JP2007135059A - 送信装置、受信装置、送信方法、受信方法、送信プログラム、受信プログラム及び映像コンテンツのデータ構造 - Google Patents

送信装置、受信装置、送信方法、受信方法、送信プログラム、受信プログラム及び映像コンテンツのデータ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】フレーム画像単位で編集されると共に、複数のフレーム画像からなる画像グループを動画圧縮の処理単位として圧縮処理された映像コンテンツを適正に送出して、受信先において編集通りのストリーミング再生を可能にする。
【解決手段】DVDやハードディスクに形成された編集情報ファイルに基づいて、編集点を含む画像グループに対して、削除されるべき無効なフレーム画像は、どれかを示す無効画面情報を制御部110によって形成する。編集された映像コンテンツを送信する場合には、編集点を有する画像グループに対して、形成された無効画像情報を付加するようにして送信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、ホームネットワークシステムなどにおいて、これに接続された機器間において、映像コンテンツを送受して適正に利用できるようにするための装置、方法、プログラム及び映像コンテンツのデータ構造に関する。
例えば、映画などの映像コンテンツがデジタルコンテンツとして、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に記録されて、あるいは、放送メディアやインターネットなどのネットワークを通じて、豊富に提供されるようになってきている。しかし、デジタルコンテンツの中には、暴力的なシーンなど、子供には見せたくないシーンが含まれるものも多い。
このため、デジタルコンテンツに対しては、子供には見せたくないシーン部分を再生装置で識別可能にするレイティング情報を付加し、再生装置にはいわゆるレイティングモードを設けて、再生装置が当該レイティングモードにされている場合には、レイティング情報によって示されるシーンを正常に再生しないようにすることが考えられている。
そして、後に記す特許文献1には、上述のように所定のシーンについては正常に再生しないようにするいわゆるレイティング機能をより使い勝手のよいものにするための技術として、デジタルコンテンツに対する必要な情報を付加する装置や、付加された情報を用いたデジタルコンテンツを再生できる装置についての発明が開示されている。
この特許文献1に記載の技術を用いることにより、MPEG方式で動画圧縮(符号化)した場合の処理単位であるGOP(Group Of Picture)単位に必要な情報を付加することができ、これにより再生装置においては、GOP単位の映像データの制御ができ、種々のレイティングモードにきめ細かく対応することができるようにされている。
なお、上述した特許文献1は以下の通りである。
特開2005−44506号公報
ところで、DVDレコーダやハードディスクレコーダ等が一般家庭においても広く利用されるようになってきており、これらDVDレコーダやハードディスクレコーダ等のいわゆるデジタルビデオレコーダやデジタルテレビ受像機、さらにはパーソナルコンピュータなどを接続することにより家庭内に形成するホームネットワークシステムが提案されている。
このようなホームネットワークシステムにおいては、リビングに設置されているデジタルビデオレコーダから映画などのデジタルコンテンツをネットワークに送出し、これを書斎に設置したデジタルテレビ受像機で受信してリアルタイムに再生するいわゆるストリーミング再生を行って、ユーザに提供するといったことができるようにされる。
そして、一般の家庭用デジタルビデオレコーダにおいては、これに供給された映像コンテンツは、MPEG(Moving Picture Experts Group)2などの動画圧縮方式(動画符号化方式)を用いて圧縮(符号化)処理して記録媒体に記録する。MPEG2等の動画圧縮方式(符号化方式)は、時間的な冗長度を利用して情報量を削減する動き補償フレーム間予測符号化が利用されており、複数のフレームからなるGOPと呼ばれる画像グループがデータ圧縮(符号化)の処理単位とされている。
このため、一般の家庭用デジタルビデオレコーダは、デジタルビデオレコーダの記録媒体に記録された映像コンテンツ(デジタルコンテンツ)に対して、ユーザが画面単位で編集を行っても、実際のファイルはGOP単位で保存され、再生する際にGOP分の画面を再現した後で必要な画面(フレーム画像)を切り出して編集通りの映像を再現する機能を有している。
しかし、デジタルビデオレコーダにおいては編集済みの映像コンテンツであっても、これをホームネットワークに送出して他の機器に配信する場合、GOP単位で編集された映像コンテンツ(映像ファイル)だけを伝送するために、カットしたはずの画像(映像)の一部が再生されるなどの問題がある。つまり、GOP単位で映像コンテンツが送出されるために、編集により削除された画像を含むGOPもそのまま全部送出されるために、受信側においては、本来削除されるべき画像も再生されてしまうといったことが発生する可能性がある。
この問題は、デジタルビデオレコーダ内部に保存された画面単位の編集情報をストリーミング先に予め送出する事で解決可能である。しかし、編集情報は映像の圧縮方式などによって異なることや、構造が複雑であるなどの問題が残る。また、編集の結果を再度エンコードし直すことでファイル自体から余分な画面を切り取る事も可能であるが処理に時間がかかることや追加のハードウェアが必要となる。
また、上述した特許文献1に記載の技術を応用することにより、GOP単位に要/不要を設定してネットワークに送出し、不要とされたGOPは再生側において再生しないように制御することも考えられる。しかし、これはあくまでGOP単位の処理であり、フレーム画像単位の処理ができないので、この場合にも、不必要な画像が再生されてしまう、あるいは、必要な画像が再生されなくなってしまうという不都合が生じる可能性がある。
以上のことに鑑み、上記問題点を一掃し、フレーム画像単位で編集されると共に、複数のフレーム画像からなる画像グループを動画圧縮の処理単位として圧縮処理された映像コンテンツを適正に送出して、受信先において編集通りのストリーミング再生を可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の送信装置は、
複数のフレーム画像からなる画像グループを処理単位として符号化処理された映像コンテンツを所定のネットワークを通じて送信する送信装置であって、
編集された映像コンテンツに対する編集点を示す情報に基づいて、編集された映像コンテンツの少なくとも編集点を含む画像グループに対して、当該画像グループ内の無効なフレーム画像を示す無効画像情報を形成する形成手段と、
映像コンテンツを前記所定のネットワークを通じて送信する手段であって、前記形成手段によって形成された無効画面情報があるときには、対応する画像グループの送信に先立って前記無効画面情報を送信する送信手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明の送信装置によれば、所定の編集点保持部に記憶されている編集点を示す情報に基づいて、編集点を含む画像グループに対しては、その画像グループ内において、削除されるべき無効なフレーム画像はどれであるかを示す無効画面情報が形成手段によって形成される。そして、この編集された映像コンテンツを送信する場合には、形成手段によって形成された無効画像情報が、対応する画像グループの送信に先立って送信手段により送信される。
これにより、当該編集された映像コンテンツを所定のネットワークを通じて送信する場合に、映像コンテンツを受信する受信側の機器に対して、無効画面情報が付加された画像グループに編集のために不要になった画像が存在し、不要なフレーム画像はどれかを明確に通知することができるようにされる。
また、請求項3に記載の発明の受信装置は、
複数のフレーム画像からなる画像グループを処理単位として符号化処理され、所定のネットワークを通じて送信されてくる映像コンテンツを受信する受信装置であって、
前記ネットワークを通じて送信されてくる映像コンテンツにおいて、編集点を含む画像グループに対しては、当該画像グループ内の無効なフレーム画像を示す無効画像情報が付加されており、
前記所定のネットワークを通じて送信されてくる映像コンテンツを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信された符号化された映像コンテンツの復号処理を行う復号手段と、
前記受信手段で受信された映像コンテンツが、前記無効画像情報を含むものである場合には、当該無効画面情報を抽出する抽出手段と、
前記復号手段によって復号処理された前記映像コンテンツを出力する場合に、前記抽出手段によって抽出された前記無効画像情報に基づいて、当該無効画像情報が付加されていた画像グループの内の無効なフレーム画像については出力しないようにする出力処理手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項3に記載の発明の受信装置によれば、受信手段によって受信された映像コンテンツについては、復号手段によって復号処理されると共に、抽出手段によって無効画面情報が抽出するようにされる。そして、復号手段によって復号された映像コンテンツを出力する場合、抽出手段によって抽出された無効画面情報が付加するようにされていた画像グループにおいて、当該無効画面情報によって示される無効画面については出力しないように出力処理手段によって制御される。
