JP2007135821A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸引能力を改善し得る吸込口構造を備えた電気掃除機を提供する。
【解決手段】下面が開口し筒中心軸を左右方向とする円筒状の吸込凹部18の軸方向の中心部に吸込口20を形成して、吸込口20から吸込路17に吸引する空気を吸込凹部18の接線方向から吸込むようにし、また、吸込口20および吸込凹部18をその左右方向で仕切壁21により2分割に仕切って、吸込凹部18の左右方向端部から中央部に至る旋回流を発生させ、塵埃の吸引能力を増大させる。また、吸込凹部18の前方壁18bの下面に、前方壁18bを前後方向に貫通すると共に床面側に開口する複数の通風孔18aが左右方向に間隔をおいて形成し、この通風孔18aを吸込凹部18の左右方向中心部から端部側に向かうに従って大きく形成し、端部側からの空気流通量を多くして旋回流の勢いが増加させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気掃除機に関し、特に吸込口の構造に関するものである。
電気掃除機は、その吸引性能が重要な性能の一つであり、特許文献1、2には、吸込口の左右に長溝の吸込通路とが設けられると共に、吸込口及び吸込通路の前方に貫通したスリット状の通風路を設け、床面の掃除を行うとき、このスリット状の通風路から流入した空気流が床面の深部などへ衝突して、この気流によりゴミを掻き上げて吸引し、掃除能力を向上させる技術が開示されている。
特開2005−28183号公報 特開昭54−158066号公報
しかしながら、特許文献1,2は、いずれも吸込口及び吸込通路の前方に貫通したスリット状の通風路からの気流によりゴミを掻き上げ、掃除能力を向上させるものであって、吸引能力そのものを改善するものではない。
本発明は、吸引能力そのものを改善し得る吸込口構造を備えた電気掃除機の提供を目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、下面が開口し筒中心軸を左右方向とする円筒状の吸込凹部と、該吸込凹部に形成された吸込口から空気と共に吸い込んだ塵埃を掃除機本体側に導く吸込路とを備え、前記吸込凹部の軸方向の中心部に前記吸込口が配置され、該吸込口および吸込凹部がその左右方向で仕切壁により2分割に仕切られたことを特徴とする。
上記構成によると、左右方向で中央部に配置された吸込口と円筒状の吸込凹部とが仕切壁により2分割に仕切られているので、左右方向に長い円筒状の吸込凹部であっても1/2長さの吸込凹部に端部から中央部に至る吸引力を作用させればよくなる。そのため、吸込凹部の端部側の塵埃の吸引能力も増大させることができる。
この際の吸込口の形成位置は、吸込路の先端の吸込口から吸引する空気が円筒状の吸込凹部の接線から吸込むことができるように形成される。
上記構成によると、吸込路に吸引する空気は、円筒状の吸込凹部の接線方向から吸込むことになるので、吸込凹部では円筒状の壁面に沿って旋回する旋回流が発生し、吸込凹部の左右方向端部の塵埃の吸引能力を向上させることができる。
また、本発明は、吸込凹部の前方壁の下面には、前方壁を前後方向に貫通すると共に床面側に開口する複数の通風孔が左右方向に間隔をおいて形成され、該通風孔は吸込凹部の左右方向中心部から端部側に向かうに従って大きくなるように形成されたことを特徴とする。
上記構成によると、吸込凹部の前方の通風孔を吸込口から離れるにしたがって大きく設定することにより、吸込凹部の左右方向で端部側からの空気の流通量が多くなり、旋回流の勢いが増加するため、端部の塵埃が取れやすくなる。
また、吸込凹部には回転ブラシを回転自在に収容することができる。これにより、回転ブラシが床面から塵埃を掻き上げ、旋回流によって塵埃を吸込口に運ぶので、床面の掃除能力を高めることができる。
この回転ブラシは、その周面に左右軸方向の中心部に向かって左右対称に植毛が螺旋状に配置され、回転ブラシの回転により塵埃を左右軸方向で中央側に導くように設定される。
上記構成によると、左右方向で端部側にある塵埃は、旋回流による吸引と相俟って回転ブラシの回転により、中央部側の吸込口に運ばれ、吸引能力を向上させることができる。
この回転ブラシの回転方向は、掃除機本体を走行させる駆動輪の前進方向と逆回転するように駆動制御される。これにより、回転ブラシは床面の深部にある塵埃を掻き上げることができ、清掃能力を大幅に向上させることができる。
以上のとおり、本発明によれば、円筒状の吸込凹部が仕切壁により2分割に仕切られているので、左右方向に長い円筒状の吸込凹部であっても塵埃の吸引能力も増大させることができ、しかも、吸込口を円筒状の吸込凹部の接線方向から吸込むことができるように形成すれば、吸込凹部の円筒状の壁面に沿って旋回する旋回流が発生し、塵埃の吸引能力を向上させることができる。
<第1の実施形態>
以下、本発明に係る電気掃除機の実施形態として、部屋の壁、家具、ベッド等の障害物がある、周囲を囲まれた空間内を自立して移動する自走式掃除機を例に説明する。図1は本発明の実施形態である自走式掃除機の斜視図、図2は同じく自走式掃除機の平面図、図3は自走式掃除機の側断面図である。
自走式掃除機は、図1〜図3に示すように、掃除機本体1と、床面のゴミや埃等の塵埃を吸引する吸込口体2と、掃除機本体の前側に配置されるバンパー3と、掃除機本体1に着脱自在に装着された集塵部としての集塵器4と、床面を走行する走行手段5と、走行方向を制御する操舵手段6とを備えている。
掃除機本体1は、図1及び図2に示すように、小判型のケーシングの上面に半円筒状の収容凹部7が形成され、該収容凹部7にカプセル状の集塵器4が着脱自在に装着されている。収納凹部7には、吸込口体2の吸込口から空気と共に吸い込んだ塵埃を集塵器側に導く導入口8が形成される共に、集塵器4から出た空気をケーシングの後部の電動送風機9側に排出する排気口10が形成されている。
また、収納凹部7の下方には、掃除機本体1を走行させる駆動輪36や電動送風機9を制御する制御基板等を備えた制御部12が設けられる。また、集塵器4の前側には周囲の障害物を検出する障害物検出センサ13が配設されている。
バンパー3は、掃除機本体の前部側で障害物や壁面等に衝突した際の衝撃を緩和するようバネ(図示略)によって前後方向および左右方向に移動自在に取り付けられている。
次に、吸込口体について説明する。図4は自走式掃除機の吸込口体を示し、同図(a)はシャッタの開姿勢を示す側面断面図、同図(b)はシャッタの閉姿勢を示す側面断面図である。図5は吸込口体の斜視図、図6は吸込口体の正面断面図である。
吸込口体2は、図3〜図6に示すように、床面を清掃する清掃手段を備えたもので、掃除機本体1の前部底面に形成された凹部14に配置され、その後端部が掃除機本体1に縦軸15周りに揺動自在に支持されている。また、吸込口体2の後端部には、縦軸15を挟んでその左右両側に前記凹部14の後面14aと接触したときに衝撃を緩和するショックアブソーバ16が設置される。これにより、吸込口体2は、掃除機本体1に対して縦軸15周りに概ね30度程度の揺動範囲で揺動可能とされると共に左右にバランスをとりながら直進できるようになっている。
吸込口体2は、下ケース17aと上ケース17bとで囲まれた吸込流路17を備えている。そして、下ケース17aの前側底面は、下面が床面に開口して筒中心軸を左右方向とする円筒状に凹設された吸込凹部18を備えている。この吸込凹部18には回転ブラシ19が横軸19a周りに回転自在に収容されると共に、凹部18の前壁面に床面から空気と共に塵埃を吸引する主吸込口20が形成されている。
回転ブラシ19は、図6に示すように、左右方向両端部が下ケース17aに回転自在に軸受けされると共に吸込凹部18の左右方向中央部を仕切る仕切壁21を貫通している。回転ブラシの周面には、仕切壁21を挟んで左右対称に植毛が螺旋状に植設され、回転ブラシ19の回転により、植毛で掻き揚げた塵埃を左右方向で中央部側に運ぶように設定されている。そして、回転ブラシ19は、吸込口体2に設けた電動機及びベルト(いずれも図示せず)によって駆動される。
なお、回転ブラシ19を駆動する電動機は、吸込口体2の回転中心である縦軸15の近辺で掃除機本体側に配設し、掃除機本体側の動力をベルトで伝達して回転ブラシ19を駆動するようにしてもよい。
回転ブラシ19の回転方向は、後述する駆動輪36の前進方向と逆回転するように駆動制御される。これにより、回転ブラシ19が床面を叩いて塵埃を浮き上がらせ、浮き上がった塵埃を横軸方向で中央側に導くようになっている。
また、図6に示すように、吸込凹部18の横軸方向で中央位置には主吸込口20が仕切壁21によって仕切られて2分割される。そして、回転ブラシ19によって軸方向で中央側に搬送された塵埃を主吸込口20から吸込流路17に吸引できるようになっている。
この主吸込口20は、吸込凹部18の前部上側で接線方向に形成され、吸込流路17に連通されている。したがって、電動送風機9の駆動によって主吸込口20に作用する接線方向の吸引流によって吸込凹部18には円筒状の壁面に沿って旋回流が発生し、塵埃の吸引能力を高めるようになっている。
また、図4に示すように、吸込凹部18の前方壁18bの下面には、前方壁18bを前後方向に貫通すると共に床面側に開口する複数の通風孔18aが左右方向に間隔をおいて形成されている。この通風孔18aは、吸込凹部18の左右方向中心部から端部側に向かうに従って大きくなるように形成され、吸込凹部18の左右方向で端部側からの空気の流通量を多くして、吸込凹部18内の旋回流の勢いを増加させるようになっている。なお、通風孔18aの開口量は、通風孔18aの左右幅方向を変化させるか、孔高さを変化させるか、あるいはこれらの両方を変化させればよい。
さらに、主吸込口20よりも前側には、床面に開口しかつ吸込流路17に連通する前方吸込口22が形成され、例えば、壁際の塵埃を吸引できるようになっている。前方吸込口22から吸引された塵埃は、空気と共に内部の吸込流路17を通って可撓性のエルボ管23から掃除機本体1側の収容凹部7の導入口8に導かれ、導入口8から集塵器4内に流入して集塵器内の旋回流によって塵埃と空気とが分離され、塵埃は集塵器内に回収され、空気は集塵室中央の排気筒4aから収容凹部7の排気口10を通り、送風機9により室外へ排出される。
このように、主吸込口20から空気と共に吸い込んだ塵埃を分離回収する吸込路25は、上述のような経路を辿ることになる。また、吸込口体2の吸込流路17は、前方吸込口22が後方に向けて側面視で円弧状の経路17cを形成し、途中で主吸込口20に開口すると共に後端側で左右方向に拡がる後方流路17dとされ、この後方流路17dの端部にエルボ管23を連結するようになっている。
前方吸込口22は、吸込口体2の前端において、ほぼ左右全幅で開口され、この前方吸込口22を開閉するシャッタ27が設けられている。
シャッタ27は、図4に示すように、吸込口体2に横軸28周りに開閉回動自在に支持された板状部材から構成され、その下端には補助輪37が横軸周りに回転自在に設けられている。この補助輪37は、シャッタ27の閉姿勢で床面を走行すると共に前方吸込口22を閉塞し、シャッタ27の開姿勢で床面から離れ前方吸込口22を開放するようになっている。この補助輪37付きのシャッタ27により、床面の段差もスムーズに乗り上げて走行することができ、しかも補助輪37を前方吸込口22の閉塞手段として利用しているので部品点数も少なくて済む。
また、シャッタ27の前面にはバンパー3が後退したときにバンパー3と接触する突起29が左右方向に形成され、バンパー3と突起29とが接触してシャッタ27が横軸28周りに開回動して前方吸込口22が開口するようになっている。また、シャッタ27の前端面は、前端から後端に向かって下り傾斜する傾斜面31とされ、床面の段差を乗り越えやすくしている。
さらに、吸込口体2には、図5及び図6に示すように、その左右両側に側方吸込口34が設けられている。側方吸込口34は、ゴム等から構成されるL字形状のノズルとされ、側方吸込口34から吸い込んだ塵埃を空気と共に吸込凹部18から吸込流路17に流入するようになっている。また、側方吸込口34は、掃除機本体1の側面よりも側方に突出され、バンパー3の横幅と同程度か、あるいはわずかに側方に突出させ、壁際などの塵埃の除去を行いやすくしている。なお、側方吸込口34は、ゴム等の可撓性部材から構成されているため、バンパー3よりも側方に突出させても撓んで走行することができる。
集塵器4は、掃除機本体1の上面に形成された収容凹部7に着脱自在に収納されるものであって、吸込口体2から集塵室内に吸引されたゴミや埃等の塵埃を含む吸気を集塵室内で旋回させ、排気筒4aのフィルタにより空気と塵埃とを分離させると共に、吸い込んだ空気を集塵室外へ排出するサイクロン式のものである。
また、掃除機本体を走行させる走行手段5は、駆動輪36と補助輪37とを備えてなる。駆動輪36は、左右が夫々独立して回転し、各駆動輪を制御することで直線走行および旋回ができるようになっている。したがって、駆動輪36およびこれを制御する制御部12とにより走行方向を制御する操舵手段6が構成されている。
上記構成において、自走式掃除機が部屋の中央領域の床面を走行するとき、前方吸込口22はシャッタ27により閉じられている。この状態で、駆動輪36を走行させ、送風機9を駆動し、また、吸込口体2の吸込凹部18にある回転ブラシ19を回転すると、回転ブラシ19によって叩かれた塵埃は浮き上がり、吸込凹部18の前側にある主吸込口20から空気と共に吸引され、吸込口体2内の吸込路17からエルボ管23を通じて掃除機本体側の導入口から集塵器4内に導入される。
集塵器4内では送風機9の駆動により発生した旋回流により、集塵室内で塵埃と空気とが分離され、塵埃は集塵室内に回収され、空気は排気筒4aを通って掃除機本体側の排気口から外部に放出される。
自走式掃除機が壁際まで走行し、バンパー3が壁などに衝突すると、バンパー3が後退してシャッタ27の突起29と接触し、シャッタ27を横軸28周りに上方に回動する。そうすると、前方吸込口22を閉塞していた補助輪37が上方に回動して前方吸込口22を開放する。
この状態で、送風機9並びに回転ブラシ19を駆動すると、回転ブラシ19により生じた旋回流により塵埃は回転ブラシ19の軸方向で中央部に導かれ、中央部にある主吸込口20から塵埃を吸引すると共に、前方吸込口22から壁際の塵埃を吸引して吸込流路17に導入することができる。
自走式掃除機が壁際を離れると、バンパー3から外力が除かれるので、バンパー3は図示しないバネにより元の前方位置に復帰し、これに伴って、シャッタ27も自重あるいは図示しないバネにより閉方向に回動し、補助輪37によって前方吸込口22を閉塞する。したがって、吸込流路17は、主吸込口20と側方吸込口34の2系統で清掃を行うことになる。
このように、主吸込口20よりも前方にある前方吸込口22から塵埃を空気と共に吸い込むことができるので、掃除機本体1が壁などに当たって、それ以上前進できない場合でも、前方吸込口22から壁際の塵埃を容易に吸引することができ、清掃効率を高めることができる。
また、吸込凹部18では、左右方向中央部の主吸込口20と円筒状の吸込凹部18とが仕切壁21により仕切られて2分割されているので、左右方向に長い円筒状の吸込凹部18であっても1/2長さの吸込凹部18に端部から中央部に至る吸引力を作用させればよく、また、吸込流路17に吸引する空気は、円筒状の吸込凹部18の接線方向から吸込むことになるので、吸込凹部18では円筒状の壁面に沿って旋回する旋回流が発生し、吸込凹部18の左右方向端部の塵埃を吸引する能力を向上させることができる。
また、吸込凹部18の前方の通風孔18aを主吸込口20から離れるにしたがって大きく設定しているので、吸込凹部18の左右方向で端部側からの空気の流通量が多くなり、旋回流の勢いを増加させることができ、端部の塵埃を吸引しやすくなっている。
<第2の実施形態>
図7は本発明の第2の実施形態を模式的に示した図で、同図(a)は吸込口体の正面図、同図(b)は吸込口体2の側面図、同図(c)はA−A断面図、同図(d)はB−B断面図である。
図に示すように、本実施形態は、吸込口体2が電気掃除機本体(図示略)に対して独立したものであり、掃除機本体に連結されるものである。この吸込口体2は、手動で操作する掃除機本体あるいは自動で走行する自走式掃除機のいずれに用いてもよい。
吸込口体2は、下面が開口し筒中心軸を左右方向とする円筒状の吸込凹部18と、該吸込凹部18に形成された吸込口20から空気と共に吸い込んだ塵埃を掃除機本体側に導く吸込流路17とを備えている。
吸込凹部18の軸方向の中心部に配置され、該吸込口20および吸込凹部18がその左右軸方向で仕切壁21により仕切られて2分割されている。
また、吸込口20は、吸込凹部18の後部下側で接線方向に形成され、吸込流路17に連通されている。したがって、電動送風機9の駆動による吸込口20に作用する接線方向の吸引流によって、吸込凹部18には円筒状の壁面に沿って旋回流が発生し、塵埃の吸引能力を高めるようになっている。
さらに、吸込凹部18の前方壁の下面には、前方壁を前後方向に貫通すると共に床面側に開口する複数の通風孔18aが左右方向に間隔をおいて形成される。この通風孔18aは、吸込凹部18の左右方向中心部から端部側に向かうに従って大きくなるように形成されている。なお、吸込口体2の後部には補助輪37が転動自在に設けられる。
上記構成において、吸込凹部18では、左右方向中央部の吸込口20と円筒状の吸込凹部18とが仕切壁21により仕切られて2分割されているので、左右方向に長い円筒状の吸込凹部18であっても端部から中央部に至る吸引力を作用させ、また、吸込流路17に吸引する空気は、円筒状の吸込凹部18の接線方向から吸込み、旋回流を発生させるので、塵埃の吸引能力を向上させることができる。
また、吸込凹部18の前方の通風孔18aを主吸込口20から離れるにしたがって大きく設定しているので、吸込凹部18の左右方向で端部側からの空気の流通量が多くなり、旋回流の勢いを増加させることができ、端部の塵埃を吸引しやすくなっている。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、上記実施形態では、吸込口体を掃除機本体に別体に構成した例を示したが、これに限らず、主吸込口、前方吸込口さらには側方吸込口が掃除機本体に形成された電気掃除機であっても本発明を適用できる。
本発明の第1の実施形態である自走式掃除機の斜視図 図1の自走式掃除機の平面図 図1の自走式掃除機の側断面図 自走式掃除機の吸込口体を示し、同図(a)はシャッタの開姿勢を示す側面断面図、同図(b)はシャッタの閉姿勢を示す側面断面図 吸込口体の斜視図 吸込口体の正面断面図 本発明の第2の実施形態である電気掃除機の吸込口体を模式的に示した図で、同図(a)は吸込口体の正面図、同図(b)は吸込口体2の側面図、同図(c)はA−A断面図、同図(d)はB−B断面図
符号の説明
1 掃除機本体
2 吸込口体
3 バンパー
4 集塵器
5 走行手段
6 操舵手段
7 収容凹部
8 導入口
9 電動送風機
10 排気口
12 制御部
13 障害物検出センサ
14 凹部
15 縦軸
16 ショックアブソーバ
17 吸込流路
18 吸込凹部
18a 通風孔
19 回転ブラシ
20 吸込口(主吸込口)
22 前方吸込口
23 エルボ管
27 シャッタ
28 横軸
29 突起
31 傾斜面
34 側方吸込口
36 駆動輪
37 補助輪

Claims (6)

  1. 下面が開口し筒中心軸を左右方向とする円筒状の吸込凹部と、該吸込凹部に形成された吸込口から空気と共に吸い込んだ塵埃を掃除機本体側に導く吸込路とを備え、前記吸込凹部の軸方向の中心部に前記吸込口が配置され、該吸込口および吸込凹部がその左右軸方向で仕切壁により2分割に仕切られたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記吸込路は、その先端の吸込口から吸引する空気を吸込凹部の接線方向から吸込むことができるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 吸込凹部の前方壁の下面には、前方壁を前後方向に貫通すると共に床面側に開口する複数の通風孔が左右方向に間隔をおいて形成され、該通風孔は吸込凹部の左右方向中心部から端部側に向かうに従って大きくなるように形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  4. 前記吸込凹部に回転ブラシが回転自在に収容されたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の電気掃除機。
  5. 前記回転ブラシは、その周面に左右軸方向の中心部に向かって左右対称に植毛が螺旋状に配置され、回転ブラシの回転により塵埃を左右軸方向で中央側に導くように設定されたことを特徴とする請求項4に記載の電気掃除機。
  6. 前記回転ブラシの回転方向が、掃除機本体を走行させる駆動輪の前進方向と逆回転するように駆動制御されることを特徴とする請求項5に記載の電気掃除機。

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111493053A (zh) * 2019-01-31 2020-08-07 宁波团团工业设计有限公司 一种床垫的除螨方法

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