JP2007139281A - 換気口開閉構造 - Google Patents

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Ryuichi Kudo
隆一 工藤
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【課題】換気口が閉じられた状態での換気口部分の断熱性能を高いものにすることができる換気口開閉構造を提供する。
【解決手段】換気口1を屋外側から開閉する屋外側開閉材2と、同換気口1を屋内側から開閉する屋内側開閉材3とが備えられ、屋外側開閉材2と屋内側開閉材3が連動機構4により連動して換気口1を開閉するようになされている。屋外側開閉材2は無孔の蓋板部2aを備え、該蓋部2aが屋外側に進出することにより該蓋部2aと換気口1との間に側方を向く換気用の通気部2cが形成されて換気口1が開かれ、該蓋部2aが後退することにより換気口1が蓋部2aで閉じられるようになされている。屋内側開閉材3も同様である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、換気口開閉構造に関する。
住宅等の建物に設けられる、例えば自然換気用の換気口や第3種換気用の自然吸気口等の換気口を開閉する構造として、従来より種々のものが提供されているが、いずれも、換気口が閉じられた状態での換気口部分の断熱性能が充分には確保されていないという問題がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、換気口が閉じられた状態での換気口部分の断熱性能を高いものにすることができる換気口開閉構造を提供することを課題とする。
上記の課題は、換気口を屋外側から開閉する屋外側開閉材が備えられると共に、同換気口を屋内側から開閉する屋内側開閉材が備えられ、屋外側開閉と屋内側開閉材のいずれか一方が開いたときもう一方を開かせ、前記一方が閉じたとき前記もう一方を閉じさせる連動機構が備えられていることを特徴とする換気口開閉構造によって解決される(第1発明)。
この換気口開閉構造では、換気口を、屋外側からは屋外側開閉材で閉じ、屋内側からは屋内側開閉材で閉じる二重閉じ構造で閉じるようにしているので、屋外側開閉材と屋内側開閉材との間に形成される空気層によって、閉じられた状態での換気口部分の断熱性能を高いものにすることができる。
しかも、屋外側開閉材と屋内側開閉材の開閉動作を連動機構により連動させるようにしているので、一方が閉じ、もう一方が開いているというような事態の発生を防いで、閉じ状態での断熱性能の確保と、開き状態での換気性能の確保を確実なものにすることができる。
第1発明の構造において、屋外側開閉材が無孔の蓋部を備え、該蓋部が屋外側に進出することにより該蓋部と換気口との間に側方を向く換気用の通気部が形成されて換気口が開かれ、該蓋部が後退することにより換気口が蓋部で閉じられるようになされているとよい(第2発明)。
この場合は、蓋部が屋外側に進出して換気口が開かれた状態において、換気用の通気部が側方を向くようになされているので、換気中の雨風の侵入を抑制することができ、また、同蓋部が後退して換気口が閉じられた状態では、換気口を通じた雨風の侵入を同蓋部によって確実に防ぐことができる。
また、第2発明の構造において、屋外側の蓋部が、側方に張り出す庇部を備えている場合(第3発明)は、換気中の雨風の侵入を該庇部によってより一層効果的に抑制することができると共に、同蓋部が後退して換気口が閉じられた状態では、換気口を通じた雨風の侵入をより一層確実に防ぐことができ、また、換気口の断熱性能も高いものにすることができる。
上記の第1〜第3発明において、屋内側開閉材が無孔の蓋部を備え、該蓋部が屋内側に進出することにより該蓋部と換気口との間に側方を向く換気用の通気部が形成されて換気口が開かれ、該蓋部が後退することにより換気口が蓋部で閉じられるようになされているのもよい(第4発明)。
この場合は、蓋部が屋内側に進出して換気口が開かれた状態において、換気用の通気部が側方を向くようになされているので、屋内での、換気による気流感をを緩和することができ、また、同蓋部が後退して換気口が閉じられた状態では、換気口が無孔の蓋部で隠され、スッキリとした外観にすることができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、換気口が閉じられた状態での換気口部分の断熱性能を高いものにすることができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示す実施形態の換気口開閉構造において、1は換気口、2は屋外側開閉材、3は屋内側開閉材、4は連動機構である。
本実施形態では、換気口1は、外壁、サッシ枠等に設けられた縦長の換気口からなっている。
屋外側開閉材2は、換気口1を屋外5側から塞ぐ無孔蓋部としての蓋板部2aと、該蓋板部2aの両側部に連接された側板部2b,2bとを備えた断面平面視コの字状をしたものからなっていて、屋外5において蓋板部2aとは反対の側から換気口1に進退可能にしっくりと嵌め込むことができるようになされている。
そして、各側板部2b,2bには、換気用通気部としての通気開口部2cが上下方向に多数列設され、図1(イ)に示すように、屋外側開閉材2が、反屋外側に後退した状態となることによって、換気口1の屋外側開口部が蓋板部2aで塞がれて閉じられ、図1(ロ)に示すように、屋外側に進出した状態となることによって、両側板部2b,2bが屋外5に露出し、それらに設けられている通気開口部2c…によって、側方を向く換気用の通気部が形成されるようになされている。
