JP2007147116A - 間接気化冷却エレメント、空調装置及び建物 - Google Patents

間接気化冷却エレメント、空調装置及び建物 Download PDF

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三仁 小池
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敏也 石田
Takumi Harigai
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Abstract

【課題】流量を調整可能な間接気化冷却エレメントを提供する。
【解決手段】間接気化冷却エレメント1Aは、第2の流路形成部材11に導風板14Aが取り付けられる。導風板14Aは、PA出口21bと連通した通風孔14nと、第2の流路形成部材11に係止される係止部材14pと、積層される第2の流路形成部材11との間隔を規制するガイド部材14mを備え、通風孔14の径等によってプロダクトエアとワーキングエアの流量を調整すると共に、積層される第2の流量調整部材11の間隔を一定に保つ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水の気化熱を利用して冷却された空気との熱交換で、空気の温度を下げる間接気化冷却エレメント及び間接気化冷却エレメントを備えた空調装置及び建物に関する。
従来より、建物を冷房する空調装置が提案されているが、水の気化熱を利用して空気を冷却する間接気化冷却エレメントを備えた空調装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
間接気化冷却エレメントは、熱交換隔壁で仕切られた流路間で顕熱(温度)交換を行う構成で、一方の流路で水の気化熱を利用して空気を冷却すると共に、他方の流路との間で冷熱の授受を行い、他方の流路を通る空気を冷却して、室内等に供給するものである。
特開2004−190907号公報
間接気化冷却エレメントは、水の気化熱を利用して冷却される空気であるワーキングエアと、ワーキングエアとの熱交換で冷却される空気であるプロダクトエアの流量のバランス等で冷却性能が決定される。
しかし、ワーキングエアが通る流路及びプロダクトエアが通る流路の幅が一般的に狭く、十分に空気を送ることができないので、必要とされる冷却能力が得られないという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、流量の確保が可能な間接気化冷却エレメントと、この間接気化冷却エレメントを備えた空調装置及び建物を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る間接気化冷却エレメントは、水分が浸透する湿潤部材を有し、水の気化熱で冷却される第1エアが流れる第1エア流路を形成する第1の流路形成部材と、熱を伝導すると共に水分を遮蔽する熱交換部材を介して第1の流路形成部材と積層され、第1エア流路を流れる第1エアとの間で熱交換が行われる第2エアが流れる第2エア流路を形成する第2の流路形成部材と、熱交換部材を介して第1の流路形成部材と第2の流路形成部材を積層して構成されるエレメント構造体を収容する収容部と、第2エア流路の出口側もしくは入口側の少なくとも一方に取り付けられ、第2エア流路と連通した通風孔及び第1の流路形成部材と第2の流路形成部材のガイド部材を有した導風部材とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る間接気化冷却エレメントでは、熱交換部材を介して第1の流路形成部材と第2の流路形成部材を積層して構成されたエレメント構造体が、収容部に収容され、導風部材のガイド部材によって形状が保持される。
また、導風部材の通風孔の大きさ等によって、第1エアと第2エアの流量が調整される。
本発明に係る空調装置は、水の気化熱で第1エアを冷却し、第1エアとの熱交換で第2エアを冷却する間接気化冷却エレメントと、間接気化冷却エレメントに空気を送り、少なくとも室内に給気する送風手段とを備えた空調装置において、間接気化冷却エレメントは、水分が浸透する湿潤部材を有し、水の気化熱で冷却される第1エアが流れる第1エア流路を形成する第1の流路形成部材と、熱を伝導すると共に水分を遮蔽する熱交換部材を介して第1の流路形成部材と積層され、第1エア流路を流れる第1エアとの間で熱交換が行われる第2エアが流れる第2エア流路を形成する第2の流路形成部材と、熱交換部材を介して第1の流路形成部材と第2の流路形成部材を積層して構成されるエレメント構造体を収容する収容部と、第2エア流路の出口側もしくは入口側の少なくとも一方に取り付けられ、第2エア流路と連通した通風孔及び第1の流路形成部材及び第2の流路形成部材のガイド部材を有した導風部材とを備えたことを特徴とする。
