JP2007141012A - 非接触icカードリーダ装置 - Google Patents

非接触icカードリーダ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007141012A
JP2007141012A JP2005335142A JP2005335142A JP2007141012A JP 2007141012 A JP2007141012 A JP 2007141012A JP 2005335142 A JP2005335142 A JP 2005335142A JP 2005335142 A JP2005335142 A JP 2005335142A JP 2007141012 A JP2007141012 A JP 2007141012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative panel
antenna
card
card reader
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005335142A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4678285B2 (ja
Inventor
Takeshi Korogi
武志 興梠
Hideo Nabeshima
秀生 鍋嶋
Hideki Takenaga
秀樹 武長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2005335142A priority Critical patent/JP4678285B2/ja
Publication of JP2007141012A publication Critical patent/JP2007141012A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4678285B2 publication Critical patent/JP4678285B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】アンテナ特性を劣化させないためにアンテナとICカードとの距離をできる限り小さくし、かつ、アンテナのサイズを大きくとれる非接触ICカードリーダ装置を提供する。
【解決手段】ICカードと非接触に通信を行う非接触ICカードリーダ装置は、カードリーダ全体の動作を制御する本体制御部と、送受信データの変復調を行う無線回路部と、前記本体制御部および前記無線回路部を格納する筐体5と、ICカードへの給電および通信を行うための交流磁界を発生するループアンテナ2と、筐体5を壁面に取り付けるための取付け枠6と、取付け枠6前面を覆う化粧パネル8と、化粧パネル8を取付け枠6に取り付けるためのベース7とを有する。そして、ループアンテナ2は化粧パネル8の内部に埋め込まれて一体化されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ICカードとの間において、非接触で通信を行うICカードリーダ装置に関し、例えば入退室管理システム、自動改札システム、電子マネー等におけるIDカード、管理カード、定期券、回数券、キャッシュカード等の非接触式ICカードとの間において、非接触で通信を行う非接触ICカードリーダ装置に関するものである。
従来より、壁面に埋め込んで取り付ける非接触ICカードリーダ装置では、ICカードと通信を行うためのループアンテナと、送受信データの変復調を行うと共に、カードリーダを制御する制御部と、これらを格納する筐体を有するものがある。そして、その筐体を壁面に埋め込んで取り付けるための取付け枠と,前面を覆って保護する化粧パネルと、化粧パネルを取り付けるためのベースを備えている。
上記のような非接触ICカードリーダ装置においては、ICカードと通信を行うためのループアンテナは筐体内に設けている。しかも、取付け枠やベースや化粧パネルのサイズに対して相対的に筐体のサイズを小さくしなければならない。従って、筐体内に格納するループアンテナのサイズが小さくなってしまった。
ループアンテナのサイズはICカードの読取り可能距離を決める重要な要素であり、ループアンテナのサイズが小さくなることにより、ICカードの読取り可能距離が短くなってしまうという問題点がある。
また、取付け枠が金属等の導体の場合にはループアンテナから発生する交流磁界により、渦電流が発生してアンテナ特性を劣化させ、ICカードの読取り距離が短くなってしまうという問題点もある。
また、美観上の観点からループアンテナを含む筐体は壁面からの突出をさけるために、ベースよりも後方に配置されることも、ICカードの読取り距離が短くなってしまう原因となっている。
非接触ICカードリーダ装置のアンテナの取り付け方法について、アンテナの位置関係が大きくずれることなく、安定的に維持するようにした技術として、例えば、特許文献1が提案されている。
