JP2007146885A - 配管 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 高温の流体を流通させる主配管3から分岐するとともに、閉塞可能に構成された配管1において、配管1内の流路を複数の小流路に分割する分割手段5,7,9が、配管1に設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
この技術によれば、分岐管路内におけるキャビティフローの分岐配管内への侵入を抑制し、熱疲労などの配管への悪影響を排除することができると記載されている。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、キャビティフローの制御が不十分であるため、配管の上記所定部分に流体の温度急変部である熱成層界面が形成される恐れがあった。すると、熱成層界面による配管の熱疲労が上記所定部分に生じて、配管に悪影響が発生する恐れがあった。
本発明の配管は、高温の流体を流通させる主配管から分岐するとともに、閉塞可能に構成された配管において、該配管内の流路を複数の小流路に分割する分割手段が、前記配管に設けられていることを特徴とする。
また、複数の小流路を形成することにより、流体の放熱面積が増えて流体の熱を外部に放熱しやすくでき、温度急変部が配管内に形成されにくくすることができる。
また、複数の円筒部材が配管内に周方向に並んで配置されているため、配管の剛性を高めることができる。さらに、既存の配管等を円筒部材に用いることができるため、容易に配管を製造することができる。
例えば、一の回転方向に旋回するキャビティフローは他の回転方向に旋回する第2螺旋部材により抑制され、他の回転方向に旋回するキャビティフローは一の回転方向に旋回する第1螺旋部材により抑制される。そのため、キャビティフローの旋回方向が一の回転方向および他の回転方向のいずれであっても阻害手段により抑制することができる。
板部材は配管の外部へ突出しているため、流体の熱を効率よく外部へ放熱することができる。
なお、発生する熱応力が小さくなるため、円筒部材は厚さが薄いことが望ましい。
以下、本発明の第1の実施形態に係る分岐配管ついて図1および図2を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る分岐配管の構成を説明する概略図である。
分岐配管(配管)1は、図1に示すように、高温の水が流れる主配管3から分岐する配管である。
分岐配管1は、主配管3に接続された第1配管(分割手段)5と、第1配管5から切り離された第2配管(分割手段)7と、第1配管5および第2配管7を接続する複数の細管である接続配管(分割手段)9とを備えている。
なお、第1および第2配管5,7には、上述のように接続部11A,11Bが形成されていてもよいし、形成されていなくてもよく、特に限定するものではない。
接続配管9は、第1および第2配管5,7より径の細い配管であり、分岐配管1の中心軸線Cを中心とした円周上に等間隔に並んで配置されている。
接続配管9は、図2に示すように、端部が接続部11Bの円周面に向かって径方向内側に曲がり、接続部11Bと接続されている。接続部11A側の端部についても同様である。なお、接続配管9の中央部は、図1に示すように、中心軸線Cに略並行となるように配置されている。
なお、接続配管9の形状は、上述のように端部のみが曲がった形状に限定されるものではなく、その他さまざまな形状に適用することができるものである。
分岐配管1が閉塞された状態で主配管3内に高温の水が流されると、図1に示すように、第1配管5内に中心軸線Cを旋回中心とした螺旋状の渦であるキャビティフローFが発生する。キャビティフローFは、第1配管5内を第2配管7側(図1の下側)に向かって螺旋状に旋回しながら侵入し、接続部11Aに侵入する。
接続部11Aに侵入したキャビティフローFは、接続配管9による流れの周方向成分に対する流路抵抗の増大により減衰する。また、キャビティフローFとして主配管3から分岐配管1に侵入した高温の水は、接続配管9において放熱して温度が低下する。
主配管3から第1配管5に流入した水は、第2配管7側に向かって流れて接続部11Aに流入する。水は、接続部11Aから接続配管9を介して接続部11Bに流入し、第2配管7に流入する。第2配管7に流入した水は、例えば、水質検査部などに導かれる。
また、複数の接続配管9において水の放熱面積が増えるため、水温度を下げることができ、熱成層界面が形成されにくくすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図3を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係る分岐配管の構成を説明する概略図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
分岐配管(配管)51は、図3に示すように、高温の水が流れる主配管3から分岐する配管である。
分岐配管51は、主配管3に接続された配管53と、配管53内に配置された第1旋回ベーン(第1螺旋部材,阻害手段)55と、第2旋回ベーン(第2螺旋部材,阻害手段)57と、第1,第2旋回ベーン55,57を支持する支持部59と、を備えている。
