室内機2内には室内熱交換器20が収納され、室外機3内には室外熱交換器30(図2参照)が収納されており、各熱交換器が冷媒配管4により接続されることにより冷媒回路を構成している。
〔空気調和装置の冷媒回路の構成概略〕
空気調和装置1の冷媒回路の構成を図2に示す。この冷媒回路は、主として室内熱交換器20、アキュムレータ31、圧縮機32、四路切換弁33、室外熱交換器30及び電動膨張弁34で構成される。
室内機2に設けられている室内熱交換器20は、接触する空気との間で熱交換を行う。また、室内機2には、室内空気を吸い込んで室内熱交換器20に通し熱交換が行われた後の空気を室内に排出するためのクロスフローファン28が設けられている。クロスフローファン28は、円筒形状に構成され、周面には回転軸方向に羽根が設けられているものであり、回転軸と交わる方向に空気流を生成する。このクロスフローファン28は、室内機2内に設けられるファンモータ29によって回転駆動される。室内機2の詳細な構成については後に説明する。
室外機3には、圧縮機32と、圧縮機32の吐出側に接続される四路切換弁33と、圧縮機32の吸入側に接続されるアキュムレータ31と、四路切換弁33に接続された室外熱交換器30と、室外熱交換器30に接続された電動膨張弁34とが設けられている。電動膨張弁34は、フィルタ35および液閉鎖弁36を介して配管41に接続されており、この配管41を介して室内熱交換器20の一端と接続される。また、四路切換弁33は、ガス閉鎖弁37を介して配管42に接続されており、この配管42を介して室内熱交換器20の他端と接続されている。この配管41,42は、図1の冷媒配管4に相当する。また、室外機3には、室外熱交換器30での熱交換後の空気を外部に排出するためのプロペラファン38が設けられている。このプロペラファン38は、ファンモータ39によって回転駆動される。
〔室内機の構成〕
(室内機の全体構成)
室内機2は、図1に示すように、正面視に置いて横方向に長い室内機ケーシング27を備えており、前述した室内熱交換器20やクロスフローファン28は、室内機2の室内機ケーシング27内に収容されている。
(室内機ケーシング)
図3に室内機2の側面断面図を示す。
室内機ケーシング27は、前面パネル27aと底フレーム27bとにより構成されている。
前面パネル27aは、上面60、下面62、前面65及び側面66,67(図1参照)によって構成されている。上面60は、室内熱交換器20の上方を覆っており、複数のスリット状の開口からなる吸込み口61が設けられている。下面62は、室内熱交換器20及びクロスフローファン28の下方を覆っており、室内機2の長手方向に沿う開口からなる吹出し口63が設けられている。また、吹出し口63には、室内へと吹出す空気が案内される水平フラップ64が設けられている。この水平フラップ64は、室内機2の長手方向に平行な軸を中心に回動自在に設けられている。水平フラップ64は、フラップモータ(図示せず)によって回動することにより、吹出し口63の開閉を行うことができる。前面65は、概ね平坦に形成されており、室内熱交換器20の前方を覆っている。側面66,67は、図1に示すように、室内熱交換器20の側方を覆っている。側面66,67には、左側面66と右側面67とがあり、左側面66は正面視において室内熱交換器20の左側方、右側面67は室内熱交換器20の右側方に配置されている。
底フレーム27bは、室内機2の背面を構成しており、室内熱交換器20の後方を覆っている。
また、室内熱交換器20の下方には、熱交換時に室内熱交換器の表面に発生する水滴を受け取るためのドレンパン68が設けられている。このドレンパン68には、受け取った水滴を外部に排出するためのドレンホース(図示せず)が取り付けられている。冷房運転時には、室内熱交換器20は蒸発側熱交換器として作用するため、室内熱交換器20と接触する空気中に含まれる水分が凝縮して水滴となって滴下する。ドレンパン68は、このような水滴を受け取ってドレンホースによって排水するように構成されている。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
