JP2007137017A - 燃料電池セパレータの成形金型、燃料電池セパレータの製造方法および燃料電池セパレータ - Google Patents

燃料電池セパレータの成形金型、燃料電池セパレータの製造方法および燃料電池セパレータ Download PDF

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Abstract

【課題】硬化工程前の圧縮成形工程において、寸法精度良く、目的の最終形状に成形することにより、硬化処理後の2次加工工程が不要であり、生産性が高く、低コストが可能な燃料電池セパレータの成形金型を提供する。
【解決手段】いずれか一方がラム圧力で作動される上金型および下金型と、上下両金型間に形成されるキャビティの外周を担う枠体とを備える。上金型および下金型を、流路溝部に対応する上インナー金型42および下インナー金型22と、囲繞部に対応する上アウター金型45および下アウター金型25とに分割して構成する。上インナー金型に対して上アウター金型を進退させる作動部材と、下インナー金型および下アウター金型を相互に進退させる作動部材とを備える。さらに、各金型に冷却構造51、52、54、55を備えている。
【選択図】図4

Description

この発明は、一般には、燃料電池セパレータの製造方法に係り、さらに詳しくは、流動性に乏しい炭素質系粉末を主成分とする材料を用いて圧縮成形により燃料電池セパレータを得る成形金型、製造方法および燃料電池セパレータに関するものである。
燃料電池による発電システムは、近年のエネルギー消費量増加に伴う二酸化炭素排出量の増加や、石油をはじめとする化石資源の枯渇問題を解決するべく、クリーンかつ高効率の新しい技術として広く実用化検討が推進されている。
特に、電解質にイオン交換膜を用いた固体高分子型燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cell)システムは、作動温度が80℃以下と比較的低温であることから、容易に運転・停止が可能である。また、エネルギー効率が高いことから、家庭用コージェネレーション、自動車、携帯機器等への導入が期待されている。
固体高分子型燃料電池に用いられる基本セルは、イオン交換膜からなる電解質膜がアノード、カソードの各電極ではさまれ、さらに両側から2枚のセパレータではさみ込む構成である。セパレータ表面には、一方の電極に水素等の燃料ガスを、また他方の電極に酸素・空気等の酸化ガスを供給するための流路溝がそれぞれ形成される。また、セパレータは、燃料ガスと酸化ガスを分離するための遮蔽板としての機能をもつ。
そして、燃料電池システムに必要な電気出力に応じて、このような基本セルが数十〜数百枚積層されてスタックとして構成される。
以上のような機能をもつセパレータに必要な代表的特性としては、アメリカ・エネルギー省(DOE:Department of Energy)の目標値を基準にした場合、電気抵抗値が20mΩ・cm以下であること、ガス透過性が2×10−6cc/cm・sec以下であること、薄肉、軽量であること、そして、市場への普及には製造コストの大幅な低減が必要不可欠である。
このような諸性質・コストを兼ね備えたセパレータは、当初、炭素質系材料に熱硬化型樹脂性バインダを混合・成形し、加熱硬化後に非酸化性雰囲気中にて1000℃以上の高温で長時間処理により焼成炭化されていた。
これに対し、導電性に優れた黒鉛粉末に熱硬化性樹脂系のバインダを混合して得られる材料を用いた圧縮成形によって、電気抵抗値、ガス非透過性を維持しながら、製造コストを低減する製造方法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2000−173630号公報 特開2005−174882号公報
しかしながら、上記のような従来の燃料電池セパレータの製造方法には、以下のような課題がある。
まず、特許文献1に記載の製造方法は、ラバープレスに代表されるCIP(Cold Isostatic Press)成形による等方加圧により、材料異方性は低減するものの、部材としての均一性を主な目的としているために、精度良く、目的の形状に成形することはできない。