特許文献1の非接触ICカードリーダ装置は、送信アンテナから電磁波を送信し非接触ICカードから送信された電磁波を受信アンテナで受信する。これらのアンテナのうち少なくとも一方はコイルとし、コイルを保持する絶縁性を有する基板と、コイルを基板に固定する取付け手段を有している。取付け手段は基板の所定位置にコイルを固定するためのものであり、コイルを横切って、基板のコイル配置位置に配設された透孔に係合し、コイルを所定位置に固定する。
また、壁面埋め込み式の非接触ICカードリーダ装置のアンテナについて、アンテナの操作面側表面近傍の金属体がアンテナの通信可能な距離に影響を与えないようにした非接触ICカードリーダ装置が知られている(例えば、特許文献2)。この特許文献2には、アンテナの操作面側表面近傍の金属製化粧部材により読みとり距離に影響を与えないように、化粧部材に切り込みを付けた技術が開示されている。
特開2001−126036号公報 特開平4−86974号公報
上記特許文献1の非接触ICカードリーダ装置によれば、アンテナを効率よく固定できるようにしたことについて開示されている。しかし、特許文献1には、壁面に埋め込む非接触ICカードリーダにおいて、アンテナをできるだけ前面に出してICカードとの距離をできるだけ小さくすることや、できるだけ通信可能距離を延ばせるようにすることや、アンテナを大きくすることについては記載されていない。
また、特許文献2は、アンテナの操作面側表面近傍の金属製化粧部材によって読み取り距離(通信可能距離)に影響を与えないようにした非接触ICカードリーダに関するもので、化粧部材に切り込みを付けた技術が開示されている。しかし、壁面からICカードとの距離そのものを小さくする手段や、通信感度および通信可能距離をかせぐためにアンテナを大きくすることについては記載されていない。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであって、アンテナのサイズを大きくとれるようにしてアンテナ特性を向上させることで、アンテナとICカードとの距離をできる限り延ばせるようにした非接触ICカードリーダ装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る非接触ICカードリーダ装置は、上述のような目的を達成するために、カードリーダ全体の動作を制御する本体制御部と、送受信データの変復調を行う無線回路部と、前記本体制御部および前記無線回路部を格納する絶縁質の筐体と、ICカードとの通信を行うための交流磁界を発生するループアンテナと、前記筐体を壁面に取り付けるための取付け枠と、該取付け枠前面を覆う化粧パネルと、該化粧パネルを取付け枠に取り付けるためのベースとを有し、ICカードと非接触に通信を行う非接触ICカードリーダ装置であって、前記化粧パネルの内部に前記ループアンテナが前記化粧パネルと一体化されて構成されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る発明は、前記ループアンテナは樹脂製の部材の内部に挟み込まれて張り合わされて前記化粧パネルと一体化されていることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る発明は、前記ループアンテナは樹脂製の前記化粧パネル内部に一体成形により埋設されていることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る発明は、前記ループアンテナは樹脂製の部材の内部に磁性体層と導体層とともに挟み込まれて張り合わされて前記化粧パネルと一体化されていることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る発明は、前記ループアンテナは磁性体層と導体層とともに樹脂製の前記化粧パネル内部に一体成形に埋設されていることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る非接触ICカードリーダ装置によれば、筐体のサイズにとらわれずにアンテナのサイズ、すなわち正面寸法(有効送受信面積)を大きく設計できるとともに、前面(すなわち、筐体より壁面寄り、つまりICカード寄り)に配置される化粧パネルと一体化して構成するので、アンテナ特性の劣化を小さくでき、通信可能距離など通信性能を向上させることができる。また、製造の容易化とコストの低減を図りながら、壁面に取り付けた場合に化粧パネル一体アンテナの壁からの突出を小さくすることができる。また、アンテナは化粧パネル内部に化粧パネルと一体化されているので、アンテナが表面に露出せず、アンテナが断線等により破損するのを防ぐことができ、取り扱い性が向上する。
請求項2に係る発明によれば、請求項1の効果に加えて、アンテナが断線等により破損するのを確実に防ぐことができ、取り扱い性の向上を図ることができる。
請求項3に係る発明によれば、請求項1および2の効果に加えて、さらに、化粧パネル一体アンテナの製造の容易化とコストの低減と壁からの突出をさらに小さくすることと取扱い性の向上を図ることができる。
請求項4に係る発明によれば、請求項1の効果に加えて、化粧パネルの内部に形成されたスパイラル形状のアンテナパターンと磁性体層及び導体層から構成するようにしたので、裏面への不要な磁界放射を抑制することができる。さらに、製造の容易化とコストの低減を図ることができる。
請求項5に係る発明によれば、請求項4の効果に加えて、製造の容易化とコストの低減と壁からの突出をさらに小さくすることと取扱い性の向上を図ることができる。
次に、本発明の最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明に係る非接触ICカードリーダ装置の第一の実施形態を示す分解斜視図、図2はそれを壁面に取り付けた状態の側面図、図3はその化粧パネル一体化アンテナの構成を説明する図で、同図(a)は前面斜視図、同図(b)は側面断面図、同図(c)は分解側面図、図4はその筐体の構成を示す正面図である。
図に示すように、本形態の非接触ICカードリーダ装置(以下、単にICカードリーダ装置ともいう)1は、ICカード(図示していない)への給電および通信を行うためのループアンテナ2と、カードリーダ全体の動作を制御する本体制御部3と、送受信データの変復調を行う無線回路部4と、本体制御部3および無線回路部4を格納する筐体5を有する。さらに、筐体5を壁9に取り付けるための取付け枠6と、化粧板(以下では化粧パネルとも称する)8と、化粧パネル8を壁9に取り付けるためのベース7を有している。
ループアンテナ2はICカードに給電および通信を行うために交流磁界を発生する働きをするものであり、樹脂、磁性体、誘電体等の基板面に印刷又はエッチングによりスパイラル状に導体パターンが形成されるかまたは導体が巻かれて形成され、後述するように化粧パネル8に挟み込まれて化粧パネル8と一体化されている。
そして、ループアンテナ2の端部に、リード線11が接続されて筐体5の中の本体制御部3に接続し、ループアンテナ2で受けた磁気信号を本体制御部3へ伝え、逆に本体制御部3を起点として生成された信号電流をループアンテナ2に流す。
本体制御部3はカードリーダ全体の動作を制御する部分であり、基板に設けられて筐体5内に格納されている。そして、変復調された信号を受けてカードリーダ全体の動作をする電気信号を発信する。無線回路部4はループアンテナ2で送受信するデータの変復調を行うものであり、これも本体制御部3と同様に基板に設けられて筐体5内に格納されている。
筐体5は取付け枠6の係止部材6bに係止可能な爪構造(不図示)が表面に形成されたほぼ箱形をなし、基板に設けられた本体制御部3および無線回路部4を内部に格納し、その爪構造を取付け枠6の係止部材6bに係止されることで取付け枠6に固定されて、その大部分は壁9の中に入り込んで設置される。
取付け枠6は樹脂から形成され、中央部に開口6aを有し、この開口6aに面して中心側に付勢する係止部材6bを形成している。また、取付け枠6の対向する1対の辺には壁9に取り付けるねじを挿通する挿通穴6cが設けられている。そして、この挿通穴6cにねじ10を挿通し、壁9に取付け枠6を固定する。これにより、開口6aに嵌合した筐体5を壁9に取り付ける。
ベース7は樹脂から形成され、中央部に開口7aを有し、取付け枠6と係合して不用意に外れないようにする係止部(不図示)を有するとともに、化粧パネル8を固定する係合部7bを有している。
化粧パネル8は、1対のそれぞれ樹脂からなる化粧パネル8を形成する部材の表部材8a、裏部材8b間にループアンテナ2を挟み込み、接着、嵌合等により張り合わせることでアンテナと一体化されている。ループアンテナ2の端部に接続されたリード線11は化粧パネル8の裏面側に導出されている。
上記のように構成したICカードリーダ1は、筐体5を取付け枠6の開口6aに嵌合し、取付け枠6を壁9にねじ10により固定する。そして、取付け枠6をベース7に固定し、更にループアンテナ2と一体化した化粧パネル8をベース7に取り付ける。そしてループアンテナ2に接続したリード線11を筐体5内の無線回路部4に電気的に接続する。
ICカードをICカードリーダ装置1の化粧パネル8面にかざすと、ICカードリーダ装置1からループアンテナ2に電流を流して発生されている交流磁界により、ICカードのアンテナに電流が流れて、ICカード内部に給電がなされる。そして、ICカードの制御回路が駆動され、記録されている情報信号がICカードから返信されて、ループアンテナ2により受信され、その情報信号を無線回路部4で復調し、本体制御部3で判断処理して所定のメンバーのものか否かを判定して通過を許可又は不許可にするなど所定の対応を行うとともに、処理信号を上位装置などへ出力する。
本形態のようにループアンテナ2を筐体5より大きいサイズで前面に配置される化粧パネル8に一体的に設けると、ループアンテナ2を筐体5の内部に配置する場合に比べてICカード寄りに配置できるとともに、筐体5のサイズにとらわれずにICカードに対向するアンテナのサイズ、すなわち正面寸法(有効送受信面積)を大きく設計できる。従って、ループアンテナ2を大きく設計できるので、アンテナ特性の劣化を小さくでき、通信可能距離など通信性能を向上させることができる。また、製造の容易化とコストの低減を図りながら、壁9に取り付けた場合に化粧パネル8一体アンテナの壁9からの突出を小さくすることができる。また、アンテナは化粧パネル8内部に化粧パネル8と一体化されているので、アンテナが表面に露出せず、アンテナが断線等により破損するのを防ぐことができ、化粧パネル8一体アンテナの取扱い性が向上する。
