JP2007138555A - 高架道路用合成床版 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で曲げ剛性を確実に高め、一体性と耐久性を格段に向上させた高架道路用合成床版を提供し、この合成床版の製造を含めた高架道路の建設の一層の合理化と省力化を図る。
【解決手段】 高架道路用合成床版10は、底鋼板11、複数のCT型鋼12、ゴムラテックス入りモルタル層13、コンクリート層14を備え、複数のCT型鋼12が底鋼板11の上面側に並設され、そのウェブ部12aの下端部が底鋼板11に夫々溶接されて、全体がコンクリート層14に埋設され、ゴムラテックス入りモルタル層13は、底鋼板11の上面に塗布されて底鋼板11とコンクリート層14との密着性を高めると共に底鋼板11の防錆のために形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、底鋼板と底鋼板の上面側に打設されたコンクリート層とを備えた高架道路用合成床版に関するものである。
近年、高速道路等の高架道路においては、少数主桁道路の建設が合理化と省力化を目的に進められているが、その道路床版(車両等の荷重を直接支持する構造部材)には耐久性のある長支間床版(主桁に支持される間隔が6mを越える床版)の適用が不可欠であり、この長支間床版として、底鋼板と底鋼板の上面側に打設されたコンクリート層とを備えた合成床版が実用に供されている。
この高架道路用合成床版は、更に、底鋼板とコンクリート層とを一体化させるために、底鋼板の上面に溶接されてコンクリート層に埋設された複数のジベル部材を備えており、このジベル部材の構造が異なる種々の高架道路用合成床版が実用に供されている。
例えば、非特許文献1には、ジベル部材がスタッドからなるもの、ジベル部材がリブ、I型鋼、L型鋼、CT型鋼からなるもの、ジベル部材がトラス弦材とトラス斜材からなるもの、が開示されている。また、このジベル部材としてのCT型鋼において、ウェブ部に複数の貫通孔が形成されたものが開示されている。
尚、特許文献2には、橋梁構造物において、床版の底鋼板に複数のスタッドを固着し、底鋼板の上面側にゴムラテックスが混和された接着材を介してコンクリートを打設し、このコンクリートに複数のスタッドを埋設した技術が開示されている。
発行所 社団法人 日本橋梁建設協会 「橋建協標準合成床版」(改訂第2版) 12頁〜16頁 2005−120731号公報
ジベル部材がトラス弦材とトラス斜材からなる合成床版では、このジベル部材自体が複雑な構造になる。つまり、合成床版の製造を含む高架道路の建設の合理化と省力化を図るのに限界が生じる。
従来の合成床版では、経年劣化等によりコンクリート層がひび割れした場合、そこから侵入した雨水等が底鋼板に達し、底鋼板とコンクリート層との間に滞水して底鋼板が錆びて劣化する可能性があるため、また、ジベル部材についても同様であるので、耐久性が低くなる恐れがある。そこで、底鋼板、ジベル部材に既存の防錆剤を塗布することが考えられるが、この場合でもコンクリート層への万が一のひび割れによる雨水の侵入は防止できない。防錆剤による防錆効果にも限界がある。
また、ジベル部材がCT型鋼からなる合成床版では、簡単な構造で合成床版の曲げ剛性を高めることができるので有利であるが、底鋼板に複数のCT型鋼を溶接した後にコンクリート層を打設する際、施行方法に十分配慮しないと、CT型鋼のフランジ部の下面側に空気が残留する可能性があり、そうなると、底鋼板とコンクリート層とを確実に一体化できず、耐久性が低下するという恐れがある。
本発明の目的は、簡単な構造で曲げ剛性を確実に高めることができ、しかも、底鋼板とコンクリート層との密着性(高架道路用合成床版の一体性)を高めると共に底鋼板の防錆を行い、一体性と耐久性を格段に向上させた高架道路用合成床版を提供し、この合成床版の製造を含めた高架道路の建設の一層の合理化と省力化を図ることである。