支持部59は、棒状に形成された部材であり、配管53に固定されている。また、支持部59には第1旋回ベーン55および第2旋回ベーン57が設けられ、第1および第2旋回ベーン55,57を支持している。
分岐配管51が閉塞された状態で主配管3内に高温の水が流されると、図3に示すように、配管53内に中心軸線Cを旋回中心とした螺旋状の渦であるキャビティフローFが発生する。キャビティフローFは、配管53内を主配管3から離れる方向(図3の下方向)に向かって螺旋状に旋回しながら侵入し、第1および第2旋回ベーン55,57に到達する。
なお、キャビティフローFの旋回方向は一定せず、常に、右旋回や左旋回に変わるとともに、右旋回と左旋回のキャビティフローFが混在する場合もある。
具体的には、右旋回するキャビティフローFは左旋回する第2旋回ベーン57により減衰され、左旋回するキャビティフローFは右旋回する第1旋回ベーン55により減衰される。そのため、キャビティフローFの旋回方向が右旋回および左旋回のいずれであっても第1および第2旋回ベーン55,57により減衰させることができる。そのため、分岐配管51の所定部分(例えば、配管曲がり部)に熱成層界面(温度急変部)が形成されることを防止でき、熱成層界面による分岐配管51への悪影響を防止することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について図4を参照して説明する。
図4は、本実施形態に係る分岐配管の構成を説明する概略図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
分岐配管(配管)101は、図4に示すように、高温の水が流れる主配管3から分岐する配管である。
分岐配管101は、主配管3に接続された配管103と、配管103内に配置されたラビリンス構造部(流路抵抗部、阻害手段)105とを備えている。
また、板部材107は、中心軸線C方向に並んで配置されているとともに、隣接する開口部109が中心軸線Cを挟んで対向するように配置されている。つまり、板部材107は、開口部109が互い違いに並ぶように配置されている。
分岐配管101が閉塞された状態で主配管3内に高温の水が流されると、図4に示すように、配管103内に中心軸線Cを旋回中心とした螺旋状の渦であるキャビティフローFが発生する。キャビティフローFは、配管103内を主配管3から離れる方向(図4の下方向)に向かって螺旋状に旋回しながら侵入し、ラビリンス構造部105に到達する。
次に、本発明の第4の実施形態について図5を参照して説明する。
図5は、本実施形態に係る分岐配管の構成を説明する概略図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
分岐配管(配管)151は、図5に示すように、高温の水が流れる主配管3から分岐する配管である。
分岐配管151は、主配管3に接続された配管153と、配管153に設けられたフィン(板部材)155とを備えている。
フィン155は、中心軸線C方向に延びるとともに、配管153の径方向に延びる板状部材である。また、フィン155は、配管153の円筒面を貫通して配置され、フィン155の中心軸線C側の内縁部157は配管153の内部に位置し、中心軸線Cに対して反対側の外縁部159は配管153の外側に位置している。
本実施形態においては、4枚のフィン155が、図6に示すように、配管153に約90度の位相間隔をあけて備えられている。
なお、フィン155の枚数は、上述のように4枚であってもよいし、他の枚数であってもよく、特に限定するものではない。
分岐配管151が閉塞された状態で主配管3内に高温の水が流されると、図5に示すように、配管153内に中心軸線Cを旋回中心とした螺旋状の渦であるキャビティフローFが発生する。キャビティフローFは、配管153内を主配管3から離れる方向(図5の下方向)に向かって螺旋状に旋回しながら侵入し、フィン155が配置された領域に到達する。
また、キャビティフローFを形成する水の熱は接触する内縁部157に伝わり、熱は内縁部157から外縁部159に伝わり、外縁部159から外部に放熱される。
フィン155の外縁部159は配管153の外部へ突出しているため、水の熱を効率よく外部へ放熱することができ、熱成層界面の形成を防止することができる。
次に、本発明の第5の実施形態について図7を参照して説明する。
図7は、本実施形態に係る分岐配管の構成を説明する概略図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
分岐配管(配管)201は、図7に示すように、高温の水が流れる主配管3から分岐する配管である。
分岐配管201は、主配管3に接続された配管203と、配管203に設けられた円筒部材(分割手段)205とを備えている。
円筒部材205は、図8に示すように、配管203よりも径の細い配管から形成されている。本実施形態においては、4本の円筒部材205が配管203内に周方向に並べて配置されている。
分岐配管201が閉塞された状態で主配管3内に高温の水が流されると、図7に示すように、配管203内に中心軸線Cを旋回中心とした螺旋状の渦であるキャビティフローFが発生する。キャビティフローFは、配管203内を主配管3から離れる方向(図7の下方向)に向かって螺旋状に旋回しながら侵入し、円筒部材205が配置された領域に到達する。
キャビティフローFは、図8に示すように、円筒部材205による流れの周方向成分に対する流路抵抗の増大により減衰する。そのため、円筒部材205が配置された領域において、キャビティフローFは減衰する。
また、4本の円筒部材205が配管203内に周方向に並んで配置されているため、配管203の剛性を高めることができる。さらに、既存の配管等を円筒部材205に用いることができるため、容易に分岐配管201を製造することができる。
次に、本発明の第6の実施形態について図9を参照して説明する。
図9は、本実施形態に係る分岐配管の構成を説明する概略図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
分岐配管(配管)251は、図9に示すように、高温の水が流れる主配管3から分岐する配管である。
分岐配管251は、主配管3に接続された配管253と、配管253内に設けられた1本の内側円筒(円筒部材)255とを備えている。
なお、内側円筒255の肉厚は、内側円筒255に働く熱応力を軽減する観点から、薄いことが望ましい。
分岐配管251が閉塞された状態で主配管3内に高温の水が流されると、図9に示すように、配管253内に中心軸線Cを旋回中心とした螺旋状の渦であるキャビティフローFが発生する。キャビティフローFは、配管253内を主配管3から離れる方向(図9の下方向)に向かって螺旋状に旋回しながら侵入し、内側円筒255に到達する。
キャビティフローFは内側円筒255の内側に侵入し、内側円筒255内に熱成層界面を形成する。一方、内側円筒255と配管253との間にはキャビティフローFは侵入せず、配管253は熱成層界面BLとは接触しない。
次に、本発明の第7の実施形態について図10を参照して説明する。
図10は、本実施形態に係る分岐配管の構成を説明する概略図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
分岐配管(配管)301は、図9に示すように、高温の水が流れる主配管3から分岐する配管である。
分岐配管301は、主配管3に接続された配管303と、配管303内に設けられた1本の内側円筒(円筒部材)305とを備えている。
なお、上述のように、内側円筒305の内周面に螺旋状に延びる凹部307が形成されていても良いし、螺旋状に延びる凸部が形成されていても良く、特に限定するものではない。
分岐配管301が閉塞された状態で主配管3内に高温の水が流されると、図10に示すように、配管303内に中心軸線Cを旋回中心とした螺旋状の渦であるキャビティフローFが発生する。キャビティフローFは、配管303内を主配管3から離れる方向(図10の下方向)に向かって螺旋状に旋回しながら侵入し、内側円筒305に到達する。
キャビティフローFは内側円筒305の内側に侵入し、内側円筒305内で低温の水と混合される。
次に、本発明の第8の実施形態について図11を参照して説明する。
図11は、本実施形態に係る分岐配管の構成を説明する概略図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
分岐配管(配管)351は、図11に示すように、高温の水が流れる主配管3から分岐する配管である。
分岐配管351は、主配管3に接続された配管353と、配管353に設けられた蛇腹部(伸縮部)355とを備えている。
蛇腹部355の凹凸のピッチは、熱成層界面BLが形成される位置の揺らぎ幅よりも大きく形成されている。
分岐配管351が閉塞された状態で主配管3内に高温の水が流されると、図11に示すように、配管353内に中心軸線Cを旋回中心とした螺旋状の渦であるキャビティフローFが発生する。キャビティフローFは、配管353内を主配管3から離れる方向(図11の下方向)に向かって螺旋状に旋回しながら侵入し、蛇腹部355に到達する。キャビティフローFは、蛇腹部355において熱成層界面BLを形成する。
蛇腹部355は、接する水の温度に応じて熱変形し、折り曲げられた凹凸部を伸縮させて熱変形を吸収する。
また、配管353の中心軸線C方向に対する凹凸のピッチ(間隔)が、熱成層界面BLの形成位置の変動幅よりも広く形成されているため、熱成層界面BLの形成位置が揺らいでも配管における熱疲労の発生を防止することができる。
次に、本発明の第8の実施形態について図12を参照して説明する。
図12は、本実施形態に係る分岐配管の構成を説明する概略図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
分岐配管(配管)401は、図12に示すように、高温の水が流れる主配管3から分岐する配管である。
分岐配管401は、主配管3に接続された配管403と、配管403内に設けられたハニカム部材(多孔体)405とを備えている。
ハニカム部材405は、断面が多角形である複数の貫通孔407を備え、いわゆるハニカム構造を有している。また、ハニカム部材405は、貫通孔407の中心軸線が中心軸線Cと略並行になるように配置されている。
分岐配管401が閉塞された状態で主配管3内に高温の水が流されると、図12に示すように、配管403内に中心軸線Cを旋回中心とした螺旋状の渦であるキャビティフローFが発生する。キャビティフローFは、配管403内を主配管3から離れる方向(図12の下方向)に向かって螺旋状に旋回しながら侵入し、ハニカム部材405に到達する。
キャビティフローFは、ハニカム部材405の貫通孔407を通過する際に、ハニカム部材405による流れの周方向成分に対する流路抵抗の増大により減衰する。そのため、ハニカム部材405が配置された領域において、キャビティフローFは減衰する。
次に、本発明の第10の実施形態について図13を参照して説明する。
図13は、本実施形態に係る分岐配管の構成を説明する概略図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
分岐配管(配管)451は、図13に示すように、高温の水が流れる主配管3から分岐する配管である。
分岐配管451は、主配管3に接続された配管453と、配管453内に設けられた多孔板(多孔体)455とを備えている。多孔板455は、複数の貫通孔457が形成された板状の部材である。
分岐配管451が閉塞された状態で主配管3内に高温の水が流されると、図13に示すように、配管453内に中心軸線Cを旋回中心とした螺旋状の渦であるキャビティフローFが発生する。キャビティフローFは、配管453内を主配管3から離れる方向(図13の下方向)に向かって螺旋状に旋回しながら侵入し、多孔板455に到達する。
キャビティフローFは、多孔板455の貫通孔457を通過する際に、多孔板455による流れの周方向成分に対する流路抵抗の増大により減衰する。そのため、多孔板455が配置された領域において、キャビティフローFは減衰する。
3 主配管
5 第1配管(分割手段)
7 第2配管(分割手段)
9 接続配管(分割手段)
55 第1旋回ベーン(第1螺旋部材,阻害手段)
57 第2旋回ベーン(第2螺旋部材,阻害手段)
105 ラビリンス構造部(流路抵抗部、阻害手段)
155 フィン(板部材)
205 円筒部材(分割手段)
255 内側円筒(円筒部材)
305 内側円筒(円筒部材)
307 凹部
355 蛇腹部(伸縮部)
405 ハニカム部材(多孔体)
407,457 貫通孔
455 多孔板
Claims (12)
- 高温の流体を流通させる主配管から分岐するとともに、閉塞可能に構成された配管において、
該配管内の流路を複数の小流路に分割する分割手段が、前記配管に設けられていることを特徴とする配管。 - 前記分割手段が、前記主配管と接続する第1配管と、該第1配管から切り離された第2配管と、前記第1配管と前記第2配管とを流体の流通が可能に接続する複数の接続配管とを備えていることを特徴とする請求項1記載の配管。
- 前記分割手段が、前記配管内部に設けられた前記配管の径よりも径の細い複数の円筒部材であって、
該複数の円筒部材が、前記配管の周方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項1記載の配管。 - 前記分割手段が、複数の貫通孔が設けられた多孔体であって、
該多孔体が前記配管の内部に配置されるとともに、前記複数の貫通孔の軸線が前記配管の中心軸線方向に沿って配置されていることを特徴とする請求項1記載の配管。 - 高温の流体を流通させる主配管から分岐するとともに、閉塞可能に構成された配管において、
該配管内を円周方向に旋回する渦の流れを妨げる阻害手段が、前記配管に設けられていることを特徴とする配管。 - 前記阻害手段が、一の回転方向に旋回する第1螺旋部材と、他の回転方向に旋回する第2螺旋部材であり、
前記第1螺旋部材および前記第2螺旋部材が、前記配管内に配置されていることを特徴とする請求項5記載の配管。 - 前記阻害手段が、前記配管内の中心軸線方向流れに対する流路抵抗を増大させる流路抵抗部であることを特徴とする請求項5記載の配管。
- 前記阻害手段が、前記配管の中心軸線方向に延びる板部材であり、
該板部材が、前記配管の内部および外部へ突出していることを特徴とする請求項5記載の配管。 - 高温の流体を流通させる主配管から分岐するとともに、閉塞可能に構成された配管において、
前記配管内に配置される円筒部材を備え、
該円筒部材が、前記配管内における流体の温度急変部が形成される領域に配置されていることを特徴とする配管。 - 前記円筒部材の内周面に螺旋状に延びる凹部または凸部が設けられていることを特徴とする請求項9記載の配管。
- 高温の流体を流通させる主配管から分岐するとともに、閉塞可能に構成された配管において、
前記配管内における流体の温度急変部が形成される領域の前記配管には、前記配管の中心軸線方向に伸び縮み可能な伸縮部が設けられていることを特徴とする配管。 - 前記伸縮部は前記配管の径方向に凹凸を有する蛇腹部であって、前記温度急変部の形成位置の変動幅に基づいて前記配管の中心軸線方向に対する前記凹凸の間隔が定められていることを特徴とする請求項11記載の配管。
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