本発明の空調装置では、間接気化冷却エレメントにおいて第1エアとの間で熱交換されて冷却された第2エアが、室内に給気される。
本発明に係る建物は、上述した間接気化冷却エレメントを有する空調装置を備えたことを特徴とする。
本発明の建物では、空調装置において間接気化冷却エレメントにより第1エアとの間で熱交換されて冷却された第2エアが、室内に給気される。
本発明の間接気化冷却エレメントによれば、導風部材によって第1エアの流量と第2エアの流量を調整でき、第2エアを所望の温度にするために必要な第1エアの流量を確保することができる。
また、第1の流路形成部材を挟み込む第2の流路形成部材の間隔を、ガイド部材で所定の寸法に保つことができるので、第1の流路形成部材の潰れ等を防ぐことができる。
本発明の空調装置によれば、上述した間接気化冷却エレメントを備えることで、冷却性能を安定かつ向上させることができる。
本発明の建物によれば、上述した空調装置を備えることで、快適な住空間を長期間にわたって維持することができる。
以下、図面を参照して本発明の間接気化冷却エレメント、空調装置及び建物の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態の間接気化冷却エレメントの構成例>
図1は第1の実施の形態の間接気化冷却エレメントの一例を示す構成図で、図1(a)は第1の実施の形態の間接気化冷却エレメント1Aの外観斜視図、図1(b)は間接気化冷却エレメント1Aの導風板を外した状態の分解斜視図である。また、図2は第1の実施の形態の間接気化冷却エレメント1Aの要部分解斜視図である。
第1の実施の形態の間接気化冷却エレメント1Aは、水の気化熱で冷却される第1エアであるワーキングエアWAが通る第1の流路形成部材10aと、ワーキングエアWAとの間の顕熱交換で冷却される第2エアであるプロダクトエアPAが通る第2の流路形成部材11と、第1の流路形成部材10aと第2の流路形成部材11を交互に積層して構成されたエレメント構造体12Aを収容して、形状を保持する収納ケース13Aと、第1の流路形成部材10a及び第2の流路形成部材11のガイド部材14mを有した導風板14Aとを備え、ワーキングエアWAとして、プロダクトエアPAの一部を利用する構成である。
図3はエレメント構造体12Aの要部斜視図で、以下、エレメント構造体12Aの構成について説明すると、エレメント構造体12Aは、第1の流路形成部材10aと第2の流路形成部材11が、熱交換部材の一例である熱交換隔壁15aを介して積層される。
エレメント構造体12Aは、第1の流路形成部材10aによってワーキングエア流路16aが形成されるウエットセル17aと、第2の流路形成部材11によってプロダクトエア流路16dが形成されるドライセル17dを備え、ウエットセル17aとドライセル17dが、熱交換隔壁15aを挟んで交互に配置される。
図4は熱交換隔壁15aと第1の流路形成部材10a及び第2の流路形成部材11の一例を示す構成図である。
第1の流路形成部材10aは、紙、不織布、布等の吸水素材で形成されたフルートと称される波型形状を有した部材で構成されることで、湿潤部材を有した構成となっている。
第2の流路形成部材11は、金属、樹脂等で形成されたライナーと称される板状部材で熱交換隔壁15aを構成し、金属、樹脂等で形成されたフルートを、熱交換隔壁15aで挟み込んで、一体成形や接着、材質が金属の場合は溶接等で一体とした構成である。
次に、図2,図3等を参照してウエットセル7aとドライセル7dの構成について説明する。
ウエットセル7aは、第1の流路形成部材10aの波型形状で仕切られて複数のワーキングエア流路16aが形成された熱交換部20aと、ワーキングエアWAの流れる方向に沿って熱交換部20aの前後に形成されたWA取入口20b及びWA排出部20cを備える。
また、ドライセル17dは、第2の流路形成部材11の波型形状で仕切られて複数のプロダクトエア流路16dを備える。そして、ウエットセル17aとドライセル17dでは、熱交換部20aにおけるワーキングエア流路16aと、プロダクトエア流路16dが略平行となる向きで、第1の流路形成部材10aと第2の流路形成部材11が熱交換隔壁15aを挟んで積層される。
なお、略平行とは、ワーキングエア流路16aとプロダクトエア流路16dが数度程度傾斜しているような状態も含むものである。
