JP2007146727A - 車両制御装置および車両制御方法 - Google Patents

車両制御装置および車両制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エコランによるエンジン停止状態にあるときにユーザが車両を離れる場合にエコランによるエンジン停止中であることを確実にユーザに認識させ、かつ、バッテリの劣化を抑制する。
【解決手段】エコラン中に(ステップS1)、車両放置条件が成立すると(ステップS2)、エンジンを始動する(ステップS3)。エンジンを始動させることにより、エンジン停止がエコランによるエンジン停止中であったことをユーザに確実に認識させることができる。エンジン始動により、発電が行われるので、エコラン中に動作していた補機による電力消費が補われ、バッテリの劣化を防止することもできる。
【選択図】図4

Description

本発明は車両制御装置および車両制御方法に関し、特にイグニションキーがオンの状態にありながら車両の状況に応じてエンジンを自動的に停止したり、ブレーキ解除などの条件によりエンジンを再始動したりするエコラン機能を備えた車両のための車両制御装置および車両制御方法に関する。
地球温暖化の原因である排気ガスの低減や燃費の向上を目的として、車両が一時的に停止してエンジンがアイドリング状態にあるときにエンジンを停止するようにしたエコランシステムが開発され実用化されている。このシステムは、たとえば、交差点での信号待ち、踏切での列車通過待ち、人待ちなどでの車両停止時にはエンジンを自動的に停止させ、再び走行を開始するような車両操作がなされるとエンジンを再始動するものである。このエコラン中においても、エアコンやオーディオなどの補機は、継続して使用することができる。
エコラン中は、エンジンが停止状態にあることから、エンジンの状態としては、イグニションキーをオフ操作したことによるエンジン停止状態と何ら変わるところがない。そのため、たとえば、短時間駐車しているときに、エコランによるエンジン停止であることに気付かずに、イグニションキーによりオフ操作をしたと誤認してそのまま車両を離れてしまうことがある。特に、ドアのロック/アンロックおよびエンジン始動/停止にキー操作を必要としないスマートキーシステムを採用した車両では、普段はキー操作そのものがないために、ユーザは、エンジン停止がエンジン停止処理によるものかどうかを認識することが困難になってきている。
このようなエコラン状態に移行のまま車両を放置してしまう場合においても、補機にはバッテリからの電源供給が継続されているため、バッテリ電圧が低下し、バッテリ上がりが生じてしまうことになる。このため、エコラン状態のときにバッテリ電圧が低下してくると、オルタネータによる発電を行うためにエンジンは再始動される。しかし、無人の車両で勝手にエンジンが始動されてしまうことから、無駄な排気ガスの排出や燃費の悪化を招き、さらにエンジンがかかった状態のままで無人の車両が放置されることになるので、セキュリティ上の問題もある。
そこで、エコラン状態のままユーザが車両を離れるような状況、たとえばシートベルトの解除、ドアの開放、運転席からの離席などが検出されると、エコランシステムを解除してエンストモード(エンジンストールの状態)へ移行させたり(たとえば、特許文献1参照。)、警報を発したりすることが行われている。
特開2001−97071号公報(段落〔0039〕〜〔0040〕,図1)
しかしながら、エンストモードへ移行させても、補機への電源供給は通常通り行われるため、バッテリ上がりによるバッテリの劣化が懸念されるという問題点があった。また、ブザーなどの警報だけでは、ユーザは警報要因を瞬時に把握することが困難であるため、見逃してしまったり、そのとき、警報要因の1つであるたとえばランプの点灯があった場合には、ランプを消す操作をすることによって警報要因がなくなったと思い込むことで警報が鳴り止まないことに気付かなかったりして、そのまま車両を離れてしまうという問題点もあった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、エコランによるエンジン停止状態にあるときにユーザが車両を離れるような場合、エコランによるエンジン停止中であることを確実にユーザに認識させることができ、また、バッテリの劣化を抑制することができる車両制御装置および車両制御方法を提供することを目的とする。
本発明では上記問題点を解決するために、車両の状況を検出する車両状況検出手段と、前記車両状況検出手段にて検出された前記車両の状況に応じてエンジンを停止または始動させる条件が成立するかどうかを判定するエコランモード移行判定手段と、前記車両状況検出手段からの情報を基にユーザが前記車両から離れようとしているかどうかを判断する車両放置判断手段と、を備え、前記車両がエコラン中であり、かつ、前記車両放置判断手段により車両放置の判断がなされたときに、エンジンを始動させることを特徴とする車両制御装置が提供される。