(熱交換器の構造)
本発明の第1実施形態の熱交換器20の正面図を図4の(a)、側面図を図4の(b)に示す。熱交換器20は、矩形平板状の外観形状を有するフィンチューブ型の熱交換器である。熱交換器20は、複数の伝熱管21、複数の第1フィン22、第2フィン23、前管板24、後管板25から構成される。複数の伝熱管21(本実施形態では、7つ)は、ヘアピン形状で略平行に配置されている。そして、伝熱管21のヘアピン部21aから、後管板25、複数の第1フィン22、前管板24、第2フィン23が順に配置されている。また、複数の第1フィン22は伝熱管21が板厚方向に貫通する孔を有し板厚方向に所定の間隔を空けて配置され、第2フィン23は伝熱管21のヘアピン部の反対側の管端部21b(直管部)に第1フィン22と略平行に配置される。そして、複数の伝熱管21のヘアピン部21aの反対側の各管端部21bは、それぞれ、U字管26によって連結されている。U字管26は、伝熱管21の管内径とほぼ同じ管内径を有しており、伝熱管21の管端部21bからさらに外方に突出するように配置されている。
次に、第2フィン23について図5〜図7を用いて詳述する。図5は第2フィンの立面図である。図6は第2フィン23の側面図である。図7は図5,図6における第2フィンの変形例の側面図である。第2フィン23は、第1部材51と第2部材52と第1部材と第2部材とを接続する接続金具53aとヒンジ構造53bとから構成される。第1部材51と第2部材52とは、複数のフィンで構成されている。また、第2フィンは、第1部材51と第2部材52とが複数の伝熱管21を挟持し、接続金具53aとヒンジ構造53bにより第1部材51と第2部材52との両端を接続される。第1部材51と第2部材52とは、伝熱管21を把持するための切り欠き部54,55を有する(図5,図6参照)。この切り欠き部54,55は、第1部材51と第2部材52とが伝熱管21を挟み込むように組み合わせると、ちょうど伝熱管21の側面に接するような形態になる。なお、図6では、切り欠き部54と切り欠き部55とを組み合わせた形状は円になるが、この切り欠き部54と切り欠き部55を組み合わせた形状は円に限らず、例えば、四角形、楕円形等であっても良い。また、第2フィン23は、図7のように、第1部材51aのみに切り欠き部54aが存在する形態であっても良い。この場合に、切り欠き部54aは、第1部材51aと第2部材52aとが伝熱管21を挟み込むことができるように、円形ではなく四角形と半円を組み合わせた形状となっている。この場合においても、切り欠き部54aは図7のような形状に限らず、四角形であっても良いし、多角形と円または楕円等とを組み合わせた形状であっても良い。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態の熱交換器70は、基本的には第1実施形態の熱交換器20と同じであり、伝熱管が2列の熱交換器(いわゆる2列熱交換器)であることのみが異なる。以下、第1実施形態の熱交換器20との相違点について図面に基づいて説明する。
(2列熱交換器の構造)
本発明の第2実施形態の熱交換器70の正面図を図8の(a)、側面図を図8の(b)に示す。熱交換器70は、矩形平板状の外観形状を有するフィンチューブ型の熱交換器である。熱交換器70は、複数の伝熱管71、複数の第1フィン72、第2フィン73,73a,73b,73c,73d,73e、前管板74、後管板75から構成される(第2フィン73,73a〜73eについては図9〜図15参照)。複数の伝熱管71(本実施形態では、14つ)は、ヘアピン形状で略平行に配置されている。そして、伝熱管71のヘアピン部71aから、後管板75、複数の第1フィン72、前管板74、第2フィン73が順に配置されている。また、複数の第1フィン72は伝熱管71が板厚方向に貫通する孔を有し板厚方向に所定の間隔を空けて配置され、第2フィン73は伝熱管71のヘアピン部71aの反対側の管端部71b(直管部)に第1フィン72と略平行に配置される。