これにより、受信側においては、送信側の編集処理により無効とされた画像を再生することなく、送信側において編集された通りに映像コンテンツを出力することができるようにされる。すなわち、送信側において編集された通りに映像コンテンツを再生するなどのことができるようにされる。
画面単位で編集を行った映像コンテンツ(映像ファイル)がGOPなどの画像グループ単位で保存されている場合にも、これを再エンコードすることなく当該映像コンテンツを配信し、この映像コンテンツを受信する受信側で編集結果通りの映像を出力したり、再生したりすることが可能となる。
以下、図を参照しながらこの発明による装置、方法、プログラム、データ構造の一実施の形態について説明する。以下に説明する実施の形態においては、家庭内に構築されるいわゆるホームネットワークシステムを構成する機器に、この発明を適用した場合を例にして説明する。
[ホームネットワークシステムの構成について]
図1は、この実施の形態のホームネットワークシステムの構成を説明するための図である。図1に示すように、この実施の形態のホームネットワークシステムは、デジタルビデオレコーダ100と、デジタルテレビ受像機200と、マルチメディアパーソナルコンピュータ(以下、マルチメディアPCという。)とが、例えば、イーサネット(登録商標)等のネットワークに接続されることにより構成されたものである。
デジタルビデオレコーダ100は、後述もするが記録媒体としてDVDとハードディスクとの利用が可能なものであり、これらの記録媒体に対しては、自機が備えるチューナ部を通じて受信したテレビ放送番組などの映像コンテンツやネットワーク500等を通じて外部機器から供給された映像コンテンツなどを記録することができるものである。また、デジタルビデオレコーダ100は、記録媒体に記録した映像コンテンツに対して、フレーム単位の編集を行うこともできるようにされている。また、デジタルビデオレコーダ100は、DVDやハードディスクに記録した映像コンテンツを再生して出力したり、また、ネットワーク500に送出(送信)したりすることができるものである。
デジタルテレビ受像機200は、ネットワーク500を通じて供給される映像コンテンツ等を受け付けて、自機において再生処理し、自機が備える表示素子の表示画面に再生画像を表示することができるものである。
マルチメディアPC300は、通常のパーソナルコンピュータと同様に、ハードディスクなどの記録媒体を備え、種々のアプリケーションソフトウェアを実行して種々の情報処理を行うことができるものである。そして、マルチメディアPCは、自機の記録媒体に記録している種々のコンテンツをネットワーク500に送出したり、また、ネットワーク500を通じて供給される映像コンテンツを受け付けて、これを自機の記録媒体に記録したり、あるいは、再生処理し、自機が備える表示素子の表示画面に再生画像を表示したりすることができるものである。
そして、デジタルビデオレコーダ100、デジタルテレビ受像機200、マルチメディアPCのそれぞれは、基本的に、ネットワーク500を通じて、種々の制御信号やデータ等を相互に送受することができるものである。したがって、デジタルビデオレコーダ100は、図1において実線矢印、及び点線矢印で示したように、ネットワーク500を通じて、当該ネットワーク500に接続されたデジタルテレビ受像機200とマルチメディアPC300とのそれぞれに、テレビ放送番組や映画などの映像コンテンツを供給することが可能である。
しかし、以下に説明する実施の形態においては、説明を簡単にするため、図1において実線矢印で示したように、デジタルビデオレコーダ100からデジタルテレビ受像機200に対してネットワーク500を通じ、例えば、MPEG方式でデータ圧縮された映像コンテンツを提供する場合を例にして説明する。
そして、この実施の形態において、デジタルビデオレコーダ100は、上述したように、フレーム単位で編集を行うことができ、一連の映像コンテンツの中の不必要なシーンなどを削除するなどのことができる。このようにして編集した映像コンテンツをネットワーク500を通じてデジタルテレビ受像機200に供給してストリーミング再生を行う場合において、デジタルビデオレコーダ100において編集したとおりに、デジタルテレビ受像機200においてデジタルビデオレコーダ100からの映像コンテンツを再生できない場合がある。
後述もするが、MPEG方式などの時間的な冗長度を利用して情報量を削減するいわゆる動き補償フレーム間予測符号化が用いられた符号化方式(データ圧縮方式)が用いられて符号化(データ圧縮)された映像コンテンツにおいては、複数のフレーム画像からなる画像グループが、符号化(データ圧縮)の処理単位とされているために、この画像グループ(MPEG方式の場合にはGOP)単位で映像コンテンツが送受される。このため、編集点を含む画像グループにおいては、編集により削除されたフレーム画像も含まれた状態で送受されるために、編集により削除されたフレーム画像も送信先に提供されて再生されてしまうという不都合を生じさせる。
そこで、この実施の形態のホームネットワークシステムを構成するデジタルビデオレコーダ100、デジタルテレビ受像機200においては、上述したように、複数のフレーム画像からなる画像グループを処理単位とする映像コンテンツに対して編集を行って、これをネットワーク500を通じて送受してストリーミング再生する場合に不都合を生じさせることがないようにするための方策であって、種々の符号化方式に対応可能な方策を講じたものである。
すなわち、この実施の形態のホームネットワークシステムを構成するデジタルビデオレコーダ100は、この発明による送信装置、送信方法、送信プログラムが適用されたものであり、デジタルテレビ受像機200は、この発明による受信装置、受信方法、受信プログラムが適用されたものであり、また、この実施の形態のホームネットワークシステムにおいて、デジタルビデオレコーダ100からデジタルテレビ受像機200に送信され、ストリーミング再生される映像コンテンツは、この発明によるデータ構造が適用されたものである。
[デジタルビデオレコーダ100とデジタルテレビ受像機200について]
以下、デジタルビデオレコーダ100とデジタルテレビ受像機200とのそれぞれについて、構成と基本的な動作についてした後に、この発明の特徴であるフレーム単位に編集を行った映像コンテンツを所定の画像グループ単位(この実施の形態においてはGOP単位)に送受しても、送信側の編集通りに受信側において再生可能にする仕組みについて詳述することとする。
[デジタルビデオレコーダ100について]
まず、図1に示したこの実施の形態のホームネットワークシステムを構成するデジタルビデオレコーダ100の構成例について説明する。図2は、この実施の形態のデジタルビデオレコーダ100の構成例を説明するためのブロック図である。
図2に示すように、この実施の形態のデジタルビデオレコーダ100は、DVDドライバ101と、ハードディスクドライバ102と、切り換え部103と、I/O(Input/Output)部104と、データ変換部105と、デジタルインターフェース(以下、デジタルI/Fと略称する。)106と、制御部110と、キー操作部120と、リモコン信号受光部130とを備えたものである。
制御部110は、この実施の形態のデジタルビデオレコーダ100の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)111、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)114が、CPUバス115通じて接続されたマイクロコンピュータである。
ここで、CPU111は、種々のプログラムを実行し、各部に供給する制御信号を形成し、これを各部に供給するなど、制御の主体となるものである。ROM112は、CPU111において実行するプログラムや処理に必要になるデータが記録されたものであり、RAM113は、処理の途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域(ワークアリア)として用いられるものである。また、EEPROM114は、いわゆる不揮発性メモリであり、デジタルビデオレコーダ100の電源が落とされた場合においても保持しておくべきデータ、例えば、ユーザ設定によるパラメータや機能強化のためのプログラムなどを記憶保持するものである。
そして、制御部110には、キー操作部120が接続されている。キー操作部120は、電源のオン/オフキー、再生キー、一時停止キー、停止キー、早送りキー、早戻しキーやその他の種々の操作キーを有し、ユーザからの操作入力を受け付けて、これを電気信号に変換し、制御部110に供給することができるものである。これにより、制御部110は、ユーザからの指示に応じてデジタルビデオレコーダ100の各部を制御することができるようにされる。
また、制御部110には、リモコン信号受光部130が接続されている。リモコン信号受光部130は、ユーザの手元において操作され、ユーザからの操作入力を受け付けて、これに応じた例えば赤外線のリモコン信号を送出するリモコン(リモートコマンダ)150からのリモコン信号を受光し、これを電気信号に変換して制御部110に供給するものである。
なお、リモコン150は、上述したように、ユーザからの操作入力を受け付けて、これに応じたリモコン信号を送出するものであるが、キー操作部120と同様に、電源のオン/オフキー、再生キー、一時停止キー、停止キー、早送りキー、早戻しキー、数字キー、カーソルキー、その他、種々のファンクションキーなどを備え、デジタルビデオレコーダ100に対する種々の指示入力(操作入力)を受け付けて、これをリモコン信号としてデジタルビデオレコーダ100に送信することができるものである。
そして、この実施の形態のデジタルビデオレコーダ100は、DVDドライブ101とハードディスクドライブ102とを備えている。DVDドライブ101は、記録媒体であるDVDが着脱可能とされ、制御部110の制御に応じて、装着されたDVDに対してデータを記録したり、DVDに記録されたデータを読み出したりする処理を行う部分である。
また、ハードディスクドライブ102は、例えば、数百ギガバイトの大容量のハードディスク(図2においてはHDと記載。)を備え、このハードディスクに対して、制御部110の制御に応じて、データを記録したり、記録されているデータを読み出したりする処理を行う部分である。
また、切り換え部103は、いずれの入力系からのデータを受け付け、いずれのドライブに出力するかを切り換えたり、いずれのドライブから読み出されたデータを、いずれの出力系に出力するかを切り換えたりする処理を行う部分である。すなわち、切り換え部103には、デジタル入力系S1とアナログ入力系S2との2つの入力系が接続されている。また、切り換え部103には、アナログ出力系S3が接続されている。さらに、切り換え部103には、デジタル入出力系S4が接続されている。
ここで、デジタル入力系S1は、例えば、図示しないがデジタルビデオレコーダ100に設けられているデジタル放送波チューナから供給されるデジタルテレビ放送信号(TS(Transport Stream)信号)を切り換え部103に供給する部分である。
また、アナログ入力系S2は、図示しないがデジタルビデオレコーダ100に設けられているアナログ放送波チューナやアナログ入力端子を通じて供給を受け、I/O部104の入力処理部41においてデジタルデータに変換すると共に、この実施の形態においてはMPEG方式で符号化処理(データ圧縮処理)したりパケット化したりするなどして記録媒体に記録する形式の映像コンテンツ(TS信号)を形成し、これを切り換え部103に供給する部分である。
また、アナログ出力系S3は、DVDドライブ101またはハードディスクドライブ102からの映像コンテンツであって、切り換え部103から出力された映像コンテンツ(TS信号)を、I/O部104の出力処理部42で受け付けて、ここで映像コンテンツのパケット分離を行うとともに、復号処理(データ伸長処理)したりアナログ信号への変換処理を行ったりしてアナログ出力する形式の映像コンテンツを形成し、これをアナログ出力端子を通じてモニタ受像機などに対して出力する部分である。
また、デジタル入出力系S4は、デジタルI/F105とデータ変換部106と制御部110とを通じて切り換え部103に至る部分であり、デジタルI/F105を通じて図1に示したネットワーク500に接続される。
そして、デジタル入出力系S4は、ネットワーク500を通じて送信されてくる自機宛てのデジタルデータをデジタルI/F105を通じて受け付け、これをデータ変換部106に供給する。データ変換部106は、これに供給されたデジタルデータを自機において処理可能な形式のデータに変換し、これを制御部110に供給する。制御部110は、制御データなどはRAM113に一時記憶して利用し、映像コンテンツなどは記録する形式のTS信号に変換して切り換え部103に供給する。このようにして、デジタル入出力系S4は、ネットワーク500を通じて受け付けた映像コンテンツなどをDVDかハードディスクに記録することができるようにする部分である。
また、デジタル入出力系S4は、DVDドライブ101またはハードディスクドライブ102からの映像コンテンツであって、切り換え部103から出力された映像コンテンツ(TS信号)を、制御部110で受け付けて、ここで必要なデータを付加するなどの処理を行い、処理後の映像コンテンツをデータ変換部106に供給して、ここで送出用の信号に変換し、これをデジタルI/F105を通じてネットワーク500に送出して、デジタルテレビ受像機200などの目的とする機器にコンテンツ等を提供するようにする部分である。
このように、この実施の形態のデジタルビデオレコーダ100は、入力処理部41と出力処理部42とを備えたI/O部104を備え、アナログコンテンツの入力を受け付けて、これをデジタルコンテンツに変換して記録媒体に記録したり、また、記録媒体から読み出されたデジタルコンテンツをアナログコンテンツに変換して出力したりすることができるものである。
また、デジタル入力系S1を通じて受け付けたデジタル放送波信号や、デジタル入出力系S4を通じて受け付けたデジタルコンテンツを記録媒体に記録したり、また、記録媒体に記録されているデジタルコンテンツをネットワーク500を介して、当該ネットワーク500に接続された機器に提供したりすることができるものである。
なお、図2においては、当該デジタルビデオレコーダ100に搭載されているデジタル放送波チューナ、アナログ放送波チューナについては省略したが、デジタルビデオレコーダ100にそれらのチューナ部分を設けずに、外部に設けられるデジタル放送波チューナ、やアナログ放送波チューナからの信号の供給を受けるようにすることも可能である。
[デジタルテレビ受像機200について]
次に、図1に示したこの実施の形態のホームネットワークシステムを構成するデジタルテレビ受像機200の構成例について説明する。図3は、この実施の形態のデジタルテレビ受像機200の構成例を説明するための図である。
図3に示すように、この実施の形態のデジタルテレビ受像機200は、デジタルインターフェース(以下、デジタルI/Fと略称する。)201と、データ変換部202と、再生処理部203と、表示部204と、制御部210と、キー操作部220と、リモコン信号受光部230とを備えたものである。
制御部210は、この実施の形態のデジタルテレビ受像機200の各部を制御するものであり、CPU211、ROM212、RAM213、EEPROM214が、CPUバス215通じて接続されたマイクロコンピュータである。
ここで、CPU211は、種々のプログラムを実行し、各部に供給する制御信号を形成し、これを各部に供給するなど、制御の主体となるものである。ROM212は、CPU211において実行するプログラムや処理に必要になるデータが記録されたものであり、RAM213は、処理の途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域(ワークアリア)として用いられるものである。また、EEPROM214は、いわゆる不揮発性メモリであり、デジタルテレビ受像機200の電源が落とされた場合においても保持しておくべきデータ、例えば、ユーザ設定によるパラメータや機能強化のためのプログラムなどを記憶保持するものである。
そして、制御部210には、キー操作部220が接続されている。キー操作部120は、電源のオン/オフキーやその他の種々の操作キーを有し、ユーザからの操作入力を受け付けて、これを電気信号に変換し、制御部210に供給することができるものである。これにより、制御部210は、ユーザからの指示に応じてデジタルテレビ受像機200の各部を制御することができるようにされる。
また、制御部210には、リモコン信号受光部230が接続されている。リモコン信号受光部230は、ユーザの手元において操作され、ユーザからの操作入力を受け付けて、これに応じた例えば赤外線のリモコン信号を送出するリモコン(リモートコマンダ)240からのリモコン信号を受光し、これを電気信号に変換して制御部210に供給するものである。
なお、リモコン240は、キー操作部120と同様に、電源のオン/オフキー、その他、種々の操作キーなどを備え、デジタルテレビ受像機200に対する種々の指示入力(操作入力)を受け付けて、これをリモコン信号としてデジタルテレビ受像機200に送信することができるものである。
そして、この実施の形態のデジタルテレビ受像機200において、デジタルI/F201は、ネットワーク500への接続を可能にする部分であり、データ変換部202は、デジタルI/F201を通じて受け付けたネットワーク500からの種々のデジタルデータを自機において処理可能な形式のデータに変換して制御部210に供給したり、また、制御部210からの制御データ等をネットワーク500に送出する形式のデータに変換し、これをデジタルI/F201を通じてネットワーク500に送出したりする処理を行う。
そして、デジタルI/F201、データ変換部202を通じて制御部210に映像コンテンツが提供された場合には、制御部210はこれに供給された映像コンテンツを再生処理部203に供給すると共に、制御に必要なデータを抽出してRAM213に一時記憶し、これを利用できるようにする。
再生処理部203は、制御部210からの制御に基づいて、これに供給された映像コンテンツについて、復号処理(データ伸長処理)を行うと共に、アナログ信号に変換する処理を行い、処理後の映像コンテンツを表示部204に供給する。表示部204は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro Luminescence)パネル、CRT(Cathode-Ray Tube)等の表示素子を備え、再生処理部203からのデジタル映像コンテンツに応じた映像信号の供給を受けて、これに応じた映像を表示素子の表示画面に表示する処理を行う。
このように、この実施の形態のデジタルテレビ受像機200は、ネットワーク500を通じて供給を受けた映像コンテンツをリアルタイムに再生処理して、供給を受けた映像コンテンツに応じた映像を自己の表示部204の表示画面に表示することができるものである。
なお、図3においては、説明を簡単にするため、デジタルテレビ放送波チューナやアナログテレビ放送波チューナについての記載を省略した。しかし、この実施の形態のデジタルテレビ受像機200は、デジタル放送波チューナ部、アナログ放送波チューナ部を備えるものである。
そして、デジタル放送波チューナ部において受信選局されると共に、選択されたテレビ放送番組のデジタル放送信号は、例えば、再生処理部203に供給されて処理され、処理後の映像信号が表示部204に供給される。このようにして、この実施の形態のデジタルテレビ受像機200は、受信選局したデジタル放送信号により提供されるテレビ送番組であって、ユーザからの指示におうじて選択したテレビ放送番組の映像を表示部204の表示画面に表示することもできるものである。
また、アナログ放送波チューナ部において、受信選局されたアナログ放送信号は、例えば図示しないアナログ映像処理部において表示部204に供給する形式の映像信号に変換され、これが表示部204に供給される。このようにして、この実施の形態のデジタルテレビ受像機200は、受信選局したアナログ放送信号に応じたテレビ放送番組の映像を表示部204の表示画面に表示することもできるものである。
[編集された映像コンテンツのネットワークへの送出について]
上述したように、この実施の形態のデジタルビデオレコーダ100とデジタルテレビ受像機200との間においては、ネットワーク500を通じて例えばMPEG方式で符号化された映像コンテンツを送受することができる。しかし、MPEG方式の符号化処理は、動き補償フレーム間予測符号化を用いているために、複数のフレーム画像(例えば、連続する15フレーム分のフレーム画像)からなる画像グループであるGOPが、符号化処理の単位とされる。このため、上述もしたように、編集点を含むGOPにおいては、編集により削除されたフレーム画像も含まれた状態で送受されるために、編集により削除されたフレーム画像も送信先に提供されて再生されてしまうという不都合を生じさせる可能性がある。
図4は、MPEG方式で符号化処理された映像コンテンツ(映像ファイル)に対して、デジタルビデオレコーダ100において編集処理を行うようにした場合の編集前後の映像ファイルについて説明するための図である。図4Aに示すように、MPEG方式で符号化された映像コンテンツのGOP1〜GOP7までの部分について編集を行った場合を説明する。
図4Aは、編集前の映像コンテンツ(映像ファイル)について説明するための図であり、GOP1〜GOP7までの7つのGOPからなっている。上述もしたように、この実施の形態のデジタルビデオレコーダ100は、画面単位での編集作業が可能なものであり、図4Aにおいて、編集点1と編集点2とを指定して、この間のフレーム画像を削除して保存し、これを再生することができる。
すなわち、この実施の形態のデジタルビデオレコーダ100においては、DVDドライブ101またはハードディスクドライブ102に記録された映像コンテンツについて、切り換え部103、I/O部104の出力処理部42を通じて再生処理し、この再生される映像をデジタルビデオレコーダ100にアナログ接続されたテレビ受像機等の表示素子に表示して確認しながら、キー操作部120あるいはリモコン150を操作することによって編集点を付加することにより、どのGOPのどのフレーム画像から、どのGOPのどのフレーム画像までを削除するというように、フレーム画像単位の編集ができるようにされている。
しかし、上述もしたように、MPEG方式で符号化された映像コンテンツの場合、GOPと呼ばれる複数のフレーム画像からなる画像グループ(複数コマの画面を組にした情報単位)が符号化処理の単位となっている。これは、上述もしたように、映像コンテンツの圧縮効率を高めるために、時間的な冗長度を利用して情報量を削減する動き補償フレーム間予測符号化を用いており、連続する複数のフレーム画像を処理単位とし、フレーム間の差分を用いて符号化処理を行うようにしているためである。このため、GOP単位で映像コンテンツを残さなければ、各GOPのフレーム画像を再現することができなくなる。
つまり、図4Aにおいて、GOP1〜GOP7までの映像コンテンツにおいて、編集点1が示すGOP2の途中から、編集点2が示すGOP6の途中までを削除するようにした場合には、GOP3、GOP4、GOP5については、GOP全部の削除であるため、そのGOP部分の全部を削除しても差し障りはない。しかし、GOP2とGOP6においては、再生すべき必要なフレーム画像と削除されたために再生すべきでない不要なフレーム画像とが混在することになる。
しかし、上述もしたように、GOP2、GOP6の再生すべき必要なフレーム画像を復号するためには、再生すべきでない削除されたフレーム画像が存在しないと適切な復号処理が行えなくなる。このため、デジタルビデオレコーダ100において、図4Aに示した編集前の映像コンテンツ(映像ファイル)に対して、編集点1、編集点2で挟まれた部分を削除する編集を行うようにすると、図4Bに示すように、GOP1、GOP2、GOP6、GOP7からなる編集後の映像コンテンツ(映像ファイル)が形成される。
図5は、デジタルビデオレコーダ100において映像コンテンツに対して編集処理が行われた場合に、編集された映像コンテンツが記録される記録媒体に形成される編集情報ファイルについて説明するための図である。編集された映像コンテンツに対しては、必ず図5に示すように、設定された編集点(編集点1、編集点2、編集点3、…)の記録媒体上の位置を示すアドレス情報からなる編集情報ファイルが形成される。
そして、デジタルビデオレコーダ100において、図4Bに示した編集後の映像コンテンツを再生する場合には、図5に示した編集情報ファイルの編集点の情報をも参照して再生処理を行う。そして、編集点を含むGOPについては、そのGOPを構成する全てのフレーム画像のデータを用いて復号処理を行って、そのGOPを構成する全てのフレーム画像を適正に復号した後、削除するようにされたために不要になったフレーム画像を再生しないようにすることにより、フレーム画像を処理単位として行った編集通りに映像コンテンツを再生することができる。
しかし、図4Bに示した編集後の映像コンテンツをそのままデジタルビデオレコーダ100からネットワーク500を通じてデジタルテレビ受像機200に供給し、ストリーミング再生を行うようにした場合には、デジタルテレビ受像機200には、図5に示した編集情報ファイルは存在しないしないため、GOP2とGOP6における削除部分のフレーム画像についても再生されてしまう。
もちろん、編集情報ファイルをもデジタルビデオレコーダ100からデジタルテレビ受像機200に送信することも考えられるが、編集情報は、用いている圧縮方式などにより異なるため、圧縮方式に応じて送受する工夫が必要になるし、また、編集情報ファイルを用いた再生処理を行う場合には、デジタルテレビ受像機200側での負荷も大きくなる。
そこで、この実施の形態のデジタルビデオレコーダ100においては、編集点を有するGOPの直前に、そのGOPについての有効な(必要な)フレーム画像か無効な(不必要な)フレーム画像かをGOPを構成する各フレーム画像単位に示す無効画面情報を形成し、これを付加して送信するようにしている。
図6は、編集後映像コンテンツ(編集後の映像ファイル)と、送出する映像コンテンツ(映像ファイル)の送出フォーマットとを説明するための図である。図6Aは、図4Bに示した図と同様の図であり、この実施の形態デジタルビデオレコーダ100において編集後の映像コンテンツの状態を示す図である。
図6Aに示すように、デジタルビデオレコーダ100において編集されることにより形成された編集後の映像コンテンツであって、GOP1、GOP2、GOP6、GOP7からなり、GOP2とGOP6とには編集点を含む編集後の映像コンテンツを、ネットワーク500を通じデジタルテレビ受像機200に供給する場合を考える。
この場合、この実施の形態のデジタルビデオレコーダ100においては、目的とする編集後の映像コンテンツが記録された記録媒体を有するDVDドライバ101またはハードディスクドライバ102を制御して、送信対象の映像コンテンツを読み出すようにする。記録媒体から読み出された目的とする映像コンテンツは、切り換え部103を通じて制御部110に供給される。
制御部110は、切り換え部103から供給される映像コンテンツを例えばGOP単位でRAM113に一時記憶する共に、当該記録媒体に形成されている編集情報ファイルを参照して、読み出した映像コンテンツを構成するGOPが編集点を含むものか否かを判断して、編集点を含むGOPを特定する。
そして、RAM113に一時記憶した映像コンテンツを順次に読み出して、データ変換部106に供給するときに、編集点を含むGOPに対しては、図6Bに示すように、その直前に無効画面情報を付加する。この例の場合には、図6Bに示すように、GOP2の直前と、GOP6の直前に、無効画面情報が付加される。この無効画面情報は、図6C、図6Dに示すように、識別用のヘッダと、対応するGOPを構成するフレーム画像のうち、どのフレーム画像が有効で、どのフレーム画像が無効であるかを示す有効/無効ビットマップ情報からなるものである。
すなわち、図6C、図6Dの無効画面情報において、ヘッダは本データが無効画面情報であることを示すビット列であり、その後に続くデータは情報単位であるGOP中の無効フレーム画像情報(無効コマ情報)である。この無効フレーム画像情報は、例えば映像の圧縮が15フレーム(15コマ)の画面を組にして行われている場合は15ビットの値が含まれ、先頭から各ビットが「1」なら有効、「0」なら無効といった判定用の情報となっている。
したがって、図6A、図6Bに示した例の場合であって、各GOPは15フレーム画像からなり、GOP2においては先頭から8フレーム目までが有効フレーム画像で、9フレーム目以降が無効フレーム画像である場合には、GOP2の直前に付加される無効画面情報の有効/無効ビットマップは、「111111110000000」という情報になる。また、GOP6においては先頭から4フレーム目までが無効フレーム画像で、5フレーム目以降が有効フレーム画像である場合には、GOP6の直前に付加される無効画面情報の有効/無効ビットマップは、「000011111111111」という情報になる。
なお、ヘッダは、この情報が無効画面情報であることを識別可能なものであればよく、通常の映像コンテンツにおいては発生し得ない所定ビット長のビット列であれば種々のものを用いることが可能である。
また、無効画面情報の有効/無効ビットマップの、「1」または「0」のビットに挟まれた区間を無効フレームとすることもできる。「1」に挟まれた区間を無効フレームとする場合、GOP2の直前に付加される無効画面情報の有効/無効ビットマップは、「100000010000000」という情報になる。
そして、図6Bに示したように、編集点を有するGOPに対しては、無効画面情報が付加された映像コンテンツは、デジタルI/F105に通じるデータ変換部106に供給され、ここでネットワーク500に送出する送出用の信号に変換されることになる。例えば、ネットワーク500が、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いて通信を行うものである場合には、データ変換部106においては、送信する映像コンテンツをパケット化する処理を行う。
図7は、図6Bに示したように形成される編集後の映像コンテンツの送信ストリームを、通信プロトコルとしてTCP/IPを用いるネットワーク500に送出する場合において、データ変換部106によって形成され、デジタルI/F105を通じてネットワーク500に送出される映像コンテンツの状態を説明するための図である。
この例の場合には、映像コンテンツの送出先であるデジタルテレビ受像機200における処理のしやすさをも考慮して、少なくとも、無効画面情報と、無効画面情報が付加されたGOPとのそれぞれについては、1パケットとして送出する。つまり、無効画面情報だけで1パケット、無効画面情報が付加されたGOPだけで1パケットとしてパケット化して送出する。
したがって、図6Bに示した例の場合には、GOPは、GOP1、GOP2、GOP6、GOP7の4つしかなく、GOP2とGOP6には無効画面情報が付加するようにされるので、図7に示すように、GOP1→GOP2に付加される無効画面情報→GOP2→GOP6に付加される無効画面情報→GOP6→GOP7の順にそのそれぞれがデータ変換部106において1パケットのデータとされ、デジタルI/F105を通じてネットワークに送出され、デジタルテレビ受像機200に供給するようにされる。
なお、図6に示した例は、送信すべき映像コンテンツは、4つのGOPからなる場合であったが、実際の映像コンテンツは、多数のGOPからなるものである、無効画面情報が付加されたGOPが存在しない部分においては、複数GOPを1パケットにして送信することももちろん可能である。しかし、少なくとも、無効画面情報と、無効画面情報が付加するようにされたGOPについては、それぞれを1パケットとして送出することにより、複数のGOPなどからなるパケットから無効画面情報を探し出す処理を行わなくてもよいので、無効画面情報を適切に抽出し、これが付加されたGOPの再生処理時において、無効画面情報を用いて適切に処理することができる。
[編集されて送信されてきた映像コンテンツの再生について]
次に、図6Bを用いて説明したように、編集点を含むGOPに対しては無効画面情報が付加されて送信されてくる映像コンテンツを受信して再生するデジタルテレビ受像機200においての処理について説明する。
デジタルビデオレコーダ100からネットワーク500に送出された、例えば、図6B、図7に示したような編集されて形成された映像コンテンツは、デジタルテレビ受像機200のデジタルI/F201を通じてデジタルテレビ受像機200に受け付けられ、データ変換部202に供給される。データ変換部202はパケット化された映像コンテンツのGOPなどの情報を分離して、デジタルテレビ受像機200において処理が可能な形式のデータに変換し、これを制御部210に供給する。
制御部210は、映像コンテンツを形成する各GOPについては、再生処理部203に供給し、無効画面情報については、これを抽出して、これに応じて当該無効画面情報が付加されたGOPの再生処理部203における処理を制御する。すなわち、再生処理部203は、各GOP単位にGOPを構成する各フレーム画像を復号して符号化前の元のフレーム画像データを復元し、これをアナログ映像信号に変換して表示部204に供給することにより、表示部204の表示画面に供給を受けた映像コンテンツに応じた映像を表示する。
この場合、制御部210は、抽出した無効画面情報にしたがって、再生処理部203において復号されたフレーム画像のうち、無効なフレーム画像として指定されているフレーム画像については、出力しないように制御する。ここで、無効なフレーム画像の出力制御については、大きく分けると2つの方法がある。
1つは、無効なフレーム画像については迅速に読み飛ばし、有効なフレーム画像のみを連速して迅速に再生する方法と、他の1つは、無効なフレーム画像部分においては、その直前の有効なフレーム画像を無効なフレーム画像分だけ出力し続ける方法とがある。前者の場合には、無効なフレーム画像部分を飛ばして遅滞なく有効なフレーム画像部分のみを再生することができる。また、後者の場合には、無効なフレーム画像部分では、その直前の有効なフレーム画像をホールドしてこれを出力するようにすればよいので、制御が比較的に簡単である。また、後者の場合には、あらかじめ用意しておいたフレーム画像を無効なフレーム画像分だけ出力し続けるようにしてもよい。
このように、映像コンテンツを受信して再生するこの実施の形態のデジタルテレビ受像機200においては、無効画像情報とGOPとを適切に抽出し、無効画面情報が付加されたGOPについては、そのGOPを構成する全部のフレーム画像を用いて復号処理を行って、その全部を適正に復号し、符号化前のフレーム画像を復元することが可能であるが、その再生に当たっては、無効画面情報にしたがって、無効なフレーム画像については再生しないようにすることができる。
[デジタルビデオレコーダ100とデジタルテレビ受像機の動作のまとめ]
[デジタルビデオレコーダ100の動作について]
次に、この実施の形態のホームネットワークシステムを構成するデジタルビデオレコーダ100の動作について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。図8は、この実施の形態のデジタルビデオレコーダ100において、DVDドライブ101に装填されているDVDに記録されている映像コンテンツを、あるいは、ハードディスクドライバ102のハードディスクに記録されている映像コンテンツを、デジタルI/F105を通じてネットワーク500に接続された機器に送出する場合に、主に制御部110において実行される処理である。
なお、以下においては、デジタルビデオレコーダ100において編集され、DVDまたはハードディスクに記録されている映像コンテンツを、当該デジタルビデオレコーダ100からネットワーク500を通じてデジタルテレビ受像機200に対して送出するようにする場合を例にして説明する。
この実施の形態のデジタルビデオレコーダ100において、キー操作部120またはリモコン150を通じて、DVDドライバ101のDVDまたはハードディスクドライバ102のハードディスクに記録されている編集された所定の映像コンテンツを、デジタルI/F105及びネットワーク500を通じて、当該ネットワーク500に接続されたデジタルテレビ受像機200に対して送出することを指示する指示入力を受け付けると、制御部110は、図8に示す処理を実行する。
まず、制御部110は、ユーザによって指示された映像コンテンツを、これが記録されている記録媒体から読み出す(ステップS101)。そして、制御部110は、例えば、読み出した映像コンテンツが記録されている記録媒体に作成された当該映像コンテンツについての編集情報ファイルを参照し、送出しようとしている映像コンテンツの各GOP単位に編集点が存在するか否かを判断する(ステップS102)。
ステップS102の判断処理において、編集点が存在すると判断したときには、そのGOPに対しては、編集情報に基づいて、当該GOPを構成するフレーム画像単位の有効/無効ビットマップを作成すると共に、これにヘッダ情報を付加して図6C、Dを用いて説明した無効画面情報を作成して、これをデータ変換部106、デジタルI/F105を通じてネットワーク500に送出し、デジタルテレビ受像機200に送出する(ステップS103)。
すなわち、上述もしたように編集情報は、編集点を示す記録媒体上のアドレス情報である。そして、目的とする映像コンテンツを読み出すために、制御部110は、読み出す映像コンテンツの記録媒体上のアドレスについても正確に把握しているので、ステップS102において、読み出した映像コンテンツの各GOPが編集点を含むものか否かを正確に判別することが可能である。
さらに、各編集点に対して、開始点と終了点との別を示す情報を付加しておくことにより、あるいは、編集情報ファイルの情報の並び順から各編集点については、それが開始点なのか終了点なのかを判別することができる。したがって、編集点を示す記録媒体上のアドレスと、そのアドレスが開始点か終了点かを示す情報と、その編集点を含むGOPの記録位置を示すアドレスとに基づいて、編集点を含むGOPにおいて、当該GOPを構成するフレーム画像単位に有効/無効の別を判断して、有効/無効ビットマップを作成することができるのである。
そして、制御部110は、ステップS103において無効画面情報の作成の対象となったGOPについても、データ変換部106、デジタルI/F105を通じてネットワーク500に送出する(ステップS104)。同様に、制御部110は、ステップS102に判断処理において、編集点は存在しないと判断したGOPについても、データ変換部106、デジタルI/F105を通じてネットワーク500に送出する(ステップS104)。
このように、制御部110は、ステップS102〜ステップS104の処理により、編集点を含まないGOPについては、そのままネットワーク500に送出し、編集点を含むGOPについては、その直前に無効画面情報をネットワーク500に送出してから、続いて当該編集点を含むGOPをネットワーク500に送出することができるようにしている。
そして、制御部110は、指示された映像コンテンツの全部をネットワーク500に送出し終えたか否かを判断し(ステップS105)、送出し終えていないと判断したときには、ステップS101からの処理を繰り返す。また、ステップS105の判断処理において、指示された映像コンテンツの全部をネットワーク500に送出し終えたと判断したときには、この図8に示す処理を終了する。
このように、この実施の形態のデジタルビデオレコーダ100は、図6や図7を用いて説明したように、編集点を含むGOPについては、有効/無効ビットマップを含む無効画面情報を付加するようにしてネットワーク500に送出することができる。これにより、送出先の機器においては、編集点を含むGOPであっても、その全部のフレーム画像データを用いて、当該GOPを構成する各フレーム画像を適正に復号処理して符号化前のフレーム画像を復元することができると共に、フレーム単位の編集によって、有効とされたフレーム画像と、無効とされたフレーム画像とを正確に区別することができるようにされるので、無効とされたフレーム画像を再生しないようにするなどの制御ができるようにされる。
[デジタルテレビ受像機200の動作について]
次に、この実施の形態のホームネットワークシステムを構成するデジタルテレビ受像機200の動作について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。図9は、この実施の形態のデジタルテレビ受像機200において、自機宛ての映像コンテンツを受信して、これをストリーミング再生する場合に、主に制御部110において実行される処理である。
なお、以下においては、上述もしたように、デジタルビデオレコーダ100において編集された映像コンテンツが、当該デジタルビデオレコーダ100からネットワーク500を通じてデジタルテレビ受像機200に送信され、これをデジタルテレビ受像機200において受信してストリーミング再生する場合を例にして説明する。
この実施の形態のデジタルテレビ受像機200において、キー操作部220またはリモコン240を通じて、ネットワーク500を通じて送信されてくる自機宛ての映像コンテンツを受信してストリーミング再生することを指示する指示入力を受け付けると、制御部210は、ネットワーク500を通じて送信されてくる自機宛ての映像コンテンツを受信する図9に示す処理を実行する。
そして、デジタルビデオレコーダ100からネットワーク500に送出された映像コンテンツは、デジタルテレビ受像機200のデジタルI/F201において受信され、データ変換部202において当該デジタルテレビ受像機200において処理可能な形式のデータとされて制御部210に供給される。
制御部210は、デジタル変換部202からの受信データを順次に受け付け、映像コンテンツの各GOP単位の映像データを再生処理部203に供給して、GOP単位の映像コンテンツの復号処理(デコード処理)を行うようにするとともに(ステップS201)、無効画面情報を受信したか否かを判断する(ステップS202)。
ステップS202の判断処理において、無効画面情報を受信していないと判断したときには、制御部210は再生処理部203を制御して、復号したGOPの全てのフレーム画像を再生するようにする(ステップS203)。また、ステップS202の判断処理において、無効画面情報を受信したと判断したときには、制御部210は、再生処理部203を制御して、受信した無効ビットマップに基づいて、再生処理部203において復号されたGOPの各フレーム画像のうち、有効とされているフレーム画像部分のみを再生し、無効とされているフレーム画像については飛ばすように制御する(ステップS204)。
そして、ステップS203の処理の後、または、ステップS204の処理の後においては、制御部210は、ネットワーク500を通じて送信されてきた映像コンテンツの全部を受信し終えたか否かを判断し(ステップS205)、受信し終えていないと判断したときには、ステップS201からの処理を繰り返すようにする。また、ステップS205の判断処理において、ネットワーク500を通じて送信されてきた映像コンテンツの全部を受信し終えたと判断したときには、この図9に示す処理を終了する。
このように、この実施の形態のデジタルテレビ受像機200においては、GOP単位に復号処理を行って、GOPを構成する全てのフレーム画像を適正に符号化前の状態に復元することができると共に、無効画面情報を受信した時には、その受信した無効画面情報に基づいて、その無効画面情報が付加されたGOPにおいては、有効なフレーム画像と、無効なフレーム画像とを正確に把握し、有効なフレーム画像部分のみを再生して、無効なフレーム画像部分については再生しないようにすることができるようにされる。
なお、ステップS204の処理においては、無効とされたフレーム画像部分においては、その無効なフレーム画像を飛ばして、迅速に次のGOPの処理に進むようにしたり、また、無効なフレーム画像部分においては、その直前の有効なフレーム画像による画像を再生して、その無効なフレーム画像部分に相当する時間だけ、画像(映像)を停止して表示するようにしたりする。このようにして、無効とされたフレーム画像部分については、再生しないようにすることができ、デジタルビデオレコーダ100における編集通りに映像コンテンツを再生することができるようにされる。
この図8、図9のフローチャートを用いて説明したように、無効画面情報を映像コンテンツ(映像ファイル)の編集点を有するGOPに付加して送信し、受信側においては無効画面情報に基づいて削除されることにより無効とされたフレーム画像の表示を止めることができるために、編集された映像コンテンツをストリーミング再生する場合であっても削除された余計なフレーム画像を表示する事が無いようにすることができる。
上述した実施の形態の説明からも明らかであるように、この実施の形態のホームネットワークシステムにおいては、フレーム画像単位に編集処理され、GOP単位に符号化された映像コンテンツであっても、編集点を含むGOPに対しては、フレーム画像単位に有効か無効かを示す有効/無効ビットマップを含む無効画面情報を付加して送信するようにしている。
したがって、映像コンテンツを送信する前において、編集情報ファイルを送信先に送信する必要もなく、映像コンテンツの受信側の機器において、映像コンテンツの再生を適正に行うために受信した映像コンテンツを一時記憶する比較的に大きなバッファを用意しなければならないなどのこともない。また、GOP単位を制御の対象とすることは用意であるが、この実施の形態においては、GOPを構成する各フレーム画像単位を制御の対象とすることができるので、フレーム画像単位の細かな制御ができるようにされる。
また、上述した実施の形態の説明からも明らかなように、再生すべきGOPの直前でフレーム画像単位(コマ単位)での有効/無効ビットマップ(制御情報)を付加して送信することで、受信側においては、受信したデータを並び替えることなく再生制御を行う事が出来る。
また、制御情報として、時系列順に並んだ有効/無効を示すビットマップの形式で伝送する事で簡単な回路での表示制御を行う事が出来、編集映像の飛び越し再生だけでなく表示を直前の状態で止めたり該当時間だけ表示を行わない制御も可能で、時間制御に厳しい著作権管理情報がある場合などにも適用可能である。
すなわち、有効/無効ビットマップを用いることにより、GOPの予め決められたフレーム画像だけを再生しないようにすることが容易にできるので、編集された映像コンテンツを送信してストリーミング再生を行う場合だけでなく、フレーム画像単位で著作権管理を行うようにしたり、暴力的なシーンなどを子供に見せないようにするためにフレーム画像単位で再生制限を行うようにするいわゆるレイティングシステムに利用したりするなどのことも可能である。
また、上述した実施の形態で伝送するようにした映像コンテンツにおいて、有効/無効ビットマップは、映像フォーマットに関係ないフレーム単位での情報とする事でどのような映像フォーマットにも汎用的に利用できる構造となっている。特にネットワークを介して映像を配信する場合には各種フォーマットが同時に利用されるので、フォーマットに依存しない制御情報の付加方法が必要となるため、上述した実施の形態で用いた技術は有効である。
ただし、映像コンテンツのフォーマットに応じて無効画面情報を付加する方式を除外する主旨ではない。例えば、DVDビデオフォーマットの映像コンテンツを、ネットワークを通じて送受する場合には、各パックのヘッダ部分の空き領域に無効画面情報を付加して送信し、受信側においてはこれを形成してパック毎の映像の再生制御に用いるようにしてもよい。
また、DVDビデオフォーマットの映像コンテンツを、ネットワークを通じて送受する場合において、例えば、コピープロテクトに関する情報を送受するためのRDI(Real time Data Information)パックの空き領域に、無効画面情報が付加されているか否かの情報を付加するようにして、無効画面情報の検出を用意に行うことが出来るようにしてもよい。
この場合、RDIパックはビデオオブジェクト単位に付加されるため、RDIパックの情報により無効画面情報が付加されているか否かを示すのは、当該RDIパックが付加されたビデオオブジェクトの次のビデオオブジェクトについて、無効画面情報が付加されているか否かを示すことになる。
このように、送受する映像コンテンツのフォーマットに応じて、無効画面情報の付加位置や、無効画面情報が付加されているか否かを示す情報を付加することも可能である。しかし、この場合には、受信側の機器において、受信する映像コンテンツのフォーマットに応じて、無効画面情報を抽出する処理が必要となる。
このため、どのようなフォーマットの映像コンテンツの場合であっても、編集点を含むGOPなどの所定の画像グループの直前には、予め決められたヘッダと、有効/無効ビットマップとからなる予め決められた形式の無効画面情報を付加する上述した実施の形態の構成を採用することにより、送受する映像コンテンツのフォーマットに左右されることなく、フレーム画像単位に有効/無効を示す無効画面情報を映像コンテンツに付加し、送受することができる。
また、無効画面情報のヘッダは、これが無効画面情報のヘッダであることが認識可能な特殊な情報とされるので、受信側の機器においては、無効画面情報のヘッダを検出することにより、無効画面情報を確実に検出してこれを利用することができるようにされる。
[変形例等]
なお、上述した実施の形態において、送信装置における無効画面情報の形成手段としての機能は、デジタルビデオレコーダ100の主に制御部110が実現し、送信装置における送信手段としての機能は、デジタルビデオレコーダ100の主にデジタルI/F105がその機能を実現するが、上述の実施の形態においては、制御部110、データ変換部106、デジタルI/F105が協働することにより、その機能を実現している。
また、上述した実施の形態において、受信装置における受信手段としての機能は、デジタルテレビ受像機200のデジタルI/F201とデータ変換部202とがその機能を実現し、受信装置における復号手段としての機能は、デジタルテレビ受像機200の再生処理部203がその機能を実現している。また、受信装置における無効画面情報の抽出手段としての機能は、デジタルテレビ受像機200の主に制御部210が実現し、さらに、受信装置における出力処理手段としての機能は、デジタルテレビ受像機200の制御部210と、再生処理部203とが協働することにより実現するようにしている。
また、この発明による送信方法は、上述した実施の形態のデジタルビデオレコーダ100に適用されており、デジタルビデオレコーダ100の制御部110が各部を制御し、図8に示したフローチャートに応じた処理を行うことにより実現している。同様に、この発明による受信方法は、上述した実施の形態のデジタルテレビ受像機200に適用されており、デジタルテレビ受像機200の制御部210が各部を制御し、図9に示したフローチャートに応じた処理を行うことにより実現している。
また、この発明による送信プログラムは、デジタルビデオレコーダ100の制御部110において実行されるプログラムとして実現することができる。具体的には、図8に示したフローチャートの各ステップを実行するように、制御部110のCPU111において実行する送信プログラムを形成すればよい。同様に、この発明による受信プログラムは、デジタルテレビ受像機200の制御部210において実行されるプログラムとして実現することができる。具体的には、図9に示したフローチャートの各ステップを実行するように、制御部210のCPU211において実行する受信プログラムを形成すればよい。
また、上述した実施の形態においては、編集された映像コンテンツをネットワーク500に送出する際に、編集点を有するGOPに対して無効画面情報を形成して、当該GOPの送出に先立って無効画面情報を送出し、続いて対応するGOPを送出するものとして説明した。しかし、これに限るものではない。
例えば、デジタルビデオレコーダ100における映像コンテンツの編集時において、図6Bに示したように無効画面情報が付加された編集後の映像コンテンツを形成して記録媒体に記録し、これをネットワーク500に送出するようにしてもよい。すなわち、無効画面情報は、編集時に作成してもよいし、ネットワークへの送出時において作成するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態においては、編集点を含む画像グループであるGOPに対して無効画面情報を付加するようにしたが、これに限るものではない。編集点を含むか含まないかに限らず、編集されて送出される映像コンテンツを構成する各GOPに対して、無効画面情報を付加するようにしてもよい。
このように、各GOPに対して無効画面情報を付加するようにすることにより、無効画面情報の検出がしやすくなる。なお、この場合、編集点を含まないGOPに対する無効画面情報は、全て有効画面であることを示す情報となる。
また、上述した実施の形態においては、無効画面情報は、ヘッダと有効/無効ビットマップからなるものとして説明したが、これに限るものではない。有効/無効ビットマップに代えて、有効/無効時間情報を用いるようにしてもよい。これは、有効なフレーム画像区間と、無効なフレーム画像区間とを時間範囲を示す情報を用いて示すようにしたり、あるいは、有効なフレーム画像区間と、無効なフレーム画像区間との内の一方を示すようにし、残りのGOP部分を他方の部分を示すものとして判断したりするようにしてもよい。
したがって、GOPの有効なフレーム画像区間を、時間範囲を示す情報で示すようにした場合には、当該部分を除いた当該GOPの部分が、無効なフレーム画像区間として判別することができ、また、GOPの無効なフレーム画像区間を、時間範囲を示す情報で示すようにした場合には、当該部分を除いた当該GOPの部分が、有効なフレーム画像区間として判別することができる。
有効/無効ビットマップを用いるか、有効/無効時間情報を用いるかは、システムに応じて選択できるようにしてもよいし、いずれか一方に固定するようにしてもよい。しかし、送信装置側及び受信装置側における処理を出来るだけ単純化することを考慮すると、フレーム画像毎の有効/無効の判別が簡単な有効/無効ビットマップを用いるほうが好ましい。また、有効/無効の区間をアドレス情報によって示すようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、映像コンテンツは例えば、MPEG方式で符号化されたものとして説明した。このMPEG方式には、MPEG1、MPEG2、MPEG4などの種々の方式が含まれる。また、MPEG方式に限るものではなく、この発明は、時間的な冗長度を利用して情報量を削減する動き補償フレーム間予測符号化が用いられるなどして、複数のフレーム画像(コマ画像)からなる画像グループがデータ圧縮の処理単位とする種々の符号化方式で符号化(データ圧縮)される映像コンテンツを伝送する場合に適用することができる。
また、上述の実施の形態においては、デジタルビデオレコーダ100に、この発明による送信装置、送信方法、送信プログラムを適用した場合を例にして説明したが、これに限るものではない。この発明による送信装置、送信方法、送信プログラムは、映像コンテンツについてフレーム画像単位の編集機能を備え、ネットワークに接続可能なDVDレコーダ、ハードディスクレコーダ、マルチメディアパーソナルコンピュータなど、ネットワーク上のサーバ装置として機能することが可能な種々の電子機器にこの発明を適用することができる。
また、上述の実施の形態においては、デジタルテレビ受像機200に、この発明による受信装置、受信方法、受信プログラムを適用した場合を例にして説明したが、これに限るものではない。この発明による受信装置、受信方法、受信プログラムは、ネットワークを通じて種々のフォーマットの映像コンテンツの供給を受けて、これをストリーミング再生して出力する機能を備えたマルチメディアパーソナルコンピュータ、DVDレコーダ、ハードディスクデコーダなど、ネットワーク上のクライアント機器として機能することが可能な種々の電子機器にこの発明を適用することができる。
また、上述した実施の形態のホームネットワークシステムは、有線で接続されて形成されたものであってもよいし、また、無線によって接続されて形成されたものであってもよい。
また、上述した実施の形態においては、家庭内に形成されるホームネットワークシステムを構成する機器にこの発明を適用した場合を例にして説明したが、これに限るものではない。インターネットなどの高域ネットワークを通じて編集した映像コンテンツを送受する場合にも適用可能である。
例えば、自宅に設置されている高域ネットワークに接続可能なデジタルビデオレコーダに対して、例えば旅行先において携帯しているノート型パーソナルコンピュータを用いてアクセスし、当該自宅のデジタルビデオレコーダに記憶保持されている編集済みの映像コンテンツの提供を受けてこれをノート型パーソナルコンピュータを通じて視聴するなどする場合にも、この発明を適用することが可能である。このように、インターネットなどの高域ネットワークを通じて編集済みの映像コンテンツを送受する場合においても、受信側において、送信側で行われた編集通りに編集された映像コンテンツを再生することが可能となる。
なお、上述した実施の形態においては、GOP単位で処理される映像を送受して出力する場合について説明したが、映像コンテンツは、例えば、映画やテレビ放送番組などの映像と音声とが同期して再生されるものがほとんどであり、音声データについては、映像データに対応して処理されるので、不要な音声が再生されたり、また、必要な音声が再生されなかったりするといった不都合が発生しないことは言うまでもない。
ホームネットワークシステムの構成例を説明するための図である。 この発明の一実施の形態が適用されたデジタルビデオレコーダの構成例を説明するためのブロック図である。 この発明に一実施の形態が適用されたデジタルテレビ受像機の構成例を説明するためのブロック図である。 MPEG方式で符号化処理された映像コンテンツに対して、編集処理を行うようにした場合の編集前後の映像コンテンツについて説明するための図である。 編集された映像コンテンツに対する編集情報ファイルについて説明するための図である。 編集後映像コンテンツと、送出する映像コンテンツの送出フォーマットとを説明するための図である。 TCP/IPを用いるネットワークに送出される映像コンテンツの状態を説明するための図である。 編集された映像コンテンツを送出する場合の送出(送信)処理を説明するためのフローチャートである。 編集された映像コンテンツを受信する場合の受信処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100…デジタルビデオレコーダ、101…DVDドライバ、102…ハードディスクドライバ、103…切り換え部、104…I/O部、105…データ変換部、106…デジタルI/F、110…制御部、111…CPU、112…ROM、113…RAM、114…EEPROM、115…CPUバス、120…キー操作部、130…リモコン信号受光部、150…リモコン、200…デジタルテレビ受像機、201…デジタルI/F、202…データ変換部、203…再生処理部、204…表示部、210…制御部、211…CPU、212…ROM、213…RAM、214…EEPROM、215…CPUバス、220…キー操作部、230…リモコン信号受光部、240…リモコン、300…マルチメディアPC、500…ネットワーク

Claims (10)

  1. 複数のフレーム画像からなる画像グループを処理単位として符号化処理された映像コンテンツを所定のネットワークを通じて送信する送信装置であって、
    編集された映像コンテンツに対する編集点を示す情報に基づいて、編集された映像コンテンツの少なくとも編集点を含む画像グループに対して、当該画像グループ内の無効なフレーム画像を示す無効画像情報を形成する形成手段と、
    映像コンテンツを前記所定のネットワークを通じて送信する手段であって、前記形成手段によって形成された無効画面情報があるときには、対応する画像グループの送信に先立って前記無効画面情報を送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする送信装置。
  2. 請求項1に記載の送信装置であって、
    前記無効画面情報は、前記画像グループを構成するフレーム画像数に応じたビット数のエリアを備え、有効画像/無効画像を示すビットマップ情報、あるいは、無効なフレーム画像区間を示す時間情報であることを特徴とする送信装置。
  3. 複数のフレーム画像からなる画像グループを処理単位として符号化処理され、所定のネットワークを通じて送信されてくる映像コンテンツを受信する受信装置であって、
    前記ネットワークを通じて送信されてくる映像コンテンツにおいて、編集点を含む画像グループに対しては、当該画像グループ内の無効なフレーム画像を示す無効画像情報が付加されており、
    前記所定のネットワークを通じて送信されてくる映像コンテンツを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信された符号化された映像コンテンツの復号処理を行う復号手段と、
    前記受信手段で受信された映像コンテンツが、前記無効画像情報を含む画像グループである場合には、当該無効画面情報を抽出する抽出手段と、
    前記復号手段によって復号処理された前記映像コンテンツを出力する場合に、前記抽出手段によって抽出された前記無効画像情報に基づいて、当該無効画像情報が付加されていた画像グループの内の無効なフレーム画像については出力しないようにする出力処理手段と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  4. 請求項3に記載の受信装置であって、
    前記出力処理手段は、前記無効画像情報が付加されていた画像グループの内の無効な画像フレームについては読み飛ばして出力しないようにすることを特徴とする受信装置。
  5. 請求項3に記載の受信装置であって、
    前記出力処理手段は、前記無効画像情報が付加されていた画像グループの内の無効なフレーム画像部分においては、無効なフレーム画像部分の直前の有効なフレーム画像、あるいは予め用意されているフレーム画像を出力し続けることを特徴とする受信装置。
  6. 複数のフレーム画像からなる画像グループを処理単位として符号化処理された映像コンテンツを所定のネットワークを通じて送信するための送信方法であって、
    編集された映像コンテンツを送信する場合においては、
    保持している編集点を示す情報に基づいて、編集された映像コンテンツの少なくとも編集点を含む画像グループに対して、当該画像グループ内の無効なフレーム画像を示す無効画像情報を形成し、
    映像コンテンツを前記所定のネットワークを通じて送信する場合に、形成された無効画面情報があるときには、対応する画像グループの送信に先立って前記無効画面情報を送信する
    ことを特徴とする送信方法。
  7. 複数のフレーム画像からなる画像グループを処理単位として符号化処理され、所定のネットワークを通じて送信されてくる映像コンテンツを受信する場合の受信方法であって、
    前記ネットワークを通じて送信されてくる映像コンテンツにおいて、編集点を含む画像グループに対しては、当該画像グループ内の無効なフレーム画像を示す無効画像情報が付加されており、
    前記ネットワークを通じて送信されてくる映像コンテンツを受信し、
    受信した符号化されている前記映像コンテンツの復号処理を行い、
    受信した映像コンテンツが、前記無効画像情報を含むものである場合には、当該無効画面情報を抽出し、
    復号された前記映像コンテンツを出力する場合に、抽出した前記無効画像情報に基づいて、当該無効画像情報が付加されていた画像グループの内の無効なフレーム画像については出力しないように処理する
    ことを特徴とする受信方法。
  8. 複数のフレーム画像からなる画像グループを処理単位として符号化処理された映像コンテンツを所定のネットワークを通じて送信する送信装置に搭載されたコンピュータに実行させるプログラムであって、
    編集された映像コンテンツを送信する場合には、
    保持している編集点を示す情報に基づいて、編集された映像コンテンツの少なくとも編集点を含む画像グループに対して、当該画像グループ内の無効なフレーム画像を示す無効画像情報を形成する形成ステップと、
    映像コンテンツを前記所定のネットワークを通じて送信する場合に、前記形成ステップにおいて形成された前記無効画像情報がある場合には、対応する画像グループの送信に先立って、前記無効画面情報を送信する送信ステップと
    を実行させることを特徴とする送信プログラム。
  9. 複数のフレーム画像からなる画像グループを処理単位として符号化処理され、所定のネットワークを通じて送信されてくる映像コンテンツを受信する受信装置に搭載されたコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記ネットワークを通じて送信されてくる映像コンテンツにおいて、編集点を含む画像グループに対しては、当該画像グループ内の無効なフレーム画像の位置を示す無効画像情報が付加されており、
    前記ネットワークを通じて送信されてくる映像コンテンツを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信した符号化されている前記映像コンテンツの復号処理を行う復号ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信した映像コンテンツが、前記無効画像情報を含むものである場合には、当該無効画面情報を抽出する抽出ステップと、
    前記復号ステップにおいて復号された前記映像コンテンツを出力する場合に、前記抽出ステップにおいて抽出した前記無効画像情報に基づいて、当該無効画像情報が付加されていた画像グループの内の無効なフレーム画像については出力しないようにする出力処理ステップと
    を実行することを特徴とする受信プログラム。
  10. 複数のフレーム画像からなる画像グループを符号化の処理単位として符号化処理された映像コンテンツを伝送するためのデータ構造であって、
    編集された映像コンテンツの少なくとも編集点を含む画像グループの直前に、前記画像グループを構成するフレーム画像数に応じたビット数のエリアを備え、当該画像グループ内の無効なフレーム画像の位置を示すビットマップ情報、あるいは、無効なフレーム画像区間を示す時間情報を抽出可能な態様で設けることを特徴とする映像コンテンツのデータ構造。
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