JP2007146649A - 窓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型の障子を完全閉鎖状態に維持することができるオーニング窓を提供すること。
【解決手段】オーニング窓1は、障子2と、障子2を、上昇、下降自在であって且つ水平軸の回りで回動自在に支持する支持機構4と、障子2を水平軸の回りでR方向に回動させて窓5を開閉すると共に、窓5の開放開始時及び閉鎖完了時に、障子2を所定量だけ下降及び上昇させる窓開閉機構6と、窓開閉機構6による障子2の所定量の上昇において障子2の回動をロックする一方、窓開閉機構6による障子2の所定量の下降において障子2の回動のロックを解除するロック機構7とを具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の窓に障子を一段又は多段に配すると共に水平軸の回りで回動自在に配置し、障子を水平軸の回りで回動させて窓を開閉するようにした窓装置、特にオーニング窓等の辷り出し窓装置に関する。
従来、オーニング窓においては、通常、窓枠の一方の縦枠に取り付けられた操作ハンドルを手動により回転させ、この回転を障子の片側又は両側に伝達して、これにより障子を回動させて窓を開閉している。
ところで、このような従来のオーニング窓では、障子の両側での回動が均等に行われ難く、障子の両側での回動に位相差が生じて、障子の一方側が完全開放状態又は完全閉鎖状態でも、障子の他方側がそうでない等の不都合が生じ得る虞がある。
また、操作ハンドルの操作に基づく回転を往復動に変換して、この往復動により障子を辷り回動させるようにする場合、障子の完全閉鎖状態の近傍では障子への回動力が小さくなり、このため障子を完全閉鎖状態に辷り移行させること及び操作ハンドルの回転停止状態の保持のみで障子の完全閉鎖状態を維持することが夫々困難となり、極めて大きな回動力を操作ハンドルに加えることが必要となると共に、容易に完全閉鎖状態が解除されるという不都合がある。
更に、操作ハンドルは、通常、ハンドル本体と、このハンドル本体に取り付けられた把持ノブとを具備して構成されるが、非操作時に、ハンドル本体に何らかの意図しない原因で回転力が加わっても、これが回転されないようになっていることが好ましく、しかも、非操作時には、把持ノブは不必要とされ、これがハンドル本体から突出していると美観上好ましくないという不都合がある。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、障子を完全閉鎖状態に維持することができる窓装置を提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、完全閉鎖状態の近傍から完全閉鎖状態に障子を容易に移行させることができる窓装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的とするところは、非操作時に、操作ハンドルを簡単な操作でもって確実な非回転状態に維持でき、しかも、美観に優れた操作ハンドルを具備した窓装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的とするところは、障子の両側での回動を均等に行わせることができ、而して、障子の一方側が完全開放状態又は完全閉鎖状態でも、障子の他方側がそうでない等の不都合が生じない窓装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的とするところは、組み立て、分解、保守等が容易な窓装置を提供することにある。
本発明の第一の態様の窓装置は、障子と、この障子を、上昇、下降自在であって且つ水平軸の回りで回動自在に支持する支持機構と、障子を水平軸の回りで回動させて窓を開閉すると共に、窓の開放開始時及び閉鎖完了時に、障子を所定量だけ下降及び上昇させる窓開閉機構と、この窓開閉機構による障子の所定量の上昇において障子を窓完全閉鎖位置に引き寄せる引き寄せ機構とを具備しており、引き寄せ機構は、障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか一方に固定して配された係合突出体と、障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか他方に固定して配された案内面とを具備しており、窓開閉機構による障子の所定量の上昇において係合突出体が案内面に案内されることにより、障子を窓閉鎖位置に引き寄せるようになっており、係合突出体は、回転自在なローラを具備しており、案内面による係合突出体の案内において、ローラが案内面に接触するようになっている。
本発明の第一の態様の窓装置では、窓の閉鎖過程における完全閉鎖状態の近傍から障子が案内面により閉鎖位置に強制的に引き寄せられるため、完全閉鎖状態に障子を容易に移行させることができ、しかも、係合突出体の被係合凹所への移動案内がローラを介して行われることにより、障子を完全閉鎖状態の近傍から完全閉鎖状態へ滑らかに移行させることができ、而して完全閉鎖状態に障子を更に容易に移行させることができる。好ましい例では、係合突出体を障子の側面に、案内面を窓枠の縦枠に配する。