そして、各管端部71bは、それぞれ、U字管76によって連結されている。U字管76は、伝熱管71の管内径とほぼ同じ管内径を有しており、伝熱管71の管端部71bからさらに外方に突出するように配置されている。また、伝熱管71は2列に分かれて配置されている。すなわち、この熱交換器70は、軸断面の中心において第1直線L1上に等間隔に並ぶように配置された複数の伝熱管71cを有する第1列伝熱管群G1と、軸断面の中心において第2直線L2上に等間隔に並ぶように配置された複数の伝熱管71dを有する第2列伝熱管群G2とを備える(図8の(b)参照)。
次に、第2フィン73,73a,73b,73c,73d,73eについて図9〜図15を用いて詳述する。図9は第2フィン73の立面図である。図10は第2フィン73の側面図である。図11〜図15は第2フィン73の変形例における側面図である。第2フィン73は、第1部材81と第2部材82と第3部材83とこれら3つの部材を接続する接続金具84aとヒンジ構造84bとから構成される。第1部材81と第2部材82と第3部材83とは、複数のフィンで構成されている。また、第2フィンは、第1部材81と第2部材82とが第1列伝熱管群G1を挟持し、第2部材82と第3部材83とが第2列伝熱管群G2を挟持する。そして、第2フィンは、接続金具84aとヒンジ構造84bにより第1部材と第2部材と第3部材との両端を接続される。また、第1部材81と第2部材82と第3部材83とは、伝熱管71を把持するための切り欠き部85〜88を有する(図9,図10参照)。この切り欠き部85〜88は、第1部材81と第2部材82とが第1列伝熱管群G1を、第2部材82と第3部材83とが第2列伝熱管群G2を挟み込むように組み合わせると、ちょうど伝熱管71の側面に接するような形態となる。なお、図10では、切り欠き部85〜88の形状を円としているが、円に限らず、例えば、四角形、楕円形等であっても良い。また、第2フィン73は、図11〜図15に示すような変形例であっても構わない。
以下に、第2フィン73の変形例について説明する。図11の変形例における第2フィン73aは、第1列伝熱管群G1を把持するための切り欠き部85aが第1部材81aのみに存在し、第2列伝熱管群G2を把持するための切り欠き部86a,87aが第2部材82aと第3部材83aとに存在する形態である。図12の変形例における第2フィン73bは、第1列伝熱管群G1を把持するための切り欠き部85bが第2部材82bのみに存在し、第2列伝熱管群G2を把持するための切り欠き部86b,87bが第2部材82bと第3部材83bとに存在する形態である。図13の変形例における第2フィン73cは、第1列伝熱管群G1を把持するための切り欠き部85cが第2部材82cのみに存在し、第2列伝熱管群G2を把持するための切り欠き部85cが第3部材83cのみに存在する形態である。図14の変形例における第2フィン73dは、第1列伝熱管群G1を把持するための切り欠き部85dが第1部材81dのみに存在し、第2列伝熱管群G2を把持するための切り欠き部86dが第3部材83dのみに存在する形態である。図15の変形例における第2フィン73eは、第1列伝熱管群G1と第2列伝熱管群G2とを把持するための切り欠き部85e,86eが第2部材82eのみに存在する形態である。
<特徴>
(1)
従来の熱交換器の製造過程において、伝熱管を複数のフィンに貫通させて、伝熱管端部を把持しつつ拡管を行う。この過程で、伝熱管の管端部に伝熱フィンを取り付けることができない伝熱管がむき出しになっている部分が生じる。この熱交換器では、伝熱管がむき出しになっている部分を複数のフィンと略平行の向きに第2フィンを挟み込ませる。これにより、従来は性能に寄与する熱交換を行っていない伝熱管の管端部を有効利用することができる。したがって、熱交換器全体としての有効長を増やすことができ、第2フィンの部分までもファン等による流体流路の幅の中に入ることで熱交換の性能の向上を図ることができる。また、従来と同一性能の熱交換器においては、伝熱管の長手方向の寸法を小さくできるため、熱交換器をコンパクトにすることができ、製品の小型化を図ることができる。
