JP2007130331A - 資金管理システムおよび資金管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】運搬用収納部に景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことを課題とする。
【解決手段】資金管理システム1において、現金処理機10は、景品買取機20から取り外された現金カセット30内の景品買取金の残額を計数し、該計数した景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を算出し、該算出した過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機とその外部の現金授受を仲介するために景品買取機と着脱可能に構成された運搬用収納部を通じて、景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う資金管理システムおよび資金管理方法に関する。
従来より、パチンコ遊技やパチスロ遊技を提供する遊技店では、景品カウンタにおいて、遊技客が遊技で獲得した獲得玉/獲得メダルと引き換えに所望の景品を提供する景品交換サービスを行っている。
遊技店によって提供される景品種別には、日常品、食料品や装飾品などの一般景品の他に、遊技店とは独立した景品買取業者(景品買取場)での買取を前提とした特殊景品が存在する。この景品買取場には、特殊景品の買取を自動的に行う景品買取機が設置されている。
この景品買取機は、買取依頼を受け付けた特殊景品と引き換えに、特殊景品を買い取るための景品買取金が収納された現金収納部から当該特殊景品の価値分の貨幣を払出すものである(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、かかる景品買取場には、景品買取機に着脱可能に構成された運搬用収納部(現金カセット)に特殊景品の買取りに要する景品買取金を備え置く必要がある。具体的には、景品買取業務終了後に景品買取機から現金カセットを取り外して事務所に持ち帰り、この現金カセットに収納されている景品買取金を回収し、該回収した景品買取金の残額をもとに景品買取額を管理するともに、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額分の現金を現金カセットに収納し、景品買取機に該現金カセットを再度を取り付けることで、景品買取りに係る出納管理を行うとともに、景品買取機に特殊景品の買取りに必要な景品買取金を用意していた。
特開2000−126439号公報
しかしながら、上記した従来技術では、運搬用収納部(現金カセット)に景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うには自ずから限界があるという問題点があった。
これを具体的に説明すると、上記の従来技術では、景品買取機に装着される「現金カセット」に景品買取準備額分の現金(景品買取準備金)を用意するために、必要枚数分の貨幣を金種ごとに人手を介して計数する必要があるので、かかる資金準備業務を効率良く行うことができない。
また、上記の従来技術では、景品買取りに係る出納管理を行うために、景品買取機から取り外した現金カセットに収納されている景品買取金の残額を計数し、該計数した景品買取金の残額もとに景品買取額を管理する必要があるが、景品買取金の残額を計数するにも人手を介する必要があり、かかる現金の計数作業が資金準備業務の効率化を妨げている。また、これらの現金の計数作業を人手を介して行ったのでは、現金の計数間違いが生じることも考えられるため、景品買取りに係る出納管理に矛盾が生じる虞もある。
さらに、上記の従来技術では、景品買取場から回収した景品買取金(景品買取準備金の残金)に加え、次回に現金カセットに補充すべき景品買取準備金を景品買取場の事務所内で保管する必要があるので、景品買取場の事務所内に多額の運用資金を保管せねばならないという問題もある。また、景品買取場の事務所内で多額の運用資金を管理したのでは、防犯上の不安も増大することとなる。
そこで、本発明は、上述した従来技術による課題(問題点)を解消するためになされたものであり、運搬用収納部に景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことができる資金管理システムおよび資金管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1の発明に係る資金管理システムは、特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機とその外部の現金授受を仲介するために前記景品買取機と着脱可能に構成された運搬用収納部を通じて、前記景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う資金管理システムであって、前記景品買取機から取り外された前記運搬用収納部内の景品買取金の残額を計数する残額計数手段と、前記残額計数手段によって計数された景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、前記景品買取準備額に対する前記景品買取金の残額の過不足額を算出する過不足額算出手段と、前記過不足額算出手段によって算出された過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御する補充/回収制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明に係る資金管理システムは、特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機とその外部の現金授受を仲介するために前記景