また、屋外側開閉材2の蓋板部2aには側板部2b,2bよりも外方に張り出す庇部2d,2dが備えられている。なお、屋外側開閉材2の上端部は図示しない側板部で閉じられ、また、下端部は図示しない側板部で閉じられていてもよいし換気用の通気部として開かれていてもよい。
一方、屋内側開閉材3も同じく、換気口1を屋内6側から塞ぐ無孔蓋部としての蓋板部3aと、該蓋板部3aの両側部に連接された側板部3b,3bとを備えた断面平面視コの字状をしたものからなっていて、屋内6において、蓋板部3aとは反対の側から換気口1に進退可能にしっくりと嵌め込むことができるようになされている。
そして、各側板部3b,3bには、換気用通気部としての通気開口部3c…が上下方向に多数列設され、図1(イ)に示すように、屋内側開閉材3が、反屋内側に後退した状態となることによって、換気口1の屋内側開口部が蓋板部3aで塞がれて閉じられ、図1(ロ)に示すように、屋内6側に進出した状態となることによって、両側板部3b,3bが屋内に露出し、それらに設けられている通気開口部3c…によって、側方を向く換気用の通気部が形成されるようになされている。
また、屋内側開閉材3の蓋板部3aには側板部3b,3bよりも外方に張り出す庇部3d,3dが備えられている。なお、屋外側開閉材2の上端部と下端部は図示しない上下の側板部で閉じられていてもよい。
連動機構4は、屋外側開閉材2と屋内側開閉材3のいずれか一方が開いたときもう一方を開かせ、一方が閉じたときもう一方を閉じさせるもので、機構の具体的構成に制限はなく、機械式等の各種連動機構が用いられてよい。
なお、開閉の操作は、電動で行われるようになされていてもよいし、ワックスシリンダーや形状記憶バネなどで行われるようになされていてもよいし、マニュアル操作で開閉させるようになされていてもよい。
上記の換気口開閉構造では、換気口1が、屋外側からは屋外側開閉材2で閉じられ、屋内側からは屋内側開閉材3で閉じられた、二重閉じ構造で閉じられるようになされているので、屋外側開閉材2と屋内側開閉材3との間に形成される空気層7によって、閉じられた状態での換気口1部分の断熱性能を高いものにすることができる。
そして、屋外側開閉材2は、無孔の蓋板部2aと、通気用開口部2c…を備えた側板部2b,2bとを備えた構造になっていて、図1(ロ)及び図2に示すように、蓋板部2aが屋外5側に進出して換気口1が開かれた状態において、通気用開口部2c…が側方を向いて屋外5に開放されるようになされているので、換気中の雨風の侵入を抑制することができ、また、図1(イ)に示すように、同蓋板部2aが後退して換気口1が閉じられた状態では、換気口1を通じた雨風の侵入を同蓋板部2aによって確実に防ぐことができる。
特に、本実施形態では、蓋板部2aの両側部に側方に張り出す庇部2d,2dが備えられているので、該庇部2d,2dによって、換気中の雨風の侵入をより一層効果的に抑制することができると共に、同蓋板部2aが後退して換気口1が閉じられた状態では、換気口1を通じた雨風の侵入をより一層確実に防ぐことができると共に、換気口1の断熱性能を高いものにすることができる。
また、屋内側開閉材3についても、無孔の蓋板部3aと、通気用開口部3c…を備えた側板部3b,3bとを備えた構造になっていて、図1(ロ)及び図2に示すように、蓋板部3aが屋内側に進出して換気口1が開かれた状態において、通気用開口部3c…が左右方向を向いて屋内6に開放されるようになされているので、屋内6での、換気による気流感を緩和することができ、また、図1(イ)に示すように、同蓋板部3aが後退して換気口1が閉じられた状態では、換気口1が無孔の蓋板部3aで隠され、スッキリとした外観にすることができる。
特に、本実施形態では、屋内側開閉材3の蓋板部3aに側板部3b,3bよりも側方に張り出す庇部3d,3dが備えられているので、屋内側の換気口開口部と蓋板部3aとの間の隙間を確実に塞ぐことができて、外観の仕上がり状態を良好なものにすることができると共に、換気口1部分の断熱性能を高いものにすることができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、屋内側開閉材や屋外側開閉材として、無孔の蓋板部と、有孔の側板部とを備えたものを用いた場合を示したが、第1発明では、これに限らず、換気口を開閉させる機能を備えたものであればよく、可動ルーバー式の開閉材などであってもよい。
また、上記の実施形態では、換気口が、縦長のものからなっている場合を示したが、横長のものであってもよいし、丸形や、正方形等の各種形状のものからなっていてもよい。そして、第2発明においていう「側方を向く換気用の通気部」の文言における「側方」の語は、上方を除く側方、例えば左方や右方、下方などであってよい。また、第4発明においていう「側方を向く換気用の通気部」の文言における「側方」の語は、前後方向を除く、上下左右等の側方であってよい。
実施形態の換気口開閉構造を示すもので、図(イ)は閉じた状態の平面断面図、図(ロ)は開いた状態の平面断面図である。 同換気口開閉構造を示すもので、開いた状態の断面斜視図である。
符号の説明
1…換気口
2…屋外側開閉材
2a…蓋板部
2b…側板部
2c…通気用開口部
2d…庇部
3…屋内側開閉材
3a…蓋板部
3b…側板部
3c…通気用開口部
4…連動機構
5…屋外
6…屋内
7…空気層

Claims (4)

  1. 換気口を屋外側から開閉する屋外側開閉材が備えられると共に、同換気口を屋内側から開閉する屋内側開閉材が備えられ、屋外側開閉材と屋内側開閉材のいずれか一方が開いたときもう一方を開かせ、前記一方が閉じたとき前記もう一方を閉じさせる連動機構が備えられていることを特徴とする換気口開閉構造。
  2. 屋外側開閉材が無孔の蓋部を備え、該蓋部が屋外側に進出することにより該蓋部と換気口との間に側方を向く換気用の通気部が形成されて換気口が開かれ、該蓋部が後退することにより換気口が蓋部で閉じられるようになされている請求項1に記載の換気口開閉構造。
  3. 前記屋外側の蓋部が、側方に張り出す庇部を備えている請求項2に記載の換気口開閉構造。
  4. 屋内側開閉材が無孔の蓋部を備え、該蓋部が屋内側に進出することにより該蓋部と換気口との間に側方を向く換気用の通気部が形成されて換気口が開かれ、該蓋部が後退することにより換気口が蓋部で閉じられるようになされている請求項1乃至3のいずれか一に記載の換気口開閉構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62108728U (ja) * 1985-12-26 1987-07-11
JPH0414936U (ja) * 1990-05-30 1992-02-06

Patent Citations (2)

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