(2)
この熱交換器では、第2フィンにおいて、複数の伝熱管を把持するための複数の切り欠き部を有する。したがって、第2フィンは複数の伝熱管と接する面積を広く設けることができる。このため、複数の伝熱管と第2フィンとの熱伝導性を大きくすることができ、熱交換器の性能向上を図ることができる。
(3)
この熱交換器では、第2フィンは接続部材を有し、接続部材は第2フィンの構成部材を接続する。したがって、第2フィンを複数の伝熱管にしっかりと固定することができ、第2フィンを複数の伝熱管に密着させることができる。これにより、複数の伝熱管と第2フィンとの熱伝導性を大きくすることができ、熱交換器の性能向上を図ることができる。
(4)
この熱交換器では、第2フィンは複数枚である。これにより、第2フィンは複数の伝熱管と接する面積を広く設けることができ、また、ファン等による流体の流れと接触する面積が広くなる。このため、第2フィンと複数の伝熱管と熱伝導性および第2フィンと流体との熱伝導性を大きくすることができ、熱交換器の性能向上を図ることができる。
(5)
この熱交換器では、第2フィンは、複数の伝熱管の直管部を挟持する。これにより、第2フィンの形状を単純化することができる。したがって、第2フィンの生産コストを抑えることができる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態に係る熱交換器では、空気調和装置1の室内機2に収容される室内熱交換器20に本発明が採用されているが、室外機3に収容される室外熱交換器30に採用されてもよい。さらに、フィンチューブ型の熱交換器であれば、空気調和装置に利用される熱交換器に限らず、広く熱交換器全般に対して適用可能である。この場合、熱交換の対象は空気以外の流体であっても良い。
(B)
先の実施の形態に係る熱交換器では、側面図において伝熱フィンはほぼ直線上に形成され、大小複数の熱交換器を組み合わせて屈曲させているが、この熱交換器を一繋がりに屈曲させたものであっても良い。
(C)
先の実施の形態に係る熱交換器では、第2フィンは第1部材と第2部材と(あるいは第1部材と第2部材と第3部材と)が一端をヒンジ構造にして他端を接続金具で接続されたが、接続手段はこれに限らず、その両端を接続金具により接続しても良いし、溶接、ろう付、ねじ、リベット、板曲げ等で接続しても良い。
(D)
先の実施の形態に係る熱交換器では、第2フィンの構成部材である第1部材と第2部材と(あるいは第1部材と第2部材と第3部材と)は複数枚のフィンで形成されているが、1枚であっても良い。
(E)
先の実施の形態に係る熱交換器では、第2フィンは複数の伝熱管のヘアピン部の反対側の各管端部(直管部)に配置されているが、直管部に限らずU字管の部分に配置されていても構わない。
(F)
先の実施の形態に係る熱交換器では、複数の伝熱管はその軸断面の中心において直線上に並ぶように配置されているが、直線上に限らず曲線状に配置されていても良いし、折れ線上に配置されていても良い。特に、第2実施形態においては、第1列伝熱管群の並ぶ第1直線と第2列伝熱管群が並ぶ第2直線L2とが互いに平行に配置されている(図8の(b)参照)が、必ずしも平行に配置されてなくとも良い。
本発明に係る熱交換器および熱交換器の伝熱フィンは、熱交換器全体の有効長を増加させ熱効率を高めることができ、フィンチューブ型の熱交換器およびフィンチューブ型の熱交換器の伝熱フィンとして有用である。
