JP2007130649A - ワークロールシフト圧延機のスピンドル装置 - Google Patents

ワークロールシフト圧延機のスピンドル装置 Download PDF

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【課題】圧延中における作業ロールの昇降動作による軸方向移動量を考慮して、スリッパカップリング部に軸方向隙間を与えることにより、スリッパメタル型継手の破損を防止することができるワークロールシフト圧延機のスピンドル装置を提供すること。
【解決手段】作業ロール1にスリッパメタル型の継手4,5を介して駆動モータからの駆動トルクを伝達するスピンドル3と、作業ロール1のシフト前にスピンドル3を作業ロール1に押し付けてシフト中の作業ロール1にスピンドル3を機械的に追従させるスピンドルシフトシリンダ18と、作業ロール1のシフト前にスピンドル3をスピンドルシフトシリンダ18と共に作業ロール1に押し付けてロール側継手4のカップリング21,22同士を接触させ作業ロール1のシフト完了後にカップリング21,22間に隙間tを与えるショートストロークシリンダ19とを備えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業ロールをロール軸方向にシフト可能にするワークロールシフト圧延機のスピンドル装置に関する。
一般に、圧延機には、圧延材を圧延する上下一対の作業ロールと、該作業ロールを回転駆動させる電動機とが設けられており、電動機からの駆動トルクはスピンドルを介して作業ロールに伝達されている。また、作業ロールは圧延材の厚さによって適正ギャップに設定され、それぞれ上下方向に移動する一方、ロールシフト時は互いにロール軸方向上で上下作業ロールが逆方向にシフトされるので、固定された電動機で作業ロールを駆動するために、従来からスピンドルには軸方向にスライド可能な機構が設けられている。この機構によって、作業ロールのロールギャップ調整時、または、作業ロールのロール軸方向のシフト時においても、作業ロールと電動機との設置位置の差を吸収することができる。
そして、特に大型の厚板圧延機等における上述した継手では、クロスピン型やスリッパメタル型のものが採用されている。ところが、近年、厚板圧延機には過酷な使用条件が要求され、リバース式であると共に、伝達トルクが大きく、また、傾斜角度が大きく取れるという理由から、継手にはスリッパメタル型のものが多く採用されている。このスリッパメタル型継手は、嵌合溝が形成される溝形カップリングと、フォーク状に形成されるフォーク形カップリングとから構成されており、フォーク形カップリングを溝形カップリングに挿入することにより両者が接続される。これにより、スピンドルに自由な角度を持たせることができる。
このような、従来のワークロールシフト圧延機のスピンドル装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
特許2922097号公報
ここで、スリッパメタル型継手においては、通常、溝形カップリングとフォーク形カップリングとの間に軸方向隙間を確保しなくてはならない。これは、溝形カップリングとフォーク形カップリングとが接触または接近し過ぎると、圧延中の作業ロールから作用するロール軸方向の押力により継手が破損するおそれがあるからである。一方、これらを離間し過ぎると、スリッパメタル受圧面の減少からトルク伝達が困難になってしまうからである。
しかしながら、従来のスピンドル装置のようにスリッパメタル型継手を用いる場合には、スピンドルはロール軸方向に対して機械的に規制されることがないので、作業ロールをロール軸方向にシフトさせるときには、作業ロールとスピンドルとを同期させて制御する必要があった。また、その作業ロールの移動量に応じて、隙間量を保持したまま作業ロールとスピンドルとの追従速度を変化させているので、制御が非常に複雑になるだけでなく、適正な隙間が与えられない状態で圧延を行うと、継手が破壊されるおそれがあった。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、圧延中における作業ロールの昇降動作による軸方向移動量を考慮して、スリッパカップリング部に適正な軸方向隙間を与えることにより、スリッパメタル型継手の破損を防止することができるワークロールシフト圧延機のスピンドル装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るワークロールシフト圧延機のスピンドル装置は、
圧延材を圧延する作業ロールをロール軸方向にシフト可能にする圧延機において、
前記作業ロールにスリッパメタル型継手を介して電動機からの駆動トルクを伝達するスピンドルと、
前記作業ロールのシフト前に前記スピンドルを前記作業ロール側に押し付け、シフト中の前記作業ロールに前記スピンドルを機械的に追従させるスピンドル追従手段と、
前記作業ロールのシフト前に前記スピンドルを前記スピンドル追従手段と共に前記作業ロール側に押し付けて前記スリッパメタル型継手のカップリング同士を接触させ、前記作業ロールのシフト完了後に前記スリッパメタル型継手のカップリング間に隙間を与える隙間調整手段とを備える
ことを特徴とする。
第1の発明に係るワークロールシフト圧延機のスピンドル装置によれば、圧延材を圧延する作業ロールをロール軸方向にシフト可能にする圧延機において、前記作業ロールにスリッパメタル型継手を介して電動機からの駆動トルクを伝達するスピンドルと、前記作業ロールのシフト前に前記スピンドルを前記作業ロール側に押し付けシフト中の前記作業ロールに前記スピンドルを機械的に追従させるスピンドル追従手段と、前記作業ロールのシフト前に前記スピンドルを前記スピンドル追従手段と共に前記作業ロール側に押し付けて前記スリッパメタル型継手のカップリング同士を接触させ前記作業ロールのシフト完了後に前記スリッパメタル型継手のカップリング間に隙間を与える隙間調整手段とを備えることにより、圧延中における作業ロールからの軸方向押力によるスリッパメタル型継手の破損を防止することができる。
以下、本発明に係るワークロールシフト圧延機のスピンドル装置について図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るワークロールシフト圧延機のスピンドル装置の概略図、図2は図1のA−A矢視断面図、図3は図1のB−B矢視断面図、図4は図1のC−C矢視断面図、図5は図1のD−D矢視断面図、図6はロール側継手及びモータ側継手の斜視図、図7はシフト中におけるショートストロークシリンダの状態図、図8はショートストローク作動後のロール側スリッパピンの軸方向隙間tを設けた圧延中におけるショートストロークシリンダの状態図である。
図1に示すように、図示しない圧延機には、圧延材Sを挟持して圧延する上下一対の作業ロール1が設けられており、作業ロール1は図示しない駆動モータの出力軸2に連結するスピンドル3を介して駆動トルクが伝達される。そして、作業ロール1とスピンドル3との間及び駆動モータの出力軸2とスピンドル3との間には、スリッパメタル型のロール側継手4及びモータ側継手5が介装されている。
ここで、本実施例における圧延機は、例えば、リバース式の厚板圧延機であって、1つの作業ロール1に1つの駆動モータが連結されている。なお、図1中では一方の作業ロール1だけを図示しており、作業ロール1のロール軸方向の中心をOrと示している。つまり、作業ロール1は、その中心Orが圧延機の中心、即ち、圧延材Sの幅方向の中心Osと一致するように配置されている。
作業ロール1は、ミルハウジング8a,8bに上下方向移動可能に支持されるロールチョック6,7に回転可能に支持されている。ミルハウジング8aの側面には、シフト作動させるための支持部材9が設けられており、この支持部材9はシフトシリンダ固定部9aと案内部9bとから構成されている。シフトシリンダ固定部9aにはロールシフトシリンダ10の基端が固定される一方、案内部9bには摺動部材11が摺動可能に支持されている。摺動部材11には嵌合溝11aが形成されており、この嵌合溝11aにはロールチョック6のフランジ部6aが嵌合されている。また、摺動部材11には連結部材12が設けられており、この連結部材12にはロールシフトシリンダ10のロッド部10aの先端が固定されている。そして、一方のシフトシリンダ固定部9aと連結部材12との間には、ロールシフトシリンダ10のストローク量を検出するロールシフトセンサ13が設けられている。
従って、作業ロール1をロール軸方向にシフトさせる場合には、ロールシフトシリンダ10のロッド部10aを作業側(図1中左側)あるいは駆動側(図1中右側)に伸縮させることにより、摺動部材11が支持部材9の案内部9b上を摺動し、これに伴いロールチョック6がロール軸方向にシフトされるので、作業ロール1を作業側あるいは駆動側にシフトさせることができる。そして、ロールシフトシリンダ10のストローク量をロールシフトセンサ13により検出することにより、そのストローク量に基づいて、作業ロール1のロール軸方向の位置や作業ロール1の中心Orと圧延材Sの幅方向中心Osとのシフト量を検出することができる。
スピンドル3にはその軸方向略中心部を挟むようにフランジ部3aが形成されており、スピンドル3はこのフランジ部3aの間に設けられたスピンドル軸受14を介してキャリアバー15に回転可能に支持されている。また、スピンドル軸受14には軸受連結部16が設けられる一方、キャリアバー15にはキャリア連結部17が設けられている。そして、軸受連結部16とキャリア連結部17との間には、スピンドルシフトシリンダ18とショートストロークシリンダ19とが設けられている。
スピンドルシフトシリンダ18とショートストロークシリンダ19とは互いの基端同士を連結して配置されている。スピンドルシフトシリンダ18のロッド部18aの先端は軸受連結部16に固定される一方、ショートストロークシリンダ19のロッド部19aの先端はキャリア連結部17に固定されている。そして、一方の軸受連結部16とキャリア連結部17との間には、両シリンダ18,19の合計したストローク量を検出するスピンドルシフトセンサ20が設けられている。
また、ロール側継手4とモータ側継手5とは略同一構造となっている。図2,3,6に示すように、ロール側継手4は、作業ロール1の一端に設けられるロールエンドカップリング21と、スピンドル3の一端に設けられるスピンドルカップリング22とから構成されている。そして、ロールエンドカップリング21の先端にはフォーク部21aが形成されている。一方、スピンドルカップリング22の先端には嵌合溝22aが形成されており、この嵌合溝22aには一対のスリッパメタル23が対向するように設けられ、スリッパメタル23間にはスリッパピン24が支持されている。
同様に、図4,5,6に示すように、モータ側継手5は、スピンドル3の他端に設けられるスピンドルカップリング25と、駆動モータの出力軸2の先端に設けられるモータ側カップリング26とから構成されている。そして、スピンドルカップリング25の先端には嵌合溝25aが形成されており、この嵌合溝25aには一対のスリッパメタル27が対向するように設けられ、スリッパメタル27間にはスリッパピン28が支持されている。一方、モータ側カップリング26の先端にはフォーク部26aが形成されている。
従って、ロールシフトシリンダ10の伸縮に伴って、スピンドルシフトシリンダ18及びショートストロークシリンダ19を伸縮させることにより、シフトする作業ロール1に追従するようにスピンドル3をシフトさせることができる。また、後述するように、作業ロール1のシフト完了後においてショートストロークシリンダ19を短縮させることにより、フォーク部21aのピン溝部とスリッパピン24との間に隙間tを与えることができる。
そして、スピンドルシフトシリンダ18及びショートストロークシリンダ19のストローク量をスピンドルシフトセンサ20により検出することにより、そのストローク量に基づいて、スピンドル3の軸方向の位置を検出することができる。更に、作業ロール1と駆動モータとの上下方向の設置位置が異なるものの、スピンドル3の両端にロール側継手4とモータ側継手5とを備えることにより、その上下方向の設置位置の差を吸収できるので、駆動モータからの駆動トルクを円滑に作業ロール1に伝達させることができる。
ここで、圧延中のロール側継手4においては、通常、ロールエンドカップリング21とスピンドルカップリング22との間、即ち、フォーク部21aのピン溝部とスリッパピン24との間に隙間を確保しなくてはならない。これは、フォーク部21aのピン溝部とスリッパピン24とが接触または接近し過ぎると、圧延中の作業ロール1から作用するロール軸方向の押力によりロール側継手4が破損するおそれがあるからである。一方、これらを離間し過ぎると、トルク伝達が困難になってしまうからである。つまり、上述した隙間tとは、圧延中の作業ロール1の昇降作動によって生ずるロール軸方向の押力によりロール側継手4が破損することなく、且つスピンドル3が圧延時に十分な駆動トルクを作業ロール1に伝達できる隙間量のことである。
次に、図7,8を用いて作業ロール1のシフト時におけるスピンドルシフトシリンダ18及びショートストロークシリンダ19の動作について説明する。
ここで、圧延中における上下一対の作業ロール1は、それぞれの中心Orがロール軸方向上において圧延材Sの中心Osに対して対称になるようにシフトされ、即ち、作業ロール1は互いに逆方向にシフトされ、その位置で駆動回転されている。このとき、図2に示すように、上側に配置される作業ロール1の下降時、または下側に配置される作業ロール1の上昇時における作業ロール1からの軸方向押力により、ロール側継手4が破壊しないように、スリッパピン24はフォーク部21aのピン溝部から隙間tを有して離間されている。
そして、圧延材Sの圧延が一旦終了すると、圧延材Sが折り返して戻るまでのパス間に、作業ロール1を必要に応じてロール軸方向に所定量シフトさせると共に、作業ロール1を上下方向に移動させてロールギャップを設定する必要がある。
作業ロール1をロール軸方向にシフトさせるには、先ず、図7に示すように、スピンドル3をスピンドルシフトシリンダ18及びショートストロークシリンダ19により作業側に移動させ、スリッパピン24をフォーク部21aのピン溝部に接触させることにより、スピンドル3を作業ロール1に押し付けた状態にする。即ち、スピンドルシフトシリンダ18のロッド部18aを伸長させると共に、ショートストロークシリンダ19のロッド部19aを全ストロークt(隙間tと同じ長さ)だけ伸長させることにより、スピンドル3を作業ロール1に押し付けることができる。
このとき、ショートストロークシリンダ19の油圧はスピンドルシフトシリンダ18の油圧よりも大きいので、ショートストロークシリンダ19のロッド部19aは必ず全ストロークtの分だけ移動される。また、スリッパピン24がフォーク部21aのピン溝部に接触した後には、作業ロール1が作業側に押されないように、ロールシフトシリンダ10の油圧による押力に比べて、スピンドルシフトシリンダ18及びショートストロークシリンダ19の油圧による押力は、はるかに小さく設定される。
次に、図1に示すように、作業ロール1を中心Orから作業側に距離Lwだけシフトさせる場合には、ロールシフトシリンダ10のロッド部10aを距離Lwだけ短縮させると共に、スピンドルシフトシリンダ18のロッド部18aを距離Lwだけ伸長させる。このとき、スピンドルシフトシリンダ18の油圧による押力は、スピンドル3を作業ロール1に追従させる程度の低圧に設定され、スリッパピン24がフォーク部21aのピン溝部を押圧すことになる。また、スピンドルシフトシリンダ18の油圧はショートストロークシリンダ19の油圧よりも低圧に設定されており、ショートストロークシリンダ19のロッド部19aの全ストロークtは保持されたままとなっている。
従って、スリッパピン24がフォーク部21aのピン溝部に接触した状態で作業ロール1がシフトされるので、スピンドル3は機械的に作業ロール1に連結して、作業ロール1に追従することができ、作業ロール1に所定のシフト量Lwを付与することができる。また、図4に示すように、同時にスリッパピン28も作業側に距離Lwだけ移動される。
一方、図1に示すように、作業ロール1を中心Orから駆動側に距離Ldだけシフトさせる場合には、ロールシフトシリンダ10のロッド部10aを距離Ldだけ伸長させると共に、スピンドルシフトシリンダ18のロッド部18aを距離Ldだけ短縮させる。このときには、スピンドルシフトシリンダ18の油圧は作業側にシフトされる場合よりも更に低圧とされるので、フォーク部21aのピン溝部がスリッパピン24を押圧すことになる。また、ショートストロークシリンダ19の油圧はスピンドルシフトシリンダ18の油圧よりも高圧設定されており、ショートストロークシリンダ19のロッド部19aの全ストロークtは保持されたままとなっている。
従って、フォーク部21aのピン溝部がスリッパピン2に接触した状態で作業ロール1がシフトされるので、スピンドル3は機械的に作業ロール1に連結して、作業ロール1に追従することができ、作業ロール1に所定のシフト量Ldを付与することができる。また、図4に示すように、同時にスリッパピン28も駆動側に距離Ldだけ移動される。
そして、作業ロール1が作業側に距離Lwあるいは駆動側に距離Ldにシフトされ、所定シフト量が確保された後、スピンドルシフトシリンダ18の油圧の供排はロックされる。次いで、図8に示すように、ショートストロークシリンダ19のロッド部19を全ストロークtを短縮させる。これにより、スリッパピン24はフォーク部21aのピン溝部から隙間tだけ離間して配置されることになる。その後、所定のロールギャップを有した作業ロール1間に圧延材Sが供給され、圧延が繰り返し行われる。
従って、本発明に係るワークロールシフト圧延機のスピンドル装置によれば、スピンドルシフトシリンダ18は、作業ロール1のシフト前にスピンドル3を作業ロール1に押し付け、シフト中の作業ロール1にスピンドル3を機械的に追従させる。一方、ショートストロークシリンダ19は、作業ロール1のシフト前に全ストロークtを伸長させた状態を保持して、スピンドル3をスピンドルシフトシリンダ18と共に作業ロール1に押し付けて、フォーク部21aのピン溝部とスリッパピン24とを接触させ、作業ロール1のシフト完了後に全ストロークtを短縮させることで適正な隙間tを設定する。これにより、作業ロール1の昇降作動によるシフト量を考慮して隙間tを設定するので、圧延中における作業ロール1からの軸方向押力によるロール側継手4の破損を防止することができる
また、圧延中において適正隙間を備えることにより、作業ロール1の昇降動作においても、作業ロールからの押力が作用しないので、ロール側継手4の破壊を防止することができる。更に、作業ロール1のシフト時においては、スピンドル3を作業ロール1に機械的に接触させているので、追従制御を簡素化することができる。
スリッパメタル型継手を備えたスピンドルに適用可能である。
本発明の一実施例に係るワークロールシフト圧延機のスピンドル装置の概略図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図1のB−B矢視断面図である。 図1のC−C矢視断面図である。 図1のD−D矢視断面図である。 ロール側継手及びモータ側継手の斜視図である。 シフト中におけるショートストロークシリンダの状態図である。 シフト完了後におけるショートストロークシリンダの状態図である。
符号の説明
1 作業ロール
2 駆動モータの出力軸
3 スピンドル
4 ロール側継手
5 モータ側継手
6,7 ロールチョック
6a フランジ部
8a,8b ミルハウジング
9 支持部材
9a シフトシリンダ固定部
9b 案内部
10 ロールシフトシリンダ
10a ロッド部
11 摺動部材
11a 嵌合溝
12 連結部材
13 ロールシフトセンサ
14 スピンドル軸受
15 キャリアバー
16 軸受連結部
17 キャリア連結部
18 スピンドルシフトシリンダ
18a ロッド部
19 ショートストロークシリンダ
19a ロッド部
20 スピンドルシフトセンサ
21 ロールエンドカップリング
21a フォーク部
22,25 スピンドルカップリング
22a,25a 嵌合部
23,27 スリッパメタル
24,28 スリッパピン
26 モータ側カップリング
26a フォーク部

Claims (1)

  1. 圧延材を圧延する作業ロールをロール軸方向にシフト可能にするワークロールシフト圧延機のスピンドル装置において、
    前記作業ロールにスリッパメタル型継手を介して電動機からの駆動トルクを伝達するスピンドルと、
    前記作業ロールのシフト前に前記スピンドルを前記作業ロール側に押し付け、シフト中の前記作業ロールに前記スピンドルを機械的に追従させるスピンドル追従手段と、
    前記作業ロールのシフト前に前記スピンドルを前記スピンドル追従手段と共に前記作業ロール側に押し付けて前記スリッパメタル型継手のカップリング同士を接触させ、前記作業ロールのシフト完了後に前記スリッパメタル型継手のカップリング間に隙間を与える隙間調整手段とを備える
    ことを特徴とするワークロールシフト圧延機のスピンドル装置。
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