また、本発明では、コンピュータが、車両の状況を検出するステップと、検出された前記車両の状況に応じてエンジンを停止または始動させる条件が成立するかどうかを判定するステップと、検出された前記車両の状況を基にユーザが前記車両から離れて車両放置をしようとしているかどうかを判断するステップと、前記車両がエコラン中であり、かつ、前記車両放置の判断がなされたときに、エンジンを始動させるステップと、を実行することを特徴とする車両制御方法が提供される。
このような車両制御装置および車両制御方法によれば、エコラン中にユーザが車両を離れたときにエンジンを始動するようにしたことにより、エンジン停止がエコランによるエンジン停止中であったことをユーザに確実に認識させることができ、エンジン始動により発電が行われることで、バッテリの劣化を防止することができる。
本発明の車両制御装置および車両制御方法は、エコラン中にユーザが車両を離れたとき、エンストモードへ移行するのではなく、エンジンを始動するようにしたため、エンジン停止がエコランによるエンジン停止中であったことをユーザに確実に認識させることができるという利点がある。また、エンジン始動により発電が行われてバッテリを充電することで、エコラン中に動作していた補機による電力消費を補うことができるので、バッテリの劣化を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の車両制御装置を有する車両制御システムの一例を示す図である。
車両制御システムは、車両制御装置11を有し、その車両制御装置11は、電源ライン12を介してバッテリ13に接続されている。このバッテリ13に接続されている電源ライン12には、スマートキーシステムや第三者による運転防止などの制御を行うセキュリティECU(Electronic Control Unit)14、ドアの開閉に連動してランプなどの制御を行うドアカーテシECU15などが直接接続されている。電源ライン12は、また、アクセサリ(ACC)リレー16を介してエアコンシステムの制御を行うエアコンECU17、オーディオシステムの制御を行うオーディオECU18などが接続され、イグニション(IG)リレー19を介してエンジン制御を行うエンジンECU20、ブレーキシステムの制御を行うブレーキECU21、ステアリングシステムの制御を行うステアリングECU22などが接続されている。さらに、IGリレー19の下流側の電源ラインには、スタータリレー23を介してスタータ24が接続されている。ACCリレー16、IGリレー19およびスタータリレー23は、車両制御装置11に接続され、それぞれACCリレー駆動/停止信号、IGリレー駆動/停止信号およびスタータリレー駆動/停止信号を受けるよう構成されている。そして、車両制御装置11は、通信手段を介して報知部25へ車両状況を報知できるようにしている。
車両制御装置11は、図1の点線内の各ECUと図示しないネットワークによって相互に接続されており、そのネットワークを介してエコラン実施許可/禁止判定を行うため各ECUと協調制御を行っている。また、車両制御装置11は、ACCリレー16およびIGリレー19にACCリレー停止信号およびIGリレー停止信号を送出して電源遮断をする場合は、電源遮断する前に、必要に応じて各ECUへ重要データを不揮発メモリへ退避するよう退避指令を送出したりもする。
次に、図1の車両制御装置11のハードウェア構成について説明する。
図2は車両制御装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。
車両制御装置11は、マイクロコンピュータ30と入出力インタフェース(I/F)31とを有し、これらマイクロコンピュータ30および入出力インタフェース31は、バス32によって相互に接続されている。入出力インタフェース31は、車載ネットワークのバス33に接続されており、このバス33を介して車両制御装置11は、車両に搭載された他のECUなどと相互に通信して車両状況を表わす情報を収集することができるようになっている。
マイクロコンピュータ30は、CPU(Central Processing Unit)34、ROM(Read Only Memory)35およびRAM(Random Access Memory)36を有し、これらは、内部バス37を介して相互に接続されている。
マイクロコンピュータ30のCPU34は、車両制御装置11の装置全体の制御を司るものであり、ROM35には、OS(Operating System)、各種プログラム、パラメータなどの各種データが格納されている。RAM36は、CPU34が実行するOSやアプリケーションのプログラムの少なくとも一部を一時的に記憶する。また、RAM36には、CPU34による処理に必要な各種データが記憶される。なお、ROM35に格納されているプログラムは、車両制御装置11の機能を実現するもので、少なくとも車両放置検出処理、エンジン始動後処理、セキュリティ処理および報知処理を実行するプログラムを含んでいる。
次に、以上のようなハードウェアによって実現される車両制御装置11の機能について説明する。
図3は車両制御装置の機能を示すブロック図である。
車両制御装置11は、車両の状況に応じてアイドリングストップ制御を行うエコラン制御機能を基本的に備えているものであって、さらに、エコランモード移行判定部41と、車両状況検出部42と、乗員検知部43と、車両放置判断部44と、電源遮断部45と、車両状況報知部46と、セキュリティ管理部47とを備えている。
エコランモード移行判定部41は、車両状況検出部42にて検出された車両の状況に応じてエンジンの停止条件および始動条件が成立するかどうかを判定する。車両状況検出部42は、車両の状況を検出するもので、たとえばドアの開閉・ロック情報、変速機のシフト情報、ブレーキ情報、シートベルト情報、キー情報、シート重量センサ情報、バッテリ情報(充電率情報)、車内外カメラ情報などを検出する。乗員検知部43は、車両状況検出部42からの情報を基にユーザが運転席に着席しているかどうかを検知する。車両放置判断部44は、車両状況検出部42からの情報を基にユーザが車両から離れようとしているかどうかを判断する。電源遮断部45は、車両放置後のエコラン中に乗員が検出されない場合にACCリレー16およびIGリレー19をオフしてアクセサリおよびIG系の補機の電源を遮断する。車両状況報知部46は、車両から離れたユーザの携帯機に対して車両の状況を報知する。セキュリティ管理部47は、放置後の車両が第三者による運転を不可能にするセキュリティ行為、たとえばステアリング、シフト、電子スロットルなどのロックや電動オイルポンプの停止などを実施する。
以上の構成の車両制御装置11において、エコランモード移行判定部41が車両状況検出部42によって検出された車両状況に基づいてエコランモードに移行していると判定しているときに、車両放置判断部44が車両から離れて車両を放置するというユーザの挙動を判断すると、車両制御装置11は、エンジンを始動して、ユーザが車両から離れるときの車両状況がエコランによるエンジン停止中であったことを認識させる。そのとき、ユーザがエンジン停止処理をしないでいると、所定時間後に、車両制御装置11は、エコラン状態に復帰してエンジンを停止し、乗員検知部43が乗員検知をしなければ、電源遮断部45がアクセサリおよびIG系の電源を遮断してバッテリを保護し、乗員検知部43が乗員検知をすれば、エンジンを始動して発電を行うことによりバッテリを保護する。
また、車両制御装置11は、車両放置判断部44が車両放置状態にあると判断し、乗員検知部43が乗員検知をしていなかった後に、車両状況検出部42が検出したキー情報、ドア開閉情報、シート重量センサ情報などから乗員検知部43がユーザ以外の乗員の検知をしたときには、セキュリティ管理部47がたとえばステアリングをロックするなどのセキュリティ行為を実施し、車両を走行不可状態にする。
さらに、車両制御装置11は、車両放置判断部44が車両放置状態にあると判断したときに、車両状況報知部46が車両状況に変化があったかどうかを判断し、車両状況に変化があった場合に、ユーザが携帯しているたとえば携帯電話または通信および表示機能搭載のキーに対して車両の状況を報知する。
次に、車両制御装置11の動作をフローチャートを用いて説明する。
図4は車両放置検出処理の流れを示すフローチャートである。
この車両放置検出処理は、エコランモード移行判定部41、車両状況検出部42および車両放置判断部44の機能を果たすもので、CPU34がROM35に格納されている車両放置検出処理プログラムを実行することにより行われる。まず、CPU34は、車両状況検出部42が検出した情報を基に、車両がエコランモード移行によるエンジン停止中、すなわちエコラン中か否かを判断する(ステップS1)。ここで、エコラン中であれば、CPU34は、車両状況検出部42が検出した情報を基に、車両放置条件が成立しているか否かを判断する(ステップS2)。この車両放置条件としては、たとえば、ドアが開いていて、シフトレバーがニュートラルレンジにあり、シートベルトが非装着状態であって、シート重量センサの反応がないことであり、この車両放置条件が成立すると、ユーザが車両から離れて車両を放置しているものと判断することができる。また、車内外カメラを搭載している場合には、ユーザを撮っている車内カメラが乗員検知をしなくなることで車両放置条件とするようにしてもよい。