本発明の一実施例に係る空気調和装置の外観図。 空気調和装置の冷媒回路の概略図。 空気調和装置の室内機の側面断面図。 本発明の第1実施例の形態に係る熱交換器の正面図(a)および側面図(b)。 本発明の第1実施例の形態に係る熱交換器における第2フィンの立面図。 本発明の第1実施例の形態に係る熱交換器における第2フィンの側面図。 本発明の第1実施例の形態に係る熱交換器における第2フィンの側面図(変形例)。 本発明の第2実施例の形態に係る熱交換器の正面図(a)および側面図(b)。 本発明の第2実施例の形態に係る熱交換器における第2フィンの立面図。 本発明の第2実施例の形態に係る熱交換器における第2フィンの側面図。 本発明の第2実施例の形態に係る熱交換器における第2フィンの側面図(第1変形例)。 本発明の第2実施例の形態に係る熱交換器における第2フィンの側面図(第2変形例)。 本発明の第2実施例の形態に係る熱交換器における第2フィンの側面図(第3変形例)。 本発明の第2実施例の形態に係る熱交換器における第2フィンの側面図(第4変形例)。 本発明の第2実施例の形態に係る熱交換器における第2フィンの側面図(第5変形例)。
符号の説明
1 空気調和装置
2 室内機
20,70 室内熱交換器
21,71 伝熱管
22,72 第1フィン
23,23a 第2フィン(第1実施例)
73,73a〜73e 第2フィン(第2実施例)
24 クロスフローファン
3 室外機
30 室外熱交換器

Claims (10)

  1. 複数の伝熱管(21)と、
    複数の孔が設けられ、複数の前記伝熱管(21)に複数の前記孔を貫通され、拡管された複数の前記伝熱管(21)と固定されている複数の第1フィン(22)と、
    複数の前記伝熱管(21)と接する第1部材(51)と、複数の前記伝熱管(21)と接し前記第1部材(51)とともに複数の前記伝熱管(21)を挟持する第2部材(52)とから構成され、複数の前記第1フィン(22)と略平行に配置される第2フィン(23,23a)と、
    を備えた、
    熱交換器(20)。
  2. 前記第2フィン(23)は、前記第1部材(51)あるいは前記第2部材(52)の少なくとも一方における複数の前記伝熱管(21)と接する側に、複数の前記伝熱管(22)を把持するための複数の切り欠き部(54,55)を有する、
    請求項1に記載の熱交換器(20)。
  3. 前記第2フィン(23)は、前記第1部材(51)と前記第2部材(52)とを接続する接続部材(53a,53b)を有する、
    請求項1または2に記載の熱交換器(20)。
  4. 前記第2フィン(23)は複数枚である、
    請求項1から3のいずれかに記載の熱交換器(20)
  5. 前記第2フィン(23)は前記伝熱管(21)の直管部を挟持する、
    請求項1から4のいずれかに記載の熱交換器(20)
  6. 平面上に存在する第1線(L1)上に軸断面の中心が並ぶように配置された複数の第1伝熱管(71a)を有する第1列伝熱管群(G1)と、
    前記平面上に存在し前記第1線と交差しない第2線(L2)上に軸断面の中心が並ぶように配置された複数の第2伝熱管(71b)を有する第2列伝熱管群(G2)と、
    複数の孔が設けられ、前記第1列伝熱管群(G1)および前記第2列伝熱管群(G2)に複数の前記孔を貫通され、拡管された前記第1列伝熱管群(G1)および前記第2列伝熱管群(G2)と固定されている複数の第1フィン(72)と、
    前記第1列伝熱管群(G1)と接する第1部材(81,81a,81b,81c,81d,81e)と、前記第1列伝熱管群(G1)と前記第2列伝熱管群(G2)とに挟まれ前記第1列伝熱管群(G1)と前記第2列伝熱管群(G2)とに接する第2部材(82,82a,82b,82c,82d,82e)と、前記第2列伝熱管群(G2)と接する第3部材(83,83a,83b,83c,83d,83e)とから構成され、複数の前記第1フィン(72)と略平行に配置され、前記第1部材(81,81a,81b,81c,81d,81e)と前記第2部材(82,82a,82b,82c,82d,82e)とで前記第1列伝熱管群(G2)を挟持し、前記第2部材(82,82a,82b,82c,82d,82e)と前記第3部材(83,83a,83b,83c,83d,83e)とで前記第2列伝熱管群(G2)を挟持する第2フィン(73,73a,73b,73c,73d,73e)と、
