JP2007141188A - 車両監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】同乗者の勝手な行動を運転者に知らしめるように自動的な警告を行う車両監視システムを提供すること。
【解決手段】モニタ11のレイアウト画面31上で運転席から任意に選択された同乗席は監視座席として設定される。また、モニタ11の監視項目画面41上で任意に選択された監視項目は、監視座席に対応させて設定される。これらの設定された監視座席の監視項目については、異常状態(シートベルトの着装が外されること、隣接するドアのノブが開閉操作されること、隣接するドアのパワーウィンドウが開閉操作されること)が発生すれば、その異常状態に対応した警告音と音声が出力される。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の乗員に対する安全性を向上させるための車両監視システムに関するものである。
従来より、車両の乗員に対する安全性を向上させるための警告技術が開発されている。例えば、下記特許文献1に記載の警告発生装器では、スイッチ部をオンにすると、タイマー部に設定された時間の間だけ所定の態様で警告が発生するので、居眠り状態にある運転者を覚醒させて、自己の発生を防止することができる。
また、下記特許文献2の車両用シートベルト装着装置では、バックルを所定の条件でスポット照明することによって、夜間等にシートベルトの装着を実施し易くするだけでなく、乗員に対してシートベルトの装着を警告し、シートベルト装着忘れを防止することができる。
特開2005−165759号公報 特開2004−237827号公報
しかしながら、いずれの警告技術も、運転者や同乗員に対して注意を促すものであって、子供のいたずらなどの勝手な行動に対して注意を促すものではなかった。例えば、チャイルドシートを使用する段階を過ぎた子供は、ジュニアシートに座るにしても、シートベルトの装着は通常に行われることから、シートベルトの装着を勝手気ままに取り外すことができ、また、シートベルトの装着が行われていても、ロックされた状態でなければ、ドア・窓を勝手気ままに開閉操作することができる。従って、子供を同乗させる場合には、子供の勝手な行動に対して運転者は注意を払う必要があるが、安全性の観点から、助手席よりも後部座席に子供を乗せることが多く、このようなときには、運転者の監視が行き届きにくい状況にあった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、同乗者の勝手な行動を運転者に知らしめるように自動的な警告を行う車両監視システムを提供することを課題とする。
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、車両監視システム(例えば、車両監視システム1)であって、車両(例えば、自動車101)の運転席(例えば、運転席102)から視認可能な位置に配設されるとともに予め記憶されている同乗席配置レイアウト画面データ(例えば、同乗席配置レイアウト画面データ82)に基づいて前記車両(例えば、自動車101)の複数の同乗席の配置を示すレイアウト画面(例えば、レイアウト画面31)をタッチパネル(例えば、透明タッチパネル72)が設けられたモニタ(例えば、モニタ11)に表示させる表示処理(例えば、ECU60,S14)と、前記表示処理(例えば、ECU60,S14)によって前記モニタ(例えば、モニタ11)に表示されたレイアウト画面(例えば、レイアウト画面31)上の複数の同乗席のうち前記タッチパネル(例えば、透明タッチパネル72)で任意に選択した少なくとも1つの同乗席を監視対象として設定する監視設定処理(例えば、ECU60,S15)と、前記監視設定処理(例えば、ECU60,S15)によって監視対象として設定された同乗席に対応する監視センサー(例えば、各センサー61〜69)が異常状態を検知すると当該検知状態に対応したエラー情報を警報装置(例えば、スピーカ12)から出力させる警報出力処理(例えば、ECU60,S39)と、を備えたこと、を特徴としている。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載する車両監視システム(例えば、車両監視システム1)であって、前記車両(例えば、自動車101)が所定速度以上になっていることを速度センサー(例えば、速度センサー70)で検知している場合に限って又は前記車両(例えば、自動車101)がオートマチック車である場合には自動変速機のポジションがドライブになっていることをポジションセンサー(例えば、シフトポジションセンサー71)で検知しているときに限って前記警報出力処理(例えば、ECU60,S39)によるエラー情報の出力を許可する出力許可処理(例えば、ECU60,S35,S36)を備えたこと、を特徴としている。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載する車両監視システム(例えば、車両監視システム1)であって、前記警報出力処理(例えば、ECU60,S39)によってエラー情報が出力される際には前記車両(例えば、自動車101)を強制的に漸次に減速又は当該減速に続いて停止させる減速強制処理(例えば、ECU60,S37)を備えたこと、を特徴としている。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載する車両監視システム(例えば、車両監視システム1)であって、前記減速強制処理(例えば、ECU60,S37)によって前記車両(例えば、自動車101)が強制的に漸次に減速又は当該減速に続いて停止されている場合に前記車両(例えば、ECU60,S37)のハザードランプ(例えば、ハザードランプ74)を点滅させる異常報知処理(例えば、ECU60,S38)を備えたこと、を特徴としている。
