JP2007133662A - データ記録媒体の情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

データ記録媒体の情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】近年のハイブリッド化要求と小型化要求に鑑み、例えば密着型CCDイメージセンサで得られる画像データやRF帯域アンテナで得られる無線データなどの異なるデータを、それぞれ異なる回路で処理するようにした情報処理装置で、電磁的相互作用に起因したビートノイズが発生するのを防ぐことができ、ひいては画像品質や通信品質の低下を防ぐことが可能なデータ記録媒体の情報処理装置及び情報処理装置を提供すること。
【解決手段】スワイプ型情報処理装置1において、第1の記録部(メモリIC33)に対してデータの記録又は再生を行う第1データ処理部と、第2の記録部(カード2の表面)に対してデータの記録又は再生を行う第2データ処理部とが近接して配置されるとともに、第1データ処理部を機能させる電気信号の位相と、第2データ処理部を機能させる電気信号の位相とを同期させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、紙やプラスチックなどのデータ記録媒体に記録されたデータの記録又は再生を行うデータ記録媒体の情報処理装置及び情報処理方法に関する。
従来から、例えば免許証,キャッシュカード,クレジットカード又はパスポートなど、個人データが記録されたデータ記録媒体がある。データ記録媒体では、個人データを記録するにあたって、磁気ストライプ,バーコード,非接触ICチップなどが使用される。また、データ記録媒体に、顔写真,指紋又はサインなどの画像を用いて個人データを記録する場合もある。
このうち、バーコードや顔写真などを光学的に読み取る(再生する)手法として、例えば、リニアイメージセンサや二次元イメージセンサなどの受光素子を用いて読み取る手法がある。なお、この受光素子を用いて読み取る手法は、縮小光学型や密着型など、レンズから被写体までの距離によって分類されたり、CMOSやCCDなど、半導体プロセスによって分類されたりする。ここでは、バーコードや顔写真などを光学的に再生する装置として、密着型CCDイメージセンサを例にとる。
また、非接触ICチップに記録されたデータを無線通信によって再生したり、無線通信によって非接触ICチップにデータを記録したりする手法としては、例えば、RF帯域,UHF帯域,マイクロ波帯域などのアンテナを用いて記録又は再生する手法がある。なお、非接触ICチップには、カード型やボタン型など様々なものがある。ここでは、非接触ICチップに対してデータの記録又は再生を行うアンテナとして、RF帯域のアンテナ(RF帯域アンテナ)を例にとる。
近年になって、バーコードや顔写真などを光学的に読み取る機能と、非接触ICチップに対してデータの記録又は再生を行う機能と、の双方の機能を有するハイブリッド型の情報処理装置が普及し始めている(例えば特許文献1参照)。このハイブリッド型の情報処理装置では、上述した密着型CCDイメージセンサと、上述したRF帯域アンテナとが、近年の小型化要求に伴って近接した位置に配置されている。そして、密着型CCDイメージセンサで得られる画像データを処理する画像処理回路や、RF帯域アンテナで得られる無線データを処理する検波回路なども、近年の小型化要求に伴って狭い範囲に同居する傾向にある。
特開2004−213253号公報(図1,図3)
しかしながら、密着型CCDイメージセンサ及び画像処理回路と、RF帯域アンテナ及び検波回路とが狭い範囲に同居した場合、電磁的相互作用に起因したビートノイズが発生し、情報処理装置全体としての画像品質や通信品質を低下させてしまう、といった問題がある。
より詳細に説明すると、密着型CCDイメージセンサで得られる画像データを画像処理回路に転送するクロック周波数は、例えば8MHzであり、このクロック周波数をもつクロック信号は、48MHzの発振器(発振器1)から送出されるクロック信号を1/6に分周したものとなっている。一方、RF帯域アンテナで得られる無線データのキャリア周波数は、例えば13.56MHzであり(ISO規格で定められている)、このキャリア周波数をもつキャリア信号は、13.56MHzの発振器(発振器2)から送出されたものとなっている。そして、それぞれの発振器(発振器1及び発振器2)は、同一の基板上に隣接して配置されている。