エコラン中に車両放置条件が成立した場合には、CPU34は、エコランを禁止してエンジンを始動する(ステップS3)。これにより、車両は、ユーザが自分で終了操作をしたことによってエンジンが停止していたのではなく、エコランモード移行によるエンジン停止中であることを確実にユーザに認識させることができる。したがって、ユーザは、エコランモード移行によるエンジン停止中であることに気付かずに車両から離れようとしても、エンジンが始動することによって注意が喚起されるので、ブザーによる警報があったときでも、警報要因を瞬時に把握することが可能になる。
なお、ステップS1において、ユーザ自身の終了操作によるエンジン停止である場合のように、エコラン中でないとき、または、エコラン中であってもステップS2の車両放置条件が成立しないとき、CPU34は、この車両放置検出処理を中止して抜ける。また、ステップS3にてエンジンを始動した後は、そのまま、エンジンをかけっ放しにして、その後の処理をユーザの判断に委ねるようにしてもよいが、好ましい実施の形態では、引き続いて、エンジン始動後処理へ進む。
図5はエンジン始動後処理の流れを示すフローチャートである。
このエンジン始動後処理は、車両制御装置11のエコランモード移行判定部41、車両状況検出部42、乗員検知部43、車両放置判断部44および電源遮断部45の機能を果たすもので、CPU34がROM35に格納されているエンジン始動後処理プログラムを実行することにより行われる。まず、CPU34は、エンジン始動から所定時間経過したかどうかを判断し(ステップS11)、所定時間経過していない場合は、この処理を抜ける。エンジン始動から所定時間経過していれば、CPU34は、エコラン条件が成立しているか否かを判断する(ステップS12)。ここで、検出された車両状況からエコラン条件が成立していなければ、CPU34は、この処理を抜け、エコラン条件が成立していれば、エコランを許可し、エコランモードへ移行する(ステップS13)。
次に、CPU34は、乗員検知を行う(ステップS14)。この乗員検知は、検出されたシート重量センサ、シートベルト、ドア開閉履歴、ドアロックなどの情報を基に行われる。また、車内カメラなどによる乗員検知を行ってもよい。その後、CPU34は、スマートキーが照合エリアに接近しているかどうかを判断する(ステップS15)。照合エリアに接近していなければ、CPU34は、車両状況として検出されたバッテリ情報からバッテリの充電率が所定値未満か否かを判定し(ステップS16)、充電率が所定値未満でなければ、車両状況としてエコラン中に動作する補機が故障することによる車両異常が発生しているかどうかを判断する(ステップS17)。ここで、バッテリの充電率が十分であって車両異常が発生していなければ、処理はステップS14に戻って乗員検知の処理を行う。このステップS14〜S17の処理は、スマートキーが照合エリアに接近していることを検出するまで繰り返される。
バッテリの充電率が所定値未満に低下したときまたは車両異常の発生を検出しているとき、CPU34は、エンジン始動がメカキーによるものであるか否かを判断し(ステップS18)、メカキーでなければ、ステップS14での乗員検知で乗員が検知されていたか否かが判断される(ステップS19)。ここで、メカキーでなく、乗員が検知されていなければ、電源遮断をする(ステップS20)。この電源遮断は、車両制御装置11からのACCリレー停止信号およびIGリレー停止信号によりACCリレー16およびIGリレー19の動作を停止して電源遮断をするが、実際には、車両制御装置11と連携するスマートキーシステムが管理している電源ECUが実行することになる。
次に、ステップS15にてスマートキーが照合エリアに接近ないし照合エリア内にあってスマートキーとのID照合が成功していると判断されているとき、ステップS18にてエンジン始動をメカキーにて行っていると判断されたとき、または、ステップS19にて乗員検知ありと判断されているときには、CPU34は、車両状況としてたとえばシフトレバーのシフト情報、パーキングブレーキのブレーキ情報などの情報を検出し(ステップS21)、制動力が確保されているか否かを判断する(ステップS22)。ここで、シフトレバーがパーキングポジションにあるか、パーキングブレーキがかかっていて制動力が十分に確保されていれば、CPU34は、エンジンを始動する(ステップS23)。これにより、スマートキーを所持したユーザがエコラン中の車両に戻ってきたときに、エンジンが自動的に始動するようになる。また、車両が無人の状態でも、バッテリがエコラン中に動作する補機への電源供給によって上がりかけたときやエコラン中に動作する補機に異常が発生したときであって、メカキーがあるとき、エンジンが自動的に始動して、バッテリの充電を行い、エコラン状態から脱出するようになる。あるいは、バッテリが上がりかけたときや車両異常が発生したときであって、スマートキーが照合エリアに接近していないが乗員検知がされているときにも、エンジンが自動的に始動するようにしている。ステップS22にて制動力が十分に確保されていないと判断されると、CPU34は、エンジン始動を禁止する(ステップS24)。最後に、CPU34は、このエンジン始動後処理にて変化のあった車両の状況をユーザに報知し(ステップS25)、車両放置検出処理に戻る。
