JP2007134775A - 光送信装置、光送受信装置及び光伝送方法 - Google Patents

光送信装置、光送受信装置及び光伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複雑な回路を必要とせず、余計なビットを付加することなく信号のハイレベルとローレベルの個数を略同数に保つことにより、エラーが少なく且つ高速の光データ伝送が可能となる光送信装置を提供する。
【解決手段】光送信装置1は、光を発光する送信側発光素子6と、1ビットがハイレベル又はローレベルで表わされるデジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数とを所定区間毎に演算する演算回路3と、演算回路3で演算された個数に基づいて、所定区間のデジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数との差が0を含む所定範囲内の値になるように、デジタル信号の1ビットを表わす信号と区別できるデータ長のハイレベル又はローレベルのダミー信号を発生するダミー信号発生回路4と、所定区間のデジタル信号にダミー信号を付加して送信側発光素子6を駆動するドラーバー回路5と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光送信装置、光送受信装置及び光伝送方法に係り、特にエラーが少なく、かつ高速に光伝送を行う光送信装置、光送受信装置及び光伝送方法に関する。
近年、高速化・高画質化の進む画像記録装置において、光ファイバを用いた光伝送によるデータ転送が考えられている。しかし、光伝送に用いる回路は、一般に高速化するためにACカップリングされた回路により直流成分を除去する。そのため、直流成分(データなし(ローレベル)、データあり(ハイレベル)のどちらかが長く続く状態)が存在すると回路が不安定になり、電位が変化しない状態が長く続くとパルスの立ち上がりが遅くなることがあり、従って、高速伝送の場合には読取りエラーなどのデータエラーが起きやすくなる。
この問題を回避するために従来より、ビットを追加したり、符号化処理するなどハイレベルとローレベルの比率を略50%にするための工夫がなされてきた。具体的には、閾値調整回路により「1」又は「0」信号が長時間連続するデータを含むデータを受信しても誤検出することなく伝送速度の高速化を図れる技術(例えば、特許文献1参照。)、双方向伝送システムで8ビットのデータ毎に2ビットの冗長ビットを付加してDCバランスの取れたダミーデータを受信できるようにする技術(例えば、特許文献2参照。)などが提案されている。
特開2001−251508公報 特開2005−33690公報
しかしながら、これらの技術は、回路が複雑であったり、所定ビットのデータ毎に余分なビットを付加してデータ長を長くすることによってデータ量が増加するためにデータ転送速度を犠牲にしている、という問題点がある。
本発明は、上記問題点を解決するために成されたものであり、複雑な回路を必要とせず、データ長を長くする余計なビットを付加することなく信号のハイレベルとローレベルの個数を略同数に保つことにより、エラーが少なく、かつ高速の光データ伝送が可能となる光送信装置、光送受信装置及び光伝送方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の光送信装置は、光を発光する発光手段と、1ビットがハイレベル又はローレベルで表わされたデジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数を所定区間毎に演算する演算手段と、前記演算手段で演算された前記個数に基づいて、前記所定区間の前記デジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数との差が0を含む所定範囲内の値になるように、前記デジタル信号の1ビットを表わす信号と区別できるデータ長のハイレベル又はローレベルのダミー信号を発生するダミー信号発生手段と、前記所定区間のデジタル信号に前記ダミー信号を付加して前記発光手段を駆動する駆動手段と、を備えたことを特徴とする。
このような光送信装置によって、送信するデータの所定区間毎のデジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数に基づいてダミー信号を発生し、ハイレベルの個数とローレベルの個数との差0を含む所定範囲内にすることができる。また、所定区間内にダミー信号を付加するため、データ量が増加することはない。
