JP2007130699A - サイアロン切削工具及び工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】難削材料の高速切削加工においても、耐摩耗性に優れ、被削材が溶着し刃先の損傷を引き起こすことのない寿命の長いサイアロン切削工具およびこれを装着した工具の提供。
【解決手段】α−サイアロン及びβ−サイアロンからなるサイアロン相と、ガラス相及び/又は結晶相からなる粒界相と、を有するサイアロン焼結体で形成されたサイアロン切削工具において、前記サイアロン焼結体中に、Sc、Y、Dy、Yb及びLuよりなる群から選択される少なくとも一種の元素が酸化物換算で3〜10モル%の割合で含有され、Si6−ZAl8−Z(但し、0<Z≦4.2である。)で表されるβ−サイアロン相のZ値とサイアロン相中のα−サイアロン層の割合を示すα率とから算出されるα率0.81×Z値0.19が12.1〜19.4であることを特徴とするサイアロン切削工具およびこのサイアロン切削工具をホルダーに装着した工具。
【選択図】図1

Description

この発明は、サイアロン切削工具及び工具に関し、更に詳しくは耐熱合金加工用に優れた特性を有するサイアロン切削工具及びそのサイアロン切削工具を組み込んで成る工具に関する。
窒化珪素と比較すると、サイアロンは高硬度であり、室温から高温までの温度領域に加熱されてもその強度低下が小さく、しかも化学的安定性が高いことが特長であると一般に言われている。それ故に、耐熱性、耐化学反応性が要求される熱鋼の圧延用ガイドロール、ダイス、アルミニウム・ダイキャスト機械のスリーブ等の構造材料として使用されている。また、耐磨耗性が良好であることから切削工具及び軸受け等にも使用されている。
従来からサイアロン工具と一般に称されている工具は、難削性と言われている耐熱合金の粗切削加工用工具として広く用いられていたが、粗加工であるが故に工具刃先の耐磨耗性について重視され、あるいは考慮されることが少なかった。しかしながら粗加工工具であるとは言っても、工具刃先が磨耗すると切削加工時の切削抵抗が大きくなり、最終的には工具刃先が欠損してしまう。一方、粗加工工具であっても工具寿命の更なる向上を図ることが要望されている。したがって、耐熱合金の粗加工工具であっても、工具刃先の耐磨耗性を改善することが望まれている。
工具刃先における磨耗及び損傷には、工具刃先が被削材と化学反応して損傷を受けると言う化学磨耗と、工具刃先が物理的損傷を受けるアブレッシブ磨耗との二種類がある。
化学磨耗を抑制する方法として、Z値の大きいβ−サイアロンを生成させ、被削材と工具刃先との溶着及び工具刃先の損傷を低減する方法が知られている(特許文献1、2,3,4等)。
本願発明者らの検討によると、これら特許文献に開示された方法によると、確かに被削材と工具刃先との溶着と損傷とが抑制されるものの、Z値の上昇に伴い、工具刃先の強度が低下してしまい、耐熱合金の粗加工用としては満足できるものではない。また、Z値の大きいβ−サイアロンはアブレッシブ磨耗が発生し易く、アブレッシブ磨耗の成長により工具刃先が欠損してしまう問題も同時に見られた。
米国特許第4323323号 特開平10−36174号 特許第2824701号(特表平8−510965号) 特許第3266200号(特開平2−275763号)
なお、このZ値の測定方法として、X線回折法により測定されるサイアロン焼結体中のβ−サイアロンのa軸格子定数と、β−窒化珪素のa軸格子定数(7.60442Å)との差から算出する。算出方法は、例えば特許文献5に開示されている。
特表2004−527434の段落番号0007
被削材と窒化珪素基材との化学反応を抑制するために、サイアロンに窒化チタンを添加し、又はサイアロンにアルミナ及び窒化チタンを添加することにより、窒化珪素基材の耐化学反応性を向上させる方法が知られている(特許文献6、7)。この方法では、窒化チタンが分散粒子として窒化珪素基材中に存在し、これによって窒化珪素基材の耐化学反応性が向上するものと、推測される。
特開平10−311442号 特開平11−335168号
しかしながら、窒化チタンを窒化珪素に添加すると、窒化チタンと窒化珪素粒子との熱膨張係数の相違により高温度下での強度の低下を招き、また、アルミナの添加によるサイアロン化が生じて粒子自体の強度が低下してしまうと言った問題がある。
アブレッシブ磨耗を抑制する方法として、焼結助剤量を低減して粒界相量を低減させる方法、及び、焼結助剤として希土類系助剤を添加する場合には、焼結助剤をサイアロン粒子中に固溶させて粒界相量を低減させ、α−サイアロンを生成させてアブレッシブ磨耗を抑制する方法が知られている(特許文献5,8,9)
WO 02/28800A2 WO 98/23554A2
しかしながら、焼結助剤量を低減させると、焼結時にサイアロン粒子が針状に成長し難くなり、耐欠損性が低下すると言う問題が生じ、一方、α−サイアロンが生成しすぎると、α−サイアロンは針状のβ’−サイアロンとは異なり等軸状粒子であるために、同様に耐欠損性が低下すると言う問題が生じる。
この発明の課題は、基材の強度を低下させることなく、被削材と工具刃先との化学反応による化学磨耗及びアブレッシブ磨耗を共に低減し、寿命を長期化したサイアロン切削工具及びその様な切削工具を有する工具を提供することにある。
前記課題を解決するための手段として、
請求項1は、α−サイアロン及びβ−サイアロンからなるサイアロン相と、ガラス相及び/又は結晶相からなる粒界相を有するサイアロン焼結体で形成されたサイアロン切削工具において、前記サイアロン焼結体中に、Sc、Y、Dy、Yb及びLuよりなる群から選択される少なくとも一種の元素が酸化物換算で3〜10モル%の割合で含有され、Si6−ZAl8−Z(但し、0<Z≦4.2である。)で表されるβ−サイアロン相のZ値とサイアロン相中のα−サイアロン層の割合を示すα率とから算出されるα率0.81×Z値0.19が12.1〜19.4であることを特徴とするサイアロン切削工具であり、
請求項2は、前記サイアロン切削工具が耐熱合金加工用である前記請求項1に記載のサイアロン切削工具であり、
請求項3は、前記請求項1又は2に記載のサイアロン切削工具とこのサイアロン切削工具を保持するホルダーとを有することを特徴とする工具である。
この発明によると、基材の強度を低下させることなく、被削材と工具刃先との化学反応による化学磨耗及びアブレッシブ磨耗を共に低減し、工具刃先の磨耗を低減することのできる長寿命の切削工具及びその切削工具を利用した工具を提供することができる。
この発明に係るサイアロン切削工具は、α−サイアロン及びβ−サイアロンからなるサイアロン相と、ガラス相及び/又は結晶相からなる粒界相と、を有するサイアロン焼結体である。
サイアロンはSiにAlが置換固溶した物質であり、Si6−ZAl8−Zの一般式で表すことができる。この一般式中のZの値、すなわちZ値が大きくなるほどAlの置換固溶量が増加してサイアロン自体の化学的性質がAlの性質に近づき、安定になる。Z値が大きくなると被削材成分との化学反応が起こりにくくなってサイアロン切削工具の化学摩耗が抑制されることになる。しかし、Z値が大きくなると、β−サイアロン粒子自体が低強度になって耐欠損性が低下する。したがって、化学摩耗の抑制と耐欠損性とのバランスがとれた適正なZ値を選択する必要がある。
もっとも、サイアロン切削工具におけるサイアロン焼結体のZ値が適正値にあるだけでは常に工具寿命が長期化するものではない。この発明者らの検討によると、サイアロン焼結体がZ値が適正値以上のβ−サイアロンのみからなるサイアロン相だけであるとサイアロン切削工具の耐欠損性が顕著に低下することと、添加した焼結助剤が粒界相を形成し、充分な耐アブレッシブ摩耗性を得ることが困難であることを見出している。したがって、この発明では、サイアロン焼結体を適正なZ値を有するβ−サイアロンとα−サイアロンとを有する構造とすることにより、粒界相の量を低減させ、これによって耐欠損性を低下させず、耐化学摩耗性を向上させることに加え、耐アブレッシブ摩耗性も同時に向上させ、サイアロン切削工具の寿命の長期化を図る。
サイアロン相中のα−サイアロン相の含有割合は、(α1+α2)/(β1+β2+α1+α2)で算出されるα率で決定されることができる。なお、α1はX線回折図におけるα−サイアロンの(102)面ピーク強度を言い、α2はX線回折図におけるα−サイアロンの(210)面ピーク強度を言い、β1はX線回折図におけるβ−サイアロンの(101)面ピーク強度を言い、β2はX線回折図におけるβ−サイアロンの(201)面ピーク強度を言う。
この発明者らの検討によると、サイアロン切削工具を形成するサイアロン焼結体におけるサイアロン相のZ値だけでは耐欠損性および耐摩耗性共に優れる、サイアロン焼結体を得ることができず、α率の0.81乗とβ−サイアロンのZ値の0.19乗との積が工具寿命に影響していることが、判明した。つまり、α率0.81×Z値0.19が12.1〜19.4、好ましくは12.1〜15.4と言う特定の範囲内にあるときに、サイアロン切削工具の耐欠損性、耐摩耗性の向上が認められる。
サイアロン相中のα率は、サイアロン焼結体の焼結時に焼結助剤中の元素をサイアロン粒子中に固溶させることにより所望の値にすることができる。この発明者らの検討の結果、焼結助剤中の元素としてSc、Y、Dy、Yb及びLuよりなる群から選択される少なくとも一種の元素が、α率を可変することができ、しかもβ−サイアロンを針状粒子結晶に成長させ易いことを見いだした。それ故に、この発明に係るサイアロン切削工具は、サイアロン焼結体中に、Sc、Y、Dy、Yb及びLuよりなる群から選択される少なくとも一種の元素を含有する。もっとも、これらの元素がβ−サイアロン中に固溶せずにガラス相及び/又は結晶相として粒界に大量に残存すると、サイアロン切削工具はアブレッシブ摩耗を起こし易くなる。そこで、この発明に係るサイアロン切削工具においては、サイアロン焼結体におけるSc、Y、Dy、Yb及びLuよりなる群から選択される少なくとも一種の元素の含有量は、3〜10モル%である。これらの元素の含有量が前記下限値よりも少ないと焼結性が顕著に低下して密化することができず、サイアロン切削工具の強度が低下して耐欠損性が低下する。また前記元素の含有量が前記上限値よりも多いと、サイアロン切削工具のアブレッシブ摩耗が大きくなる。
この発明のサイアロン切削工具となるサイアロン焼結体は、例えば以下のようにして製造することができる。
Si粉末およびAl粉末、AlN粉末等の、サイアロンを構成する元素を含む原料粉末を、焼結助剤として希土類元素の酸化物粉末であるSc粉末、Y粉末、Dy粉末、Yb粉末、Lu粉末等のいずれかまたは数種類と混合し、場合により硬質成分のTiN粉末、TiC粉末、TiCN粉末のいずれかを加えて原料粉末とする。原料粉末は平均粒径5μm以下、好ましくは3μm以下、さらに好ましくは1μm以下とするとよい。これらの原料粉末は焼結後のサイアロン焼結体の組成を考慮してそれぞれの比率を決めればよい。調製した原料粉末をボールミルのような混合粉砕機、例えばSi製ボールを備えたSi製ポットを用いて粉末を溶解しない溶媒、例えばエタノール等を加えて例えば10〜300時間混合してスラリーを製造する。この際、原料粉末の粒径が大きいときには粉砕時間を長くして粉砕を十分に行うのが良い。
このスラリー中に粗粒がある場合は、スラリーを200〜500メッシュ程度のふるいにかけて粗粒を除くのが良い。そしてマイクロワックス系等の有機バインダを原料粉末に対し例えば3〜15重量%添加し、スプレードライ等により造粒乾燥する。得られた造粒粉末を所望の形状にプレス成形した後に、加熱装置内において窒素等の不活性ガス雰囲気中で脱脂をするのが良い。通常の場合、成形は射出成形、押出し成形、鋳込み成形等を応用することもできる。成形にあたっては、後続の脱脂工程、焼結工程で成形品が収縮することを見越して成形しておく。通常、脱脂工程は例えば400〜800℃にて例えば30〜120分行えばよい。脱脂した成形体を、通常の場合1500〜1900℃、好ましくは1700〜1800℃で焼結する。焼結は一次焼結及び二次焼結からなる二段階焼結を行うのが好ましい。一次焼結はカーボン、窒化ホウ素又は窒化珪素等のサヤ内で1〜9気圧の窒素又はAr雰囲気下にて1700〜1800℃まで昇温し、その温度で1〜5時間保持すればよい。二次焼結は、1次焼結で、充分に緻密化して焼結体が得られなかったときに行うのが良い。2次焼結は熱間静水圧成形(HIP)によればよい。例えば、100〜2000気圧の窒素雰囲気下において、例えば1600〜1800℃で例えば1〜5時間加熱する。このようにして得た焼結体はサイアロン焼結体であり、これを図1、図3に示すような例えばスローアウェイチップとしての形状に研磨加工してこの発明に係るサイアロン切削工具とすることができる。さらに、図2、図4に示すように外径加工用ホルダー又はフライスカッター用ホルダーに装着することにより外径加工用切削工具又はフライスカッター用切削工具等の工具とすることができる。
なお、図1〜4において1はこの発明の一例であるサイアロン切削工具を示し、2は外径加工用ホルダーを示し、3は押さえ金を示し、4は刃先を示し、6はフライスカッター用ホルダーを示し、7はフライスカッター用ホルダー本体を示し、8はスローアウェイチップ装着用カートリッジを示し、9はスローアウェイチップ取付け用くさびを示す。
(実施例及び比較例)
(1)サイアロン切削工具の作製
それぞれ平均粒径1.0μm以下のαSi粉末、焼結助剤として平均粒径1.0μm以下であるSc粉末、Y粉末、CeO粉末、Dy粉末、Er粉末、Yb粉末、Lu粉末、さらにAl粉末、AlN粉末を表1に示す割合で配合して原料粉末を調製した。次に、これらの原料粉末を、内壁がSi製のポットに、Si製ボールと共に入れ、エタノールを加えて24時間混合してスラリーを作製した。このスラリーを325メッシュのふるいに通し、エタノールに溶解したマイクロワックス系の有機バインダを5.0重量%添加し、スプレードライで顆粒を作製した。得られた顆粒を、焼結後にISO規格でSNGN120412のスローアウェイチップの形状となるようにプレス成形した。得られた成形体を、加熱装置内において1気圧の窒素雰囲気中で600℃にて60分加熱することにより、脱脂した。脱脂した成形体の一次焼結は、窒化珪素製のサヤ内にセットし、6気圧の窒素雰囲気下にて1800℃まで昇温し120分保持した。一次焼結体内部に残留ポアを除くため、熱間静水圧成形(HIP)により二次焼結を行った。二次焼結は、1000気圧の窒素雰囲気下において1700℃で120分加熱することにより、行われた。得られたサイアロン焼結体を研磨加工してISO規格でSNGN120412のスローアウェイチップ形状に整えて、サイアロン切削工具であるスローアウェイチップを得た。
得られたサイアロン焼結体のα値及びZ値の測定方法については既述した。
(2)切削試験
上記(1)で作製したスローアウェイチップについて、以下の性能試験を行った。結果を表1に示した。
スローアウェイチップの刃先に面取り幅を0.1mm、面取り角が25°となる面取り刃先加工を行ない、フライスカッターに面取り刃先加工済みのスローアウェイチップをセットし(図4参照)、下記に示す加工条件にて切削加工を行なって、同一切削パスを加工したときの摩耗量で工具寿命を評価した。
(加工条件)
被削材:インコネル718時効処理品、円筒形(直径300mm及び軸線長さ100mm)
切削速度:200m/min
送り速度:0.3mm/刃
切り込み深さ:0.2mm
切削油:湿式(水溶性クーラントを使用)
表1において、実施例に係るスローアウェイチップは種別A〜Kで示し、比較例に係るものは「*」で示した。
Figure 2007130699
図1は本発明のスローアウェイチップの斜視図である。 図2はホルダーに本発明のスローアウェイチップを装着した外径加工用切削工具の例である。 図3は本発明のスローアウェイチップの他の例の斜視図である。 図4はフライスカッター用ホルダーにスローアウェイチップを装着した切削工具の平面図である。
符号の説明
1:スローアウェイチップ
2:外径加工用ホルダー
3:押さえ金
4:刃先
6:フライスカッター用ホルダー
7:フライスカッター用ホルダー本体
8:スローアウェイチップ装着用カートリッジ
9:スローアウェイチップ取付け用くさび

Claims (3)

  1. α−サイアロン及びβ−サイアロンからなるサイアロン相と、ガラス相及び/又は結晶相からなる粒界相と、を有するサイアロン焼結体で形成されたサイアロン切削工具において、前記サイアロン焼結体中に、Sc、Y、Dy、Yb及びLuよりなる群から選択される少なくとも一種の元素が酸化物換算で3〜10モル%の割合で含有され、Si6−ZAl8−Z(但し、0<Z≦4.2である。)で表されるβ−サイアロン相のZ値、及びサイアロン相中のα−サイアロン層の割合を示すα率より算出されるα率0.81×Z値0.19が12.1〜19.4であることを特徴とするサイアロン切削工具。
  2. 前記サイアロン切削工具が耐熱合金加工用である前記請求項1に記載のサイアロン切削工具。
  3. 前記請求項1又は2に記載のサイアロン切削工具とこのサイアロン切削工具を保持するホルダーとを有することを特徴とする工具。

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