JP2007140766A - 課金情報生成装置、課金情報生成方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙の片面に対して複数ページ分の印刷データを割り付けて印刷する場合において、通常通りのページ順で印刷した場合であっても、印刷データのページ順序に影響をあたえない範囲でカラーページ数を少なくするように割り付けを変更して印刷した場合と同じ料金を課金することができ、印刷サービスを提供する側の負担増大を防止する。
【解決手段】用紙の片面に対してNページ分(Nは2以上の整数)の印刷データを割り付けて印刷する印刷処理に対し課金情報を生成する場合に、上記印刷処理のための各ページ毎の印刷命令(論理ページ)が、白黒ページの印刷命令かカラーページの印刷命令かを判断し、該論理ページの仮想的な割り付けを列挙した後、該割付けの中から割付結果が正しいページ順序となり且つカラーページの論理ページが割り付けられる面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けを選択して課金情報を生成する。
【選択図】図8

Description

本発明は、用紙の片面に対してNページ分(Nは2以上の整数)の印刷データを割り付けて印刷する印刷処理に対し課金情報を生成する課金情報生成装置、課金情報生成方法、およびプログラムに関する。
プリンタでの印刷処理に対して課金処理を行う場合、カラーページのほうが白黒ページよりも料金が高いのが一般的である。また、カラーページであるか白黒ページであるかの判定は通常は印刷用紙の面単位(以下、場合に応じて、用紙の各面を「物理ページ」と呼称する)で行われる。例えばNアップ印刷の場合、用紙の片面に対してNページ分の印刷データが割り付けられるが、Nページ分の印刷データに1ページでもカラーページの印刷データが含まれる場合には、この面の印刷に対する料金はカラー印刷の料金として課金されることになる。
従来の技術では、例えば2,3ページ目がカラーページであって、他は白黒ページである全5ページの原稿(印刷データ)を2アップ印刷する場合には、各印刷データは、通常、各物理ページに対して図12(A)に示すように割り付けて印刷される。なお、図12(A)で、各用紙に示される数字は、用紙に割り付けられた印刷データのページ番号を示している。また、網掛け部分はカラーの印刷データが割り付けられていることを示し、それ以外は白黒の印刷データが割り付けられていることを示す。
この場合には、2ページめ及び3ページめの印刷データが割り付けられた計2ページの物理ページにカラー印刷の料金が課金される。
一方、図12(B)に示すように、先頭に空白ページを挿入し、その後にページ順に各印刷データを割り付けた場合には、2ページ目の印刷データと3ページ目の印刷データとが、物理2ページ目に割り付けられるため、計1ページの物理ページにカラー印刷の料金が課金されることになる。
また、例えば2,3ページ目がカラーページであって他は白黒ページである全4ページの印刷データを2アップ印刷する場合には、各印刷データは、通常、物理ページに対して図13(A)に示すように割り付けて印刷される。
この場合には、計2ページの物理ページにカラー印刷の料金が課金される。
一方、図13(B)に示すように、先頭に空白ページを挿入し、その後にページ順に各印刷データを割り付けて印刷した場合には、物理1ページ分にカラー印刷の料金が課金され、物理2ページ分に白黒印刷の料金が課金される。物理ページの数は増えるが、カラーで印刷する場合の料金が白黒で印刷する料金よりも倍以上高い場合には、普通に印刷するよりも安く印刷することができる。
このように、従来は、ページ順序は同じであるにもかかわらず用紙に対する割り付け状態が異なると、課金される料金が異なる場合があり、これによりユーザーに不公平感を与えてしまう、という問題があった。
また、Nアップ印刷だけでなく、中央部を綴じた状態で折り曲げることによって小冊子を作成することが可能なように各用紙の片面に対して2ページ分の印刷データを割り付けて印刷する小冊子印刷なども、1つの小冊子を複数個の分冊に分割して印刷する場合には、その分割位置によって、カラーページが割り付けられる位置が異なり、課金される料金が異なることがあった。
このような問題に対処する方法として、出力用紙1枚に含まれるカラー印刷領域の割合に応じて課金を行う課金方法や、印刷データにカラーページが何ページ含まれているかに応じて課金する課金方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。すなわち、この方法では、カラーページを印刷する際のコストをカラートナーの使用量に比例するものとして料金を算出している。
特開2002−91743号公報
