JP2007132943A - 加速度ベクトルのオフセットの補償方法、記録媒体及び加速度ベクトルのオフセットの補償装置 - Google Patents

加速度ベクトルのオフセットの補償方法、記録媒体及び加速度ベクトルのオフセットの補償装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007132943A
JP2007132943A JP2006304201A JP2006304201A JP2007132943A JP 2007132943 A JP2007132943 A JP 2007132943A JP 2006304201 A JP2006304201 A JP 2006304201A JP 2006304201 A JP2006304201 A JP 2006304201A JP 2007132943 A JP2007132943 A JP 2007132943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
offset
acceleration vector
detector
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006304201A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5068980B2 (ja
Inventor
Dmitry Starodubtsev
ストロダブセブ デミトリー
Byoung-Kul Ji
秉杰 池
Kwang-Jo Jung
廣朝 鄭
Dong-Wook Lee
東旭 李
Tae-Hoon Lee
泰勳 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2007132943A publication Critical patent/JP2007132943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5068980B2 publication Critical patent/JP5068980B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P21/00Testing or calibrating of apparatus or devices covered by the preceding groups
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/12Raising and lowering; Back-spacing or forward-spacing along track; Returning to starting position otherwise than during transducing operation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/0891Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values with indication of predetermined acceleration values
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/18Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration in two or more dimensions
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/04Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions
    • G11B19/041Detection or prevention of read or write errors
    • G11B19/043Detection or prevention of read or write errors by detecting a free-fall condition
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/14Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

【課題】加速度ベクトルのオフセットを補償する方法を提供すること。
【解決手段】少なくとも二つの直角軸に対する加速度値の測定に適した加速度検出器から出力される加速度ベクトルのオフセットを補償する方法において、各軸で測定された加速度値を利用して加速度ベクトルを算出し、所定時間の間に得られた加速度ベクトルを参照して、加速度検出器が安定状態にあるか否かを判断する過程と、加速度検出器が安定状態にあると判断されれば、測定された加速度値を利用して、少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であるか否かを判断する過程と、加速度検出器が安定状態にあり、少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であると判断されれば、加速度検出器の加速度ベクトルオフセットを補償するための加速度ベクトルの補償動作を行う過程と、を含む。
【選択図】図6

Description

本発明は、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)の衝撃保護方法に係り、さらに詳細には、HDDに印加される加速度センサで発生する加速度ベクトルのオフセットを補償するためのオフセットの補償方法、それを行うプログラムが保存された記録媒体及びそれに適した装置に関する。
HDDは、情報記録のために使用される記録装置である。通常的に情報は、1個以上の磁気記録ディスクの何れか1面上にある同心トラック上に記録される。ディスクは、スピンドルモータに回転自在に搭載され、情報は、ボイスコイルモータ(Voice Coil Motor:VCM)により回転されるアクチュエータアームに搭載された判読/記録手段によりアクセスされる。VCMは、電流により励磁されてアクチュエータを回転させてヘッドを移動させる。判読/記録ヘッドは、ディスクの表面から出てくる磁気の変化を感知して、ディスクの表面に記録された情報を判読する。データトラックに記録するために、電流がヘッドに供給される。電流は、磁界を発生させ、これは、ディスクの表面を磁化させる。
一方、HDDの小型化が持続的に行われるにつれて、ノート型パソコン、MP3プレーヤ、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)などの多くのモバイル装置でもHDDが使用可能になった。
携帯型モバイル装置は、動きが頻繁であるという特性を有しており、また、落下の危険性が常に存在している。それに対し、HDDは、動き及び落下による衝撃によりヘッド及びディスクが簡単に破損しうるという短所がある。
したがって、HDDを内装する携帯型モバイル装置においては、HDDに損傷を与えうる程度の動きがあるか、または落下が予想される状況でHDDを保護する対策が工夫されねばならない。
HDDを備える携帯型モバイル装置において、HDD及びそれに記録されたデータの安全性を確保するために衝撃、落下、振動如何を検出し、必要な場合に、HDDのヘッドをアンロードさせることが知られている。
このような技術は、HDDを衝撃、落下、振動から保護するものであって、例えば、特許文献1及び特許文献2などに開示されている。このような技術は、自由落下検出器(Free Fall Sensor;FFS)を利用して自由落下状態を検出し、自由落下状態が検出されれば、ヘッドをリトラクトさせることに関連する。
図1は、加速度検出器を概略的に示す図面である。自由落下検出器は、3軸加速度検出器である。FFS50は、錘52と、錘52に取り付けられている圧電素子54とを備える。錘52は、HDDの動きによってx、y、z軸方向に動き、錘52の動きによって圧電素子54で検出される電気的信号の大きさが変化する。すなわち、圧電素子54での電気的信号を利用して、x、y、z軸方向での錘52の動きの程度、すなわち、加速度を算出できる。算出された加速度により自由落下状態を検出する。
図2及び図3は、自由落下を検出する方法を示す図面である。自由落下の検出において、加速度ベクトルは、各軸において測定された加速度値の和を表す。
図2に示すように、HDDが紙面に落下するとき、HDDには自由落下加速度が印加される状態であるので、HDDの加速度の検出により自由落下状態を検出できる。
具体的には、図3に示すように、各軸において測定された加速度値のベクトルの和によって算出された加速度ベクトルが所定の閾値Thより小さな状態が所定時間Tfall維持される場合、これを自由落下状態と認識して、自由落下検出信号detect FFSを発生させる。自由落下検出信号detect FFSが発生すれば、HDDは、ヘッドをパーキングまたはアンロードさせるなどのリトラクト動作を行う。
特開第2000−99182号公報 特開第2002−8336号公報
しかしながら、FFSには、0Gのオフセットが存在する。ここで、Gは、重力加速度(9.8m/sec)である。この0Gオフセットは、FFSに加速度が印加されなくても発生するオフセットをいう。このオフセットは、正常な検出値に対する誤差であるので、自由落下状態の正常な検出を保証するために補償されねばならない。このようなオフセットの主な原因は、温度、供給電圧、機器別の偏差などとして知られている。
加速度オフセット、すなわち、各軸での加速度オフセットのベクトルの和による加速度ベクトルオフセットは、自由落下の誤検出あるいは未検出を引き起こす。
図4A及び図4Bは、自由落下の誤検出をそれぞれ示す図面である。図4Aに示すような自由落下の未検出は、自由落下の状態であるにもかかわらず、これを認識できないことであり、加速度オフセットがポジティブ、すなわち、正常な加速度ベクトルの値を上昇させる方向に発生するときに発生する。
一方、図4Bに示すような自由落下の誤検出は、自由落下の状態ではないにもかかわらず、自由落下の状態であると認識することであり、加速度オフセットがネガティブ、すなわち、正常な加速度ベクトルの値を低下させる方向に発生するときに発生する。
したがって、HDDの正常な自由落下検出及び正常なリトラクト動作を保証するために、FFSで発生するオフセットを補償する必要がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、加速度検出器から出力される加速度ベクトルのオフセットを効率的に補償することが可能な、新規かつ改良された加速度ベクトルのオフセットの補償方法、加速度ベクトルのオフセットの補償方法を実行するプログラムが記録された記録媒体、及び加速度ベクトルのオフセットの補償方法に適した装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、少なくとも二つの直角軸に対する加速度値を測定する加速度検出器から出力される加速度ベクトルのオフセットを補償する方法において、前記少なくとも二つの直角軸の各軸で測定された加速度値を利用して加速度ベクトルを算出し、所定時間の間に得られた前記加速度ベクトルを参照して、前記加速度検出器が安定状態にあるか否かを判断する過程と、前記加速度検出器が安定状態にあると判断されれば、前記測定された加速度値を利用して、前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であるか否かを判断する過程と、前記加速度検出器が安定状態にあり、前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であると判断されれば、前記加速度検出器の加速度ベクトルオフセットを補償するための加速度ベクトルの補償動作を行う過程と、を含む加速度ベクトルのオフセットの補償方法が提供される。
また、前記加速度検出器が安定状態にあるかを判断する過程は、前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの変化量が所定の閾値より小さく、前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの分散値が所定の分散範囲内にある場合、前記加速度検出器が安定状態にあると判断するものであっても良い。
また、前記所定時間は、2秒以内であっても良い。
また、前記加速度検出器が安定状態にあるか否かを判断する過程は、前記加速度ベクトルに移動平均を適用する過程と、前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの変化量が所定の閾値より小さく、前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの分散値が所定の分散範囲内にある場合、前記加速度検出器が安定状態にあると判断するものであっても良い。
また、前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であるか否かを判断する過程は、前記少なくとも二つの直角軸のうち、第1軸に対する加速度値の絶対値が、他の軸に対する加速度値の絶対値の和より大きい場合、前記少なくとも二つの直角軸のうち第1軸をメイン軸と判断し、前記加速度値は、前記第1軸に対する加速度値と、前記他の軸に対する加速度値とを何れも含むものであっても良い。
また、前記加速度検出器の前記加速度ベクトルオフセットを補償するための加速度ベクトルの補償動作を行う過程は、前記加速度ベクトルオフセットを算出する過程と、前記加速度ベクトルオフセットによって、前記メイン軸に対する加速度値オフセットを補償する過程と、を含むものであっても良い。
また、前記加速度検出器の加速度ベクトルオフセットを補償する過程が行われる前に、前記測定された加速度値に対する温度補償を行う過程がさらに含まれるものであっても良い。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、少なくとも二つの直角軸に対する加速度値を測定する加速度検出器から出力される加速度ベクトルのオフセットを補償する方法を実行するプログラムを保存した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体において、前記プログラムは、前記少なくとも二つの直角軸の各軸で測定された加速度値を利用して加速度ベクトルを算出し、所定時間の間に得られた前記加速度ベクトルを参照して、前記加速度検出器が安定状態にあるか否かを判断する過程と、前記加速度検出器が安定状態にあると判断されれば、前記測定された加速度値を利用して、前記少なくとも二つの直角軸のうち、何れか一つがメイン軸であるか否かを判断する過程と、前記加速度検出器が安定状態にあり、前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であると判断されれば、前記加速度検出器の加速度ベクトルオフセットを補償するための加速度ベクトルの補償動作を行う過程と、を含むことを特徴とする、記録媒体が提供される。
また、前記加速度検出器が安定状態にあるか否かを判断する過程は、前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの変化量が所定の閾値より小さく、前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの分散値が所定の分散範囲内にある場合、前記加速度検出器が安定状態にあると判断するものであっても良い。
また、前記所定時間は、2秒以内であっても良い。
また、前記加速度検出器が安定状態にあるか否かを判断する過程は、前記加速度ベクトルに移動平均を適用する過程と、前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの変化量が所定の閾値より小さく、前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの分散値が所定の分散範囲内にある場合、前記加速度検出器が安定状態にあると判断するものであっても良い。
また、前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であるか否かを判断する過程は、前記少なくとも二つの直角軸のうち第1軸に対する加速度値の絶対値が、他の軸に対する加速度値の絶対値の和より大きい場合、前記少なくとも二つの直角軸のうち第1軸をメイン軸と判断し、前記加速度値は、前記第1軸に対する加速度値と前記他の軸に対する加速度値とを何れも含むものであっても良い。
また、前記加速度検出器の前記加速度ベクトルオフセットを補償するための加速度ベクトルの補償動作を行う過程は、前記加速度ベクトルオフセットを算出する過程と、前記加速度ベクトルオフセットによって前記メイン軸に対する加速度値オフセットを補償する過程と、を含むものであっても良い。
また、前記加速度検出器の加速度ベクトルオフセットを補償する過程が行われる前に、前記測定された加速度値に対する温度補償を行う過程がさらに含まれるものであっても良い。
また、前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であるか否かを判断する過程は、他の軸の加速度検出値の絶対値の和より大きい加速度検出値の絶対値を有する軸が存在する場合、当該軸をメイン軸と判断するものであっても良い。
また、前記加速度ベクトルオフセットを補償する過程において、前記メイン軸のオフセットは、前記加速度ベクトルのオフセットに基づいて補償されるものであっても良い。
また、上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、少なくとも二つの直角軸に対する加速度値を測定する加速度検出器と、前記加速度検出器の加速度ベクトルのオフセットの補償を行うコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記少なくとも二つの直角軸の各軸で測定された加速度値を利用して加速度ベクトルを算出し、所定時間の間に得られた前記加速度ベクトルを参照して前記加速度検出器が安定状態にあるか否かを判断し、前記加速度検出器が安定状態にあると判断されれば、前記測定された加速度値を利用して、前記少なくとも二つの直角軸のうち、何れか一つがメイン軸であるか否かを判断し、前記加速度検出器が安定状態にあり、前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であると判断されれば、前記加速度検出器の加速度ベクトルオフセットを補償するための加速度ベクトルの補償動作を行うことを特徴とする、加速度ベクトルのオフセットの補償装置が提供される。
また、前記コントローラは、加速度ベクトルに基づいて前記メイン軸の加速度ベクトルオフセットを補償するものであっても良い。
本発明によれば、加速度検出器から出力される加速度ベクトルのオフセットを効率的に補償することが可能であり、自由落下状態の未検出及び誤検出を除去できるので、HDDの信頼性を向上させることが可能な、新規かつ改良された加速度ベクトルのオフセットの補償方法、加速度ベクトルのオフセットの補償方法を実行するプログラムが記録された記録媒体、及び加速度ベクトルのオフセットの補償方法に適した装置を提供することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態では、ハードディスクドライブの少なくとも二つの方向の加速度を取得し、メイン軸のオフセットを補償する。オフセットがない場合の加速度ベクトルaは、次の数式1で表される。
Figure 2007132943
ここで、a、a及びaは、それぞれ0Gオフセットがない場合にFFSで測定されたx、y及びz軸の加速度値を表す。
実際には、FFSは、オフセットにより理想的な測定値とは異なる値を出力する。また、オフセットは、各軸において相異なって表れる。
オフセットがある場合、x、y、z軸の加速度値axm、aym、azmは、次の数式2のように表れる。
Figure 2007132943
ここで、Δa、Δa及びΔaは、それぞれx軸、y軸及びz軸におけるオフセットを表す。
オフセットがある場合の加速度ベクトルaは、次の数式3により表される。
Figure 2007132943
ここで、Δaは、加速度ベクトルのオフセットを表す。
数式3のΔa、Δa及びΔaは、測定できないものであるが、加速度ベクトルのオフセットΔaは、所定の条件が満足されれば推定されうる。
FFSが安定状態、すなわち、外部で何らの加速度も印加されていない状態であれば、測定された加速度ベクトルaは、a(オフセット0の重力加速度が印加されるときの加速度ベクトル)にならねばならないので、加速度ベクトルのオフセットΔaは、次の数式4で表されうる。
Figure 2007132943
ここで、aは、FFSのメーカにより提供される規格書を通じて分かる。したがって、安定状態で、オフセットがある場合の加速度ベクトルaで知られたaを減算することにより加速度オフセットΔaを算出できる。
しかし、安定状態であるとしでも、数式4にのみ依存して加速度オフセットΔaを算出することはできない。その理由は、前述したように、オフセットがx、y、z軸の全てに対して相異なって表れるためである。
例えば、安定状態であるとしても、HDDの設置状態によってx、y、z軸の加速度値が変わるためである。
しかし、次のような条件が満足されれば、加速度ベクトルのオフセットΔaを推定できる。
1)HDDが少なくても所定時間の間に安定状態を維持し、そして
2)3軸のうち何れか1軸(以下、メイン軸という)の検出値が他の軸の検出値よりはるかに大きい。ここで、メイン軸は、地球の中心に対して実質的に垂直である軸を言う。
1)の条件は、HDDが常に動く状態に置かれていないという理由のため十分に満足され、2)の条件は、HDDが少なくても所定時間の間に平面上に置かれるという理由のため十分に満足される。
加速度ベクトルのオフセットΔaは、次の数式5のように表されうる。
Figure 2007132943
加速度ベクトルのオフセットΔaは、各軸のオフセットΔa、Δa、Δaに対して非線形的である。しかし、Δa、Δa及びΔaのうち何れか一つが他のものに比べてはるかに大きければ、数式5は、次の数式6で表すように近似しうる。
Figure 2007132943
ここで、Δaは、メイン軸のオフセットを表す。
HDDが平面上に置かれれば、メイン軸は、ほとんどの場合において、z軸が、地球の中心に対して垂直である状態であり、他の軸は、地球の表面に対して平行な状態となる。これは、メイン軸の加速度値が実質的に加速度ベクトルを決定するということを意味する。
図5は、加速度値のオフセットの変化による加速度ベクトルオフセットの変化を示す図面である。図5において縦軸は、オフセットの大きさを表し、横軸は、加速度を表す。図5において502で示されるグラフは、x軸がメイン軸である場合を示し、504で示されるグラフは、x軸がメイン軸ではない場合を示す。
図5から分かるように、加速度ベクトルのオフセットがメイン軸の加速度値のオフセットに対して線形的に変化する一方、メイン軸ではない軸の加速度値のオフセットに対してはほとんど変化しないということが分かる。
したがって、メイン軸に対するオフセット補償のみでも十分な補償効果を得ることができる。
図6は、本発明の一実施形態に係る加速度ベクトルのオフセットの補償方法を示すフローチャートである。
まず、FFSから各軸の加速度値axm、aym、azmを得る(s602)。次に、各軸の加速度値axm、aym、azmに対して温度補償を行う(s604)。FFSの加速度値axm、aym、azmは、温度に対して線形的に変化する。したがって、温度補償は、基準温度に対する温度差に比例するように加速度値axm、aym、azmに対する補償が行われる。
次に、FFSが安定状態であるか否かを判断する(s606)。もし、安定状態ではないと判断されれば、補償動作を行わず、図2及び図3に示すような自由落下検出過程を行う。すなわち、加速度ベクトルが所定の閾値Thより小さな状態が所定時間Tfall維持される場合、これを自由落下状態と認識して、自由落下検出信号detect FFSを発生させ、ヘッドをパーキングまたはアンロードさせるなどのリトラクト動作を行う。
図7は、加速度ベクトル及び前記加速度ベクトルの変化に関連したデータのオフセットを示す図面である。
安定状態であるか否かを判断するために、図7Aに示すように、測定された加速度ベクトルaが所定間隔Δtで比較される。本発明の実施形態では、測定された加速度ベクトルaの分散及び平均が所定間隔Δt(サンプリング区間)で比較される。
例えば、加速度ベクトルaを2msec間隔で測定すれば、2secの間のサンプル数は100個となる。加速度ベクトルaを測定する度に、加速度ベクトルaの分散及び平均が算出され、それらが2secの間隔で比較され、比較結果によって安定状態如何が判断される。
本発明の実施形態によれば、図7Bに示すように、測定された加速度ベクトルaのΔtの間の平均及びΔtのエッジT_sで測定された加速度ベクトルaとの差が所定範囲Th_min_mean〜Th_max_mean以内であり、そして、図7Cに示すように、測定された加速度ベクトルaのΔtの間での分散が所定範囲Th_variance以内であれば、安定状態と判断する。
もし、測定された加速度ベクトルaのΔtの間での分散が所定の閾値Th_varianceより大きいか、または測定された加速度ベクトルaのΔtの間の平均とΔtのエッジT_sで測定された加速度ベクトルaとの差が所定の閾値Th_max_meanより大きいか、または所定の閾値Th_min_meanより小さければ、安定状態ではないと判断する。すなわち、FFSやFFSの検出値を処理する印刷回路基板(Printed Circuit Board;PCB)に問題があると判断して、補償動作を行わない。
本発明の実施形態において、所定の間隔Δtは、最大2秒に設定される。HDDが2秒間自由落下するとは、25メートルの高さほど落下することを意味するので、2秒より長い間隔で加速度ベクトルの変動値を測定する必要はない。したがって、最大2秒まで加速度ベクトルがあまり変化しなければ、FFSが安定状態にあると判断しうる。
図8は、加速度ベクトルの変化を示す図面である。図8Aは、測定された加速度ベクトルaの分散が大きい場合を示し、図8Bは、測定された加速度ベクトルaの分散が小さい場合を示す。測定された加速度ベクトルaの分散が大きいとは、2secの間に測定された加速度ベクトルaの平均は一定であるが、2msec毎に測定された加速度ベクトルaが大きく変動すること、すなわち、加速度検出器の動きが大きいということを意味する。したがって、測定された加速度ベクトルaの平均が一定であっても、測定された加速度ベクトルaの分散が大きければ、安定状態であると判断できない。
ノイズにより測定された加速度ベクトルaの変動値が非常に大きく表れることもあるので、移動平均を利用することが望ましい。本発明の実施形態においては、4個のサンプルに対する移動平均値が使用される。
測定された加速度ベクトルaが小さいが、遅く変動することもあるので、測定された加速度ベクトルaは、各サンプリング区間のエッジでサンプリングされる。
S606で安定状態であり、補償が必要であると判断されれば、メイン軸が存在するかを判断する(s608)。
何なる軸がメイン軸であるかを判断するために、下記の数式7が使用される。
Figure 2007132943
x、y、z軸の加速度値axm、aym、azmのうち何れか一つが前記条件を満たせば、当該軸をメイン軸として補償が行われる(S610)。
オフセットがない状態のメイン軸の加速度値をaとし、オフセットがある状態のメイン軸の加速度値をaimとすれば、メイン軸の加速度補償値Δaiadjは、次の数式8で表される。
Figure 2007132943
安定状態であり、メイン軸が存在するという条件で、数式6によって表されるように、メイン軸の加速度オフセットΔaは、加速度ベクトルのオフセットΔaとして近似しうる。したがって、メイン軸の加速度補償値Δaiadjは、次の数式9で表される。
Figure 2007132943
実際には、メイン軸に対するオフセット補償は、加速度ベクトルのオフセットΔaの符号及びメイン軸の加速度値aの符号を考慮して行われる。また、オフセット補償は、複数の段階にわたって行われ、各段階におけるメイン軸の加速度補償値Δaiadjは、次の数式10で表される。
Figure 2007132943
ここで、Δaiadjcurは、現在段階で適用する補償値を表し、Δaiadjpreは、以前段階で適用された補償値を表す。最後の(−1)は、以前の補償方向とは逆の補償を行わせるためのものである。最初の補償において、Δaiadjpreは0である。
S610ステップで、数式10により得られた補償値により補償することを、メイン軸の加速度補償値Δaiadjが所定の値より小さくなるまで繰り返す。
もし、S606でメイン軸が存在しないと判断されれば、補償動作を行わず、図2及び図3に示すような自由落下検出過程を行う。
図9Aは、加速度ベクトルのオフセット補償が行われていないときの加速度ベクトルデータを示す図面であり、図9Bは、本発明の一実施形態に係る加速度ベクトルのオフセット補償を行った結果を示す図面である。図9Aは、オフセット補償を行っていない場合を示し、図9Bは、オフセット補償を行う場合を示す。図9A及び図9Bにおいて実線で示されたグラフ902は、0Gオフセットがない状態の加速度ベクトル、すなわち、aの理論値を示し、波形で示されたグラフ904は、ステップS602で取得され、ステップS610でメイン軸と判断され、当該軸の加速度として算出された加速度ベクトルaを示す。
図9Bに示すように、オフセット補償は、2秒間隔で行われ、以前オフセットの約半分ずつ段階的に補償されるということが分かる。
図10A及び図10Bは、z軸が実際に地球の中心に向っているとき、本発明の一実施形態に係る加速度検出器z軸の加速度値のオフセットを補償して得られた結果を示す図面である。
図10Aにおいて、実線で示されたグラフ1002は、オフセットのない加速度ベクトルを示し、そして波形で示されたグラフ1004は、オフセットが補償された加速度ベクトルを示す。図10Bにおいて波形で示されたグラフ1006は、オフセットが補償されていない加速度ベクトルを示す。
図10A及び図10Bに示すように、オフセットが補償された加速度ベクトル1004は、オフセットが補償されていない加速度ベクトル1006と比較すると、よりオフセットのない加速度ベクトル1002に近づいている。従って、オフセットが補償された加速度ベクトル1004において、オフセットが補償されていない加速度ベクトル1006に比べてオフセットが相当改善されているということが分かる。
図11は、自由落下検出テストを通じて得られた結果を表す表である。図11に示す表は、z軸方向の下向きの動き(z down)及びランダムな動き(random)に対する50回の自由落下未検出テストの結果を示す。ここで、z軸方向の下向きの動きとは、z軸方向に自由落下する動きを言い、そしてランダムな動きとは、ランダムに回転して落下する動きをいう。
図11に示すように、オフセット補償が無い場合は未検出回数が50回であったのに対し、オフセット補償により未検出回数が相当改善されるということが分かる。すなわち、ランダムな動きに対しては50%程度(未検出回数が1/2に改善)、そしてz軸方向の下向きの動きに対しては80%程度(未検出回数が1/5に改善)の改善効果を表すということが分かる。
図12は、本発明の一実施形態に係る加速度ベクトルのオフセットの補償方法の実行に適したHDDを概略的に示す図面である。
図12に示すHDD
100は、スピンドルモータ114によって回転される少なくとも一つのディスク112を備える。HDD 100は、ディスク112の表面に隣接して位置したヘッド116をさらに備える。
ヘッド116は、ディスク112の表面に形成された磁界を感知するか、またはディスクの表面を磁化させることによって、回転するディスク112から情報を再生し、またはディスク112に対して情報を記録可能である。たとえ、図12において単一のヘッドで示されているとしても、これは、ディスク112を磁化させるための記録用ヘッドと、ディスク112の磁界を感知するための分離された読み取り用ヘッドとから形成されていると理解されねばならない。
スライダー120は、ヘッド116とディスク112の表面との間に空気軸受を生成させる構造になっている。スライダー120は、ヘッドスタックアセンブリ(Head Stack Assembly:HSA)122に結合されている。HSA 122は、ボイスコイル126を有するアクチュエータアーム124に付着されている。ボイスコイル126は、VCM 130を特定する(支持する)マグネチックアセンブリ128に隣接して位置している。ボイスコイル126に供給される電流は、軸受アセンブリ360に対してアクチュエータアーム124を回転させるトルクを発生させる。アクチュエータアーム124の回転は、ディスク112の表面を横切ってヘッド116を移動させる。
情報は、ディスク112の環状トラック内に保存される。一般的に、ディスク112は、ユーザデータが記録されるデータゾーン、ドライブを使用しない場合にヘッドが位置するパーキングゾーン及びメンテナンスシリンダーから構成される。
図13は、図12に示すHDDの制御に適した制御装置のブロック図を示す。
制御装置200は、リード/ライト(R/W)チャンネル回路204及びリードプリアンプ&ライトドライバ回路206によってヘッド116に結合されたコントローラ202を備えている。コントローラ202は、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラなどになる。
コントローラ202は、ディスク112から/にデータを再生/記録するためにリード/ライトチャンネル204に制御信号を供給する。
情報は、典型的にR/Wチャンネル204からホストインターフェース回路210に伝送される。ホストインターフェース回路210は、PC(Personal Computer)のようなシステムにインターフェースするための制御回路(図示せず)を備えている。
R/Wチャンネル回路204は、再生モードではヘッド116から読み取られて、リードプリアンプ&ライトドライバ回路206で増幅されたアナログ信号をホストコンピュータ(図示せず)が判読可能なデジタル信号に変調させてホストインターフェース回路210に出力し、ホストコンピュータからユーザデータをホストインターフェース回路210を通じて受信してディスクに記録可能に記録電流に変換させて、リードプリアンプ&ライトドライバ回路206に出力させるように信号処理を行う。
コントローラ202は、ボイスコイル126に駆動電流を供給するVCM駆動回路208にさらに結合されている。コントローラ202は、VCM 126の励起及びヘッド116の動きを制御するためにVCM駆動回路208に制御信号を供給する。
コントローラ202は、ROM(Read Only Memory)214またはフラッシュメモリのような不揮発性メモリ及びRAM(Random Access Memory)216に結合されている。メモリ214、216は、HDD 100を制御するためにコントローラ202によって使用されるソフトウェアルーチン及びデータを含んでいる。ソフトウェアルーチンの一つとして、図6に示すようなオフセット補償のためのソフトウェアルーチンがある。
コントローラ202は、周期的にFFS 212の検出値を補償するためのソフトウェアルーチンを行う。
具体的に、HDD 100が駆動されてから、コントローラ202は、2秒間隔で図6に示すようなオフセットの補償方法を実行するためのソフトウェアルーチンを行う。このソフトウェアルーチンにより、FFS 212の検出値に対するオフセット補償が行われる。
オフセット補償において、コントローラ202は、所定時間毎にFFS 212の測定値を読み取って温度補償を行う。コントローラ202は、温度検出器218の検出結果を参照して、基準温度と現在温度との差に比例して温度補償を行う。
また、コントローラ202は、安定状態及びメイン軸の存否を判断して、FFS 212の検出値に対する補償を行う。
具体的に、安定状態及びメイン軸の存在が確認されれば、コントローラ202は、加速度ベクトルのオフセット及びその符号、メイン軸の測定値及びその符号を参照して、メイン軸の検出値に対する補償値を得て、これを適用して自由落下状態を検出する。
本発明は、方法、装置、システムなどとして実行されうる。ソフトウェアとして実行されるとき、本発明の構成手段は、必然的に必要な作業を実行するコードセグメントである。プログラムまたはコードセグメントは、プロセッサ判読可能媒体に保存され、または伝送媒体または通信網で搬送波と結合されたコンピュータデータ信号によって伝送されうる。プロセッサ判読可能媒体は、情報を記録または伝送できるいかなる媒体も含む。プロセッサ判読可能媒体の例としては、電子回路、半導体メモリ素子、ROM、フラッシュメモリ、EROM(Erasable ROM)、磁気ディスク、光ディスク、ハードディスク、光ファイバ媒体、無線周波数(RF)網などがある。コンピュータデータ信号は、電子網チャンネル、光ファイバ、空気、電磁界、RF網のような伝送媒体上に伝播されうるいかなる信号も含まれる。
図面に示されて説明された特定の実施形態は、単に本発明の例として理解され、本発明の範囲を限定するものではなく、当業界で本発明に記述された技術的思想の範囲でも多様な他の変更が可能であるので、本発明は、開示または記述された特定の構成及び配列に制限されないということは明らかである。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、ハードディスクドライブ関連の技術分野に好適に適用されうる。
加速度検出器を概略的に示す図である。 自由落下を検出する方法を示す図である。 自由落下を検出する方法を示す図である。 自由落下の誤った検出を示す図である。 自由落下の誤った検出を示す図である。 加速度値のオフセットの変化による加速度ベクトルオフセットの変化を示す図である。 本発明に一実施形態に係る加速度ベクトルのオフセットの補償方法を示すフローチャートである。 加速度ベクトル及び前記加速度ベクトルの変化に関連したデータのオフセットを示す図である。 加速度ベクトル及び前記加速度ベクトルの変化に関連したデータのオフセットを示す図である。 加速度ベクトル及び前記加速度ベクトルの変化に関連したデータのオフセットを示す図である。 加速度ベクトルの変化を示す図である。 加速度ベクトルの変化を示す図である。 加速度ベクトルのオフセット補償が行われていないときの加速度ベクトルデータを示す図である。 本発明の一実施形態に係る加速度ベクトルのオフセット補償を行った結果を示す図である。 z軸が実際に地球の中心に向っているとき、本発明の一実施形態に係る加速度検出器のz軸の加速度値のオフセットを補償して得られた結果を示す図である。 z軸が実際に地球の中心に向っているとき、本発明の一実施形態に係る加速度検出器のz軸の加速度値のオフセットを補償して得られた結果を示す図である。 自由落下検出テストによって得られた結果を示す図である。 本発明の一実施形態に係る加速度ベクトルのオフセットの補償方法の実行に適したHDDを概略的に示す図である。 図12に示すHDDの制御に適した制御装置のブロック図を示す。
符号の説明
100 HDD
112 ディスク
114 スピンドルモータ
116 ヘッド
120 スライダー
122 HSA
124 アクチュエータアーム
126 ボイスコイル
128 マグネチックアセンブリ
130 VCM
360 軸受アセンブリ

Claims (18)

  1. 少なくとも二つの直角軸に対する加速度値を測定する加速度検出器から出力される加速度ベクトルのオフセットを補償する方法において、
    前記少なくとも二つの直角軸の各軸で測定された加速度値を利用して加速度ベクトルを算出し、所定時間の間に得られた前記加速度ベクトルを参照して、前記加速度検出器が安定状態にあるか否かを判断する過程と、
    前記加速度検出器が安定状態にあると判断されれば、前記測定された加速度値を利用して、前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であるか否かを判断する過程と、
    前記加速度検出器が安定状態にあり、前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であると判断されれば、前記加速度検出器の加速度ベクトルオフセットを補償するための加速度ベクトルの補償動作を行う過程と、
    を含むことを特徴とする、加速度ベクトルのオフセットの補償方法。
  2. 前記加速度検出器が安定状態にあるかを判断する過程は、
    前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの変化量が所定の閾値より小さく、
    前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの分散値が所定の分散範囲内にある場合、前記加速度検出器が安定状態にあると判断することを特徴とする、請求項1に記載の加速度ベクトルのオフセットの補償方法。
  3. 前記所定時間は、2秒以内であることを特徴とする、請求項2に記載の加速度ベクトルのオフセットの補償方法。
  4. 前記加速度検出器が安定状態にあるか否かを判断する過程は、
    前記加速度ベクトルに移動平均を適用する過程と、
    前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの変化量が所定の閾値より小さく、
    前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの分散値が所定の分散範囲内にある場合、前記加速度検出器が安定状態にあると判断することを特徴とする、請求項1に記載の加速度ベクトルのオフセットの補償方法。
  5. 前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であるか否かを判断する過程は、
    前記少なくとも二つの直角軸のうち、第1軸に対する加速度値の絶対値が、他の軸に対する加速度値の絶対値の和より大きい場合、前記少なくとも二つの直角軸のうち第1軸をメイン軸と判断し、
    前記加速度値は、前記第1軸に対する加速度値と、前記他の軸に対する加速度値とを何れも含むことを特徴とする、請求項1に記載の加速度ベクトルのオフセットの補償方法。
  6. 前記加速度検出器の前記加速度ベクトルオフセットを補償するための加速度ベクトルの補償動作を行う過程は、
    前記加速度ベクトルオフセットを算出する過程と、
    前記加速度ベクトルオフセットによって、前記メイン軸に対する加速度値オフセットを補償する過程と、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の加速度ベクトルのオフセットの補償方法。
  7. 前記加速度検出器の加速度ベクトルオフセットを補償する過程が行われる前に、前記測定された加速度値に対する温度補償を行う過程がさらに含まれることを特徴とする、請求項1に記載の加速度ベクトルのオフセットの補償方法。
  8. 少なくとも二つの直角軸に対する加速度値を測定する加速度検出器から出力される加速度ベクトルのオフセットを補償する方法を実行するプログラムを保存した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体において、前記プログラムは、
    前記少なくとも二つの直角軸の各軸で測定された加速度値を利用して加速度ベクトルを算出し、所定時間の間に得られた前記加速度ベクトルを参照して、前記加速度検出器が安定状態にあるか否かを判断する過程と、
    前記加速度検出器が安定状態にあると判断されれば、前記測定された加速度値を利用して、前記少なくとも二つの直角軸のうち、何れか一つがメイン軸であるか否かを判断する過程と、
    前記加速度検出器が安定状態にあり、前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であると判断されれば、前記加速度検出器の加速度ベクトルオフセットを補償するための加速度ベクトルの補償動作を行う過程と、を含むことを特徴とする、記録媒体。
  9. 前記加速度検出器が安定状態にあるか否かを判断する過程は、
    前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの変化量が所定の閾値より小さく、
    前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの分散値が所定の分散範囲内にある場合、前記加速度検出器が安定状態にあると判断することを特徴とする、請求項8に記載の記録媒体。
  10. 前記所定時間は、2秒以内であることを特徴とする、請求項9に記載の記録媒体。
  11. 前記加速度検出器が安定状態にあるか否かを判断する過程は、
    前記加速度ベクトルに移動平均を適用する過程と、
    前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの変化量が所定の閾値より小さく、
    前記所定時間の間に得られた加速度ベクトルの分散値が所定の分散範囲内にある場合、前記加速度検出器が安定状態にあると判断することを特徴とする、請求項8に記載の記録媒体。
  12. 前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であるか否かを判断する過程は、
    前記少なくとも二つの直角軸のうち第1軸に対する加速度値の絶対値が、他の軸に対する加速度値の絶対値の和より大きい場合、前記少なくとも二つの直角軸のうち第1軸をメイン軸と判断し、
    前記加速度値は、前記第1軸に対する加速度値と前記他の軸に対する加速度値とを何れも含むことを特徴とする、請求項8に記載の記録媒体。
  13. 前記加速度検出器の前記加速度ベクトルオフセットを補償するための加速度ベクトルの補償動作を行う過程は、
    前記加速度ベクトルオフセットを算出する過程と、
    前記加速度ベクトルオフセットによって前記メイン軸に対する加速度値オフセットを補償する過程と、を含むことを特徴とする、請求項8に記載の記録媒体。
  14. 前記加速度検出器の加速度ベクトルオフセットを補償する過程が行われる前に、前記測定された加速度値に対する温度補償を行う過程がさらに含まれることを特徴とする、請求項8に記載の記録媒体。
  15. 前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であるか否かを判断する過程は、
    他の軸の加速度検出値の絶対値の和より大きい加速度検出値の絶対値を有する軸が存在する場合、当該軸をメイン軸と判断することを特徴とする、請求項8に記載の記録媒体。
  16. 前記加速度ベクトルオフセットを補償する過程において、前記メイン軸のオフセットは、前記加速度ベクトルのオフセットに基づいて補償されることを特徴とする、請求項14に記載の記録媒体。
  17. 少なくとも二つの直角軸に対する加速度値を測定する加速度検出器と、
    前記加速度検出器の加速度ベクトルのオフセットの補償を行うコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、
    前記少なくとも二つの直角軸の各軸で測定された加速度値を利用して加速度ベクトルを算出し、所定時間の間に得られた前記加速度ベクトルを参照して前記加速度検出器が安定状態にあるか否かを判断し、
    前記加速度検出器が安定状態にあると判断されれば、前記測定された加速度値を利用して、前記少なくとも二つの直角軸のうち、何れか一つがメイン軸であるか否かを判断し、
    前記加速度検出器が安定状態にあり、前記少なくとも二つの直角軸のうち何れか一つがメイン軸であると判断されれば、前記加速度検出器の加速度ベクトルオフセットを補償するための加速度ベクトルの補償動作を行うことを特徴とする、加速度ベクトルのオフセットの補償装置。
  18. 前記コントローラは、加速度ベクトルに基づいて前記メイン軸の加速度ベクトルオフセットを補償することを特徴とする、請求項17に記載の加速度ベクトルのオフセットの補償装置。
JP2006304201A 2005-11-09 2006-11-09 加速度ベクトルのオフセットの補償方法、記録媒体及び加速度ベクトルのオフセットの補償装置 Expired - Fee Related JP5068980B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2005-0107014 2005-11-09
KR1020050107014A KR100734284B1 (ko) 2005-11-09 2005-11-09 가속도 검출기의 오프셋 보상 방법, 이를 수행하기 위한프로그램이 저장된 기록매체 그리고 이에 적합한 장치