本発明の第二の態様の窓装置では、第一の態様の窓装置において、窓開閉機構による障子の所定量の上昇において障子回動をロックする一方、窓開閉機構による障子の所定量の下降において障子回動のロックを解除するロック機構を更に具備している。
第二の態様の窓装置によれば、ロック機構を具備しているため、障子が何らかの原因で下降されない限り、障子を完全閉鎖状態に維持することができ、風圧等によって障子が容易に開放状態にされるようなことがない。
本発明の第三の態様の窓装置では、第二の態様の窓装置において、ロック機構は、前記の係合突出体と、障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか他方に固定して配された被係合凹所とを具備しており、係合突出体は、窓開閉機構による障子の所定量の上昇において被係合凹所に配され、窓開閉機構による障子の所定量の下降において被係合凹所から抜け出るようになっており、被係合凹所の開口端に、引き寄せ機構の案内面が形成されている。本発明における被係合凹所としては、一つの好ましい例では、少なくとも上下方向に伸びた一対の対向する平行な面によって規定されて一端面が開口した長孔であるが、これに必ずしも限定されず、上下方向に伸びた一つの面のみによって規定された凹所であってもよい。
本発明の第四の態様の窓装置では、上記のいずれかの態様の窓装置において、支持機構は、窓枠と、一端部が障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか一方に水平軸の回りで回動自在に、他端部が障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか他方に上昇、下降自在であって且つ水平軸の回りで回動自在に夫々連結された連結部材とを具備している。
窓を規定する窓枠は、通常、上枠、下枠及び左右の縦枠からなり、第四の態様の窓装置において、連結部材は、好ましい例では、その一端部が、障子の側面に水平軸の回りで回動自在に、その他端部が、縦枠に上昇、下降自在であって且つ水平軸の回りで回動自在に連結されて、配されるが、これに必ずしも限定されない。
本発明の第五の態様の窓装置では、第四の態様の窓装置において、ロック機構は、障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか他方に又は連結部材の他端部に固定して配された孔と、連結部材の他端部に又は障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか他方に固定して配されて、且つ孔に挿入された二面体とを具備しており、孔は、二面孔と、この二面孔に連通した円孔とを具備しており、二面体は、窓開閉機構による障子の所定量の上昇において二面孔に配されて、二面孔に対して非回転自在とされ、窓開閉機構による障子の所定量の下降において円孔に配されて、円孔に対して回転自在となるようになっている。
本発明において二面体とは、二面孔に配される際、二面孔に嵌合して二面孔に対して非回転自在とされるものをいい、したがって、少なくとも互いに平行な一対の平坦面を有しているもの、例えば矩形体(四角柱体)、六角柱体又は円柱体の一部をその軸対称に切り取ったもの等を含み、ここで円柱体の一部をその軸対称に切り取ったものが好ましい。
また、第五の態様の窓装置では、二面体は、連結部材の他端部を障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか他方に回動自在に連結するための軸部材に一体的に形成される。この軸部材は、連結部材の他端部、障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれに固定して設けられてもよい。更に、第五の態様の窓装置において、第一の態様の窓装置における案内面と同様の案内面を二面孔と円孔との間に設けて、二面孔と円孔からなるロック機構にも、窓開閉機構による障子の所定量の上昇において障子を窓完全閉鎖位置に引き寄せる引き寄せ機能をもたせてもよい。
本発明の第六の態様の窓装置では、上記のいずれかの態様の窓装置において、窓開閉機構は、回転自在な操作ハンドルと、操作ハンドルの回転を、当該回転の軸に直交する軸の回りの回転に変換する回転転向機構と、この回転転向機構からの出力回転を往復動に変換する回転−往復動変換機構とを具備している。
本発明の第七の態様の窓装置では、第六の態様の窓装置において、窓開閉機構は、回転転向機構の出力回転軸を回転−往復動変換機構の入力回転軸に連結する連結手段を具備しており、連結手段は、一端部が回転転向機構の出力回転軸に軸方向に移動自在に嵌着されており、他端部が回転−往復動変換機構の入力回転軸に軸方向に移動自在に嵌着された連結軸部材と、連結軸部材を軸方向に弾性的に付勢して、連結軸部材の一端部及び他端部の回転転向機構の出力回転軸及び回転−往復動変換機構の入力回転軸からの抜け出しを防止する抜け出し防止手段とを具備している。
第七の態様の窓装置によれば、回転転向機構をユニット化でき、しかも、このユニット化された回転転向機構を回転−往復動変換機構に容易に連結でき、組み立て、保守等を短時間で行うことができ、極めて好ましい。
本発明の第八の態様の窓装置では、第六又は七の態様の窓装置において、回転転向機構は、操作ハンドルの回転によって回転されるウオーム歯車と、このウオーム歯車に噛合ったピニオン歯車とを具備している。
