JP2007134118A - トリガースイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】固定接点と可動接点間の接点状態に変化が生じても、接点間の接点状態を良好に維持することができる大電流用トリガースイッチを提供する。
【解決手段】バネ反転型の速入速断機能を活用して、スイッチオン時には反転バネ57の反転ポイント前に可動接点64a,64bを固定接点63A,67Aに十分接近させておき、反転ポイント後に速入するタイミングに合わせて、前記固定接点63A,67Aに連設している摺動板部81a,82aを補助接点83aが導通状態にすることで、前記補助接点83aは電位のない状態で導通状態にし、スイッチオフ時には、反転ポイント後に前記可動接点64a,64bを前記固定接点63A,67Aから離反すると共に、前記摺動板部81a,82aから前記補助接点83aの接触状態を外す。
【選択図】図1

Description

本発明は電動工具に搭載されているトリガースイッチに関するものであり、詳しくはAC及びDC大電流用に適したバネ反転型スイッチの接触機構を備えたトリガースイッチに関する。
従来のトリガースイッチについて、図面を参照して説明する。なお、説明において図面に向かって左側をスイッチの前、右側をスイッチの後ろとする。
トリガースイッチ50は、図16に示すように、操作部51と、2個の復帰バネ52と、カバー53と、プランジャー54と、ガイド板55と、2枚のプレート56a、56bと、反転バネ57と、反転部材58と、ストッパ部材59と、ストッパバネ60と、アクチュエータ61と、2個の端子62と、2個の固定接点63と、4個の可動接点64a、64bと、2個の可動接片65と、2個の接圧バネ66と、2個の固定接点67と、2個の端子68と、ケース69とを備えて構成されている。
上記各部品を図16に示す一点鎖線で示すように組み立てると、図17〜図21に示すようなスイッチが形成される。以下、図16〜図21を参照しながら、各部品の構成及び機能並びに各部品と他の部品との関係について説明する。
操作部51はトリガースイッチ50の使用者の手によって操作される部分であり、上から押圧すればスイッチオンとなり、離せばスイッチオフとなるようになっている。
この操作部51は、手の形に彎曲した上面と、この上面と一体形成された左右側面及び前面と、開放された後面及び下面とからなり、全体として中空のケース状に形成されている。操作部51の後部の左右側面には2つの穴51aが設けられており、カバー53の最後部に設けられた突起53aと係合しこれにより操作部51とカバー53とを連結する。
また操作部51の左右側面には、2つの軸受穴51bが設けられており、ここには後述するプランジャー54の回転軸54eが回動自在に嵌合する。また操作部51の両側面には使用の便宜上瓢箪形の貫通孔51cが設けられている。更に、操作部51の上板内側には復帰バネ52の上端を保持するための2個の突起51d(図19参照)が設けられている。
2個のコイル状復帰バネ52は、常時伸長方向に付勢されており、それらの上端は操作部51の突起51dにより固定され、それらの下端は後述するカバー53の底部に設けられた2個の突起53bにより固定されている。
カバー53は、図17〜図21に示すように、より更に詳細に解かるように、前半部と後半部とで機能が分かれている。後半部は図19に示すように、突起53bにより復帰バネ52の下端を保持するとともに、操作部51の後端部と結合する機能を有する。
カバー53の前半部は、図21に示すように、ケース69の蓋の役割を持ちプランジャー54を覆っている。カバー53の最前部に設けられた傾斜部53dは、その内部でプランジャー54の尖った先端部54dが前後に動くための空間を形成している。
カバー53の左右側板は、図17及び図18に示すように、ケース69の左右の側板の外側に被せられ、2個の貫通孔53eにケース69の2個の爪69aが嵌合することによりカバー53とケース69とは結合するようになっている。
プランジャー54は、図16に示すように、棒部54aと、この棒部54aの後端に固定された後部ブロック54bと、棒部54aの前端に固定された矩形の台状(下駄状)部材54cと、この台状部材54cの前部に一体成形された先端が尖ったほぼ三角形の先端部54dと、台状部材54cの後部において下方へ突き出た第1の突起54gと、台状部材54cの下面に取り付けられたガイド板55の中央から下方へ突き出る突起55a(図21参照)と、パッキン54fとからなる。
後部ブロック54bの左右側面には回転軸54eが形成されており、操作部51の軸受穴51bと嵌合している。操作部51の回動運動は軸受穴51bを通じて後部ブロック54bに伝達される。棒部54aは後部ブロック54bの前後方向の動作を台状部材54cに伝達する。
先端部54dは、台状部材54cの左右方向中央部材から突き出た側面がほぼ鋭角三角形の板状部材であり、その上面を横から見た輪郭はカバー53の傾斜部53dの内面と合致するようになっている。先端部54dの下面は段差のある2つの水平面とそれら2つの水平面を繋ぐ傾斜面とを有している。即ち、先端から中央部までの第1の水平面と、第1の水平面の終端から下方へ広がる直線的な第1の傾斜面と、第1の傾斜面の終端から続く第2の水平面と、第2の水平面の終端から上方へ狭まり台状部材54cに至る第2の傾斜面とで形成されている。
先端部54dの下面の上記形状は、後述するストッパ部材59の先端と常に当接しており、これによりストッパ部材59の上下運動を支配する機能を有すると共に接点のオン/オフのタイミングと重大な関係を有する。
プランジャー54の第1の突起54gは、後述する反転部材58の突起58eを動かす役割をする。ガイド板55に係合した突起55aはプレート56aと係合することにより反転バネ57の上端と連結されている。
パッキン54fは、棒部54aを通す中心穴を有し、カバー53とケース69の接合面に嵌め込まれプランジャー54の前後方向の動きによるスイッチ内部への塵埃の侵入を防止する。
ガイド板55は、プランジャー54の台状部材54cの下面の歯の間に嵌めこまれる矩形板であり、その中央に設けられた四角い開口孔55bに突起55a(図21参照)を係合させ、この突起55aの先端がプレート56aと係合している。
2個の円板状のプレート56a、56bのうちの上方のプレート56aは、中央に突起55a(図21参照)よりやや大きい直径の窪みを有している。この窪みに突起55aの先端が接することによりプレート56aは独楽のように自在に傾斜することができるようになっている。プランジャー54の前後方向の動きは突起55aからプレート56aを通じて反転バネ57の上端に伝達される。
2個の円板状のプレート56a、56bのうちの下方のプレート56bは、その中央に反転部材58に設けられた突起よりやや大きい直径の窪みを有している。この窪みに反転部材58の突起の丸い先端を接することによりプレート56bは独楽のように自在に傾斜することができるようになっている。
コイル状の反転バネ57は、2個のプレート56a、56b間に所定の圧力で挟設されており、プレート56aがプランジャー54により動かされると前後方向に曲がりスプリング力を蓄積する。最もスプリング力を蓄積した状態を反転ポイントという。
反転部材58は、カバー53の左右方向内幅より小さい長さを有する矩形状の板を長さ方向と直角方向に円弧状に曲げて形成された湾曲板58aと、この湾曲板58aの内面にプレート56bの直径よりやや大きな間隔で直設された左右2枚の隔板58bと、湾曲板58aの中心部分の外面に沿って設けられた細長いピニオン58cと、2枚の隔板58bの各上端部に設けられた突起58dと、ピニオン58cの後端部に一体成形された突起58eと、2個の隔板58bの中間部に形成された上記ピニオン58cとの前端部に一体成形された突起58fとからなる。
2枚の隔板58bは反転バネ57を収容する。ピニオン58cは後述するアクチュエータ61のラック部61aと噛合することにより、反転部材58の回動運動をアクチュエータ61の直線運動に変換する機能を有する。突起58dはカバー53の上面内側に設けられた2つの穴と係合し、これにより反転部材58の回転中心を形成している。
反転部材58は、反転バネ57により常に圧力を受けている。この圧力は、反転バネ57の反転ポイントにおいて最も大きい。
ストッパ部材59は、L形の部材であってその垂直部分はケース69の最前部の左右方向中央に設けられた垂直溝にスライド自在に嵌め込まれている。この垂直部の上端面には後方へ下がる傾斜面59bが形成されている。この上端面はプランジャー54の先端部54dの上記下面と当接している。
ストッパ部材59の水平部はケース69の底面に平行に後方へ突き出している。水平部の先端部の上面には前から後へ下がる傾斜を持つ鉤部59aが一体成形されている。この鉤部59aはアクチュエータ61のロック部85(図21参照)と係合することになる。
ストッパバネ60は、ストッパ部材59の垂直部の下部に設けられた穴に収納され、常にストッパ部材59を上方へ付勢する機能を有する。従って、ストッパ部材59は、プランジャー54が前後に動くと、先端部54dの下面の形状に従って上下運動を行う。
即ち、図21に示すように、ストッパ部材59の垂直部の上端がプランジャー54の先端部54dの下面の第2の水平面と当接している時はストッパ部材59はストッパバネ60に反して押下げられているが、先端部54dが後方へ移動するにつれストッパバネ60の伸長力により垂直部の先端は第1の傾斜面に沿って上昇する。そして、垂直部の上端が先端部54dの第1の水平面に当接している間はストッパ部材59は上方に止まる。
なお、上記先端部54dの下面の水平面及び傾斜面の各長さは、ストッパ部材59の鉤部59aとアクチュエータ61のロック部85との係合時間、即ち、スイッチオフ時の接点離反のタイミングを考慮して設計されている。
アクチュエータ61は、上記反転部材58のピニオン58cと噛合するラック部61aと、ラック部61aの左右両側に固定された2個の箱状のガイド部61bと、この2個のガイド部61bの各前端にそれぞれ取り付けられた2個の可動接片65と、これら可動接片65の前面上下にそれぞれ取り付けられた左右2個づつ合計4個の可動接点64a、64bと、箱状のガイド部61bの中に収容され可動接片65を後方から押圧する接圧バネ66と、ラック部61aの下面に一体成形されたアクチュエータガイドのロック部85(図21参照)とを有している。
上記構成からなるアクチュエータ61は、ケース69に前後方向に敷設されたアクチュエータガイドの上を反転部材58に駆動され可動接片65を伴って前後方向に水平移動することにより本発明に係るスイッチの本来機能である接点切替機能を有する。即ち、アクチュエータ61が前方向に移動すると可動接片65の可動接点64a、64bは後述する固定接点63及び67と接触し、後方向に移動すると可動接点64a、64bは固定接点63、67から離れることになる。
2個の端子62は、ケース69の内空の前壁の下部両側に固定されている。固定接点63は、各端子62の端子穴に後方を向いて固定されている。この2個の固定接点63は、アクチュエータ61の4個の可動接点64a、64bの内の下方の2個の接点64bと対応する。
一方、アクチュエータ61の4個の可動接点64a、64bの内の上方の2個の接点64aと対応する2個の固定接点67は2個の端子68の前端部に後ろを向いて固定されている。この端子68は、図16に示すように、Z字状のアームを有し、そのアームの下端部はケース69の最後部の左右下部に固定され、その上端部は前方上方へ伸びており、ここに上記固定接点67が固定されている。
ケース69は箱状をなし、内空部は前壁と後壁と側壁に囲まれている。側壁は2重になっており、この2枚の側板の間に端子68のアームが収容されるようになっている。
可動接点64a、64bと固定接点63、67との接触は上記プランジャー54、反転部材58、アクチュエータ61等の連携動作からなるスイッチの接触機構により遅入速断で行われる。
以下、上記スイッチの接触機構の動作を図22〜図32を参照しながら説明する。なお、図22〜図32の各図において(1)、(2)は同一の状態における断面を示し、(1)は主として可動接点と固定接点の位置関係を示し、(2)は反転部材58及びアクチュエータ61の位置関係を示している。
図22において、スイッチが操作されていない初期状態において、復帰バネ52のバネ力によりプランジャー54は矢印Aの方向に付勢されている。しかし、プランジャー54の先端部54dはカバー53の内壁により抑えられているので動くことはできない。この状態で、反転部材58は反転バネ57により押圧され反時計方向に付勢され、従って、アクチュエータ61はB方向へ付勢されているがいずれも動くことはできない。
図23に示すように、操作部51を操作し矢印C方向に動かすと、プランジャー54の後部ブロック54bはD方向に引っ張られ、従って、台状部材54c及びこの台状部材54cの下部に設置されたガイド板55に係合されている突起55aもD方向に引っ張られる。そこで、突起55aがプレート56aを後方へ押して反転バネ57を圧縮し始める。しかし、まだ反転部材58には現状を保持する方向に力が掛かっている。
図24に示すように、操作部51を更にC方向に動かすと、プランジャー54は更にD方向に動かされ、プランジャー54の先端部54dの下面に沿ってストッパ部材59が上昇する。プランジャー54が更にD方向に動くと、プランジャー54の突起54gと反転部材58の突起58eとが当接する。この時反転部材58はまだ反転バネ57により現状を保つ方向に押圧されている。
操作部51を更にC方向に動かすと、図25に示すように、プランジャー54は更にD方向に引っ張られプランジャー54の突起54gが反転部材58の突起58eを後方へ押す。反転部材58は矢印Eの方向に回動し、反転部材58のピニオン58cと噛合しているラック部61aが矢印F方向に水平移動する。その結果、可動接点64a、64bと固定接点63、67との接点ギャップは縮小する。しかし、反転バネ57が、まだ反転ポイントを超えていないため、反転部材58は完全に反転しない。
操作部51を更にC方向に動かすと、図26に示すように、プランジャー54は更にD方向に引っ張られ、従って、ガイド板55に係合されている突起55aは反転バネ57の上端をD方向へ引っ張る。そこで反転バネ57の蓄積エネルギーは反転ポイントに到達する。
反転バネ57の反転ポイントにおいて反転バネ57の伸長力により反転部材58は矢印E方向に強く回動する。それに伴いアクチュエータ61も矢印F方向に強く前進し、その結果、ロック部85がストッパ部材59の鉤部59aの斜面をストッパバネ60の圧力に抗して乗り越えていく。そして、アクチュエータ61はその先端面89がケース69の壁に当接する位置まで動いて停止する。
この時、可動接点64a、64bと固定接点63、67は接触し、スイッチはオンとなる。しかも、可動接点64はアクチュエータ61内の接圧バネ66により可動接点64の接触圧力を保持する。この場合、接点ギャップが十分小さくなってからオンとなるのでバウンシングは非常に小さくなる。
なお、接圧バネ66の圧力よりも反転バネ57が反転部材58を押圧する圧力の方が強くなるように設定されているから、アクチュエータ61が矢印F方向と反対、即ち、可動接点64a、64bと固定接点63、67との接触圧が減少する方向に動くことはない。
図27は操作部51を一杯に押したフルストロークの状態を示す。この時、反転部材58は矢印E方向、アクチュエータ61は矢印F方向へ付勢された状態を維持し、また、可動接点64a、64bは接圧バネ66を圧縮する状態を保持し、可動、固定接点間の接点圧は一定に保持されているため振動等に影響されることはない。
次に、スイッチオフのため図28に示すように操作部51を押圧する力を減少すると、復帰バネ52の力により操作部51は矢印H方向に動くと同時にプランジャー54の後部ブロック54bが矢印I方向へ押される。すると、ガイド板55に係合している突起55aがプレート56aを前方へ押圧することにより反転バネ57を圧縮し始める。しかし、この状態では、反転部材58はまだそのまま矢印E方向に付勢されたまま保持される。
図29に示すように、操作部51が矢印H方向に更に動いて来ると、プランジャー54は更に矢印I方向へ動き、その結果反転バネ57の反転ポイントに近づく。この付近の位置になると、アクチュエータ61の接圧バネ66の力と相まって、反転部材58は一気に反転する方向に付勢されようとすると共に、可動接点64a、64bと固定接点63、67との間の接点圧を減少させようとする。
しかし、このようにアクチュエータ61を後方へ動かそうとする力が働いても、ストッパバネ60により押圧されているストッパ部材59の鉤部59aとアクチュエータ61のロック部85との係合による施錠状態により、アクチュエータ61は後方へ動くことはできない。従って、可動接点64a、64bと固定接点63、67との間の接点圧は保持されたままとなる。
図30は更に操作部51が矢印H方向に動いた状態を示す。この状態では、反転バネ57は反転ポイントを越えて反転部材58を矢印K方向に回動させようとするが、図29の場合と同様に、ストッパ部材59の鉤部59aとアクチュエータ61のロック部85との係合による施錠状態によりアクチュエータ61は後方へ動くことはできず、従って、スイッチオンの状態が維持される。
また、プランジャー54が矢印I方向へ動くに従い、先端部54dの下面の形状に沿ってストッパ部材59の上端がストッパバネ60の弾力に抗して徐々に下降する。
図31に示すように、操作部51が更に矢印H方向に動くと、プランジャー54が矢印I方向に動き、先端部54dの下面の傾斜面がストッパ部材59の上端をストッパバネ60の弾力に抗して押圧し、その結果、ストッパ部材59の鉤部59aが降下してロック部85を施錠状態から解除する。
この時、上述のように、既に反転バネ57は反転ポイントを越えてエネルギーが最大に蓄積しているため、アクチュエータ61が開放されたことにより反転部材58は瞬間的に矢印K方向に回動し、ピニオン58cと噛合しているアクチュエータ61を矢印J方向へ急激に動かす。これにより、可動接点64a、64bと固定接点63、67との間は急速に離れスイッチオフ状態となり、図22に示すような初期状態にもどる。
このスイッチは、可動接点64a、64bと固定接点63、67との接点が離れる時、仮に軽溶着を起こした場合でも、スイッチの寿命で完全溶着しない限り下記のように接点を引き離す強制引き離し機構も有している。
可動接点64a、64bと固定接点63、67が軽接着した場合、図32に示すように、操作部51が矢印H方向に動きプランジャー54が矢印I方向に動き、プランジャー54の先端部54dの下面がストッパ部材59を下方に押し込み、その結果、鉤部59aとロック部85との間のロック状態が解除され、しかも、反転バネ57が反転ポイントを越えたにも関わらずスイッチがオフすることができない状態となる。
しかし、プランジャー54が復帰バネ52の力により矢印I方向へ更に押され、その結果、プランジャー54の突起54iと反転部材58の突起58fとが当接し反転部材58を矢印K方向に回動させる。そこで、アクチュエータ61は反転部材58により矢印J方向に動かされ、可動接点64a、64bは固定接点63、67から引き離される。
特開2003−162930号公報(第5頁〜8頁 第5図)
しかしながら、従来技術で説明したスイッチは、AC及びDCの大電流用に適するような構造となっているが、相当数の開閉操作を行うと接点が消耗し、接点表面が荒れ、接触が不安定になってしまうという問題がある。
従って、開閉操作を相当行って接点が荒れ、接触が不安定になっても良好な接点状態を維持できるような接点機構に解決しなければならない課題を有する。
上記課題を解決するために、本願発明のトリガースイッチは、次に示す構成にすることである。
(1)トリガースイッチは、開口面を有すると共に箱状に形成されたケース内に同一方向を向いて配置された一対の固定接点と、前記一対の固定接点と接触/離反する可動接点及び該可動接点を後方から押圧する押圧バネを有するアクチュエータと、前記アクチュエータを駆動する回動自在な反転部材と、前記反転部材に一端を接続され他端をプランジャーに係合するコイル状の反転ポイントを持つ反転バネと、前記プランジャーを動かす操作部とを有し、前記操作部を押圧/解除することにより前記可動接点を前記一対の固定接点に接触/離反させてスイッチオン/オフとするバネ反転型スイッチにおいて、スイッチオン時に、反転ポイント前に前記アクチュエータを一定量動かして接点間隔を縮めておきその後、前記反転部材が反転することにより前記可動接点を前記一対の固定接点に接触させると共に、前記アクチュエータに備えた補助接点が前記一対の固定接点のうち一方の固定接点と連設されている摺動板部と他方の固定接点と連設されている摺動板部とを跨ぐようにして電気的に接触させ、スイッチオフ時に、前記反転ポイント前に前記アクチュエータの動きを制止しておき、その後反転ポイント後に前記アクチュエータの制止を解除することにより前記可動接点を前記固定接点から離反すると共に、前記アクチュエータに備えた補助接点が前記一対の固定接点のうち一方の固定接点と連設されている摺動板部と他方の固定接点と連設されている摺動板部とを跨ぐようにして電気的に接触させた状態から外すことである。
(2)前記反転部材に形成されたピニオンと、前記アクチュエータに形成されたラックとを備えることを特徴とする(1)に記載のトリガースイッチ。
(3)前記プランジャーに設けられた突起と、前記反転部材に設けられた突起とを備え、前記操作部を押圧した時前記プランジャーの突起が前記反転部材の突起を押圧して前記反転バネの力に抗して前記反転部材を回動させることにより前記アクチュエータを動かし前記可動接点を固定接点に接近させることを特徴とする(1)に記載のトリガースイッチ。
(4)前記プランジャーの先端部の下面に設けられたゆるやかな段差を持つ面と、該段差面と常に当接するストッパ部材と、該ストッパ部材に設けられた鉤部と、該ストッパ部材を上方に付勢するストッパバネと、前記アクチュエータに設けられた突起とを備え、前記ストッパ部材は前記プランジャーの段差面に沿って動くことにより前記ストッパ部材の鉤部と該アクチュエータの突起との係合状態を施錠状態又は開放状態に置くことを特徴とする(1)に記載のトリガースイッチ。
(5)スイッチオンの時、前記ストッパ部材は上昇しており、前記アクチュエータの突起は前記ストッパ部材の鉤部の上を乗り越えて進み可動接点と固定接点とを接触させ、その時、前記鉤部と前記アクチュエータの突起との係合状態は施錠状態となることを特徴とする(2)に記載のトリガースイッチ。
(6)前記施錠状態において、操作部をスイッチオフの方向に動かし前記プランジャーを動かし、前記反転バネの反転ポイントを越えても前記プランジャーの先端部の下面の形状によりしばらく解放状態にならず、更に前記反転バネが反転ポイントを越えて操作部をスイッチのオフ方向に動かした時、前記プランジャーの先端部の下面によりストッパ部材は下降し前記ロック手段は解放状態となり、その結果、前記アクチュエータは即座に移動し、可動接点は固定接点から瞬時に離れスイッチオフとなることを特徴とする(1)に記載のトリガースイッチ。
本発明のトリガースイッチは、バネ反転型の速入速断機能を活用して、スイッチオン時にはバネの反転ポイント前に可動接点を固定接点に十分接近させておき反転ポイント後に速入するタイミングに合わせて、一対の固定接点に連設している摺動板部を補助接点が導通状態にすることで、補助接点は電位のない状態で導通状態にすることができ、これで可動接点と固定接点間の接点状態に変化が生じても、この補助接点で良好に接点状態を維持することができるため、結果として固定接点と可動接点との接点状態を良好に維持することができる。
本願発明に係るトリガースイッチの実施形態について、図面を参照して説明する。尚、従来技術で説明したものと同じものには同一符号を付与して説明する。
本願発明のトリガースイッチは、従来技術で説明したトリガースイッチと略同一形状をなし、特に外観は同じ形態であるので、従来技術で引用した図面を参照して説明し、相違するのはアクチュエータに補助接点を備えると共に固定接点を有する端子の板部を長く形成することで補助接点がこの板部を跨いで導通を図る構成にした点において相違する。これら相違点を中心にして説明し、その他の詳細については従来技術で説明したものを参照にする。なお、説明において図面に向かって左側をスイッチの前、右側をスイッチの後ろとする。
本願発明のトリガースイッチ50は、図1に示すように、手の握力で操作できる操作部51と、操作部51の内部に収容されている2個の復帰バネ52と、操作部51の操作状態を伝達する機構であるプランジャー54を内部に収容してなるカバー53と、操作部51の操作状態をアクチュエータ61に伝達するプランジャー54と、反転部材58を反転ガイドするガイド板55と、反転バネ57の両端に備える2枚のプレート56a、56bと、反転部材58を操作部51の操作状態に基づいて反転させる反転バネ57と、アクチュエータ61を回動方向と同一方向に直線移動させる反転部材58と、アクチュエータ61を可動接片65a、65bが接触した状態にしてロックするストッパ部材59と、ストッパバネ60と、反転部材58の回動動作に基づいて回動方向と同一方向に直線移動するアクチュエータ61と、外部と電気的に接続する2個の第1、第2の端子62A、62Bと、2個の固定接点63A、63Bと、可動接片65a、65bに2個づつ取り付けられ合計して4個の可動接点64a、64bと、可動接点64a、64bを備え接圧バネ66a、66bで常時付勢されている2個の可動接片65a、65bと、可動接片65a、65bを常時付勢した状態に維持する2個の接圧バネ66a、66bと、第3、第4の端子68A、68Bに設けた2個の固定接点67A、67Bと、外部と電気的に接続する2個の第3、第4の端子68A、68Bと、絶縁性部材で形成され上部開口の箱型形状に形成されたケース69とを備えて構成されている。
上記各部品を図1に示す一点鎖線で示すように組み立てると、図2〜図6に示すようなスイッチが形成される。以下、図1、図2、図3、図17、図18、図21を参照しながら、各部品の構成及び機能並びに各部品と他の部品との関係について説明する。
操作部51はトリガースイッチ50の使用者の手によって操作される部分であり、上から押圧すればスイッチオンとなり、離せばスイッチオフとなるようになっている。
この操作部51は、手の形に彎曲した上面と、この上面と一体形成された左右側面及び前面と、開放された後面及び下面とからなり、全体として中空のケース状に形成されている。操作部51の後部の左右側面には2つの穴51aが設けられており、カバー53の最後部に設けられた突起53aと係合しこれにより操作部51とカバー53とを連結する。
また操作部51の左右側面には、2つの軸受穴51bが設けられており、ここには後述するプランジャー54の回転軸54eが回動自在に嵌合する。また操作部51の両側面には使用の便宜上瓢箪形の貫通孔51cが設けられている。更に、操作部51の上板内側には復帰バネ52の上端を保持するための2個の突起51d(図2参照)が設けられている。
2個のコイル状復帰バネ52は、常時伸長方向に付勢されており、それらの上端は操作部51の突起51d(図2参照)により固定され、それらの下端は後述するカバー53の底部に設けられた2個の突起53b(図2参照)により固定されている。
カバー53は、図1、図2〜図3に示すように、前半部と後半部とで機能が分かれている。後半部は図2及び図3に示すように、突起53bにより復帰バネ52の下端を保持するとともに、操作部51の後端部と結合する機能を有する。
カバー53の前半部はケース69の蓋の役割を持ちプランジャー54を覆っている。カバー53の最前部に設けられた傾斜部53dは、その内部でプランジャー54の尖った先端部54dが前後に動くための空間を形成している。
カバー53の左右側板は、図17及び図18に示すように、ケース69の左右の側板の外側に被せられ、2個の貫通孔53eにケース69の2個の爪69aが嵌合することによりカバー53とケース69とは結合するようになっている。
プランジャー54は、図1、図2及び図3に示すように、棒部54aと、この棒部54aの後端に固定された後部ブロック54bと、棒部54aの前端に固定された矩形の台状(下駄状)部材54cと、この台状部材54cの前部に一体成形された先端が尖ったほぼ三角形の先端部54dと、台状部材54cの後部において下方へ突き出た第1の突起54gと、台状部材54cの下面に取り付けられた金属製のガイド板55の中央から下方へ突き出る突起55a(図3参照)と、パッキン54fとからなる。
後部ブロック54bの左右側面には回転軸54e(図1参照)が形成されており、操作部51の軸受穴51bと嵌合している。操作部51の回動運動は軸受穴51bを通じて後部ブロック54bに伝達される。棒部54aは後部ブロック54bの前後方向の動作を台状部材54cに伝達する。
先端部54dは、台状部材54cの左右方向中央部材から突き出た側面がほぼ鋭角三角形の板状部材であり、その上面を横から見た輪郭はカバー53の傾斜部53dの内面と合致するようになっている。先端部54dの下面は段差のある2つの水平面とそれら2つの水平面を繋ぐ傾斜面とを有している。即ち、先端から中央部までの第1の水平面と、第1の水平面の終端から下方へ広がる直線的な第1の傾斜面と、第1の傾斜面の終端から続く第2の水平面と、第2の水平面の終端から上方へ狭まり台状部材54cに至る第2の傾斜面とで形成されている。
先端部54dの下面の上記形状は、後述するストッパ部材59の先端(傾斜面59b)と常に当接しており、これによりストッパ部材59の上下運動を支配する機能を有すると共に接点のオン/オフのタイミングと重大な関係を有する。
ガイド板55に係合した突起55aはプレート56aと係合することにより反転バネ57の上端と連結されている。
パッキン54fは、棒部54aを通す中心穴を有し、カバー53とケース69の接合面に嵌め込まれプランジャー54の前後方向の動きによるスイッチ内部への塵埃の侵入を防止する。
ガイド板55は、プランジャー54の台状部材54cの下面の歯の間に嵌めこまれる矩形板であり、その中央に設けられた四角い開口孔55bに突起55a(図3参照)を係合させ、この突起55aの先端がプレート56aと係合している。
2個の円板状のプレート56a、56bのうちの上方のプレート56aは、中央に突起55a(図21参照)よりやや大きい直径の窪みを有している。この窪みに突起55aの先端が当接することによりプレート56aは独楽のように自在に傾斜することができるようになっている。プランジャー54の前後方向の動きは突起55aからプレート56aを通じて反転バネ57の上端に伝達される。
2個の円板状のプレート56a、56bのうちの下方のプレート56bは、その中央に反転部材58に設けられた突起よりやや大きい直径の窪みを有している。この窪みに反転部材58の突起の丸い先端を接することによりプレート56bは独楽のように自在に傾斜することができるようになっている。
コイル状の反転バネ57は、2個のプレート56a、56b間に所定の圧力で挟設されており、プレート56aがプランジャー54により動かされると前後方向に曲がりスプリング力を蓄積する。最もスプリング力を蓄積した状態を反転ポイントという。
反転部材58は、カバー53の左右方向内幅より小さい長さを有する矩形状の板を長さ方向と直角方向に円弧状に曲げて形成された湾曲板58aと、この湾曲板58aの内面にプレート56bの直径よりやや大きな間隔で直設された左右2枚の隔板58bと、湾曲板58aの中心部分の外面に沿って設けられた細長いピニオン58cと、2枚の隔板58bの各上端部に設けられた突起58dとからなる。
2枚の隔板58bは反転バネ57を収容する。ピニオン58cは後述するアクチュエータ61のラック部61cと噛合することにより、反転部材58の回動をアクチュエータ61の前後方向の直線運動に変換する機能を有する。突起58dはカバー53の上面内側に設けられた2つの穴と係合し、これにより反転部材58の回転中心を形成している。
反転部材58は、反転バネ57により常に圧力を受けている。この圧力は、反転バネ57の反転ポイントにおいて最も大きい。
ストッパ部材59は、全体がL字形状に形成され、その垂直部分はケース69の最前部の左右方向中央に設けられた垂直溝にスライド自在に嵌め込まれている。この垂直部の上端面には後方へ下がる傾斜面59bが形成されている。この上端面はプランジャー54の先端部54dの上記下面と当接している。
ストッパ部材59の水平部はケース69の底面に平行に後方へ突き出している。水平部の先端部の上面には前から後へ下がる傾斜を持つ鉤部59aが一体成形されている。この鉤部59aはアクチュエータ61のロック部85(図5参照)と係合することになる。
ストッパバネ60は、ストッパ部材59の垂直部の下部に設けられた穴に収納され、常にストッパ部材59を上方へ付勢する機能を有する。従って、ストッパ部材59は、プランジャー54が前後に動くと、先端部54dの下面の形状に従って上下運動を行う。
即ち、例えば、図2に示すように、ストッパ部材59の垂直部の上端がプランジャー54の先端部54dの下面の第2の水平面と当接している時はストッパ部材59はストッパバネ60に反して押下げられているが、先端部54dが後方へ移動するにつれストッパバネ60の伸長力により垂直部の先端は第1の傾斜面に沿って上昇する。そして、垂直部の上端が先端部54dの第1の水平面に当接している間はストッパ部材59は上方に止まる。
なお、上記先端部54dの下面の水平面及び傾斜面の各長さは、ストッパ部材59の鉤部59aとアクチュエータ61のロック部85との係合時間、即ち、スイッチオフ時の接点離反のタイミングを考慮して設計されている。
アクチュエータ61は、図1、図4及び図5に示すように、上記反転部材58のピニオン58cと噛合する水平方向にラック88を並べて形成されたラック部61cと、ラック部61cの左右両側に一体成形された2個の箱状のガイド部61a、61bと、この2個のガイド部61a、61bの各前端にそれぞれ取り付けられた可動接片65a、65bと、これら可動接片65a、65bの前面上下にそれぞれ取り付けられた左右2個づつ合計4個の可動接点64a、64bと、箱状のガイド部61a、61bの中に収容され可動接片65a、65bを後方から押圧する接圧バネ66a、66bと、ガイド部61a、61bの下部位置下面に一体成形された補助接点83a、83bを補助バネ84a、84bのバネ圧で付勢した状態で係合する補助接点係合部61d、61eを備えた構成になっている。そして、このガイド部61a、61bの可動接片65a、65bを接圧バネ66a、66bの付勢力で常時付勢されて保持されている先端部分が先端係止部89a、89bであり、可動接片65a、65bの可動接点64a、64bが固定接点63A、(63B)、67A(、67B)(図14参照)に接触してから更に押し込まれて接圧バネ66a、66bによる付勢力を強くしたときのストッパとしての機能を有する。
ラック部61cの底面には、ストッパ部材59の鉤部59aとロックするための片側傾斜した凸部で形成したロック部85(図5参照)を設け、同じ底面でロック部85と反対側の端部に係合凸部86を設けた構造となっている。このロック部85と係合凸部86とで挟まれた底面には別部材のスライダー87を取り付ける構造となっている。
補助接点83a、83bは、導電性部材で略コ字状に形成されており、そのコ字状の片方端部が補助接点係合部61d、61eの係合孔89に挿入されたときに、抜止めできる鍔を先端部に形成され、中央端部の外面が接触片として機能すると共に内面に補助バネ84a、84bを係合するようにして、補助接点係合部61d、61eに片持ち状態で係合する構造となっている。
上記構成からなるアクチュエータ61は、ケース69に前後方向に敷設されたアクチュエータガイドの上を反転部材58に駆動され可動接点64a、64bを伴って前後方向に水平移動することにより本発明に係るスイッチの本来機能である接点切替機能を有する。即ち、アクチュエータ61が前方向に移動すると可動接点64a、64bは後述する固定接点63A及び67Aと接触し、後方向に移動すると可動接点64a、64bは固定接点63A、67Aから離れることになる。
第1の端子62Aは、図6に示すように、導電性部部材をL字状に折り曲げて形成されており、中央に螺合孔90aを有する平板に形成した外部接続端子部90bを備え、その外部接続端子部90bを直角に折り曲げて形成された基部90c、この基部90cの左側端部を更に直角に折り曲げて係合板部90dを形成し、更にその折り曲げた係合板部90dと連設する面を直角に折り曲げて接点63Aを備えた接点部90eとし、この接点部90eの下部端を更に直角方向に折り曲げて補助接点摺動板部81Aを形成した構成となっている。
第2の端子62Bは、第1の端子62Aと対称な形状になっており、導電性部部材をL字状に折り曲げて形成されており、中央に螺合孔90aを有する平板に形成した外部接続端子部90bを備え、その外部接続端子部90bを直角に折り曲げて形成された基部90c、この基部90cの右側端部を更に直角に折り曲げて係合板部90dを形成し、更にその折り曲げた係合板部90dと連設する面を直角に折り曲げて接点63Bを備えた接点部90eとし、この接点部90eの下部端を更に直角方向に折り曲げて補助接点摺動板部81Bを形成した構成となっている。
第3の端子68Aは、接点67Aを有する平板の接点部90eを有し、この接点部90eの左端部を直角方向に折り曲げて折り曲げ部分を係合板部90dとし、この係合板部90dに連設した略四角形状の平板部90fを形成し、この平板部90fの接点部90eより最遠の位置の端部を直角に折り曲げて補助接点摺動板部82Aを形成し、この補助接点摺動板部82Aの右端部を直角に折り曲げて外部端子を螺合する螺合孔90aを有する外部接続端子部90bを備えた構成になっている。
第4の端子68Bは、第3の端子68Aと対称な形状になっており、接点67Bを有する平板の接点部90eを有し、この接点部90eの右端部を直角方向に折り曲げ、この折り曲げ部分を係合板部90dとし、この係合板部90dに連設した略四角形状の平板部90fを形成し、この平板部90fの接点部90eより最遠の位置の端部を直角に折り曲げて補助接点摺動板部82Bを形成し、この補助接点摺動板部82Bの右端部を直角に折り曲げて外部端子を螺合する螺合孔90aを有する外部接続端子部90bを備えた構成になっている。
ケース69は、図6に示すように、上述した固定接点63A、63B、67A、67Bを備えた第1〜第4の端子62A、62B、68A、68Bを配置固定し、かつ可動接点64a、64bを備えたアクチュエータ61を収容して直線状に動かすもので、絶縁性樹脂で形成され上部を開口にした箱状に形成され、その内部は、第1〜第4の端子62A、62B、68A、68Bを収納することができる4つの部屋が形成されており、第1の端子62Aの外部接続端子部90bを外側に配置する支持壁91aを備え、長手方向の内壁92aとこの支持壁91aと、中央に設けた線条の凸部を形成するアクチュエータガイド93とで挟まれた空間が第1の端子収容部94を形成する。この第1の端子収容部94とアクチュエータガイド93を超えた隣接する位置が同じく長手方向の内壁92bと、支持壁91b、アクチュエータガイド93で挟まれた空間に第2の端子収容部95を形成する。
そして、第1の端子収容部94と対向する位置で、第3の端子68Aの外部接続端子部90bを外側に向け、アクチュエータガイド93と内壁92aとで挟まれた空間に第3の端子収容部96を形成する。
更に、第2の端子収容部95と対向する位置で、第4の端子68Bの外部接続端子部90bを外側に向け、アクチュエータガイド93と内壁92bとで挟まれた空間に第4の端子収容部97を形成する。
このような構成からなるケース69に第1〜第4の端子62A、62B、68A、68Bを係合固定するには、先ず、図7に示すように、第1の端子62Aを第1の端子収容部94に収容する。即ち、第1の端子62Aの外部接続端子部90bを内壁92aのスリットに係合させて押し込むことで固定接点63Aが内側を向いた状態で配置固定される。
次に、図8に示すように、第2の端子62Bを第2の端子収容部95に収容する。即ち、第2の端子62Bの外部接続端子部90bを内壁92bのスリットに係合させて押し込むことで固定接点63Bが内側を向いた状態で配置固定される。更に、第3の端子68Aを第3の端子収容部96に収容する。即ち、第3の端子68Aの外部接続端子部90bを内壁92aのスリットに係合させて押し込むことで固定接点67Aが内側を向いた状態で配置固定される。
次に、図9に示すように、第4の端子68Bを第4の端子収容部97に収容する。即ち、第4の端子68Bの外部接続端子部90bを内壁92bのスリットに係合させて押し込むことで固定接点67Bが内側を向いた状態で配置固定される。
このようにして4つの端子62A、62B、68A、68Bをケース69内に収納固定することにより、固定接点63A、63B、67A、67Bが同一方向を向いた状態で配置され、且つ補助接点が摺動する補助接点摺動板部81A、81B、82A、82Bをケース69の底面に配置される。この状態で、アクチュエータをケース69の開口部から入れることにより可動接点が固定接点に対峙した状態で配置され、且つ補助接点が補助接点摺動板部の上部に接触した状態で配置される。
可動接点64a、64bと固定接点63、67との接触は上記プランジャー54、反転部材58、アクチュエータ61等の連携動作からなるスイッチの接触機構により遅入速断で行われる。
以下、本発明に係る上記スイッチの接触機構の動作を図10〜図14を参照しながら説明する。
図10において、スイッチが操作されていないOFFの状態のときは、復帰バネ52のバネ力によりプランジャー54は矢印Aの方向に付勢されている。しかし、プランジャー54の先端部54dはカバー53の内壁により抑えられているので動くことはできない。この状態で、反転部材58は反転バネ57により押圧され反時計方向に付勢され、従って、アクチュエータガイド93にのっているアクチュエータ61はB方向へ付勢されているがいずれも動くことはできない。このとき、補助接点83aは、第3の端子68Aの補助接点摺動板部82A上に接触した状態を維持して停止している。同じく、図示していないが、補助接点83bも、第4の端子68Bの補助接点摺動板部82B上に接触した状態を維持して停止している。
この状態で、操作部51を引き込んでC方向に動かすと、図11に示すように、プランジャー54はD方向に引っ張られることにより、反転部材58の反転バネ57の上部端に位置する突起55aが同じD方向(図で右方向)へ引っ張る。そこで反転バネ57の蓄積エネルギーは反転ポイントに到達する。
反転バネ57の反転ポイントにおいて反転バネ57の伸長力により反転部材58は矢印E方向に強く回動する。反転部材58が矢印Eの方向(図で左方向)に回動すると、反転部材58のピニオン58cと噛合しているラック部61cのラック88が矢印E方向に水平移動する。その結果、可動接点64a、64bと固定接点67A、63Aとが接触する。このとき、いまだ補助接点83aは第3の端子68Aの補助接点摺動板部82Aとケース69の仕切り部分とに接触した状態である。また、ストッパ部材59の鉤部59aの上部にアクチュエータ61のロック部85が載った状態となっているため、固定接点67A、63Aと可動接点64a、64bの接触状態は操作部51の押し込み操作具合に基づくもので接触状態はロックされていないし、又、接圧バネ66aによる可動接点64a、64bの付勢力は常時の付勢力である。
更に操作部が押し込まれると、図12に示すように、固定接点67A、63Aと可動接点64a、64bが接触した状態でアクチュエータ61がさらに水平移動することにより、接圧バネ66aが圧縮され、固定接点67A、63Aと可動接点64a、64bの接触圧が更に強まる。同時に補助接点83aが第3の端子68Aの補助接点摺動板部82aと第1の端子62Aの補助接点摺動板部81aとを跨いだ状態になり接触させる。このとき固定接点67A、63Aと可動接点64a、64bは接触しているため、補助接点摺動板部81a、82aの間には電位がないため補助接点にはアークが発生しないため接点荒れも発生しない。
更に、操作部51が押し込まれると、図13に示すように、今度は補助接点83aで補助接点摺動板部82Aと補助接点摺動板部81Aとを接触した状態にして、鉤部59Cにロック部85が嵌まり込んでアクチュエータ61の水平方向の押す方向の動きをロック状態にすることで、固定接点と可動接点は接圧バネ66aによる付勢力を一定状態に維持してロックされた状態の接触を維持することできる。
更に、操作部51を押し込んでフルストロークの場合には、図14に示すように、アクチュエータ61が水平方向に動いて鉤部59Cとロック部85の状態は少々外れるが、ロック状態は維持された状態であり、固定接点67A、63Aと可動接点64a、64bの接触状態は維持され、且つ補助接点83aの接触状態も維持された状態を保持する。
このようにして、操作部51がオンされた状態が維持されると、固定接点67A、63Aと可動接点64a、64bがロックされた状態が維持され且つ補助接点83aが摺動板部81A、82Aを跨いだ状態で電気的に接触した状態を維持することができるのである。
さて、操作部51を押し込んでフルストロークの状態から手の押し込んでいる状態を緩めて操作部51を離す方向に動かすと、操作部51に設けてある復帰バネ52の復帰により操作部が元の状態に戻ろうとし、プランジャー54の先端部54dが図において左方向に動きストッパー部59の頂部の傾斜面59bを押す。そうすると、ストッパ部59の鉤部59cとロックされているロック部85が外れ、接圧バネ66a、66bの復帰力により固定接点67A、63Aと可動接点64a、64bの接点状態が外れる方向に動く。この状態のときに更に操作部51が元の状態に戻るとプランジャー54に引っ張られて反転部材58が元の状態に回動反転することで固定接点67A、63Aと可動接点が離反する。
但し、可動接点64a、64bと固定接点67A、63Aが離れる前に、補助接点83aは摺動板部81A、82Aを跨いだ電気的に接触している状態からアクチュエーター61が動くことで補助接点83aが動くため、摺動板部81A、82Aの間には電位がないため補助接点83aにはアークが発生しないため、接点荒れも発生しない。
以上、操作部51を操作することで固定接点67A、63Aと可動接点64a、64bを接触させ、且つ補助接点83aを接触させることを時系列に説明したが、補助接点83aを加えたこと以外のスイッチの接続機構は従来技術で説明したものと同様であるので説明不足のものはそちらの説明したもので補充することができる。
図15に示すものは、本願発明のトリガースイッチ50を備えた電動工具を示したもので、片手の把持する位置にトリガースイッチ50を収納し、外部からAC電圧を供給するようにし、トリガースイッチ50を操作することでモータMを回転させ、変速ギヤGを通じて回転させる。
バネ反転型の速入速断機能を活用して、スイッチオン時にはバネの反転ポイント前に可動接点を固定接点に十分接近させておき反転ポイント後に速入するタイミングに合わせて、一対の固定接点に連設している摺動板部を補助接点が導通状態にすることで、補助接点は電位のない状態で導通状態にすることができ、これで接点間の接点状態に変化が生じても、この補助接点で良好に接点状態を維持することができるため、結果として固定接点と可動接点との接点状態を良好に維持することができるトリガースイッチを提供する。
本発明に係るトリガースイッチの一実施例の分解斜視図である。 同、トリガースイッチの横一部断面図である。 同、トリガースイッチの横一部断面図である。 同、トリガースイッチを構成する一部のアクチュエータの斜視図である。 同、トリガースイッチを構成する一部のアクチュエータの斜視図である。 同、トリガースイッチを構成する一部のケースの斜視図である。 同、トリガースイッチを構成するケースに端子を収納する様子を示した説明図である。 同、トリガースイッチを構成するケースに端子を収納する様子を示した説明図である。 同、トリガースイッチを構成するケースに端子を収納する様子を示した説明図である。 同、操作部がOFF時のスイッチの状態を示した説明図である。 同、操作部を操作して接点が接触したときのスイッチの状態を示した説明図である。 同、操作部を操作して接点が接触したときに更に押し込んで補助接点が摺動板部を電気的に接触させた状態を示した説明図である。 同、操作部を操作して接点が接触し更に補助接点が接触させて、更に押し込んでストッパーがロックした状態を示す説明図である。 同、操作部を操作してフルストロークの状態を示した説明図である。 同、トリガースイッチを備えた電動工具を示した説明図である。 従来技術におけるトリガースイッチの分解斜視図である。 トリガースイッチの側面図である。 トリガースイッチの全体斜視図である。 従来技術におけるトリガースイッチの横一部断面図である。 従来技術におけるトリガースイッチの横一部断面図である。 従来技術におけるトリガースイッチの接触機構の横一部断面図である。 従来技術におけるトリガースイッチの接触機構の動作を説明する横一部断面図である。 従来技術におけるトリガースイッチの接触機構の動作を説明する横一部断面図である。 従来技術におけるトリガースイッチの接触機構の動作を説明する横一部断面図である。 従来技術におけるトリガースイッチの接触機構の動作を説明する横一部断面図である。 従来技術におけるトリガースイッチの接触機構の動作を説明する横一部断面図である。 従来技術におけるトリガースイッチの接触機構の動作を説明する横一部断面図である。 従来技術におけるトリガースイッチの接触機構の動作を説明する横一部断面図である。 従来技術におけるトリガースイッチの接触機構の動作を説明する横一部断面図である。 従来技術におけるトリガースイッチの接触機構の動作を説明する横一部断面図である。 従来技術におけるトリガースイッチの接触機構の動作を説明する横一部断面図である。 従来技術におけるトリガースイッチの接触機構の動作を説明する横一部断面図である。
符号の説明
50 トリガースイッチ
51 操作部
51a 穴
51b 軸受穴
51c 貫通孔
51d 突起
52 復帰バネ
53 カバー
53a 突起
53b 突起
53d 傾斜部
53e 貫通孔
54 プランジャー
54a 棒部
54b 後部ブロック
54c 台状部材
54d 先端部
54e 回転軸
54g 第1の突起
54f パッキン
55 ガイド板
55a 突起
55b 開口孔
56a プレート
56b プレート
57 反転バネ
58 反転部材
58a 湾曲板
58b 隔板
58c ピニオン
58d 突起
59 ストッパ部材
59a 鉤部
60 ストッパバネ
61 アクチュエータ
61a ガイド部
61b ガイド部
61c ラック部
61d 補助接点係合部
61e 補助接点係合部
62A 第1の端子
62B 第2の端子
63A 固定接点
63B 固定接点
64a 可動接点
64b 可動接点
65a 可動接片
65b 可動接片
66a 接圧バネ
66b 接圧バネ
67A 固定接点
67B 固定接点
68A 第3の端子
68B 第4の端子
69 ケース
69a 爪
81A 摺動板部
82A 補助接点摺動板部
82B 補助接点摺動板部
83a 補助接点
83b 補助接点
84a 補助バネ
84b 補助バネ
85 ロック部
86 係合凸部
87 スライダー
88 ラック
89a 先端係止部
89b 先端係止部
90a 螺合孔
90b 外部接続端子部
90c 基部
90d 係合板部
90e 接点部
91a 支持壁
91b 支持壁
92a 内壁
93 アクチュエータガイド
94 第1の端子収容部
95 第2の端子収容部
96 第3の端子収容部
97 第4の端子収容部

Claims (6)

  1. 開口面を有すると共に箱状に形成されたケース内に同一方向を向いて配置された一対の固定接点と、
    前記一対の固定接点と接触/離反する可動接点及び該可動接点を後方から押圧する押圧バネを有するアクチュエータと、
    前記アクチュエータを駆動する回動自在な反転部材と、
    前記反転部材に一端を接続され他端をプランジャーに係合するコイル状の反転ポイントを持つ反転バネと、
    前記プランジャーを動かす操作部とを有し、
    前記操作部を押圧/解除することにより前記可動接点を前記一対の固定接点に接触/離反させてスイッチオン/オフとするバネ反転型スイッチにおいて、
    スイッチオン時に、反転ポイント前に前記アクチュエータを一定量動かして接点間隔を縮めておきその後、前記反転部材が反転することにより前記可動接点を前記一対の固定接点に接触させると共に、前記アクチュエータに備えた補助接点が前記一対の固定接点のうち一方の固定接点と連設されている摺動板部と他方の固定接点と連設されている摺動板部とを跨ぐようにして電気的に接触させ、
    スイッチオフ時に、前記反転ポイント前に前記アクチュエータの動きを制止しておき、その後反転ポイント後に前記アクチュエータの制止を解除することにより前記可動接点を前記固定接点から離反すると共に、前記アクチュエータに備えた補助接点が前記一対の固定接点のうち一方の固定接点と連設されている摺動板部と他方の固定接点と連設されている摺動板部とを跨ぐようにして電気的に接触させた状態から外すこと
    を特徴とするトリガースイッチ。
  2. 前記反転部材に形成されたピニオンと、前記アクチュエータに形成されたラックとを備えること
    を特徴とする請求項1に記載のトリガースイッチ。
  3. 前記プランジャーに設けられた突起と、前記反転部材に設けられた突起とを備え、前記操作部を押圧した時前記プランジャーの突起が前記反転部材の突起を押圧して前記反転バネの力に抗して前記反転部材を回動させることにより前記アクチュエータを動かし前記可動接点を固定接点に接近させること
    を特徴とする請求項1に記載のトリガースイッチ。
  4. 前記プランジャーの先端部の下面に設けられたゆるやかな段差を持つ面と、該段差面と常に当接するストッパ部材と、該ストッパ部材に設けられた鉤部と、該ストッパ部材を上方に付勢するストッパバネと、前記アクチュエータに設けられた突起とを備え、前記ストッパ部材は前記プランジャーの段差面に沿って動くことにより前記ストッパ部材の鉤部と該アクチュエータの突起との係合状態を施錠状態又は開放状態に置くこと
    を特徴とする請求項1に記載のトリガースイッチ。
  5. スイッチオンの時、前記ストッパ部材は上昇しており、前記アクチュエータの突起は前記ストッパ部材の鉤部の上を乗り越えて進み可動接点と固定接点とを接触させ、その時、前記鉤部と前記アクチュエータの突起との係合状態は施錠状態となること
    を特徴とする請求項4に記載のトリガースイッチ。
  6. 前記施錠状態において、操作部をスイッチオフの方向に動かし前記プランジャーを動かし、前記反転バネの反転ポイントを越えても前記プランジャーの先端部の下面の形状によりしばらく解放状態にならず、更に前記反転バネが反転ポイントを越えて操作部をスイッチのオフ方向に動かした時、前記プランジャーの先端部の下面によりストッパ部材は下降し前記ロック手段は解放状態となり、その結果、前記アクチュエータは即座に移動し、可動接点は固定接点から瞬時に離れスイッチオフとなること
    を特徴とする請求項1に記載のトリガースイッチ。









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