請求項1の高架道路用合成床版は、底鋼板と底鋼板の上面側に打設されたコンクリート層とを備えた高架道路用合成床版において、前記底鋼板の上面側に並設された複数のCT型鋼であって、そのウェブ部の下端部が底鋼板に夫々溶接され且つ全体がコンクリート層に埋設された複数のCT型鋼を備え、前記CT型鋼のフランジ部にジベル部材としての機能を持たせる複数の貫通孔が形成されたことを特徴とする。尚、CT型鋼とは、I型鋼やH型鋼のウェブ部の途中部を切断して構成された断面T字状の型鋼である。
この高架道路用合成床版を製造する場合、底鋼板の上面側に複数のCT型鋼を並設して、それらCT型鋼のウェブ部の下端部を底鋼板に夫々溶接し、次に、底鋼板の上面側にコンクリート層を打設し、このコンクリート層に複数のCT型鋼の全体を埋設させる。例えば、底鋼板への複数のCT型鋼の溶接については工場で行い、その合成床版本体部を工場から高架道路建設現場に搬送し据え付け、適宜、複数の鉄筋を組付けてから、底鋼板の上面側へコンクリート層を打設する。
この高架道路用合成床版では、底鋼板に複数のCT型鋼を溶接した簡単な構造で、高架道路用合成床版の曲げ剛性が確実に高められる。また、CT型鋼のフランジ部に複数の貫通孔を形成することにより、コンクリート層を密実に施行できるようになり、これにより、コンクリート層と底鋼板の一層のジベル効果を期待できると共に、底鋼板に複数のCT型鋼を溶接した後にコンクリート層を打設する際、CT型鋼のフランジ部の下面側の空気を複数の貫通孔から逃してボイドが発生するのを防止し、コンクリート層を密実に施行できるため、底鋼板とコンクリート層とを確実に一体化でき、高架道路用合成床版の一体性と耐久性を確実に向上させることができる。
ここで、請求項1の発明においては、底鋼板の上面に塗布されて底鋼板とコンクリート層との密着性を高めると共に底鋼板の防錆のために形成されたゴムラテックス入りモルタル層を備えること(請求項2)、複数のCT型鋼を、床版の支持間隔方向と直角方向に所定間隔おきに配設すること(請求項3)、複数のCT型鋼の表面にゴムラテックス入りモルタル層を形成すること(請求項4)、等の構成を採用可能である。
請求項1の高架道路用合成床版によれば、底鋼板の上面側に複数のCT型鋼を並設して、それらCT型鋼のウェブ部の下端部を底鋼板に夫々溶接したので、こうした簡単な構造で高架道路用合成床版の曲げ剛性を確実に高めることができ、しかも、CT型鋼のフランジ部に複数の貫通孔を形成したので、コンクリート層を密実に施行できるようになり、これにより、コンクリート層と底鋼板の一層のジベル効果を期待できると共に、底鋼板に複数のCT型鋼を溶接した後にコンクリート層を打設する際、CT型鋼のフランジ部の下面側の空気を複数の貫通孔から逃してボイドが発生するのを防止し、コンクリート層を密実に施行できるため、底鋼板とコンクリート層とを確実に一体化でき、高架道路用合成床版の一体性と耐久性を確実に向上させることができ、この高架道路用合成床版の製造を含めた高架道路の建設の一層の合理化と省力化を図ることが可能になる。
請求項2の高架道路用合成床版によれば、底鋼板の上面に塗布されて底鋼板とコンクリート層との密着性を高めると共に底鋼板の防錆のために形成されたゴムラテックス入りモルタル層を備えたので、このゴムラテックス入りモルタル層により、底鋼板とコンクリート層との密着性を高める(つまり、底鋼板とコンクリート層とをより一層確実に一体化する)と共に底鋼板の防錆を行うことができ、依って、高架道路用合成床版の一体性と耐久性を格段に向上させることができる。
請求項3の高架道路用合成床版によれば、複数のCT型鋼を、床版の支持間隔方向と直角方向に所定間隔おきに配設したので、高架道路用合成床版の床版のコンクリート層の打設前の支持間隔方向における曲げ剛性を確実に高めることができる。
請求項4の高架道路用合成床版によれば、複数のCT型鋼の表面にゴムラテックス入りモルタル層を形成したので、高架道路用合成床版を製造する段階で、ゴムラテックス入りモルタル層を底鋼板に塗布形成するのと同時に、CT型鋼の表面にゴムラテックス入りモルタル層を塗布して簡単に形成でき、このゴムラテックス入りモルタル層により、CT型鋼とコンクリート層との密着性を高めてCT型鋼の防錆を確実に行うことができ、高架道路用合成床版の一体性と耐久性を一層高めることができる。
本発明の高架道路用合成床版は、底鋼板と、底鋼板の上面側に打設されたコンクリート層と、底鋼板の上面側に並設された複数のCT型鋼であって、そのウェブ部の下端部が底鋼板に夫々溶接され且つ全体がコンクリート層に埋設された複数のCT型鋼を備え、CT型鋼のフランジ部にジベル部材としての機能を持たせる複数の貫通孔が形成されたものである。
図1に示すように、高架道路1は高速道路や橋梁道路であり、その道路床版2の少なくとも一部が、複数の高架道路用合成床版10を床版の支持間隔方向と直角方向(道路の長さ方向)に並べて構成され、その道路床版2が橋脚(図示略)等に支承された1対の主桁3に支持されている。例えば、主桁3は断面I型に構成され、1対の主桁3は、道路の幅方向に約6mの間隔を空けて、道路の長さ方向に平行に連続的に延びるように配設されている。
各合成床版10について説明する。
図2〜図6に示すように、高架道路用合成床版10は、底鋼板11、複数(例えば、5本)のCT型鋼12、ゴムラテックス入りモルタル層13、コンクリート層14を備えている。例えば、高架道路用合成床版10は、厚さが約25cm、長さ(床版の支持間隔方向と直角方向の寸法)が約3m、幅(床版の支持間隔方向の寸法)が約11m、に形成されている。
例えば、底鋼板11は、厚さが約6mm、長さが約3m、幅が約11m、に形成され、隣接する高架道路用合成床版10の底鋼板11同士が、帯状鋼板及び複数の締結部材等で連結されている。この底鋼板11の上面側に、複数のCT型鋼12が、道路の幅方向向きに道路の長さ方向に所定間隔(例えば、約60cm間隔)おきに並設されている。底鋼板11の下面部が1対のハンチ部11aを介して1対の主桁3に連結支持され、そのハンチ部11aは底鋼板11の長さ方向全長に亙って、縦断面にて底鋼板11の下面から下側へ膨らむように複数の鋼板及び複数の締結部材により形成されている。
CT型鋼12は、ウェブ部12aとフランジ部12bを有し、I型鋼又はH型鋼のウェブ部の途中部を切断して構成されている。ウェブ部12aが底鋼板11の上面と垂直になるように、ウェブ部12aの下端部が底鋼板11に溶接され、フランジ部12bには複数の貫通孔12cが形成されている。例えば、CT型鋼12の高さは約15cmであり、ウェブ部12aの厚さは約8mmであり、フランジ部12bの幅は約20cmで厚さは約12mmであり、複数の貫通孔12cとして、隣接状の1対の貫通孔12cがウェブ部12aの両側に形成され、この1対の貫通孔12cがCT型鋼12の長さ方向(道路の幅方向)に約25cm間隔おきに複数対形成されている。
ゴムラテックス入りモルタル層13は、底鋼板11の上面に塗布されて、底鋼板11とコンクリート層14との密着性を高めると共に底鋼板11の防錆のために形成されている。例えば、ゴムラテックスは、スチレンブタジエンゴムを主剤とするもので、水で希釈できて取扱いが容易なものであり、その一般的性状は、外観(乳白色)、全固形分(45.0±1,0%)、pH(9±1)、粘度(200mPa・以下(20℃))、見かけ比重(1.00±0.05)、機械的安定性(優秀)、セメント安定性(優秀)、である。
例えば、モルタルは、重量比でセメント1に対して砂1〜3を配合して適量の水を加えたものであり、このモルタルに重量比でゴムラテックス0.2〜0.3を混和して、ゴムラテックス入りモルタルが構成され、このゴムラテックス入りモルタルが、複数のCT型鋼12が溶接された底鋼板11の上面に、専用の吹付装置により吹付けられ積層硬化されて、層厚が約3〜20mmのゴムラテックス入りモルタル層13が形成されている。
コンクリート層14は底鋼板11の上面側に打設され、このコンクリート層14の下面とゴムラテックス入りモルタル層13の上面とが接着されている。例えば、コンクリート層14の厚さは約25cmであり、このコンクリート層14に複数のCT型鋼12の全体が埋設されて、コンクリート層14と複数のCT型鋼12とが固着されている。尚、コンクリート層14には複数の鉄筋(図示略)が道路の長さ方向に埋設されている。
次に、高架道路用合成床版10の製造を含めた高架道路1の建設の工程の一例について説明する。先ず、工場において、底鋼板11と複数のCT型鋼12とを準備し、底鋼板11の上面側に複数のCT型鋼12を並設して、それらCT型鋼12のウェブ部12aの下端部を底鋼板11に夫々溶接し、次に、底鋼板11の上面にゴムラテックス入りモルタル層13を塗布形成する。
この底鋼板11と複数のCT型鋼12とゴムラテックス入りモルタル層13からなる半製造物を製造した後、この半製造物をトラック等で高架道路建設現場に搬送する。この半製造物の製造と搬送については、高架道路用合成床版10の必要数分を適宜順序で行う。高架道路建設現場では、既に1対の主桁3が橋脚に設置されたものとし、これら主桁3上の所定位置に半製造物を配設して、その半製造物の底鋼板11を1対のハンチ部11aを介して1対の主桁3に連結して支持させる。
こうして、所定数(例えば、橋脚間に設置される高架道路用合成床版10の相当数)の半製造物を設置し、それらの隣接する底鋼板11同士を連結した後、底鋼板11の上面側に複数の鉄筋を配置し組み付けると共に、コンクリート層14を形成する領域の外周部に帯板状の型枠部材(図示略)を配置して底鋼板11に連結して、この底鋼板11と型枠部材によって型枠を作り、その型枠内にコンクリートを流し込み、硬化させてコンクリート層14を形成する。その他、コンクリート層14の上面側にアスファルトを敷き、中央分離帯、側壁、種々の補強体等々を構築して、高架道路1を建設していく。
以上説明した高架道路用合成床版10によれば次の効果を奏する。
底鋼板11の上面側に複数のCT型鋼12を並設して、それらCT型鋼12のウェブ部12aの下端部を底鋼板11に夫々溶接したので、こうした簡単な構造で高架道路用合成床版10の曲げ剛性を確実に高めることができる。特に、複数のCT型鋼12を、道路の幅方向向きに道路の長さ方向に所定間隔おきに配設したので、高架道路用合成床版10の道路幅方向における曲げ剛性を確実に高めることができる。
しかも、底鋼板10の上面にゴムラテックス入りモルタル層13を塗布形成したので、このゴムラテックス入りモルタル層13により、底鋼板11とコンクリート層14との密着性を高める(つまり、底鋼板11とコンクリート層14とを確実に一体化する)と共に底鋼板11の防錆を行うことができ、依って、高架道路用合成床版10の一体性と耐久性を格段に向上させることができる。
CT型鋼12のフランジ部12bに複数の貫通孔12cを形成したので、コンクリート層14を密実に施行できるようになり、これにより、コンクリート層14と底鋼板11の一層のジベル効果を期待できると共に、底鋼板11に複数のCT型鋼12を溶接した後に、底鋼板11の上面側にコンクリートを流し込んでコンクリート層13を打設する際、CT型鋼12のフランジ部12bの下面側の空気を複数の貫通孔12cから逃してボイドが発生するのを防止し、コンクリート層13を密実に施行できるため、底鋼板11とコンクリート層14とを一層確実に一体化でき、高架道路用合成床版10の一体性と耐久性を確実に向上させることができる。こうした結果、高架道路用合成床版10の製造を含めた高架道路1の建設の一層の合理化と省力化を図ることが可能になる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
1]図7、図8に示すように、更に、複数のCT型鋼12の表面にゴムラテックス入りモルタル層15を形成してもよい。ここで、ゴムラテックス入りモルタル層15については、CT型鋼12の表面全体に形成してもよいし、CT型鋼12の表面の一部(例えば、ウェブ部12aの側面、フランジ部12bの上面等)に形成してもよい。尚、CT型鋼12のフランジ部12bに貫通孔12cを形成する場合には、その貫通孔12cを塞がないようにゴムラテックス入りモルタル層15を形成する。
この場合、高架道路用合成床版10を製造する段階で、ゴムラテックス入りモルタル層13を底鋼板11に塗布形成するのと同時に、CT型鋼12の表面にゴムラテックス入りモルタル層15を塗布して簡単に形成でき、このゴムラテックス入りモルタル層15により、CT型鋼12とコンクリート層14との密着性を高めて、CT型鋼12の防錆を確実に行うことができ、高架道路用合成床版10の一体性と耐久性を一層高めることが可能になる。
2]高架道路1のサイズ、形状を含む設計に応じて、底鋼板11、CT型鋼12、ゴムラテックス入りモルタル層13、コンクリート層14のサイズ、形状、数、配置等については適宜変更してもよい。また、ゴムラテックス入りモルタル層13,15における、ゴムラテックス及びモルタルの成分や配合比についても適宜変更可能である。
3]その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前記開示事項以外の種々の変更を付加して実施可能である。
実施例に係る高架道路の断面を含む斜視図である。 高架道路用合成床版の正面図である。 高架道路用合成床版の平面図である。 高架道路用合成床版の側面図である。 高架道路用合成床版の部分縦断面図である。 高架道路用合成床版の部分横断面図である。 変更形態に係る高架道路用合成床版の部分縦断面図である。 変更形態に係る高架道路用合成床版の部分横断面図である。
符号の説明
1 高架道路
10 高架道路用合成床版
11 底鋼板
12 CT型鋼
12a ウェブ部
12b フランジ部
12c 貫通孔
13,15 ゴムラテックス入りモルタル層
14 コンクリート層

Claims (4)

  1. 底鋼板と底鋼板の上面側に打設されたコンクリート層とを備えた高架道路用合成床版において、
    前記底鋼板の上面側に並設された複数のCT型鋼であって、そのウェブ部の下端部が底鋼板に夫々溶接され且つ全体がコンクリート層に埋設された複数のCT型鋼を備え、
    前記CT型鋼のフランジ部にジベル部材としての機能を持たせる複数の貫通孔が形成されたことを特徴とする高架道路用合成床版。
  2. 前記底鋼板の上面に塗布されて底鋼板とコンクリート層との密着性を高めると共に底鋼板の防錆のために形成されたゴムラテックス入りモルタル層を備えたことを特徴とする請求項1に記載の高架道路用合成床版。
  3. 前記複数のCT型鋼は、床版の支持間隔方向と直角方向に所定間隔おきに配設されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の高架道路用合成床版。
  4. 前記複数のCT型鋼の表面にゴムラテックス入りモルタル層が形成されたことを特徴とする請求項2に記載の高架道路用合成床版。
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