JP2007145171A - ダンプトラック - Google Patents

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Kenji Sakamoto
健二 坂本
Yasuyuki Suzuki
康之 鈴木
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Abstract

【課題】 本発明は、車両本体に荷台を傾斜可能に配置してなるダンプトラックに関し、荷台の重量を大きく増大することなく、荷台を効率的に加熱することを目的とする。
【解決手段】 車両本体に荷台を傾斜可能に配置してなるダンプトラックにおいて、前記荷台の床板の裏面に、前記床板を加熱する電熱線を配置してなることを特徴とする。また、前記荷台の床板が、縦根太と横根太とを格子状に配置した基台上に配置され、前記縦根太と横根太との間の格子間領域に、前記電熱線を電熱線ユニットとして配置してなることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両本体に荷台を傾斜可能に配置してなるダンプトラックに関する。
従来、ダンプトラックでは、冬期に、土砂等の積荷から排出された水分が荷台の中で凍結し、積荷が荷台に固着する現象が生じている。そして、このように荷台に積荷が固着すると、荷台を傾けても、荷台から積荷が滑り落ちることがなくなり、積荷を降ろすことが困難になる。
従来、このような問題を解決するために、エンジンの排気ガスを、二重底にした荷台に引き込み、排気ガスの熱により、水分の凍結を防止する構造のダンプトラックが知られている(特開昭58−128934号公報参照)。
特開昭58−128934号公報 特開2004−136786号公報
しかしながら、上述したダンプトラックでは、荷台を二重底にし、この二重底に排気ガスを引き込む必要があるため、荷台の重量が大きく増大するという問題があった。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、荷台の重量を大きく増大することなく、荷台を効率的に加熱することができるダンプトラックを提供することを目的とする。
第1の発明のダンプトラックは、車両本体に荷台を傾斜可能に配置してなるダンプトラックにおいて、前記荷台の床板の裏面に、前記床板を加熱する電熱線を配置してなることを特徴とする。
第2の発明のダンプトラックは、第1の発明のダンプトラックにおいて、前記荷台の床板が、縦根太と横根太とを格子状に配置した基台上に配置され、前記縦根太と横根太との間の格子間領域に、前記電熱線を電熱線ユニットとして配置してなることを特徴とする。
第3の発明のダンプトラックは、第1または第2の発明のダンプトラックにおいて、前記電熱線を、前記荷台の前側となる床板にのみ配置してなることを特徴とする。
第1の発明のダンプトラックでは、荷台の床板の裏面に電熱線が配置され、電熱線により床板が加熱される。従って、荷台の重量を大きく増大することなく、荷台を効率的に加熱することができる。
第2の発明のダンプトラックでは、縦根太と横根太との間の格子間領域に、電熱線が電熱線ユニットとして配置される。従って、縦根太と横根太との間に、電熱線を容易,確実に配置することができる。
第3の発明のダンプトラックでは、電熱線を、荷台の前側となる床板にのみ配置したので、荷台の床板の全面に配置する場合に比較して、設備コストおよび電力コストを低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明のダンプトラックの第1の実施形態を示している。
このダンプトラックは、車両本体11と荷台13とを有している。車両本体11の後端には、荷台13の後部が回動可能に連結されている。そして、図示しない駆動機構により、車両本体11に対して荷台13が傾斜可能とされている。
この実施形態では、図2に示すように、荷台13の床板15の裏面には、電熱線17が全面に渡って配置されている。この電熱線17には、例えば、セキスイツモラーズ(積水化成品工業株式会社の商品名)が使用される。セキスイツモラーズは、PTCRセラミックスチップを発熱体とした自己出力制御機能を有するヒーターであり、シースにより被覆されている。
電熱線17は、変圧器19、スイッチ21およびヒューズ23を介して、車両本体11に搭載されるバッテリ25に接続されている。変圧器19は、電熱線17に印加される電圧を調整する。スイッチ21は、例えば、車両本体11の運転席の近傍に配置されている。そして、運転者の操作によりオン,オフされる。
上述したダンプトラックでは、荷台13に水分を含んだ土砂等の積荷が搭載されており、また、冬期等の外気温度が低い時に、スイッチ21をオンすることにより、電熱線17への通電が行われ荷台13の床板15の全体が加熱される。そして、この加熱により、土砂等の積荷から排出された水分が、荷台13の中で凍結することが防止される。これにより、荷台13に積荷が固着することがなくなり、荷台13を傾けることにより、積荷を容易,確実に降ろすことができる。