すなわち、本発明の車両監視システムでは、複数の同乗席のうち少なくとも1つの同乗席を車両の運転席から任意に選択することができ、任意に選択された同乗席は監視対象として設定され、監視対象の同乗席が異常状態になれば、その異常状態に対応したエラー情報が出力されるので、同乗者の勝手な行動を運転者に知らしめるように自動的な警告を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照にして説明する。図2は、本実施の形態の車両監視システムが搭載された自動車101の車内を示した斜視図である。図2に示すように、自動車101の車内には、運転席102の近傍において、オートマチックトランスミッション(自動変速機)のシフトレバー103が設けられている。また、運転席102の斜め前方には、センターパネル104が設けられている。そして、センターパネル104には、タッチ入力が可能なモニタ11が設けられている。
図1は、本実施の形態の車両監視システムが搭載された自動車101のモニタ11の表示例を示した図である。この点、モニタ11では、少なくともアクセサリー電源が投入されると、先ず、メニュー画面21が表示される。そして、メニュー画面21には、ナビゲーション・オーディオ・監視などの6つのメニュー項目をそれぞれ選択するためのメニュー項目ボタン22A〜22Fや、確定ボタン23、取消ボタン24などが表示される。
そして、図1の表示例では、メニュー項目ボタン22Aにタッチしてナビゲーションを選択した後、確定ボタン23にタッチすれば、モニタ11では、カーナビゲーションの表示画面が展開される。また、メニュー項目ボタン22Bにタッチしてオーディオを選択した後、確定ボタン23にタッチすれば、モニタ11では、カーオーディオの表示画面が展開される。さらに、メニュー項目ボタン22Cにタッチして監視を選択した後、確定ボタン23にタッチすれば、モニタ11では、本実施の形態の車両監視システムの表示画面が展開される。
尚、タッチして選択されたメニュー項目ボタン22A〜22Fは、その背景色が緑色から赤色に表示変更されることによって、どのメニュー項目がタッチ選択されたかを一目で確認できるようになっている。一方、確定ボタン23でなく取消ボタン24にタッチすれば、全てのメニュー項目ボタン22A〜22Fの背景色が緑色に戻り、当該タッチ選択を取り消すことができる。但し、表示色の変更・取消の動作フローは、ここでは、説明の便宜上、省略する。
そして、モニタ11において、本実施の形態の車両監視システムの表示画面が展開されると、先ず、自動車101の3つの同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)の配置が示されたレイアウト画面31が表示される。
レイアウト画面31には、自動車101の3つの同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)の配置がイラストレーションで表示され、さらに、助手席・左側後部座席・右側後部座席をそれぞれ選択するための3つの監視座席ボタン32A〜32Cや、確定ボタン33、取消ボタン34、戻るボタン35が表示される。
このとき、3つの監視座席ボタン32A〜32Cのいずれか1つにタッチして選択した後、確定ボタン33にタッチすれば、助手席・左側後部座席・右側後部座席のいずれか1つを監視座席として設定することができる。例えば、監視座席ボタン32Bにタッチして選択した後、確定ボタン33にタッチすれば、左側後部座席が監視座席として設定される。そして、監視座席が設定されると、レイアウト画面31から監視項目画面41へと展開される。
尚、戻るボタン35がタッチされると、レイアウト画面31からメニュー画面21に戻るので、メニュー項目を選択し直すことができる。また、レイアウト画面31には、助手席・左側後部座席・右側後部座席のそれぞれに対して表示領域36A〜36Cが確保されており、3つの監視座席ボタン32A〜32Cのいずれか1つにタッチして選択すると、当該選択に対応した表示領域36A〜36Cの背景が緑色から赤色に表示変更されるので、どの座席がタッチ選択されたかを一目で確認することができる。また、確定ボタン33でなく取消ボタン34にタッチすれば、監視座席ボタン32A〜32Cの背景色が緑色に戻り、当該タッチ選択を取り消すことができる。但し、選択し直し・表示色の変更・取消の各動作フローは、ここでは、説明の便宜上、省略する。
そして、モニタ11に監視項目画面41が展開されると、監視項目画面41には、シートベルト・ドアノブ・ウィンドウをそれぞれ選択するための3つの監視項目ボタン42A〜42Cや、確定ボタン43、取消ボタン44、戻るボタン45などが表示される。このとき、3つの監視項目ボタン42A〜42Cのいずれかにタッチして選択した後、確定ボタン43にタッチすれば、直近に設定された監視座席に対して、シートベルト・ドアノブ・ウィンドウのいずれかを監視項目として設定することができる。例えば、左側後部座席が監視座席として設定された直後において、監視項目ボタン42A,42Bにタッチして選択した後、確定ボタン43にタッチすれば、監視座席である左側後部座席に関して、シートベルトとドアノブが監視項目として設定される。そして、監視項目が設定されると、監視項目画面41から監視内容画面51へと展開される。
尚、戻るボタン45がタッチされると、監視項目画面41からレイアウト画面31に戻るので、監視座席を設定し直すことができる。また、監視項目画面41には、3つの監視項目ボタン42A〜42Cのぞれぞれ右側において、「未」の文字が予め表示されている確認領域46A〜46Cが隣接して確保されており、3つの監視項目ボタン46A〜46Cのいずれか1つにタッチして選択すると、当該選択に対応した確認領域46A〜46Cでは「未」の文字から「〇」の記号が表示変更されるので、どの監視項目がタッチ選択されたかを一目で確認することができる。また、確定ボタン43でなく取消ボタン44にタッチすれば、全ての確認領域46A〜46Cに「未」の文字が表示し直され、当該タッチ選択を取り消すことができる。但し、選択し直し・表示変更・取消の各動作フローは、ここでは、説明の便宜上、省略する。
そして、モニタ11に監視内容画面51が展開されると、監視内容画面51には、監視座席表示領域52や、監視内容表示領域53、終了ボタン54、続行ボタン55、戻るボタン55などが表示される。この点、監視座席表示領域52には、自動車101の3つの同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)の配置がレイアウト表示されるとともに、例えば、現時点で監視座席として設定されていない同乗席を網掛け表示で見にくくすることにより、現時点で設定されている監視座席が一目でわかるように表示される。また、監視内容表示領域53には、自動車101の3つの同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)に対してシートベルト・ドアノブ・ウィンドウの3つの監視項目がマトリックス表で表示され、さらに、当該マトリックス表において、現時点で監視座席として設定されている同乗席については、「未」の文字又は「〇」の記号が表示されることによって、また、現時点で監視座席として設定されていない同乗席については、「−」の記号が表示されることによって、現時点で設定されている監視内容が一目でわかるように表示される。
尚、監視内容画面51では、終了ボタン54にタッチすれば、監視内容画面51からメニュー画面21に戻って、本実施の形態の車両監視システムの表示画面の展開が終了し、現時点で設定されている監視内容をもって、本実施の形態の車両監視システムが自動的に実行されるとともに、実行中である旨がモニタ11の一部に表示される。もっとも、本実施の形態の車両監視システムの実行については、専用の画面を新たに設けて、その画面上でのタッチ選択によって開始させてもよい。一方、続行ボタン55にタッチすれば、監視内容画面51からレイアウト画面31に戻るので、監視座席や監視項目の設定を新たに追加することができる。
また、戻るボタン56にタッチすれば、監視内容画面51から監視項目画面41に戻るので、監視項目を設定し直すことができる。但し、この設定し直しの動作フローは、ここでは、説明の便宜上、省略する。
そして、本実施の形態の車両監視システムでは、その実行中に、監視座席の監視項目に異常状態が発生すると、自動車101にて警告音の出力やハザードランプの点滅が行われるとともに、自動車101を強制的に漸次に減速又は当該減速に続いて停止させる。
そこで、ここでは、上述した動作を行うための本実施の形態の車両監視システムの制御系統について説明する。図3は、本実施の形態の車両監視システム1の制御系統を示したブロック図である。図3に示すように、本実施の形態の車両監視システム1では、エレクトロニック・コントロール・ユニット(以下、「ECU」という)60に対して、助手席用シートベルトセンサー61や、助手席用ドアノブセンサー62、助手席用ウィンドウセンサー63、左側後部座席用シートベルトセンサー64、左側後部座席用ドアノブセンサー65、左側後部座席用ウィンドウセンサー66、右側後部座席用シートベルトセンサー67、右側後部座席用ドアノブセンサー68、右側後部座席用ウィンドウセンサー69、速度センサー70、シフトポジションセンサー71、透明タッチパネル72などからの信号が入力される。
この点、各シートベルトセンサー61,64,67は、自動車101の各同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)のシートベルトの着装状態をそれぞれ検知するものであり、これにより、自動車101の各同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)毎に、シートベルトの装着が外されたことを異常状態としてECU60に入力信号をもって知らせることができる。
また、各ドアノブセンサー62,65,68は、自動車101の各同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)に隣接するドアのノブの開閉操作をそれぞれ検知するものであり、これにより、自動車101の各同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)毎に、それに隣接するドアのノブの開閉操作がなされたことを異常状態としてECU60に入力信号をもって知らせることができる。
また、各ウィンドウセンサー63,66,69は、自動車101の各同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)に隣接するドアのパワーウィンドウの開閉操作をそれぞれ検知するものであり、これにより、自動車101の各同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)毎に、それに隣接するドアのパワーウィンドウの開閉操作がなされたことを異常状態としてECU60に入力信号をもって知らせることができる。
また、速度センサ70は、自動車101の速度を検知するものであり、これにより、自動車101の速度をECU60に入力信号をもって知らせることができる。
また、シフトポジションセンサー71は、自動車101のオートマチックトランスミッション(自動変速機)のシフトレバー103のポジションを検知するものであり、これにより、自動車101のシフトレバー103のポジションをECU60に入力信号をもって知らせることができる。
尚、自動車101のシフトレバー103のポジションには、パーキング、リバース、ニュートラル、ドライブ、セカンド、ローがあるのが一般的であるが、この点、この実施の形態は、説明の便宜上、セカンドとローはドライブに含むものとする。
また、透明タッチパネル72は、モニタ11の画面上に装備されていて、タッチされた部分の座標位置情報を取得し、ECU60に入力信号をもって知らせるものである。この点、ECU60は、後述する表示装置80を介してモニタ11の出力画像を制御しているので、透明タッチパネル72からの入力信号に基づいて、タッチされた対象がモニタ11の画面上の何であるかを判別することができる。
また、本実施の形態の車両監視システム1では、スロットルアクチュエータ73や、ハザードランプ74、表示装置80、音発生装置90などに対して、ECU60からの信号が出力される。
この点、スロットルアクチュエータ73は、自動車101のエンジンのスロットルを駆動させるものである。従って、ECU60は、その出力信号をもって、スロットルアクチュエータ73を制御し、自動車101のエンジンのスロットル開度を調節することにより、自動車101を強制的に漸次に減速又は当該減速に続いて停止させることができる。
また、ハザードランプ74は、自動車101の前後左右のウインカーを同時に点滅させる装置である。従って、ECU60は、その出力信号をもって、ハザードランプ74を動作させることができる。
また、表示装置80は、画像ROM81に記憶されたデータに基づいてモニタ11に画像を出力させる装置である。従って、ECU60は、表示装置80に対する出力信号をもって、画像ROM81に記憶されたデータの中から所望の画像をモニタ11に出力させることができる。具体的には、例えば、レイアウト画面31をモニタ11に表示させたい場合には(図1参照)、画像ROM81に記憶された同乗席配置レイアウト画面データ82に基づいて表示が行われる。
また、音発生装置90は、音ROM91に記憶されたデータに基づいてスピーカ12から音声を出力させる装置である。従って、ECU60は、音発生装置90に対する出力信号をもって、音ROM91に記憶されたデータの中から所望の音声をスピーカ12から出力させることができる。
次に、上述した動作を行うための本実施の形態の車両監視システム1のプログラムについて図4と図5に基づいて説明する。図4は、本実施の形態の車両監視システム1の設定プログラムについてのフローチャート図である。図5は、本実施の形態の車両監視システム1の実行プログラムについてのフローチャート図である。尚、いずれのプログラムも、ECU60の内蔵メモリに記憶されており、不図示のメインプログラムに対するサブプログラムの1つとして、ECU60により実行される。
すなわち、本実施の形態の車両監視システム1では、先ず、図4の設定プログラムが実行され、ステップ(以下、「S」と略記する)11において、メニューの表示を行う。具体的には、図1に示すように、モニタ11にメニュー画面21を表示させる。
S12では、メニューが選択されたか否かを判定する。この判定は、具体的には、メニュー画面21上のメニュー項目ボタン22A〜22Cのいずれか1つがタッチされ、さらに、その後に確定ボタン23がタッチされると、メニューが選択されたと判定する(図1参照)。ここで、メニューが選択されていないと判定した場合には(S12:NO)、S12自身に戻って、メニューが選択されるまで待機する。一方、メニューが選択されたと判定した場合には(S13:YES)、S13に進む。
S13では、監視メニューが選択されたか否かを判定する。この判定は、具体的には、メニュー画面21上のメニュー項目ボタン22Cがタッチされ、さらに、その後に確定ボタン23がタッチされると、監視メニューが選択されたと判定する(図1参照)。ここで、監視メニューが選択されたと判定した場合には(S13:YES)、S14に進む。
S14では、座席設定画面の表示を行う。具体的には、図1に示すように、モニタ11にレイアウト画面31を表示させる。
S15では、監視座席が選択されたか否かを判定する。この判定は、具体的には、レイアウト画面31上の監視座席ボタン32A〜32Cのいずれか1つがタッチされ、さらに、その後に確定ボタン33がタッチされると、監視座席が選択されたと判定する(図1参照)。ここで、監視座席が選択されていないと判定した場合には(S15:NO)、S15自身に戻って、監視座席が選択されるまで待機する。一方、監視座席が選択されたと判定した場合には(S15:YES)、当該選択対象の同乗席を監視座席として記憶し、S16に進む。
尚、当該選択対象の同乗席を監視座席として記憶する際は、ここでは、ECU60の内蔵メモリに確保されるテーブルを使用する。図6は、監視座席の内容を記憶するテーブル201の概要を示した図である。この点、監視座席の内容を記憶するテーブル201には、図6に示すように、3つの同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)にそれぞれ対応するレコード領域が確保されており、監視座席とされた同乗席に対応するレコード領域において監視座席に設定された旨を記憶している。この点、図6では、監視座席に設定された旨は「○」で表現していることから、左側後部座席が監視座席として記憶されている。
S16では、監視項目画面の表示を行う。具体的には、図1に示すように、モニタ11に監視項目画面41を表示させる。
S17では、監視項目が選択されたか否かを判定する。この判定は、具体的には、監視項目画面41上の監視項目ボタン42A〜42Cのいずれか1つがタッチされ、さらに、その後に確定ボタン43がタッチされると、監視項目が選択されたと判定する(図1参照)。ここで、監視項目が選択されていないと判定した場合には(S17:NO)、S17自身に戻って、監視項目が選択されるまで待機する。一方、監視項目が選択されたと判定した場合には(S17:YES)、当該選択対象の監視項目を直前のS15で設定された監視座席に関連付けて記憶し、S18に進む。
尚、当該選択対象の監視項目を直前のS15で設定された監視座席に関連付けて記憶する際は、ここでは、ECU60の内蔵メモリに確保されるテーブルを使用する。図7は、監視項目の内容を記憶するテーブル202の概要を示した図である。この点、監視項目の内容を記憶するテーブル202では、図7に示すように、3つの同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)にそれぞれ対応するテーブル202A〜202Cが用意され、さらに、各テーブル202A〜202Cにおいては、3つの監視項目(シートベルト・ドアノブ・ウィンドウ)にそれぞれ対応するレコード領域が確保されており、当該選択対象の監視項目に対応するレコード領域において監視項目に設定された旨を記憶している。この点、図7では、監視項目に設定された旨は「○」で表現されていることから、直前のS15で監視座席として設定された左側後部座席について、シートベルトとドアノブが監視項目として記憶されている。
S18では、監視内容画面の表示を行う。具体的には、図1に示すように、モニタ11に監視内容画面51を表示させる。
S19では、続行するか否かを判定する。この判定は、具体的には、監視内容画面51上の続行ボタン55がタッチされると続行すると判定し、監視内容画面51上の終了ボタン54がタッチされると続行しないと判定する(図1参照)。ここで、続行すると判定した場合には(S19:YES)、上記S14に戻って、上述した処理を繰り返すことにより、監視座席やその監視座席に対する監視項目が新たに設定される。一方、続行しないと判定した場合には(S19:NO)、図4の設定プログラムを終了させ、不図示のメインプログラムに復帰する。
一方、上記S13において、監視メニューが選択されていないと判定した場合には(S13:NO)、S20に進んで、選択されたメニューに応じたその他の表示処理を行った後に、図4の設定プログラムを終了させ、不図示のメインプログラムに復帰する。
次に、本実施の形態の車両監視システム1では、図5の実行プログラムが実行される。図5の実行プログラムでは、先ず、S31において、シートベルトは着装されているか否かを判定する。この判定は、具体的には、シートベルトセンサー61,64,67からの検知信号に基づいて行われる。ここで、シートベルトは着装されていないと判定した場合には(S31:NO)、異常状態が発生したとして、後述するS34に進むが、シートベルトは着装されていると判定した場合には(S31:YES)、S32に進む。
S32では、ドアノブが開閉操作されたか否かを判定する。この判定は、具体的には、ドアノブセンサー62,65,68からの検知信号に基づいて行われる。ここで、ドアノブが開閉操作されたと判定した場合には(S32:YES)、異常状態が発生したとして、後述するS34に進むが、ドアノブが開閉操作されていないと判定した場合には(S32:NO)、S33に進む。
S33では、ウィンドウが開閉操作されたか否かを判定する。この判定は、具体的には、ウィンドウセンサー63,66,69からの検知信号に基づいて行われる。ここで、ウィンドウが開閉操作されたと判定した場合には(S33:YES)、異常状態が発生したとして、後述するS34に進むが、ウィンドウが開閉操作されていないと判定した場合には(S33:NO)、図5の実行プログラムを終了させ、不図示のメインプログラムに復帰する。