しかしながら、例えば、用紙の片面の一部にカラーの画像が含まれているだけであってそのほとんどが白黒のページである場合であっても、その面はカラーページとして印刷されるため、カラー印刷のためにYMCK各色の画像形成ユニットを稼働させる必要がある。すなわち、カラーページを印刷する際のコストは、必ずしもカラートナーの使用量に比例するものではないため、上記従来の方法では、印刷サービスを提供するプリンタメーカー側のコスト負担が大きくなりすぎる、という問題がある。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、用紙の片面に対して複数ページ分の印刷データを割り付けて印刷する場合において、通常通りのページ順で印刷した場合であっても、印刷データのページ順序に影響をあたえない範囲でカラーページ数を少なくするように割り付けを変更して印刷した場合と同じ料金を課金することができ、且つ印刷サービスを提供する側の負担増大を防止することができる課金情報生成装置、課金情報生成方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の課金情報生成装置は、用紙の片面に対してNページ分(Nは2以上の整数)の印刷データを割り付けて印刷する印刷処理に対し課金情報を生成する課金情報生成装置であって、前記印刷処理のための各ページ毎の印刷データが、白黒ページの印刷データであるかカラーページの印刷データであるかを判断するページ判断手段と、前記ページ判断手段の判断結果に基づいて、割付結果が正しいページ順序となり且つカラーページの印刷データが割り付けられる面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けを判断する割付判断手段と、前記判断された仮想的な割り付けにおいてカラーページの印刷データが割り付けられた面数をカラー印刷に対する課金ページ数とし、白黒ページの印刷データのみが割り付けられた面数を白黒印刷に対する課金ページ数として、課金情報を生成する生成手段と、を含んで構成されている。
このように、割付結果が正しいページ順序となり且つカラーページの印刷データが割り付けられる面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けを判断し、この割り付けで課金情報を生成するようにしたため、用紙の片面に対して複数ページ分の印刷データを割り付けて印刷する場合において、通常通りのページ順で印刷した場合であっても、印刷データのページ順序に影響をあたえない範囲でカラーページ数を少なくするように割り付けを変更して印刷した場合と同じ料金を課金することができ、且つ印刷サービスを提供する側の負担増大を防止することができる。
なお、課金情報は、課金金額であってもよいし、カラーページの印刷データが割り付けられた面数、白黒ページの印刷データのみが割り付けられた面数の各々をカウントしたカウント値であってもよい、また、料金、面数の双方を含んでもよい、
なお、前記割付判断手段は、前記印刷処理が所謂Nアップ印刷の場合には、前記印刷データをページ順に割り付けたときに該割り付けたページの間に何も印刷されないNページ未満の空白のページを割付位置を変更しながら仮想的に割り付け、その割り付け結果の中からカラーページの印刷データが割り付けられる面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けを選択することにより、前記面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けを判断することができる。
また、前記割付判断手段は、前記印刷処理が中央部を綴じた状態で折り曲げることによって小冊子を作成することが可能なように用紙の片面に対して2ページ分の印刷データを割り付けて印刷する小冊子印刷の処理である場合には、前記ページ判断手段の判断結果に基づいてカラーページの印刷データが割り付けられる面数が最も少なくなるように、1つの小冊子を複数個の分冊に分割して小冊子印刷する場合の分割位置を判断し、該分割位置で複数個の分冊に分割して小冊子印刷するときの割り付けを、前記面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けとして判断することができる。
また、このとき、課金情報生成装置は、1つの小冊子を複数個の分冊に分割するための分割条件を指定するための指定手段を更に備え、前記割付判断手段は、前記指定手段で分割条件が指定された場合には、前記指定手段により指定された分割条件に応じてカラーページの印刷データが割り付けられる面数が最も少なくなるような分割位置を判断し、該分割位置で分割して小冊子印刷するときの割り付けを前記面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けとして判断することができる。
本発明の課金情報生成方法は、用紙の片面に対してNページ分(Nは2以上の整数)の印刷データを割り付けて印刷する印刷処理に対し課金情報を生成する課金情報生成方法であって、前記印刷処理のための各ページ毎の印刷データが、白黒ページの印刷データであるかカラーページの印刷データであるかを判断するステップと、前記印刷データの判断結果に基づいて、割付結果が正しいページ順序となり且つカラーページの印刷データが割り付けられる面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けを判断するステップと、前記判断された仮想的な割り付けにおいてカラーページの印刷データが割り付けられた面数をカラー印刷に対する課金ページ数とし、白黒ページの印刷データのみが割り付けられた面数を白黒印刷に対する課金ページ数として、課金情報を生成するステップと、を含んで構成されている。
この課金情報生成方法も、本発明の課金情報生成装置と同様に作用するため、用紙の片面に対して複数ページ分の印刷データを割り付けて印刷する場合において、通常通りのページ順で印刷した場合であっても、印刷データのページ順序に影響をあたえない範囲でカラーページ数を少なくするように割り付けを変更して印刷した場合と同じ料金を課金することができ、且つ印刷サービスを提供する側の負担増大を防止することができる。