そして、上述したダンプトラックでは、荷台13の床板15の裏面に電熱線17を配置し、電熱線17により床板15を加熱するようにしたので、荷台13を二重底にし、この二重底に排気ガスを引き込む場合に比較して、荷台13の重量の増大を非常に少なくすることができる。また、荷台13を効率的に加熱することができる。
(第2の実施形態)
図3および図4は、本発明のダンプトラックの第2の実施形態を示している。
なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図3は、荷台13の横断面を示しており、図4は、荷台13の裏面を示している。
荷台13の床板15の両側には、側板27が配置されている。床板15は、図4に示すように、縦根太29と横根太31とを格子状に配置した基台33上に配置されている。
荷台13の裏面には、縦根太29と横根太31との間に格子間領域35が形成されている。そして、この格子間領域35に、電熱線ユニット37が配置されている。また、電熱線ユニット37は、荷台13の前側となる床板15の裏面にのみ配置されている。この実施形態では、前側の2列の格子間領域35に、それぞれ電熱線ユニット37が配置されている。
図5は、電熱線ユニット37の詳細を示している。
この電熱線ユニット37は、格子間領域35に対応する大きさを有している。例えば、横幅が450mmとされ、縦幅が400mmとされている。電熱線ユニット37は、電熱線17を所定間隔をおいて蛇行して形成されている。この間隔は、電熱線17から発生する熱量と、床板15の所定面積の加熱に必要な熱量との関係から決められている。
電熱線ユニット37の電熱線17の両端には、コネクタC1が配置されている。そして、各電熱線ユニット37のコネクタC1が、電線39の両端に固定されるコネクタC2を介して接続されている。端部に配置される電熱線ユニット37の一方のコネクタC1には、変圧器19からの電線41の端部に固定されるコネクタC3が接続されている。
上述したダンプトラックでは、荷台13の床板15の裏面の格子間領域35に、電熱線ユニット37が、熱伝導性の良好な接着剤、あるいは、金具等により固定される。そして、各電熱線ユニット37のコネクタC1が、電線39のコネクタC2を介して接続され、端部に配置される電熱線ユニット37のコネクタC1に、変圧器19からの電線41のコネクタC3が接続される。
上述したダンプトラックでは、縦根太29と横根太31との間の格子間領域35に、電熱線ユニット37を配置するようにしたので、縦根太29と横根太31との間に、電熱線17を容易,確実に配置することができる。また、電熱線ユニット37にコネクタC1を設けたので、各電熱線ユニット37を容易,確実に接続することができる。
そして、上述したダンプトラックでは、電熱線ユニット37を、荷台13の前側となる床板15にのみ配置したので、荷台13の床板15の全面に配置する場合に比較して、設備コストおよび電力コストを低減することができる。
すなわち、一般にダンプトラックは、車両の姿勢が前傾しているため、荷台13の前部に水が溜まり易い構造になっている。従って、荷台13の前部に電熱線ユニット37を配置することが有効である。また、荷台13を傾けた時に、前側(上側)の積荷が凍結せずに落下すれば、その荷重で下側の積荷が凍結していても、上側から押されて落下することになる。
本発明のダンプトラックの第1の実施形態を示す説明図である。 図1の荷台の裏面に電熱線を配置した状態を示す説明図である。 本発明のダンプトラックの第2の実施形態の荷台を示す断面図である。 図3の荷台の裏面を示す説明図である。 電熱線ユニットの詳細を示す説明図である。
符号の説明
13 荷台
15 床板
17 電熱線
29 縦根太
31 横根太
35 格子間領域
37 電熱線ユニット

Claims (3)

  1. 車両本体に荷台を傾斜可能に配置してなるダンプトラックにおいて、
    前記荷台の床板の裏面に、前記床板を加熱する電熱線を配置してなることを特徴とするダンプトラック。
  2. 請求項1記載のダンプトラックにおいて、
    前記荷台の床板が、縦根太と横根太とを格子状に配置した基台上に配置され、前記縦根太と横根太との間の格子間領域に、前記電熱線を電熱線ユニットとして配置してなることを特徴とするダンプトラック。
  3. 請求項1または請求項2記載のダンプトラックにおいて、
    前記電熱線を、前記荷台の前側となる床板にのみ配置してなることを特徴とするダンプトラック。
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