そして、S34では、監視対象に対応するものか否かを判定する。すなわち、上記S31,S32,S33では、異常状態(シートベルトの着装が外されること、隣接するドアのノブが開閉操作されること、隣接するドアのパワーウィンドウが開閉操作されること)のいずれか1つが検知されると、それが自動車101の同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)のいずれで発生しても、S34に進ませている。そこで、S34では、図7に示したテーブルの記憶内容に基づいて、上記S31,S32,S33のいずれかにおける検知信号が監視座席の監視項目に該当するものであるか否かを判定している。ここで、監視対象に対応するものでないと判定した場合には(S34:NO)、図5の実行プログラムを終了させ、不図示のメインプログラムに復帰する。一方、監視対象に対応するものであると判定した場合には(S34:YES)、S35に進む。
S35では、所定速度以上であるか否かを判定する。この判定は、具体的には、速度センサー70で検知される自動車101の速度に基づいて行う。但し、ここでの「以上」は、所定速度は含まないとする。尚、所定速度は、後述するS37〜S40の警告動作を行うか否かを決定する基準の1つであり、例えば、自動車101が停止中には警告動作を行わせない場合には「0km/h」に予め設定され、自動車101が徐行中にも警告動作を行わせない場合には、例えば、「10km/h」に予め設定される。ここで、所定速度以上でないと判定した場合には(S35:NO)、図5の実行プログラムを終了させ、不図示のメインプログラムに復帰する。一方、所定速度以上であると判定した場合には(S35:YES)、S36に進む。
S36では、ドライブのポジションであるか否かを判定する。この判定は、具体的には、シフトポジションセンサー71で検知される自動車101のオートマチックトランスミッション(自動変速機)のシフトレバー103のポジションに基づいて行う。ここで、ドライブのポジションでないと判定した場合には(S36:NO)、図5の実行プログラムを終了させ、不図示のメインプログラムに復帰する。一方、ドライブのポジションであると判定した場合には(S36:YES)、S37に進む。
S37では、スロットルの漸次閉鎖を行う。具体的には、スロットルアクチュエータ73を制御し、自動車101のエンジンのスロットル開度を徐々に小さくしていく。従って、自動車101は強制的に漸次に減速される。そして、このS37によるスロットルアクチュエータ73の制御は継続されるので、下記S42でとりやめにならない限り、自動車101の減速は続行され、ひいては、当該減速に続いて停止することになる。
S38では、ハザードランプ74の点滅を行う。この点、ハザードランプ74の点滅制御も継続されるので、下記S42でとりやめにならない限り、続行される。
S39では、警告音声の出力を行う。この点、警告音声の出力は、ここでは、注意を喚起するための警告音とともに、どの監視座席のどの監視項目に異常状態が発生したかを音声でスピーカ12から出力させる。そのために、ここでは、警告音や各種の音声を音ROM91内に予め記憶しておき、異常状態に応じた音声を上記S34の判定結果に基づき選択して警告音とともに出力させている。
図8は、音ROM91内に警告音や各種の音声が予め記憶されたテーブル92の概要を示した図である。テーブル92においては、図8に示すように、警告音の音データが予め記憶されるとともに、「助手席の」や、「左側後部座席の」、「右側後部座席の」、「シートベルトが外されました」、「ドアノブが操作されました」、「ウィンドウが操作されました」などの音声の音データが予め記憶されている。従って、図5の説明に戻ると、例えば、上記S34の判定結果が、監視座席である左側後部座席においてその監視項目であるシートベルトに異常状態が発生したという内容である場合には、このS39では、警告音の音データとともに、「左側後部座席の」と「シートベルトが外されました」の各音声データが順次に出力されるように音発生装置90に対して信号を出力する。
尚、音データの特定は、図8のテーブル92において、各音データに一対一に対応して付された番号にて行う。また、このS39における警告音声の出力は繰り返されるので、下記S42でとりやめにならない限り、続行される。
S40では、警告内容の表示を行う。図9は、モニタ11における警告内容の表示例を示した図である。すなわち、警告内容の表示を行う際には、図9に示す警告内容画面57をモニタ11に表示させる。警告内容画面57には、監視座席表示領域52や、監視内容表示領域53、解除ボタン59などが表示される。この点、監視座席表示領域52や監視内容表示領域53は、監視内容画面51と同様なものが表示される(図1参照)。但し、監視内容表示領域53のマトリックス表においては、図9に示すように、警告マーク58を表示させることによって、どの監視座席のどの監視項目に異常状態が発生したかを一目でわかるように表示される。図9によれば、左側後部座席におけるシートベルトの欄に警告マーク58が表示されていることから、左側後部座席においてシートベルトに異常状態が発生したことがわかる。
尚、図5の説明に戻ると、このS40における警告内容の表示は続行されるので、下記S42でとりやめにならない限り、続行される。
S41では、解除ボタンがタッチされたか否かを判定する。この判定は、具体的には、警告内容画面57上の解除ボタン59がタッチされたか否かで行う(図9参照)。ここで、解除ボタンがタッチされていないと判定した場合には(S41:NO)、S41自身に戻って、解除ボタン59がタッチされるまで待機する。一方、解除ボタンがタッチされたと判定した場合には(S41:YES)、S42に進む。