本発明のプログラムは、コンピュータに、用紙の片面に対してNページ分(Nは2以上の整数)の印刷データを割り付けて印刷する印刷処理に対し課金情報を生成するための生成処理を実行させるプログラムであって、前記生成処理は、用紙の片面に対してNページ分(Nは2以上の整数)の印刷データを割り付けて印刷する印刷処理に対し課金情報を生成する課金情報生成装置であって、前記印刷処理のための各ページ毎の印刷データが、白黒ページの印刷データであるかカラーページの印刷データであるかを判断するステップと、前記印刷データの判断結果に基づいて、割付結果が正しいページ順序となり且つカラーページの印刷データが割り付けられる面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けを判断するステップと、前記判断された仮想的な割り付けにおいてカラーページの印刷データが割り付けられた面数をカラー印刷に対する課金ページ数とし、白黒ページの印刷データのみが割り付けられた面数を白黒印刷に対する課金ページ数として、課金情報を生成するステップと、を含んで構成されている。
このプログラムも、本発明の課金情報生成装置と同様に作用するため、用紙の片面に対して複数ページ分の印刷データを割り付けて印刷する場合において、通常通りのページ順で印刷した場合であっても、印刷データのページ順序に影響をあたえない範囲でカラーページ数を少なくするように割り付けを変更して印刷した場合と同じ料金を課金することができ、且つ印刷サービスを提供する側の負担増大を防止することができる。
以上説明したように、本発明によれば、用紙の片面に対して複数ページ分の印刷データを割り付けて印刷する場合において、通常通りのページ順で印刷した場合であっても、印刷データのページ順序に影響をあたえない範囲でカラーページ数を少なくするように割り付けを変更して印刷した場合と同じ料金を課金することができ、且つ印刷サービスを提供する側の負担増大を防止することができる、という優れた効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るプリントシステムの概略的な構成を示す図である。
プリントシステムは、図1に示すように、プリント機能を備えたプリンタ30と、プリンタ30に描画データを送信する複数のパーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)10とを備え、PC10とプリンタ30とはネットワーク5を介して相互に接続されている。なお、ネットワーク5には、図示しないが、スキャナ、ファクシミリ装置、メールサーバなどがそれぞれ接続されてもよい。
図2は、PC10の構成を示すブロック図である。
PC10は、全体を制御するCPU12、ワークエリアとしてデータを一時格納するRAM14、CPU12の制御プログラム等を記憶するROM16、各種画面や情報を表示するディスプレイ21、CD−ROMドライブ22を備えている。
また、PC10は、ハードディスクドライブ(HDD)23を備えている。HDD23には、PC10からプリンタ30の機能を使用するためにネットワーク5を介してプリンタ30とデータをやりとりするためのプリンタドライバを始めとする各種プログラムが記憶されている。また、HDD23はプリンタ30から取り込んだデータ等を記憶したりすることもできる。さらに、PC10は、文章や記号等を入力するキーボード24、ポインティングデバイスであるマウス25を備え、これらはインタフェース26に接続されている。
CPU12は、ROM16或いはHDD23に記憶されているプログラムを実行することにより、PC10を動作させる。
なお、プリンタドライバ及び各種プログラムを格納する記憶媒体は、HDD23に限定されず、例えば、ROM16やCD−ROMドライブ22や外付けの記憶媒体であってもよいし、電気通信回線上の搬送波のような伝送媒体であってもよく、特に限定されない。
CPU12、RAM14、ROM16、及びインタフェース26は、入出力ポート18に接続されている。入出力ポート18は、通信制御ユニット20を介してネットワーク5に接続され、通信制御ユニット20により、ネットワーク5に接続されたプリンタ30等の他の機器と通信を行うことができる。
図3は、プリンタ30の構成を示すブロック図である。
プリンタ30は、描画データに基づいて感光体に静電潜像を記録し、静電潜像をモノクロトナーまたはカラートナーを用いて現像し、現像した画像を記録紙に転写して出力するプリント部32と、プリンタ30全体を制御するコントローラ36と、操作画面を表示すると共に表示された操作画面のアイコンへの接触等によりプリンタを操作するためのタッチパネルなどの表示パネル34と、ネットワーク5を介して受信した描画データやプリンタ30でカラー印刷頁数をカウントしたカラー印刷カウント値や白黒印刷頁数をカウントした白黒印刷カウント値(いずれも累計)等が記憶されるメモリ38と、データの入出力のための入出力ポート40と、ネットワーク5に接続された他の機器と通信を行う通信制御ユニット42とを備えている。
プリント部32、コントローラ36、表示パネル34、メモリ38、及び入出力ポート40は、バスを介して相互に接続されている。さらに、入出力ポート40は、通信制御ユニット42を介してネットワーク5に接続されている。
コントローラ36は、CPU、ROM、及びRAM(SDRAM)を含んで構成されたマイクロコンピュータであり、ROMには、PC10から送信された描画データに応じてプリント部32を制御して印刷するためのプログラムや、PC10から受信した課金情報に基づいて、カラー印刷カウント値及び白黒印刷カウント値を更新してメモリ38に記憶させる管理プログラム等の各種プログラムが記憶されている。