本発明の第九の態様の窓装置では、上記のいずれかの態様の窓装置において、窓開閉機構は、窓の最大開放を規定する規定機構を具備している。また、本発明の第十の態様の窓装置では、第九の態様の窓装置において、回転−往復動変換機構は、操作ハンドルの操作に基づく回転によって回動される第一のアームと、一端部がこの第一のアームに回動自在に連結された第二のアームと、この第二のアームの他端部が回動自在に連結されていると共に障子の上部に連結されて、直線往復動自在、即ち上下動自在な移動部材と、この移動部材の上下動(又は直線往復動)を案内する案内機構とを具備しており、規定機構は、第一のアームに対する第二のアームの回動角を規制するように、第一のアームと第二のアームとの間に設けられた規制片を具備している。このように規定機構、好ましくは、第十の態様の窓装置のように規制片を具備した窓装置では、窓の開け過ぎ等の不都合をなくし得る。
本発明の第十一の態様の窓装置では、障子と、この障子を水平軸の回りで回動自在に支持する支持機構と、障子を水平軸の回りで回動させて窓を開閉する窓開閉機構とを具備しており、支持機構は、障子の回りに配された窓枠を具備しており、開閉機構は、ハンドル本体と、把持ノブとを有した操作ハンドルを具備しており、把持ノブは、その一端部が窓枠の下枠又はその近傍に出入自在となるように、ハンドル本体に可動に取り付けられており、窓枠の下枠又はその近傍には、把持ノブの一端部を受容して、弾性的に係止する弾性係止手段が設けられている。
第十一の態様の窓装置によれば、非操作時に、簡単な操作でもって操作ハンドルを非回転状態に確実に維持でき、しかも、美観に優れた操作ハンドルを具備した窓装置を提供し得る。
本発明の第十二の態様の窓装置では、障子と、この障子を、水平軸の回りで回動自在に支持する支持機構と、障子を水平軸の回りで回動させて窓を開閉する窓開閉機構と、窓の最大開放を規定する規定機構とを具備しており、窓開閉機構は、操作ハンドルと、操作ハンドルの操作に基づく回転によって回動される第一のアームと、一端部がこの第一のアームに回動自在に連結された第二のアームと、この第二のアームの他端部が回動自在に連結されていると共に、障子の上部に連結された上下動自在な移動部材と、この移動部材の上下動を案内する案内機構とを具備しており、規定機構は、第一のアームに対する第二のアームの回動角を規制するように、第一のアームと第二のアームとの間に設けられた規制片を具備している。
本発明の第十三の態様の窓装置では、障子と、この障子を水平軸の回りで回動自在に支持する支持機構と、障子を水平軸の回りで回動させて窓を開閉する窓開閉機構とを具備しており、窓開閉機構は、回転自在な操作ハンドルと、この操作ハンドルの操作に基づく回転を、当該回転の軸に直交する軸の回りの回転に変換する回転転向機構と、回転転向機構の出力回転軸の回転を往復動に変換する回転−往復動変換機構と、回転転向機構の出力回転軸を回転−往復動変換機構の入力回転軸に連結する連結手段とを具備しており、連結手段は、一端部が回転転向機構の出力回転軸に軸方向に移動自在に嵌着されており、他端部が回転−往復動変換機構の入力回転軸に軸方向に移動自在に嵌着された連結軸部材と、連結軸部材を軸方向に弾性的に付勢して、連結軸部材の一端部及び他端部の回転転向機構の出力回転軸及び回転−往復動変換機構の入力回転軸からの抜け出しを防止する抜け出し防止手段とを具備している。
第十三の態様の窓装置によれば、回転転向機構をユニット化でき、しかも、このユニット化された回転転向機構を回転−往復動変換機構に容易に連結でき、組み立て、保守を短時間で行うことができる。
本発明の第十四の態様の窓装置では、障子と、この障子を、当該障子の両側で、水平軸の回りで回動自在に支持する支持機構と、障子を、当該障子の両側で、水平軸の回りで回動させて窓を開閉する窓開閉機構とを具備しており、窓開閉機構は、回転自在な操作ハンドルと、この操作ハンドルの操作に基づく回転を、当該回転の軸に直交する軸の回りの回転に変換して、互いに反対方向の位置にその回転を出力する出力回転軸を有した回転転向機構と、回転転向機構の各出力回転軸の回転を往復動に変換して、障子を、当該障子の両側で、水平軸の回りで回動させる回転−往復動変換機構とを具備している。
第十四の態様の窓装置によれば、操作ハンドルの操作に基づく回転を障子の両側に所望に同期して伝達することができて、障子の両側での回動を均等に行わせることができ、而して、障子の一方側が完全開放状態又は完全閉鎖状態でも、障子の他方側がそうでない等の不都合をなくし得る。
本発明の第十五の態様の窓装置では、第十四の態様の窓装置において、支持機構は、障子の回りに配された窓枠を具備しており、操作ハンドルは、窓枠の下枠又はその近傍に設けられている。
本発明の第十六の態様の窓装置では、第十五の態様の窓装置において、操作ハンドルは、ハンドル本体と、把持ノブとを具備しており、把持ノブは、その一端部が窓枠の下枠又はその近傍に出入自在となるように、ハンドル本体に可動に取り付けられており、窓枠の下枠又はその近傍には、把持ノブの一端部を受容して、弾性的に係止する弾性係止手段が設けられている。
本発明の第十七の態様の窓装置では、第十一から第十六の態様のいずれかの窓装置において、回転転向機構は、操作ハンドルの回転によって回転されるウオーム歯車と、このウオーム歯車に噛合ったピニオン歯車とを具備しており、回転転向機構の出力回転軸は、ピニオン歯車の回転により回転されるようになっている。