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007132943A true JP2007132943A (ja) 2007-05-31
JP5068980B2 JP5068980B2 (ja) 2012-11-07

Family

ID=38054588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006304201A Expired - Fee Related JP5068980B2 (ja) 2005-11-09 2006-11-09 加速度ベクトルのオフセットの補償方法、記録媒体及び加速度ベクトルのオフセットの補償装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7613587B2 (ja)
JP (1) JP5068980B2 (ja)
KR (1) KR100734284B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009002907A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Sumida Corporation 圧電落下センサ及び圧電落下センサを用いた落下検出方法
JP2014524037A (ja) * 2011-07-27 2014-09-18 クアルコム,インコーポレイテッド モバイルデバイスにおける加速度計の自動校正
WO2015182612A1 (ja) * 2014-05-27 2015-12-03 京セラ株式会社 携帯機器、ならびに、携帯機器の制御方法および制御プログラム

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100630156B1 (ko) * 2005-09-16 2006-10-02 삼성전자주식회사 개인 항법 기기에서 걸음 검출 장치 및 방법
US7477469B2 (en) * 2006-04-27 2009-01-13 Seagate Technology Llc Active protection system
US7715143B2 (en) * 2006-12-31 2010-05-11 Broadcom Corporation Delta-sigma PLL using fractional divider from a multiphase ring oscillator
JP5043549B2 (ja) * 2007-07-30 2012-10-10 キヤノン株式会社 電子機器および撮像装置、電子機器の制御方法
EP2083276B1 (en) * 2008-01-22 2014-10-29 STMicroelectronics Srl Method and device for detecting anomalous events for an electronic apparatus, in particular a portable apparatus
US9816818B2 (en) * 2010-12-03 2017-11-14 Qualcomm Incorporated Inertial sensor aided heading and positioning for GNSS vehicle navigation
US9436231B2 (en) * 2011-04-07 2016-09-06 Qualcomm Incorporated Rest detection using accelerometer
US9728086B2 (en) * 2015-05-01 2017-08-08 CVIA Ltd. System and method for providing bumper alerts

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03285110A (ja) * 1990-03-31 1991-12-16 Nec Home Electron Ltd 角速度計測装置
JPH08128831A (ja) * 1994-09-06 1996-05-21 Nippon Enkaku Seigyo Kk 角速度センサ
JP2000099182A (ja) * 1998-09-09 2000-04-07 Shinki Kagi Kofun Yugenkoshi 衝撃からの保護機能付きノ―ト型パソコン
JP2002008336A (ja) * 2000-06-23 2002-01-11 Hitachi Ltd 落下感知センサ及びこれを用いた情報処理装置
JP2004279324A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Denso Corp センサ用温度補正装置およびセンサの温度補正方法
JP2005037301A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Hitachi Metals Ltd 多軸センサ装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5982573A (en) * 1993-12-15 1999-11-09 Hewlett-Packard Company Disk drive and method for minimizing shock-induced damage
JP3441668B2 (ja) 1999-02-22 2003-09-02 シャープ株式会社 落下検出機構、磁気ディスク装置の保護機構および携帯型機器
JP2002100180A (ja) * 2000-09-22 2002-04-05 Toshiba Corp 磁気ディスク装置
JP2003263853A (ja) 2003-04-11 2003-09-19 Tokyo Electron Ltd ハードディスク装置
KR100524964B1 (ko) * 2003-05-19 2005-10-31 삼성전자주식회사 가속도 변화를 고려한 디스크 드라이브의 트랙 탐색 서보제어 방법 및 장치
JP4296489B2 (ja) 2003-09-03 2009-07-15 ソニー株式会社 記録媒体記録及び/又は再生装置
KR100660844B1 (ko) * 2004-11-18 2006-12-26 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 기준 서보 신호 기록 방법
US7350394B1 (en) * 2004-12-03 2008-04-01 Maxtor Corporation Zero-g offset identification of an accelerometer employed in a hard disk drive

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03285110A (ja) * 1990-03-31 1991-12-16 Nec Home Electron Ltd 角速度計測装置
JPH08128831A (ja) * 1994-09-06 1996-05-21 Nippon Enkaku Seigyo Kk 角速度センサ
JP2000099182A (ja) * 1998-09-09 2000-04-07 Shinki Kagi Kofun Yugenkoshi 衝撃からの保護機能付きノ―ト型パソコン
JP2002008336A (ja) * 2000-06-23 2002-01-11 Hitachi Ltd 落下感知センサ及びこれを用いた情報処理装置
JP2004279324A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Denso Corp センサ用温度補正装置およびセンサの温度補正方法
JP2005037301A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Hitachi Metals Ltd 多軸センサ装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009002907A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Sumida Corporation 圧電落下センサ及び圧電落下センサを用いた落下検出方法
JP2014524037A (ja) * 2011-07-27 2014-09-18 クアルコム,インコーポレイテッド モバイルデバイスにおける加速度計の自動校正
US9429590B2 (en) 2011-07-27 2016-08-30 Qualcomm Incorporated Accelerometer autocalibration in a mobile device
WO2015182612A1 (ja) * 2014-05-27 2015-12-03 京セラ株式会社 携帯機器、ならびに、携帯機器の制御方法および制御プログラム
JP2015224939A (ja) * 2014-05-27 2015-12-14 京セラ株式会社 携帯機器、ならびに、携帯機器の制御方法および制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
KR100734284B1 (ko) 2007-07-02
KR20070049821A (ko) 2007-05-14
US20070118326A1 (en) 2007-05-24
JP5068980B2 (ja) 2012-11-07
US7613587B2 (en) 2009-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5068980B2 (ja) 加速度ベクトルのオフセットの補償方法、記録媒体及び加速度ベクトルのオフセットの補償装置
US6738214B2 (en) Detection of static and dynamic position of disk drive
KR100897561B1 (ko) 하드디스크 드라이브, 하드디스크 드라이브의 자기 헤드의부상높이 제어 방법 및 그 방법을 수행하는 컴퓨터프로그램을 기록한 기록매체
US7405896B2 (en) Method and apparatus for detecting slider/disk fly-height modulation in a hard disk drive
US7903365B2 (en) Magnetic storage device and contact detection method
KR100864401B1 (ko) 하드디스크 드라이브, 하드디스크 드라이브의 자기 헤드의부상높이 제어 방법 및 그 방법을 수행하는 컴퓨터프로그램을 기록한 기록매체
US7350394B1 (en) Zero-g offset identification of an accelerometer employed in a hard disk drive
JP2007522603A (ja) ヘッド/ディスクインターフェイスにおける電流計測
US7903364B2 (en) Method of protecting hard disk drive from shocks and hard disk drive therefor
EP1394799B1 (en) Method and apparatus for controlling disc drive positioning arm using back-emf
US8139308B2 (en) Hard disk drive, method of controlling flying height of magnetic head thereof, and recording medium containing computer program thereon
US20140240871A1 (en) Interface voltage control operating point determination in a hard disk drive
US20080019034A1 (en) Magnetic head evaluation apparatus and method for manufacturing magnetic disk drive using the same
US20110299191A1 (en) Electrical current as probe for modulation at head-disk interface
US8970983B1 (en) Disk storage apparatus and method for adjusting head disk interference sensor threshold
US20090180207A1 (en) Hard disk drive and method of controlling auto reassign of the same
US7420762B2 (en) Head slap detecting device, storage device, head slap detecting method, and computer product
JP4140603B2 (ja) 耐衝撃特性検出方法及び装置
US20150170695A1 (en) Systems and methods for clearance monitoring in storage media
US7852597B2 (en) Storage medium driving apparatus and control method thereof
JP2009238322A (ja) センサ接続検出回路、センサ接続検出方法、および情報記憶装置
JP2003217246A (ja) メディア衝突検出センサ装置およびこのセンサを備えた磁気ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091109

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20091109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120814

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120816

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5068980

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees