JP2003217246A - メディア衝突検出センサ装置およびこのセンサを備えた磁気ディスク装置 - Google Patents
メディア衝突検出センサ装置およびこのセンサを備えた磁気ディスク装置Info
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- JP2003217246A JP2003217246A JP2002011193A JP2002011193A JP2003217246A JP 2003217246 A JP2003217246 A JP 2003217246A JP 2002011193 A JP2002011193 A JP 2002011193A JP 2002011193 A JP2002011193 A JP 2002011193A JP 2003217246 A JP2003217246 A JP 2003217246A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヘッドスライダとメディア上の突起の衝突検
出感度が高く、実際の磁気ディスク装置への搭載が可能
なメディア衝突検出センサ装置およびこのメディア衝突
検出センサ装置を備えた磁気ディスク装置を提供する。 【解決手段】 アーム部の先端に取り付けられたロード
ビーム部２１と、このロードビーム部２１に取り付けら
れたフレクシャ部２３の先端から延びる一対のアウトリ
ガ−部２７と、一端が前記アウトリガー部２７に接続さ
れたジンバル部２９上に取り付けられた磁気ヘッド３１
とを有するヘッドアクチュエータのジンバル部２９上の
前記磁気ヘッド３１が搭載された部分以外の場所にメデ
ィア衝突検出用圧電素子３３を取り付ける。
出感度が高く、実際の磁気ディスク装置への搭載が可能
なメディア衝突検出センサ装置およびこのメディア衝突
検出センサ装置を備えた磁気ディスク装置を提供する。 【解決手段】 アーム部の先端に取り付けられたロード
ビーム部２１と、このロードビーム部２１に取り付けら
れたフレクシャ部２３の先端から延びる一対のアウトリ
ガ−部２７と、一端が前記アウトリガー部２７に接続さ
れたジンバル部２９上に取り付けられた磁気ヘッド３１
とを有するヘッドアクチュエータのジンバル部２９上の
前記磁気ヘッド３１が搭載された部分以外の場所にメデ
ィア衝突検出用圧電素子３３を取り付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク表面
の突起の有無を検出するメディア衝突検出センサ装置お
よびこのメディア衝突検出センサ装置を備えた磁気ディ
スク装置に関する。
の突起の有無を検出するメディア衝突検出センサ装置お
よびこのメディア衝突検出センサ装置を備えた磁気ディ
スク装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気ディスク装置は記録媒体である磁気
ディスク上に磁気ヘッドを備えたヘッドスライダを浮上
されて情報の記録および再生を行っている。この磁気デ
ィスクの表面にごみなどの付着により突起が存在する
と、ヘッドスライダが突起に衝突して磁気ディスクまた
はヘッドを破損する。よって、磁気ディスク装置を製造
する際にはあらかじめ磁気ディスクの突起の有無を検査
している。
ディスク上に磁気ヘッドを備えたヘッドスライダを浮上
されて情報の記録および再生を行っている。この磁気デ
ィスクの表面にごみなどの付着により突起が存在する
と、ヘッドスライダが突起に衝突して磁気ディスクまた
はヘッドを破損する。よって、磁気ディスク装置を製造
する際にはあらかじめ磁気ディスクの突起の有無を検査
している。
【０００３】この磁気ディスク上の突起の有無を検査す
る装置として特開平４−２６５５８５号公報に開示され
ている浮動ヘッドスライダセンサがある。この浮動ヘッ
ドスライダセンサは、ヘッドスライダ本体とスライダ支
持ジンバルばね部との接触部に圧電素子を接着配置し、
おもりで圧電素子を押圧している。
る装置として特開平４−２６５５８５号公報に開示され
ている浮動ヘッドスライダセンサがある。この浮動ヘッ
ドスライダセンサは、ヘッドスライダ本体とスライダ支
持ジンバルばね部との接触部に圧電素子を接着配置し、
おもりで圧電素子を押圧している。
【０００４】この浮動ヘッドスライダセンサはヘッドス
ライダ本体と磁気ディスクの突起が衝突した際の低周波
振動成分を圧電素子の曲げモード歪で検出し、高周波成
分をおもりにより圧電素子の圧力モード歪で検出してい
る。
ライダ本体と磁気ディスクの突起が衝突した際の低周波
振動成分を圧電素子の曲げモード歪で検出し、高周波成
分をおもりにより圧電素子の圧力モード歪で検出してい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平４−２
６５５８５号公報に開示された浮動ヘッドスライダは荷
重点ピボット部に圧電素子を設けているため、ヘッドス
ライダとヘッドの衝突における低周波成分の検出感度が
低いという問題があった。
６５５８５号公報に開示された浮動ヘッドスライダは荷
重点ピボット部に圧電素子を設けているため、ヘッドス
ライダとヘッドの衝突における低周波成分の検出感度が
低いという問題があった。
【０００６】また、実際の磁気ディスク装置では必要の
ない圧電素子を荷重点ピボット部と浮動ヘッドスライダ
との間に設けるためヘッド浮上特性が実際の製品とは異
なる。したがって、この浮動ヘッドスライダは検査専用
装置にしか使用できず、製品出荷前の検査時にはメディ
アに突起は無くても装置使用時に何らかの原因でメディ
アにごみなどが付着して突起ができた場合には検査はで
きないという問題点があった。
ない圧電素子を荷重点ピボット部と浮動ヘッドスライダ
との間に設けるためヘッド浮上特性が実際の製品とは異
なる。したがって、この浮動ヘッドスライダは検査専用
装置にしか使用できず、製品出荷前の検査時にはメディ
アに突起は無くても装置使用時に何らかの原因でメディ
アにごみなどが付着して突起ができた場合には検査はで
きないという問題点があった。
【０００７】本発明は上記課題に鑑み、ヘッドスライダ
とメディア上の突起の衝突検出感度が高く、実際の磁気
ディスク装置への搭載が可能なメディア衝突検出センサ
装置およびこのメディア衝突検出センサ装置を備えた磁
気ディスク装置を提供することを目的とする。
とメディア上の突起の衝突検出感度が高く、実際の磁気
ディスク装置への搭載が可能なメディア衝突検出センサ
装置およびこのメディア衝突検出センサ装置を備えた磁
気ディスク装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のメディア衝突検
出センサ装置はアーム部と、このアーム部の先端に取り
付けられたロードビーム部と、このロードビーム部に取
り付けられたフレクシャ部と、このフレクシャ部の先端
に設けられたジンバル部と、ジンバル部に取り付けられ
たヘッドスライダと、ジンバル部のヘッドスライダ部が
搭載された部分以外の位置に取り付けられた圧電素子と
を具備したことを特徴とする。
出センサ装置はアーム部と、このアーム部の先端に取り
付けられたロードビーム部と、このロードビーム部に取
り付けられたフレクシャ部と、このフレクシャ部の先端
に設けられたジンバル部と、ジンバル部に取り付けられ
たヘッドスライダと、ジンバル部のヘッドスライダ部が
搭載された部分以外の位置に取り付けられた圧電素子と
を具備したことを特徴とする。
【０００９】また、本発明の磁気ディスク装置は、磁気
ディスクと、この磁気ディスクに情報を書き込みまたは
この磁気ディスクから情報を読み出す磁気ヘッドと、こ
の磁気ヘッドを前記磁気ディスクに対して移動自在に支
持するヘッドアクチュエータであって、アーム部と、こ
のアーム部の先端に取り付けられたロードビーム部と、
このロードビーム部に取り付けられたフレクシャ部と、
このフレクシャ部の先端に設けられ磁気ヘッドが搭載さ
れたジンバル部と、ジンバル部上の磁気ヘッドが搭載さ
れた部分以外の場所に取り付けられた圧電素子とを備え
たヘッドアクチュエータとを具備したことを特徴として
いる。
ディスクと、この磁気ディスクに情報を書き込みまたは
この磁気ディスクから情報を読み出す磁気ヘッドと、こ
の磁気ヘッドを前記磁気ディスクに対して移動自在に支
持するヘッドアクチュエータであって、アーム部と、こ
のアーム部の先端に取り付けられたロードビーム部と、
このロードビーム部に取り付けられたフレクシャ部と、
このフレクシャ部の先端に設けられ磁気ヘッドが搭載さ
れたジンバル部と、ジンバル部上の磁気ヘッドが搭載さ
れた部分以外の場所に取り付けられた圧電素子とを備え
たヘッドアクチュエータとを具備したことを特徴として
いる。
【００１０】本発明は、圧電素子がヘッドスライダ部の
剛性より低いジンバル部上に設けられるため、ヘッドス
ライダ部とメディア上の突起との衝突時の振動振幅が大
きく減衰しづらい位置で衝撃を検知でき、ヘッドスライ
ダとメディア上の突起の衝突検出感度を高くなる。
剛性より低いジンバル部上に設けられるため、ヘッドス
ライダ部とメディア上の突起との衝突時の振動振幅が大
きく減衰しづらい位置で衝撃を検知でき、ヘッドスライ
ダとメディア上の突起の衝突検出感度を高くなる。
【００１１】また、圧電素子はヘッドスライダ部が取り
付けられていないジンバル部上に設けられるため浮上特
性に影響を与えることがなく、実際の磁気ディスク装置
にこのメディア衝突検出センサ装置を搭載することが可
能になる。
付けられていないジンバル部上に設けられるため浮上特
性に影響を与えることがなく、実際の磁気ディスク装置
にこのメディア衝突検出センサ装置を搭載することが可
能になる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を説明する。
実施形態を説明する。
【００１３】図１は本発明の実施形態に係わる磁気ディ
スク装置の構成を示す図である。
スク装置の構成を示す図である。
【００１４】図１に示されるように、本発明の磁気ディ
スク装置１０は、上面の開口した矩形箱上のケース１１
と、複数のねじによりケース１１にねじ止めされるケー
スの上端開口を閉塞する図示しないトップカバーとを有
している。ケース１１内には記録媒体である磁気ディス
ク１２、この磁気ディスク１２を支持および回転させる
駆動手段としてのスピンドルモータ１３、磁気ディスク
１２に対してデータの書き込み及び読出しを行なう磁気
ヘッド（図示せず）を搭載したサスペンション１４とア
ーム１５とを有し且つ磁気ヘッドを磁気ディスク１２に
対して移動自在に支持するヘッドアクチュエータ１６、
ヘッドアクチュエータ１６を回転自在に支持する回転軸
１７、回転軸１７を介してヘッドアクチュエータ１６を
回動および位置決めするボイスコイルモータ１８、磁気
ヘッドが磁気ディスク１２の最外周に移動した際、磁気
ヘッドを磁気ディスク１２から離間した退避位置に保持
するランプロード機構１９、ヘッドＩＣ等を有する基板
ユニット２０が収納されている。本発明はヘッドアクチ
ュエータ１６がメディア衝突検出センサ装置を兼用して
いる。
スク装置１０は、上面の開口した矩形箱上のケース１１
と、複数のねじによりケース１１にねじ止めされるケー
スの上端開口を閉塞する図示しないトップカバーとを有
している。ケース１１内には記録媒体である磁気ディス
ク１２、この磁気ディスク１２を支持および回転させる
駆動手段としてのスピンドルモータ１３、磁気ディスク
１２に対してデータの書き込み及び読出しを行なう磁気
ヘッド（図示せず）を搭載したサスペンション１４とア
ーム１５とを有し且つ磁気ヘッドを磁気ディスク１２に
対して移動自在に支持するヘッドアクチュエータ１６、
ヘッドアクチュエータ１６を回転自在に支持する回転軸
１７、回転軸１７を介してヘッドアクチュエータ１６を
回動および位置決めするボイスコイルモータ１８、磁気
ヘッドが磁気ディスク１２の最外周に移動した際、磁気
ヘッドを磁気ディスク１２から離間した退避位置に保持
するランプロード機構１９、ヘッドＩＣ等を有する基板
ユニット２０が収納されている。本発明はヘッドアクチ
ュエータ１６がメディア衝突検出センサ装置を兼用して
いる。
【００１５】また、ケース１１の底壁外面には、基板ユ
ニット２０を介してスピンドルモータ１３、ボイスコイ
ルモータ１８、および磁気ヘッドの動作を制御する図示
しないプリント回路基板がねじ止めされている。磁気デ
ィスク１２は直径６５ｍｍ（２．５インチ）に形成され
上面および下面に磁気記録層を有している。
ニット２０を介してスピンドルモータ１３、ボイスコイ
ルモータ１８、および磁気ヘッドの動作を制御する図示
しないプリント回路基板がねじ止めされている。磁気デ
ィスク１２は直径６５ｍｍ（２．５インチ）に形成され
上面および下面に磁気記録層を有している。
【００１６】図２は図１のヘッドアクチュエータ１６の
側面図、図３は図１のヘッドアクチュエータ１６の先端
部付近の平面図である。なお、図２および図３におい
て、図１と同一部分には同一符号を付し説明を省略す
る。
側面図、図３は図１のヘッドアクチュエータ１６の先端
部付近の平面図である。なお、図２および図３におい
て、図１と同一部分には同一符号を付し説明を省略す
る。
【００１７】図２において、メディア衝突検出センサ装
置を兼用しているヘッドアクチュエータ１６は一端が回
転軸１７に取り付けられたアーム１５、アーム１５の他
端に一端が取り付けられたサスペンション１４を有す
る。サスペンション１４はロードビーム部２１とこのロ
ードビーム部２１の下面に貼り付けられたフレクシャ部
２３、ロードビーム部２１の他端に取り付けられたピボ
ット部２５、フレクシャ部２３のロードビーム部２１の
他端側から延びる一対のアウトリガー部２７、アウトリ
ガー部２７の先端で支持されるジンバル部２９からな
る。このジンバル部２９のヘッド搭載面に図示しない記
録再生素子とヘッドスライダからなる磁気ヘッド３１お
よび圧電素子３３が取り付けられている。圧電素子３３
からは配線パターン３５がアウトリガー部２７、フレク
シャ部２３を介して基板に延出されている。なお、本実
施形態では図２における斜線部分をジンバル部２９と定
義する。また、図２において磁気ディスク装置１０の空
気は矢印Ａ方向に流れるものとする。
置を兼用しているヘッドアクチュエータ１６は一端が回
転軸１７に取り付けられたアーム１５、アーム１５の他
端に一端が取り付けられたサスペンション１４を有す
る。サスペンション１４はロードビーム部２１とこのロ
ードビーム部２１の下面に貼り付けられたフレクシャ部
２３、ロードビーム部２１の他端に取り付けられたピボ
ット部２５、フレクシャ部２３のロードビーム部２１の
他端側から延びる一対のアウトリガー部２７、アウトリ
ガー部２７の先端で支持されるジンバル部２９からな
る。このジンバル部２９のヘッド搭載面に図示しない記
録再生素子とヘッドスライダからなる磁気ヘッド３１お
よび圧電素子３３が取り付けられている。圧電素子３３
からは配線パターン３５がアウトリガー部２７、フレク
シャ部２３を介して基板に延出されている。なお、本実
施形態では図２における斜線部分をジンバル部２９と定
義する。また、図２において磁気ディスク装置１０の空
気は矢印Ａ方向に流れるものとする。
【００１８】図３に示すように、圧電素子３３はジンバ
ル部２９のスライダ搭載面上の磁気ヘッド３１が搭載さ
れている部分以外の場所に取り付けられている。さらに
詳しく言えば、磁気ヘッド３１の空気流出端側であっ
て、ジンバル部２９とアウトリガー部２７の接続部分付
近に取り付けられている。
ル部２９のスライダ搭載面上の磁気ヘッド３１が搭載さ
れている部分以外の場所に取り付けられている。さらに
詳しく言えば、磁気ヘッド３１の空気流出端側であっ
て、ジンバル部２９とアウトリガー部２７の接続部分付
近に取り付けられている。
【００１９】磁気ヘッド３１が磁気ディスク１２上の突
起に衝突した際、アウトリガー部２７およびジンバル部
２９は図４に示す矢印Ｂのように先端を円弧として振動
する。したがって、ジンバル部２９の先端であるジンバ
ル部２９とアウトリガー部２７の接続部分付近が最も振
動振幅が大きくなる。さらに、ジンバル部２９およびア
ウトリガー部２７は剛性が小さいため、振幅の減衰率が
小さい。以上のことから、圧電素子３３がジンバル部２
９とアウトリガー部２７の接続部分付近に取り付けられ
る構成とすることにより、衝突検出感度が良いメディア
衝突検出が行える。
起に衝突した際、アウトリガー部２７およびジンバル部
２９は図４に示す矢印Ｂのように先端を円弧として振動
する。したがって、ジンバル部２９の先端であるジンバ
ル部２９とアウトリガー部２７の接続部分付近が最も振
動振幅が大きくなる。さらに、ジンバル部２９およびア
ウトリガー部２７は剛性が小さいため、振幅の減衰率が
小さい。以上のことから、圧電素子３３がジンバル部２
９とアウトリガー部２７の接続部分付近に取り付けられ
る構成とすることにより、衝突検出感度が良いメディア
衝突検出が行える。
【００２０】さらに、圧電素子３３は磁気ヘッド３１が
取り付けられていないジンバル部２９上に設けられるた
め磁気ヘッド３１の浮上特性に影響を与えることがな
く、実際の磁気ディスク装置の使用時にリアルタイムに
メディア衝突検出を行うことが可能になる。
取り付けられていないジンバル部２９上に設けられるた
め磁気ヘッド３１の浮上特性に影響を与えることがな
く、実際の磁気ディスク装置の使用時にリアルタイムに
メディア衝突検出を行うことが可能になる。
【００２１】本実施形態の磁気ディスク装置１０におい
ては、磁気ディスク装置１０に設けられたコントローラ
が圧電素子３３からの信号を高速フーリエ変換して周波
数分析する。磁気ヘッド３１が磁気ディスク１２上の突
起に衝突した際に発生する衝突起因成分（たとえば１．
３８ＭＨｚや１．７０ＭＨｚ）を抽出すると、コントロ
ーラは磁気ヘッド３１を自動退避させ、外部に突起衝突
が生じたことを通知する。
ては、磁気ディスク装置１０に設けられたコントローラ
が圧電素子３３からの信号を高速フーリエ変換して周波
数分析する。磁気ヘッド３１が磁気ディスク１２上の突
起に衝突した際に発生する衝突起因成分（たとえば１．
３８ＭＨｚや１．７０ＭＨｚ）を抽出すると、コントロ
ーラは磁気ヘッド３１を自動退避させ、外部に突起衝突
が生じたことを通知する。
【００２２】これにより、磁気ディスク装置駆動に伴う
磁気ディスク１２へのダメージ（欠陥部分の著しい増
大）を最小限度に抑えることができ、ユーザも故障原因
を容易に知ることが可能になる。
磁気ディスク１２へのダメージ（欠陥部分の著しい増
大）を最小限度に抑えることができ、ユーザも故障原因
を容易に知ることが可能になる。
【００２３】なお、本実施形態においては実際の時期デ
ィスク装置に本発明を適用した場合を説明したが、本発
明は磁気ディスク検査装置にも適用可能であり、その際
には本実施形態で説明したヘッドアクチュエータの部分
を検査装置に搭載すればよい。その際には、本実施形態
の磁気ヘッド３１を記録再生素子を持たないヘッドスラ
イダとしてよい。
ィスク装置に本発明を適用した場合を説明したが、本発
明は磁気ディスク検査装置にも適用可能であり、その際
には本実施形態で説明したヘッドアクチュエータの部分
を検査装置に搭載すればよい。その際には、本実施形態
の磁気ヘッド３１を記録再生素子を持たないヘッドスラ
イダとしてよい。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、ヘッドスライダとメデ
ィア上の突起の衝突検出感度を高くでき、実際の磁気デ
ィスク装置にメディア衝突検出センサ装置を搭載するこ
とが可能になる。
ィア上の突起の衝突検出感度を高くでき、実際の磁気デ
ィスク装置にメディア衝突検出センサ装置を搭載するこ
とが可能になる。
【図１】 本発明の実施形態に係わる磁気ディスク装置
の構成を示す図
の構成を示す図
【図２】 ヘッドアクチュエータの側面図
【図３】 ヘッドアクチュエータの先端部付近の平面図
【図４】 磁気ヘッドが磁気ディスクの突起に衝突した
際のヘッドアクチュエータ振動状態を説明する図
際のヘッドアクチュエータ振動状態を説明する図
１０ 磁気ディスク装置
１１ ケース
１２ 磁気ディスク
１３ スピンドルモータ
１４ サスペンション
１５ アーム
１６ ヘッドアクチュエータ
１７ 回転軸
１８ ボイスコイルモータ
１９ ランプロード機構
２０ 基板ユニット
２１ ロードビーム部
２３ フレクシャ部
２５ ピボット部
２７ アウトリガー部
２９ ジンバル部
３１ 磁気ヘッド
３３ 圧電素子
３５ 配線パターン
Claims (7)
- 【請求項１】 アーム部と、 このアーム部の先端に取り付けられたロードビーム部
と、 このロードビーム部に取り付けられたフレクシャ部と、 このフレクシャ部の先端に設けられたジンバル部と、 前記ジンバル部に取り付けられたヘッドスライダと、 前記ジンバル部上の前記ヘッドスライダが搭載された部
分以外の場所に取り付けられた圧電素子とを具備したこ
とを特徴とするメディア衝突検出センサ装置。 - 【請求項２】 前記圧電素子は、前記ジンバル部上の前
記ヘッドスライダの空気流出端側に取り付けられたこと
を特徴とする請求項１のメディア衝突検出センサ装置。 - 【請求項３】 アーム部と、 このアーム部の先端に取り付けられたロードビーム部
と、 このロードビーム部に取り付けられたフレクシャ部と、 このフレクシャ部の先端から延びる一対のアウトリガ−
部と、 一端が前記アウトリガー部に接続されたジンバル部と、 このジンバル部上に取り付けられたヘッドスライダと、 前記ジンバル部上の前記ヘッドスライダが搭載された部
分以外の場所に取り付けられた圧電素子とを具備したこ
とを特徴とするメディア衝突検出センサ装置。 - 【請求項４】 前記圧電素子は、前記ジンバル部上の前
記ヘッドスライダの空気流出端側に取り付けられたこと
を特徴とする請求項３のメディア衝突検出センサ装置。 - 【請求項５】 アーム部と、 このアーム部の先端に取り付けられたロードビーム部
と、 このロードビーム部に取り付けられたフレクシャ部と、 このフレクシャ部の先端から延びる一対のアウトリガ−
部と、 一端が前記アウトリガー部に接続されたジンバル部と、 このジンバル部上に取り付けられたヘッドスライダと、 前記ジンバル部と前記アウトリガー部との接続部付近で
あって、前記ヘッドスライダが搭載された部分以外のヘ
ッド搭載面上に取り付けられた圧電素子とを具備したこ
とを特徴とするメディア衝突検出センサ装置。 - 【請求項６】 磁気ディスクと、 この磁気ディスクに情報を書き込み、または前記磁気デ
ィスクから情報を読み出す磁気ヘッドと、 この磁気ヘッドを前記磁気ディスクに対して移動自在に
支持するヘッドアクチュエータであって、アーム部と、
このアーム部の先端に取り付けられたロードビーム部
と、このロードビーム部に取り付けられたフレクシャ部
と、このフレクシャ部の先端に設けられ、前記磁気ヘッ
ドが搭載されたジンバル部と、前記ジンバル部上の前記
磁気ヘッドが搭載された部分以外の場所に取り付けられ
た圧電素子とを備えたヘッドアクチュエータと、 を具備したことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項７】 磁気ディスクと、 この磁気ディスクに情報を書き込み、または前記磁気デ
ィスクから情報を読み出す磁気ヘッドと、 この磁気ヘッドを前記磁気ディスクに対して移動自在に
支持するヘッドアクチュエータであって、アーム部と、
このアーム部の先端に取り付けられたロードビーム部
と、このロードビーム部に取り付けられたフレクシャ部
と、このフレクシャ部の先端から延びる一対のアウトリ
ガ−部と、前記磁気ヘッドが搭載され一端が前記アウト
リガー部に接続されたジンバル部と、前記ジンバル部上
の前記磁気ヘッドが搭載された部分以外の場所に取り付
けられた圧電素子とを備えたヘッドアクチュエータとを
具備したことを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002011193A JP2003217246A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | メディア衝突検出センサ装置およびこのセンサを備えた磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002011193A JP2003217246A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | メディア衝突検出センサ装置およびこのセンサを備えた磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003217246A true JP2003217246A (ja) | 2003-07-31 |
Family
ID=27648727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002011193A Pending JP2003217246A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | メディア衝突検出センサ装置およびこのセンサを備えた磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003217246A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010015625A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Nec Computertechno Ltd | 磁気カード読み取り装置、磁気カード不良検出方法 |
-
2002
- 2002-01-21 JP JP2002011193A patent/JP2003217246A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010015625A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Nec Computertechno Ltd | 磁気カード読み取り装置、磁気カード不良検出方法 |
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