本発明の第十八の態様の窓装置では、第十一から第十七の態様のいずれかの窓装置において、支持機構は、障子を、上昇、下降自在にも支持するようになっており、窓開閉機構は、窓の開放開始時及び閉鎖完了時に、障子を所定量だけ下降及び上昇させるようにもなっている。
本発明によれば、障子を完全閉鎖状態に維持することができ、また、完全閉鎖状態の近傍から完全閉鎖状態に障子を容易に移行させることができ、更に、非操作時に、操作ハンドルを簡単な操作でもって確実な非回転状態に維持でき、しかも、美観に優れた操作ハンドルを具備した窓装置を提供することができ、その上、障子の両側での回動を均等に行わせることができ、而して、障子の一方側が完全開放状態又は完全閉鎖状態でも、障子の他方側がそうでない等の不都合が生じない窓装置を提供することができ、加えて、組み立て、分解、保守等が容易な窓装置を提供することができる。
次に本発明及びその実施の形態を、図に示すオーニング窓の例を参照して更に詳細に説明する。なお、本発明はこの例に何等限定されないのである。
図1から図13において、本例のオーニング窓1は、障子2と、障子2を、上昇、下降自在であって且つ水平軸の回りで回動自在に支持する支持機構4と、障子2を水平軸の回りでR方向に回動させて窓5を開閉すると共に、窓5の開放開始時及び閉鎖完了時に、障子2を所定量だけ下降及び上昇させる窓開閉機構6と、窓開閉機構6による障子2の所定量の上昇において障子2の回動をロックする一方、窓開閉機構6による障子2の所定量の下降において障子2の回動のロックを解除するロック機構7と、窓開閉機構6による障子2の所定量の上昇において障子2を窓開閉位置に引き寄せる引き寄せ機構8と、操作ハンドル9の把持ノブ10の一端部11を受け入れて、当該一端部11を弾性的に係止する弾性係止手段12とを具備している。
障子2は、窓5に縦方向に三段直列(図14参照)に配されており、3段の障子2の夫々は、窓開閉機構6により互いに同期してR方向に回動され、所定量だけ下降及び上昇されるようになっている。なお、障子2は一段でもよく、一段の障子2で窓5の全体を開放、閉鎖するようにしてもよい。障子2の夫々は、箱状の障子本体15と、障子本体15の両側面22に螺子等により固着された連結板16とを具備しており、障子本体15には窓ガラス等が嵌め込まれている。
障子2の左側と右側とは、同様に構成されているので、以下、障子2の左側について主に説明し、対応の箇所には必要に応じて同一の符号にaを付して図示し、また、各段の障子2に対してほぼ同様に構成されているので、同じく以下、最下段の障子2について主に説明する。
支持機構4は、窓枠21と、障子2の側面22の連結板16に固着された軸部材23と、窓枠21の縦枠24に固着されたブラケット25と、一端部26が軸部材23を介して水平軸の回りで回動自在に連結板16に連結された板状の連結部材27と、連結部材27の他端部28に固着された軸部材29とを具備しており、軸部材29は、ブラケット25に形成された孔30に配されている。
障子2の回りに配された窓枠21は、前記の左側の縦枠24と、右側の縦枠24aと、上下枠36(図14参照)及び37とを具備しており、窓5を規定している。
ロック機構7は、本例では、二種類のロック機構を具備しており、二種類のロック機構のうち一方のロック機構である、支持機構4に設けられたロック機構7は、縦枠24に固定して配された前記の孔30と、連結部材27の他端部28に固定して配されており、孔30に挿入された円柱状の軸部材29に二面取部として形成された二面体41とを具備しており、孔30は、一端が開口した長孔からなる二面孔42と、二面孔42の開口端で当該二面孔42に連通した円孔43とを具備しており、二面体41は、窓開閉機構6による障子2の所定量の上昇において二面孔42に配されて、二面孔42に対して非回転自在とされ、窓開閉機構6による障子2の所定量の下降において円孔43に配されて、円孔43に対して回転自在とされるようになっている。このようなロック機構7並びに軸部材29、ブラケット25及び孔30を介して、連結部材27の他端部28は、窓枠21の縦枠24に上昇、下降自在であって且つ水平軸の回りで回動自在に連結されている。
二種類のロック機構のうち他のロック機構7は、障子2毎に二個(図2には一個のみ図示)であって、障子2の上方と下方とに夫々設けられており、夫々は、障子2の側面に固定して配された係合突出体46と、縦枠24に取り付けられた板部材47と、板部材47に形成された被係合凹所48とを具備しており、係合突出体46は、障子2の側面に植設された軸部材49と、軸部材49に回転自在に装着されたローラ50とを具備しており、係合突出体46のローラ50は、窓開閉機構6による障子2の所定量の上昇において被係合凹所48に配され、窓開閉機構6による障子2の所定量の下降において被係合凹所48から抜け出るようになっている。
この他のロック機構7には、引き寄せ機構8が併設されており、引き寄せ機構8は、ロック機構7に用いられた上記の係合突出体46と、上記の被係合凹所48の開口端に形成された案内面51とを具備しており、引き寄せ機構8は、窓開閉機構6による窓完全閉鎖直前の障子2の所定量の上昇において、係合突出体46のローラ50を案内面51に接触させて、被係合凹所48への移動を案内して、而して、障子2を完全閉鎖位置に引き寄せるようになっている。
窓開閉機構6は、回転自在な上記の操作ハンドル9と、操作ハンドル9の回転を、当該回転の軸に直交する軸の回りの回転に変換して、互いに反対方向の位置にその回転を出力する回転転向機構52と、操作ハンドル9の回転に基づく回転転向機構52の出力回転軸53の回転を、往復動に変換する回転−往復動変換機構54と、回転転向機構52の出力回転軸53を回転−往復動変換機構54の入力回転軸55に連結する連結手段56と、窓の最大開放を規定する規定機構57とを具備している。
操作ハンドル9は、下枠37の一方の面に配されており、ハンドル本体60と、前記の把持ノブ10とを具備しており、把持ノブ10は、その一端部11が窓枠の下枠37に設けられた弾性係止手段12に出入自在となるように、ハンドル本体60の貫通孔61に可動に取り付けられており、ノブ本体62と、ノブ本体62の両端に形成されて、ノブ本体62の貫通孔61からの抜け出しを防止するフランジ部63及び64とを具備している。
回転転向機構52は、操作ハンドル9の回転を減速する減速歯車機構65と、減速歯車機構65の出力回転を、当該回転の軸に直交する軸の回りの回転に変換する回転転向歯車機構66とを具備しており、減速歯車機構65は、下枠37に取り付けられた歯車箱67と、歯車箱67に軸受68及び69を介して回転自在に支持されて、互いに噛み合った小歯車70及び大歯車71とを具備しており、小歯車70の軸部72にハンドル本体60の一端部が嵌着されている。
回転転向歯車機構66は、歯車箱67を介して下枠37に取り付けられた歯車箱75と、軸部76を一体的に有しており、軸部76の一端部では軸受(図示せず)を介して回転自在に歯車箱75に、軸部76の他端部では、大歯車71の中央の貫通孔に嵌着されたウオーム歯車77と、ウオーム歯車77に噛み合うピニオン歯車78と、ピニオン歯車78の中央の貫通孔に嵌着されていると共に、歯車箱75に軸受80及び80aを介して回転自在に支持されており、両端部79及び79aが歯車箱75から突出した前記の出力回転軸53とを具備しており、出力回転軸53の両端部79及び79aの夫々は、六角軸として形成されている。
回転転向機構52は、手動操作による操作ハンドル9の回転を、小歯車70、大歯車71、ウオーム歯車77、ピニオン歯車78を介して出力回転軸53に伝達して、当該出力回転軸53を回転させ、而して、操作ハンドル9の操作に基づく回転を、当該回転の軸に直交する軸の回りの回転に変換して、互いに反対方向の位置にその回転を出力するようになっている。
連結手段56は、一端部85がその内部で回転転向機構52の出力回転軸53の一端部79を軸方向に移動自在に嵌合させており、他端部86がその内部で回転−往復動変換機構54の入力回転軸55に軸方向に移動自在に嵌合させている六角パイプからなる連結軸部材87と、連結軸部材87を軸方向に弾性的に付勢して、連結軸部材87の一端部85及び他端部86の回転転向機構52の出力回転軸53及び回転−往復動変換機構54の入力回転軸55からの抜け出しを防止する抜け出し防止手段88とを具備している。連結軸部材87の他端部86の内部と嵌合する入力回転軸55の一端部は、出力回転軸53の両端部79及び79aの夫々と同様に六角軸として形成されている。
抜け出し防止手段88は、連結軸部材87に装着されたばね受けとしてのピン91と、歯車箱75の外側側面に配されたばね受けとしてのワッシャ92と、ピン91及びワッシャ92に間で連結軸部材87を取り囲んで配されたコイルばね93とを具備しており、コイルばね93の弾性伸長力によりピン91を介して連結軸部材87を入力回転軸55に向かって付勢しており、これにより、連結軸部材87の一端部85及び他端部86の回転転向機構52の出力回転軸53及び回転−往復動変換機構54の入力回転軸55からの抜け出しを防止している。
出力回転軸53の他端部77a側に設けられる連結手段56aも同様に形成されている。
なお、連結軸部材87をコイルばね93の弾性伸長力に抗して歯車箱75に向かって軸方向に移動させて、その他端部86の入力回転軸55への嵌合を解除し、その後、撓みを利用しながら連結軸部材87を逆に移動させて、出力回転軸53の一端部79からその一端部85を引き出し、当該一端部85の出力回転軸53の一端部79への嵌合を解除することにより、連結軸部材87を出力回転軸53と入力回転軸55との間から除去でき、また、以上の作業の逆を行うことにより、連結軸部材87を出力回転軸52と入力回転軸55との間に容易に設置でき、而して減速歯車機構65及び回転転向歯車機構66を具備してユニット化された回転転向機構52の設置、取り替え、保守等を容易に行うことができる。
連結手段56は、回転転向機構52の出力回転軸53の回転により、連結軸部材87を回転させて、この回転を回転−往復動変換機構54の入力回転軸55に伝達して、当該入力回転軸55を回転させるようになっている。