プリンタ30での印刷処理に対して課金処理を行う場合には、プリンタ30による印刷サービスを提供するプリンタメーカが、上記メモリ38に保存されているカラー印刷カウント値と、白黒印刷カウント値に基づいて、カラーページ印刷に対する料金、白黒ページ印刷に対する料金を各々計算して加算し、ユーザに請求する。
なお、上記プログラムを格納する記憶媒体は、ROMに限定されず、例えば、HDD(図示省略)や外付けの記憶媒体であってもよいし、電気通信回線上の搬送波のような伝送媒体であってもよく、特に限定されない。
図4は、PC10で動作するプリンタドライバ46の機能構成を示したブロック図である。プリンタドライバ46は、PC10でCPU12がプリンタドライバソフトのプログラムを実行することにより構築され動作する。なお、プリンタドライバソフトのプログラムは、アプリケーション44で作成されたアプリケーションデータの印刷命令が入力されたときに起動される。
プリンタドライバ46は、ユーザインタフェース(UI)画面(例えば図5(A)、(B)参照。)をディスプレイ21に表示させ、ユーザに印刷設定を行わせるためのレイアウト指示部50、アプリケーション44からの印刷命令で印刷(描画)されるページがカラーページか否かを判定するカラー判定部52、ページ毎の印刷命令をHDD23に蓄積する印刷命令蓄積部54、レイアウト指示部50からの指示およびカラー判定部で判定された判定結果に基づいて各印刷命令の用紙に対する仮想的な割り付けを決定し、課金情報を生成する仮想レイアウト処理・課金情報生成部56、仮想レイアウト処理・課金情報生成部56の指示に従い各ページ毎の印刷命令からプリンタ30が印刷するために必要な描画データを作成する描画部58、描画部58で作成された描画データに課金情報を付加して入出力ポート18を介してプリンタ30に送信する出力部60からなる。
なお、アプリケーション44からのページ単位の印刷命令は、本発明の印刷データに相当し、ここでは印刷のためのイメージデータや、文字、グラフィック、イメージ描画に関する制御情報が含まれる。
次に、本実施の形態に係るPC10のプリンタドライバ46の動作について説明する。なお、印刷用紙は表面、裏面の2面を有するが、以下では必要に応じて用紙の各面を「物理ページ」と呼称する。また、物理ページと区別するため、ページ単位の印刷命令により印刷される(各印刷命令毎の)ページを必要に応じて「論理ページ」と呼称する。すなわち、印刷命令が1〜20頁まであった場合には、論理ページも1〜20頁まで存在することになる。
まず、本実施の形態に係るPC10のプリンタドライバ46で、Nアップ印刷を行う場合について具体例を挙げながら説明する。Nアップ印刷とは、物理ページ1頁に対してNページ分の論理ページを割り付けて印刷する印刷処理である。
本実施の形態に係るPC10のプリンタドライバ46による印刷設定動作は以下のように行われる。
アプリケーション44からの印刷命令によりプリンタドライバ46が起動すると、レイアウト指示部50は、ディスプレイ21に印刷設定ダイアログ画面(不図示)を表示する。ここで、Nアップ印刷設定を指定すると、図5(A)に示すようなNアップ印刷用の設定ダイアログ画面70が表示される。
このNアップ印刷設定ダイアログ画面70は、Nアップ印刷するか否かをラジオボタンにより指定するNアップ印刷指定部72と、Nアップ印刷指定部72で「Nアップ印刷する」が指定された場合に何ページ分の印刷命令を用紙の片面に割り付けるか(Nアップ数)を指定するNアップ数指定部74とにより構成されている。
ユーザは、ディスプレイ21に表示されたNアップ印刷設定ダイアログ画面70においてマウス25やキーボード24で各項目を指定して、印刷設定することができる。
ここで、Nアップ印刷指定部72で「Nアップ印刷する」が指定されると共に、Nアップ数指定部74でNアップ数が指定されると、後述する課金及び印刷処理に必要なパラメータがセットされる。その後、プリンタドライバ46は課金・印刷処理を実行する。
図6は、プリンタドライバ46で実行されるNアップ印刷の課金・印刷処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップ100では、論理ページ数をカウントするためのパラメータLPNUM(Logical Page Num)をリセットする。
ステップ102では、アプリケーション44から論理ページ1ページ分の印刷命令を受信する。
ステップ104では、受信した印刷命令で印刷される論理ページがカラーページか白黒ページかを判断し、その判断結果を論理ページ番号とそのページのカラー情報(カラーまたは白黒)とを対応付けたテーブルColorTableに保存する。このテーブルは、HDD23に作成してもよいし、RAM14上に作成してもよい。
図7(A)は、ColorTableの一例である。このテーブルには、論理ページ番号とカラーページか白黒ページかを示す識別子が対応付けられて保存される。ここでは、カラーページの場合には「1」が、白黒ページの場合には「0」が保存される。図7(A)に示したColorTableは、総論理ページ数が5頁であり、2,3ページ目がカラーページの場合のColorTableである。
ステップ106では、パラメータLPNUMをインクリメントする。
ステップ108では、上記受信した1ページ分の印刷命令をHDD23のDataFileに保存する。ここで、DataFileは、全論理ページの印刷命令を蓄積するファイルである。