また、特許文献2に記載の製造方法は、熱硬化性樹脂が軟化する温度で圧縮成形することで、流動性が向上し、樹脂配合の均一化による製品歩留まり向上を図るものであるが、軟化した温度で圧縮力を緩和または金型から取り出した場合、圧縮力により生じた成形品内部の残留応力は解放され、膨張・変形してしまう。つまり、軟化状態であるために精度良く目的の製品形状に成形することができない。
すなわち、特許文献1、2に記載の製造方法は、いずれも、圧縮成形工程後に、さらに機械加工などの2次加工工程を行うことを前提としたセパレータ用部材を製造するものであり、最終製品であるセパレータに至るまでには2次加工コストが必要となり、コスト低減とはならない問題があった。
この発明は上記課題を解決するために為されたものであり、硬化工程前の圧縮成形工程において、寸法精度良く、目的の最終形状に成形することにより、硬化処理後の2次加工工程が不要であり、生産性が高く、低コストが可能な燃料電池セパレータの成形金型、燃料電池セパレータの製造方法および燃料電池セパレータを提供することを目的とする。
この発明の請求項1に係る燃料電池セパレータの成形金型は、粉体状材料を用いて、表裏各面に流路溝部および囲繞部を有する燃料電池セパレータを圧縮成形する金型であって、いずれか一方がラム圧力で作動される上金型および下金型と、前記上下両金型間に形成されるキャビティの外周を担う枠体とを備え、前記上金型および下金型を、前記流路溝部に対応する上インナー金型および下インナー金型と、前記囲繞部に対応する上アウター金型および下アウター金型とに分割して構成し、前記上インナー金型に対して前記上アウター金型を進退させる作動部材と、前記下インナー金型および前記下アウター金型を相互に進退させる作動部材とを備え、前記各金型に冷却構造を備えていることを特徴とするものである。
この発明の請求項2に係る燃料電池セパレータの製造方法は、冷却構造を備えた金型を用いて粉体状材料を圧縮成形することで、少なくとも片面に流路溝部および囲繞部を有する燃料電池セパレータを製造する製造方法であって、前記流路溝部に対応するインナー金型と前記囲繞部に対応するアウター金型とに分割された下金型と、上金型との間に形成されるキャビティに粉体状材料を充填するとき、前記流路溝部の圧縮比と前記囲繞部の圧縮比とが均一になるように、前記アウター金型に対して前記インナー金型を所定高さ上方に位置決めし、前記アウター金型および前記インナー金型が位置決めされたキャビティに、前記粉体状材料を予備加熱して充填することを特徴とするものである。
この発明の請求項3に係る燃料電池セパレータは、少なくとも片面に流路溝部および囲繞部を有する燃料電池セパレータであって、冷却構造を備えた下金型が分割されて前記囲繞部に対応するアウター金型に対して前記流路溝部に対応するインナー金型を所定高さ上方に位置決めして形成されるキャビティに、粉体状材料を予備加熱して充填し、前記冷却構造により圧縮工程中および圧縮完了後に冷却固化したことを特徴とするものである。
この発明は以上のように、圧縮成形工程において、熱硬化性樹脂が混合された黒鉛粉末材料を予備加熱することにより、流動性、均一性を向上させ、圧縮成形工程では冷却機能を備えた金型により、成形品を硬化状態から固化状態にすることで寸法変化量が低減し、変形、ソリ等の発生が低いとともに寸法精度が良く、目的の最終形状に成形できるので、硬化処理後の2次加工工程が必要とせず、生産性の高い、低コストが可能な燃料電池セパレータが得られる。
この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明による燃料電池セパレータの一実施形態を示す(a)正面図および(b)背面図、図2は、図1のII−II線に沿ってとられた(a)断面図および(b)A部の拡大図である。
この燃料電池セパレータ1は、固体高分子型燃料電池システムに適用されるセパレータであり、両面(または片面)には、流路溝部2および、流路溝部2の周囲を囲む囲繞部4を有している。
セパレータ1の寸法は、燃料電池システムの発電能力により異なるが、外径が50〜400mm、例えば縦150mm×横100mmで、厚さが0.5〜5mm、例えば2.0mmの平板形状である。
セパレータ1の流路溝部2には、燃料ガス、酸化ガスまたは冷却水の流路となる溝(流路溝)3が形成されている。流路溝3の深さは、セパレータ1の板厚の約1/2以下であり、例えば0.5mmである。流路溝3の溝幅は0.5〜5mm、例えば1mmである。そして、流路溝3は、セパレータ1表面の囲繞部4に囲まれた所定領域内に細密な配置で形成されて、流路溝部2を構成している。
このような流路溝3は、セパレータ1の囲繞部4に形成されたマニホルド5に連結していて、マニホルド5を通して、燃料ガス、酸化ガスまたは冷却水が流路溝3に導入・排出されるようになっている。なお、図1では、流路溝3およびマニホルド5を2系統だけ図示し、第3の流路溝ならびに第3のマニホルドは図示を省略してある。
この発明による燃料電池セパレータ1に用いられる成形材料は、炭素質粉末を主成分とし、樹脂系材料をバインダとして混合したものである。
セパレータ1は高い導電性を必要とするため、炭素質材料としては、高い結晶性の黒鉛構造を有することが望ましく、人造黒鉛、天然黒鉛、膨潤黒鉛などが適しており、またこれらを適正な割合で混合してもよい。黒鉛粉末の平均粒子径は、導電性、材料流動性の面からΦ5〜100μmが用いられ、さらに好ましくはΦ10〜60μmである。黒鉛粉末中の灰分は、セパレータ1に隣接する触媒の電気化学的反応を阻害し、耐久性を低下させるため、0.5%以下が好ましい。
一方、炭素質粉末のバインダとして用いる樹脂系材料は、熱可塑性または熱硬化性のいずれでも構わない。好ましくは、機械的強度、耐久性の面から、3次元分子構造を形成する熱硬化性樹脂が用いられる。熱硬化性樹脂は、例えばフェノール系、エポキシ系、ジアリルフタレート系、不飽和ポリエステル系等が使用できるが、生産性・耐久性の面からフェノール系樹脂が好ましい。
上記の黒鉛粉末と樹脂系バインダとの配合割合は、高い導電性と高い非ガス透過性および機械的強度のバランスから、黒鉛75〜95wt%、樹脂系バインダ25〜5wt%、さらに好ましくは、黒鉛82〜93wt%、樹脂系バインダ18〜7wt%の配合割合の成形材料が用いられる。
以上の混合材料を用いて、以下に説明する成形金型および成形プロセス(製造方法)により、この発明による燃料電池セパレータ1を成形することができる。
図3は、この発明による燃料電池セパレータ1の製造方法に用いる成形金型の一実施形態を示す縦断面図であり、説明のため、実際の型開き状態よりも大きく開いて図示してある。また、囲繞部4に形成されるマニホルド5およびセパレータ1のスタック用貫通孔を形成する金型であるコアピンは省略してある。
この成形金型10は、固定側ブロック20に設けられる下金型(下パンチ)21と、移動側ブロック40に設けられる上金型(上パンチ)41と、上下両金型41,21間に形成されるキャビティ50の外周を担う金型である枠体(ダイ)30とを備えている。枠体(ダイ)30も固定側ブロック20に設けられ、また、上金型(上パンチ)41は移動側ブロック40とともに、ラム圧力で作動されるようになっている。
下金型(下パンチ)21は、セパレータ1下面の流路溝部2領域の形状を形成する金型である下インナー金型(下インナーパンチ)22と、セパレータ1下面の囲繞部4領域の形状を形成する金型である下アウター金型(下インナーパンチ)25とに分割して構成してある。
また、下パンチ21は、下アウターパンチ25に対して下インナーパンチ22を、ストッパブロック23に当接するまで突出可能に進退させる作動部材(アクチュエータ)24と、下インナーパンチ22に対して下アウターパンチ25を、ストッパブロック26に当接するまで突出可能に進退させる作動部材(アクチュエータ)27とを備えている。
そして、アクチュエータ24による、下アウターパンチ25に対して下インナーパンチ22を突出させる作動力は、ラム圧力による圧縮工程終了時に下インナーパンチ22の突出が実質的に解消される程度の大きさに設定されるものである。
さらに、下パンチ21は、型開き時に下インナーパンチ22に対して下アウターパンチ25を突出させる際、セパレータ1下面の流路溝部2が容易に離型するように、下インナーパンチ22と下アウターパンチ25との分割面から圧縮空気を噴出させる下パンチエアブロー用ライン28を備えている。
上金型(上パンチ)41は、セパレータ1上面の流路溝部2領域の形状を形成する金型である上インナー金型(上インナーパンチ)42と、セパレータ1上面の囲繞部4領域の形状を形成する金型である上アウター金型(上アウターパンチ)45とに分割して構成してある。
また、上パンチ41は、上インナーパンチ42に対して上アウターパンチ45を、ストッパブロック46に当接するまで突出可能に進退させる作動部材(アクチュエータ)47を備えている。
そして、アクチュエータ47による、上インナーパンチ42に対して上アウターパンチ45を突出させるストローク、および、アクチュエータ27による、下インナーパンチ22に対して下アウターパンチ25を突出させるストロークは、セパレータ1表裏各面の流路溝部2の深さと実質的に同寸法以上に設定されるものである。
さらに、上パンチ41は、型開き時に上インナーパンチ42に対して上アウターパンチ45を突出させる際、セパレータ1上面の流路溝部2が容易に離型するように、上インナーパンチ42と上アウターパンチ45との分割面から圧縮空気を噴出させる上パンチエアブロー用ライン48を備えている。
枠体(ダイ)30は、その上面が下パンチ21の上面より低くなる位置から、ストッパブロック31に当接するまで突出可能に進退させる作動部材(アクチュエータ)32を備えている。
この成形金型10は、図示しないプレス装置の機能および金型を保持するためのダイセット機能により、ダイ30および、下インナーパンチ22、下アウターパンチ25、上インナーパンチ42、上アウターパンチ45の各金型が圧縮成形方向に作動可能に保持される。そして、図3に矢印Pで示すように、セパレータ1の最大面積を有する平面部に対して垂直方向からの単軸成形により圧縮成形されるものである。
ここで、この発明の特徴である、金型に備えられた冷却機構について、図4を用いて説明する。
下インナーパンチ22には冷却回路51が設けられ、下アウターパンチ25には冷却回路52が設けられ、枠体(ダイ)30には冷却回路53が設けられている。また、上インナーパンチ42には冷却回路54が設けられ、上アウターパンチ45には冷却回路55が設けられている。
各金型の冷却回路は、加温されて軟化状態にある成形品から均一に、かつ効率良く熱を吸収する構造、形状、位置に設けられている。冷却媒体も同様に、効率良く熱を吸収する流量、温度にて流体の性質をもつ媒体を冷却回路に導入し、熱交換後、冷却回路から排出する。
この発明による成形金型10を用いた成形プロセスについて以下に説明する。
粉末材料を用いた圧縮成形においては、圧縮成形品の目標密度と材料の嵩密度との比率を圧縮比として、キャビティ50への材料充填量を決定する。特に、流動性の悪い材料の場合は、成形品の部分的な圧縮比のバラツキはそのまま密度のバラツキとなり、大きな品質の低下となる。粉末材料の圧縮プレス成形法における充填方法は、ダイ上面を基準として余剰に投入した材料を排除し、充填量のバラツキを抑えるのが一般的である。
図5は、成形金型10のキャビティ50に粉末材料を充填した状態を示す要部の縦断面図である。
充填された粉末材料は、図示しない予備加熱工程にて、50℃以上、80℃以下の範囲内で任意の温度に加熱される。この粉末材料は熱伝導性が低く、かつ粉末状態であるから、加温には充分な時間が必要である。そのため、材料ホッパからキャビティ50に充填するまでの搬送経路では、撹拌等の温度バラツキを低減させるような工程を踏まえながら、徐々に加熱し、任意の材料温度に調整する。
この加熱工程で注意すべき点は、加温機器の表面温度が、材料中の熱硬化性樹脂の硬化反応が始まる温度を超えないように、加温機器の表面に温度センサを取り付けることである。その理由は、硬化反応が始まる温度になると、接触した材料中の熱硬化性樹脂は軟化状態を越え、硬化反応の初期状態になるためである。また、この状態になった熱硬化性樹脂は、他部の軟化状態とは異なり、圧縮成形工程、硬化工程において著しい特性の不均一性を与えてしまうからである。
金型に備えられた冷却機構によって、粉末材料が成形金型10に充填された直後から冷却されるので、材料充填後は直ちに圧縮成形工程に移る必要がある。
図6は、圧縮成形品であるセパレータ1の縦断面図を示す。なお、図5と図6の断面位置は同一位置である。
この発明による成形プロセスにおいて、目標密度と粉末材料の嵩密度との比率つまり圧縮比を3と仮定したとき、セパレータ1の囲繞部4領域の断面積Soutは、製品厚さがTmmであるから、ダイ30を下パンチ21上面から3×Tmm上昇させることにより3×Soutの断面積をもつ空間を設ければ、適性な材料が充填される。
このとき下アウターパンチ25上面は平坦であるため、理想的な材料の充填が可能である。
これに対し、セパレータ1の流路溝部2領域の断面積Sinは、ダイ30を3×Tmm上昇させると、流路溝3を形成するための金型凸部の断面積の形成に相当する材料が余剰となり、流路溝部2領域に充填される材料は3×Sinを超えてしまう。
そこで、この発明による成形プロセスでは、その余剰な材料充填を防止するため、流路溝3を形成する下インナーパンチ22を所定のh寸法分だけ上昇させ、つまり材料が充填される空間をh寸法分減少させることで、3×Sinの断面積に調整することが可能である。
しかも、このh寸法は任意に調整可能であるから、囲繞部4であるSout部の密度に対して、流路溝部2であるSin部の密度を相対的にコントロール可能である。双方の密度を均一にすることができるし、もし必要であるなら、流路溝部2の密度を囲繞部4の密度に対して増減することもできる。
図7〜図10は、この発明による燃料電池セパレータの製造方法において、圧縮成形の過程を示し、図7は充填調整前の状態、図8は充填調整後の圧縮直前の状態、図9は圧縮工程中間の状態、図10は圧縮完了の状態を示す縦断面図である。
セパレータ1全体の密度バラツキを低減するには、圧縮工程中に、材料充填量の少ない流路溝部2領域の圧縮速度と、囲繞部4領域の圧縮速度とを均等に、つまり圧縮開始から圧縮完了までの工程をほぼ同時に終了させることで、双方の領域2,4の品質バラツキをなくすことができる。
具体的には、下インナーパンチ22は空圧、油圧、バネ、電動モータ等のアクチュエータ24の駆動力によって、上パンチ41側の圧縮力よりも小さな保持力でフロートされて、上パンチ41側の圧縮力に応じて下降できる状態、または上パンチ41側よりやや遅い速度で下降させることが好ましい。その結果、充填量が少ない領域つまり圧縮ストロークが短い領域でも、圧縮速度を遅らせることができる。
図9は圧縮比2、粉末材料が圧縮されている中間の状態を示す。下インナーパンチ22は下降しているものの圧縮完了位置には達しておらず、目標密度に到達していない中間の状態である。
予備加熱された粉末材料と成形金型10のキャビティ50表面が接触している部分は、金型冷却構造により、軟化状態から冷却による固化状態に移っている。しかしながら、この粉末材料は熱伝導性が低く、さらに、圧縮途中では粉末状態に近いため、成形品表面のみが固化し始める状態である。成形品内部は軟化状態であるため、圧縮による流動性は保持され、均一な分散状態で成形される。
図10は圧縮完了状態を示す。下インナーパンチ22はアクチュエータ24による保持上昇力よりも大きなプレス圧縮力によって下降限の位置にあり、下アウターパンチ25と面一状態または所定の位置にてセパレータ1が成形される。
この状態から、直ちにセパレータ1を金型から離型してしまうと、成形品表面のみが固化し始める状態であり、内部は軟化状態であるため、圧縮力により発生した残留応力は解放され、セパレータ1成形品は著しい膨張、変形が発生する。そのため、膨張、変形がより小さくなるような状態、つまり残留応力を抑えられる固化状態になるまで、圧縮完了状態を保持したまま冷却する。
冷却媒体は水を使用し、冷却温度は材料予備加熱温度が65〜80℃であれば、図示しない金型用温度調節機により25〜30℃に設定する。材料の予備加熱温度が40〜65℃未満であれば、常温の通水でも構わない。
成形金型10のうち、一実施例として下パンチ21の冷却回路について、図15の平面図、図16の縦断面図を用いて説明する。
ダイ30の冷却回路53は、セパレータ1の外周を取り囲むように配置される。下インナーパンチ22、下アウターパンチ25は金型構成上、冷却水の導入口、排出口がキャビティ50表面から離れた位置になるため、バッフル板を設置し、キャビティ50表面近傍まで近づけ、冷却効率の低下を防ぐ必要がある。なお、上パンチ41の冷却回路についても同様の構造である。
冷却温度、冷却時間の設定は、特性バラツキ、寸法精度、成形サイクルタイムなど、セパレータ1に要求されるスペックにより任意に設定する。但し、長時間の連続成形であっても、離型直後のセパレータ1成形品の表面温度が、概ね35℃以下になるような冷却条件にすることが重要である。
一方、図示しない圧縮成形プレス装置は、圧縮状態を保持可能な、油圧によってラム駆動させる1軸型油圧プレス装置を用いる。セパレータ1の寸法精度をより求めるならば、任意の位置でプレスストロークを止め、保持するための、図示しない上ラム用ストロークエンドブロックを金型側に設置すれば、より好適である。
これに対し、メカプレス方式に総称される、モータ駆動をクランク、カム等の機構により圧縮力を発生させるプレス装置は、セパレータ1の冷却に必要な圧縮完了状態の保持が機構的に難しい。また、ラバープレスに代表される液圧プレス装置も、その特性から、寸法精度は要求できない。
図11〜図14は、この発明による燃料電池セパレータの製造方法において、成形後の製品取り出しの過程を示し、図11は取り出し直前の状態、図12は流路溝部を抜き出す状態、図13はダイが下降した状態、図14は型開き完了の状態を示す縦断面図である。
図11は、セパレータ取り出し直前の状態である。このとき、下アウターパンチ25および上アウターパンチ45には、空圧、油圧、バネ、電動モータ等のアクチュエータ27,47の駆動力により、セパレータ1を突き出す方向に力を与えておく。
この突き出す力は、プレス装置の上部ラム(図示省略)がセパレータ1を押す力よりも低いことが条件になる。上インナーパンチ42で形成される流路溝3の深さをdとすると、上アウターパンチ45のストロークはdと同寸法以上に設定する。同様に、下インナーパンチ22で形成される流路溝3の深さをdとすると、下アウターパンチ25のストロークもdと同寸法以上に設定する。
図12は、離型性の悪い流路溝部2の金型がセパレータ1から抜き出された状態を示す。上アウターパンチ45、下アウターパンチ25がセパレータ1に向かって突き出す力が働いている状態で上部ラムが上昇すると、上インナーパンチ42は上アウターパンチ45を支持点として、同様に下インナーパンチ22は下アウターパンチ25を支持点として、セパレータ1から離型する力が働く。上部ラムがセパレータ1両端面の流路溝3の段差の合計(d+d)を上昇したとき、セパレータ1両端面の流路溝3は金型から離型される。
この過程の開始時すなわち離型開始直後には、密閉された状態でセパレータ1の流路溝部2を離型するため、セパレータ1と金型表面および金型分割ラインからの外気導入はほとんど期待できず、減圧状態となる。そこで各インナーパンチ22,42と各アウターパンチ25,45の分割面から圧縮エアーを噴出すことにより、スムーズな離型が可能である。
図13は、セパレータ1の外周形状を形成するダイ30が下降した状態を示す。圧縮完了後の冷却時間を充分取った場合、セパレータ1成型品のスプリングバック、膨張は小さくなるが、実際の製造にあたっては、品質向上と生産性向上を両立させるため、粉末材料の均一性向上から予備加熱温度は高く、成形サイクルタイム短縮から冷却時間は短くする傾向になる。その結果、金型からの離型と同時にスプリングバックが発生し、セパレータ1はやや膨張する。
図13に示すように、上アウターパンチ45と下アウターパンチ25とでセパレータ1を押えた状態でダイ30を抜き出すことにより、内部応力は平面方向(横方向)に開放されるので、変形、ソリは生じにくい。仮にダイ30を抜き出す前にすべての上パンチ41を上昇させてしまうと、外周側に開放できない内部応力は逃げ場を失い、セパレータ1の中央部は凸状に変形が生じる。
図14は、上パンチ41がセパレータ1から完全に抜け、容易に取り出しが可能となった状態を示す。上パンチ41とセパレータ1を確実に離型する方法としては、上パンチ41側のエアブローを下パンチ21側よりもやや長く作動させればよい。
以上のように、この発明による燃料電池セパレータの製造方法によれば、硬化工程前の圧縮成形工程において、熱硬化性樹脂が混合された黒鉛粉末材料はあらかじめ50〜80℃に予備加熱しておき、材料供給後、圧縮成形工程中は冷却機能を備えた金型ならびに圧縮完了位置を保持可能な単軸プレス装置を用いて、圧縮完了後さらに成形品を概ね40℃未満で冷却、固化した後に成形品を離型する。
これにより、圧縮成形工程において、熱硬化性樹脂が混合された黒鉛粉末材料を予備加熱することにより、流動性、均一性を向上させ、圧縮成形工程では冷却機能を備えた金型により、成形品を硬化状態から固化状態にすることで寸法変化量が低減し、変形、ソリ等の発生が低いとともに寸法精度が良く、目的の最終形状に成形できるので、硬化処理後の2次加工工程が必要とせず、生産性の高い、低コストが可能な燃料電池セパレータが得られる。
以下、この発明による燃料電池セパレータの成形金型を用いて、この発明による燃料電池セパレータの製造方法により圧縮成形される燃料電池セパレータの成形プロセスについて具体的に説明する。但し、この発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
(1)セパレータ1の形状は、縦150mm、横100mm、厚さ2mm、ガス流路溝3は幅1mm、深さ0.5mm、ピッチは2mmで12列、裏表各面の中央に配置される。
(2)粉末材料は灰分0.15%、平均粒子径Φ30μmの球状天然黒鉛80wt%、樹脂系バインダはレゾール型フェノール20wt%の混合物を使用した。嵩密度は0.65g/cmである。
(3)圧縮成形装置は上ラム1軸下降型400トン油圧プレスを用いた。上インナーパンチ42はプレスの上側プラテンに直結、その他のダイ30、上アウターパンチ45、下アウターパンチ25、下インナーパンチ22はダイセット内に設けられた油圧を駆動源とするシリンダによって作動し、作動ストロークはダイセット内に設けられたストロークエンドブロックにより決定される。
また、各金型の作動タイミングは、上ラムストロークにおける位置をリニアゲージで検出し、その電圧信号をトリガとしたシーケンス制御により油圧バルブを切り替え、各作動をコントロールした。
(4)セパレータ1としての性能が得られる密度1.95g/cmを目標として、粉末材料の嵩密度0.65g/cmであるから基準圧縮比は3とした。よって、セパレータ1の囲繞部4領域の材料充填量は2mm×3より6mmに設定した。流路溝部2領域はセパレータ1の断面積とキャビティ50の空間断面積との比率が1:3となるように1.8mmを減ずる必要があるので、流路溝部2領域を形成する金型の下インナーパンチ22は1.8mm上昇つまり充填量は6mm−1.8mmより4.2mmに設定した。
(5)圧縮成形完了後、所定の固化冷却工程を経て、上アウターパンチ45、下アウターパンチ25がセパレータ1を押し出す方向に作動するように油圧バルブを開く。同時に離型用エアブローを各アウターパンチ45,25と各インナーパンチ42,22の分割部より噴出する。
この状態を保持したままプレス上部ラムを1mm上昇させると、それぞれ0.5mmの作動ストロークを設定している上アウターパンチ45、下アウターパンチ25は、セパレータ1を挟んだ状態のまま、上インナーパンチ42、下インナーパンチ22はセパレータ1の流路溝部2から抜き出される。
その後直ちにダイ30を油圧駆動により下降させ、セパレータ1外周部を抜き出す。その後、上部ラムを上昇させることによりセパレータ1の取り出しが完了となる。
(6)圧縮成形後、取り出したセパレータ1は、バッチ式電気加熱炉にて徐々に加熱し、最高温度160℃にて1時間の硬化処理を行い、完成品とした。
(7)予備加熱温度、金型冷却温度をパラメータとして、下記の3条件で圧縮成形を行ったときの、金型寸法基準としたセパレータ1成形品の寸法変化率を求めた結果を表1に示す。なお、3条件とも圧縮力は80MPa、圧縮完了後の保持(冷却)時間は10sec、サンプリングは成形スタートから31〜35ショット間の5個、寸法変化率は5個の平均値である。
Figure 2007137017
(8)条件1は、この発明を用いた方法である。予備加熱70℃で金型に充填、圧縮完了後、25℃に温度調節された金型で冷却されたセパレータである。寸法変化率は0.10%と小さく、変形・ソリはほとんど発生しない。
(9)条件2は、予備加熱70℃であるが、冷却機能を持たない金型であるために、加温された材料から徐々に熱が伝わり、43℃の金型温度で保持されたセパレータである。上記の条件1に対して、約3倍の寸法変化率である。さらに、長時間の連続成形により金型温度は上昇するため、寸法変化率の増加は容易に推測される。
(10)条件3は、予備加熱をしない状態、かつ冷却機能を持たない金型でのセパレータである。寸法変化率は0.61%と非常に高い。粉末材料が加温されていないために軟化状態ではない。流動性が悪い状態のまま圧縮されたために、非常に大きな残留応力が発生、金型離型とともに開放されて大きな膨張を生じたと推測される。
(11)圧縮成形後のセパレータを基準としたときの硬化処理後の寸法変化率には、大きな有意差はみられず、変形を低減させるパラメータは金型からの離型時のセパレータ温度が支配的である。
この発明による燃料電池セパレータの一実施形態を示す(a)正面図および(b)背面図である。 図1のII−II線に沿ってとられた(a)断面図および(b)A部の拡大図である。 この発明による燃料電池セパレータの成形金型の一実施形態を示す縦断面図である。 成形金型の冷却構造を示す概略図である。 成形金型のキャビティに粉末材料を充填した状態を示す要部の縦断面図である。 圧縮成形品であるセパレータの縦断面図を示す。 この発明による燃料電池セパレータの製造方法において圧縮成形の過程における充填調整前の状態を示す縦断面図である。 圧縮成形の過程における充填調整後の圧縮直前の状態を示す縦断面図である。 圧縮成形の過程における圧縮工程中間の状態を示す縦断面図である。 圧縮成形の過程における圧縮完了の状態を示す縦断面図である。 成形後の製品取り出しの過程における取り出し直前の状態を示す縦断面図である。 成形後の製品取り出しの過程における流路溝部を抜き出す状態を示す縦断面図である。 成形後の製品取り出しの過程におけるダイが下降した状態を示す縦断面図である。 成形後の製品取り出しの過程における型開き完了の状態を示す縦断面図である。 ダイおよび下パンチの冷却回路を示す平面図である。 ダイおよび下パンチの冷却回路を示す縦断面図である。
符号の説明
1 燃料電池セパレータ
2 流路溝部
3 流路溝
4 囲繞部
5 マニホルド
10 成形金型
20 固定側ブロック
21 下パンチ(下金型)
22 下インナーパンチ(下インナー金型)
23 ストッパブロック
24 アクチュエータ(作動部材)
25 下アウターパンチ(下アウター金型)
26 ストッパブロック
27 アクチュエータ(作動部材)
28 下パンチエアブロー用ライン
30 ダイ(枠体)
31 ストッパブロック
32 アクチュエータ(作動部材)
40 移動側ブロック
41 上パンチ(上金型)
42 上インナーパンチ(上インナー金型)
43 ストッパブロック
45 上アウターパンチ(上アウター金型)
46 ストッパブロック
47 アクチュエータ(作動部材)
48 上パンチエアブロー用ライン
50 キャビティ
51 下インナーパンチ冷却回路部
52 下アウターパンチ冷却回路部
53 ダイ冷却回路部
54 上インナーパンチ冷却回路部
55 上アウターパンチ冷却回路部
56 圧縮成形中の成形品表面部
57 圧縮成形中の成形品内部

Claims (3)

  1. 粉体状材料を用いて、表裏各面に流路溝部および囲繞部を有する燃料電池セパレータを圧縮成形する金型であって、
    いずれか一方がラム圧力で作動される上金型および下金型と、前記上下両金型間に形成されるキャビティの外周を担う枠体とを備え、
    前記上金型および下金型を、前記流路溝部に対応する上インナー金型および下インナー金型と、前記囲繞部に対応する上アウター金型および下アウター金型とに分割して構成し、
    前記上インナー金型に対して前記上アウター金型を進退させる作動部材と、前記下インナー金型および前記下アウター金型を相互に進退させる作動部材とを備え、
    前記各金型に冷却構造を備えていることを特徴とする燃料電池セパレータの成形金型。
  2. 冷却構造を備えた金型を用いて粉体状材料を圧縮成形することで、少なくとも片面に流路溝部および囲繞部を有する燃料電池セパレータを製造する製造方法であって、
    前記流路溝部に対応するインナー金型と前記囲繞部に対応するアウター金型とに分割された下金型と、上金型との間に形成されるキャビティに粉体状材料を充填するとき、前記流路溝部の圧縮比と前記囲繞部の圧縮比とが均一になるように、前記アウター金型に対して前記インナー金型を所定高さ上方に位置決めし、
    前記アウター金型および前記インナー金型が位置決めされたキャビティに、前記粉体状材料を予備加熱して充填することを特徴とする燃料電池セパレータの製造方法。
  3. 少なくとも片面に流路溝部および囲繞部を有する燃料電池セパレータであって、
    冷却構造を備えた下金型が分割されて前記囲繞部に対応するアウター金型に対して前記流路溝部に対応するインナー金型を所定高さ上方に位置決めして形成されるキャビティに、粉体状材料を予備加熱して充填し、前記冷却構造により圧縮工程中および圧縮完了後に冷却固化したことを特徴とする燃料電池セパレータ。
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