回転−往復動変換機構54は、回動自在なアーム101と、一端部102がアーム101の一端部103に軸部材104を介して垂直面内で回動自在に連結されたアーム105と、アーム105の他端部106が軸部材107を介して垂直面内で回動自在に連結されていると共に、障子2の上部である連結板16に軸部材108を介して回動自在に連結されて、上下方向に伸びた長尺の上下動自在な移動部材109と、移動部材109の上下動を案内する案内機構110と、アーム101の下端部111を垂直面内で回動自在に支持する支持装置112とを具備している。
案内機構110は、移動部材109に夫々ピン121を介して回転自在であって、夫々が上下方向に間隔をあけて取り付けられた複数個のローラ122と、各ローラ122が上下方向に移動自在に嵌装されており、上下方向に伸びて縦枠24内部に装着された案内部材123とを具備している。案内機構110は、ローラ122の案内部材123に沿った移動により移動部材109の上下方向の移動を案内する。
支持装置112は、前記の入力回転軸55と、入力回転軸55を回転自在に支持する軸受装置131とを具備しており、入力回転軸55の一端部132は、連結軸部材87の他端部86の内部に嵌合できるように、前記のように六角軸部として形成されており、軸受装置131は、入力回転軸55を回転自在に支持する転がり軸受133及び134を具備して、縦枠24の内部に取り付けられている。アーム101の下端部111は、入力回転軸55に固着されており、これにより、操作ハンドル9の操作に基づく連結軸部材87の回転で入力回転軸55が回転されると、アーム101もまた、垂直面内で回動されるようになっている。
規定機構57は、アーム101に対するアーム105の回動角を規制するように、アーム105に取り付けられて、アーム101とアーム105との間に設けられた規制片135を具備している。規制片135は、アーム101とアーム105との間の角度が一定値になる際に、アーム101に当接する当接面136を具備している。規定機構57は、窓の開放のための操作ハンドル9の操作に基づく入力回転軸55の回転で、アーム101が所定量回動されてアーム101とアーム105との間の角度が一定値になると、規制片135の当接面136がアーム101に当接して、これにより、アーム101のそれ以上の回動、すなわち、操作ハンドル9のそれ以上の回転を阻止して、障子2による窓の最大開放を規定するようになっている。
移動部材109は、上段の更に二つの障子2の夫々の上部である連結板16にも、軸部材108を介して回動自在に連結されており、したがって、移動部材109の上昇、下降により三段の障子2は、互いに同期して回動されるようになっている。
回転−往復動変換機構54は、窓の開放のための操作ハンドル9の操作に基づく回転で入力回転軸55が回転されると、アーム101を図1において反時計回りの方向に回動させ、アーム101のこの回動でアーム105を介して移動部材109を下降させて、初期のこの移動部材109の下降による連結板16及び障子本体15を介する連結部材27の下降で、一方のロック機構7の軸部材29の二面体41を、二面孔42から抜け出させて円孔43に配し、二面体41を回転可能の位置にもたらして当該一方のロック機構7のロックを解除すると共に、他のロック機構7のローラ50を被係合凹所48から抜け出させて当該他のロック機構7のロックを解除し、これらのロック解除後、更なるアーム105の回動による移動部材109の下降で、規制片135の当接面136がアーム101に当接されるまで、移動部材109に連結された連結板16を介して連結部材27の軸部材29を中心とした反時計回りの方向の回動と共に障子2を軸部材23を中心として図1において時計回りの方向に回動させて、図14に示すように、窓を完全開放の状態に移行させる。
また、回転−往復動変換機構54は、窓の閉鎖のための操作ハンドル9の操作に基づく逆回転で入力回転軸55が前記と逆に回転されると、アーム101を図1において時計回りの方向に回動させ、アーム101のこの回動でアーム105を介して移動部材109を上昇させ、而して、移動部材109に連結された連結板16を介して障子2を軸部材23を中心として図1において反時計回りの方向に回動させると共に、連結部材27をもまた軸部材29を中心として図1において時計回りの方向に回動させる。更なる窓の閉鎖のための操作ハンドル9の操作に基づく回転による移動部材109の上昇において、窓の閉鎖直前で障子2を上方に持ち上げ、この持ち上げで、ローラ50の案内面51への接触により被係合凹所48へのローラ50の移動が促されて、障子2が閉鎖位置に引き寄せられ、同時に二面体41を円孔43から抜け出させて二面孔42に配し、障子2を、窓開放側に回動させないように、二面体41及び二面孔42からなるロック機構7及びローラ50及び被係合凹所48からなるロック機構7によりロックして、窓を完全閉鎖の状態に移行させる。
窓開閉機構6では、回転転向機構52により操作ハンドル9の操作に基づく回転を障子2の両側に伝達でき、この伝達された回転により回転−往復動変換機構54により同期的に障子2の両側を上昇、下降及び回動させるために、障子2の両側での上昇、下降及び回動を均等に行わせることができ、而して、障子2の一方側が完全開放状態又は完全閉鎖状態でも、障子2の他方側がそうでない等の不都合をなくし得る。
弾性係止手段12は、下枠37に取り付けられて、側面に複数の貫通孔141を有したハウジング142と、ハウジング142の側面の回りに等間隔に夫々螺子143により片持ち支持されて取り付けられた複数個の板ばね144と、ハウジング142に取り付けられて、把持ノブ10の必要以上のハウジング142内への挿入を防止するストッパ145とを具備している。各板ばね144は、U字状の曲折部146を有しており、曲折部146は、貫通孔141を通ってハウジング142内に突出している。
弾性係止手段12は、把持ノブ10の一部11がハウジング142内に押し込まれることにより、弾性変形により板ばね144間のフランジ部64の通過を許容し、フランジ部64の通過後、曲折部146のフランジ部64への弾性的係合により、把持ノブ10の一部11のハウジング142からの抜け出しを阻止する一方、把持ノブ10が一定以上の力で引き出されようとすると、板ばね144を弾性変形させて、曲折部146のフランジ部64への弾性的係合を解除させて、把持ノブ10のハウジング142外への引き出しを可能とする。
このように弾性係止手段12により、操作ハンドル9を操作しない際に、把持ノブ10を格納できて、しかも、操作ハンドル9の意図しない回転を防止でき、而して、非操作時に、簡単な操作でもって操作ハンドル9を非回転状態に維持でき、しかも、美観に優れた操作ハンドルとし得る。
図2の例の一部側面図である。 本発明の好ましい一実施図の正面図である。 図2の例の側面図である。 図2の例の平面図である。 図2の例の一部拡大斜視図である。 図2の例の一部拡大断面図である。 図2の例の一部拡大断面図である。 図2の例の一部拡大断面図である。 図2の例の一部拡大断面図である。 図2のX−X線断面図である。 図2のXI−XI線断面図である。 図2のXII−XII線断面図である。 図2の例の一部拡大断面図である。 図2の例の動作説明図である。
符号の説明
1 オーニング窓
2 障子
4 支持機構
5 窓
6 窓開閉機構
7 ロック機構
8 引き寄せ機構
9 操作ハンドル
10 把持ノブ
12 弾性係止手段

Claims (18)

  1. 障子と、この障子を、上昇、下降自在であって且つ水平軸の回りで回動自在に支持する支持機構と、障子を水平軸の回りで回動させて窓を開閉すると共に、窓の開放開始時及び閉鎖完了時に、障子を所定量だけ下降及び上昇させる窓開閉機構と、この窓開閉機構による障子の所定量の上昇において障子を窓完全閉鎖位置に引き寄せる引き寄せ機構とを具備しており、引き寄せ機構は、障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか一方に固定して配された係合突出体と、障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか他方に固定して配された案内面とを具備しており、窓開閉機構による障子の所定量の上昇において係合突出体が案内面に案内されることにより、障子を窓閉鎖位置に引き寄せるようになっており、係合突出体は、回転自在なローラを具備しており、案内面による係合突出体の案内において、ローラが案内面に接触するようになっている窓装置。
  2. 窓開閉機構による障子の所定量の上昇において障子回動をロックする一方、窓開閉機構による障子の所定量の下降において障子回動のロックを解除するロック機構を更に具備している請求項1に記載の窓装置。
  3. ロック機構は、前記の係合突出体と、障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか他方に固定して配された被係合凹所とを具備しており、係合突出体は、窓開閉機構による障子の所定量の上昇において被係合凹所に配され、窓開閉機構による障子の所定量の下降において被係合凹所から抜け出るようになっており、被係合凹所の開口端に、引き寄せ機構の案内面が形成されている請求項2に記載の窓装置。
  4. 支持機構は、窓枠と、一端部が障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか一方に水平軸の回りで回動自在に、他端部が障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか他方に上昇、下降自在であって且つ水平軸の回りで回動自在に夫々連結された連結部材とを具備している請求項1から3のいずれか一項に記載の窓装置。
  5. ロック機構は、障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか他方に又は連結部材の他端部に固定して配された孔と、連結部材の他端部に又は障子の側面及び窓枠の縦枠のいずれか他方に固定して配されて、且つ孔に挿入された二面体とを具備しており、孔は、二面孔と、この二面孔に連通した円孔とを具備しており、二面体は、窓開閉機構による障子の所定量の上昇において二面孔に配されて、二面孔に対して非回転自在とされ、窓開閉機構による障子の所定量の下降において円孔に配されて、円孔に対して回転自在となるようになっている請求項4に記載の窓装置。
  6. 窓開閉機構は、回転自在な操作ハンドルと、操作ハンドルの回転を、当該回転の軸に直交する軸の回りの回転に変換する回転転向機構と、この回転転向機構からの出力回転を往復動に変換する回転−往復動変換機構とを具備している請求項1から5のいずれか一項に記載の窓装置。
  7. 窓開閉機構は、回転転向機構の出力回転軸を回転−往復動変換機構の入力回転軸に連結する連結手段を具備しており、連結手段は、一端部が回転転向機構の出力回転軸に軸方向に移動自在に嵌着されており、他端部が回転−往復動変換機構の入力回転軸に軸方向に移動自在に嵌着された連結軸部材と、連結軸部材を軸方向に弾性的に付勢して、連結軸部材の一端部及び他端部の回転転向機構の出力回転軸及び回転−往復動変換機構の入力回転軸からの抜け出しを防止する抜け出し防止手段とを具備している請求項6に記載の窓装置。
  8. 回転転向機構は、操作ハンドルの回転によって回転されるウオーム歯車と、このウオーム歯車に噛合ったピニオン歯車とを具備している請求項6又は7に記載の窓装置。
  9. 窓開閉機構は、窓の最大開放を規定する規定機構を具備している請求項1から8のいずれか一項に記載の窓装置。
  10. 回転−往復動変換機構は、操作ハンドルの操作に基づく回転によって回動される第一のアームと、一端部がこの第一のアームに回動自在に連結された第二のアームと、この第二のアームの他端部が回動自在に連結されていると共に障子の上部に連結されて上下動自在な移動部材と、この移動部材の上下動を案内する案内機構とを具備しており、規定機構は、第一のアームに対する第二のアームの回動角を規制するように、第一のアームと第二のアームとの間に設けられた規制片を具備している請求項9に記載の窓装置。
  11. 障子と、この障子を水平軸の回りで回動自在に支持する支持機構と、障子を水平軸の回りで回動させて窓を開閉する窓開閉機構とを具備しており、支持機構は、障子の回りに配された窓枠を具備しており、開閉機構は、ハンドル本体と、把持ノブとを有した操作ハンドルを具備しており、把持ノブは、その一端部が窓枠の下枠又はその近傍に出入自在となるように、ハンドル本体に可動に取り付けられており、窓枠の下枠又はその近傍には、把持ノブの一端部を受容して、弾性的に係止する弾性係止手段が設けられている窓装置。
  12. 障子と、この障子を、水平軸の回りで回動自在に支持する支持機構と、障子を水平軸の回りで回動させて窓を開閉する窓開閉機構と、窓の最大開放を規定する規定機構とを具備しており、窓開閉機構は、操作ハンドルと、操作ハンドルの操作に基づく回転によって回動される第一のアームと、一端部がこの第一のアームに回動自在に連結された第二のアームと、この第二のアームの他端部が回動自在に連結されていると共に、障子の上部に連結された上下動自在な移動部材と、この移動部材の上下動を案内する案内機構とを具備しており、規定機構は、第一のアームに対する第二のアームの回動角を規制するように、第一のアームと第二のアームとの間に設けられた規制片を具備している窓装置。
  13. 障子と、この障子を水平軸の回りで回動自在に支持する支持機構と、障子を水平軸の回りで回動させて窓を開閉する窓開閉機構とを具備しており、窓開閉機構は、回転自在な操作ハンドルと、この操作ハンドルの操作に基づく回転を、当該回転の軸に直交する軸の回りの回転に変換する回転転向機構と、回転転向機構の出力回転軸の回転を往復動に変換する回転−往復動変換機構と、回転転向機構の出力回転軸を回転−往復動変換機構の入力回転軸に連結する連結手段とを具備しており、連結手段は、一端部が回転転向機構の出力回転軸に軸方向に移動自在に嵌着されており、他端部が回転−往復動変換機構の入力回転軸に軸方向に移動自在に嵌着された連結軸部材と、連結軸部材を軸方向に弾性的に付勢して、連結軸部材の一端部及び他端部の回転転向機構の出力回転軸及び回転−往復動変換機構の入力回転軸からの抜け出しを防止する抜け出し防止手段とを具備している窓装置。
  14. 障子と、この障子を、当該障子の両側で、水平軸の回りで回動自在に支持する支持機構と、障子を、当該障子の両側で、水平軸の回りで回動させて窓を開閉する窓開閉機構とを具備しており、窓開閉機構は、回転自在な操作ハンドルと、この操作ハンドルの操作に基づく回転を、当該回転の軸に直交する軸の回りの回転に変換して、互いに反対方向の位置にその回転を出力する出力回転軸を有した回転転向機構と、回転転向機構の各出力回転軸の回転を往復動に変換して、障子を、当該障子の両側で、水平軸の回りで回動させる回転−往復動変換機構とを具備している窓装置。
  15. 支持機構は、障子の回りに配された窓枠を具備しており、操作ハンドルは、窓枠の下枠又はその近傍に設けられている請求項14に記載の窓装置。
  16. 操作ハンドルは、ハンドル本体と、把持ノブとを具備しており、把持ノブは、その一端部が窓枠の下枠又はその近傍に出入自在となるように、ハンドル本体に可動に取り付けられており、窓枠の下枠又はその近傍には、把持ノブの一端部を受容して、弾性的に係止する弾性係止手段が設けられている請求項15に記載の窓装置。
  17. 回転転向機構は、操作ハンドルの回転によって回転されるウオーム歯車と、このウオーム歯車に噛合ったピニオン歯車とを具備しており、回転転向機構の出力回転軸は、ピニオン歯車の回転により回転されるようになっている請求項11から16のいずれか一項に記載の窓装置。
  18. 支持機構は、障子を、上昇、下降自在にも支持するようになっており、窓開閉機構は、窓の開放開始時及び閉鎖完了時に、障子を所定量だけ下降及び上昇させるようにもなっている請求項11から17のいずれか一項に記載の窓装置。
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