このような回路構成において、密着型CCDイメージセンサ及び画像処理回路と、RF帯域アンテナ及び検波回路とが狭い範囲に同居した場合には、上述したクロック周波数(48MHz)とキャリア周波数(13.56MHz)が(対数オーダーでいえば)比較的近い値であることから、密着型CCDイメージセンサや画像処理回路の内部配線などに、RF帯域アンテナから輻射される電磁波に起因したノイズが乗ってしまう(電磁的にクロストークしてしまう)。その結果、それぞれの発振器(発振器1及び発振器2)の位相ズレにより生じるビートノイズが発生することになる。また、画像処理回路や検波回路をライン結合する電源の回りこみによってもビートノイズが発生することになる。
このように、例えば既存のハンディー型スキャナーにRF通信機能を追加実装する場合など、近年のハイブリッド化要求と小型化要求とを同時に満たそうとして、密着型CCDイメージセンサ及び画像処理回路と、RF帯域アンテナ及び検波回路とを近傍空間に配置すると、電磁的相互作用に起因したビートノイズが発生することになり、ひいては情報処理装置全体としての画像品質や通信品質を低下させてしまうのである。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、近年のハイブリッド化要求と小型化要求に鑑み、例えば密着型CCDイメージセンサで得られる画像データやRF帯域アンテナで得られる無線データなどの異なるデータを、それぞれ異なる回路で処理するようにした情報処理装置で、電磁的相互作用に起因したビートノイズが発生するのを防ぐことができ、ひいては画像品質や通信品質の低下を防ぐことが可能なデータ記録媒体の情報処理装置及び情報処理方法を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、以下のものを提供する。
(1) 第1のデータを記録する第1の記録部と、第2のデータを記録する第2の記録部と、を有するデータ記録媒体に対し、データの記録又は再生を行うデータ記録媒体の情報処理装置において、前記第1の記録部に対してデータの記録又は再生を行う第1データ処理部と、前記第2の記録部に対してデータの記録又は再生を行う第2データ処理部とが近接して配置されるとともに、前記第1データ処理部を機能させる電気信号の位相と、前記第2データ処理部を機能させる電気信号の位相とを同期させることを特徴とするデータ記録媒体の情報処理装置。
本発明によれば、情報処理装置に、データ記録媒体における第1の記録部,第2の記録部のそれぞれに対して、データの記録又は再生を行う第1データ処理部,第2データ処理部を近接させて配置するとともに、第1データ処理部を機能させる電気信号の位相と、第2データ処理部を機能させる電気信号の位相とを同期させることとしたので、ビートノイズを低減させることができる。
すなわち、例えば、第1データ処理部と第2データ処理部との間で電磁的なクロストークが発生したとしても、第1データ処理部と第2データ処理部のそれぞれを機能させる電気信号の位相が同期しているので、安定したノイズ(例えば周期的なノイズ)が発生することになる。そして、安定したノイズは、不安定なノイズ(例えば非周期的なノイズ)と比べて取り除き易い。その結果、電気的相互作用に起因した、発振器の位相ズレにより生じるビートノイズ(例えば'うなり'など)の発生を防いだり、電源の回りこみにより生じるビートノイズの発生を防いだりすることができ、ひいては画像品質や通信品質の低下を防ぐことができる。
ここで、「第1のデータ」と「第2のデータ」としては、例えば、無線通信(RF,UHF,マイクロ波,ブルートゥース)によりアクセス可能なICメモリに記録されたデータや、イメージセンサにより読み取られる画像データなど、様々なものが挙げられる。なお、場合によっては、磁気ヘッドに読み取られる磁気データであっても構わない。
また、第1データ処理部や第2データ処理部を「機能させる電気信号」としては、例えば、無線通信における搬送波であったり、画像データの転送クロックであったり、磁気データの転送クロックであったりと、第1の記録部や第2の記録部に対してデータの記録又は再生を行うために必要な処理を機能させる電気信号であれば、その種類の如何を問わない。
さらに、「同期させる」とは、少なくとも位相差が略一定であることを意味する。例えば、第1データ処理部を機能させる電気信号の位相と、第2データ処理部を機能させる電気信号の位相とが0であってもよいし、これが所定の定数となっていてもよいし、多少の変動は伴うが周期的な値となっていてもよい。このように、本発明は、これらの電気信号の位相差を0又は略一定とすることによって、第1データ処理部又は第2データ処理部で取り除き難い不安定なビートノイズの発生を抑えることができるものである。
なお、本発明においては、第1データ処理部や第2データ処理部を駆動する発振器は、1個であっても2個であってもよく、その数や種類の如何は問わない。また、「近接して配置される」とは、第1データ処理部又は第2データ処理部のいずれか一方の動作が、他方の動作に何らかの影響を与える距離間隔で配置されることをいう。
(2) 前記データ記録媒体の情報処理装置は、さらに、前記第1データ処理部及び前記第2データ処理部を駆動する発振部を備え、前記第1データ処理部を機能させる電気信号と、前記第2データ処理部を機能させる電気信号とは、前記発振部から送出されるクロック信号を逓倍又は分周して得られた電気信号であることを特徴とする(1)記載のデータ記録媒体の情報処理装置。
本発明によれば、上述した情報処理装置に、第1データ処理部と第2データ処理部を駆動する発振部を設け、第1データ処理部を機能させる電気信号と、第2データ処理部を機能させる電気信号とは、発振部から送出されるクロック信号を逓倍又は分周して得られた電気信号であることとしたから、容易かつ簡易な電気構成によって、両電気信号の位相差を0又は略一定とすることができ、ひいては、第1データ処理部又は第2データ処理部で取り除き難い不安定なビートノイズの発生を、容易に抑えることができる
なお、「逓倍又は分周」は、クロック信号を整数倍したり、クロック信号を(1/整数)倍したりするのは勿論のこと、クロック信号を1倍することも含むものとする。すなわち、第1データ処理部を機能させる電気信号又は第2データ処理部を機能させる電気信号は、発振部から送出されるクロック信号そのものであっても構わない。
(3) 前記第1データ処理部は、メモリICよりなる前記第1の記録部に対して、無線通信により非接触でデータの記録又は再生を行うことを特徴とする(1)又は(2)記載のデータ記録媒体の情報処理装置。
本発明によれば、上述した第1データ処理部によって、メモリICよりなる第1の記録部に対して、無線通信により非接触でデータの記録又は再生が行われることとしたので、第1データ処理部が非接触で無線通信する際に用いる信号(例えば搬送波)に起因したノイズが、第2データ処理部において発生したとしても、それは安定したノイズとなり、取り除くことが可能になる。従って、第2データ処理部におけるデータ処理の信頼性を高めることができる。
(4) 前記第2データ処理部は、画像データを記録する前記第2の記録部に対して、光学的な撮像によりデータの読み取り再生を行うイメージセンサであって、前記第1データ処理部を機能させる搬送波の位相と、前記イメージセンサを機能させる転送クロックの位相とを同期させることを特徴とする(3)記載のデータ記録媒体の情報処理装置。
本発明によれば、上述した第2データ処理部を、画像データを記録する第2の記録部に対して、光学的な撮像によりデータの読み取り再生を行うイメージセンサとし、第1データ処理部を機能させる搬送波の位相と、イメージセンサを機能させる転送クロックの位相とを同期させることとしたので、第1データ処理部が非接触で無線通信する際に用いる搬送波に起因したノイズが、第2データ処理部(イメージセンサや画像処理回路)において発生したとしても、それは安定したノイズとなる。従って、画像処理の過程で、例えば黒補正や白補正(シェージング補正)を施すことによって、安定したノイズを取り除くことが可能になる。
(5) 前記データ記録媒体の情報処理装置は、走行路を形成するフレームを有し、当該フレームの一部が走行基準面として形成され、当該走行基準面に沿ってデータ記録媒体がスワイプされることによってデータの記録又は再生を行うことを特徴とする(1)から(4)のいずれか記載のデータ記録媒体の情報処理装置。
本発明によれば、上述した情報処理装置は、いわゆるスワイプ型の情報処理装置(例えばカードリーダ)であることとしたので、近年のハイブリッド化要求及び小型化要求を踏まえた上で、上述した様々な効果を奏するスワイプ型の情報処理装置を提供することができる。
例えば、従来のスワイプ型の情報処理装置では、RF通信で生じるノイズがイメージセンサや画像処理回路に乗ると、画像処理回路において取り除き難いビートノイズが発生することから、結果的に読み取りエラーが生じ、利用者は、カードを再びスワイプしてリトライしなければならない。しかし、本発明によれば、RF通信で生じるノイズがイメージセンサや画像処理回路に乗ったとしても、画像処理回路において取り除き易い安定したノイズが発生するので、結果的に読み取りエラーの回数を少なくすることができ、ひいては利用者のリトライ回数を減らし、情報処理装置全体の信頼性を高めることができる。なお、「スワイプ」とは、データ記録媒体を情報処理装置の搬送路に沿って手動でさっと走らせる動作をいう。
(6) 第1のデータを記録する第1の記録部と、第2のデータを記録する第2の記録部と、を有するデータ記録媒体に対し、前記第1の記録部に対してデータの記録又は再生を行う第1データ処理部と、前記第2の記録部に対してデータの記録又は再生を行う第2データ処理部と、前記第1データ処理部及び前記第2データ処理部を駆動する発振部と、を有するデータ記録媒体のデータ処理装置を用いて、データの記録又は再生を行うデータ記録媒体の情報処理方法であって、前記発振部からクロック信号を送出する第1ステップと、前記クロック信号を逓倍又は分周する第2ステップと、前記第2ステップで得られた電気信号を前記第1データ処理部と前記第2データ処理部に送出する第3ステップと、を含むことを特徴とするデータ記録媒体の情報処理方法。
本発明によれば、データ記録媒体に対してデータの記録又は再生を行うデータ記録媒体の情報処理方法で、発振部からクロック信号を送出するステップと、そのクロック信号を逓倍又は分周するステップと、逓倍又は分周して得られた電気信号を、データ記録媒体における第1の記録部に対してデータの記録又は再生を行う第1データ処理部と、データ記録媒体における第2の記録部に対してデータの記録又は再生を行う第2データ処理部と、に送出するステップと、が含まれることとしたので、電気的相互作用に起因した、発振器の位相ズレにより生じるビートノイズ(例えば'うなり'など)の発生を防いだり、電源の回りこみにより生じるビートノイズの発生を防いだりすることができ、ひいては画像品質や通信品質の低下を防ぐことができる。
以上説明したように、本発明によれば、電磁的相互作用に起因したビートノイズが発生するのを防ぐことができ、ひいては画像品質や通信品質の低下を防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
[外観構成]
図1は、本発明の実施の形態に係るスワイプ型情報処理装置1の外観構成を示す模式図である。図1(a)は、カード2をスワイプ型情報処理装置1に通している様子を示しており、図1(b)は、カード2を正面から見て拡大した様子を示している。
図1(a)において、本発明の実施の形態に係るスワイプ型情報処理装置1は、断面形状がほぼコ字形状をなすフレームを有しており、このフレームの底部をカード走行基準面(搬送基準面)として形成されている。また、この底部を挟んで対向する2つの側板部の間に、搬送路1aが形成されている。なお、スワイプ型情報処理装置1の電気的構成については後述する。
一方で、図1(b)において、データ記録媒体の一例としてのカード2は、例えばパスポート,ヘルスカード,ビザカード,国民カード,銀行カードなど、様々な種類のものが挙げられる。
カード2の表面には、符号化情報を有する二次元バーコード31や、カード2の所有者の顔写真32が印刷されている。すなわち、カード2の表面には、画像データが記録されている。また、無線通信により様々なデータを電子的に記録するメモリIC33と、電磁誘導によってRFアンテナ16(図2参照)と情報の送受信を行うアンテナコイル34と、が埋設されている。
なお、図1(b)では図示していないが、メモリIC33とアンテナコイル34はエナメル線等で電気的に接続されている。一方で、図1(b)では、カード2に埋設されたメモリIC33とアンテナコイル34を視認することができるが、これは説明の便宜のためである。また、アンテナコイル34は、カード2のほぼ全域を囲むように配置されているが、本発明はこれに限られず、RFアンテナ16と通信可能な程度の大きさ・配置であればよい。
[機械的・電気的構成]
図2は、本発明の実施の形態に係るスワイプ型情報処理装置1の機械的・電気的構成の概要を示す模式図である。
図2において、スワイプ型情報処理装置1は、密着型のイメージセンサ11と、カード2が搬送路1aを通過するときに、カード2と接触して回転するパッドローラ12と、パッドローラ12の回転を検出してカード2の位置情報を取得するエンコーダ13と、を有している。そして、イメージセンサ11は、撮像された二次元バーコード31や顔写真32の画像データに対して様々な処理を施す画像処理部14と電気的に接続されている。
一方、スワイプ型情報処理装置1は、カード2に埋設されたアンテナコイル34と無線通信により非接触でデータの記録又は再生を行うRFアンテナ16も有している。そして、RFアンテナ16は、カード2内のメモリIC33に記録されたデータを無線通信によって再生したり、無線通信によってカード2内のメモリIC33にデータを記録したりするRF通信部15と電気的に接続されている。
次に、画像処理部14及びRF通信部15の電気的構成について、図3を用いて詳細に説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係るスワイプ型情報処理装置1の詳細な電気的構成を示すブロック図である。
図3において、スワイプ型情報処理装置1は、画像処理部14と、RF通信部15と、クロック生成回路17と、通信制御回路18と、ホストインターフェース19と、電源回路20と、を有している。なお、CPU,ROM,RAMといった一般的な電気素子は、図示を省略する。
画像処理部14には、上述のとおりイメージセンサ11が接続されており、RF通信部15には、上述のとおりRFアンテナ16が接続されている。また、画像処理部14及びRF通信部15の双方は、通信制御回路18を介してホストインターフェース19に接続されており、ホストインターフェース19は、例えば銀行のATM装置などの上位装置(図示せず)に接続されている。また、スワイプ型情報処理装置1の電源回路20は、上位装置から送られてきた電力を基にして、各部に電力を供給している。
画像処理部14は、通信制御回路18と接続され、画像処理部14の統合的な制御を行う画像制御回路141と、イメージセンサ11から送られてきた画像データに対して様々な処理を施す画像処理回路142と、イメージセンサ11を駆動するのに必要なセンサクロックを生成するセンサクロック生成回路143と、を有している。
一方で、RF通信部15は、通信制御回路18と接続され、RF通信部15の統合的な制御を行うRF制御回路151と、所定の信号を搬送波に乗せてRFアンテナ16に送出するRF発振回路152と、RFアンテナ16から送られてきたデータから所定の信号を抽出する(搬送波を除去して検波する)RF検波回路153と、を有している。
ここで、画像制御回路141,画像処理回路142,及びセンサクロック生成回路143から構成される画像処理部14を機能させる電気信号と、RF制御回路151,RF発振回路152,及びRF検波回路153から構成されるRF通信部15を機能させる電気信号は、クロック生成回路17から送出される。すなわち、クロック生成回路17は、画像処理部14とRF通信部15とを駆動する機能を有している。このような機能を有するクロック生成回路17としては、例えば、図4に示す周波数分周回路や、図5に示す周波数逓倍回路を一例として挙げることができる。
図4は、周波数分周機能をもつクロック生成回路17の電気的構成の一例を示す図である。図5は、周波数逓倍機能をもつクロック生成回路17'の電気的構成の一例を示す図である。
まず、図4(a)において、周波数分周機能をもつクロック生成回路17は、入力信号の周波数を1/3倍にする1/3分周器170aと、入力信号の周波数を1/2倍にする1/2分周器170bと、基準となるクロック信号(基準信号)を生成する発振回路171と、を有している。
図4(a)において、1/3分周器170aは、発振回路171から入力された基準信号(図4(b)の(X)の波形参照)の周波数を1/3倍にして出力する機能を有している(図4(b)の(Y)の波形参照)。また、1/2分周器170bは、発振回路171から入力された基準信号(図4(b)の(X)の波形参照)の周波数を1/2倍にして出力する機能を有している(図4(b)の(Z)の波形参照)。1/3分周器170aや1/2分周器170bの具体例としては、例えば、Dフリップフロップ,RSフリップフロップ,JKフリップフロップ,JKFFフリップフロップなどを用いることができる。
このように、クロック生成回路17では、基準信号の1/3倍の周波数をもち、かつ、基準信号と同期した信号(図4(b)の(Y)の波形をもつ信号)と、基準信号の1/2倍の周波数をもち、かつ、基準信号と同期した信号(図4(b)の(Z)の波形をもつ信号)と、を取り出すことができる。そして、前者は、画像制御回路141,画像処理回路142,及びセンサクロック生成回路143の各々に供給されることになり(図3参照)、後者は、RF制御回路151,RF発振回路152,及びRF検波回路153の各々に供給されることになる(図3参照)。具体的な数値としては、例えば、発振回路171から送出される基準信号の周波数(図4(b)の(X)の信号の周波数)を27.12MHzとした場合、画像処理部14に供給される電気信号の周波数(図4(b)の(Y)の信号の周波数)は9.04MHz(約8MHz)となり、RF通信部15に供給される電気信号の周波数(図4(b)の(Z)の信号の周波数)は13.56MHzとなる。次に、図5(a)に示す周波数逓倍機能をもつクロック生成回路17'について説明する。
図5(a)において、周波数逓倍機能をもつクロック生成回路17'は、基準となるクロック信号(基準信号)を生成する発振回路171と、入力された2個の信号の位相差を比較して差信号を発生する位相比較器172a,172bと、交流成分をカットするループフィルタ173a,173bと、一定の自走周波数をもつとともに、制御端子に電圧を印加することによって発振周波数を変化させることが可能な電圧制御発振器(VCO)174a,174bと、入力信号の周波数を1/2倍にする1/2分周器170aと、入力信号の周波数を1/3倍にする1/3分周器170bと、を有している。
図5(a)において、まず、位相比較器172aは、発振回路171から入力される基準信号(例えば、図5(b)の(X)の波形をもつ信号)と、VCO174aの自走発振で生成される比較信号との位相比較を行った後、位相差成分をパルス状の位相差信号として出力する。そして、ループフィルタ(LPF等)173aは、この位相差信号の高周波成分を遮断する。そして、VCO174aは、高周波成分が遮断された位相差信号を基に、発振周波数の調整を行って、一定の自走周波数をもつ信号を位相比較器172aにフィードバックする。なお、VCO174aから出力される信号の位相が基準信号よりも進んでいれば、VCO174aの発振周波数は下がり(位相が遅れ)、VCO174aから出力される信号の位相が基準信号よりも遅れていれば、VCO174aの発振周波数が上がる(位相が進む)ようになっている。
ここで、VCO174aから位相比較器172aに、一定の自走周波数をもつ信号がフィードバックされる際には、1/2分周器170aを通過するように構成されている。従って、VCO174aから出力される信号の1/2倍の周波数をもつ信号が、比較信号として位相比較器172aに入力されることから、結果的に、VCO174aの出力として、基準信号の2倍の周波数をもち、かつ、基準信号と同期した信号(図5(b)の(Y)の波形をもつ信号)を取り出すことができる。
このクロック信号(図5(b)の(Y)の波形をもつ信号)は、画像制御回路141,画像処理回路142,及びセンサクロック生成回路143の各々に供給されることになる(図3参照)。一方で、図5(a)において、位相比較器172b,ループフィルタ173b,VCO174b,1/3分周器170bから構成されるフィードバックループでも、上述同様にして、VCO170bの出力として、基準信号の3倍の周波数をもち、かつ、基準信号と同期した信号(図5(b)の(Z)の波形をもつ信号)を取り出すことができる。そして、このクロック信号は、RF制御回路151,RF発振回路152,及びRF検波回路153の各々に供給されることになる(図3参照)。具体的な数値としては、例えば、発振回路171から送出される基準信号の周波数(図5(b)の(X)の信号の周波数)を4.52MHzとした場合、画像処理部14に供給される電気信号の周波数(図5(b)の(Y)の信号の周波数)は9.04MHz(約8MHz)となり、RF通信部15に供給される電気信号の周波数(図5(b)の(Z)の信号の周波数)は13.56MHzとなる。
このように、図4(a)及び図5(a)に示すクロック生成回路17又はクロック生成回路17'によれば、請求項記載の「発振部」の一例として機能する発振回路171から送出されるクロック信号を分周したり(図4(b)参照)、逓倍したりすることができ(図5(b)参照)、それによって得られた電気信号を画像処理部14やRF通信部15に与えることができる。
なお、位相比較器172a,172bの具体例としては、例えば、排他的論理和ゲート応用型位相比較器,RSフリップフロップ応用型位相比較器,ポジティブエッジトリガ型位相比較器などを用いることができ、ループフィルタ173a,173bの具体例としては、例えば、ラグ型LPF,ラグリード型LPFなどを用いることができ、VCO174a,174bの具体例としては、例えば、水晶発振器(VCXO)などを用いることができる。
[情報処理]
図6は、本発明の実施の形態に係るスワイプ型情報処理装置1の動作(情報処理の流れ)を示すフローチャートである。なお、ここではクロック生成回路17(図4参照)を用いる。
図6において、カード2のスワイプが行われると(ステップS1)、クロック生成回路17から基準信号が送出される(ステップS2)。より具体的には、スワイプ型情報処理装置1のCPU(図示せず)は、例えば光センサ等によってカード2が搬送路1a内に入ってきたことを検出すると、クロック生成回路17の発振回路171に対して基準信号(周波数27.12MHz)を生成するように指令を行う。そうすると、クロック生成回路17の発振回路171(図4参照)において基準信号が生成され、この基準信号が1/3分周器170aと1/2分周器170aに向けて送出される。
次いで、基準信号の分周が行われる(ステップS3)。より具体的には、図4を用いて説明したように、発振回路171で生成された基準信号(周波数27.12MHz)は、1/3分周器170aを通過する際に、周波数が1/3倍の電気信号(周波数9.04MHz)となって、画像制御回路141,画像処理回路142,及びセンサクロック生成回路143の各々に供給される。また、1/2分周器170bを通過する際に、周波数が1/2倍の電気信号(周波数13.56MHz)となって、RF制御回路151,RF発振回路152,及びRF検波回路153の各々に供給される。
そして、データの記録又は再生が行われる(ステップS4)。より具体的には、まず、センサクロック生成回路143は、ステップS3において供給された電気信号を用いてイメージセンサ(撮像素子)11を駆動するセンサクロックを生成し、これをイメージセンサ11に供給する。そうすると、イメージセンサ11は、搬送路1aを通過するカード2の二次元バーコード31や顔写真32(図1(b)参照)を光電変換によって撮像する。そして、画像処理部14の画像処理回路は、ステップS3において供給された電気信号(画像データの転送クロック)を用いて、位置検出処理,構造解析処理,復号処理などの信号処理を行う。これにより、光学的なデータの再生が完了する。
一方で、RF発振回路152は、ステップS3において供給された電気信号を用いて所定の信号を搬送波に乗せてRFアンテナ16に送出する。これにより、RFアンテナ16を介して、カード2のメモリIC33にデータの記録を行うことができる。また、RF検波回路153は、ステップS3において供給された電気信号を用いて、RFアンテナ16から送られてきたデータから所定の信号を抽出する。これにより、カード2に記録されたデータを再生することができる。
ここで、ステップS4の処理では、画像処理部14で用いる電気信号の位相と、RF通信部15で用いる電気信号の位相とを同期させている。従って、画像処理部14と、RF通信部15(RFアンテナ16)との間で電磁的なクロストークが発生したとしても、安定したノイズ(例えば周期的なノイズ)が発生することになる。
例えば、画像処理部14において、不安定なノイズ(例えば非周期的なノイズ)が発生した場合には、図7(a)に示すように、画像データが波打った波形となる(すなわちビートノイズがでる)。しかし、画像処理部14において、安定したノイズ(例えば周期的なノイズ)が発生した場合には、図7(b)に示すように、画像データの直流成分が一定の値eだけドリフトしたような波形となる(すなわちビートノイズはでない)。従って、図7(b)に示すような安定したノイズであれば、黒補正や白補正(シェージング補正)を施すことによって取り除くことができるので、画像品質の低下を防ぐことができる。
また、本実施形態に係るスワイプ型情報処理装置1は、通信品質の低下を防ぐこともできる。より具体的には、電源回路20(図3参照)から各部へ電源供給する際の電源ラインなどを経由して、クロストークノイズがRF発振回路152やRF検波回路153に回り込むことも考えられる。しかし、RF発振回路152やRF検波回路153における変復調は、位相変調又は振幅変調によることとしているので、上述したような安定したノイズ(例えば周期的なノイズ)が発生した場合であれば、その悪影響を最小限に抑えることができる。従って、通信品質の低下を防ぐこともできる。
以上説明したように、本実施形態に係るスワイプ型情報処理装置1によれば、電磁的相互作用に起因したビートノイズが発生するのを防ぐことができ、ひいては画像品質や通信品質の低下を防ぐことができる。
なお、本実施形態では、クロック生成回路17において、画像制御回路141,画像処理回路142,及びセンサクロック生成回路143の各々に供給される電気信号を生成するにあたって、発振回路171で生成された基準信号(周波数27.12MHz)から、周波数が1/3倍の電気信号(周波数9.04MHz)を生成することとしたが、本発明はこれに限られない。例えば、発振回路171で生成された基準信号(周波数27.12MHz)から、周波数が1/256倍の電気信号(周波数0.1059375MHz)を生成する。そして、イメージセンサ11の転送クロック用としてPLL発振回路を準備して(例えば図5参照)、周波数0.1059375MHzの電気信号を逓倍して(1/76分周器を用いて)、周波数8.05125の電気信号を生成することとしてもよい。これにより、上述同様、電磁的相互作用に起因したビートノイズが発生するのを防ぐことができ、ひいては画像品質の低下を防ぐことができる。
また、例えば、図8に示すように、発振回路(OSC)171と、1/4分周器170cと、PLL200と、から構成されるクロック生成回路17''を採用することも可能である。より具体的には、発振回路171で生成された基準信号(周波数32MHz)は、1/4分周器170cを介して8MHzの電気信号となり、これが画像処理部14へ送られる。一方で、この8MHzの電気信号は、PLL200を介して13.56MHzの電気信号に逓倍され、RF通信部15へ送られる。このようにして、画像処理部14で用いられる電気信号(8MHz)と、RF通信部15で用いられる電気信号(13.56MHz)とを同期させることも可能である。
また、本実施形態では、データ記録媒体としてカード2を考えたが、これに限らず他の媒体への応用は可能である。また、本実施形態では、イメージセンサ11として密着型を考えたが、これ以外の縮小光学型などを考えることも可能である。また、本実施形態では、情報処理装置1としてスワイプ型を考えたが、例えばフラットベッド型などのスキャン方式への応用や、二次元センサなどへの応用も可能である。また、本発明は、イメージセンサ全般とワイヤレス通信回路とが共存するシステムへの応用や、非接触ICなど電磁結合による通信と、液晶ディスプレイやCRTなど高周波で駆動されるディスプレイとが共存するシステムへの応用も可能である。
本発明に係るデータ記録媒体の情報処理装置及び情報処理方法は、電磁的相互作用に起因したビートノイズが発生するのを防ぐことができ、ひいては画像品質や通信品質の低下を防ぐことが可能なものとして有用である。
本発明の実施の形態に係るスワイプ型情報処理装置の外観構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るスワイプ型情報処理装置の機械的・電気的構成の概要を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るスワイプ型情報処理装置の詳細な電気的構成を示すブロック図である。 周波数分周機能をもつクロック生成回路の電気的構成の一例を示す図である。 周波数逓倍機能をもつクロック生成回路の電気的構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るスワイプ型情報処理装置の動作(情報処理の流れ)を示すフローチャートである。 ビートノイズが乗った様子を示す波形図である。 クロック生成回路の電気的構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 スワイプ型情報処理装置
1a 搬送路
2 カード
11 イメージセンサ
12 パッドローラ
13 エンコーダ
14 画像処理部
15 RF通信部
16 RFアンテナ
17 クロック生成回路
18 通信制御回路
19 ホストインターフェース
20 電源回路
31 二次元バーコード
32 顔写真
33 メモリIC
34 アンテナコイル

Claims (6)

  1. 第1のデータを記録する第1の記録部と、第2のデータを記録する第2の記録部と、を有するデータ記録媒体に対し、データの記録又は再生を行うデータ記録媒体の情報処理装置において、
    前記第1の記録部に対してデータの記録又は再生を行う第1データ処理部と、前記第2の記録部に対してデータの記録又は再生を行う第2データ処理部とが近接して配置されるとともに、
    前記第1データ処理部を機能させる電気信号の位相と、前記第2データ処理部を機能させる電気信号の位相とを同期させることを特徴とするデータ記録媒体の情報処理装置。
  2. 前記データ記録媒体の情報処理装置は、さらに、前記第1データ処理部及び前記第2データ処理部を駆動する発振部を備え、
    前記第1データ処理部を機能させる電気信号と、前記第2データ処理部を機能させる電気信号とは、前記発振部から送出されるクロック信号を逓倍又は分周して得られた電気信号であることを特徴とする請求項1記載のデータ記録媒体の情報処理装置。
  3. 前記第1データ処理部は、メモリICよりなる前記第1の記録部に対して、無線通信により非接触でデータの記録又は再生を行うことを特徴とする請求項1又は2記載のデータ記録媒体の情報処理装置。
  4. 前記第2データ処理部は、画像データを記録する前記第2の記録部に対して、光学的な撮像によりデータの読み取り再生を行うイメージセンサであって、
    前記第1データ処理部を機能させる搬送波の位相と、前記イメージセンサを機能させる転送クロックの位相とを同期させることを特徴とする請求項3記載のデータ記録媒体の情報処理装置。
  5. 前記データ記録媒体の情報処理装置は、走行路を形成するフレームを有し、当該フレームの一部が走行基準面として形成され、当該走行基準面に沿ってデータ記録媒体がスワイプされることによってデータの記録又は再生を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか記載のデータ記録媒体の情報処理装置。
  6. 第1のデータを記録する第1の記録部と、第2のデータを記録する第2の記録部と、を有するデータ記録媒体に対し、
    前記第1の記録部に対してデータの記録又は再生を行う第1データ処理部と、
    前記第2の記録部に対してデータの記録又は再生を行う第2データ処理部と、
    前記第1データ処理部及び前記第2データ処理部を駆動する発振部と、を有するデータ記録媒体の情報処理装置を用いて、データの記録又は再生を行うデータ記録媒体の情報処理方法であって、
    前記発振部からクロック信号を送出する第1ステップと、
    前記クロック信号を逓倍又は分周する第2ステップと、
    前記第2ステップで得られた電気信号を前記第1データ処理部と前記第2データ処理部に送出する第3ステップと、を含むことを特徴とするデータ記録媒体の情報処理方法。
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