S42では、解除処理が行われ、上記S37,S38,S39,S40の各制御を解除し、その後に、図5の実行プログラムを終了させ、不図示のメインプログラムに復帰する。
以上より、ECU60は、図4の設定プログラムにおけるS14を実行する際には、「表示処理」として機能する。
また、ECU60は、図4の設定プログラムにおけるS15を実行する際には、「監視設定処理」として機能する。
また、ECU60は、図5の実行プログラムにおけるS39を実行する際には、「警報出力処理」として機能する。
また、ECU60は、図5の実行プログラムにおけるS35又はS36を実行する際には、「出力許可処理」として機能する。
また、ECU60は、図5の実行プログラムにおけるS37を実行する際には、「減速強制処理」として機能する。
また、ECU60は、図5の実行プログラムにおけるS38を実行する際には、「異常報知処理」として機能する。
以上詳細に説明したように、本実施形態の車両監視システム1では、自動車101の3つの同乗席(助手席・左側後部座席・右側後部座席)のうち少なくとも1つの同乗席を自動車101の運転席102からモニタ11のレイアウト画面31上で任意に選択することができるとともに(S14)、任意に選択された同乗席は監視座席として設定され(S15)、監視座席の同乗席が異常状態(シートベルトの着装が外されること、隣接するドアのノブが開閉操作されること、隣接するドアのパワーウィンドウが開閉操作されること)になれば(S34:YES)、その異常状態に対応した警告音と音声が出力されるので(S39)、同乗者の勝手な行動を運転者に知らしめるように自動的な警告を行うことができる。
従って、本実施形態の車両監視システム1では、例えば、チャイルドシートやジュニアシートを使用する子供が同乗者である場合には、その子供が着座する同乗席を監視座席に設定すれば、その監視座席に対して設定された監視項目(シートベルト・ドアノブ・ウィンドウ)について、その子供を自動的な監視状態に置くことができる。そのため、運転手以外の大人が他に同乗しなくても、シートベルトの着装状態・ドアノブの開閉操作・パワーウィンドウの開閉操作について、後部座席に同乗させた子供を運転席から監視することができる。よって、自動車101内の子供の勝手な行動を監視する観点からは、比較的危険な助手席に子供を同乗させることが回避できる。
また、法律的な義務の有無に関係なく、後部座席のシートベルトの着装を監視することもできる。
また、本実施形態の車両監視システム1では、システムそのものが動作中であっても、自動車101のオートマチックトランスミッション(自動変速機)のシフトレバー103のポジションがドライブでない場合には(S36:NO)、上記S38によるハザードランプ74の点滅、上記S39による警告音声の出力、上記S40による警告内容画面57の表示などの警告動作は行われない。そのため、例えば、ドライビングシアターなどに停車中において車内の空調を行うために自動車101がアイドリング状態にあっても、上述したような警告動作が行われることがないので、周囲に迷惑をかけることはない。
また、本実施形態の車両監視システム1では、上記S38によるハザードランプ74の点滅、上記S39による警告音声の出力、上記S40による警告内容画面57の表示などの警告動作を介し、自動車101内の子供がシートベルトを外したり、ドアのノブを開閉操作したり、ドアのパワーウィンドウを開閉操作していることを知ることによって、運転者がパニック状態に陥っても、その際には、上記37による自動車101の漸次減速・停止や、上記S38によるハザードランプ74の点滅が行われることから、走行中の自動車101の周囲に対しても安全性が配慮されている。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施形態の車両監視システム1では、図4の設定プログラムによれば、レイアウト画面31上では監視座席を1つしか設定できないので(S15)、監視座席をもう1つ設定したい場合には、監視内容画面51を経由させた新たなレイアウト画面31上で行う必要があった(S19:YES)。この点、レイアウト画面31上において、複数の監視座席を設定できるようにしてもよい。もっとも、その場合には、各監視座席に対する監視項目は、各監視座席毎に設定できるようにしてもよいし、各監視座席で共通に設定できるようにしてもよい。
また、本実施形態の車両監視システム1では、図5の実行プログラムによれば、3つの異常状態(シートベルトの着装が外されること、隣接するドアのノブが開閉操作されること、隣接するドアのパワーウィンドウが開閉操作されること)のうちいずれか1つが検知されると(S31〜S33)、S34の判定処理に進むことから、2つ以上の異常状態が同時に警告されることはない。この点、S34の判定処理に進む際には、全ての異常状態が検知できるようにしてもよく、その場合には、2つ以上の異常状態が同時に警告される。
また、本実施形態の車両監視システム1では、監視項目として、シートベルト・ドアノブ・ウィンドウが挙げられている。この点、その他には、例えば、ドアやパワーウィンドウなどのロック操作を挙げることができる。その場合には、同乗席付近に設けられたロックスイッチが操作されることが異常状態として検出されることになる。
また、本実施形態の車両監視システム1では、上述したように、自動車101のオートマチックトランスミッション(自動変速機)のシフトレバー103のポジションがドライブでない場合には(S36:NO)、すなわち、パーキングや、リバース、ニュートラルなどの場合には、停車中の周囲の迷惑防止の観点から、上記S37〜S40の各警告動作が行われることがない。この点、リバースの場合には、自動車101は後退中であり、ニュートラルの場合であっても、自動車101は走行中のときもあるので、上記S36においては、パーキングの場合に限って、上記S37〜S40の各警告動作が行われないようにしてもよい。
また、本実施形態の車両監視システム1では、オートマチック車である自動車101に搭載されているが、この点、自動車101がマニュアル車であってもよい。但し、その場合には、図5の実行プログラムにおいて、S36の判定処理は削除する。
また、本実施形態の車両監視システム1では、監視座席・監視項目などの設定は透明タッチパネル72を介して行われていた。この点、例えば、モニタ11の筐体又は周辺に設けれられたボタンなどの入力手段で行ってもよい。
また、本実施形態の車両監視システム1では、エラー情報として、スピーカ12から出力される警告音や音声が挙げられているが、この点、ハザードランプ74の点滅や、モニタ11に表示される警告内容画面57も、エラー情報として捉えることができる。また、その他のエラー情報として、車内などに設けられた専用ランプの点灯・点滅などを挙げることができる。
本発明は、車両の異常状態を報知する警告技術に適用し得る。
本実施の形態の車両監視システムが搭載された自動車のモニタの表示例を示した図である。 本実施の形態の車両監視システムが搭載された自動車の車内を示した斜視図である。 本実施の形態の車両監視システムの制御系統を示したブロック図である。 本実施の形態の車両監視システムの設定プログラムについてのフローチャート図である。 本実施の形態の車両監視システムの実行プログラムについてのフローチャート図である。 本実施の形態の車両監視システムにおいて監視座席の内容を記憶するテーブルの概要を示した図である。 本実施の形態の車両監視システムにおいて監視項目の内容を記憶するテーブルの概要を示した図である。 本実施の形態の車両監視システムにおいて警告音や各種の音声が予め記憶されたテーブルの概要を示した図である。 本実施の形態の車両監視システムが搭載された自動車のモニタの警告内容の表示例を示した図である。
符号の説明
1 車両監視システム
11 モニタ
12 スピーカ
31 レイアウト画面
41 監視項目画面
51 監視内容画面
57 警告内容画面
60 ECU
61,64,67 シートベルトセンサー
62,65,68 ドアノブセンサー
63,66,69 ウィンドウセンサー
70 速度センサー
71 シフトポジションセンサー
72 透明タッチパネル
73 スロットルアクチュエータ
74 ハザードランプ
82 同乗席配置レイアウト画面データ
101 自動車

Claims (4)

  1. 車両の運転席から視認可能な位置に配設されるとともに予め記憶されている同乗席配置レイアウト画面データに基づいて前記車両の複数の同乗席の配置を示すレイアウト画面をタッチパネルが設けられたモニタに表示させる表示処理と、
    前記表示処理によって前記モニタに表示されたレイアウト画面上の複数の同乗席のうち前記タッチパネルで任意に選択した少なくとも1つの同乗席を監視対象として設定する監視設定処理と、
    前記監視設定処理によって監視対象として設定された同乗席に対応する監視センサーが異常状態を検知すると当該検知状態に対応したエラー情報を警報装置から出力させる警報出力処理と、を備えたこと、を特徴とする車両監視システム。
  2. 請求項1に記載する車両監視システムであって、
    前記車両が所定速度以上になっていることを速度センサーで検知している場合に限って又は前記車両がオートマチック車である場合には自動変速機のポジションがドライブになっていることをポジションセンサーで検知しているときに限って前記警報出力処理によるエラー情報の出力を許可する出力許可処理を備えたこと、を特徴とする車両監視システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する車両監視システムであって、
    前記警報出力処理によってエラー情報が出力される際には前記車両を強制的に漸次に減速又は当該減速に続いて停止させる減速強制処理を備えたこと、を特徴とする車両監視システム。
  4. 請求項3に記載する車両監視システムであって、
    前記減速強制処理によって前記車両が強制的に漸次に減速又は当該減速に続いて停止されている場合に前記車両のハザードランプを点滅させる異常報知処理を備えたこと、を特徴とする車両監視システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019048579A (ja) * 2017-09-11 2019-03-28 株式会社ヴィ・クルー シートベルトの着脱状況確認装置
CN112078447A (zh) * 2019-06-12 2020-12-15 杭州海康威视数字技术股份有限公司 安全座椅、驾乘系统及信息获取方法
JP7431384B2 (ja) 2020-11-19 2024-02-14 メルセデス・ベンツ グループ アクチェンゲゼルシャフト 操作要素の状況に応じた表示方法及び車両

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