JP2007133444A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】本発明は、液晶層に印加する電圧を調整しながら液晶層に含まれる重合性成分を重合して重合時の液晶分子の配向方向を規定する液晶表示装置及びその製造方法に関し、画像の焼付き現象を改善した液晶表示装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】光又は熱により重合する重合性成分を含有する液晶組成物を基板間に封止し、液晶組成物に電圧を印加しながら重合性成分を重合して駆動時の液晶分子の配向方向を規定させる液晶表示装置の製造方法において、液晶組成物中の重合開始材の濃度xは、0≦x≦0.002(wt%)であるように構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、光又は熱により重合する重合性成分(モノマーやオリゴマー等)を含有する液晶材料を基板間に封止し、液晶層に印加する電圧を調整しながら(印加電圧が0(ゼロ)である場合を含む。以下、必要に応じて単に「電圧を印加しながら」と略記する)重合性成分を重合して駆動時の液晶分子の配向方向を規定する液晶表示装置(LCD)及びその製造方法に関する。
従来のTN(Twisted Nematic:ねじれネマチック)モードのLCDに比べて視角特性に優れる液晶表示装置として、正の誘電率異方性を有する液晶を水平配向させて横電界を印加するIPSモード(In−Plane−Switching mode)液晶表示装置(以下、IPS−LCDと略称する)が知られている。しかしながら、IPS−LCDは櫛形電極によって液晶分子を水平面内でスイッチングさせており、この櫛形電極により画素の開口率が著しく低下してしまうため高い光強度のバックライトユニットが必要になる。
これに対し、負の誘電率異方性を有する液晶を垂直配向させ、配向規制用構造物として基板上に土手(線状突起)や電極の抜き部(スリット)を設けたマルチドメイン垂直配向モード(Multi−domain Vertical Alignment mode)液晶表示装置(以下、MVA−LCDと略称する)が知られている。配向規制用構造物を設けているため、配向膜にラビング処理を施さなくても電圧印加時の液晶配向方位を複数方位に制御可能であり、視角特性に優れている。
しかしながら、MVA−LCDにおける突起やスリットによる画素の実質開口率の低下はIPS−LCDの櫛形電極ほどではないにしても、TNモードのLCDに比べるとパネルの光透過率が低い。そのため現状では、低消費電力が要求されるノートパソコンにはMVA−LCDやIPS−LCDは不向きであると考えられている。
また、従来のMVA−LCDは、白輝度が低く表示が暗いという欠点を有している。この主な原因は、突起上方やスリット上方が配向分割の境界となって暗線が生じるため、白表示時の透過率が低くなって暗く見えることに因る。この欠点を改善するには、突起やスリットの配置間隔を十分広くすればよいが、配向規制用構造物である突起やスリットの数が少なくなるため、液晶に所定電圧を印加しても配向が安定するまでに時間がかかるようになり、応答時間が長くなってしまうという問題を生じる。
この問題を改善し、高輝度でしかも高速応答可能なMVA−LCDを実現するために、ポリマーを用いて駆動時の液晶分子の配向方向を規定する方法が提案されている。ポリマーを用いて駆動時の液晶分子の配向方向を規定する方法では、液晶にモノマーやオリゴマー等の重合性成分(以下、モノマーと略称する)を混合した液晶材料を基板間に封止する。基板間に電圧を印加して液晶分子をチルト(傾斜)させた状態下で、モノマーを重合してポリマー化させる。これにより、電圧印加を取り去っても所定のプレチルト角でチルトする液晶層が得られる。モノマーとしては、熱若しくは光(紫外線)で重合する材料が選択される。
しかしながら、ポリマーを用いて駆動時の液晶分子の配向方向を規定する方法により製造したMVA−LCDでは、同じ画像を長時間表示し続けると、表示を変えても前の画像が残って見えてしまう焼付き現象(image sticking)が発生することがあり、表示品質が低下してしまうという問題を有している。
本発明の目的は、ポリマーを用いて駆動時の液晶分子の配向方向を規定する方法に基づいて生じる画像の焼付き現象を改善した液晶表示装置及びその製造方法を提供することにある。
上記目的は、対向する2枚の基板間に液晶材料を封止した液晶表示装置であって、前記液晶材料は、光又は熱により重合する重合性成分と、重合開始材と、液晶組成物とを含み、前記重合開始材の前記液晶材料中の濃度xが、0≦x≦0.002(wt%)であることを特徴とする液晶表示装置によって達成される。
本発明の一実施の形態による液晶表示装置及びその製造方法について図1乃至図4を用いて説明する。まず、本実施の形態による液晶表示装置及びその製造方法の概略について図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態による液晶表示装置の1画素2を基板面法線方向に見た状態を示している。不図示の絶縁膜を介して交差するゲートバスライン4とドレインバスライン6とで画定された長方形領域に画素2が形成されている。図中画素2左上には、後述する画素電極に階調電圧を印加する際のスイッチング素子として機能するTFT16が形成されている。画素2内には、外周が同一長方形状の4つの配向ドメインに分割する十字形状の接続電極12、14が形成されている。接続電極12は画素2内のほぼ中央でドレインバスライン6に平行に形成され、接続電極14は画素2内のほぼ中央を横切る蓄積容量バスライン18上に形成されている。
接続電極12、14からほぼ45°の角度で微細電極パターンの複数のストライプ状電極8が繰り返し形成されている。接続電極12、14と複数のストライプ状電極8とで画素電極が構成される。図中左上のストライプ状電極8はTFT16のソース電極に電気的に接続されている。隣接するストライプ状電極8間には電極を抜いた状態のスペース10が形成されている。ストライプ状電極8とスペース10とで配向規制用構造物が構成される。なお、図1のストライプ状電極8及びスペース10に代えて、画素2内全面に形成した画素電極上に微細線状突起を形成するようにしてももちろんよい。図示は省略したが、画素電極側に形成された配向規制用構造物に対応して、対向基板にも絶縁性構造物又はスリット(コモン電極を部分的にパターニング除去したもの)を形成するようにしてももちろんよい。
このような微細ライン・アンド・スペースパターンをTFT基板の画素2の画素電極に形成後、TFT基板と対向基板の対向面に垂直配向膜を形成する。垂直配向膜の材料としては種々のものが適用可能であるが、一例としてポリアミック酸タイプの配向膜を用いることができる。
次いで、負の誘電率異方性を有するネガ型の液晶を封止して両基板を貼り合せる。ネガ型液晶には、重合性成分が所定の割合で混入されている。重合性成分としては、ジアクリレートモノマーを用いている。
図2は、LCDパネルの液晶層に電圧を印加しつつ紫外線を照射する工程を示している。図2に示すように、紫外線照射装置32のチャンバ内にLCDパネルを載置する。LCDパネル内のモノマーを重合させる前の液晶組成物中の液晶分子は基板面に対してほぼ垂直に配向している。次いで、電圧印加装置30からLCDパネルの両基板に設けられた電極34、36間に電圧を印加する。これにより、電極34、36間に封止された液晶層38に電圧が印加され、画素2内の液晶分子が所定方向に傾斜させられる。電圧印加装置30から電圧を印加し続けながら、紫外線照射装置32の不図示の高圧水銀ランプから紫外光(UV光)をLCDパネル面に向けて照射させる。これにより、モノマーが添加された液晶材料に紫外光が照射されてモノマーが重合してポリマー化し、通常駆動時の液晶分子の配向方向を規定する。
図3は、別の構成を有するMVA−LCDの1画素2を基板面法線方向に見た状態を示している。図3に示す構成は、TFT16の形成されたTFT基板側の画素電極3をライン・アンド・スペースパターンのストライプ状電極にしている点に特徴を有している。図3に示すように、画素電極3は、ドレインバスライン6に平行にライン・アンド・スペースパターンが形成されたストライプ状電極8及びスペース10を有している。
画素2ほぼ中央でゲートバスライン4に平行に形成された接続電極14により、各ストライプ状電極8は電気的に接続されている。また、ストライプ状電極8の一部がTFT16のドレイン電極20に対向配置されたソース電極22に接続されている。
不図示の対向基板の画素領域中央部の接続電極14に対向する位置にはゲートバスライン4に平行に延びる線状突起が形成されている。当該線状突起により、液晶分子の配向規制方向をより明確に決定することができる。
図2に示した構成と同様にして、不図示の液晶層に電圧を印加して画素2内の液晶分子を所定方向に傾斜させた状態で、モノマーを添加した液晶材料に紫外光を照射してモノマーを重合することにより、液晶分子のプレチルト角及び/又は配向方位の安定化が実現できる。
以上説明した製造方法により製造されたLCDにおいて、ポリマーを用いて駆動時の液晶分子の配向方向を規定する方法を採用したことにより生じる画像の焼付き現象を低減させるため、各種モノマー、重合開始材、及び液晶組成物(液晶分子)について検討した。その結果、重合開始材は、最適紫外線照射量を減らし、生産効率を上げる上では有効であるものの、画像の焼付きの原因となっていることが判明した。ポリマーを用いて電圧印加時の液晶分子の配向方向を規定するLCDの場合、紫外線照射時のモノマーの重合の開始を助ける重合開始材の濃度が高いと重合に要する時間は短くなるが、完成したLCDの表示画像の焼付き現象は相対的に悪化する。また、液晶材料中に重合開始材を全く添加しない場合は重合に要する時間は長くなるものの、完成したLCDの表示画像の焼付き現象の程度は相対的に軽減する。したがって、焼付き現象を改善するには、重合開始材の濃度は低い方がよい。
すなわち、液晶材料中のモノマーの重合開始材を添加しないか、あるいは極めて僅かの添加量にしておいてモノマーを重合させることにより、画像の焼付き現象を低減することができる。
重合開始材の重合前の液晶材料中での濃度x(wt%、以下同じ)、モノマーの重合前の液晶材料中での濃度y、液晶組成物の重合前の液晶材料中での濃度z、焼付き率αとしたとき、重合開始材の濃度xは、0≦x≦0.002(wt%)であることが好ましい。特に、x=0のときに焼付き率αが最も低くなる。また、モノマーの濃度yは、焼付き率αの観点からは0.1wt%以上10wt%以下が望ましい。
焼付き率αは次のようにして求めている。白黒のチェッカーパターンをLCDの表示領域に長時間表示させる。その後、表示領域全面に所定の中間調を表示させ、白表示領域の輝度βと黒表示領域の輝度γとの差(β−γ)を求め、当該輝度差(β−γ)を、黒表示領域の輝度γで除して焼付き率を求める。
すなわち、
焼付き率α=((β−γ)/γ)×100(%)
である。
図4に重合開始材の濃度と焼付き率の関係を示す。図4は横軸に重合開始材の濃度(wt%)をとり、縦軸に焼付き率(%)をとっている。上述のように、重合開始材の濃度は、0.002wt%以下であることが好ましく、液晶材料中に重合開始剤が全く添加されないときに焼付き率αが最も低くなる。一般的な観察者から見て、LCDの焼付き率αが5〜6%程度であれば実用上問題なく、10%程度になると画像の焼付き現象が気になりだす。図4に示すグラフより、重合開始材濃度が0.002wt%以下ならば焼付き率は6%以下であり、実用上問題ない特性が得られる。重合開始材濃度が0%、つまり重合開始材を用いない場合は約3%という極めて低い焼付き率αを得ることができる。
本実施の形態による液晶表示装置およびその製造方法について、以下具体的に実施例及び比較例を用いて説明する。以下の全ての実施例及び比較例では、図1に示す構造のMVA−LCDを用いている。すなわち、垂直配向膜が形成され、液晶は負の誘電率異方性を有している。また、両基板を挟んで対向する2枚の偏光板はクロスニコルに配置されて、電圧無印加時に黒表示となるノーマリブラックモードである。また、不図示の偏光板の偏光軸は各バスラインに対してほぼ平行又は直交する方向を向いている。パネルサイズは対角15インチであり解像度はXGAである。
[実施例1]
平均分子量が約350の液晶組成物に分子量が約350の光硬化性のジアクリレートモノマーを0.3wt%混合し、重合開始材を0.006wt%混合した液晶材料を基板間に封止した。次いで、液晶層に電圧を印加した状態でモノマーを重合して液晶分子の倒れる方向を記憶させた。モノマーを重合させる紫外線は、室温(20℃)中で照射し、照射エネルギーは10J/cmである(下記比較例1と同一の紫外線照射装置を用いて、比較例1での紫外線照射時間の10倍の時間照射した)。完成したMVA−LCDに対して白黒のチェッカーパターンを48時間表示させた後に計測した焼付き率αは15%であった。
[実施例2]
平均分子量が約350の液晶組成物に分子量が約350の光硬化性のジアクリレートモノマーを0.3wt%混合し、重合開始材は全く混合しない液晶材料を基板間に封止した。次いで、液晶層に電圧を印加した状態でモノマーを重合して液晶分子の倒れる方向を記憶させた。モノマーを重合させる紫外線は、室温(20℃)中で照射し、照射エネルギーは100J/cmである(下記比較例1と同一の紫外線照射装置を用いて、比較例1での紫外線照射時間の100倍の時間照射した)。完成したMVA−LCDに対して白黒のチェッカーパターンを48時間表示させた後に計測した焼付き率αは3%であった。
[比較例1]
平均分子量が約350の液晶組成物に分子量が約350の光硬化性のジアクリレートモノマーを0.3wt%混合し、重合開始材を0.008wt%混合した液晶材料を基板間に封止した。次いで、液晶層に電圧を印加した状態でモノマーを重合して液晶分子の倒れる方向を記憶させた。モノマーを重合させる紫外線は、室温(20℃)中で照射し、照射エネルギーは1J/cmである。完成したMVA−LCDに対して白黒のチェッカーパターンを48時間表示させた後に計測した焼付き率αは35%であった。
いずれの条件においても、紫外線照射後のLCDパネルは、ほぼ等しい光学特性が得られた。実施例1、2及び比較例1に示すように、重合開始材の濃度を低下させるか、あるいは全く重合開始材を添加しないようにすると、完成したLCDの表示画像の焼付き現象を大幅に低減させることができる。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態ではモノマーとしてジアクリレートを用いたが、本発明はこれに限らず、例えば、多官能性ポリマーとしてトリアクリレートを重合性成分として用いてももちろんよい。
また、上記実施の形態では、ポリマーを用いた液晶配向安定化のための重合性成分としてモノマーを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、オリゴマーや、オリゴマーとモノマーの混合物を重合性成分として用いてももちろんよい。
以上説明した実施の形態による液晶表示装置及びその製造方法は、以下のようにまとめられる。
(付記1)
対向する2枚の基板間に液晶材料を封止した液晶表示装置であって、
前記液晶材料は、
光又は熱により重合する重合性成分と、重合開始材と、液晶組成物とを含み、
前記重合開始材の濃度xが、
0≦x≦0.002(wt%)
であること
を特徴とする液晶表示装置。
(付記2)
付記1記載の液晶表示装置において、
前記重合性成分は、紫外線の照射により重合すること
を特徴とする液晶表示装置。
(付記3)
付記1又は2に記載の液晶表示装置において、
前記重合性成分の前記液晶材料中の濃度yは、0.1≦y≦10(wt%)であること
を特徴とする液晶表示装置。
(付記4)
付記1乃至3のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
前記重合性成分は、ジアクリレートであること
を特徴とする液晶表示装置。
(付記5)
付記1乃至4のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
前記重合性成分の重合前の前記液晶組成物中の液晶分子は、前記基板面に対してほぼ垂直に配向していること
を特徴とする液晶表示装置。
(付記6)
光又は熱により重合する重合性成分を含有する液晶材料を基板間に封止し、
前記液晶材料に電圧を印加しながら前記重合性成分を重合して駆動時の液晶分子の配向方向を規定する液晶表示装置の製造方法において、
前記液晶材料中の重合開始材の濃度xは、0≦x≦0.002(wt%)であること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記7)
付記6記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記重合性成分は、紫外線の照射により重合すること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記8)
付記6又は7に記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記液晶材料中の前記重合性成分の濃度yは、0.1≦y≦10(wt%)であること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記9)
付記6乃至8のいずれか1項に記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記重合性成分は、ジアクリレートであること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(発明の効果)
以上の通り、本発明によれば、ポリマーを用いて駆動時の液晶分子の配向方向を規定する方法に基づいて生じる画像の焼付き現象を改善できる。
本発明の一実施の形態による液晶表示装置及びその製造方法の概略について説明する図である。 LCDパネルの液晶層に電圧を印加しつつ紫外線を照射する工程を示す図である。 本発明の一実施の形態による別の液晶表示装置及びその製造方法の概略について説明する図である。 本発明の一実施の形態において重合開始材の濃度と焼付き率の関係を示す図である。
符号の説明
2 画素
3 画素電極
4 ゲートバスライン
6 ドレインバスライン
8 ストライプ状電極
10 スペース
12、14 接続電極
18 蓄積容量バスライン
20 ドレイン電極
22 ソース電極
30 電圧印加装置
32 紫外線照射装置
34、36 電極
38 液晶層

Claims (4)

  1. 対向する2枚の基板間に液晶材料を封止した液晶表示装置であって、
    前記液晶材料は、
    光又は熱により重合する重合性成分と、重合開始材と、液晶組成物とを含み、
    前記重合開始材の前記液晶材料中の濃度xが、
    0≦x≦0.002(wt%)
    であること
    を特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1記載の液晶表示装置において、
    前記重合性成分は、紫外線の照射により重合すること
    を特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の液晶表示装置において、
    前記重合性成分の前記液晶材料中の濃度yは、0.1≦y≦10(wt%)であること
    を特徴とする液晶表示装置。
  4. 光又は熱により重合する重合性成分を含有する液晶材料を基板間に封止し、
    前記液晶材料に電圧を印加しながら前記重合性成分を重合して駆動時の液晶分子の配向方向を規定する液晶表示装置の製造方法において、
    前記液晶材料中の重合開始材の濃度xは、0≦x≦0.002(wt%)であること
    を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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