(第二の実施形態)
図5は本発明に係る非接触ICカードリーダ装置の他の実施形態のアンテナと化粧パネルとを一体に構成した化粧パネル一体アンテナを示す図で、同図(a)は前面斜視図、同図(b)はその側面断面図である。
本形態のICカードリーダ装置1のループアンテナ2は化粧パネル8内部に一体成形により埋設して一体化している点で上記形態と相違している。本形態のICカードリーダ装置1において、上記形態と同様な作用をなす部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図5に示すように、本形態の化粧パネル8は樹脂から構成され、基板に形成されたループアンテナ2と一体成形することで、ループアンテナ2と一体構造に形成されている。
リード線11はループアンテナ2と接続して化粧パネル8を挿通して、筐体5に接続し、筐体5の中の本体制御部3に接続している。
本形態によれば、化粧パネル8とループアンテナ2を一体に形成するようにしているので、上記形態の効果に加えて、さらに強度が向上する。
(第三の実施形態)
図6は本発明に係る非接触ICカードリーダ装置のさらに他の実施形態のアンテナを化粧パネルと一体に構成した化粧パネル一体アンテナを示す図で、同図(a)は前面斜視図、同図(b)は側面断面図、同図(c)は分解側面図である。
本形態のICカードリーダ装置1のループアンテナ2は磁性体層12と導体層13と積層されて化粧パネル8と一体化されている点で上記形態と相違している。本形態のICカードリーダ装置1において、上記形態と同様な作用をなす部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図6に示すように、本形態の化粧パネル8は、樹脂製の表部材8aと裏部材8bとから構成され、表部材8a側から順にループアンテナ2、磁性体層12を形成する磁性部材、導体層13を形成する導電性部材が配置されて挟み込まれ、表部材8aと裏部材8bとが接着、嵌合等により張り合わされて化粧パネル8一体アンテナが構成されている。
リード線11はループアンテナ2と接続して化粧パネル8を挿通して、筐体5に接続し、筐体5の中の本体制御部3に接続している。
このようにループアンテナ2を、アンテナパターン(ループアンテナ2)と磁性体層12および導体層13から構成するので、裏面への不要な磁界放射を抑制することができる。また、上記形態と同様に、アンテナが筐体5内や取付け枠6に配置される場合と比較して、より前面に配置できる。そのため、通信性能の向上を図ることができる。さらに、壁9に取り付けた場合に化粧パネル8一体アンテナの壁9からの突出を小さくすることができる。また、アンテナパターン(ループアンテナ2)が化粧パネル8一体アンテナの表面に露出しないので、アンテナパターンが断線等により破損する事を防ぐことができ、化粧パネル8一体アンテナの取扱い性が向上する。
(第四の実施形態)
図7は本発明に係る非接触ICカードリーダ装置のさらに他の実施形態のアンテナと化粧パネルとを一体に構成した化粧パネル一体アンテナを示す図で、同図(a)は前面斜視図、同図(b)はその側面断面図である。
本形態のICカードリーダ装置1のループアンテナ2は磁性体層12と導体層13が形成された層と積層されて化粧パネル8と一体成形により一体化する点で上記形態と相違している。本形態のICカードリーダ装置1において、上記形態と同様な作用をなす部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図7に示すように、基板に形成されたループアンテナ2に、磁性体層12および導体層13が形成されるように積層され、一体成形することで、ループアンテナ2は化粧パネル8内部に埋設されて一体構造に形成されている。
リード線11はループアンテナ2と接続して化粧パネル8を挿通して、筐体5に接続し、筐体5の中の本体制御部3に接続している。
このように、アンテナパターン(ループアンテナ2)と磁性体層12および導体層13から構成するように一体成形するので、強度が向上する。また、壁面に取り付けた場合に化粧パネル8一体アンテナの壁9からの突出を小さくすることができる。また、アンテナパターンが表面に露出しないので、アンテナパターンが断線等により破損することを防ぐことができ、化粧パネル8一体アンテナの取扱い性が向上する。
なお、上述において、取付け枠6とベース7を樹脂で構成する例で説明したが、これに限られないことは勿論であり、金属製としても良い。また、ループアンテナ2と無線回路部4との接続をリード線11で行う例で説明したが、他の接続方法によるものであってもよい。また、上記では、筐体5、取付枠6、ベース7の各固定を嵌合により実現しているが、これに限定するものではなく、ビス止め、粘着テープ等の他の手段でもかまわない。また、化粧パネル8の取り付けについても、係合させるとしているが、嵌合、ビス止め、粘着テープ等によってもかまわない。
さらに、上記では、ICカードとして、非接触ICカードリーダ装置1のループアンテナ2から磁束を高速で往復通過させることにより内部回路に生じさせた逆起電力を内部電源として利用するタイプについて説明したが、これに限らず、ICカードの自体に電源を内蔵させたものであってもよい。つまり、非接触ICカードリーダ装置1のループアンテナ2からは無線信号としての磁束だけをICカードに送出するものであってもかまわない。
本発明に係る非接触ICカードリーダ装置の第1の実施形態の分解斜視図である。 その側面図ある。 その化粧パネル一体アンテナを示す図で、同図(a)は前面斜視図、同図(b)は側面断面図、同図(c)は分解側面図である。 その筐体の構成を示す正面図である。 本発明に係る非接触ICカードリーダ装置の化粧パネル一体アンテナの他の実施形態を示す図で、同図(a)は前面斜視図、同図(b)は側面断面図である。 本発明に係る非接触ICカードリーダ装置の化粧パネル一体アンテナのさらに他の実施形態を示す図で、同図(a)は前面斜視図、同図(b)は側面断面図、図(c)は分解側面図である。 本発明に係る非接触ICカードリーダ装置の化粧パネル一体アンテナのさらに他の実施形態を示す図で、同図(a)は前面斜視図、同図(b)は側面断面図である。
符号の説明
1 非接触ICカードリーダ装置
2 ループアンテナ(化粧パネル)
3 本体制御部
4 無線回路部
5 筐体
6 取付け枠
7 ベース
8 化粧パネル
9 壁
11 リード線
12 磁性体層
13 導体層

Claims (5)

  1. カードリーダ全体の動作を制御する本体制御部と、送受信データの変復調を行う無線回路部と、前記本体制御部および前記無線回路部を格納する絶縁質の筐体と、ICカードとの通信を行うための交流磁界を発生するループアンテナと、前記筐体を壁面に取り付けるための取付け枠と、該取付け枠前面を覆う化粧パネルと、該化粧パネルを取付け枠に取り付けるためのベースとを有し、ICカードと非接触に通信を行う非接触ICカードリーダ装置であって、
    前記化粧パネルの内部に前記ループアンテナが前記化粧パネルと一体化されて構成されていることを特徴とする非接触ICカードリーダ装置。
  2. 前記ループアンテナは2枚の樹脂製の部材の内部に挟み込まれて張り合わされて前記化粧パネルと一体化されていることを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードリーダ装置。
  3. 前記ループアンテナは樹脂製の前記化粧パネル内部に一体成形により埋設されていることを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードリーダ装置。
  4. 前記ループアンテナは2枚の樹脂製の部材の内部に磁性体層と導体層とともに挟み込まれて張り合わされて前記化粧パネルと一体化されていることを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードリーダ装置。
  5. 前記ループアンテナは磁性体層と導体層とともに樹脂製の前記化粧パネル内部に一体成形により埋設されていることを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードリーダ装置。
JP2005335142A 2005-11-21 2005-11-21 非接触icカードリーダ装置 Expired - Fee Related JP4678285B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005335142A JP4678285B2 (ja) 2005-11-21 2005-11-21 非接触icカードリーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005335142A JP4678285B2 (ja) 2005-11-21 2005-11-21 非接触icカードリーダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007141012A true JP2007141012A (ja) 2007-06-07
JP4678285B2 JP4678285B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=38203778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005335142A Expired - Fee Related JP4678285B2 (ja) 2005-11-21 2005-11-21 非接触icカードリーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4678285B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201047A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Panasonic Electric Works Co Ltd 無線装置
EP2178058A1 (fr) 2008-10-17 2010-04-21 Somfy SAS Dispositif domotique d'émission et/ou de réception de signaux radioélectriques
JP2020153666A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 アズビル金門株式会社 ガスメータ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05152820A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Sekisui Chem Co Ltd アンテナ装置
JPH0582115U (ja) * 1992-04-10 1993-11-05 積水化学工業株式会社 アンテナ装置
JP2005078382A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Matsushita Electric Works Ltd Icカード読取装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05152820A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Sekisui Chem Co Ltd アンテナ装置
JPH0582115U (ja) * 1992-04-10 1993-11-05 積水化学工業株式会社 アンテナ装置
JP2005078382A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Matsushita Electric Works Ltd Icカード読取装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201047A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Panasonic Electric Works Co Ltd 無線装置
EP2178058A1 (fr) 2008-10-17 2010-04-21 Somfy SAS Dispositif domotique d'émission et/ou de réception de signaux radioélectriques
JP2020153666A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 アズビル金門株式会社 ガスメータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4678285B2 (ja) 2011-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3121577U (ja) 偏心磁性体コイルシステム
JP3800765B2 (ja) 複合icカード
US8698686B2 (en) Antenna device
JP4189683B2 (ja) アンテナコイル、通信基板モジュールの製造方法及びカード型無線機
JP6279250B2 (ja) アンテナ装置及び電子機器
JPWO2014167881A1 (ja) 通信端末
TWI606636B (zh) Antenna device, communication device
JP2011139533A (ja) 電子機器
KR20020064845A (ko) 리더 코일 안테나 및 이를 이용한 비접촉 카드 인증 시스템
US20100019046A1 (en) Electronic tag
CN107408754B (zh) 天线装置、及电子设备
JP4678277B2 (ja) 非接触icカードリーダ装置
WO2015068394A1 (ja) アンテナ装置及び電子機器
JP4678285B2 (ja) 非接触icカードリーダ装置
JP4692217B2 (ja) 非接触icカードリーダ装置
JP4661425B2 (ja) 非接触icカードリーダ装置
JP4692216B2 (ja) 非接触icカードリーダ装置
JP4687417B2 (ja) 非接触icカードリーダ装置
JP4626447B2 (ja) 非接触icカードリーダ装置
JP4670586B2 (ja) 非接触icカードリーダ装置
JP4665645B2 (ja) 非接触icカードリーダ装置
JP4665729B2 (ja) 非接触icカードリーダ装置
JP4665644B2 (ja) 非接触icカードリーダ装置
JP4661426B2 (ja) 非接触icカードリーダ装置
JP2007034395A (ja) 非接触icカードリーダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110118

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees