JP2007135967A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造により隅部の清掃も容易に行えるコンパクトな電気掃除機を提供する。
【解決手段】床面に開口し筒中心軸が左右方向の円筒状の吸込凹部18と、該吸込凹部18の壁面に形成され吸込凹部18に空気と共に吸込んだ塵埃を掃除機本体側に導く主吸込口20と、側方から塵埃を吸い込み壁際を清掃する側方吸込口34とを備え、側方吸込口34を吸込凹部18の左右両端部に連通形成し、吸込系統の単純化を図る。また、側方吸込口34を可撓性材料から形成すると共に掃除機本体の側方に突出形成し、壁際などを走行する際に側方の塵埃を容易に吸込み、壁面などを傷付けるのを防止する。
【選択図】図6

Description

本発明は、特に、自動走行式掃除機に好適な電気掃除機に関するものである。
従来の電気掃除機において、壁面などの隅掃除を行う技術として、特許文献1には、吸口体を進行方向に対して横方向に移動可能に設け、本体から突出した吸口体によって隅部を清掃する自走式掃除機が開示されている。
また、特許文献2には、掃除機本体の走行方向に対して交差する方向に向けて主吸込口より突出および退避可能な隅ブラシを設け、隅ブラシに床面の塵埃を吸込む隅吸込口を設けた電気掃除機が開示されている。この電気掃除機においては、主吸込口から床面の塵埃を吸込み、隅吸込口から障害物の際の床面の塵埃を吸込むことで、床面を確実に掃除することができる。また、障害物に隅ブラシが接触しても、隅ブラシが掃除機本体の後方に向けて退避して障害物等を損傷するのを防止することができる。
特開2004−350713 特開2005−6857
しかしながら、特許文献1に示す自走式掃除機では、隅部の清掃時に吸口体を横方向に移動させるため、隅掃除のときには掃除機本体の下側床面の一部を清掃することができず、被掃除面を確実に掃除することができないといった難点があった。
また、特許文献2に示す電気掃除機では、隅ブラシを掃除機本体に回動自在に支持されるなどして、本体に対して突出・退避可能に設けており、その突出・退避動作においては、巻取りモータなどの駆動手段が必要となり、コスト高となる難点があった。また、隅ブラシからの吸込路は、主吸込口からの吸込路とは別に設けているため、吸込路に要するスペースが嵩張り、装置が大型化する難点があった。
本発明は、上記に鑑み、簡単な構造により隅部の清掃も容易に行えるコンパクトな電気掃除機の提供を目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、床面に開口し筒中心軸が左右方向とされた円筒状の吸込凹部と、該吸込凹部の壁面に形成され吸込凹部に空気と共に吸込んだ塵埃を掃除機本体側の集塵部に導く主吸込口と、吸込凹部の左右両端部に連通形成された側方吸込口とを備えたことを特徴とする。
上記構成によると、側方吸込口により壁際や部屋の隅を清掃することができる。このとき、側方吸込口も吸込凹部の左右端部に連通形成されるので、主吸込口から塵埃を吸込む吸込系統と側方吸込口から塵埃を吸込む吸込系統とが合流することになり、吸込系統を単純化することができる。
また、側方吸込口を可撓性材料から形成すると共に掃除機本体の全幅よりも側方に突出形成することもできる。
上記構成によると、側方吸込口が掃除機本体の全幅よりも側方に突出しているので、部屋の隅や壁際を走行する際に側方の塵埃を容易に吸込み清掃することができる。この際、側方吸込口が壁に衝突した場合でも、側方吸込口が可撓性材料より構成されているので、壁面を傷付けることがない。
また、吸込凹部には回転ブラシを横軸周りに回転自在に収容することができる。この回転ブラシにより、床面の塵埃を掻き上げ、主吸込口から吸引することができ、清掃能力を向上させることができる。
ここで、吸込凹部では、その側方に側方吸込口を連通形成し、かつ回転ブラシを軸受しているので、その軸受部には側方吸込口から吸込んだ細かい塵埃が侵入するおそれがある。そこで、本発明では、回転ブラシの両端軸受部を、側方吸込口から吸込んだ塵埃が侵入しないように防塵カバーで覆うようにする。
また、本発明では、掃除機本体の前方および側方を覆うようにバンパーが配置される共に該バンパーが掃除機本体に前後左右方向に可動自在に取り付けられ、前記バンパーの側面と同一面に設定された側方吸込口が、バンパーの左右方向の移動に連動して移動することができる。
上記構成によると、バンパーの側面と同一面に設定された側方吸込口が、バンパーの左右方向の移動に連動して移動するので、バンパーが壁面に当たって左右内側に移動したとしても側方吸込口が追随することになり、側方吸込口だけが残って壁面を傷付けることはない。
また、本発明は、ハンドルを持って手動で操作する電気掃除機にも適用可能であるが、床面を走行する走行手段と、走行方向を制御する操舵手段とを備えた自動走行可能な自走式掃除機に適用するのが好ましい。
この場合の走行手段としては、床面を走行する車輪と、これを駆動する駆動モータとを備えた構成を例示することができる。また、操舵は、掃除機本体の左右の駆動輪の一方を停止又は逆転し、他方の駆動輪を前進駆動することにより換向させることができるので、操舵手段としては、左右の駆動輪と、該駆動輪を制御する制御部とを備えた構成を例示することができる。
以上のとおり、本発明によれば、吸込凹部の左右両端部に側方吸込口が連通形成されているので、壁際や部屋の隅にある塵埃を側方吸込口から吸引して清掃することができる。このとき、側方吸込口も吸込凹部の左右端部に連通形成されるので、主吸込口から塵埃を吸込む吸込み系統と側方吸込口から塵埃を吸込む吸込系統とが合流することになり、吸込系統を単純化することができる。
また、本発明によると、側方吸込口が掃除機本体の全幅よりも側方に突出しているので、部屋の隅や壁際を走行する際に側方の塵埃を容易に吸込み清掃することができ、また、この際、側方吸込口が壁に衝突した場合でも、側方吸込口が可撓性材料より構成されているので、壁面を傷付けることがない。
<第1の実施形態>
以下、本発明に係る電気掃除機の実施形態として、部屋の壁、家具、ベッド等の障害物がある、周囲を囲まれた空間内を自立して移動する自走式掃除機を例に説明する。図1は本発明の実施形態である自走式掃除機の斜視図、図2は同じく自走式掃除機の平面図、図3は自走式掃除機の側断面図である。
自走式掃除機は、図1〜図3に示すように、掃除機本体1と、床面のゴミや埃等の塵埃を吸引する吸込口体2と、掃除機本体の前側に配置されるバンパー3と、掃除機本体1に着脱自在に装着された集塵部としての集塵器4と、床面を走行する走行手段5と、走行方向を制御する操舵手段6とを備えている。
掃除機本体1は、図1及び図2に示すように、小判型のケーシングの上面に半円筒状の収容凹部7が形成され、該収容凹部7にカプセル状の集塵器4が着脱自在に装着されている。収納凹部7には、吸込口体2の吸込口から空気と共に吸い込んだ塵埃を集塵器側に導く導入口8が形成される共に、集塵器4から出た空気をケーシングの後部の電動送風機9側に排出する排気口10が形成されている。
また、収納凹部7の下方には、掃除機本体1を走行させる駆動輪36や電動送風機9を制御する制御基板等を備えた制御部12が設けられる。また、集塵器4の前側には周囲の障害物を検出する障害物検出センサ13が配設されている。
バンパー3は、掃除機本体の前部側で障害物や壁面等に衝突した際の衝撃を緩和するようバネ(図示略)によって前後方向および左右方向に移動自在に取り付けられている。
次に、吸込口体について説明する。図4は自走式掃除機の吸込口体を示し、同図(a)はシャッタの開姿勢を示す側面断面図、同図(b)はシャッタの閉姿勢を示す側面断面図である。図5は吸込口体の斜視図、図6は吸込口体の正面断面図である。
吸込口体2は、図3〜図6に示すように、床面を清掃する清掃手段を備えたもので、掃除機本体1の前部底面に形成された凹部14に配置され、その後端部が掃除機本体1に縦軸15周りに揺動自在に支持されている。
また、吸込口体2の後端部には、縦軸15を挟んでその左右両側に前記凹部14の後面14aと接触したときに衝撃を緩和して吸込口体の姿勢を元に戻すため制御機構として、ショックアブソーバ16が設置される。このショックアブソーバ16により、吸込口体2は、掃除機本体1に対して縦軸15周りに概ね30度程度の揺動範囲で揺動可能とされると共に左右にバランスをとりながら直進できるようになっている。
吸込口体2は、下ケース17aと上ケース17bとで囲まれた吸込流路17を備えている。そして、下ケース17aの前側底面には、下面が開放して筒中心軸を左右方向とする円筒状の吸込凹部18が形成される。この吸込凹部18には回転ブラシ19が横軸19a周りに回転自在に収容されると共に、吸込凹部18の前壁面に床面から空気と共に塵埃を吸引する主吸込口20が形成されている。
回転ブラシ19は、図6に示すように、周面に植毛が螺旋状に配置されてなるもので、吸込口体2に設けた電動機及びベルト(いずれも図示せず)によって駆動される。なお、電動機は、吸込口体2の回転中心である縦軸15の近辺で掃除機本体側に配設し、掃除機本体側の動力をベルトで伝達して回転ブラシ19を駆動するようにしてもよい。回転ブラシ19の回転方向は、後述する駆動輪36の前進方向と逆回転するように駆動制御される。これにより、回転ブラシ19が床面を叩いて塵埃を浮き上がらせ、浮き上がった塵埃を横軸方向で中央側に導くようになっている。
また、図6に示すように、凹部18の横軸方向で中央位置には仕切壁21が形成され、その近辺に主吸込口20が形成され、回転ブラシ19によって軸方向で中央側に搬送された塵埃を主吸込口20から吸込流路17に吸引できるようになっている。
また、吸込口体2には、図5及び図6に示すように、その左右両側に側方吸込口34が設けられている。側方吸込口34はゴム等の可撓性材料から構成され、下面が開放したL字形状の筒状ノズルとされる。また、側方吸込口34の基端部34aは、清掃時に壁面に当たった場合でも変形して衝撃を吸収しやすいように蛇腹状に形成されている。
さらに、側方吸込口34は、吸込凹部18の左右両端部に連通接続され、吸込凹部18からの中央の主吸込口20を通って吸込流路17に流入する吸引経路が形成されている。
吸込凹部18の左右両端部は、回転ブラシ19の軸受部となっているが、この軸受部は側方吸込口34から吸込んだ塵埃が侵入しないように防塵カバー39で覆われている。防塵カバー39は、軸受を兼ねるもので、外端側を閉塞した筒状構造とされ、内部に回転ブラシ19の軸19aを内嵌支持するようになっている。
また、側方吸込口34と吸込凹部18との左右両端の連通部では、回転ブラシ19の軸受部が存在するため、他の部位に比べて開口面積が小さく設定され、流速が速くなるように設定される。これにより、側方吸込口34から吸引された塵埃は効率よく吸込凹部18を通って主吸込口20から吸込路25に吸引されるようになっている。
また、側方吸込口34は、掃除機本体1の側面よりも側方に突出され、バンパー3の横幅と同程度か、あるいはわずかに側方に突出させ、壁際などの塵埃の除去を行いやすくしている。なお、側方吸込口34は、ゴム等の可撓性部材から構成されているため、バンパー3よりも側方に突出させても撓んで走行することができる。
主吸込口20は、吸込凹部18の筒中心軸の中央部で、前部上側に接線方向に形成され、吸込流路17に連通されている。したがって、吸込凹部18には、回転ブラシ19の回転による旋回流が発生し、電動送風機9の駆動によって主吸込口20に作用する接線方向の吸引流と相俟って塵埃の吸引能力を高めるようになっている。
さらに、主吸込口20よりも前側には、床面に開口しかつ吸込流路17に連通する前方吸込口22が形成され、例えば、壁際の塵埃を吸引できるようになっている。前方吸込口22から吸引された塵埃は、空気と共に内部の吸込流路17を通って可撓性のエルボ管23を経由して掃除機本体1側の収容凹部7の導入口8に導かれる。そして、導入口8から集塵器4内に流入して集塵器内の旋回流によって塵埃と空気とが分離され、塵埃は集塵器内に回収され、空気は集塵室中央の排気筒4aから収容凹部7の排気口10を通り、送風機9により室外へ排出される。
このように、主吸込口20から空気と共に吸い込んだ塵埃を分離回収する吸込路25は、上述のような経路を辿ることになる。また、吸込口体2の吸込流路17は、前方吸込口22が後方に向けて側面視で円弧状の経路17cを形成し、途中で主吸込口20に開口すると共に後端側で左右方向に拡がる後方流路17dとされ、この後方流路17dの端部に可撓性のエルボ管23を連結するようになっている。吸込路17の一部を形成するエルボ管23は、可撓性のゴム弾性材料で構成される共に一部が蛇腹状に形成され、吸込口体2が縦軸15周りに回動したときも吸込路17の経路を確保できるようにしている。
また、前方吸込口22は、吸込口体2の前端において、ほぼ左右全幅で開口され、この前方吸込口22を開閉するシャッタ27が設けられている。このシャッタ27は、図4に示すように、吸込口体2に横軸28周りに開閉回動自在に支持された板状部材から構成され、その下端には補助輪37が横軸周りに回転自在に設けられている。この補助輪37は、シャッタ27の閉姿勢で床面を走行すると共に前方吸込口22を閉塞し、シャッタ27の開姿勢で床面から離れ前方吸込口22を開放するようになっている。この補助輪37付きのシャッタ27により、床面の段差もスムーズに乗り上げて走行することができ、しかも補助輪37を前方吸込口22の閉塞手段として利用しているので部品点数も少なくて済む。
また、シャッタ27の前面にはバンパー3が後退したときにバンパー3と接触する突起29が左右方向に形成され、バンパー3と突起29とが接触してシャッタ27が横軸28周りに開回動して前方吸込口22が開口するようになっている。また、シャッタ27の前端面は、前端から後端に向かって下り傾斜する傾斜面31とされ、床面の段差を乗り越えやすくしている。
集塵器4は、掃除機本体1の上面に形成された収容凹部7に着脱自在に収納されるものであって、吸込口体2から集塵室内に吸引されたゴミや埃等の塵埃を含む吸気を集塵室内で旋回させ、排気筒のフィルタにより空気と塵埃とを分離させると共に、吸い込んだ空気を集塵室外へ排出するサイクロン式のものである。
また、掃除機本体を走行させる走行手段5は、駆動輪36と補助輪37とを備えてなる。駆動輪36は、左右が夫々独立して回転し、各駆動輪を制御することで直線走行および旋回ができるようになっている。したがって、駆動輪36およびこれを制御する制御部12とにより走行方向を制御する操舵手段6が構成されている。
上記構成において、自走式掃除機が部屋の中央領域の床面を走行するとき、前方吸込口22はシャッタ27により閉じられている。この状態で、駆動輪36を走行させ、送風機9を駆動し、また、吸込口体2の凹部18にある回転ブラシ19を回転すると、回転ブラシ19によって叩かれた塵埃は浮き上がり、凹部18の前側にある主吸込口20から空気と共に吸引され、吸込口体2内の吸込路17からエルボ管23を通じて掃除機本体側の導入口から集塵器4内に導入される。集塵器4内では送風機9の駆動により発生した旋回流により、集塵室内で塵埃と空気とが分離され、塵埃は集塵室内に回収され、空気は排気筒4aを通って掃除機本体側の排気口から外部に放出される。
自走式掃除機が壁際まで走行し、バンパー3が壁などに衝突すると、バンパー3が後退してシャッタ27の突起29と接触し、シャッタ27を横軸28周りに上方に回動する。そうすると、前方吸込口22を閉塞していた補助輪37が上方に回動して前方吸込口22を開放する。
この状態で、送風機9並びに回転ブラシ19を駆動すると、回転ブラシ19により生じた旋回流により塵埃は回転ブラシ19の軸方向で中央部に導かれ、中央部にある主吸込口20から塵埃を吸引すると共に、前方吸込口22から壁際の塵埃を吸引して吸込流路17に導入することができる。
自走式掃除機が壁際を離れると、バンパー3から外力が除かれるので、バンパー3は図示しないバネにより元の前方位置に復帰し、これに伴って、シャッタ27も自重あるいは図示しないバネにより閉方向に回動し、補助輪37によって前方吸込口22を閉塞する。したがって、吸込流路17は、主吸込口20と側方吸込口34の2系統で清掃を行うことになる。
電気掃除機が壁際に沿って走行するとき、側方吸込口34により壁際の塵埃を吸引して清掃することができる。このとき、側方吸込口34も吸込凹部18の左右端部に連通形成されるので、主吸込口20から塵埃を吸込む吸込み系統と側方吸込口34から塵埃を吸込む吸込系統とが合流することになり、吸込系統を単純化するため、全体としてコンパクトな吸込系統を形成することができる。
また、側方吸込口34は、掃除機本体1の全幅よりも側方に突出させることができる。側方吸込口34を掃除機本体1よりも側方に突出させると、壁際を走行する際に側方の塵埃を容易に吸込み清掃することができる。この際、側方吸込口34が壁に衝突した場合、側方吸込口34が可撓性材料より構成されているので、壁面を傷付けることがない。
側方吸込口34から吸込んだ塵埃は、吸込凹部18側に吸引される。このとき、回転ブラシ19には防塵カバー39が設けられているので、回転ブラシ19の軸受部に側方吸込口34から細かい塵埃が侵入しようとしても防塵カバー39により防ぐことができる。
<第2の実施形態>
図7は本発明の第2の実施形態である吸込口体の正面断面図である。本実施形態では、側方吸込口34をバンパー3の側面と同一面に設定し、バンパー3の左右方向の移動に連動するように連動機構40により連結されている。
バンパー3は、掃除機本体1に前後左右方向に移動自在に取り付けられ、バネ41により外方へ付勢されている。連動機構40は、バンパー3と側方吸込口34とを連結する連結体42を備えている。なお、側方吸込口34は、上記第1の実施形態と同様に可撓性材料から構成することも可能であるが、本実施形態にように連結体42で連結する場合には可撓性は不要となる。その他の構成は第1の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
上記構成においては、バンパー3の側面と同一面に設定された側方吸込口34が、バンパー3の左右方向の移動に連動して移動するので、バンパー3が壁面に当たって左右内側に移動したとしても側方吸込口34が連結体42によりバンパー3の動きに連動して追随するため、側方吸込口34だけが残って壁面を傷付けることはない。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、上記実施形態では自走式掃除機を例に本発明を説明したが、手動で操作する電気掃除機についても本発明を適用することができる。また、上記実施形態では、吸込口体に主吸込口、前方吸込口さらには側方吸込口を設けた例を説明したが、前方吸込口が形成されていない吸込口体であってもよい。
本発明の第1の実施形態である自走式掃除機の斜視図 図1の自走式掃除機の平面図 図1の自走式掃除機の側断面図 自走式掃除機の吸込口体を示し、同図(a)はシャッタの開姿勢を示す側面断面図、同図(b)はシャッタの閉姿勢を示す側面断面図 吸込口体の斜視図 吸込口体の正面断面図 本発明の第2の実施形態である吸込口体の正面断面図
符号の説明
1 掃除機本体
2 吸込口体
3 バンパー
4 集塵器
5 走行手段
6 操舵手段
7 収容凹部
8 導入口
9 電動送風機
10 排気口
12 制御部
13 障害物検出センサ
14 凹部
15 縦軸
16 ショックアブソーバ
17 吸込流路
18 凹部
19 回転ブラシ
20 主吸込口
22 前方吸込口
23 エルボ管
27 シャッタ
28 横軸
29 突起
31 傾斜面
34 側方吸込口
36 駆動輪
37 補助輪
39 防塵カバー
40 連動機構
41 バネ
42 連結体

Claims (6)

  1. 床面に開口し筒中心軸が左右方向とされた円筒状の吸込凹部と、該吸込凹部の壁面に形成され吸込凹部に空気と共に吸込んだ塵埃を掃除機本体側の集塵部に導く主吸込口と、吸込凹部の左右両端部に連通形成された側方吸込口とを備えたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 側方吸込口が可撓性材料から形成される共に掃除機本体の全幅よりも側方に突出形成されたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 吸込凹部に回転ブラシが横軸周りに回転自在に収容されことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  4. 回転ブラシの両端軸受部が側方吸込口から吸込んだ塵埃が侵入しないように防塵カバーで覆われていることを特徴とする請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 掃除機本体の前方および側方を覆うようにバンパーが配置される共に該バンパーが掃除機本体に前後左右方向に可動自在に取り付けられ、前記バンパーの側面と同一面に設定された側方吸込口が、バンパーの左右方向の移動に連動して移動することを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  6. 床面を走行する走行手段と、走行方向を制御する操舵手段とを備え、自動走行可能とされたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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