    を備えた、
    熱交換器(70)。
  7. 前記第2フィン(73,73a,73b,73c,73d,73e)は、前記第1部材(81,81a,81b,81c,81d,81e)あるいは前記第2部材(82,82a,82b,82c,82d,82e)の少なくとも一方における前記第1列伝熱管群(G1)と接する側に前記第1列伝熱管群(G1)を把持するための複数の切り欠き部(85,86,85a,85b,85c,85d,85e)と、前記第2部材(82,82a,82b,82c,82d,82e)あるいは前記第3部材(83,83a,83b,83c,83d,83e)の少なくとも一方における前記第2列伝熱管群(G2)と接する側に前記第2列伝熱管群(G2)を把持するための複数の切り欠き部(87,88,86a,87a,86b,87b,86c,86d,86e)とを有する、
    請求項6に記載の熱交換器(70)。
  8. 前記第2フィン(73,73a,73b,73c,73d,73e)は、前記第1部材(81,81a,81b,81c,81d,81e)と、前記第2部材(82,82a,82b,82c,82d,82e)と、前記第3部材(83,83a,83b,83c,83d,83e)との少なくとも2つ以上の部材を接続する接続部材(84a,84b)を有する、
    請求項6または7に記載の熱交換器(70)。
  9. 複数の伝熱管(21)と、複数の孔が設けられ複数の前記伝熱管(21)に複数の前記孔を貫通され、拡管された複数の前記伝熱管(21)と固定されている複数の第1フィン(22)とを有する熱交換器(20)において、前記第1フィン(22)とは別に複数の前記伝熱管(21)に装着される伝熱フィンであって、
    複数の前記伝熱管(21)と接する第1部材(51,51a)と、
    複数の前記伝熱管(21)と接し、前記第1部材とともに複数の前記伝熱管(21)を挟持する第2部材(52,52a)と、
    を備え、
    前記第1部材と前記第2部材とは、複数の前記第1フィン(22)と略平行に配置される、
    伝熱フィン(23,23a)。
  10. 平面上に存在する第1線(L1)上に軸断面の中心が並ぶように配置された複数の第1伝熱管(71a)を有する第1列伝熱管群(G1)と、
    前記平面上に存在し前記第1線(L1)と交差しない第2線(L2)上に軸断面の中心が並ぶように配置された複数の第2伝熱管(71b)を有する第2列伝熱管群(G2)と、
    複数の孔が設けられ、前記第1列伝熱管群(G1)および前記第2列伝熱管群(G2)に複数の前記孔を貫通され、前記第1列伝熱管群(G2)と前記第2列伝熱管群(G2)とが拡管されることで前記第1列伝熱管群(G1)および前記第2列伝熱管群(G2)と固定される複数の第1フィン(72)と、
    を有する熱交換器(70)において、前記第1フィン(72)とは別に複数の前記第1伝熱管(71a)と複数の前記第2伝熱管(71b)とに装着される伝熱フィンであって、
    前記第1列伝熱管群(G1)と接する第1部材(81,81a,81b,81c,81d,81e)と、
    前記第1列伝熱管群(G1)と前記第2列伝熱管群(G2)とに挟まれて、前記第1列伝熱管群(G1)と前記第2列伝熱管群(G2)とに接する第2部材(82,82a,82b,82c,82d,82e)と、
    前記第2列伝熱管群(G2)と接する第3部材(83,83a,83b,83c,83d,533e)と、
    を備え、
    前記第1部材と前記第2部材と前記第3部材とは、複数の前記第1フィン(52)と略平行に配置され、前記第1部材と前記第2部材とで前記第1列伝熱管群(G1)を挟持し、前記第2部材と前記第3部材とで前記第2列伝熱管群(G2)を挟持する、
    伝熱フィン(73,73a,73b,73c,73d,73e)。
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