JP2007146747A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

冷凍サイクル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007146747A
JP2007146747A JP2005341750A JP2005341750A JP2007146747A JP 2007146747 A JP2007146747 A JP 2007146747A JP 2005341750 A JP2005341750 A JP 2005341750A JP 2005341750 A JP2005341750 A JP 2005341750A JP 2007146747 A JP2007146747 A JP 2007146747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vane
cylinder
port
chamber
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005341750A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsunaga
寛 松永
Toru Aya
亨 綾
Toshiharu Nozu
敏治 野洲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005341750A priority Critical patent/JP2007146747A/ja
Publication of JP2007146747A publication Critical patent/JP2007146747A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】簡素な構成で信頼性の高い冷凍サイクル装置を提供すること。
【解決手段】中間仕切り板7を挟んで配置された第1、第2のシリンダ8a、8bの内、第2のシリンダに設けられたベーンには背圧付勢のためのバネ部材17を設けずに、ベーン室15bとシリンダ室13bの圧力が通常運転時にはベーン室15bが高く、シリンダ室13bが低くなり、能力半減運転時にはシリンダ室13bが高く、ベーン室15bが低くなるように四方弁40とその制御部31からなる圧力切替機構を設けることで能力切替を実現する。さらに、ベーン溝14bにオイル供給路19を設けることで、ベーン摺動部への潤滑油供給を確保する密閉型圧縮機を使用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリンダ室を2室備え、高能力運転時には2室同時に圧縮作用を行い、低能力運転時にはいずれか一方のシリンダ室での圧縮作用を停止して圧縮仕事を低減する、いわゆる能力可変をなすことができる冷凍空調用密閉型圧縮機とこの密閉型圧縮機を用いて冷凍サイクルを構成する冷凍サイクル装置に関するものである。
一般的なロータリ式密閉型圧縮機の構成は、密閉ケース内に電動機部およびこの電動機部と連結される圧縮機構部を収容し、圧縮機構部で圧縮したガスを一旦密閉ケース内に吐出する、ケース内高圧形となっている。圧縮機構部は、シリンダに設けられるシリンダ室にピストンが収容される。また、シリンダにはベーン溝が設けられていて、ここにベーンが摺動自在に収納される。ベーンの先端縁は、シリンダ室側へ突出してピストンの周面に弾性的に当接するよう圧縮ばねによって押圧付勢される。
この結果、シリンダ室はベーンによってピストンの回転方向に沿い2室に区分される。2室に区分された一室側には吸込み管が接続された吸込み部が連通され、他室側には密閉ケース内に開口する吐出部が連通される。
ところで、近年、2つのシリンダを上下方向に並べて配置した、2シリンダタイプのロータリ式密閉型圧縮機が使用されるようになってきている。このような2シリンダタイプの圧縮機では、常時圧縮作用をなすシリンダと、必要に応じて圧縮−停止の切換えを可能としたシリンダを備えることができれば、使用能力範囲が拡大されて有利となる。
たとえば、特許文献1には、シリンダ室を2室備え、必要に応じていずれか一方のシリンダ室のベーンをローラから強制的に離間保持するとともに、そのシリンダ室を高圧化して圧縮作用を中断させる高圧導入手段を備えたものが開示されている。
特開平1−247786号公報
この種の圧縮機は機能的に極めて優れるが、高圧導入手段を構成するために、一方のシリンダ室と密閉ケース内とを連通する高圧導入孔を設け、冷凍サイクルに二段絞り機構を設け、この絞り機構の中間部から分岐して一方側のベーン室に連通し、中途部に電磁開閉弁を備えたバイパス冷媒管を設けている。
すなわち、圧縮機に対して高圧導入手段をなすための孔あけ加工が必要であるとともに、冷凍サイクル上の絞り装置を二段絞り機構としなければならず、さらにこの二段絞り機構とシリンダ室との間にバイパス冷媒管を接続するなど、構成が複雑化してコストに悪影響がある。