ステップ210では、LPNUMが最終ページのページ数まで到達したか否かを判断する。ここでLPNUMが最終ページのページ数まで到達していないと判断した場合には、ステップ202に戻って、上記処理を繰り返す。ステップ102〜108までの処理は、最終論理ページまで繰り返される。
なお、ステップ100〜106、110の処理は、カラー判定部52により行われ、ステップ108の処理は、印刷命令蓄積部54により行われる。
一方、ステップ102〜108までの処理が最終論理ページまで行われた場合には(ステップ110、YES)、ステップ112に移行し、総論理ページ数(LPNUM)と、ユーザにより指定されたNアップ数に基づいて、論理ページをページ順に割付けたときに割付けたページの間に何も印刷されない1頁分の空白ページを挿入位置を変更しながら仮想的に挿入して割付けし、各論理ページを物理ページに割り付けるときの可能だけの全ての割付位置(割付パターン)を列挙して、AssignTableに保存する。
例えば、総論理ページ数が「5頁」であり、ユーザにより指定されたNアップ数が「2」であった場合には、図7(B)のAssignTableに示されるような割付パターンが列挙される。
割付パターン1は、論理ページの最終ページ(論理5ページ)の後に空白ページを割り付けた通常通りの割付パターンである。図8(A)は、この割付パターンの各論理ページおよび空白ページの割付位置を説明する説明図である。なお、図8の各図において、各用紙に示される数字は、用紙に割り付けられた論理ページのページ番号を示している。また、網掛け部分はカラーの論理ページが割り付けられていることを示し、それ以外は白黒の論理ページが割り付けられていることを示す。図8(A)から明らかなように、カラーの論理ページが割付けられる物理ページ数は2頁である。
割付パターン2は、論理ページ4と5の間に空白ページを割り付ける割付パターンである。図8(B)は、この割付パターンの各論理ページおよび空白ページの割付位置を示した図である。図8(B)から明らかなように、カラーの論理ページが割付けられる物理ページ数は2頁である。
割付パターン3は、論理ページ3と4の間に空白ページを割り付ける割付パターンである。図8(C)は、この割付パターンの各論理ページおよび空白ページの割付位置を示した図である。図8(C)から明らかなように、カラーの論理ページが割付けられる物理ページ数は2頁である。
割付パターン4は、論理ページ2と3の間に空白ページを割り付ける割付パターンである。図8(D)は、この割付パターンの各論理ページおよび空白ページの割付位置を示した図である。図8(D)から明らかなように、カラーの論理ページが割付けられる物理ページ数は2頁である。
割付パターン5は、論理ページ1と2の間に空白ページを割り付ける割付パターンである。図8(E)は、この割付パターンの各論理ページおよび空白ページの割付位置を示した図である。図8(E)から明らかなように、カラーの論理ページが割付けられる物理ページ数は1頁である。
割付パターン6は、論理ページの先頭ページ(論理1ページ)の前に空白ページを割り付ける割付パターンである。図8(F)は、この割付パターンの各論理ページおよび空白ページの割付位置を示した図である。図8(F)から明らかなように、カラーの論理ページが割付けられる物理ページ数は1頁である。
図8の各図から明らかなように、仮想的に割付ける際には、空白ページの挿入位置を変更するだけであって、論理ページのページ順は変更しない。
本例では、ステップ114において、カラーの論理ページが割付けられる物理ページが最も少なくなる割付パターン5または6が選択される。
ステップ116では、上記選択した割付パターンで仮想的に論理ページを割付けたときの課金情報を生成する。
課金情報は、カラー印刷料金が課金される物理ページ数、および白黒印刷料金が課金される物理ページ数を示すデータである。従って、上記図7及びず図8に示した例では、課金情報として、カラーの論理ページが割付けられる物理ページ数が1頁、白黒の論理ページのみが割付けられる物理ページ数が2頁であることを示すデータが生成される。この課金情報は、上述したように、カラーの論理ページが割付けられる物理ページ数が最も少なくなるように仮想的に割付けたときの課金情報であって、実際の印刷状態とは異なる場合もある。
なお、ステップ112〜116の処理は、仮想レイアウト処理・課金情報生成部56により行われる。
続いてステップ118では、Datafileから印刷命令を1頁単位で読み出し、読み込んだ印刷命令に基づいて、プリンタ30で印刷するための描画データを作成する。描画データは、2アップ印刷の場合には、1つの物理ページに対して割り付ける2ページ分の論理ページを90度回転し縮小して並べた描画データとなる。なお、この回転は行列式等で表現することができる。なお、論理ページは、上述した仮想的な割り付けではなく、通常通りの割付け(図8(A)に示すような割付け)で物理ページに対して割り付けられる。
ステップ120では、上記生成した描画データを上記生成した課金情報と共に、入出力ポート18、通信制御ユニット20を介してプリンタ30に出力する。プリンタ30では、受信した描画データに基づいてプリント部32でNアップ印刷すると共に、PC10から受信した課金情報に基づいて、カラー印刷カウント値及び白黒印刷カウント値を更新してメモリ38に記憶する。
なお、ステップ118の処理は、描画部58により行われ、ステップ120の処理は、出力部60により行われる。