ところで、以上のエンジン始動後処理において、ステップS23では、スマートキーが認識されていなくても(ステップS15)、エンジン始動がスマートキーによるものであって乗員検知がなされている場合(ステップS18,S19)、制動力が確保されていると(ステップS22)、エンジンを始動させるようにしている。しかし、ステップS19で検知された乗員がユーザ以外の第三者である可能性もあるので、たとえエンジンがかかっている車両へ第三者が乗車しても走行することはできないようセキュリティ行為を実施する必要がある。
図6はセキュリティ処理の流れを示すフローチャートである。
このセキュリティ処理は、車両制御装置11のセキュリティ管理部47の機能を果たすもので、CPU34がROM35に格納されているセキュリティ処理プログラムを実行することにより行われる。このセキュリティ処理においては、まず、CPU34は、上記の車両放置検出処理にて車両が放置状態にあるか否かを判断し(ステップS31)、車両放置状態にあれば、エンジン始動後処理にて行った乗員検知にて運転席が無人であるか否かを判断し(ステップS32)、ここで、無人であると判断すると、セキュリティ行為を実施する(ステップS33)。ここで、セキュリティ行為とは、たとえば、ステアリングまたはシフトレバーが動かないようロックして機械的に走行不能にするとか、電子スロットルをロックしてエンジン回転数をアイドル回転数以上に上げないようにしたり、変速機のクラッチを作動させる油圧回路の電動オイルポンプを停止して油圧を発生させないようにしたりして、走行できないよう車両を制御することを意味する。
また、ステップS32にて乗員検知があった場合、CPU34は、ユーザ以外の乗員検知があるか否かを判断する(ステップS34)。ここで、放置された車両において、スマートキーがスマート照合エリアにないにも拘らず乗員検知がなされていると、CPU34は、無人である車両にユーザ以外の第三者が乗車していると判断して、ステップS33のセキュリティ行為を実施する。
さらに、車両が放置状態にないとき、または、車両放置後に検知された乗員がユーザであるときには、ステップS33におけるセキュリティ行為を実施する処理はパスされる。なお、このセキュリティ処理は、車両放置検出処理およびエンジン始動後処理と並行して繰り返し実施される。
次に、エンジン始動後処理における最後のステップS25にて実施されるユーザへの報知処理について説明する。
図7は報知処理の流れを示すフローチャートである。
この報知処理は、車両制御装置11の車両状況報知部46の機能を果たすもので、CPU34がROM35に格納されている報知処理プログラムを実行することにより行われる。この報知処理においては、まず、CPU34は、車両状況に変化があったか否かを判断する(ステップS41)。ここで、車両の変化とは、少なくともエンジンの始動および停止、電源遮断に関するイベントの発生を意味する。車両状況の変化が検出されると、CPU34は、ユーザへ変化した車両状況を報知し(ステップS42)、車両状況の変化が検出されなければ、ステップS42の処理をパスする。ユーザへの報知は、たとえば、ユーザの携帯電話に車両状況を記載したメールを自動送信することにより行う。または、スマートキーシステムのスマートキーには、車両内のECUとの間で双方向通信を行う機能を有しているので、スマートキーに表示部を備えることにより、車両状況をその通信機能を利用してスマートキーに送信し、表示部に表示させるようにすることで、ユーザへ報知することができる。
なお、上記の実施の形態では、車両制御装置はエンジンの点火時期や燃料噴射量を制御するエンジン制御装置とは別体の例を示したが、本発明は、そのような特定の実施の形態に限定されるものではなく、車両制御装置を、エコラン機能を備えた一体型のエンジン制御装置にも適用することができる。
本発明の車両制御装置を有する車両制御システムの一例を示す図である。 車両制御装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。 車両制御装置の機能を示すブロック図である。 車両放置検出処理の流れを示すフローチャートである。 エンジン始動後処理の流れを示すフローチャートである。 セキュリティ処理の流れを示すフローチャートである。 報知処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11 車両制御装置
12 電源ライン
13 バッテリ
14 セキュリティECU
15 ドアカーテシECU
16 ACCリレー
17 エアコンECU
18 オーディオECU
19 IGリレー
20 エンジンECU
21 ブレーキECU
22 ステアリングECU
23 IGスタータリレー
24 スタータ
25 報知部
41 エコランモード移行判定部
42 車両状況検出部
43 乗員検知部
44 車両放置判断部
45 電源遮断部
46 車両状況報知部
47 セキュリティ管理部

Claims (14)

  1. 車両の状況を検出する車両状況検出手段と、
    前記車両状況検出手段にて検出された前記車両の状況に応じてエンジンを停止または始動させる条件が成立するかどうかを判定するエコランモード移行判定手段と、
    前記車両状況検出手段からの情報を基にユーザが前記車両から離れようとしているかどうかを判断する車両放置判断手段と、
    を備え、前記車両がエコラン中であり、かつ、前記車両放置判断手段により車両放置の判断がなされたときに、エンジンを始動させることを特徴とする車両制御装置。
  2. 前記車両放置判断手段は、ユーザが車両から離れようとしているかどうかを判断する情報として、前記車両状況検出手段にて検出されたドア開閉・ロック情報、シート重量センサ情報、シートベルト情報、キー情報、シフト情報、ブレーキ情報、および車内外カメラ情報の少なくとも1つを用いたことを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
  3. 前記エコランモード移行判定手段は、エンジン始動から所定時間後、ユーザの操作がないままエコランの所定条件が成立した場合には、エコラン状態へ復帰させることを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
  4. 前記エコランモード移行判定手段は、前記エコラン状態へ復帰中に、前記車両状況検出手段にて検出されたバッテリ充電率が所定値未満になった場合には、エンジンを始動させてバッテリを充電するようにしたことを特徴とする請求項3記載の車両制御装置。
  5. 前記エコランモード移行判定手段は、前記エコラン状態へ復帰中に、前記車両状況検出手段によりエコラン中に動作する補機の異常が検出された場合には、エンジンを始動させるようにしたことを特徴とする請求項3記載の車両制御装置。
  6. 前記エコランモード移行判定手段は、前記エコラン状態へ復帰中に、前記車両状況検出手段の検出に基づいた乗員の検知がなく、前記車両状況検出手段にて検出されたバッテリ充電率が所定値未満になった場合には、バッテリからの電源遮断を行うようにしたことを特徴とする請求項3記載の車両制御装置。
  7. 前記エコランモード移行判定手段は、前記エコラン状態へ復帰中に、前記車両状況検出手段の検出に基づいた乗員の検知がなく、前記車両状況検出手段によりエコラン中に動作する補機の異常が検出された場合には、バッテリからの電源遮断を行うようにしたことを特徴とする請求項3記載の車両制御装置。
  8. 前記エコランモード移行判定手段は、前記車両状況検出手段の検出に基づいて乗員が検知された場合には、エンジンを始動させるようにしたことを特徴とする請求項6または7記載の車両制御装置。
  9. 前記エコランモード移行判定手段は、前記エコラン状態へ復帰中に、前記車両状況検出手段がスマートキーの照合エリアへの接近を検知した場合には、エンジンを始動させるようにしたことを特徴とする請求項3記載の車両制御装置。
  10. 前記エコランモード移行判定手段は、前記車両状況検出手段にて検出されたシフト情報またはブレーキ情報により制動力が確保されていない場合には、エンジンの始動を禁止するようにしたことを特徴とする請求項4,5,8または9記載の車両制御装置。
  11. 前記車両状況検出手段が車両放置を検出し、前記車両状況検出手段の検出に基づく乗員の検知がないとき、車両を走行不能にするセキュリティ管理手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
  12. 前記セキュリティ管理手段は、前記車両状況検出手段がスマートキーの照合なしに乗員を検知しているとき、車両を走行不能にすることを特徴とする請求項11記載の車両制御装置。
  13. 前記車両放置判断手段による車両放置の判断後に起きた前記エコランモード移行判定手段による動作に関する前記車両の状況の変化をユーザに報知する車両状況報知手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
  14. コンピュータが、
    車両の状況を検出するステップと、
    検出された前記車両の状況に応じてエンジンを停止または始動させる条件が成立するかどうかを判定するステップと、
    検出された前記車両の状況を基にユーザが前記車両から離れて車両放置をしようとしているかどうかを判断するステップと、
    前記車両がエコラン中であり、かつ、前記車両放置の判断がなされたときに、エンジンを始動させるステップと、
    を実行することを特徴とする車両制御方法。
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