JP2007130397A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検体の複数部位から同一呼吸周期で撮影データを取得し、被検体の体動による画像間の不連続性を回避可能な磁気共鳴イメージング装置を実現する。
【解決手段】被検体の胸部からのナビゲート信号601が受信可能な撮影領域では、胸部からのナビゲート信号601に基づいて撮影を開始する。胸部からのナビゲート信号601及び腹部からのナビゲート信号701が受信可能な撮影領域102ではこれらのナビゲート信号の相関関係を取得する。胸部からのナビゲート信号601が受信困難な撮影領域であって胸部動作に応じて動作する撮影領域では腹部部からのナビゲート信号701に基づいて撮影を開始する。これにより、同一呼吸周期で被検体からデータを取得し、被検体の体動による画像間の不連続性を回避することが可能となる。
【選択図】 図11

Description

本発明は、磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)に係わり、特に、複数箇所を同時に励起する機能を有するMRI装置に関する。
現在、磁気共鳴イメージング装置の撮影対象は、被検体の主たる構成物質、プロトンである。プロトン密度の空間分布や、励起状態の緩和現象の空間分布を画像化することで、人体頭部、腹部、四肢等の形態または、機能を2次元もしくは3次元的に撮影する。
次に、MRI装置の撮影方法を説明する。
傾斜磁場により異なる位相エンコードを与え、それぞれの位相エンコードで得られるエコー信号を検出する。位相エンコードの数は、通常1枚の画像あたり、128、256、512等の値が選ばれる。各エコー信号は、通常128、256、512、1024個のサンブリングデータからなる時系列信号として得られる。そして、これらのデータを2次元フーリエ変換して1枚のMR画像を作成する。
ところで、近年、連続的若しくはステップ的に被検体を乗せたベッドを移動させながら全身を撮影する方法(全身MRI)が行なわれつつある。その代表的な方法として、特許文献1、特許文献2、非特許文献1に記載されているマルチステーション撮影と、ムービングテーブル撮影とがある。
これらの撮影方法は、全身スクリーニング検査方法として有効な手法であると非特許文献2に記載されており、これまで、CT、骨シンチ、PETなど複数のモダリティで行なっていたスクリーニング検査を、MRI装置のみで行なえる可能性も示されている。
これらの撮影は、図13の(a)に示すように、連続的若しくはステップ的に被検体301を乗せたベッド312を、静磁場磁石302の下部中央領域である撮影領域1201に移動させながら、全身を複数のスライスで撮影する。そして、それらの画像を、図13の(b)に示すように、一画像に繋ぎ合わせる事で全身画像を得ている。
しかし、胸部や腹部を撮影する場合、呼吸に起因する体動がある為に被検体が移動してしまい、繋ぎ合わせた全身画像が不連続な画像となる場合がある。
この様な不連続を抑制する為に、同一の呼吸周期においてデータを収得する、様々な呼吸動ナビゲート方法が提案されている。代表的な公知技術としては、特許文献3、非特許文献3、非特許文献4に記載された技術が挙げられる。
これらの撮影は、横隔膜や、胸部表面などの一箇所を励起し、そこから得られる信号を用いて横隔膜や胸部の位置を追跡し、呼吸動を検出している。この時、受信している信号をナビゲート信号といい、ナビゲートの為に実行するシーケンスをナビゲートシーケンスと言う。
特開平6−304153号公報 特開2004−611号公報 米国特許第4937526号明細書 Whole-Body MRI:A Simple Approach using Automatic Table Movement and Dedicated Post-Processing: ISMRM 10,(2002) Who1e Body-MRI imaging with a continuously moving table platform in detection of metastatic disease in cancer patients First Results of a feasibility study : ISMRM 11,P.1333(2003) Journal of Magnetic Resonance imaging,21,576-582(2005) Magnetic Resonance in Medicine、34.11-16(1995)
しかしながら、上述した従来技術における全身MRIにあっては、撮影領域が連続的又はステップ的に被検体の頭部から下肢まで移動していく為、被検体の胸部領域の励起プロファイルから発する呼吸動ナビゲート信号を受信できない場合がある。
このため、同一呼吸周期において、データを取得できない場合があり、繋ぎ合わせた全身画像が不連続となる可能性がある。
本発明の目的は、被検体の複数部位から、同一呼吸周期で撮影データを取得し、被検体の体動による画像間の不連続性を回避可能な磁気共鳴イメージング装置を実現することである。
本発明の磁気共鳴イメージング装置は、静磁場発生手段と、傾斜磁場発生手段と、高周波パルス発生手段と、磁気共鳴信号受信手段と、被検体の断層像を生成し表示する表示手段と、これらの手段を制御する制御手段とを有する。
そして、上記磁気共鳴イメージング装置において、被検体の複数の領域のうちの第1の領域の体動を示す第1のナビゲート信号発生手段と、上記第1の領域に隣接する第2の領域の体動を示す第2のナビゲート信号発生手段とを備える。制御手段は、上記第1のナビゲート信号と第2のナビゲート信号との相関関係を算出し、上記第1の領域の画像と第2の領域の画像とが連続するように、上記第1の領域及び第2の領域の少なくとも一方の領域の撮影を、この一方の領域から発生されたナビゲート信号及び上記相関関係に基づいて制御する。
好ましくは、上記第1のナビゲート信号発生手段は、被検体の胸部領域の体動を示す胸部ナビゲート信号発生手段であり、上記第2のナビゲート信号発生手段は、被検体の腹部領域の体動を示す腹部ナビゲート信号発生手段である。
制御手段は、胸部ナビゲート信号発生手段からのナビゲート信号と、腹部ナビゲート信号発生手段からのナビゲート信号との相関関係に基づいて、上記胸部ナビゲート信号が示す体動が一定のゲートウィンドウ内であるときを判断する。そして、腹部ナビゲート信号のみ検出できる領域では、腹部ナビゲート信号に基づいて、胸部の体動が一定のゲートウィンドウ内であるときを判断して、撮影開始時間を決定する。
好ましくは、上記ナビゲート信号は、2D励起法により発生される。
本発明によれば、被検体の複数部位から、同一呼吸周期で撮影データを取得し、被検体の体動による画像間の不連続性を回避可能な磁気共鳴イメージング装置を実現することができる。
つまり、被検体が移動しても、同じ位置からナビゲート信号を受信するのと同様な作用が得られる為、撮影スライス間で不運続が生じず、高精度の撮影が可能になる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明が適用されるMRI装置の全体概略構成図である。
図1において、MRI装置は、ベッド312に横たわった被検体301の周囲に静磁場を発生する磁石302と、静磁場空間領域に傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイル303と、この領域に高周波磁場を発生するRFコイル304と、被検体301が発生するMR信号を検出するRFブローブ305とを備える。
傾斜磁場コイル303は、互いに直交するX、Y、Zの3方向の傾斜磁場コイルで構成され、傾斜磁場電源309からの信号に応じてそれぞれ傾斜磁場を発生する。
RFコイル304は、RF送信部310からの信号に応じて高周波磁場を発生する。そして、RFプローブ305からの信号は、信号検出部306で検出され、信号処理部307で信号処理され、画像信号に変換される。
信号処理部307からの画像信号は、画像処理部313に供給され、この画像処理部313で撮影画像に対する演算処理がされ、撮影された画像は、表示部308で表示される。
傾斜磁場電源源309、RF送信部310、信号検出部306は、制御部311で制御される。制御のタイムチャートは一般にパルスシーケンスと呼ばれている。
なお、本発明の実施形態においては、空間を2次元的に励起する2D励起法を用いる。この2D励起法には、K空間を螺旋状に埋めていくスパイラル型2D励起と、櫛形状に埋めていくEPI型2D励起とがある。
本発明の実施形態においては、カラム型2D励起を使用する。このカラム型2D励起は、文献”Two-Dimens1onal Spatia1ly-Selective RF Excitation Pulses in Echo-Planar Imaging: Magnetic Resonance in Medicine,47:1186-1193(2002)”に記載されている。
図2は、本発明の第1の実施形態において、2D励起に用いるパルスシーケンスを示す図である。また、図3は、図2に示したパルスシーケンスを用いて2D励起を行った場合の励起プロファイルを示す図である。
図3に示すように、2D励起方法を用いた場合、XY平面上で励起サイズをカラム型に制限することができる。また、Y方向に同じ励起プロファイルを持った、折り返し励起106が生じる。
図4は、本発明の第1の実施形態における被検体移動に伴う撮影部位の移動の説明図であり、図5は本発明の一実施形態における操作手順とデータ処理手順とを示すフローチャートである。この図5に示す処理は、制御部311からの指令信号により実行される。
図4、図5において、ステップS1で撮影を開始し、撮影部位101に移動させる(ステップS2)。呼吸動のある部位101に撮影部位が来ると、ステップS3〜S5で、ナビゲートシーケンスを実行する。ナビゲートシーケンスにおいては、上述したカラム型2D励起法を用いる。
励起プロファイル104が発するナビゲート信号は、胸部用コイル105を用いて受信する。そして、ナビゲートシーケンスにより、呼吸動の同一周期において、撮影シーケンスを実行する。なお、同期計測方法の詳細については後述するものとする。
続いて、ステップS6で、撮影領域102に移動し、ステップS107において、撮影領域が102のとき、胸部と腹部のA−P方向プロファイルを参照する。撮影画像は、胸部用コイル105と腹部用コイル107との2つのコイルからの信号から合成して作成する。
撮影部位102の範囲には、胸部励起l04と腹部励起106との2つのナビ用励起プロファイルが入っているが、呼吸動のナビゲートは、胸部励起104が発する信号だけを用いて、ステップS8、S9で、ステップS4、S5と同様にして行なう。
それと同時に、腹部用コイル107を用いて腹部励起106が発する信号を受信し、胸部と腹部との間の同期を計測する(ステップS10)。胸部と腹部との同期計測方法の詳細については後述する。
続いて、ステップS11で、撮影領域103に移動する。この撮影領域103は、胸部励起104の信号が入らない領域であるので、腹部励起106が発する信号を受信し、ステップS10で求めた時間を同期信号出力時間として、ステップS4、S5と同様に撮影を行なう(ステップS12)。
本発明の第1の実施形態におけるナビゲートシーケンスと撮影シーケンスのタイミングチャートとを図6に示し、撮影シーケンスの説明図を図7に示す。
なお、図6に示す腹部位置のプロファイルと撮影タイミングとの関係は後述する。
続いて、ステップS13で、呼吸動に影響されることがない撮影領域108に移動する。この撮影領域108では、被検体の呼吸動に影響されることがない領域であるので、ナビゲートシーケンスを停止し、通常の撮影を実行する(ステップS14)。
次に、上述した呼吸同期計測方法について説明する。図8は、呼吸同期計測におけるナビゲートシーケンスと撮影シーケンスとのタイミングチャートを示す図であり、図9は、呼吸同期計測方法における撮影シーケンスの説明図である。
図8、図9において、まず、ナビゲートシーケンスを実行して、胸部のA−P方向プロファイル501をモニターする。次に、胸部のプロファイル501から、ゲートウインドウを設定する。
胸部のプロファイル501がゲートウインドウ内に含まれたと判断された場合に、同期信号を出力して撮影シーケンスを実行する。
次に、上述した胸部、腹部同期計測方法について説明する。図10は、胸部、腹部同期計測におけるナビゲートシーケンスと撮影シーケンスとのタイミングチャートを示す図であり、図11は、胸部、腹部同期計測方法における撮影シーケンスの説明図である。
図10、図11において、胸部のA−P方向プロファイル601をモニターする。これと同時に、腹部のA−P方向プロファイル701についてもモニターする。
次に、胸部と同様にして、腹部についてもゲートウインドウを設定しておき、腹部プロファイル601が、ゲートウインドウ内に含まれたと判断された時間から、胸部位置がゲートウインドウ内に含まれたと判断されるまでの時間をT1とする。
そして、腹部プロファイル701がゲートウインドウ内に含まれた時間からT1時間後を、撮影領域102における撮影開始時間とする。
図11に示すように、胸部、腹部同期計測には、以下のような手段を必要とする。
第1に、撮影領域に2つのコイル105、107が含まれるとき、2つのコイルから信号を受信し、合成して画像を作成する手段である。
そして、第2に、104と106との2箇所励起する場合、それぞれを別のコイル105、107を用いて受信し、ナビゲート信号として片方だけを用いる手段である。
第3に、別のコイルを用いて受信した601と701の信号の同期をとる手段である。
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、胸部からのナビゲート信号が受信可能な撮影領域では、胸部からのナビゲート信号に基づいて、撮影を開始し、胸部からのナビゲート信号が受信困難な撮影領域であって、胸部動作に応じて動作する撮影領域では、この撮影領域からのナビゲート信号と、胸部からのナビゲート信号との相関関係に基づいて、撮影を開始する。
したがって、全身MRIにおいて、同一呼吸周期で被検体からデータを取得し、被検体の体動による画像間の不連続性を回避することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態は、第1の実施形態における図5のステップS6〜S10に示した胸部プロファイルと腹部プロファイルとの同期計測方法とは異なり、ゲートウインドウを再設定して、次に説明するよう方法で同期させる。
設定方法を図12に示す。この場合、ゲートウインドウには、呼息期と吸息期の両方が含まれるゲートウインドウが設定されている。
そこで、腹部プロファイル701がゲートウインドウ内に含まれたと判断された腹部位置1101と、その直前の腹部位置1102との差をとり、その値が正の場合に吸息期、負の場合に呼息期と判断する。
そして、胸部プロファイル501がゲートウインドウ内に含まれた場合と一致すると判断される方だけ、つまり、呼息期の場合のみを同期信号の出力時間として採用する。
この第2の実施形態のように、腹部プロファイルの傾斜方向をも判断して、腹部プロファイル701がゲートウインドウ内に含まれた場合に撮影を開始する方法でも、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
上述した例は、被検体を移動させて、全身を撮影する場合の例であるが、被検体の全身ではなく、複数の局所的なコイルを用いて、被検体の複数領域を撮影する場合にも、本発明を適用することができる。
この場合、カラム型2D励起を用いて、腹部と心臓など、複数箇所を同時に励起して、複数箇所でナビゲート信号を取得して、上述したような方法で同期をとることにより、高精度の位置補正を行うことができる。
なお、上述した例は、2D励起法を適用した場合の例であるが、被検体の複数の箇所からナビゲート信号を取得し、これらの信号の相関関係が判断可能であれば、必ずしも2D励起法を用いる必要はなく、他の励起法を用いることも可能である。
本発明が適用されるMRI装置の全体概略構成図である。 本発明の第1の実施形態において、2D励起に用いるパルスシーケンスを示す図である。 図2に示したパルスシーケンスを用いて2D励起を行った場合の励起プロファイルを示す図である。 本発明の第1の実施形態における被検体移動に伴う撮影部位の移動の説明図である。 本発明の一実施形態における操作手順とデータ処理手順とを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるナビゲートシーケンスと撮影シーケンスのタイミングチャートである。 図6に示したナビゲートシーケンスの説明図である。 本発明の第1の実施形態におけるナビゲートシーケンスと撮影シーケンスのタイミングチャートである。 図8に示したナビゲートシーケンスの説明図である。 本発明の第1の実施形態における、胸部、腹部同期計測のナビゲートシーケンスと撮影シーケンスのタイミングチャートである。 図10に示したナビゲートシーケンスの説明図である。 本発明の第2の実施形態における胸部プロファイルと腹部プロファイルとの同期計測方法を説明する図である。 全身MRIの説明図である。
符号の説明
101〜103、108 被検体の撮影領域
104 胸部ナビ用励起
105 胸部用コイル
106 腹部ナビ用励起
107 腹部用コイル
301 被検体
302 静磁場磁石
303 傾斜磁場コイル
304 RFコイル
305 RFプローブ
306 信号検出部
307 信号処理部
308 表示部
309 傾斜磁場電源
310 RF送信部
311 制御部
312 ベッド
313 画像処理部
501 胸部位置のプロファイル
701 腹部位置のプロファイル

Claims (6)

  1. 被検体の撮影領域が配置される空間に静磁場を印加する静磁場発生手段と、上記空間に傾斜磁場を印加する傾斜磁場発生手段と、高周波パルス発生手段と、被検体から磁気共鳴信号を受信する磁気共鳴信号受信手段と、磁気共鳴信号受信手段により受信された信号に基づいて、断層像を生成し表示する表示手段と、上記傾斜磁場発生手段、高周波パルス発生手段、磁気共鳴信号受信手段及び表示手段を制御する制御手段とを有する磁気共鳴イメージング装置において、
    被検体の複数の領域のうちの第1の領域の体動を示す第1のナビゲート信号発生手段と、
    上記第1の領域に隣接する第2の領域の体動を示す第2のナビゲート信号発生手段と、
    を備え、上記制御手段は、上記第1のナビゲート信号と第2のナビゲート信号との相関関係を算出し、上記第1の領域の画像と第2の領域の画像とが連続するように、上記第1の領域及び第2の領域の少なくとも一方の領域の撮影を、この一方の領域から発生されたナビゲート信号及び上記相関関係に基づいて制御することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置において、上記第1のナビゲート信号発生手段は、被検体の胸部領域の体動を示す胸部ナビゲート信号発生手段であり、上記第2のナビゲート信号発生手段は、被検体の腹部領域の体動を示す腹部ナビゲート信号発生手段であり、上記制御手段は、上記胸部ナビゲート信号発生手段からのナビゲート信号と、腹部ナビゲート信号発生手段からのナビゲート信号との相関関係に基づいて、上記胸部ナビゲート信号が示す体動が一定のゲートウィンドウ内であるときを判断し、被検体の複数の領域のうち、上記胸部ナビゲート信号を検出できる領域では、上記胸部ナビゲート信号に従って撮影開始時間を決定し、上記胸部ナビゲート信号は検出できないが、上記腹部ナビゲート信号を検出できる領域では、上記腹部ナビゲート信号に基づいて、胸部の体動が一定のゲートウィンドウ内であるときを判断し、撮影開始時間を決定することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  3. 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、上記腹部ナビゲート信号が一定の値となった時点から、上記胸部ナビゲート信号が上記一定のゲートウィンドウ内となる予測時間を計測し、上記胸部ナビゲート信号は検出できないが、上記腹部ナビゲート信号を検出できる領域では、上記腹部ナビゲート信号が一定の値となった時点から上記予測時間後に撮影を開始することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  4. 請求項2又は3記載の磁気共鳴イメージング装置において、被検体が配置され、被検体の複数の撮影領域を上記空間に順次移動させる移動手段を備え、上記制御手段は、上記移動手段を制御して被検体の全身を撮像することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  5. 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、上記制御手段は、上記腹部ナビゲート信号の値が、一定の腹部ゲートウィンドウ内に入り、かつ、上記腹部ゲートウィンドウ内に入る直前に計測された上記腹部ナビゲート信号の値との差が正か負かに従って撮影開始時間を決定することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれか一項記載の磁気共鳴イメージング装置において、上記制御手段は、上記ナビゲート信号を、2D励起法により発生させることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
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