JP2007143529A - 網処理機 - Google Patents

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Hitoshi Tominaga
等 富永
Takumi Tominaga
匠 富永
Shinya Tominaga
伸也 富永
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Shinwa Giken Co Ltd
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Abstract

【課題】 本発明が解決しようとする課題は、網捌き作業に要する作業員及び労力を大幅に低減することができ、網収納作業を迅速かつ確実に行うことができる網処理機を提供する。
【解決手段】 網船の網台の左舷又は右舷に設置したレールに沿って走行自在な走行台に回転自在な拡網軸を取り付け、同走行台を同レールに沿って前後往復させる駆動機構及び拡網軸を回転させる駆動機構を設けた網処理機
走行台に回転自在な拡網軸をヒンジ状の連結軸を用いて取り付け、取り付け部を回転中心にして水平に動揺(スイング)することを可能にし回転と動揺が自在な拡網軸を設け動揺駆動機構を設けた網処理機
拡網軸がレールと平行にレール沿って位置決めできるヒンジ状の連結軸を用いて、休止時に拡網軸をレールに支持させて収容できることを特徴とする網処理機
網船の網台の左右両舷に対象に設置した1又は2又は3に記載の網処理機

【選択図】 図1

Description

本発明は旋網漁船(以下網船という)等において巻き揚げる漁網を繰り広げ、折りたたむ際使用する網処理機に関する。
網船の漁網はネットホーラ、網捌機によって網台に巻き揚げるが、包囲し捕獲中の魚が逃逸しないよう注意深く作業を進め、同時に次回投網のときに備えて同漁網を繰り広げ、折りたたむ、網収納作業を行っている。
(例えば、非特許文献1参照)
従来は網収納作業をすべて手作業で行っていたが、近年は浮子牽引ローラや沈子牽引ローラの実用化に伴って手作業は軽減されたが、なお7〜10人の多数の作業者を必要とし、非常に手間のかかる作業であった。
また、網収納作業は次回投網までの限られた時間内に完了しなければならないので、迅速な作業を行わなければならないので、作業者にとっては極めて過酷で疲労度の高い作業であった。
網船では漁船員の数も限られているので、場合によっては、網収納作業に半数近くの漁船員を必要とすることもあり、他の作業へも悪影響を及ぼし大きな負担になっていた。
日本漁具・漁法図説、成山堂書店、平成17年6月8日p.185
本発明が解決しようとする課題は、網捌き作業に要する作業員及び労力を大幅に低減することができ、網収納作業を迅速かつ確実に行うことができる網処理機を提供することにある。
かかる課題を解決するために、この発明は次の手段を用いる。
網船の網台の左舷又は右舷に設置したレールに沿って走行自在な走行台に回転自在な拡網軸を取付、同走行台を同レールに沿って前後往復させる駆動機構及び拡網軸を回転させる駆動機構を設け、網を所定の間隔に折りたたむことを特徴とする網処理機
走行台に回転自在な拡網軸をヒンジ状の連結軸を用いて取り付け、取付部を回転中心にして水平に動揺(スイング)することを可能にし回転と動揺が自在な拡網軸を設け動揺駆動機構を設け、網台に対応した幅に網を拡げること容易にすることを特徴とする請求項1に記載の網処理機
拡網軸がレールと平行に、レール沿って位置決めできるヒンジ状の連結軸を用いて、休止時に拡網軸をレールに支持させて収容できることを特徴とする網処理機
網船の網台の左右両舷に対象に設置した請求項1又は2又は3に記載の網処理機
本発明により、揚網作業に要する作業員及び労力を大幅に低減することができ、網捌き作業を迅速かつ整然と行うことができ、作業の安全性の向上が図れる網処理装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1を示す配置図である。レール1、走行台2、拡網軸3で構成された本発明の網処理機が網船の船上に配置された状態を示す図である。
対象魚を包囲した旋網はネットホーラbを用いて紐状に絞られて揚網され、網捌き機cに巻き上げられ、網台dに積上げられるが、そのままでは網Nは山積み状ないしとぐろ巻き状になるため、図5に示すように走行台2を前後に移動させ、なおかつ図6に示すように拡網軸3を動揺(スイング)させることによって、網Nは図8に示すように拡網軸3の軸長一杯に容易に広げることができ、図8に示すように網台d上にマットをたたむように収納する。
本発明の実施例1は中小型船など比較的船幅の小さい網船aに適用して効果的な左舷(または右舷)側の片側にだけに網処理機が配置されている。
実施例2は網船aの両舷に網処理機をほぼ対称に配置し実施例1と同様の機能を持たせてある。
実施例2は船幅が比較的大きい網船aに適用して網処理機の強度、操作性の向上や軽量化を図ったものである。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図2及び図3は本発明の実施例1に係る網処理機のそれぞれ平面図及び正面図である。
図4は本発明の実施例に係る網処理機の側面図である。
本発明の網処理機は網船aの片側の船舷に敷設したレール1に走行台2を設置し、走行台2には旋回と動揺が自在な拡網軸3が取り付けられている。
レール1は網台dの長手方向にほぼ全長にわたる長さを有し、拡網軸3は網台dの幅に相応する長さを有しており、走行台2がレール1上を走行することによって網台dの全域に広がる。
図5は揚網作業を示す側面図である。