本発明は上記事情に基づきなされたものであり、その目的とするところは、第1シリンダと第2シリンダを備えることを前提として、一方のシリンダのベーンに対する押圧付勢構造を省略化し、部品数と加工手間の軽減を図り、信頼性の向上を図れる密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため、本発明の冷凍サイクル装置は、密閉ケース内に、電動機部お
よびこの電動機部と連結されるロータリ式の圧縮機構部を収容し、圧縮機構部で圧縮したガスを一旦密閉ケース内に吐出してケース内高圧とするロータリ式密閉形圧縮機において、圧縮機構部は、中間仕切板と中間仕切板の両側に設けられたそれぞれ偏心ローラが偏心回転自在に収容されるシリンダ室を備えた第1のシリンダおよび第2のシリンダと、これら第1のシリンダと第2のシリンダに設けられ、その先端縁が上記偏心ローラの周面に当接するよう押圧付勢され、偏心ローラの回転方向に沿ってシリンダ室を二分するベーンと、第1のベーンの背面側端部及びバネ部材を収容する第1のベーン室と、第2のベーンの背面側端部を収容する前記中間仕切板と副軸受で密閉された第2のベーン室とを具備し、上記第2のシリンダに設けられるベーンは、上記ベーン室に導かれるケース内圧力と、上記第2シリンダ室に導かれる吸入圧力、もしくは吐出圧力との差圧に応じて押圧付勢される密閉型圧縮機を用い、四方切換弁、室内熱交換器、膨張機構及び室外熱交換器でヒートポンプ式の冷凍サイクルを構成し、上記第1シリンダにおけるシリンダ室は、上記四方切換弁の切換動作に係わらず常に吸入圧力が導かれ、上記第2シリンダにおけるシリンダ室は、上記四方切換弁の切換動作に応じて吸入圧力、もしくは吐出圧力が導かれるように配管される。
本発明によれば、第1シリンダと第2シリンダを備えることを前提として、一方のシリンダのベーンに対する押圧付勢構造を省略化し、部品数と加工手間の軽減を図り、信頼性の向上を図れる密閉式圧縮機と、この密閉式圧縮機を備えた冷凍サイクル装置を提供できる。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施の形態を、図面にもとづいて説明する。
図1は、ロータリ式密閉型圧縮機の断面構造である。はじめにロータリ式密閉型圧縮機から説明すると、密閉ケース1内の下部には後述する圧縮機構部2が設けられ、上部には電動機部3が設けられる。これら電動機部3と圧縮機構部2とは回転軸4を介して連結される。
電動機部3は、密閉ケース1の内面に固定されるステータ5と、このステータ5の内側に所定の間隙を存して配置され、かつ上記回転軸4が介挿されるロータ6とから構成される。
圧縮機構部2は、回転軸4の下部に、中間仕切り板7を介して上下に配設される第1のシリンダ8aと、第2のシリンダ8bを備えている。第1のシリンダ8aの上面部には主軸受9が重ね合わされ、第1のバルブカバー10aと共にシリンダ8aに取付固定される。第2のシリンダ8bの下面部には副軸受11が重ね合わされ、第2のバルブカバー10bと共に第2のシリンダ8bに取付固定される。
一方、回転軸4は中途部と下端部が主軸受9と副軸受10に回転自在に枢支される。さらに回転軸4は各シリンダ8a,8b内部を貫通するとともに、約180°の位相差をもって形成される2つの偏心部4a,4bを一体に備えている。
上記シリンダ部の詳細な構造について図2を用いて説明する。各偏心部4a,4bは互いに同一直径をなし、各シリンダ8a,8b内径部に位置するよう組み立てられる。各偏心部4a,4bの周面には、互いに同一直径をなす偏心ローラ12a,12bが嵌合される。各シリンダ8a,8bには、シリンダ室13a,13bと連通するベーン溝14a,14b及びベーン室15a,15bが設けられている。各ベーン溝14a,14bには、
ベーン16a,16bがシリンダ室13a,13bに対して突没自在に収容される。ベーン室15aにはばね部材17が収容される。ばね部材17はベーン16aの背面側端面と密閉ケース1内周面との間に介在され、ベーン16aに弾性力(背圧)を付与して、この先端縁を偏心ローラ12aに接触させる圧縮ばねである。なお、各ベーン16a,16bの先端縁は半円状に形成されており、円形状の偏心ローラ12a,12b周壁に偏心ローラ12aの回転角度にかかわらず線接触できる。
第1のベーン室15aおよびベーン16a後端部は密閉ケース1内と連通しているため、密閉ケース1内の圧力を直接的に受けることになる。即ちベーン16aはベーン室15aに摺動自在に収容され、かつ後端部がベーン室15aに位置するので、密閉ケース1内圧力を直接的に受ける。
一方第2のベーン室15bは密閉ケース1内とは連通しておらず、別個独立の密閉空間を形成している。第2のベーン室15bの構造について以下図3を用いて説明する。第2のシリンダ8bに取り付け固定される中間仕切り板7及び副軸受11に密閉蓋部分7a,11aを設ける。これらを第2のシリンダ8bに取り付け固定することにより、第1のシリンダ8aにおいては密閉ケース1内に開放されていた部分、すなわちベーン溝14b、及びベーン室15bの上下を密閉できる。
また、第2シリンダ8bに設けられたベーン溝14bにはオイル供給経路19を設け、副軸受11に設けられたオイル連通孔20を経由して密閉ケース1内と連通させている。
これらを取り付け固定した状態での断面図を図4に示す。密閉空間を形成したベーン室15bは、その背部に設置した圧力導入管18を通じて密閉ケース1の外部と連通しており、ベーン室15bおよびベーン16b後端部は圧力導入管18により導かれた圧力を受けることになる。ベーン16b(破線部)の先端は第2のシリンダ室13bに対向しており、ベーン先端はシリンダ室13b内の圧力を受ける。結局、上記ベーン16bは先端部と後端部が受ける互いの圧力の大小に応じて、圧力の大きい方から圧力の小さい方向へ移動するよう構成されている。
再び図1を用いて当発明に係る圧縮機Rの作用を説明する。密閉ケース1の上端部に接続された吐出管21は、凝縮器22、膨張機構23、蒸発器24を介してアキュームレータ25に接続される。アキュームレータ25の底部には、圧縮機Rに対する第1の吸込み管26aと吸込み圧導入管28が接続される。第1の吸込み管26aは密閉ケース1と第1のシリンダ8a側部を貫通し、第1のシリンダ室13a内に直接連通し、吸込み圧導入管28は四方弁40の第3のポートgに接続される。四方弁40の第2のポートfには密閉ケース1を介して第2のシリンダ8b側部を貫通し、第2のシリンダ室13b内に直接連通する第2の吸込み管26bが接続される。
吐出管21の凝縮器22との中途部には吐出圧導入管27が分岐接続され、その反対側端部は四方弁40の第1のポートeに接続される。四方弁40の第4のポートhには圧力導入管18が接続され、その反対側端部は圧縮機Rのベーン室15bに連通する。
次に、上述のロータリ式密閉型圧縮機Rを備えた冷凍サイクル装置の作用について説明する。
通常運転(全能力運転)を選択した場合、制御部31は四方弁を第1のポートeと第4のポートh間および第2のポートfと第3のポートg間のみが連通する第1の状態に制御する。一方、第1のシリンダ8aにおいては、ベーン16aがばね部材17によって常に弾性的に押圧付勢されるため、ベーン16aの先端が偏心ローラ12aに接して第1のシ
リンダ室13a内を吸込み室と圧縮室に2分する。その結果、偏心ローラ12aの回転にともなって、第1のシリンダ室13a内のガスが圧縮され、高圧ガスがバルブカバー10aを介して密閉ケース1内に吐出されて充満し、密閉ケース1上部の吐出管21から吐出される。
この時、四方弁は第1のポートeと第4のポートh間が開放されているため、吐出圧導入管27から高圧ガス冷媒が圧力導入管18を介して第2のシリンダ8bのベーン室15bに導かれる。一方第2のシリンダ室13bは四方弁40の第2のポートfと第3のポートg間が開放されているため吸込み圧(低圧)雰囲気となるので、ベーン16bはその先端部が低圧条件となり、かつ後端部が高圧条件となるため、偏心ローラ12bに摺接するように押圧付勢される。すなわち、第1のシリンダ室13aと、第2のシリンダ室13bとの両方で圧縮作用がなされ、全能力運転が行われることになる。
能力半減運転を選択した場合、制御部31は四方弁を第1のポートeと第2のポートf間および第3のポートgと第4のポートh間のみが連通する第2の状態に制御する。
第1のシリンダ室13aにおいては上述したように通常の圧縮作用がなされ、密閉ケース1内に吐出された高圧ガスが充満してケース内高圧となる。吐出管21から吐出された高圧冷媒ガスは吐出圧導入管27を通って四方弁40の第1のポートeから吸入され、第2のポートfから吐出されて第2の吸込み管26bを通って第2のシリンダ室13bへと流れ込んで第2のシリンダ室を高圧の状態に保つ。一方、四方弁40の第3のポートgと第4のポートhが連通するようになっているので、ベーン室15bは圧力導入管18と吸込み圧導入管28とを介して冷凍サイクルの低圧側に接続され、その結果ベーン室15bは低圧の状態に保たれることになる。この結果、ベーン16bはシリンダ室側が高圧、ベーン室側が低圧となり、偏心ローラ12b外周面から離間した位置で、移動することなく停止状態を保持することになる。よって第2のシリンダ室13bでは圧縮作用は行われない。結局、第1のシリンダ室13aでの圧縮作用のみが有効であり、能力を半減した運転がなされることになる。
なお、第1のシリンダ室と第2のシリンダ室の容積が同じ場合は、第2のシリンダ室を停止させたときには能力半減運転となるが、両シリンダ室の容積比を適当な値に設定することにより、両シリンダを同時に運転したときと、第2のシリンダを停止させたときの能力の大きさの割合を任意に設定することが出来る。
(実施の形態2)
以上のようにして当該圧縮機は通常運転(全能力運転)と能力半減運転の2つの運転モードでの運転を可能としている。しかし、この種の圧縮機においては第2のシリンダ8bに設けられたベーン溝14b及びベーン室15bは密閉され、密閉ケース1とは遮断されている。そのためベーン摺動部への潤滑油供給が十分に行われず、ベーン摺動部の摩耗、焼き付き等の問題が発生していた。
そこで、本発明の圧縮機は図4に示すように、潤滑油が中間仕切り板7の中央穴から設けられた中間仕切り板オイル連通孔32を経由して第2シリンダ8bのベーン溝14bに設けられたオイル供給経路19に導かれ、その後副軸受11に設けられたオイル排出連通孔20を経由して密閉ケース内へ戻る潤滑油経路を形成し、摺動部に十分な潤滑油が供給される構成としたものである。
なお、オイル供給経路19はベーン溝14bに設けられており、ベーン室15bとは連通していない。ベーン溝14bにはベーン16bが収納されている為、ベーン室15bの密閉性が失われることはない。
また、オイル排出連通孔20および中間仕切り板オイル連通孔32は図5および図6に示すような副軸受11に設けた溝33、中間仕切り板7に設けた溝34と第2のシリンダ端面との間で形成するようにしても同様の効果を得ることが出来る。
(実施の形態3)
第2シリンダのベーン16bはバネ部材を備えておらず、その為自由状態であり、起動時、ベーン16bの先端部が偏心ローラ12bに接触するなどのベーン室15bで踊り易く異常音の発生に至る虞がある。これを回避するために、運転を開始するにあたって、起動後の所定時間は1サイクル運転である第1圧縮機構部のみを作動させる能力半減運転を行う。起動時は、第2シリンダ室13bには高圧の冷媒が導かれ、ベーン室15bは低圧であるので、ベーン16bは図7に示した状態のように最も後退した位置で差圧により保持される。その後、図8に示すように設定差圧力ΔPに到達するまでの設定時間t1に到達するまで能力半減運転を行い、設定時間t1を経過したら、通常運転に移行する。この時、第2シリンダ室には吸入圧力が導かれ、通常圧縮作用がなされ、ベーン室15bは高圧になり、ベーン16bの先端は差圧により偏心ローラ12bに摺接するように押圧付勢される。
このようにして、上述の不具合を完全に除去でき、ベーン16bはベーン室15bで踊ることなく、能力半減運転が確実に行われ 信頼性の向上が得られる。
以上のように、本発明に係る冷凍サイクル装置は、より簡素な構成で信頼性の高い能力可変圧縮機構を提供することが可能となるので、空気調和装置や冷蔵庫などの冷凍機器のほか、ヒートポンプ応用した給湯装置や乾燥機などの用途にも適用することが出来る。
本発明実施の形態1における密閉形圧縮機の断面図と冷凍サイクル構成図 本発明実施の形態2における第1および第2のシリンダの分解斜視図 本発明実施の形態2における第2のシリンダと中間仕切り板と副軸受の分解斜視図 本発明実施の形態2における圧縮機構部分のオイル供給経路断面図 本発明実施の形態2における副軸受の斜視図 本発明実施の形態2における中間仕切り板の斜視図 本発明実施の形態3における圧縮機構部の部分断面図 本発明実施の形態3における起動時の制御モードを示す図
符号の説明
1 密閉ケース
2 圧縮機構部
3 電動機部
4 回転軸
5 ステータ
6 ロータ
7 中間仕切り板
8a,8b シリンダ
9 主軸受
10a,b バルブカバー
11 副軸受
12a,12b 偏心ローラ
13a,13b シリンダ室
14a,14b ベーン溝
15a,b ベーン室
16a,b ベーン
17 バネ部材
18 圧力導入管
19 オイル供給路
20 オイル排出連通孔
21 吐出管
22 凝縮器
23 膨張弁
24 蒸発器
25 アキュームレータ
26a,b 吸い込み管
27 吐出圧導入管
28 吸込み圧導入管
29 第1の電磁開閉弁
30 第2の電磁開閉弁
31 制御部

Claims (2)

  1. 密閉ケース内に、外部から取り入れたガスを圧縮して吐出する圧縮機構部を収納し、前記圧縮機構部は、それぞれ偏心ローラを偏心回転自在に収納するシリンダ室を備えた第1および第2のシリンダが中間仕切り板を挟んで軸方向に配置され、前記中間仕切り板は前記偏心ローラを駆動する駆動軸が貫通する中央穴を有し、前記第1および第2のシリンダにはシリンダ室から径方向外側に向かって延設された第1および第2のベーン溝がそれぞれ設けられ、前記それぞれのベーン溝には先端が前記偏心ローラ周面に当接してシリンダ室を偏心ローラ回転方向に2分するベーンが出没自在に収納され、前記第1のシリンダの反中間仕切り板側端面には主軸受、第2のシリンダの反中間仕切り板側端面には副軸受が当接配置され、前記第一のベーン溝とこれに収納されたベーンの背面側端部と中間仕切り板と主軸受とにより第1のベーン室が、第2のベーン溝とこれに収納されたベーンの背面側端部と中間仕切り板と副軸受とにより第2のベーン室がそれぞれ形成されてなり、前記第1のベーン室にはベーン背面側端部を内径側に向かって押圧付勢するバネ部材が収納され、前記第2のベーン室には前記密閉ケース内の圧力が導入され、第2のシリンダのシリンダ室に導かれる吸入圧力又は吐出圧力との差圧に応じて第2のベーン溝に収納されたベーンが押圧付勢される密閉型圧縮機を備え、前記密閉型圧縮機の吐出管から吐出された高圧冷媒が、凝縮器、膨張弁、蒸発器などからなる周知の冷凍サイクルを経由した後分岐し、前記密閉型圧縮機の第1、第2のシリンダ室にそれぞれ連通する吸い込み管を介して吸入される冷凍サイクル装置であって、
    前記吐出管の凝縮器よりも冷媒の流れに対して上流側で分岐接続された吐出圧導入管が第1のポートに、前記第2のシリンダ室に連通する吸い込み管が第2のポートに、前記蒸発器の冷媒の流れに対して下流側で分岐接続された吸い込み圧導入管が第3のポートに、前記第2のベーン室に連通する圧力導入管が第4のポートの接続された四方弁を備え、前記四方弁を第1のポートと第4のポート間および第2のポートと第3のポート間でのみ冷媒通過が許容される第1の状態と、第1のポートと第2のポート間および第3のポートと第4のポート間のみで冷媒通過が許容される第2の状態とに選択的に制御する制御部を有する冷凍サイクル装置。
  2. 少なくとも起動後の一定時間、四方弁が第2の状態となるように制御する制御部を有する請求項1記載の冷凍サイクル装置。
JP2005341750A 2005-11-28 2005-11-28 冷凍サイクル装置 Pending JP2007146747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005341750A JP2007146747A (ja) 2005-11-28 2005-11-28 冷凍サイクル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005341750A JP2007146747A (ja) 2005-11-28 2005-11-28 冷凍サイクル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007146747A true JP2007146747A (ja) 2007-06-14

Family

ID=38208446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005341750A Pending JP2007146747A (ja) 2005-11-28 2005-11-28 冷凍サイクル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007146747A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010021491A1 (en) * 2008-08-22 2010-02-25 Lg Electronics Inc. Variable capacity type rotary compressor, cooling apparatus having the same, and method for driving the same
CN101684812A (zh) * 2008-09-25 2010-03-31 三星电子株式会社 用于旋转式压缩机的汽缸及具有该汽缸的旋转式压缩机
CN101793252B (zh) * 2009-01-14 2013-01-02 东芝开利株式会社 多汽缸旋转式压缩机及制冷循环装置
JP2013249737A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Daikin Industries Ltd 回転式圧縮機
CN103982952A (zh) * 2014-05-16 2014-08-13 广东美的集团芜湖制冷设备有限公司 空调的气压传动装置、立式空调室内机和空调
CN105114320A (zh) * 2015-08-18 2015-12-02 广东美芝制冷设备有限公司 旋转式变容喷气增焓压缩机
CN109154296A (zh) * 2016-07-19 2019-01-04 日立江森自控空调有限公司 封闭式旋转压缩机以及冷冻空调装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010021491A1 (en) * 2008-08-22 2010-02-25 Lg Electronics Inc. Variable capacity type rotary compressor, cooling apparatus having the same, and method for driving the same
US20110138848A1 (en) * 2008-08-22 2011-06-16 Sang-Myung Byun Variable capacity type rotary compressor, cooling apparatus having the same, and method for driving the same
CN102105694A (zh) * 2008-08-22 2011-06-22 Lg电子株式会社 变容式回转压缩机、具有该变容式回转压缩机的制冷装置及驱动该变容式回转压缩机的方法
US9017048B2 (en) 2008-08-22 2015-04-28 Lg Electronics Inc. Variable capacity type rotary compressor, cooling apparatus having the same, and method for driving the same
CN101684812A (zh) * 2008-09-25 2010-03-31 三星电子株式会社 用于旋转式压缩机的汽缸及具有该汽缸的旋转式压缩机
CN101793252B (zh) * 2009-01-14 2013-01-02 东芝开利株式会社 多汽缸旋转式压缩机及制冷循环装置
JP2013249737A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Daikin Industries Ltd 回転式圧縮機
CN103982952A (zh) * 2014-05-16 2014-08-13 广东美的集团芜湖制冷设备有限公司 空调的气压传动装置、立式空调室内机和空调
CN103982952B (zh) * 2014-05-16 2016-10-19 广东美的集团芜湖制冷设备有限公司 空调的气压传动装置、立式空调室内机和空调
CN105114320A (zh) * 2015-08-18 2015-12-02 广东美芝制冷设备有限公司 旋转式变容喷气增焓压缩机
CN109154296A (zh) * 2016-07-19 2019-01-04 日立江森自控空调有限公司 封闭式旋转压缩机以及冷冻空调装置
CN109154296B (zh) * 2016-07-19 2020-09-01 日立江森自控空调有限公司 封闭式旋转压缩机以及冷冻空调装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7399170B2 (en) Hermetic rotary compressor and refrigerating cycle device using the same
US7931453B2 (en) Capacity variable device for rotary compressor and driving method of air conditioner having the same
JP4447859B2 (ja) ロータリ式密閉形圧縮機および冷凍サイクル装置
JP4796073B2 (ja) 容量可変型ロータリ圧縮機
JP4815286B2 (ja) 2元冷凍サイクル装置
JP2006300048A (ja) 密閉型圧縮機
JP5018993B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2004301114A (ja) ロータリ式密閉形圧縮機および冷凍サイクル装置
JP4367567B2 (ja) 圧縮機及び冷凍装置
KR101738458B1 (ko) 고압식 압축기 및 이를 구비한 냉동사이클 장치
WO2005061901A1 (ja) 冷凍サイクル装置
JP2007146747A (ja) 冷凍サイクル装置
AU2008222268A1 (en) Refrigeration system
JP4594301B2 (ja) 密閉型回転式圧縮機
JP2009235985A (ja) 多気筒回転式圧縮機および冷凍サイクル装置
JP6605140B2 (ja) ロータリ圧縮機および冷凍サイクル装置
JP2006207559A (ja) 冷凍サイクル装置およびロータリ式圧縮機
EP3244065B1 (en) Variable displacement type compressor and refrigeration device having same
JP2007146663A (ja) 密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置
KR100620044B1 (ko) 로터리 압축기의 용량 가변 장치
JP5005598B2 (ja) 2気筒回転式圧縮機および冷凍サイクル装置
JP2008057395A (ja) 密閉型回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置
JP2007154680A (ja) 冷凍サイクル装置
JP4806552B2 (ja) 密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置
JP2010156246A (ja) 圧縮機