品買取機と着脱可能に構成された運搬用収納部を通じて、前記景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う資金管理システムであって、前記運搬用収納部は、前記特殊景品の買取りで払出した払出し金額を記録する払出し金額記録媒体を備え、前記払出し金額記録媒体に記録された払出し金額を基にして得られた前記運搬用収納部内の景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、前記景品買取準備額に対する前記景品買取金の残額の過不足額を算出する過不足額算出手段と、前記過不足額算出手段によって算出された過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御する補充/回収制御手段と、を有する現金処理機とを備えたことを特徴とする。
また、請求項3の発明に係る資金管理システムは、上記の発明において、前記景品買取金の残額は金種ごとに算出され、前記過不足額算出手段は、前記景品買取機から取り外された運搬用収納部内の前記金種ごとに算出された景品買取金の残額と、各金種ごとに定められた景品買取準備額とを比較して、前記景品買取準備額に対する前記景品買取金の残額の過不足額を金種ごとに算出し、前記補充/回収制御手段は、前記過不足額算出手段によって金種ごとに算出された過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御することを特徴とする。
また、請求項4の発明に係る資金管理システムは、上記の発明において、前記景品買取機の号機ごとに、当該号機を基準に定められた景品買取準備額を対応付けて記憶する景品買取準備額記憶手段をさらに備え、前記過不足額算出手段は、当該号機から取り外された運搬用収納部内の景品買取金の残額と、前記景品買取準備額記憶手段によって記憶された当該号機の景品買取準備額とを比較して、前記過不足額を算出することを特徴とする。
また、請求項5の発明に係る資金管理システムは、特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機とその外部の現金授受を仲介するために前記景品買取機と着脱可能に構成された運搬用収納部を通じて、前記景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う資金管理システムであって、前記景品買取機に挿入された特殊景品を収納し、前記景品買取機と着脱可能に構成された景品収納部をさらに備え、前記景品買取機から取り外された前記景品収納部内の特殊景品の景品金額を計数する景品金額計数手段と、前記景品金額計数手段によって計数された景品金額分の貨幣を前記運搬用収納部に補充するように制御する補充制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項6の発明に係る資金管理方法は、特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機とその外部の現金授受を仲介するために前記景品買取機と着脱可能に構成された運搬用収納部を通じて、前記景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う資金管理方法であって、前記景品買取機から取り外された前記運搬用収納部内の景品買取金の残額を計数する残額計数工程と、前記残額計数工程によって計数された景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、前記景品買取準備額に対する前記景品買取金の残額の過不足額を算出する過不足額算出工程と、前記過不足額算出工程によって算出された過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御する補充/回収制御工程とを含んだことを特徴とする。
また、請求項7の発明に係る資金管理方法は、特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機とその外部の現金授受を仲介するために前記景品買取機と着脱可能に構成された運搬用収納部を通じて、前記景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う資金管理方法であって、前記特殊景品の買取りで払出した払出し金額を前記運搬用収納部に付設された払出し金額記録媒体に登録する払出し金額登録工程と、前記払出し金額記録媒体に記録された払出し金額を基にして得られた前記運搬用収納部内の景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、前記景品買取準備額に対する前記景品買取金の残額の過不足額を算出する過不足額算出工程と、前記過不足額算出工程によって算出された過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御する補充/回収制御工程とを含んだことを特徴とする。
また、請求項8の発明に係る資金管理方法は、特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機とその外部の現金授受を仲介するために前記景品買取機と着脱可能に構成された運搬用収納部を通じて、前記景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う資金管理方法であって、前記景品買取機は、挿入された特殊景品を収納し、当該景品買取機と着脱可能に構成された景品収納部をさらに備え、前記景品買取機から取り外された前記景品収納部内の特殊景品の景品金額を計数する景品金額計数工程と、前記景品金額計数工程によって計数された景品金額分の貨幣を前記運搬用収納部に補充するように制御する補充制御工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、景品買取機から取り外された運搬用収納部内の景品買取金の残額を計数し、計数した景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を算出し、算出した過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御することとしたので、運搬用収納部に景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことが可能な資金管理システムおよび資金管理方法が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、運搬用収納部が、特殊景品の買取りで払出した払出し金額を記録する払出し金額記録媒体を有し、現金処理機が、払出し金額記録媒体に記録された払出し金額を基にして得られた運搬用収納部内の景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を算出し、算出した過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御することとしたので、運搬用収納部に景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことが可能な資金管理システムおよび資金管理方法が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、景品買取金の残額は金種ごとに算出され、景品買取機から取り外された運搬用収納部内の金種ごとに算出された景品買取金の残額と、各金種ごとに定められた景品買取準備額とを比較して、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を金種ごとに算出し、金種ごとに算出した過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御することとしたので、運搬用収納部に景品買取金を金種ごとに必要分用意することができ、景品買取機で特殊景品の買取りを行う際に特定金種が不足することを抑制することが可能な資金管理システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、景品買取機の号機ごとに、当該号機を基準に定められた景品買取準備額を対応付けて記憶し、当該号機から取り外された運搬用収納部内の景品買取金の残額と、当該号機の景品買取準備額とを比較して、過不足額を算出することとしたので、号機ごとに必要な景品買取準備額が相違する状況に対応することができ、運搬用収納部に景品買取金を準備する資金準備業務を柔軟に行うことが可能な資金管理システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、景品買取機から取り外された景品収納部内の特殊景品の景品金額を計数し、計数した景品金額分の貨幣を運搬用収納部に補充するように制御することとしたので、運搬用収納部に景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことが可能な資金管理システムおよび資金管理方法が得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る資金管理システム(資金管理方法)の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る資金管理システムを実施例1〜3として説明した後に、本発明に含まれる他の実施例を実施例4として説明する。
以下の実施例1では、実施例1に係る資金管理システムの概要および特徴、システムを構成する各装置の構成および処理の流れを順に説明する。
[概要および特徴(実施例1)]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係る資金管理システムの概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る資金管理システムの概要および特徴を説明するための概念図である。
同図に示すように、実施例1に係る資金管理システム1は、特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機20とその外部(例えば、景品買取金や景品買取準備金の管理を行うための事務所5など)の現金授受を仲介するために景品買取機20と着脱可能に構成された運搬用収納部(以下、適宜「現金カセット」と言う)30を通じて、景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行うものである。なお、実施例1では、この事務所5を景品買取場3の外部に設ける例を説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技店のホール内、景品買取場3内や独自の他の場所などに事務所5を設けるようにしても良い。
ここで、実施例1に係る現金処理機10は、景品買取機20から取り外された現金カセット30内の景品買取金の残額を計数し、該計数した景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を算出し、該算出した過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御する点に主たる特徴があり、かかる一連の処理によって、運搬用収納部(現金カセット)に景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことができるようにしている。