なお、上記例では、通常通りに割付けても必ず末尾に空白ページが生じる場合を例に挙げて説明したが、論理ページ数とNアップ数によっては、通常通りに割付けると、空白ページ無しとなる場合もある。その場合、カラーで印刷する場合の料金が白黒で印刷する料金よりも倍以上高い場合には、上記と同様に空白ページを仮想的に挿入して割付位置を変化させて課金情報を生成したほうが、普通に割付けた場合よりも印刷料金を低くすることができることもある。
例えば2,3ページ目がカラーページであって他は白黒ページである全4ページの印刷データを2アップ印刷する場合には、図13(A)に示すように、論理ページを通常通りに割り付ける場合よりも、図13(B)に示すように、先頭に空白ページを挿入し、その後にページ順に各論理ページを割り付ける場合のほうが、物理ページ数は1頁多くなるが、カラーの論理ページが割付けられる物理ページ数は少なくなるため、印刷料金を低くすることができる。
このように、空白ページを仮想的に挿入した割付パターンを列挙して、カラーの論理ページが少なくなるような割付パターンを選択して課金情報を生成することによって、通常通りのページ順で印刷した場合であっても、論理ページのページ順序に影響をあたえない範囲でカラーページ数を少なくするように割り付けを変更して印刷した場合と同じ料金を課金することができ、ユーザーの不公平感を解消することができると共に、印刷サービスを提供する側の負担増大を防止することができる。
なお、上記例では、2アップ印刷において空白ページ1頁を仮想的に挿入する例について説明したが、Nアップ数に応じて挿入可能な空白ページ数も1頁より多くすることができる。例えば4アップ印刷の場合には、1〜3頁の空白ページを仮想的に挿入できる。
次に、本実施の形態に係るPC10のプリンタドライバ46で、小冊子印刷を行う場合について具体例を挙げながら説明する。小冊子印刷とは、中央部を綴じた状態で折り曲げることによって小冊子を作成することが可能なように各用紙の片面に対して2ページ分の印刷データを割り付けて印刷する印刷処理である。
本実施の形態に係るPC10のプリンタドライバ46による印刷設定動作は以下のように行われる。
アプリケーション44からの印刷命令によりプリンタドライバ46が起動すると、レイアウト指示部50は、ディスプレイ21に印刷設定ダイアログ画面(不図示)を表示する。ここで、小冊子印刷設定を指定すると、図5(B)に示すような小冊子印刷用の設定ダイアログ画面80が表示される。
小冊子印刷設定ダイアログ画面80は、小冊子印刷するか否かをラジオボタンにより指定する小冊子印刷指定部82と、小冊子印刷指定部82で「小冊子印刷する」が指定された場合に小冊子を複数個の分冊に分割して印刷するか否かをチェックボックスにより指定する分割指定部84と、分割指定部84のチェックボックスがチェックされた場合に分割条件(ここでは、複数個の分冊に分割するときの各分冊の用紙枚数)をテキストボックスにより指定する分割条件指定部86とにより構成されている。
ユーザは、ディスプレイ21に表示された小冊子印刷設定ダイアログ画面80においてマウス25やキーボード24で各項目を指定して、印刷設定することができる。
ここで、小冊子印刷指定部82で「小冊子印刷する」が指定され、分割指定部84で複数個の分冊に分割するように指定されると共に分割条件指定部86で分割条件が指定されると、後述する課金及び印刷処理に必要なパラメータがセットされる。その後、プリンタドライバ46は課金・印刷処理を実行する。
図9は、プリンタドライバ46で実行される小冊子印刷の課金・印刷処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ200〜210までの処理は、図6のステップ100〜110までの処理と同様であるため説明を省略する。なお、ここまでの処理で、図10(A)に示されるような
ColorTableが生成される。図10(A)に示したColorTableは、総論理ページ数が20頁であり、4,5,14,15ページ目がカラーページの場合のColorTableである。
ステップ212では、総論理ページ数(LPNUM)に基づき、分割条件指定部76でユーザにより指定された分割条件下で設定可能な分割パターン(割付パターン)を列挙し、各パターンの分割位置をSplitTableに保存する。
例えば、総論理ページ数が「20頁」であり、ユーザにより指定された分割条件が「3枚」であった場合には、ユーザにより指定された分割条件を前提として、以下のような分割パターン(割付パターン)が列挙される。すなわち、図11(A)に示されるように、用紙3枚からなる前半の分冊部分1と、用紙2枚からなる後半の分冊部分2に分割する第1のパターンと、図11(B)に示されるように、用紙3枚からなる前半の分冊部分1と、用紙2枚からなる後半の分冊部分2に分割する第2のパターンとが列挙される。第1のパターンは、一般的に行われる割付パターンである。
なお、図11(A)および(B)において、各用紙に示される数字は、用紙に割り付けられた論理ページ番号を示している。また、網掛け部分はカラーの論理ページが割り付けられていることを示し、それ以外は白黒の論理ページが割り付けられていることを示す。
図11(A)および(B)から明らかなように、各分割パターンの分割位置は、論理ページ13頁め、9頁めとなる。従って、図10(B)に示すように、SplitTableには、2つの分割パターンに対応する分割位置が保存される。なお、このテーブルは、HDD23に作成してもよいし、RAM14上に作成してもよい。
ステップ214では、SplitTableおよびColorTableを使用し、カラーの論理ページが割付けられる物理ページ数が最も少なくなる分割パターンを選択し、その分割位置を保存する。
例えば、図10(A)、(B)に示す例において、第1のパターンでは、各論理ページは図11(A)に示すように割り付けられる。第1のパターンの割り付けでは、計4ページの物理ページにカラーの論理ページが割付けられる。一方、第2のパターンの割り付けでは、図11(B)から明らかなように、計2ページの物理ページにカラーの論理ページが割付けられる。
このような分割パターンから、物理ページ数が最も少なくなる分割パターン(分割位置)を選択し(ここでは、第2の分割パターンの分割位置:9頁め)、これを保存する。
ステップ216では、上記選択した分割パターンで仮想的に論理ページを割付けたときの課金情報を生成する。課金情報は、前述したように、カラー印刷料金が課金される物理ページ数、および白黒印刷料金が課金される物理ページ数を示すデータである。従って、上記図10及びず図11で示した例では、課金情報として、カラーの物理ページ数が2頁、白黒の物理ページ数が8頁であることを示すデータが生成される。
続いてステップ218では、Datafileから印刷命令を1頁ずつ読み出し、読み込んだ印刷命令に基づいて、プリンタ30で印刷するための描画データを作成する。なお、論理ページは、上述した仮想的な割り付けではなく、通常通りの割付け(図11(A)に示すような割付け)で物理ページに対して割り付けられる。
ステップ220では、上記生成した描画データを上記生成した課金情報と共に、入出力ポート18、通信制御ユニット20を介してプリンタ30に出力する。プリンタ30では、受信した描画データに基づいてプリント部32で小冊子印刷すると共に、PC10から受信した課金情報に基づいて、カラー印刷カウント値及び白黒印刷カウント値を更新してメモリ38に記憶する。
このように、小冊子印刷において、カラーの論理ページが割り付けられる物理ページ数が最も少なくなるような分割位置で分冊された割付パターンを選択して課金情報を生成することによって、通常通りのページ順で印刷した場合であっても、論理ページのページ順序に影響をあたえない範囲でカラーページ数を少なくするように割り付けを変更して印刷した場合と同じ料金を課金することができ、ユーザーの不公平感を解消することができると共に、印刷サービスを提供する側の負担増大を防止することができる。
なお、上記実施の形態では、ユーザが予め複数個の分冊に分割するための分割条件を指定して小冊子印刷する例について説明したが、ユーザが小冊子印刷において、分割指示及び分割条件の指示を指定しなかった場合でも、プリンタドライバ内でカラー印刷される物理ページが少なくなるような分割位置を決定して課金情報を生成することもできる。
この場合には、選択可能な分割条件から全ての可能な分割位置を列挙し、複数個のSpritTableを生成する。そして、全てのSpritTable、ColorTableを利用し、カラーの論理ページが割付けられる物理ページが最も少なくなる分割位置を選択し、この分割位置で分冊した場合の課金情報を生成する。
このように、ユーザが分冊を指定しなかった場合でも、プリンタドライバ側で、分冊可能な全ての分割位置をチェックすることによっても、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態では、複数個の分冊に分割するときの分割条件を、分割する用紙の枚数あるいは分冊の冊数を一意に指定する例について説明したが、これに限定されず、例えば、「5枚〜7枚ごとに分冊」や「5つまたは6つに分冊」のように幅を持たせて指定することができるようにしてもよい。この場合には、指定された範囲内で、全ての可能な分割位置を列挙して、その中からカラーの論理ページが割付けられる物理ページ数が少なくなる分割位置を判断する。
なお、上記実施の形態では、説明を簡略化するため、小冊子印刷の設定において、綴じる方向、すなわち「左とじ/上とじ、右とじ/下とじ」の指定を省略したが、これを指定した場合も、上記と同様に、分割位置を判断し、判断結果に応じて物理ページに論理ページを仮想的に割り付けて課金情報を生成し、印刷することができる。
なお、上記実施の形態では、課金情報を、カラーの論理ページが割付けられる物理ページ数と白黒の論理ページのみが割付けられる物理ページ数として生成したが、該物理ページ数に基づいて実際の印刷料金を演算し、該印刷料金を課金情報として生成してもよい。
本発明の実施の形態に係るプリントシステムの概略的な構成を示す図である。 PCの構成を示すブロック図である。 プリンタの構成を示すブロック図である。 PCで動作するプリンタドライバの機能構成を示したブロック図である。 (A)は、Nアップ印刷設定ダイアログ画面の一例であり、(B)は、小冊子印刷設定ダイアログ画面の一例である。 プリンタドライバで行われるNアップ印刷の課金・印刷処理の流れを示すフローチャートである。 (A)はColorTableの一例であり、(B)はAssignTableの一例である。 (A)〜(F)は、様々な割付パターンにおいて、各論理ページおよび空白ページの割付位置を示した図である。 プリンタドライバで行われる小冊子印刷処理の流れを示すフローチャートである。 (A)はColorTableの一例であり、(B)はSplitTableの一例である。 (A)は、用紙3枚からなる前半の分冊部分1と、用紙2枚からなる後半の分冊部分2に分割する第1のパターンを説明する説明図であり、(B)は、用紙3枚からなる前半の分冊部分1と、用紙2枚からなる後半の分冊部分2に分割する第2のパターンを説明する説明図である。 印刷料金計算方法を説明する説明図である。 印刷料金計算方法を説明する説明図である。
符号の説明
10 PC
30 プリンタ
46 プリンタドライバ
50 レイアウト指示部
52 カラー判定部
54 印刷命令蓄積部
56 仮想レイアウト処理・課金情報生成部
58 描画部
60 出力部

Claims (6)

  1. 用紙の片面に対してNページ分(Nは2以上の整数)の印刷データを割り付けて印刷する印刷処理に対し課金情報を生成する課金情報生成装置であって、
    前記印刷処理のための各ページ毎の印刷データが、白黒ページの印刷データであるかカラーページの印刷データであるかを判断するページ判断手段と、
    前記ページ判断手段の判断結果に基づいて、割付結果が正しいページ順序となり且つカラーページの印刷データが割り付けられる面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けを判断する割付判断手段と、
    前記判断された仮想的な割り付けにおいてカラーページの印刷データが割り付けられた面数をカラー印刷に対する課金ページ数とし、白黒ページの印刷データのみが割り付けられた面数を白黒印刷に対する課金ページ数として、課金情報を生成する生成手段と、
    を含む課金情報生成装置。
  2. 前記割付判断手段は、前記印刷データをページ順に割り付けたときに該割り付けたページの間に何も印刷されないNページ未満の空白のページを割付位置を変更しながら仮想的に割り付け、その割り付け結果の中からカラーページの印刷データが割り付けられる面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けを選択することにより、前記面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けを判断する請求項1記載の課金情報生成装置。
  3. 前記割付判断手段は、前記印刷処理が中央部を綴じた状態で折り曲げることによって小冊子を作成することが可能なように用紙の片面に対して2ページ分の印刷データを割り付けて印刷する小冊子印刷の処理である場合には、前記ページ判断手段の判断結果に基づいてカラーページの印刷データが割り付けられる面数が最も少なくなるように、1つの小冊子を複数個の分冊に分割して小冊子印刷する場合の分割位置を判断し、該分割位置で複数個の分冊に分割して小冊子印刷するときの割り付けを、前記面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けとして判断する請求項1記載の課金情報生成装置。
  4. 1つの小冊子を複数個の分冊に分割するための分割条件を指定するための指定手段を更に備え、
    前記割付判断手段は、前記指定手段で分割条件が指定された場合には、前記指定手段により指定された分割条件に応じてカラーページの印刷データが割り付けられる面数が最も少なくなるような分割位置を判断し、該分割位置で分割して小冊子印刷するときの割り付けを前記面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けとして判断する請求項3記載の課金情報生成装置。
  5. 用紙の片面に対してNページ分(Nは2以上の整数)の印刷データを割り付けて印刷する印刷処理に対し課金情報を生成する課金情報生成方法であって、
    前記印刷処理のための各ページ毎の印刷データが、白黒ページの印刷データであるかカラーページの印刷データであるかを判断するステップと、
    前記印刷データの判断結果に基づいて、割付結果が正しいページ順序となり且つカラーページの印刷データが割り付けられる面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けを判断するステップと、
    前記判断された仮想的な割り付けにおいてカラーページの印刷データが割り付けられた面数をカラー印刷に対する課金ページ数とし、白黒ページの印刷データのみが割り付けられた面数を白黒印刷に対する課金ページ数として、課金情報を生成するステップと、
    を含む課金情報生成方法。
  6. コンピュータに、用紙の片面に対してNページ分(Nは2以上の整数)の印刷データを割り付けて印刷する印刷処理に対し課金情報を生成するための生成処理を実行させるプログラムであって、
    前記生成処理は、
    用紙の片面に対してNページ分(Nは2以上の整数)の印刷データを割り付けて印刷する印刷処理に対し課金情報を生成する課金情報生成装置であって、
    前記印刷処理のための各ページ毎の印刷データが、白黒ページの印刷データであるかカラーページの印刷データであるかを判断するステップと、
    前記印刷データの判断結果に基づいて、割付結果が正しいページ順序となり且つカラーページの印刷データが割り付けられる面数が最も少なくなるような仮想的な割り付けを判断するステップと、
    前記判断された仮想的な割り付けにおいてカラーページの印刷データが割り付けられた面数をカラー印刷に対する課金ページ数とし、白黒ページの印刷データのみが割り付けられた面数を白黒印刷に対する課金ページ数として、課金情報を生成するステップと、
    を含むプログラム。
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