これにより、エレメント構造体12Aは、プロダクトエア流路16dを通るプロダクトエアPAの流れに沿った前面に、プロダクトエア流路16dと連通したPA入口21aが形成され、プロダクトエアPAの流れに沿った後面に、プロダクトエア流路16dと連通したPA出口21bが形成される。
また、エレメント構造体12Aは、プロダクトエアPAとワーキングエアWAが対向流であるので、PA出口21bの形成面に、ワーキングエア流路16aと連通して上述したWA取入口20bが形成され、PA入口21a側の上面に、WA排出部20cを介してワーキングエア流路16aと連通したWA出口20dが形成される。
WA取入口20bは、第1の流路形成部材10aを第2の流路形成部材11のPA出口21bまで延在させることで、ワーキングエア流路16aとPA出口21bを連通させている。
これにより、エレメント構造体12Aは、プロダクトエア流路16dを通り、PA出口21bから吹き出したプロダクトエアPAの一部が、WA取入口20bからワーキングエア流路16aへ導入される戻り流路16rが形成される。
WA排出部20cは、第1の流路形成部材10aを、第2の流路形成部材11に対して所定のワーキングエア流量が得られるように長さを短く構成して、WA出口20dから各ワーキングエア流路16aへと上下に連通した流路が形成される。
上述したウエットセル17aを構成する第1の流路形成部材10aと、ドライセル17dを構成する第2の流路形成部材11を積層した直方体形状のエレメント構造体12Aは、収納ケース13Aで一体に保持される。
次に、図1等を参照して収納ケース13Aの構成について説明すると、収納ケース13Aは収納部の一例で、金属や樹脂等で構成され、エレメント構造体12Aが収納される空間が形成された直方体形状である。収納ケース13Aは、第2の流路形成部材11と同等の長さを有し、プロダクトエアPAの流れに沿った後面側であるプロダクトエアPAの出口側に開口部22aが形成され、図示しないが、前面側であるプロダクトエアPAの入口側にも同様に開口部が形成される。
また、収納ケース13Aは、エレメント構造体12AのWA出口20dと連通する一端側の上面を開口させて、ワーキングエア排気口24aが形成される。なお、収納ケース13Aは、下面を開口させて図示しない給水口が形成される。
導風板14Aは導風部材の一例で、第1の流路形成部材10aと第2の流路形成部材11の幅に応じた所定の幅を有した板状部材で、第2の流路形成部材11によって形成されるプロダクトエア流路16dのPA出口21bと連通する複数の通風孔14nを備える。
導風板14Aの幅は、第1の流路形成部材10aと第2の流路形成部材11を積層した幅と略同じで、導風板14Aの高さは、第2の流路形成部材11の高さと略同じである。
導風板14Aは、上端及び下端に係止部材14pを備え、係止部14pの左右両側にガイド部材14mを備える。係止部材14pは、第2の流路形成部材11の上端及び下端に係止される鉤型形状を有し、第2の流路形成部材11の上端及び下端には、例えば、係止部材14pが係止される切り欠き11aが形成されている。
ガイド部材14mは、導風板14Aを係止部材14pで第2の流路形成部材11に取り付けると、第2の流路形成部材11の両面から突出した形態となる。ガイド部材14mの高さは、第1の流路形成部材10aの幅の略半分と同等である。
図5は積層された第1の流路形成部材10aと第2の流路形成部材11の要部構成を示す説明図である。導風板14Aが取り付けられた第2の流路形成部材11を積層すると、導風板14Aに形成されたガイド部材14mは、第1の流路形成部材10aの幅の略半分の高さを有するので、積層される第2の流路形成部材11の間には、ガイド部材14mによって第1の流路形成部材10aと略同等の幅が形成される。
これにより、第2の流路形成部材11に導風板14Aを取り付けると共に、所定の枚数の第1の流路形成部材10aと第2の流路形成部材11を交互に積層して構成されたエレメント構造体12Aを収納ケース13Aに収納すると、プロダクトエアPAの出口側では、導風板14Aの通風孔14nとエレメント構造体12AのPA出口21bが連通して、プロダクトエア流路16dが形成される。また、通風孔14nの径等に応じて流量が規定される戻り流路16rが形成される。
そして、エレメント構造体12Aの4側面を、収納ケース13Aで押さえることで、エレメント構造体12Aの形状が保持される。
なお、導風板14Aが取り付けられた第2の流路形成部材11と第1の流路形成部材10aを交互に積層すると、積層される第2の流路形成部材11の間には、ガイド部材14mによって第1の流路形成部材10aと略同等の幅が形成され、第1の流路形成部材10aが押し潰されることを防いでいる。
<間接気化冷却エレメントの冷却原理>
