JP2007133711A - 食材情報配信システム、食材情報配信方法及び食材情報配信用プログラム並びに情報記録媒体 - Google Patents

食材情報配信システム、食材情報配信方法及び食材情報配信用プログラム並びに情報記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】食材を購入中の使用者に対して、体脂肪率との環形でその使用者の意思に適応した食材情報を迅速且つ効率的に提供し、その結果としてその使用者が目的とする食材の買物を迅速且つ効率的に行わせることが可能な食材食材情報提供システムを提供する。
【解決手段】把持部8を検出電極とする体脂肪率算出部5をショッピングカートCTに備える。リーダDMによりICタグ6内のカート識別情報を検出することにより当該リーダDMが設置されている設置位置にショッピングカートCTが接近したか否かを検出・識別し、ショッピングカートCTが展示台Dに接近したことが検出されたとき、展示台D上の食材に対応する体脂肪率を考慮した食材情報を、ショッピングカートCT上のディスプレイ2を用いて提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、食材情報配信システム、食材情報配信方法及び食材情報配信用プログラム並びに情報記録媒体の技術分野に属し、より詳細には、例えば食料品店等の店舗内で買物をしている者に対して食材に関する食材情報を提供する食材情報配信システム及び食材情報配信方法、当該食材情報配信システムにおいて用いられる食材情報配信用プログラム並びに当該食材情報配信用プログラムを記録した情報記録媒体の技術分野に属する。
従来、例えば大型の食料品店において食料品を購入する場合、そのときに購入すべき食料品の種類や数を紙片等に記録して携行し、それを見ながら、その内容とそのときに当該食料品店において勧めているお買い得の食料品等とを比較考慮しながら買物をするのが一般的である。
そしてこの場合、買物をする者は、その時のお買い得品が何かを一品目毎に値段や量を比較しながら探す必要があった。またこのときには、単に値段が安いだけでなくその鮮度や産地等を一つ一つ目視で確認しながら実際に購入する食料品を決める必要がある。
一方、近年における健康重視の傾向に鑑み、健康状態を示すバロメータの一つとして、いわゆる体脂肪率が注目されている。ここで、体脂肪とは、一般には「体内に蓄積された脂肪」のことを言うとされており、皮下脂肪及び内臓脂肪を含む概念である。また体脂肪率とは、「体重に占める脂肪の重さの割合」を言うものとされており、以下の説明でも「体脂肪」及び「体脂肪率」については夫々上述した意味で用いる。
そして、上記体脂肪率は肥満の程度を知るバロメータとされており、それを適正値に保つべく日々の食材を工夫することが一般に行われつつある。
しかしながら、上述した従来の買物の形態では、買物をする使用者に対する負担が過大になり、また、近年多くなる傾向にあるいわゆる纏め買いの場合には、購入すべき食料品も多品種多数に及ぶため、上記体脂肪率を考慮して食材を選ぼうとしても無駄な買物をしたり、或は必要なものが購入できないなど、効率的に買物ができない場合があると言う問題点があった。
なお、上述した如き買物の際の利便性を高める工夫として、例えば下記特許文献1に記載のカート装置がある。これは、商品バーコードを読み取り、ホストから価格データを受信してそのときにカートに入れられている商品の合計金額を当該カート上に表示可能としたものであるが、この技術は、買物をする使用者に対して単に商品金額や合計金額を提供するに止まるものであり、買物に役立つ体脂肪率に関連する情報を提供したり、またこれにより購買意欲を向上させようとするものではない。
特開平2−236698号公報(第1図及び第2図)
そこで、本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題は、食材を購入中の使用者に対して、体脂肪率との環形でその使用者の意思に適応した食材情報を迅速且つ効率的に提供し、その結果としてその使用者が目的とする食材の買物を迅速且つ効率的に行わせることが可能な食材情報配信システム及び食材情報配信方法、当該食材情報配信システムにおいて用いられる食材情報配信用プログラム並びに当該食材情報配信用プログラムを記録した情報記録媒体を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、端末装置と、食材情報配信装置と、により構成される食材情報配信システムであって、前記端末装置は、食材情報の提供を受ける使用者の体脂肪率を測定する体脂肪率算出部等の測定手段と、前記測定された体脂肪率を示す体脂肪率情報と、前記使用者を他の前記使用者から識別する識別情報と、を、前記食材情報配信装置に送信する無線インターフェース等の送信手段と、前記食材情報配信装置から送信されて来た前記食材情報を前記使用者に告知するディスプレイ等の告知手段と、を備えると共に、前記食材情報配信装置は、前記食材情報を蓄積するデータベース等の蓄積手段と、前記蓄積されている食材情報の中から、前記送信されて来た体脂肪率情報に対応する食材情報を抽出するCPU等の抽出手段と、前記送信されて来た識別情報に基づき、当該識別情報を送信して来た前記端末装置に前記抽出された食材情報を返信する無線インターフェース等の返信手段と、を備える。
よって、体脂肪率情報に適応した食材情報が抽出されて使用者の手元に届くので、体脂肪率の調整のための食材情報を簡易な方法で取得することができる。
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に食材情報配信システムにおいて、前記端末装置は、前記食材情報に対応する食材が販売されている店舗内を前記使用者と共に移動するショッピングカートに備えられており、前記測定手段は、当該ショッピングカートを移動させる際に前記使用者が把持する当該ショッピングカートの把持部を検出電極として当該使用者の前記体脂肪率を電気的に測定する測定手段であり、更に前記識別情報は、前記使用者が移動させている前記ショッピングカートを他の前記ショッピングカートから識別するカート識別情報であるように構成される。
よって、種々の食材が販売されている店舗内の備えられたショッピングカートにおいて自動的にその使用者の体脂肪率を測定し、その測定結果に適応した食材情報が当該ショッピングカート上の端末装置に配信されるので、当該使用者は、買物をしながら自己の体脂肪率と必要は食材との関係を把握しつつ短時間且つ効果的に必要な食材を購入することができる。
上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の食材情報配信システムにおいて、前記告知手段は、前記使用者が携帯する携帯電話等の携帯型告知手段であるように構成される。
よって、告知手段が携帯型であるので、端末装置を構成するショッピングカート自体の構成を簡略化することができる。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の食材情報配信システムにおいて、前記端末装置は、前記ショッピングカートに備えられた記憶手段であって当該ショッピングカートに対応する前記カート識別情報を記憶するICタグ等の移動記憶手段を更に備え、前記食材情報配信装置は、前記店舗内に固定設置され且つ前記記憶手段に対して非接触であるリーダ等の固定検出手段と、前記固定検出手段により前記移動記憶手段から前記カート識別情報を検出することにより、当該固定検出手段が固定設置されている前記店舗内の設置位置に当該移動記憶手段を備える前記ショッピングカートが接近したか否かを検出し且つ当該接近したことが検出された前記ショッピングカートを他の前記ショッピングカートから識別するCPU等の接近識別手段と、を更に備え、前記抽出手段は、いずれかの前記ショッピングカートが前記設置位置に接近したことが検出され且つ当該接近したことが検出された前記ショッピングカートが識別されたとき、当該設置位置及び前記送信されて来た体脂肪率情報に対応する前記食材情報を抽出し、更に前記返信手段は、前記送信されて来たカート識別情報に基づき、当該カート識別情報を送信して来た前記端末装置に前記抽出された食材情報を返信するように構成される。
よって、非接触の移動記憶手段と固定検出手段との協働によりショッピングカートの店舗内位置を特定し、その位置と当該使用者の体脂肪率とに対応した食材情報を提供するので、その使用者の食材購入を効果的に補助することができる。
上記の課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項2又は3に記載の食材情報配信システムにおいて、前記端末装置は、前記カート識別情報を記憶する記憶手段と、位置対応情報を受信するカート受信手段と、前記受信した位置対応情報と、前記記憶しているカート識別情報と、前記体脂肪率情報と、を関連付けて前記食材情報配信装置に送信する送信手段と、を更に備え、前記食材情報配信装置は、前記店舗内に固定設置され且つ当該固定設置された前記店舗内の位置に対応する前記位置対応情報を放射する放射手段と、前記端末装置から送信されて来た前記位置対応情報、前記カート識別情報及び前記体脂肪率情報を受信する装置受信手段と、を更に備え、前記抽出手段は、当該送信されて来た位置対応情報及び体脂肪率情報に対応する前記食材情報を抽出し、更に前記返信手段は、前記送信されて来たカート識別情報に基づき、当該カート識別情報を送信して来た前記端末装置に前記抽出された食材情報を返信するように構成される。
よって、非接触のカート受信手段と放射手段との協働によりショッピングカートの店舗内位置を特定し、その位置と当該使用者の体脂肪率とに対応した食材情報を提供するので、その使用者の食材購入を効果的に補助することができる。
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の食材情報配信システムにおいて、前記食材情報には、当該食材情報が対応する前記食材の前記店舗内における陳列位置を示す位置情報が含まれており、前記告知手段は、当該位置情報及び当該陳列位置まで前記ショッピングカートを案内する案内情報を告知するように構成される。
よって、食材情報内に案内情報が含まれているので、店舗内において推奨される食材の陳列位置まで使用者をスムーズに誘導することができる。
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の食材情報配信システムにおいて、前記食材情報には、当該食材情報に含まれている前記食材を用いた料理の調理法を示すレシピ情報を含むように構成される。
よって、食材情報内に対応するレシピ情報が含まれているので、食材購入後の調理についても考慮しつつ、適切な食材を購入する補助を行うことができる。
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、端末装置と、前記端末装置に配信されるべき食材情報を蓄積するデータベース等の蓄積手段を備える食材情報配信装置と、により構成される食材情報配信システムにおいて実行される食材情報配信方法であって、前記端末装置において、食材情報の提供を受ける使用者の体脂肪率を測定する測定工程と、前記端末装置において、前記測定された体脂肪率を示す体脂肪率情報と、前記使用者を他の前記使用者から識別する識別情報と、を前記食材情報配信装置に送信する送信工程と、前記食材情報配信装置において、前記蓄積されている食材情報の中から、前記送信されて来た体脂肪率情報に対応する食材情報を抽出する抽出工程と、前記食材情報配信装置において、前記送信されて来た識別情報に基づき、当該識別情報を送信して来た前記端末装置に前記抽出された食材情報を返信する返信工程と、前記端末装置において、前記食材情報配信装置から送信されて来た前記食材情報を前記使用者に告知する告知工程と、を含む。
よって、体脂肪率情報に適応した食材情報が抽出されて使用者の手元に届くので、体脂肪率の調整のための食材情報を簡易な方法で取得することができる。
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、請求項8に食材情報配信方法において、前記端末装置は、前記食材情報に対応する食材が販売されている店舗内を前記使用者と共に移動するショッピングカートに備えられており、前記識別情報は、前記使用者が移動させている前記ショッピングカートを他の前記ショッピングカートから識別するカート識別情報であり、前記測定工程においては、当該ショッピングカートを移動させる際に前記使用者が把持する当該ショッピングカートの把持部を検出電極として当該使用者の前記体脂肪率を電気的に測定するように構成される。
よって、種々の食材が販売されている店舗内の備えられたショッピングカートにおいて自動的にその使用者の体脂肪率を測定し、その測定結果に適応した食材情報が当該ショッピングカート上の端末装置に配信されるので、当該使用者は、買物をしながら自己の体脂肪率と必要は食材との関係を把握しつつ短時間且つ効果的に必要な食材を購入することができる。
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の端末装置に含まれる端末装置コンピュータを、前記測定手段、前記送信手段、及び、前記告知手段、として夫々機能させる。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の前記蓄積手段を備える食材情報配信装置に含まれる配信装置コンピュータを、前記抽出手段、及び、前記返信手段、として夫々機能させる。
よって、体脂肪率情報に適応した食材情報が抽出されて使用者の手元に届くように端末装置コンピュータ及び配信装置コンピュータが夫々機能するので、体脂肪率の調整のための食材情報を簡易な方法で取得することができる。
上記の課題を解決するために、請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の端末装置用プログラムが前記端末装置コンピュータにより読取可能に記録されている。
また、請求項13に記載の発明は、請求項11に記載の食材配信装置用プログラムが前記配信装置コンピュータにより読取可能に記録されている。
よって、請求項12に記載の発明に係る端末装置用プログラムを当該端末装置コンピュータで読み出して実行すると共に、請求項13に記載の発明に係る配信装置用プログラムを当該配信装置コンピュータで読み出して実行することにより、体脂肪率情報に適応した食材情報が抽出されて使用者の手元に届くように当該端末装置コンピュータ及び当該配信装置コンピュータが夫々機能するので、体脂肪率の調整のための食材情報を簡易な方法で取得することができる。
請求項1に記載の発明によれば、体脂肪率情報に適応した食材情報が抽出されて使用者の手元に届くので、体脂肪率の調整のための食材情報を簡易な方法で取得することができる。
従って、体脂肪率を基準としてその使用者に適した食材情報を提供できることで、当該使用者の購買意欲を促進して食材の売上向上に資することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、種々の食材が販売されている店舗内の備えられたショッピングカートにおいて自動的にその使用者の体脂肪率を測定し、その測定結果に適応した食材情報が当該ショッピングカート上の端末装置に配信されるので、当該使用者は、買物をしながら自己の体脂肪率と必要は食材との関係を把握しつつ短時間且つ効果的に必要な食材を購入することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加えて、告知手段が携帯型であるので、端末装置を構成するショッピングカート自体の構成を簡略化することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明の効果に加えて、非接触の移動記憶手段と固定検出手段との協働によりショッピングカートの店舗内位置を特定し、その位置と当該使用者の体脂肪率とに対応した食材情報を提供するので、その使用者の食材購入を効果的に補助することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明の効果に加えて、非接触のカート受信手段と放射手段との協働によりショッピングカートの店舗内位置を特定し、その位置と当該使用者の体脂肪率とに対応した食材情報を提供するので、その使用者の食材購入を効果的に補助することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項4又は5に記載の発明の効果に加えて、食材情報内に案内情報が含まれているので、店舗内において推奨される食材の陳列位置まで使用者をスムーズに誘導することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、食材情報内に対応するレシピ情報が含まれているので、食材購入後の調理についても考慮しつつ、適切な食材を購入する補助を行うことができる。
請求項8に記載の発明によれば、体脂肪率情報に適応した食材情報が抽出されて使用者の手元に届くので、体脂肪率の調整のための食材情報を簡易な方法で取得することができる。
従って、体脂肪率を基準としてその使用者に適した食材情報を提供できることで、当該使用者の購買意欲を促進して食材の売上向上に資することができる。
請求項9に記載の発明によれば、請求項8に記載の発明の効果に加えて、種々の食材が販売されている店舗内の備えられたショッピングカートにおいて自動的にその使用者の体脂肪率を測定し、その測定結果に適応した食材情報が当該ショッピングカート上の端末装置に配信されるので、当該使用者は、買物をしながら自己の体脂肪率と必要は食材との関係を把握しつつ短時間且つ効果的に必要な食材を購入することができる。
請求項10及び11に夫々記載の発明によれば、体脂肪率情報に適応した食材情報が抽出されて使用者の手元に届くように端末装置コンピュータ及び配信装置コンピュータが夫々機能するので、体脂肪率の調整のための食材情報を簡易な方法で取得することができる。
従って、体脂肪率を基準としてその使用者に適した食材情報を提供できることで、当該使用者の購買意欲を促進して食材の売上向上に資することができる。
請求項12及び13に夫々記載の発明によれば、請求項12に記載の発明に係る端末装置用プログラムを当該端末装置コンピュータで読み出して実行すると共に、請求項13に記載の発明に係る配信装置用プログラムを当該配信装置コンピュータで読み出して実行することにより、体脂肪率情報に適応した食材情報が抽出されて使用者の手元に届くように当該端末装置コンピュータ及び当該配信装置コンピュータが夫々機能するので、体脂肪率の調整のための食材情報を簡易な方法で取得することができる。
従って、体脂肪率を基準としてその使用者に適した食材情報を提供できることで、当該使用者の購買意欲を促進して食材の売上向上に資することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する各実施形態は、食料品店において食料品等を購入する際に用いる、いわゆるショッピングカートを含み、当該ショッピングカートを伴って買物をする使用者に対して食材情報を提供する食材情報配信システムに対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
(I)第1実施形態
始めに、本発明に係る第1実施形態について、図1乃至図7を用いて説明する。なお、図1及び図2は第1実施形態に係る食材情報配信システムの概要構成を示す図であり、図3は当該食材情報配信システムに含まれるデータベースの構成を示す図であり、図4は当該食材情報配信システムにより情報に提供を受けつつ買物をする際の各構成部材の機能を示すフローチャートであり、図5乃至図7は当該食材情報配信システムを活用して買物を行っている際に後述するディスプレイに表示される画面を夫々例示する図である。
先ず、第1実施形態に係る食材情報配信システムについて、図1を用いて概念的に説明する。
図1(a)に示すように、当該食材情報配信システムS1は、端末装置T1が搭載されたショッピングカートCT1と、当該ショッピングカートCT1が移動する食料品店内の売り場毎に設けられた複数の展示台Dと、各端末装置T1に対する後述する情報の提供を一括して制御する中央処理装置SS1と、各端末装置T1と中央処理装置SS1とを無線通信により接続する無線ネットワークLと、により構成されている。
そして、上記ショッピングカートCT1には、後述する如きいわゆる移動記憶手段としてのIC(Integrated Circuit)タグ6が備えられており、このICタグ6には、当該ICタグ6が備えられたショッピングカートCT1をその食料品店に備えられている全てのショッピングカートCT1から識別するためのカート識別情報が記録されている。なお、当該カート識別情報は、そのICタグ6が備えられたショッピングカートCT1に備えられた上記端末装置T1内の後述するCPU1内にも同一のものが記憶されている。
また、端末装置T1には、当該端末装置T1が備えられているショッピングカートCT1を移動させる使用者が、当該移動させるときに把持するショッピングカートCT1の把持部8を夫々検出電極とする後述する体脂肪率算出部が備えられている。
そして、当該体脂肪率算出部により算出された体脂肪率を示す体脂肪率情報は、その測定対象である使用者が移動させているショッピングカートCT1を示す上記カート識別情報(CPU1内に記憶されているカート識別情報)と共に、上記無線ネットワークLを介して中央処理装置SS1に送信される。
一方、上記展示台Dには、各ショッピングカートCT1に備えられた夫々のICタグ6との無線による情報の授受が可能な固定検出手段としてのリーダDMが夫々に備えられており、このリーダDMにより各ICタグ6内のカート識別情報を読み取ることで、そのICタグ6を備えるショッピングカートCT1が当該カート識別情報を読み取ったリーダDMを備える展示台Dに接近したことを検出する。
この後、その展示台Dに接近していると検出されているショッピングカートCT1上の端末装置T1に対して、無線ネットワークLを介して、その展示台Dに展示されている食材に関する食材情報であって上記送信されて来ている体脂肪率を考慮した食材情報を、中央処理装置SS1から提供する。
次に、上記端末装置T1の構成及び動作について、図1(b)を用いて説明する。なお、図1(b)は当該端末装置T1の概要構成等を示すブロック図である。
図1(b)に示すように、第1実施形態に係る端末装置T1は、CPU1と、告知手段としてのディスプレイ2と、当該ディスプレイ2の表面に備えられたタッチパネル3と、上記無線ネットワークLに接続して中央処理装置SS1との間で必要な情報の授受を行うための送信手段としての無線インターフェース4と、上記把持部8を検出電極とする測定手段としての上記体脂肪率算出部5と、記憶部7と、により構成されている。なお図1(b)には、当該端末装置T1と共に移動することとなる上記ICタグ6も併記する。
次に、動作を説明する。
先ず、ICタグ6は、上述したように当該端末装置T1が備えられているショッピングカートCT1を他のショッピングカートCT1から識別するためのカート識別情報を記憶しており、無線電波を介して当該カート識別情報を上記リーダDMに送信する。
一方、体脂肪率算出部5は、把持部8から出力されてくる検出信号Sinに基づき、周知の処理方法にて当該把持部8を把持している使用者の体脂肪率を測定し、その測定結果を体脂肪率情報SuとしてCPU1に出力する。
更に、無線インターフェース4は、CPU1から上記体脂肪率情報Suがカート識別情報と共に送信されてくると、これらを無線ネットワークLを介して中央処理装置SS1に送信する。これに加えて無線インターフェース4は、無線ネットワークLを介して中央処理装置SS1から提供情報Srを取得しCPU1に出力する。
他方、タッチパネル3は、ショッピングカートCT1の使用者により操作されると、当該操作に対応する操作情報Stpを生成してCPU1へ出力する。
これらにより、CPU1は、上記体脂肪率情報Suを当該CPU1内に記憶されているカート識別情報と共に上記無線インターフェース4に送信すると共に、提供情報Sr及び操作情報Stpを用いてディスプレイ2に表示させるべき表示情報Sdpを生成し、ディスプレイ2に出力して必要な表示を実行させる。
このとき、当該CPU1としての処理に必要な情報は、メモリ情報Smとして記憶部7に一時的に記憶されると共に、必要に応じてメモリ情報Smとして読み出されて、必要な処理に供される。
次に、上記中央処理装置SS1の構成及び動作について、図2を用いて説明する。なお、図2は当該中央処理装置SS1の概要構成を示すブロック図である。
図2に示すように、第1実施形態に係る中央処理装置SS1は、抽出手段及び接近識別手段としてのCPU10と、不揮発性の記憶媒体である記憶手段としてのデータベース11と、各展示台Dに接続されたインターフェース12と、キーボード又はマウス等により構成される入力部13と、上記無線ネットワークLに接続して各展示台Dとの間で必要な情報の授受を行うための返信手段としての無線インターフェース14と、により構成されている。
次に、動作を説明する。
先ず、入力部13は、データベース11内に格納されている情報を更新する際等に用いられ、中央処理装置SS1の管理者により操作されると、当該操作に対応する操作情報Sopを生成してCPU10へ出力する。
一方、無線インターフェース14は、各端末装置T1から無線ネットワークLを介してカート識別情報と共に送信されて来た体脂肪率情報SuをCPU10に送信すると共に、CPU10を介してデータベース11から読み出された情報を、無線ネットワークLを介して各端末装置T1に対して提供情報Srとして伝送する。
更に、インターフェース12は、各展示台Dから、当該展示台D上のリーダDMにおいて読み取られた上記カート識別情報Sdが送信されてくると、これらを纏めてインターフェース情報SifとしてCPU10へ出力する。
他方、データベース11は、各端末装置T1上に表示すべき情報を蓄積記憶し、必要に応じてデータベース情報SdbとしてCPU10に出力すると共に、入力部13における操作により当該表示すべき情報が更新されると、CPU10を介してデータベース情報Sdbとしてその更新された情報を受け取り、指定されたアドレスに蓄積記憶する。
ここで、当該データベース11の細部構成について、図3を用いて説明する。なお、図3は、当該細部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、データベース11は、予め設定された体脂肪率に関する閾値毎に区分されたサブデータベース11H、11M及び11Lの集合体として構成されている。より具体的には、サブデータベース11Hは体脂肪率が例えば25%より高い人に推奨される食材に関する食材情報のみを含むデータベースであり、サブデータベース11Mは体脂肪率が例えば20%以上25%以下の人に推奨される食材に関する食材情報のみを含むデータベースであり、サブデータベース11Lは体脂肪率が例えば20%未満の人に推奨される食材に関する食材情報のみを含むデータベースである。
そして、サブデータベース11Hは、商品情報データベース20Hと、お勧めメニューデータベース21Hと、売場情報データベース22Hと、お勧め情報データベース23Hと、により構成されており、サブデータベース11Mは、商品情報データベース20Mと、お勧めメニューデータベース21Mと、売場情報データベース22Mと、お勧め情報データベース23Mと、により構成されており、サブデータベース11Lは、商品情報データベース20Lと、お勧めメニューデータベース21Lと、売場情報データベース22Lと、お勧め情報データベース23Lと、により構成されている。
次に、各サブデータベースの細部構成について説明する。なお、各サブデータベースは相互に同一の構成(構造)を備えているので、以下の説明ではこれらを代表してサブデータベース11Hの構成について説明する。
図3に示すように、サブデータベース11H内の商品情報データベース20Hには、当該食料品店内に在庫として保管又は展示されている全ての食材(すなわち、体脂肪率が25%より高い人に推奨される全ての食材。以下、同様。)に関する商品情報200が、夫々の食材の種類毎に個々に識別可能に格納されている。そして、各商品情報200には、一つの商品情報200を他の商品情報200から識別するための商品識別情報を含むヘッダHと、各食材に関する具体的な情報(例えば、品名に関する情報、生産地に関する情報又は賞味期限に関する情報等)が文字として含まれている文字情報LTと、その食材の展示台D上における展示状態を示す画像等を含む画像情報Gと、その食材を使ったお勧めのメニューを示す後述のお勧めメニュー情報201を識別するためのリンク情報Rと、が含まれている。
一方、サブデータベース11H内のお勧めメニューデータベース21Hには、当該食料品店内に在庫として保管又は展示されている全ての食材につき、それらの食材を用いたお勧めの料理のレシピ(調理法)に関するお勧めメニュー情報201が、夫々のお勧めメニューの種類毎に個々に識別可能に格納されている。そして、各お勧めメニュー情報201には、一つのお勧めメニュー情報201を他のお勧めメニュー情報201から識別するためのメニュー識別情報を含むヘッダHと、各お勧めメニューに関する具体的な情報(例えば、その料理を調理するために必要な材料たる食材名に関する情報、その調理法に関する情報又はその料理における一人当たりのカロリー量に関する情報等)が文字として含まれている文字情報LTと、そのお勧めメニューの料理の完成状態を示す画像等を含む画像情報Gと、そのお勧めメニューの料理を調理するために必要な食材に対応する商品情報200を識別するための商品情報リンクI並びに当該必要な食材が展示されている食料品店内の位置を示す後述の売場情報203を識別するための売場案内リンクPを含む商品リンク情報202を各食材毎に含むリンク情報Rと、が含まれている。
ここで、当該商品リンク情報202内には、上記商品情報リンクI及び売場案内リンクPの他に、一の食材に対応する商品リンク情報202を他の食材に対応する商品リンク情報202から識別するための商品識別情報を含むヘッダHが併せて含まれている。
更に、サブデータベース11H内の売場情報データベース22Hには、当該食料品店内に展示されている全ての食材の展示位置に関する売場情報203が、夫々の食材の種類毎に個々に識別可能に格納されている。そして、各売場情報203には、一つの売場情報203を他の売場情報203から識別するための売場識別情報を含むヘッダHと、各食材毎の売り場を示す店内位置情報が画像として含まれている画像情報Gと、が含まれている。
そして最後に、サブデータベース11H内のお勧め情報データベース23Hには、当該食料品店における各展示台D毎のその日のお勧め食材に関するお勧め情報204が、夫々の展示台D毎に個々に識別可能に格納されている。そして、各お勧め情報204には、一つのお勧め情報204を他のお勧め情報204から識別するためのお勧め情報識別情報を含むヘッダHと、各お勧め情報に関する具体的な情報(例えば、その日のお勧めである食材の名称情報等)が文字として含まれている文字情報LTと、その名称情報等に対応する商品情報200を識別するためのリンク情報Rと、が、一の展示台Dにおける食材毎に含まれている。
なお、サブデータベース11M及び11L夫々に含まれている商品情報データベース20M及び20L等には、夫々、体脂肪率が20%以上25%以下の人に推奨される当該食料品店内の全ての食材に関する上述した各情報のみ(サブデータベース11Mの場合)又は体脂肪率が20%未満の人に推奨される当該食料品店内の全ての食材に関する上述した各情報のみ(サブデータベース11Lの場合)が含まれている。
これらに加えて、データベース11には、買物を使用する使用者がいずれかのショッピングカートCT1を移動させ始めた時点で当該各ショッピングカートCT1から送信されてくる上記体脂肪率情報Suにより示される体脂肪率と、当該体脂肪率情報Suと同時に送信されて来るカート識別情報と、を対として含むカート別体脂肪率情報300を、当該食料品店内を移動中のショッピングカートCT1の数だけ含む体脂肪率データベース11Dが含まれている。
次に、上述した構成を備える食材情報配信システムS1を用いた、買物中における情報提供処理について、具体的に図4乃至図7を用いて説明する。
買物をする使用者が第1実施形態に係る食材情報配信システムS1を備える食料品店に来店していずれかのショッピングカートCT1を移動させ始めると、図4に示すように、先ずその使用者の体脂肪率を把持部8及び端末装置T1内の体脂肪率算出部5を用いて算出し(ステップS10)、その算出結果を体脂肪率情報Suとして対応するカート識別情報と共に中央処理装置SS1に送信する(ステップS11)。これにより、当該送信を受けた中央処理装置SS1においては、当該送信されて来た体脂肪率情報Suにより示される体脂肪率と、同時送信されて来たカート識別情報と、を対として含む上記カート別体脂肪率情報300が新たに生成された体脂肪率データベース11D内に追加される。
これらと並行して、ショッピングカートCT1がいずれかの売り場に接近すると、その売り場にある展示台D上のリーダDMがその接近したショッピングカートCT1におけるICタグ6からのカート識別情報を読み取り、そのカート識別情報SdをCPU10に出力する。
これにより、CPU10は、当該カート識別情報Sdが送信されて来た展示台Dに対応し且つその送信されて来たカート識別情報Sdに対応する体脂肪率(それが対応するカート別体脂肪率情報300から取得する)に対応するその日のお勧め食材を示すお勧め情報204を、当該体脂肪率に対応するお勧め情報データベース23H、23M又は23Lのいずれか内において検索する。そして、その検索結果を無線インターフェース4及び14並びに無線ネットワークLを介して元のショッピングカートCT1に備えられた端末装置T1に送信し、そのお勧め情報204をディスプレイ2に表示させる(ステップS12)。このとき、当該ディスプレイ2には、例えば図5(a)に示す如き、その展示台Dにおけるその日のお勧め食材(当該使用者に推奨される、体脂肪率を考慮した食材)を示すお勧め情報204に対応するお勧め情報画像G1が、当該お勧めである食材名を含んで表示される。なお、図5(a)は野菜売り場に対応するお勧め情報画像G1の例である。
また、お勧め情報データベース23H、23M又は23Lのいずれか内において検索した検索結果を送信すべきショッピングカートCT1の識別は、展示台D上のリーダDMにおいて読み取られたICタグ6からのカート識別情報を中央処理装置SS1が取得したとき、その取得したカート識別情報と無線ネットワークL上の対応するショッピングカートCT1のアドレスとが中央処理装置SS1上で予め対応付けられており、その対応付けに基づいて検索結果を送信すべきショッピングカートCT1が識別される。
次に、当該お勧め情報画像G1が表示されている状態で、いずれかのお勧め食材の食材名がタッチパネル3上で操作されると、その操作が為されたことを示す情報が無線インターフェース4及び14並びに無線ネットワークLを介して中央処理装置SS1に伝送される。これにより、中央処理装置SS1において、上記操作されたお勧め食材を含むお勧め情報204内のリンク情報Rを用いて対応する商品情報200を商品情報データベース20H、20M又は20Lのいずれか(体脂肪率に対応する商品情報データベース20H、20M又は20Lのいずれか)内において検索し、その検索結果を再度無線インターフェース4及び14並びに無線ネットワークLを介して(お勧め情報204の場合と同様にして識別された)元のショッピングカートCT1に備えられた端末装置T1に送信し、その検索された商品情報200を示す画像情報G及び文字情報LTを含む画像をディスプレイ2に表示させる(ステップS12)。
このとき、ディスプレイ2上には、例えば図5(b)に示す如き、その選択されたお勧め食材を示す商品情報画像G2が表示される。そして、当該商品情報画像G2には、その食材を示す画像、その食材の食材名、生産地及び賞味期限等を示す文字及びその食材を用いたお勧めメニューを示すお勧めメニュー情報201を表示させるためのリンクボタンB2が含まれている。
より具体的には、例えば図5(a)に示すお勧め情報画像G1おいて「トマト」が選択されたとすると、図5(b)に示す商品情報画像G2の例としては、通常のトマトに関する商品情報(図5(b)左)とプチトマトに関する商品情報(図5(b)右)とが表示されている。
次に、お勧め食材に関する商品情報画像G2を表示している期間においては、タッチパネル3上において上記リンクボタンB2が操作されたか否かが常に監視されており(ステップS13)、当該リンクボタンB2が操作されないときは(ステップS13;NO)上記ステップS12に戻ってそのままお勧め情報に関する表示を継続し、一方、リンクボタンB2が操作されたときは(ステップS13;YES)、当該操作されたリンクボタンB2を示す情報が無線インターフェース4及び14並びに無線ネットワークLを介して中央処理装置SS1に伝送される。これにより、中央処理装置SS1において、上記操作されたリンクボタンB2を含む商品情報200内のリンク情報Rを用いて対応するお勧めメニュー情報201をお勧めメニューデータベース21H、21M又は21Lのいずれか(体脂肪率に対応するお勧めメニューデータベース21H、21M又は21Lのいずれか)内において検索し、その検索結果を再度無線インターフェース4及び14並びに無線ネットワークLを介して(お勧め情報204の場合と同様にして識別された)元のショッピングカートCT1に備えられた端末装置T1に送信し、その検索されたお勧めメニュー情報201に含まれる画像情報G及び文字情報LTを含む画像をディスプレイ2に表示させる(ステップS14)。
より具体的には、例えば図5(b)に示す商品情報画像G2おいて「トマト」に対応する画像(図5(b)左)内のリンクボタンB2が選択されたときは、例えば図6(a)に示す如き「冷製トマトパスタ」を示すお勧めメニュー情報画像G3が表示され、一方、図5(b)に示す商品情報画像G2おいて「プチトマト」に対応する画像(図5(b)右)内のリンクボタンB2が選択されたときは、例えば図6(b)に示す如き「中華プチトマトサラダ」を示すお勧めメニュー情報画像G3が表示される。
そして、夫々のお勧めメニュー情報画像G3内には、対応して検索されているお勧めメニュー情報201に基づいて、当該お勧めメニューの内容を示す画像(調理終了状態の画像)、並びにその料理を調理するために必要な材料たる食材名に関する情報、その調理法に関する情報又はその料理における一人当たりのカロリー量に関する情報等が文字情報として表示される。これに加えて、当該材料に関する情報として、その料理に必要な材料の売り場を示す売場情報を表示させるためのリンクボタンB31及びその材料に関する食材情報を表示させるためのリンクボタンB32が、夫々の材料毎に表示される(ステップS14)。
次に、お勧めメニューに関するお勧めメニュー情報画像G3を表示している期間においては、タッチパネル3上において上記リンクボタンB31又はB32のいずれかが操作されたか否かが常に監視されており(ステップS15)、当該リンクボタンB31が操作されたときは(ステップS15;売場情報)、当該操作されたリンクボタンB31を示す情報が無線インターフェース4及び14並びに無線ネットワークLを介して中央処理装置SS1に伝送される。これにより、中央処理装置SS1において、上記操作されたリンクボタンB31を含むお勧めメニュー情報201内のリンク情報Rに含まれるその食材の売場案内リンクPを用いて対応する売場情報203を売場情報データベース22H、22M又は22Lのいずれか(体脂肪率に対応する売場情報データベース22H、22M又は22Lのいずれか)内において検索し、その検索結果を再度無線インターフェース4及び14並びに無線ネットワークLを介して(お勧め情報204の場合と同様にして識別された)元のショッピングカートCT1に備えられた端末装置T1に送信し、その検索された売場情報203に含まれる画像情報Gを含む画像をディスプレイ2に表示させる(ステップS16)。
より具体的には、例えば図6(a)に示すお勧めメニュー情報画像G3おいて「パスタ」に対応するリンクボタンB31が選択されたときは、例えば図7(a)に示す如き売場案内画像G4が表示される。そして、当該売場案内画像G4においては、お勧めメニュー情報画像G3において選択された「パスタ」が展示されている食料品店内の位置が画像により表示される。
そして、この売場案内画像G4が表示されている期間においては、清算すべき旨の操作がタッチパネル3上又は図示しない食料品店内の清算場所において行われたか否かが常に監視されており(ステップS18)、当該清算操作が実行されていないときは(ステップS18;NO)上記ステップS12の処理に戻ってそれまでの処理を繰り返し、一方、清算操作が行われたときは(ステップS18;YES)、実際の清算処理及び金銭の支払のための処理を行うと共に、どのような情報がディスプレイ2上に表示されたときにどのような食材が購入されたかを示す統計的な情報を生成する等の情報の整理処理を実行し(ステップS19)、その情報を無線インターフェース4及び14並びに無線ネットワークLを介して中央処理装置SS1に伝送してデータベース11内の図示しない領域に蓄積し、一連の処理を終了する。
他方、上記ステップS15の判定において、上記リンクボタンB32が操作されたときは(ステップS15;商品情報)、当該操作されたリンクボタンB32を示す情報が無線インターフェース4及び14並びに無線ネットワークLを介して中央処理装置SS1に伝送される。これにより、中央処理装置SS1において、上記操作されたリンクボタンB32を含むお勧めメニュー情報201内のリンク情報Rに含まれる商品情報リンクIを用いて対応する食材の商品情報200を商品情報データベース20H、20M又は20Lのいずれか(体脂肪率に対応する商品情報データベース20H、20M又は20Lのいずれか)内において検索し、その検索結果を再度無線インターフェース4及び14並びに無線ネットワークLを介して(お勧め情報204の場合と同様にして識別された)元のショッピングカートCT1に備えられた端末装置T1に送信し、その検索された商品情報203に含まれる画像情報G及び文字情報LTを含む画像をディスプレイ2に表示させ(ステップS17)、その後上記ステップS12の処理に戻る。
このとき、ディスプレイ2上には、例えば図7(b)に示す如き、その選択されたお勧め食材を示す商品情報画像G2が表示される。そして、当該商品情報画像G2には、上記ステップS12の場合と同様に、その食材を示す画像、その食材の食材名、生産地及び賞味期限等を示す文字及びその食材を用いたお勧めメニューを示すお勧めメニュー情報201を表示させるためのリンクボタンB2が含まれている。
より具体的には、例えば図6(a)に示すお勧めメニュー情報画像G3おいて「パスタ」に対応するリンクボタンB32が選択されたときは、図7(b)に示す商品情報画像G2の例としては、通常のパスタに関する商品情報(図7(b)左)とペンネに関する商品情報(図7(b)右)とが表示されている。
以上夫々説明したように、第1実施形態の情報提供システムS1における処理によれば、体脂肪率情報Suに適応した食材情報が抽出されて使用者の手元に届くので、体脂肪率の調整のための食材情報を簡易な方法で取得することができる。
従って、体脂肪率を基準としてその使用者に適した食材情報を提供できることで、当該使用者の購買意欲を促進して食材の売上向上に資することができる。
また、種々の食材が販売されている食料品店内の備えられたショッピングカートCT1において自動的にその使用者の体脂肪率を測定し、その測定結果に適応した食材情報が当該ショッピングカートCT1上の端末装置T1に配信されるので、当該使用者は、買物をしながら自己の体脂肪率と必要は食材との関係を把握しつつ短時間且つ効果的に必要な食材を購入することができる。
更に、非接触のICタグ6とリーダDMとの協働によりショッピングカートCT1の食料品店内における位置を特定し、その位置と当該使用者の体脂肪率とに対応した食材情報を提供するので、その使用者の食材購入を効果的に補助することができる。
更にまた、食材情報内に売場への案内情報が含まれているので、食料品店内において推奨される食材の陳列位置まで使用者をスムーズに誘導することができる。
また、食材情報内に対応するメニュー情報(レシピ情報)が含まれているので、食材購入後の調理についても考慮しつつ、適切な食材を購入する補助を行うことができる。
更にまた、商品情報200等がディスプレイ2により視覚的に提供されるので、使用者は、迅速且つ容易に必要な商品情報200等の内容を認識することができる。
従って、必要な商品情報200等を迅速に入手して効率的且つ楽しく買物を行うことができる。
(II)第2実施形態
次に、本発明に係る他の実施形態である第2実施形態について、図8及び図9を用いて説明する。
なお、図8及び図9は第2実施形態に係る食材情報配信システムの概要構成を示す図である。また、図8及び図9において、第1実施形態に係る食材情報配信システムS1の構成部材と同様の構成部材については、同一の部材番号を付して細部の説明は省略する。
上述した第1実施形態に係る食材情報配信システムS1においては、ショッピングカートCTに備えられたICタグ6と各展示台Dに備えられたリーダDMとの協働により食材情報を配信したが、以下に説明する第2実施形態に係る食材情報配信システムでは、展示台Dに備えられたアンテナとショッピングカート上の端末装置に備えられたアンテナとの間で、例えば赤外線又は電波等の無線により諸情報を授受することにより各ショッピングカートを識別して食材情報を提供する。
先ず、第2実施形態に係る食材情報配信システムについて、図8を用いて概念的に説明する。
図8(a)に示すように、当該食材情報配信システムS2は、端末装置T2が搭載されたショッピングカートCT2と、当該ショッピングカートCT2が移動する食料品店内の売り場毎に設けられた複数の展示台Dと、各端末装置T2に対する後述する情報の提供を一括して制御する中央処理装置SS2と、各端末装置T2と中央処理装置SS2とを無線通信により接続する無線ネットワークLと、により構成されている。
そして、上記各展示台Dには、第1実施形態の場合と異なり、その展示台Dの上記店舗内における位置を示す位置対応情報POSを、赤外線又は電波を介してその周囲に放射する放射手段としての放射アンテナTRが夫々備えられている。
これに対し、第2実施形態に係るショッピングカートCT2には、第1実施形態の場合におけるICタグ6は備えられておらず、これに代えて、上記放射アンテナTRから放射されている位置対応情報POSを受信する受信アンテナANTが、当該ショッピングカートCT2に搭載されている端末装置T2上に備えられている。
この構成により、端末装置T2は、受信した位置対応情報POSにより示される店舗内の位置と、第1実施形態に係る体脂肪率情報Suと、当該端末装置T2が搭載されているショッピングカートCT2を示すカート識別情報と、を、相互に関連付け、無線ネットワークLを介して中央処理装置SS2に送信する。
そして、これを受けた中央処理装置SS2は、当該送信されて来た店舗内の位置に展示されている食材のうち、当該送信されて来た体脂肪率情報Suにより示される体脂肪率に適応した食材に対応する食材情報を第1実施形態の場合と同様のデータベース11内において検索する。その後、その検索結果を、当該送信されてきたカート識別情報により示されるショッピングカートCT2に搭載されている端末装置T2に対して無線ネットワークLを介して送信する。
次に、上記端末装置T2の構成及び動作について、図8(b)を用いて説明する。なお、図8(b)は当該端末装置T2の概要構成等を示すブロック図である。
図8(b)に示すように、第2実施形態に係る端末装置T2は、第1実施形態に係る端末装置T1と同様のCPU1、ディスプレイ2、タッチパネル3、無線インターフェース4、体脂肪率算出部5及び記憶部7に加えて、上記放射アンテナTRからの位置対応情報POSの受信に用いられる上記受信アンテナANTを備えている。なお、上述したように、第2実施形態に係るショッピングカートCT2には、第1実施形態に係るICタグ6は備えられていない。
次に、動作を説明する。
先ず、受信アンテナANTは、上述したように放射アンテナTRからの位置対応情報POSを受信し、対応する位置情報Sposを生成してCPU1に出力する。
一方、体脂肪率算出部5は、第1実施形態の場合と同様にして把持部8を把持している使用者の体脂肪率を測定し、その測定結果を体脂肪率情報SuとしてCPU1に出力する。
そして、CPU1は、当該体脂肪率情報Suと、上記受信した位置情報Sposと、自らに記憶しているカート識別情報と、を関連付け、カート情報Sxとして無線インターフェース4に出力する。
これにより、無線インターフェース4は、CPU1から上記カート情報Sxが送信されてくると、これを無線ネットワークLを介して中央処理装置SS2に送信する。これに加えて無線インターフェース4は、無線ネットワークLを介して中央処理装置SS2から提供情報Srを取得しCPU1に出力する。
他方、タッチパネル3は、ショッピングカートCT2の使用者により操作されると、当該操作に対応する操作情報Stpを生成してCPU1へ出力する。
これにより、CPU1は、提供情報Sr及び操作情報Stpを用いてディスプレイ2に表示させるべき表示情報Sdpを生成し、ディスプレイ2に出力して必要な表示を実行させる。
このとき、当該CPU1としての処理に必要な情報は、メモリ情報Smとして記憶部7に一時的に記憶されると共に、必要に応じてメモリ情報Smとして読み出されて、必要な処理に供される。
次に、上記中央処理装置SS2の構成及び動作について、図9を用いて説明する。なお、図9は当該中央処理装置SS2の概要構成を示すブロック図である。
図9に示すように、第2実施形態に係る中央処理装置SS2は、CPU10と、不揮発性の記憶媒体であるデータベース11と、キーボード又はマウス等により構成される入力部13と、により構成されている。
次に、動作を説明する。
先ず、入力部13は、データベース11内に格納されている情報を更新する際等に用いられ、中央処理装置SS2の管理者により操作されると、当該操作に対応する操作情報Sopを生成してCPU10へ出力する。
一方、無線インターフェース14は、各端末装置Tから無線ネットワークLを介して上記カート情報Sxが入力されると、当該カート情報Sx(カート識別情報、位置情報Spos及び体脂肪率情報Su)をCPU10に送信すると共に、CPU10を介してデータベース11から読み出された情報を、無線ネットワークLを介して各端末装置Tに対して提供情報Srとして伝送する。
他方、データベース11は、各端末装置T2上に表示すべき情報を蓄積記憶し、必要に応じてデータベース情報SdbとしてCPU10に出力すると共に、入力部13における操作により当該表示すべき情報が更新されると、CPU10を介してデータベース情報Sdbとしてその更新された情報を受け取り、指定されたアドレスに蓄積記憶する。
ここで、第2実施形態に係るデータベース11の細部構成は、図3に示す第1実施形態に係るデータベース11と同様であるので、細部の説明は省略する。
次に、上述した構成を備える食材情報配信システムS2を用いた、買物中における情報提供処理について、具体的に図10を用いて説明する。なお、図10に示すフローチャートにおいて、第1実施形態に係る情報提供処理と同様の処理については、同様のステップ番号を付して細部の説明は省略する。
買物をする使用者が第2実施形態に係る食材情報配信システムS2を備える食料品店に来店していずれかのショッピングカートCT2を移動させ始めると、図10に示すように、先ずその使用者の体脂肪率を把持部8及び端末装置T2内の体脂肪率算出部5を用いて算出する(ステップS10)。
これと並行して、ショッピングカートCT2の移動に伴って受信した対応位置情報POSにより示される位置を、ステップS10の処理結果である体脂肪率情報Su及び対応するカート識別情報と共にカート情報Sxとして中央処理装置SS2に送信する(ステップS20)。これにより、当該送信を受けた中央処理装置SS2においては、当該送信されて来た体脂肪率情報Suにより示される体脂肪率と、同時送信されて来たカート識別情報及び位置情報Sposと、を対として含むカート別体脂肪率情報300が、新たに生成された体脂肪率データベース11D内に追加される。
これにより、CPU10は、当該位置情報Sposにより示される展示台Dに対応し且つその送信されて来たカート識別情報Sdに対応する体脂肪率(それが対応するカート別体脂肪率情報300から取得する)に対応するその日のお勧め食材を示すお勧め情報204を、当該体脂肪率に対応するお勧め情報データベース23H、23M又は23Lのいずれか内において検索する。そして、その検索結果を、カート情報Sxとして送信されてきたカート識別情報を手掛かりとして、無線インターフェース4及び14並びに無線ネットワークLを介して元のショッピングカートCT2に備えられた端末装置T2に送信し、そのお勧め情報204をディスプレイ2に表示させる(ステップS12)。
これ以降は、ショッピングカートCT2の移動に伴って異なる内容の位置情報Sposを含んで当該ショッピングカートCT2から逐次送信されて来るカート情報Sxに基づき、その位置情報Sposにより示される位置の展示台Dに展示されている食材と、当該展示台Dに接近しているショッピングカートCT2と、当該ショッピングカートCT2を移動させている使用者に対応する体脂肪率情報Suと、を相互に結び付けながら、図4に示すステップS13乃至S19の処理を実行し、端末装置T2に対して提供情報Srの送信を行う。
以上夫々説明した第2実施形態の情報提供システムS2における処理によっても、第1実施形態に係る情報提供システムS1と全く同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記各実施形態において、一度端末装置T1又はT2を介して提供された商品情報200等を記憶部7内に蓄積記憶しておき、これを必要に応じて読み出して再度表示するように構成すれば、一度中央処理装置SS1又はSS2から提供された情報を再度中央処理装置SS1又はSS2に接続することなく表示することができるので、同じ展示台Dの位置に再度ショッピングカートCT1又はCT2が移動してきても、必要な商品情報200等を迅速に提供することができる。
また、上述した各実施形態の場合において、図4ステップS19の情報整理の段階で、ショッピングカートCT1又はCT2の使用者がそれまでに提供された各情報に基づいて食材を購入する場合には(A)その使用者が通常よりも安い価格で食材を購入できること、又は(B)その食材に関する広告を出した広告主が対応する広告料を食料品店又は各実施形態に係る食材情報配信システムS1又はS2のシステム提供者に支払うようにすること、の少なくともいずれか一方が実行されるように構成することもできる。
この(A)の場合、先ず、ショッピングカートCT1又はCT2の使用者が通常よりも安い価格で食材を購入できるようにする場合は、例えばディスプレイ2に表示されるお勧め情報204上に店頭表示価格よりも安い特別価格を含ませておき、清算時に当該お勧め情報204に基づく食材購入があったと判断された場合には、その使用者はお勧め情報204上で表示した上記特別価格でその食材を購入することができるようにする。これにより、ショッピングカートCT1又はCT2の使用者に対して個々のサービスを提供できると共により購買意欲を向上させることができることとなる。
また、上記(B)としてその食材に関する広告を出した広告主が対応する広告料を食料品店又は各実施形態に係る情報提供システムS1又はS2のシステム提供者に支払うようにする場合には、清算時に、お勧め情報204に基づく食材購入があったと判断された場合には、提供された情報(=お勧め情報204)の依頼主である食品メーカや広告主からの広告料をその食料品店が受け取るようにしたり、当該広告料を通常より高く設定するようにして、販売店舗である食料品店や上記システム提供者に支払うようにすることができる。
更にまた、ショッピングカートCT1又はCT2に商品情報を読取る装置(例えばいわゆるICタグリーダ等)を備えさせれば、お勧め情報204の提供後に食材がショッピングカートCT1又はCT2に投入されたのか、或はお勧め情報204の提供前にショッピングカートCT1又はCT2に投入されたものかを判別することができるため、各実施形態の情報提供システムS1又はS2による効果をより正確に把握することができる。
また、上述した各実施形態では、中央処理装置SS1又はSS2からの情報を端末装置T1又はT2上において提示する構成としたが、これ以外に、使用者が所持する携帯型無線電話機(以下、単に携帯電話と称する)に必要な情報を送信して表示させることもできる。
この場合、先ず上述したカート識別情報を目視可能な状態でショッピングカートCT1又はCT2上に表示しておく。そして、使用者は当該視認されるカート識別情報を、自らが所持する携帯電話における電子メール機能を用いて自らのメールアドレスと共に中央処理装置SS1又はSS2に送信する。これにより、当該送信を受けた中央処理装置SS1又はSS2では、上記カート別体脂肪率情報300に電子メール送信元のメールアドレスを更に追加して対として記憶する。そして、上記各実施形態において端末装置T宛に送信した提供情報Srを電子メールを用いて送信元のメールアドレスに送信すれば、各実施形態において端末装置Tにおいて提示していた種々の食材情報を携帯電話上に表示することができる。
この構成によれば、携帯電話を用いて使用者への食材情報の提示を行えるので、端末装置T1又はT2自体の構成を簡略化することができる。
更に、図4に示すフローチャートに対応するプログラムをフレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、又は当該プログラムをインター等のネットワークを介して取得して記録しておき、当該プログラムを読み出して汎用のマイクロコンピュータ等において実行することにより、当該マイクロコンピュータを各実施形態に係るCPU1又は10として機能させることも可能である。
以上夫々説明したように、本発明は商店又はスーパーマーケット等の大規模店舗における体脂肪率を考慮した誘導案内及び食材提示の分野に利用すると顕著な効果を奏することが可能である。
第1実施形態に係る情報提供装置の概要構成を示す図であり、(a)は全体の概念図であり、(b)は端末装置の概要構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る中央処理装置の概要構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るデータベースの構造を示す図である。 第1実施形態に係る買物における機能を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る買物処理における表示画面例を示す図(I)であり、(a)はお勧め商品情報画像を例示する図であり、(b)は商品情報画像を例示する図である。 第1実施形態に係る買物処理における表示画面例を示す図(II)であり、(a)はお勧めメニュー情報画像を例示する図(i)であり、(b)はお勧めメニュー情報画像を例示する図(ii)である。 第1実施形態に係る買物処理における表示画面例を示す図(III)であり、(a)は売場情報画像を例示する図であり、(b)は商品情報画像を例示する他の図である。 第2実施形態に係る情報提供装置の概要構成を示す図であり、(a)は全体の概念図であり、(b)は端末装置の概要構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る中央処理装置の概要構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る買物における機能を示すフローチャートである。
符号の説明
1、10 CPU
2 ディスプレイ
3 タッチパネル
4、14 無線インターフェース
5 体脂肪率算出部
6 ICタグ
7 記憶部
8 把持部
11 データベース
11H、11M、11L サブデータベース
11D 体脂肪データベース
12 インターフェース
13 入力部
20H、20M、20L 商品情報データベース
21H、21M、21L お勧めメニューデータベース
22H、22M、22L 売場情報データベース
23H、23M、23L お勧め情報データベース
200 商品情報
201 お勧めメニュー情報
202 商品リンク情報
203 売場情報
204 お勧め情報
300 体脂肪率情報
S1、S2 食材情報配信システム
T1、T2 端末装置
CT1、CT2 ショッピングカート
D 展示台
DM リーダ
SS1、SS2 中央処理装置
L 無線ネットワーク
H ヘッダ
LT 文字情報
G 画像情報
R リンク情報
I 商品リンク
P 売り場リンク
B2、B31、B32 リンクボタン
G1 お勧め情報画像
G2 商品情報画像
G3 お勧めメニュー情報画像
G4 売場案内画像
TR 放射アンテナ
ANT 受信アンテナ
POS 対応位置情報
Su 体脂肪率情報
Sr 提供情報
Stp、Sop 操作情報
Sin 検出信号
Sdp 表示情報
Sm メモリ情報
Sd カート識別情報
Sif インターフェース情報
Sdb データベース情報
Sx カート情報
Spos 位置情報

Claims (13)

  1. 端末装置と、食材情報配信装置と、により構成される食材情報配信システムであって、
    前記端末装置は、
    食材情報の提供を受ける使用者の体脂肪率を測定する測定手段と、
    前記測定された体脂肪率を示す体脂肪率情報と、前記使用者を他の前記使用者から識別する識別情報と、を、前記食材情報配信装置に送信する送信手段と、
    前記食材情報配信装置から送信されて来た前記食材情報を前記使用者に告知する告知手段と、
    を備えると共に、
    前記食材情報配信装置は、
    前記食材情報を蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積されている食材情報の中から、前記送信されて来た体脂肪率情報に対応する食材情報を抽出する抽出手段と、
    前記送信されて来た識別情報に基づき、当該識別情報を送信して来た前記端末装置に前記抽出された食材情報を返信する返信手段と、
    を備えることを特徴とする食材情報配信システム。
  2. 請求項1に記載の食材情報配信システムにおいて、
    前記端末装置は、前記食材情報に対応する食材が販売されている店舗内を前記使用者と共に移動するショッピングカートに備えられており、
    前記測定手段は、当該ショッピングカートを移動させる際に前記使用者が把持する当該ショッピングカートの把持部を検出電極として当該使用者の前記体脂肪率を電気的に測定する測定手段であり、
    更に前記識別情報は、前記使用者が移動させている前記ショッピングカートを他の前記ショッピングカートから識別するカート識別情報であることを特徴とする食材情報配信システム。
  3. 請求項1又は2に記載の食材情報配信システムにおいて、
    前記告知手段は、前記使用者が携帯する携帯型告知手段であることを特徴とする食材情報配信システム。
  4. 請求項2又は3に記載の食材情報配信システムにおいて、
    前記端末装置は、前記ショッピングカートに備えられた移動記憶手段であって当該ショッピングカートに対応する前記カート識別情報を記憶する移動記憶手段を更に備え、
    前記食材情報配信装置は、
    前記店舗内に固定設置され且つ前記記憶手段に対して非接触である固定検出手段と、
    前記固定検出手段により前記移動記憶手段から前記カート識別情報を検出することにより、当該固定検出手段が固定設置されている前記店舗内の設置位置に当該移動記憶手段を備える前記ショッピングカートが接近したか否かを検出し且つ当該接近したことが検出された前記ショッピングカートを他の前記ショッピングカートから識別する接近識別手段と、を更に備え、
    前記抽出手段は、いずれかの前記ショッピングカートが前記設置位置に接近したことが検出され且つ当該接近したことが検出された前記ショッピングカートが識別されたとき、当該設置位置及び前記送信されて来た体脂肪率情報に対応する前記食材情報を抽出し、
    更に前記返信手段は、前記送信されて来たカート識別情報に基づき、当該カート識別情報を送信して来た前記端末装置に前記抽出された食材情報を返信することを特徴とする食材情報配信システム。
  5. 請求項2又は3に記載の食材情報配信システムにおいて、
    前記端末装置は、
    前記カート識別情報を記憶する記憶手段と、
    位置対応情報を受信するカート受信手段と、
    前記受信した位置対応情報と、前記記憶しているカート識別情報と、前記体脂肪率情報と、を関連付けて前記食材情報配信装置に送信する送信手段と、
    を更に備え、
    前記食材情報配信装置は、
    前記店舗内に固定設置され且つ当該固定設置された前記店舗内の位置に対応する前記位置対応情報を放射する放射手段と、
    前記端末装置から送信されて来た前記位置対応情報、前記カート識別情報及び前記体脂肪率情報を受信する装置受信手段と、
    を更に備え、
    前記抽出手段は、当該送信されて来た位置対応情報及び体脂肪率情報に対応する前記食材情報を抽出し、
    更に前記返信手段は、前記送信されて来たカート識別情報に基づき、当該カート識別情報を送信して来た前記端末装置に前記抽出された食材情報を返信することを特徴とする食材情報配信システム。
  6. 請求項4又は5に記載の食材情報配信システムにおいて、
    前記食材情報には、当該食材情報が対応する前記食材の前記店舗内における陳列位置を示す位置情報が含まれており、
    前記告知手段は、当該位置情報及び当該陳列位置まで前記ショッピングカートを案内する案内情報を告知することを特徴とする食材情報配信システム。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の食材情報配信システムにおいて、
    前記食材情報には、当該食材情報に含まれている前記食材を用いた料理の調理法を示すレシピ情報を含むことを特徴とする食材情報配信システム。
  8. 端末装置と、前記端末装置に配信されるべき食材情報を蓄積する蓄積手段を備える食材情報配信装置と、により構成される食材情報配信システムにおいて実行される食材情報配信方法であって、
    前記端末装置において、食材情報の提供を受ける使用者の体脂肪率を測定する測定工程と、
    前記端末装置において、前記測定された体脂肪率を示す体脂肪率情報と、前記使用者を他の前記使用者から識別する識別情報と、を前記食材情報配信装置に送信する送信工程と、
    前記食材情報配信装置において、前記蓄積されている食材情報の中から、前記送信されて来た体脂肪率情報に対応する食材情報を抽出する抽出工程と、
    前記食材情報配信装置において、前記送信されて来た識別情報に基づき、当該識別情報を送信して来た前記端末装置に前記抽出された食材情報を返信する返信工程と、
    前記端末装置において、前記食材情報配信装置から送信されて来た前記食材情報を前記使用者に告知する告知工程と、
    を含むことを特徴とする食材情報配信方法。
  9. 請求項8に記載の食材情報配信方法において、
    前記端末装置は、前記食材情報に対応する食材が販売されている店舗内を前記使用者と共に移動するショッピングカートに備えられており、
    前記識別情報は、前記使用者が移動させている前記ショッピングカートを他の前記ショッピングカートから識別するカート識別情報であり、
    前記測定工程においては、当該ショッピングカートを移動させる際に前記使用者が把持する当該ショッピングカートの把持部を検出電極として当該使用者の前記体脂肪率を電気的に測定することを特徴とする食材情報配信方法。
  10. 請求項1から7のいずれか一項に記載の端末装置に含まれる端末装置コンピュータを、
    前記測定手段、
    前記送信手段、及び、
    前記告知手段、
    として夫々機能させることを特徴とする端末装置用プログラム。
  11. 請求項1から7のいずれか一項に記載の前記蓄積手段を備える食材情報配信装置に含まれる配信装置コンピュータを、
    前記抽出手段、及び、
    前記返信手段、
    として夫々機能させることを特徴とする食材情報配信装置用プログラム。
  12. 請求項10に記載の端末装置用プログラムが前記端末装置コンピュータにより読取可能に記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
  13. 請求項11に記載の食材情報配信装置用プログラムが前記配信装置コンピュータにより読取可能に記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012185581A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Toshiba Tec Corp 買物アシストシステム、買物アシスト端末装置及び制御プログラム
WO2014081213A1 (ko) * 2012-11-26 2014-05-30 연세대학교 원주산학협력단 스마트폰을 활용한 체지방 및 심전도 측정 키트

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