網Nはネットホーラbを用いて紐状に絞られて揚網され、網捌き機cに巻き上げられ、繰り出され、網台dに積上げられるが、そのままでは網Nは山積み状ないしとぐろ巻き状になるため、走行台2がレール1上のL1とL2を前後に移動させることによって、網Nは有意な幅を持って網台dに積み重ねられる。
図6は拡網軸3の動揺を説明する図面である。
拡網軸3が走行台2の取付部を旋回中心にして動揺(スイング)することができるため、図6のS1の角度に傾けると網Nはレール1側に厚く偏り、反対に図6のS2の方向に傾けると拡網軸3の先端側に厚くなり網Nを幅広くしながら網台dに積み重ねることができる。このようにして拡網軸3を動揺させることによって網Nの厚さの偏りを制御することが可能である。
図7は使用状態を示す正面図である。
網捌き機cから繰り出された網Nは拡網軸3に沿って幅を広げながら網台dに積まれる。なお、網捌き機cは従来から網船aに設置されており、デッキクレーン等によって吊るされている。この網捌き機cの吊り点を移動する操作を行い、網Nを拡網軸3の先端寄り又はレール寄りに厚くしながら網Nを積み込むことが可能となる。
拡網軸3は網捌き機cが網Nを繰り出す速度に対応した(ほぼ同期した)速度で回転させるため、網Nを吊るすような大きな荷重がかからないので強度的にも片持ち支持が実現できる。
図8は拡網軸3の走行移動と動揺動作によって網Nが網台dに折りたたみ積み重ねられる範囲を説明する平面図である。
図8に示すように網台dにはいくつかの範囲に区切りながら回収し、次回の投網に備える。
図9は駆動部の機構の例を説明する図面である。
レール1は走行レール11と支柱12とからなり、走行レール11は舷側に建て付けられた支柱12支持されており、走行レール11には図示されていないがラックが敷設されている。
走行台2には走行用モータ21が組付けられており、同モータの軸には小歯車が組付けてある。
走行台2には拡網軸3の取付台34は連結軸33で動揺可能なヒンジ状の連結とし、シリンダー32によって拡網軸3が動揺できる。
取付台34には拡網軸3が回転自在な支持方法によって組付けられモータ21によって駆動される。
図10は実施例1に係わる拡網軸3の収納を説明する図面である。
出港、帰港、港内停泊時または準備作業時など非操業時には網台d上を拡網軸3が遮っていると作業員の通行や荷物の積み下ろしなどの障害になるため、レール1に沿って拡網軸3を収納できる機構となっている。
図11、図12及び図13は本発明の実施例2に係わる網処理機のそれぞれ全体図、平面図及び正面図である。
実施例2は実施例1に示した網処理機を網台dの両舷に対称的に設けてある。
実施例2は船幅が比較的大きい網船aに適用して網処理機の強度、操作性の向上や軽量化を図ったものである。
レール1aは1b、走行台2aは2b、拡網軸3aは3bのように左右の手のひらのように設置されていて、中央部、拡網軸3aと3bの先端は互いに干渉しないように十分な間隔を設けてある。
拡網軸3aと3bは1本の軸に置き換えことが可能であるが(例えば、特許文献1参照)、かかる場合にはレール1aと1bの平行度の保持がむずかしくなること並びに揚網作業の終了時に拡網軸の一端をレールから取り外す必要が生じるなどの欠点がある。
公開特許公報(A) 平4-183344号公報(4頁第1図、第2図)
図13に示す正面図において右舷側のレール支柱12bが揚網作業の障害になる網船に対しては図14に示す代替の方法を用いる。
図14は右舷側のレール1bをブリッジeの側に設置したジブクレーンhを用いて支持した実施例である。
本発明の実施例1に係る網処理機の配置図である。 本発明の実施例1に係る網処理機の平面図である。 本発明の実施例1に係る網処理機の正面図である。 本発明の実施例に係る網処理機の側面図である。 本発明に係る使用状態を示す側面図である。 本発明の実施例1に係わる拡網軸の動揺を示す図面である。 本発明の実施例1に係る拡網軸の走行を説明する平面図である。 本発明の実施例1に係る使用状態を示す正面図である。 本発明に係る駆動部の例を示す説明図である。 本発明の実施例1に係る拡網軸の収納状態を示す図面である。 本発明の実施例2に係る網処理機の全体図である。 本発明の実施例2に係る網処理機の平面図である。 本発明の実施例2に係る網処理機の正面図である。 本発明の実施例2に係る右舷レール支持方法を示す図面
符号の説明
1.レール
11.走行レール
12.支柱
2.走行台
21.走行モータ
22.小歯車
3.拡網軸
31.回転モータ
32.動揺シリンダー
33.旋回軸
a.網船
b.ネットホーラ
c.網捌機
d.網台
e.ブリッジ
f.浮子牽引ローラ
g.沈子牽引ローラ
h.ジブクレーン
i.支え綱
N.網

Claims (4)

  1. 網船の網台の左舷又は右舷に設置したレールに沿って走行自在な走行台に回転自在な拡網軸を取付、同走行台を同レールに沿って前後往復させる駆動機構及び拡網軸を回転させる駆動機構を設け、網を所定の間隔に折りたたむことを特徴とする網処理機
  2. 走行台に回転自在な拡網軸をヒンジ状の連結軸を用いて取付、取付部を回転中心にして水平に動揺(スイング)することを可能にし回転と動揺が自在な拡網軸を設け動揺駆動機構を設け、網台に対応した幅に網を拡げること容易にすることを特徴とする請求項1に記載の網処理機
  3. 休止時に拡網軸がレール沿って、かつレールに支持させて収容できることを特徴とする網処理機
  4. 網船の網台の左右両舷に対象に設置した請求項1又は2又は3に記載の網処理機




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