図6は間接気化冷却エレメント1Aの冷却原理を示す説明図で、次に、間接気化冷却エレメント1Aにおける冷却原理について説明する。ここで、図6(a)は、ワーキングエアWAとプロダクトエアPAとの間の熱交換原理を示す説明図、図6(b)は、入力されたプロダクトエアPAの温度及び湿度と、出力されるプロダクトエアPAの温度及び湿度の関係の一例を示す説明図である。
間接気化冷却エレメント1Aにおいて、ワーキングエア流路16aに面した第1の流路形成部材10aは、図示しない散水ノズルや給水槽等によって水が供給される。これにより、ワーキングエア流路16aを通るワーキングエアWAと第1の流路形成部材10aとの温湿度差によって水分が気化し、ワーキングエアWAが冷却される。
ワーキングエアWAが冷却されると、ワーキングエア流路16aと熱交換隔壁15aで仕切られたプロダクトエア流路16dを通るプロダクトエアPAは、熱交換隔壁15aを通して冷熱Cを受けて冷却される。
ここで、熱交換隔壁15aは水分を通さないことから、プロダクトエアPAはプロダクトエア流路16aを通過しても絶対湿度が変化しない。なお、ワーキングエアWAは、ワーキングエア流路16aを通過すると高湿度になる。
一例として、プロダクトエアPA及びワーキングエアWAの入力温度が30℃、絶対湿度が10g/kg(DA:ドライエア)、相対湿度が約40%RHとした場合、プロダクトエアPAの出口温度は20℃と下がる。なお相対湿度は温度が下がるため約70%RHと上がるが、絶対湿度は10g/kg(DA)であり、変化しない。
そして、間接気化冷却エレメント1Aでは、ワーキングエアWAの流量、プロダクトエアPAの流量等を制御することで、プロダクトエアPAの出口温度が制御される。
例えば、ワーキングエアWAの流量を増加させると、プロダクトエアPAの出口温度が低下する。また、プロダクトエアPAの流量を低下させると、プロダクトエアPAの出口温度が低下する。
なお、間接気化冷却エレメント1Aの前段で、プロダクトエアPAとして取り込むエアの湿度を図示しない除湿手段で低下させ、プロダクトエアPA等の入口湿度を低下させることでも、プロダクトエアPAの出口温度を低下させることができる。
<導風板の変形例>
図7は第2の実施の形態の間接気化冷却エレメントの一例を示す構成図である。第2の実施の形態の間接気化冷却エレメント1Bに備えられる導風板14Bは、通風孔14n及び係止部材14pが形成された通風孔形成板部14rを備える。通風孔形成板部14rの幅は、第1の流路形成部材10aと第2の流路形成部材11を積層した幅と略同じで、通風孔形成板部14rの高さは、第2の流路形成部材11の高さと略同じである。
導風板14Bは、係止部材14pで第2の流路形成部材11に取り付けられると、通風孔形成板部14rが、第2の流路形成部材11の両面から突出した形態となり、通風孔形成板部14rが突出する幅は、第1の流路形成部材10aの幅の略半分と同等である。
これにより、導風板14Bが取り付けられた第2の流路形成部材11と第1の流路形成部材10aを交互に積層して、収納ケース13Bに収納すると、積層される第2の流路形成部材11の間には、通風孔形成板部14rによって第1の流路形成部材10aと略同等の幅が形成され、第1の流路形成部材10aが押し潰されることを防いでいる。
図8は第3の実施の形態の間接気化冷却エレメントの一例を示す構成図である。第3の実施の形態の間接気化冷却エレメント1Cに備えられる導風板14Cは、所定枚数の第1の流路形成部材10aと第2の流路形成部材11を交互に積層して形成されたエレメント構造体12Aの幅に応じた幅を有する。
導風板14Cの高さは、第2の流路形成部材11の高さと略同じで、導風板14Cの幅は、本例では収納ケース13Cの幅と略同じであり、収納ケース13Cの開口部22aを塞ぐ板状部材である。
導風板14Cは、図3等で説明したプロダクトエア流路16dを形成する第2の流路形成板11の配置に合わせて全面に複数の通風孔14nが形成される。
また、導風板14Cは、ワーキングエア流路16aを形成する第1の流路形成部材10aの配置に合わせた裏面に、複数のガイド部材14sを備える。ガイド部材14sの幅は、第1の流路形成部材10aの幅と略同等である。
更に、導風板14Cは、四隅にネジ13mを通す貫通孔が形成され、収納ケース13Cは、開口部22aの端面にネジ13mがねじ込まれるネジ穴12cが形成される。
これにより、所定の枚数の第1の流路形成部材10aと第2の流路形成部材11を交互に積層して構成されたエレメント構造体12Aを収納ケース13Cに収納し、開口部22aに導風板14Cをネジ13mで取り付けると、プロダクトエアPAの出口側では、導風板14Cの通風孔14nと図3等に示すエレメント構造体12AのPA出口21bが連通して、プロダクトエア流路16dが形成される。また、通風孔14nの径等に応じて流量が規定される戻り流路16rが形成される。
そして、エレメント構造体12Aの4側面を、収納ケース13Cで押さえることで、エレメント構造体12Aの形状が保持される。
なお、エレメント構造体2Aを収容した収納ケース13Cに導風板14Cが取り付けられると、積層される第2の流路形成部材11の間には、ガイド部材14sが挿入されて第1の流路形成部材10aと略同等の幅が形成され、第1の流路形成部材10aが押し潰されることを防いでいる。
図9は第4の実施の形態の間接気化冷却エレメントの一例を示す構成図である。第4の実施の形態の間接気化冷却エレメント1Dに備えられる導風板14Dは、所定枚数の第1の流路形成部材10aと第2の流路形成部材11を交互に積層して形成されたエレメント構造体12Aの幅に応じた幅を有する。
導風板14Dの高さは、第2の流路形成部材11の高さと略同じで、導風板14Dの幅は、本例では収納ケース13Dの幅と略同じであり、収納ケース13Dの開口部22aを塞ぐ板状部材である。
導風板14Dは、図3等で説明したプロダクトエア流路16dを形成する第2の流路形成板11の配置に合わせて全面に複数の通風孔14nが形成される。
また、導風板14Dは、四隅にネジ13mを通す貫通孔が形成され、収納ケース13Dは、開口部22aの端面にネジ13mがねじ込まれるネジ穴12cが形成される。
これにより、所定の枚数の第1の流路形成部材10aと第2の流路形成部材11を交互に積層して構成されたエレメント構造体12Aを収納ケース13Dに収納し、開口部22aに導風板14Dをネジ13mで取り付けると、プロダクトエアPAの出口側では、導風板14Dの通風孔14nと図3等に示すエレメント構造体12AのPA出口21bが連通して、プロダクトエア流路16dが形成される。また、通風孔14nの径等に応じて流量が規定される戻り流路16rが形成される。
そして、エレメント構造体12Aの4側面を、収納ケース13Dで押さえることで、エレメント構造体12Aの形状が保持される。
<各実施の形態の間接気化冷却エレメントの効果>
以上説明した各実施の形態の間接気化冷却エレメントでは、プロダクトエアPAの流量と、プロダクトエアPAの一部を戻したワーキングエアWAの流量を、導風板14によって調整でき、例えばプロダクトエアPAを所望の温度に冷却するために必要なワーキングエアの流量を確保することができる。
また、ワーキングエア流路16aを形成する第1の流路形成部材10aを挟み込む第2の流路形成部材11の間隔を、ガイド部材14m等で所定の寸法に保つことができるので、剛性の弱い素材で構成される第1の流路形成部材10aの潰れ等を防ぐことができる。
これにより、ワーキングエア流路16a及びプロダクトエア流路16dの流路寸法が安定し、流路の乱れや風量の増減が起こらず、圧力損失は常に一定となって、規定の風量及び冷却性能が得られる。
導風板14を個々の第2の流路形成部材11に取り付ける構成では、導風板14によって通風孔14nの径を変えることで、プロダクトエアPAの流量とワーキングエアWAの流量を、流路毎に調整することができる。これにより、後述する空調装置の設置時のダクトの圧損等で目的とする性能が得られない場合に、プロダクトエアPAとワーキングエアWAの流量を流路毎に微調整して、所期の性能が得られるようにすることができる。
これに対して、導風板14を一体とした構成では、導風板14の設置の手間を減らし、装置の簡素化を図ることができる。
なお、以上の説明では、間接気化冷却エレメント1において、プロダクトエアPAの出口側に導風板14を設置する例で説明したが、プロダクトエアPAの入口側にも導風板14を設置してもよい。
また、間接気化冷却エレメントにおいて、ワーキングエアWAとして、プロダクトエアPAの一部と、例えば室内からのエア等を混合して使用する構成でも良いし、ワーキングエアWAとして、プロダクトエアPAの一部を使用せずに、例えば室内からのエアのみを使用する構成でも良い。
<第1の実施の形態の空調換気装置の構成例>
図10は上述した間接気化冷却エレメントを備えた空調装置としての第1の実施の形態の空調換気装置の一例を示す構成図である。第1の実施の形態の空調換気装置61Aは、プロダクトエアPAの一部をワーキングエアWAとして使用する間接気化冷却エレメントを備えた構成で、給気ファン62及び排気ファン63と、第1の実施の形態の間接気化冷却エレメント1Aを有した間接気化冷却ユニット64Aを備える。
また、空調換気装置61Aは、屋外からの外気OA(OutsideAir)を吸い込む外気吸込口65と、給気SA(SupplyAir)を室内に吹き出す給気吹出口66を備える。更に、空調換気装置61Aは、室内からの還気RA(ReturnAir)を吸い込む還気吸込口67Aと、排気EA(ExhaustAir)を屋外に吹き出す排気吹出口68を備える。なお、各吹出口及び各吸込口は、例えば図示しないダクト等を介して室内及び屋外と接続される。
給気ファン62及び排気ファン63は送風手段を構成する例えばシロッコファンで、給気ファン62は、給気手段の一例として、外気吸込口65から間接気化冷却ユニット64Aを通り、給気吹出口66へ連通した給気流路69Aにおいて、給気吹出口66へ向かう空気の流れを生成する。
また、排気ファン63は、換気手段の一例として、間接気化冷却ユニット64Aから排気吹出口68へ連通した第1の排気流路70Aと、還気吸込口67Aから排気吹出口68へ連通した第2の排気流路71Aにおいて、排気吹出口68へ向かう空気の流れを生成する。
間接気化冷却ユニット64Aは、間接気化冷却エレメント1Aに給水を行う給排水装置72Aを備える。給排水装置72Aは、間接気化冷却エレメント1Aの下側に配置される給水トレイ73と、給水トレイ73に給水を行う給水口73aと、給水トレイ73の排水を行う排水口73bを備える。
給排水装置72Aは、例えば電磁弁で構成される図示しない給水バルブと排水バルブを備えて、給水トレイ73に対する給排水制御が行われる。なお、排水口73bとしては、図示しない排水バルブによって、給水トレイ73の水を全て排水するものと、一定量以上の水を排水するものの2組を備えると良い。
ここで、間接気化冷却ユニット64Aに、第1の実施の形態の間接気化冷却エレメント1Aを備えた構成では、図3等で説明した第1の流路形成部材10aに対して給水が行われる。
なお、間接気化冷却エレメント1Aに水を供給する構成としては、上述した例に限るものではなく、例えば、図示しない給排水装置で間接気化冷却エレメント1Aの上側から水を滴下または散水し、間接気化冷却エレメント1Aの下側に備えたドレンパンで水を受ける構成としても良い。
給気流路69Aは、外気吸込口65から給気ファン62及び間接気化冷却エレメント1Aのプロダクトエア流路16dを通り、給気吹出口66へ連通する。
第1の排気流路70Aは、還気吸込口67Aから間接気化冷却エレメント1Aの戻り流路16r,ワーキングエア流路16a及び排気ファン63を通り、排気吹出口68へ連通する。
第2の排気流路71Aは、還気吸込口67Aから排気ファン63を通り、排気吹出口68へ連通する。なお、給気流路69Aと第2の排気流路71Aでエアが混合しないように、ダクト構造や仕切が備えられている。
空調換気装置61Aは、外気吸込口65と還気吸込口67Aに流路切替ダンパ74を備える。流路切替ダンパ74は、給気流路69Aに外気OAを取り込むか、還気RAを取り込むかを切り替える。
なお、給気流路69Aと第1の排気流路70Aの何れか一方、もしくは双方に、エアの流量を調整する流量調整ダンパを備えて、プロダクトエアPAとワーキングエアWAの何れかの流量、もしくは双方の流量を調整できるようにしても良い。
更に、外気吸込口65と還気吸込口67A等には、図示しない空気清浄フィルタが備えられ、間接気化冷却ユニット64A等に埃等を取り込むことを防いでいる。
<第1の実施の形態の空調換気装置の動作例>
図11は第1の実施の形態の空調換気装置61Aの動作例を示す動作説明図で、次に、第1の実施の形態の空調換気装置61Aの動作について説明する。
空調換気装置61Aは、給気ファン62が駆動されると、給気流路69Aにおいて給気吹出口66へ向かう空気の流れが生成される。これにより、図11(a)に示すように、流路切替ダンパ74で外気吸込口65を開くと、外気OAが図示しないグリルやダクトを介して外気吸込口65から吸い込まれ、間接気化冷却ユニット64Aを構成する間接気化冷却エレメント1Aのプロダクトエア流路16dを通り、給気吹出口66から給気SAとして室内に供給される。
また、排気ファン63が駆動されると、第1の排気流路70A及び第2の排気流路71Aにおいて排気吹出口68へ向かう空気の流れが生成される。
これにより、間接気化冷却エレメント1Aのプロダクトエア流路16dを通ったエアの一部が、戻り流路16rからワーキングエア流路16aを通り、排気吹出口68から排気EAとして屋外に排出される。
また、室内からの還気RAが還気吸込口67Aから吸い込まれ、排気吹出口68から排気EAとして屋外に排出される。
従って、空調換気装置61Aでは、外気OAがプロダクトエアPAとなり、プロダクトエアPAの一部がワーキングエアWAとなる。
図6で説明したように、間接気化冷却エレメント1Aでは、ワーキングエア流路16aを通るワーキングエアWAが水の気化熱で冷却され、ワーキングエアWAが冷却されると、プロダクトエア流路16dを通るプロダクトエアPAがワーキングエアWAの冷熱を受けて冷却される。
そして、ワーキングエア流路16aとプロダクトエア流路16dの間では湿度の移動は起こらないので、間接気化冷却エレメント1Aのプロダクトエア流路16dを通った外気OAは、湿度(絶対湿度)は変化せずに温度は下がる。
よって、間接気化冷却エレメント1Aのプロダクトエア流路16dを通過した外気OAを、給気吹出口66から給気SAとして吹き出すことで、室内の温度を下げることができる。
なお、間接気化冷却エレメント1Aのワーキングエア流路16aを通ったエアは高湿度になるので、排気吹出口68から排気EAとして排出する。
このように、空調換気装置61Aでは、室内の空気を屋外に排気しながら、外気を冷却して取り入れることができ、空調換気装置61Aは換気を行いながら空気調和(冷房)を行う機能を有することになる。
なお、図11(b)に示すように、流路切替ダンパ74で外気吸込口65を閉じると、還気RAが還気吸込口67Aから吸い込まれ、間接気化冷却エレメント1Aのプロダクトエア流路16dを通り、給気吹出口66から給気SAとして室内に供給される。
また、排気ファン63が駆動されると、間接気化冷却エレメント1Aのプロダクトエア流路16dを通ったエアの一部が、戻り流路16rからワーキングエア流路16aを通り、排気吹出口68から排気EAとして屋外に排出される。
また、還気吸込口67Aから吸い込まれた室内からの還気RAの一部が、排気吹出口68から排気EAとして屋外に排出される。
従って、空調換気装置61Aでは、流路切替ダンパ74の動作で還気RAをプロダクトエアPAとした循環換気を行うことが可能である。
これにより、空調換気装置61Aでは、図11(a)に示すように、外気を取り入れながら換気を行う運転モードと、図11(b)に示すように、室内の空気を循環させながら換気を行う運転モードの切り替えが可能となり、運転モードの選択等によって、温度調整が可能となる。
また、図示しない温度センサで室内温度を読み込み、設定温度との差に応じて運転モードを切り替えても良いし、流路切替ダンパ74の位置を調整して、取り込む外気量と室内空気量のバランスを可変的に調整しても良い。
なお、空調換気装置61Aとしては、流路切替ダンパを備えずに、外気を取り入れながら換気を行う構成の装置、あるいは室内の空気を循環させながら換気を行う構成の装置であっても良い。
<空調換気装置を備えた建物の構成例>
図12は本実施の形態の建物の一例を示す構成図で、空調換気装置の一例として、上述した第1の実施の形態の空調換気装置61Aの設置例を示す。
図10で説明した空調換気装置61Aは、建物101の天井裏等に設置される。建物101は複数の居室102とトイレ103、洗面所104a、浴室104b等を備え、空調換気装置61Aの図10に示す給気吹出口66は、各居室102の天井等に設置した給気口105にダクト106を介して接続される。
なお、図10では、給気吹出口66を1個備えた構成であるが、複数の居室102に給気SAを供給するためには、ダクト106の途中に分岐チャンバー106aを設置し、1本のダクト106を複数本のダクト106に分岐できるようにすれば良い。
また、空調換気装置61Aに複数の給気吹出口66を備えても良いし、複数の給気吹出口66を備えた空調換気装置61Aと分岐チャンバー106aを組み合わせても良い。
空調換気装置61Aの図10に示す還気吸込口67Aは、例えば居室102の天井等に設置した吸込口107にダクト107a等を介して接続される。
空調換気装置61Aの図10に示す外気吸込口65は、ベランダ108等の壁面に備えた吸込口109にダクト109aを介して接続される。また、排気吹出口68は、ベランダ108等の壁面に備えた排気口110にダクト110aを介して接続される。これにより、空調換気装置61Aは外気OAを屋外から取り込むと共に、居室102等からの還気RAを屋外へ排気EAとして排気できる。
空調換気装置61Aを備えた建物101では、空調換気装置61Aで外気OAを屋外から吸い込むと共に、還気RAを各居室102等から吸い込む。空調還気装置61Aは、外気OAをプロダクトエアPAとし、プロダクトエアPAの一部をワーキングエアWAとして、間接気化冷却エレメント1A等を通過させることで、プロダクトエアPAを冷却する。そして冷却されたプロダクトエアPAを給気SAとして居室102に給気すると共に、ワーキングエアWAを排気EAとして屋外に排気する。
これにより、建物101内の換気を行いながら、冷却された空気を居室102等に給気できる。
空調換気装置61Aは、図10等に示すように、間接気化冷却ユニット64Aに給排水装置72Aと給水トレイ73を備えている。間接気化冷却ユニット64Aでは、上述したように、水の気化熱でワーキングエアWAを冷却するため、給排水装置72Aにより水が供給され、消費されない水は給水トレイ73に貯水される。そして、給水トレイ73と、ベランダ108等に設置したドレン排水口111がホース111aで接続され、給水トレイ73の水を給排水装置72A等で装置外へ排水できるようになっている。
本発明は、一般住宅に設置され、複数の部屋の換気及び空調を行う空調換気装置に組み込まれる間接気化冷却エレメントに適用される。
第1の実施の形態の間接気化冷却エレメントの一例を示す構成図である。 第1の実施の形態の間接気化冷却エレメントの要部分解斜視図である。 エレメント構造体の要部斜視図である。 熱交換隔壁と第1の流路形成部材及び第2の流路形成部材の一例を示す構成図である。 積層された第1の流路形成部材と第2の流路形成部材の要部構成を示す説明図である。 間接気化冷却エレメントの冷却原理を示す説明図である。 第2の実施の形態の間接気化冷却エレメントの一例を示す構成図である。 第3の実施の形態の間接気化冷却エレメントの一例を示す構成図である。 第4の実施の形態の間接気化冷却エレメントの一例を示す構成図である。 第1の実施の形態の空調換気装置の一例を示す構成図である。 第1の実施の形態の空調換気装置の動作例を示す動作説明図である。 本実施の形態の建物の一例を示す構成図である。
符号の説明
1A・・・間接気化冷却エレメント、10a・・・第1の流路形成部材、11・・・第2の流路形成部材、12A・・・エレメント構造体、13A・・・収納ケース、14A〜14D・・・導風板、15a・・・熱交換部材、16a・・・ワーキングエア流路、16d・・・プロダクトエア流路、17a・・・ウエットセル、17d・・・ドライセル

Claims (6)

  1. 水分が浸透する湿潤部材を有し、水の気化熱で冷却される第1エアが流れる第1エア流路を形成する第1の流路形成部材と、
    熱を伝導すると共に水分を遮蔽する熱交換部材を介して前記第1の流路形成部材と積層され、前記第1エア流路を流れる第1エアとの間で熱交換が行われる第2エアが流れる第2エア流路を形成する第2の流路形成部材と、
    前記熱交換部材を介して前記第1の流路形成部材と前記第2の流路形成部材を積層して構成されるエレメント構造体を収容する収容部と、
    前記第2エア流路の出口側もしくは入口側の少なくとも一方に取り付けられ、前記第2エア流路と連通した通風孔及び前記第1の流路形成部材と前記第2の流路形成部材のガイド部材を有した導風部材と
    を備えたことを特徴とする間接気化冷却エレメント。
  2. 前記導風部材は、前記第2の流路形成部材のそれぞれに対応して備えられ、前記ガイド部材は、積層される前記第2の流路形成部材の間隔を、前記第1の流路形成部材の幅に合わせて規定する
    ことを特徴とする請求項1記載の間接気化冷却エレメント。
  3. 前記導風部材は、前記第2の流路形成部材に係止される係止部材を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の間接気化冷却エレメント。
  4. 前記導風部材は、所定枚数の前記第1の流路形成部材と前記第2の流路形成部材を積層して形成された前記エレメント構造体に対応して備えられる
    ことを特徴とする請求項1記載の間接気化冷却エレメント。
  5. 水の気化熱で第1エアを冷却し、第1エアとの熱交換で第2エアを冷却する間接気化冷却エレメントと、
    前記間接気化冷却エレメントに空気を送り、少なくとも室内に給気する送風手段とを備えた空調装置において、
    前記間接気化冷却エレメントは、
    水分が浸透する湿潤部材を有し、水の気化熱で冷却される第1エアが流れる第1エア流路を形成する第1の流路形成部材と、
    熱を伝導すると共に水分を遮蔽する熱交換部材を介して前記第1の流路形成部材と積層され、前記第1エア流路を流れる第1エアとの間で熱交換が行われる第2エアが流れる第2エア流路を形成する第2の流路形成部材と、
    前記熱交換部材を介して前記第1の流路形成部材と前記第2の流路形成部材を積層して構成されるエレメント構造体を収容する収納部と、
    前記第2エア流路の出口側もしくは入口側の少なくとも一方に取り付けられ、前記第2エア流路と連通した通風孔及び前記第1の流路形成部材及び前記第2の流路形成部材のガイド部材を有した導風部材とを備えた
    ことを特徴とする空調装置。
  6. 請求項5に記載の空調装置を備えた
    ことを特徴とする建物。
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