なお、請求項2に記載したように、ダミー信号を発生することによりデジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数とを比率で表わしたときに、該比率(以下「H/L比率」という。)を30%乃至70%として、例えば50%に近づけることにより、エラーの発生をより確実に防止することができる。
また、請求項3に記載したように、ダミー信号の幅をデジタル信号の1ビットを表わす信号の半分以下とすることで、通常の信号とダミー信号とが識別しやすくなる。
更に、請求項4に記載したように、デジタル信号のハイレベル又はローレベルが所定数以上連続したときに、ダミー信号を発生する構成とすることができる。このような構成とすることでデジタル信号の直流成分を除去することができる。
請求項5記載の光送受信装置は、光を発光する発光手段と、1ビットがハイレベル又はローレベルで表わされたデジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数を所定区間毎に演算する演算手段と、前記演算手段で演算された前記個数に基づいて、前記所定区間の前記デジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数との差が0を含む所定範囲内の値になるように、前記デジタル信号の1ビットを表わす信号と区別できるデータ長のハイレベル又はローレベルのダミー信号を発生するダミー信号発生手段と、前記所定区間のデジタル信号に前記ダミー信号を付加して前記発光手段を駆動する駆動手段と、を備えた光送信装置と、光を受光してデジタル信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段で変換されたデジタル信号の1ビットのデータ長に基づいて、デジタル信号から前記ダミー信号を除去するダミー信号除去手段と、を備えた光受信装置と、を備えたことを特徴とする。
請求項1記載の光送信装置に加えて、このような光受信装置を備えることによって、ダミー信号を含むデジタル信号からダミー信号を除去し、元のデータを復元することが可能となる。
なお、請求項6に記載したように、ダミー信号を発生することによりデジタル信号のH/L比率を30%乃至70%として50%に近づけることにより、エラーの発生をより確実に防止することができる。
また、請求項7に記載したように、ダミー信号の幅をデジタル信号の1ビットを表わす信号の半分以下とすることで、通常の信号とダミー信号とが識別しやすく、ダミー信号の除去が容易になる。
更に、請求項8に記載したように、デジタル信号のハイレベル又はローレベルが所定数以上連続したときに、ダミー信号を発生する構成とすることができる。このような構成とすることでデジタル信号の直流成分を除去することができる。
請求項9記載の光伝送方法は、光送信装置から光受信装置へデータをデジタル信号として伝送する光伝送方法において、前記光送信装置から送信される1ビットがハイレベル又はローレベルで表わされたデジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数を所定区間毎に演算し、前記演算された前記個数に基づいて、前記所定区間の前記デジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数との差が0を含む所定範囲内の値になるように、前記デジタル信号の1ビットを表わす信号と区別できるデータ長のハイレベル又はローレベルのダミー信号を発生し、前記所定区間のデジタル信号に前記ダミー信号を付加し、前記光受信装置で受信したデジタル信号の1ビットのデータ長に基づいて、デジタル信号から前記ダミー信号を除去することを特徴とする。
この発明に係る光伝送方法は、光送信装置から送信するデータの所定区間毎のハイレベルの個数とローレベルの個数に基づいてダミー信号を発生し、光受信装置でダミー信号を除去する。このように送信する際にDC伝送とならないように送信するデジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数との差が0を含む所定範囲内の値になるようにデータにダミー信号を付加する。そして、受信後にダミー信号を除去して元のデータを復元することにより、データ中に直流成分が存在するために発生するエラーを回避することができる。
なお、請求項10に記載したように、ダミー信号を発生することによりデジタル信号のH/L比率を30%乃至70%として50%に近づけることにより、エラーの発生をより確実に防止することができる。
また、請求項11に記載したように、ダミー信号の幅をデジタル信号の1ビットを表わす信号の半分以下とすることで、通常の信号とダミー信号とが識別しやすく、ダミー信号の除去が容易になる。
更に、請求項12に記載したように、デジタル信号のハイレベル又はローレベルが所定数以上連続したときに、ダミー信号を発生する構成とすることができる。このような構成とすることでデジタル信号の直流成分を除去することができる。
また、請求項13記載の光送信装置は、光を発光する発光手段と、デジタル信号のハイレベルとローレベルとに応じて前記発光手段を点滅させるように制御するとともに、前記デジタル信号のハイレベル又はローレベルが、例えば所定時間以上連続している場合には、前記デジタル信号に応じて前記発光手段が点滅する最も短い点滅時間よりも短い点滅時間となるように点滅を前記発光手段にさせるように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、光伝送におけるデジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数を略同数に保つことにより、エラーの少ない光データ伝送が可能となり、かつ、ビットを付加して符号化処理する方法に比べて、データ長を長くする余分なビットを付加しない分だけ高速な光データ伝送が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態は、図1に示す画像読取装置1で読み取ったデータを、光ファイバ10を用いて画像出力装置11にデータ伝送する場合の適用例である。
図1には、本実施の形態に係る光伝送装置のブロック図が示されている。同図(A)は送信側の画像読取装置1を示し、同図(B)は受信側の画像出力装置11を示す。画像読取装置1及び画像出力装置11は、それぞれ全体の動作を司るCPU(中央演算処理装置)を有するコンピュータを含んで構成される。
図1(A)において、バッファメモリ2は画像読取装置1が読み取った画像を読取データとして一旦蓄積する記憶領域であり、演算回路3はバッファメモリ2に蓄積された画像データのある一定時間のデジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数をリアルタイムで演算する。演算の結果、ハイレベルの個数とローレベルの個数の差が所定の範囲内の場合には、ダミー信号は発生せず読取データをそのまま伝送データとする。差が所定の範囲外の場合には、ダミー信号発生回路4がダミー信号を発生させ、ハイレベルとローレベルの差が所定の範囲内となるように読取データにダミー信号を付加して伝送データを生成する。ドライバー回路5は送信側発光素子6を駆動し、送信側発光素子6は伝送データを光信号に変換し、光ファイバ10を介して受信側の画像出力装置11に送信する。
一方、図1(B)の画像出力装置11においては、光ファイバ10を介して受信した光信号である伝送データが受信側受光素子12によって電気信号(電流)に変換され、アンプ回路13によって増幅される。その後、画像読取装置1において発生されたダミー信号がダミー信号除去回路14によって伝送データから除去され、画像読取装置1による読取データと同じ出力データが復元される。
次に、ダミー信号の発生及び除去によるデータ変換方法について、図2乃至図4に示した読取画像、読取データ、伝送データ及び出力データの関係図に沿って説明する。
図2は、読取データ21のデジタル信号がハイレベル又はローレベルが所定数以上連続する直流成分が存在せず、ハイレベルとローレベルの個数の差が所定の範囲内、即ち、H/L比率が略50%である場合の、読取画像、読取データ及び伝送データの関係を示す。画像読取装置が読み取った読取画像20に画像データ(図の黒丸)が存在する場合には読取データはハイレベルとなり、画像データが存在しない空白の場合には読取データはローレベルとなる。同図においては、ハイレベル又はローレベルが所定数以上続くことはなく、ハイレベルとローレベルの個数は略同数であるので補正は不要となる。従って、ダミー信号は発生せず、伝送データ22及び出力データ23は読取データ21と同じとなる。
図3は、読取データ31にローレベルが所定数以上続き、ハイレベルとローレベルの個数の差が所定の範囲外となる場合の図である。このように所定数以上ローレベルが続く場合、即ち、読取画像30に空白データが続く場合には、1ビットを表わす信号と区別できる(例えば、1ビット長の半分以下の)パルスを発生させてハイレベル部分を作ることでダミー信号35を発生して、ハイレベルとローレベルの個数の差が所定の範囲内となるように補正して伝送データ32を生成する。このようにダミー信号35を1ビットを表わす信号と区別できるようにすることで、ダミー信号35を「1」を示す通常の信号として誤って検出することがなくなる。
ダミー信号35を発生した伝送データ32を受け取った受信側では、伝送データ32からダミー信号35を除去することによって読取データ31と同じ出力データ33を再生する。この際、上述のようにパルス幅により通常の信号とダミー信号35の識別が可能であるので、ダミー信号35を除去するフィルター処理が容易になる。
ダミー信号35の除去は、本実施の形態では一定パルス幅以下の信号をカットすることによって行うが、立ち上がりが一定時間以上遅れている信号をカットする等の方法でもよい。
図4は、読取データ41にハイレベルが所定数以上続き、ハイレベルとローレベルの個数の差が所定の範囲外となる場合の図である。このように所定数以上ハイレベルが続く場合、即ち、読取画像40に空白でない画像データが続く場合には、1ビットを表わす信号と区別できるようにパルス幅を短くして(例えば、1ビット長の半分以下として)単位パルス内にローレベル部分を作ることでダミー信号45を発生する。このようにダミー信号45を1ビットを表わす信号と区別できるようにすることで、ダミー信号45を「0」を示す通常の信号として誤って検出することがなくなる。
ダミー信号45を発生した伝送データ42を受け取った受信側では、伝送データ42からダミー信号45を除去し、除去した部分をハイレベルに修正することによって読取データ41と同じ出力データ43を再生する。この際、パルス幅により通常の信号とダミー信号45の識別が可能であるので、ダミー信号45を除去するフィルター処理が容易になる。
ここで、送信側のダミー信号発生回路4で実行されるダミー信号を発生する処理の流れを図5及び図6に示すフローチャートに沿って説明する。
図5のステップ500では、読取データを予め長さを定めた所定区間毎に演算回路3で演算されたデジタル信号のハイレベルとローレベルの個数を取り込む。
ステップ510では、演算したハイレベルとローレベルの個数の差が予め定めた所定範囲内か否か、例えばH/L比率が30%乃至70%かを判断する。差が所定範囲内であれば当該区間内のデジタル信号にはダミー信号を発生せずステップ550に進み、差が所定範囲外であればダミー信号を発生するためステップ520に進む。
ステップ520では、当該区間内のデジタル信号のハイレベルとローレベルのどちらが多いかを判定し、ローレベルが多い場合にはステップ530に進み、ハイレベルが多い場合にはステップ540に進む。
ステップ530では、ローレベルの信号が所定数以上連続しているため、ハイレベルとなるダミー信号を発生し、ステップ540では、ハイレベルの信号が所定数以上連続しているため、ローレベルとなるダミー信号を発生した後、ステップ550に進む。また、ステップ530及びステップ540では、ダミー信号の発生により所定区間内のH/L比率が30%乃至70%、好ましくは50%となる個数のダミー信号を発生する。
ステップ550では、全読取データの演算を終了したか否かを判定する。終了した場合にはダミー信号を発生したデータを伝送データとして処理を終え、終了してない場合にはステップ500に戻って次の区間の読取データに対して上述の処理を繰り返す。
図6は、図5のステップ530の所定範囲を超えてローレベルの個数がハイレベルの個数よりも多い場合にダミー信号を発生する処理の流れを更に詳細に示したフローチャートである。
ステップ600では、所定区間の読取データを1ビット毎にハイレベルかローレベルかをチェックする。
ステップ610では、チェック対象のビットがハイレベルであれば該ビットにはダミー信号は不要であるのでステップ640に進み、チェック対象のビットがローレベルであればダミー信号発生の要否を判定するためにステップ620に進む。
ステップ620では、ローレベルが予め定めた所定数以上連続しているかを判定し、連続していない場合には該ビットにはダミー信号を発生せずにステップ640に進み、連続している場合には該ビットにダミー信号を発生するためにステップ630に進む。
ステップ630では、対象ビットにダミー信号を発生した後に、ステップ640に進む。ダミー信号の発生は、ローレベルである対象ビットに1ビットを表わす信号と区別できるデータ長の短い(本実施の形態では、1ビット長の半分以下とする。)ハイレベル部分を生成することによって行う。また、ダミー信号の発生により所定区間内のH/L比率を30%乃至70%、好ましくは50%とするために必要な個数のダミー信号を発生する。
ステップ640では、所定区間内の全ビットの処理を終了したか否かを判定する。終了した場合には処理を終え、終了してない場合にはステップ600に戻って次のビットについて上述の処理を繰り返す。
なお、図6は、図5のステップ530の所定範囲を超えてローレベルの個数がハイレベルの個数よりも多い場合にダミー信号を発生する処理の流れを示すが、ステップ540の所定範囲を超えてハイレベルの個数がローレベルの個数よりも多い場合にも、図示は省略するがハイレベルが所定数以上連続している場合には、ローレベル部分を生成することで同様にダミー信号を発生する。
次に、受信側でダミー信号を除去する処理の流れを図7に示すフローチャートに沿って説明する。
ステップ700では、受信した伝送データを1ビット長毎にダミー信号の有無をチェックする。チェックは各ビット内に所定幅より短い(本実施の形態では、1ビット長の半分以下とする。)ハイレベル部分又はローレベル部分の有無を判断することによって行う。
ステップ710では、対象ビットにダミー信号が存在していない場合にはステップ730に進み、対象ダミー信号がある場合にはダミー信号を除去して元のデータを復元するためステップ720に進む。
ステップ720では、ダミー信号(即ち、所定幅より狭いハイレベル又はローレベルの信号)の除去を行う。ダミー信号の除去は、ダミー信号がハイレベルの場合にはステップ700で検出した所定幅より狭いハイレベル部分をローレベルに戻し、ダミー信号がローレベルの場合には所定幅より狭いローレベル部分をハイレベルに戻すことによって行う。このようにダミー信号を1ビット長より短くすることにより、ダミー信号を除去するフィルター処理が容易になる。
ステップ730では、受信した伝送データの全ビットの処理を終了したか否かを判断する。終了した場合にはダミー信号の除去処理を終え、終了してない場合にはステップ700に戻って次のビットに対して上述の処理を繰り返す。
以上、本実施の形態では、図1に示すような画像読取装置で読み取った信号を、光ケーブルを用いて画像出力装置にデータ伝送する場合の適用例を説明したが、適用範囲はこれに限定するものではなく、様々な箇所のデータ伝送に適用できる。例えば、図8に示すように、(A)スキャナからメイン基板へのデータ伝送、(B)複合機の操作パネル等のユーザインタフェースからメイン基板へのデータ伝送、(C)メイン基板からプリンタ等の画像出力装置へのデータ伝送等である。
本発明の実施の形態に係る光送信装置及び光受信装置のブロック図である。 ハイレベルとローレベルが略同数の場合のデータ関連図である。 ローレベルが所定数以上続く場合のデータ関連図である。 ハイレベルが所定数以上続く場合のデータ関連図である。 ダミー信号を発生する処理の流れを示すフローチャートである。 ダミー信号を発生する詳細な処理の流れを示すフローチャートである。 ダミー信号を除去する処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る構成図である。
符号の説明
1 画像読取装置
2 バッファメモリ
3 演算回路
4 ダミー信号発生回路
5 ドライバー回路
6 送信側発光素子
10 光ファイバ
11 画像出力装置
12 受信側受光素子
13 アンプ回路
14 ダミー信号除去回路
20,30,40 読取画像
21,31,41 読取データ
22,32,42 伝送データ
23,33,43 出力データ
35,45 ダミー信号

Claims (13)

  1. 光を発光する発光手段と、
    1ビットがハイレベル又はローレベルで表わされたデジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数を所定区間毎に演算する演算手段と、
    前記演算手段で演算された前記個数に基づいて、前記所定区間の前記デジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数との差が0を含む所定範囲内の値になるように、前記デジタル信号の1ビットを表わす信号と区別できるデータ長のハイレベル又はローレベルのダミー信号を発生するダミー信号発生手段と、
    前記所定区間のデジタル信号に前記ダミー信号を付加して前記発光手段を駆動する駆動手段と、
    を備えた光送信装置。
  2. 前記差が前記所定範囲内の値になるハイレベルの個数とローレベルの個数とを比率で表わしたとき、該比率を30%乃至70%とした請求項1記載の光送信装置。
  3. 前記ダミー信号の幅は前記デジタル信号の1ビットを表わす信号の幅の半分以下である請求項1又は請求項2記載の光送信装置。
  4. 前記ダミー信号発生手段は、前記デジタル信号のハイレベル又はローレベルが所定数以上連続したときに、ダミー信号を発生する請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の光送信装置。
  5. 光を発光する発光手段と、1ビットがハイレベル又はローレベルで表わされたデジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数を所定区間毎に演算する演算手段と、前記演算手段で演算された前記個数に基づいて、前記所定区間の前記デジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数との差が0を含む所定範囲内の値になるように、前記デジタル信号の1ビットを表わす信号と区別できるデータ長のハイレベル又はローレベルのダミー信号を発生するダミー信号発生手段と、前記所定区間のデジタル信号に前記ダミー信号を付加して前記発光手段を駆動する駆動手段と、を備えた光送信装置と、
    光を受光してデジタル信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段で変換されたデジタル信号の1ビットのデータ長に基づいて、デジタル信号から前記ダミー信号を除去するダミー信号除去手段と、を備えた光受信装置と、
    を含む光送受信装置。
  6. 前記差が前記所定範囲内の値になるハイレベルの個数とローレベルの個数とを比率で表わしたとき、該比率を30%乃至70%とした請求項5記載の光送受信装置。
  7. 前記ダミー信号の幅は前記デジタル信号の1ビットを表わす信号の幅の半分以下である請求項5又は請求項6記載の光送受信装置。
  8. 前記ダミー信号発生手段は、前記デジタル信号のハイレベル又はローレベルが所定数以上連続したときに、ダミー信号を発生する請求項5乃至請求項7の何れか1項記載の光送受信装置。
  9. 光送信装置から光受信装置へデータをデジタル信号として伝送する光伝送方法において、
    前記光送信装置から送信される1ビットがハイレベル又はローレベルで表わされたデジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数を所定区間毎に演算し、
    前記演算された前記個数に基づいて、前記所定区間の前記デジタル信号のハイレベルの個数とローレベルの個数との差が0を含む所定範囲内の値になるように、前記デジタル信号の1ビットを表わす信号と区別できるデータ長のハイレベル又はローレベルのダミー信号を発生し、
    前記所定区間のデジタル信号に前記ダミー信号を付加し、
    前記光受信装置で受信したデジタル信号の1ビットのデータ長に基づいて、デジタル信号から前記ダミー信号を除去する光伝送方法。
  10. 前記差が前記所定範囲内の値になるハイレベルの個数とローレベルの個数とを比率で表わしたとき、該比率を30%乃至70%とした請求項9記載の光伝送方法。
  11. 前記ダミー信号の幅は前記デジタル信号の1ビットを表わす信号の幅の半分以下である請求項9又は請求項10記載の光伝送方法。
  12. 前記ダミー信号は、前記デジタル信号のハイレベル又はローレベルが所定数以上連続したときに発生する請求項9乃至請求項11の何れか1項記載の光伝送方法。
  13. 光を発光する発光手段と、
    デジタル信号のハイレベルとローレベルとに応じて前記発光手段を点滅させるように制御するとともに、
    前記デジタル信号のハイレベル又はローレベルが連続している場合には、前記デジタル信号に応じて前記発光手段が点滅する最も短い点滅時間よりも短い点滅時間となるように点滅を前記発光手段にさせるように制御する制御手段と、
    を備えた光送信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102398536B1 (ko) * 2020-12-14 2022-05-16 한국광기술원 가시광 통신 기반의 광변조 장치 및 그 방법, 가시광 통신 시스템

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