この主たる特徴を具体的に説明すると、現金処理機10では、景品買取機20から取り外された現金カセット30内の景品買取金の残額を計数することで、現金カセット内の景品買取金の計数作業を自動化することができるようにしている。
その後、現金処理機10は、このようにして計数した景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を算出し、該算出した過不足額分の貨幣を補充/回収する。なお、本実施例では、現金カセット30に対する補充業務/回収業務を1日に一度行う実施例を掲げ、かかる「景品買取準備額」として、1日を基準として定められた金額を用いることとする。
より詳細には、現金処理機10は、次回(翌日)の特殊景品の買取りに用意すべき「景品買取準備額」から現金カセット30内の「景品買取金の残額」を減算し、該減算した減算値(景品買取準備額−景品買取金の残額)が「正」の値となる場合には、その値が「景品買取準備額」に対する不足額となるので、減算値分の貨幣を現金カセット30に補充し、また、かかる減算値が「負」の値となる場合には、その値が「景品買取準備額」に対する余り額となるので、減算値分の貨幣を現金カセット30から回収する。
このように、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額分の貨幣を補充/回収することで、現金カセットに用意すべき景品買取準備額分の現金(景品買取準備金)の計数作業をも自動化するとともに、この景品買取準備金の現金カセットへの出入金作業も自動化することができるようにしている。
したがって、上記した従来技術の例で言えば、現金カセット内の景品買取金の計数作業、次回の特殊景品の買取りに用意すべき景品買取準備金の計数作業、並びにその景品買取準備金の現金カセットへの出入金作業を人手を介して行わせるのではなく、これらの作業を自動化することで、上記した主たる特徴のように、現金カセットに景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことが可能になる。
また、現金カセット内の景品買取金の計数作業および次回の特殊景品の買取りに用意すべき景品買取準備金の計数作業を自動化することで、現金の計数間違いをなくし、景品買取りに係る出納管理の整合性を担保することができる。
さらに、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額分の貨幣を補充/回収することで、景品買取場の事務所では、次回の特殊景品の買取りに用意すべき景品買取準備金すべてを保管せずとも、景品買取準備額に対する過不足額分の現金を保管すればよくなるため、景品買取場の事務所内で保管すべき運用資金を低減することが可能になる。
[資金管理システムの構成]
続いて、実施例1に係る資金管理システムの構成を説明する。図2は、実施例1に係る資金管理システムの各装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この資金管理システム1は、買取依頼を受け付けた特殊景品と引き換えに、特殊景品を買い取るための景品買取金が収納された現金収納部から当該特殊景品の価値分の貨幣を払出す景品買取機20と、景品買取機20と着脱可能に構成された現金カセット30を通じて、景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う現金処理機10と備える。
この景品買取機20には、景品買取機内部での現金の保管を目的とした現金収納部と、景品買取機外部への現金の持出しまたは景品買取機外部からの現金の持込みなど景品買取機20とその外部の現金授受の仲介を目的として景品買取機20と着脱可能に構成された現金カセット30との2つの現金収納部が設けられている。なお、後者の現金カセット30は、特許請求の範囲における「運搬用収納部」に相当し、景品買取機20から離脱した際にも景品買取金の安全性を確保する観点から特定の権限保有者しか開錠できないように金庫化されている。
図2に示すように、現金処理機10は、入力部11と、出力部12と、出納管理DB13と、景品買取準備額DB14と、現金収納部15と、現金処理部16と、制御部17とを備える。なお、現金カセット30は、この現金処理機10とも着脱可能に構成されている。
このうち、入力部11は、各種の情報を入力するキーボードやボタンなどの指示入力手段であり、例えば、現金カセット30が装着された際に当該現金カセット30が所属する景品買取機20の号機番号の入力を受け付ける。
表示部12は、各種の情報を出力する液晶パネルやディスプレイなどの出力表示手段であり、例えば、現金処理部16で計数された現金カセット30内の景品買取金の残額を表示したり、現金カセット30が所属する景品買取機20に用意すべき景品買取準備額を表示したりする。
出納管理DB13は、景品買取りに係る出納データを記憶するデータベースである。具体的には、日付ごとに景品買取場3に配設された景品買取機20の各号機の景品買取額を対応付けて記憶している。例えば、図3に示す例で言えば、日付「10/1」には、号機「001」の景品買取額「430000円」、号機「002」の景品買取額「510000円」、・・・、号機「××N」の景品買取額「320000円」を対応付けて記憶し、同様に、日付「10/2」〜「10/4」まで、図示のように、日付に各号機の景品買取額を対応付けて記憶している。
景品買取準備額DB14は、景品買取機20の号機ごとに、当該号機を基準に定められた景品買取準備額を対応付けて記憶するデータベースである。例えば、図4に示す例で言えば、号機「001」に、月曜日の景品買取準備額「135万円」(=一万円×100+五千円×50+千円×100)、・・・、金曜日の景品買取準備額「202.5万円」(=一万円×150+五千円×75+千円×150)を対応付けて記憶し、同様に、号機「002」〜「××N」まで、各曜日の景品買取準備額を記憶している。
現金収納部15は、現金を収納する収納部である。具体的には、現金カセット30から回収した景品買取金や次回(翌日)の特殊景品の買取りに用意すべき「景品買取準備金」などの現金を金種ごとに収納している。
現金処理部16は、現金の搬送/繰出、識別、仕分けなど現金の取扱いを統括する処理部である。具体的には、現金カセット30内の景品買取金の残額を計数したり、後述する過不足額算出部17bによって算出された過不足額分の紙幣の補充/回収を現金カセット30に対して行う。
制御部17は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に関連するものとしては、出納管理部17aおよび過不足額算出部17bを備える。
このうち、出納管理部17aは、景品買取りに係る出納を管理する処理部である。具体的には、景品買取準備額DB14によって記憶された今回(今日)の特殊景品の買取りに用意された「景品買取準備額」から現金処理部16によって計数された現金カセット30内の「景品買取金の残額」を減算して今回の「景品買取額」を算出し、該算出した「景品買取額」を出納管理DB13に登録する。
例えば、10/4(月曜日)に、現金処理部16によって号機が「001」の現金カセット30内の景品買取金の残額が「57万円」(=一万円×40+五千円×30+千円×20)と計数された場合を例に挙げて説明すると、出納管理部17aは、10/4(月曜日)の景品買取準備額「135万円」(=一万円×100+五千円×50+千円×100)から現金カセット30内の景品買取金の残額「57万円」(=一万円×40+五千円×30+千円×20)を減算して10/4(月曜日)の景品買取額「78万円」(=一万円×60+五千円×20+千円×80)を算出し、該算出した景品買取額「78万円」を出納管理DB13に登録する(図3参照)。
過不足額算出部17bは、現金処理部16によって計数された景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を算出する処理部である。具体的には、10/5(火曜日)の特殊景品の買取りに用意すべき景品買取準備額「62.5万円」(=一万円×50+五千円×25+千円×50)から現金カセット30内の景品買取金の残額「57万円」(=一万円×40+五千円×30+千円×20)を減算して景品買取準備額に対する不足額または余り額を算出する。
より詳細には、過不足額算出部17bは、図5に示すように、「一万円」については、景品買取準備額「一万円×50」−景品買取金の残額「一万円×40」=「一万円×10」となり、この減算値(景品買取準備額−景品買取金の残額)が「正」の値となるので、不足額「一万円×10」を算出し、「五千円」については、景品買取準備額「五千円×25」−景品買取金の残額「五千円×30」=−「五千円×5」となり、この減算値が「負」の値となるので、余り額「五千円×5」を算出し、また、「千円」については、景品買取準備額「千円×50」−景品買取金の残額「千円×20」=「千円×30」となり、この減算値が「正」の値となるので、不足額「千円×30」を算出する。
その後、現金処理部16は、過不足額算出部17bによって金種ごとに算出された過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御する。例えば、上記の例で言えば、「一万円」については、不足額「一万円×10」が算出されているので、現金収納部15から現金カセット30に「一万円×10」を出金し、「五千円」については、余り額「五千円×5」が算出されているので、現金カセット30から現金収納部15に「五千円×5」を入金し、また、「千円」については、不足額「千円×30」が算出されているので、現金収納部15から現金カセット30に「千円×30」を出金する。
このように、景品買取機20から取り外された現金カセット30内の景品買取金の残額と、各金種ごとに定められた景品買取準備額とを比較して、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を金種ごとに算出し、金種ごとに算出した過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御することで、現金カセット30に景品買取金を金種ごとに必要分用意することができ、景品買取機で特殊景品の買取りを行う際に特定金種が不足することを抑制することが可能になる。
また、景品買取機20の号機ごとに、当該号機を基準に定められた景品買取準備額を対応付けて記憶し、当該号機から取り外された現金カセット30内の景品買取金の残額と、当該号機の景品買取準備額とを比較して、過不足額を算出することで、号機ごとに必要な景品買取準備額が相違する状況に対応することができ、現金カセット30に景品買取金を準備する資金準備業務を柔軟に行うことが可能になる。
[処理の流れ]
次に、実施例1に係る現金処理機の処理の流れを説明する。図6は、実施例1に係る景品買取金支度処理の手順を示すフローチャートである。この「景品買取金支度処理」は、景品買取機20から取り外された現金カセット30が当該現金処理機10に装着された場合に開始される。
同図に示すように、景品買取機20から取り外された現金カセット30が当該現金処理機10に装着されたならば(ステップS601肯定)、現金処理機10は、当該現金カセット30が所属する景品買取機20の号機番号(例えば、「001」)の入力を受け付ける(ステップS602)。
続いて、現金処理部16は、現金カセット30内の景品買取金の残額を計数し(ステップS603)、この計数結果の出力を受けた出納管理部17aは、景品買取準備額DB14によって記憶された今回(今日)の特殊景品の買取りに用意された「景品買取準備額」から現金処理部16によって計数された現金カセット30内の「景品買取金の残額」を減算して今回の「景品買取額」を算出し(ステップS604)、該算出した「景品買取額」を出納管理DB13に登録する(ステップS605)。
例えば、10/4(月曜日)に、号機「001」の現金カセット30内の景品買取金の残額が「57万円」(=一万円×40+五千円×30+千円×20)と計数されたとした時、10/4(月曜日)の景品買取準備額「135万円」(=一万円×100+五千円×50+千円×100)から現金カセット30内の景品買取金の残額「57万円」(=一万円×40+五千円×30+千円×20)を減算して10/4(月曜日)の景品買取額「78万円」(=一万円×60+五千円×20+千円×80)を算出し、該算出した景品買取額「78万円」を出納管理DB13に登録する(図3参照)。
その後、過不足額算出部17bは、現金処理部16によって計数された景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を算出する(ステップS606)。
例えば、上記の例を踏襲して説明すると、過不足額算出部17bは、図5に示すように、「一万円」については、景品買取準備額「一万円×50」−景品買取金の残額「一万円×40」=「一万円×10」となり、この減算値(景品買取準備額−景品買取金の残額)が「正」の値となるので、不足額「一万円×10」を算出し、「五千円」については、景品買取準備額「五千円×25」−景品買取金の残額「五千円×30」=−「五千円×5」となり、この減算値が「不」の値となるので、余り額「五千円×5」を算出し、また、「千円」については、景品買取準備額「千円×50」−景品買取金の残額「千円×20」=「千円×30」となり、この減算値が「正」の値となるので、不足額「千円×30」を算出する。
その後、現金処理部16は、過不足額算出部17bによって金種ごとに算出された過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御し(ステップS607)、処理を終了する。例えば、上記の例で言えば、「一万円」については、不足額「一万円×10」が算出されているので、現金収納部15から現金カセット30に「一万円×10」を出金し、「五千円」については、余り額「五千円×5」が算出されているので、現金カセット30から現金収納部15に「五千円×5」を入金し、また、「千円」については、不足額「千円×30」が算出されているので、現金収納部15から現金カセット30に「千円×30」を出金する。
上述してきたように、実施例1に係る資金管理システム1によれば、現金カセット30内の景品買取金の計数作業、次回の特殊景品の買取りに用意すべき景品買取準備金の計数作業、並びにその景品買取準備金の現金カセットへの出入金作業を自動化することとしたので、現金カセットに景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことが可能になる。
また、実施例1に係る資金管理システム1によれば、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を金種ごとに算出し、金種ごとに算出した過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御することとしたので、現金カセット30に景品買取金を金種ごとに必要分用意することができ、景品買取機で特殊景品の買取りを行う際に特定金種が不足することを抑制することが可能になる。
さらに、実施例1に係る資金管理システム1によれば、当該号機から取り外された現金カセット30内の景品買取金の残額と、当該号機の景品買取準備額とを比較して、過不足額を算出することとしたので、号機ごとに必要な景品買取準備額が相違する状況に対応することができ、現金カセット30に景品買取金を準備する資金準備業務を柔軟に行うことが可能になる。
次に、実施例2に係る資金管理システムを説明する。以下の実施例2では、実施例2に係る資金管理システムの概要および特徴、システムを構成する各装置の構成および処理の流れを順に説明する。
[概要および特徴(実施例2)]
まず最初に、図7を用いて、実施例2に係る資金管理システムの概要および特徴を説明する。図7は、実施例2に係る資金管理システムの概要および特徴を説明するための概念図である。
同図に示すように、実施例2に係る資金管理システム1は、実施例1と同様に、特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機20とその外部(例えば、景品買取金や景品買取準備金の管理を行うための事務所5など)の現金授受を仲介するために景品買取機20と着脱可能に構成された現金カセット30を通じて、景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行うものである。
ここで、実施例2に係る資金管理システム1は、現金カセット30が、特殊景品の買取りで払出した払出し金額を記録する払出し金額記録媒体を備え、現金処理機10が、払出し金額記録媒体に記録された払出し金額を基にして得られた現金カセット30内の景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を算出し、算出した過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御する点主たる特徴があり、かかる一連の処理によって、運搬用収納部(現金カセット)に景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことができるようにしている。
この主たる特徴を具体的に説明すると、実施例2に係る資金管理システム1では、特殊景品の買取りで払出した払出し金額を記録する払出し金額記録媒体を現金カセット30に付設することで、実施例1と同様、現金カセット内の景品買取金の計数作業を自動化するとともに、実施例1とは相違して、景品買取機20から取り外された現金カセット30内の景品買取金を計数せずとも、現金カセット30内の景品買取金の残額を得ることができるようにしている。
すなわち、図7に示すように、現金処理機10は、今回(今日)の特殊景品の買取りに用意された「景品買取準備額」から払出し金額記録媒体に記録された特殊景品の買取りで払出した「払出し金額(景品買取額)」を減算することで、現金カセット30内の景品買取金の残額を得ることができる。
そして、現金処理機10は、実施例1と同様に、景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を算出し、該算出した過不足額分の貨幣を補充/回収することで、現金カセットに用意すべき景品買取準備額分の現金(景品買取準備金)の計数作業をも自動化するとともに、この景品買取準備金の現金カセットへの出入金作業も自動化することができるようにしている。
したがって、実施例2に係る資金管理システム1においても、現金カセット内の景品買取金の計数作業を不要化するとともに、次回の特殊景品の買取りに用意すべき景品買取準備金の計数作業並びにその景品買取準備金の現金カセットへの出入金作業を自動化することができ、実施例1と同様、現金カセットに景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことが可能になる。
[資金管理システムの構成]
続いて、実施例2に係る資金管理システムの構成を説明する。図8は、実施例2に係る資金管理システムの各装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、ここでは、実施例1と重複する説明を省略し、実施例1に係る資金管理システムの構成または機能と差異が存在する点を説明する。
図8に示すように、実施例2に係る資金管理システム1は、実施例1と比較して、現金カセット30に払出し金額記録媒体30aを付設した点が相違する。この払出し金額記録媒体30aは、ICチップなどの記録媒体であり、景品買取機20に装着時には、特殊景品を買い取る度に払い出した払出し金額を金種別に記録する。
この払出し金額記録媒体30aに対応して、現金処理機10には、記録媒体読取/書込部40が設けられる。この記録媒体読取/書込部40は、払出し金額記録媒体30aの読取/書込を行う処理部である。例えば、現金処理機10に現金カセット30が装着された場合に、当該現金カセット30が所属する景品買取機20で払い出された払出し金額(景品買取額)および号機番号を払出し金額記録媒体30aから読み取ったり、出納管理DB13に景品買取額が登録された後に払出し金額記録媒体30aに記憶された払出し金額をリセットしたりする。
また、出納管理部17aは、このようにして払出し金額記録媒体30aから読み取られた景品買取額から現金カセット30内の景品買取金の残額を算出する。具体的には、今回(今日)の特殊景品の買取りに用意された「景品買取準備額」から払出し金額記録媒体30aに記録された「払出し金額(景品買取額)」を減算して現金カセット30内の景品買取金の残額を算出する。
例えば、払出し金額記録媒体30aから10/4(月曜日)の払出し金額(景品買取額)「78万円」(=一万円×60+五千円×20+千円×80)が読み取られた場合に、出納管理部17aは、10/4(月曜日)の特殊景品の買取りに用意された景品買取準備額「135万円」(=一万円×100+五千円×50+千円×100)から払出し金額記録媒体30aに記録された特殊景品の買取りで払出した払出し金額(景品買取額)「78万円」(=一万円×60+五千円×20+千円×80)を減算して、現金カセット30内の景品買取金の残額「57万円」(=一万円×40+五千円×30+千円×20)を算出する。
その後、過不足額算出部17bは、実施例1と同様に、出納管理部17bによって算出された現金カセット30内の景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を算出する。なお、以降の処理動作は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
[処理の流れ]
次に、実施例2に係る現金処理機の処理の流れを説明する。図9は、実施例2に係る景品買取金支度処理の手順を示すフローチャートである。この「景品買取金支度処理」は、景品買取機20から取り外された現金カセット30が当該現金処理機10に装着された場合に開始される。
同図に示すように、景品買取機20から取り外された現金カセット30が当該現金処理機10に装着されたならば(ステップS901肯定)、記録媒体読取/書込部40は、当該現金カセット30が所属する景品買取機20で払い出された払出し金額(景品買取額)を払出し金額記録媒体30aから読み取る(ステップS902)。なお、この時、払出し金額記録媒体30aから当該現金カセット30が所属する景品買取機20の号機番号(例えば、「001」)も読み取られる。
続いて、出納管理部17aは、記録媒体読取/書込部40によって読み取られた景品買取額を出納管理DB13の該当号機「001」のレコードに登録する(ステップS903)。
そして、出納管理部17aは、払出し金額記録媒体30aから読み取られた景品買取額から現金カセット30内の景品買取金の残額を算出する(ステップS904)。具体的には、今回(今日)の特殊景品の買取りに用意された「景品買取準備額」から払出し金額記録媒体30aに記録された「払出し金額(景品買取額)」を減算して現金カセット30内の景品買取金の残額を算出する。
例えば、払出し金額記録媒体30aから10/4(月曜日)の払出し金額(景品買取額)「78万円」(=一万円×60+五千円×20+千円×80)が読み取られたとした時、出納管理部17aは、10/4(月曜日)の特殊景品の買取りに用意された景品買取準備額「135万円」(=一万円×100+五千円×50+千円×100)から払出し金額記録媒体30aに記録された特殊景品の買取りで払出した払出し金額(景品買取額)「78万円」(=一万円×60+五千円×20+千円×80)を減算して、現金カセット30内の景品買取金の残額「57万円」(=一万円×40+五千円×30+千円×20)を算出する。
その後、過不足額算出部17bは、出納管理部17bによって算出された現金カセット30内の景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、景品買取準備額に対する景品買取金の残額の過不足額を算出する(ステップS905)。
例えば、上記の例を踏襲して説明すると、過不足額算出部17bは、図5に示すように、「一万円」については、景品買取準備額「一万円×50」−景品買取金の残額「一万円×40」=「一万円×10」となり、この減算値(景品買取準備額−景品買取金の残額)が「正」の値となるので、不足額「一万円×10」を算出し、「五千円」については、景品買取準備額「五千円×25」−景品買取金の残額「五千円×30」=−「五千円×5」となり、この減算値が「不」の値となるので、余り額「五千円×5」を算出し、また、「千円」については、景品買取準備額「千円×50」−景品買取金の残額「千円×20」=「千円×30」となり、この減算値が「正」の値となるので、不足額「千円×30」を算出する。
最後に、現金処理部16は、過不足額算出部17bによって金種ごとに算出された過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御し(ステップS906)、処理を終了する。例えば、上記の例で言えば、「一万円」については、不足額「一万円×10」が算出されているので、現金収納部15から現金カセット30に「一万円×10」を出金し、「五千円」については、余り額「五千円×5」が算出されているので、現金カセット30から現金収納部15に「五千円×5」を入金し、また、「千円」については、不足額「千円×30」が算出されているので、現金収納部15から現金カセット30に「千円×30」を出金する。
上述してきたように、実施例2に係る資金管理システム1によれば、現金カセット30内の景品買取金の計数作業、次回の特殊景品の買取りに用意すべき景品買取準備金の計数作業、並びにその景品買取準備金の現金カセットへの出入金作業を自動化することとしたので、実施例1と同様、現金カセットに景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことが可能になる。
さらに、実施例2に係る資金管理システム1によれば、払出し金額記録媒体30aに当該現金カセット30が所属する景品買取機20の号機番号も記憶させることとしたので、景品買取機20の号機ごとの景品買取りに係る出納管理並びに景品買取準備金の現金カセットへの出入金作業を正確に行うことが可能になる。
次に、実施例3に係る資金管理システムを説明する。以下の実施例3では、実施例3に係る資金管理システムの概要および特徴、システムを構成する各装置の構成および処理の流れを順に説明する。
[概要および特徴(実施例3)]
まず最初に、図10を用いて、実施例3に係る資金管理システムの概要および特徴を説明する。図10は、実施例3に係る資金管理システムの概要および特徴を説明するための概念図である。
同図に示すように、実施例3に係る資金管理システム1は、実施例1および2と同様に、特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機20とその外部(例えば、景品買取金や景品買取準備金の管理を行うための事務所5など)の現金授受を仲介するために景品買取機20と着脱可能に構成された現金カセット30を通じて、景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行うものである。
ここで、実施例3に係る資金管理システム3は、景品買取機20から取り外された景品カセット60内の特殊景品の景品金額を計数し、計数した景品金額分の貨幣を現金カセット30に補充するように制御する点に主たる特徴があり、かかる「補充制御処理」によって、現金カセットに景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことができるようにしている。
この主たる特徴を具体的に説明すると、この資金管理システム1では、実施例1および実施例2に比較して、景品買取場3で特殊景品の買取りを行う景品買取業者の他、この景品買取業者から特殊景品を買い取り、該買い取った特殊景品を遊技店に卸売る景品問屋7が資金準備業務に介在する点が相違する。
そして、かかる景品問屋7には、景品買取業者から買い取った特殊景品の仕入金額を管理するための買取景品回収機50が設けられており、この買取景品回収機50は、景品買取機20から取り外された景品カセット60内の特殊景品の景品金額を計数し、該計数した景品カセット60内の特殊景品の景品金額を景品買取場3の現金処理機10に通知する。なお、この「景品金額」は、景品問屋7が景品買取場3から受領した特殊景品の仕入金額であるとともに、当該景品カセット60が所属する景品買取機20での景品買取額に相当する。
一方、現金処理機10は、買取景品回収機50から景品買取額および号機番号を受信した後に、景品買取額が出納管理DB13に登録された号機の現金カセット30が装着されたならば、当該号機で特殊景品の買取りが行われた分(景品買取額分)の貨幣を現金カセット30に補充することで、現金カセットに用意すべき景品買取準備額分の現金(景品買取準備金)の計数作業を不要化するとともに、次回の特殊景品の買取りに用意すべき景品買取金の現金カセット30への出金作業も自動化することができるようにしている。
したがって、実施例3に係る資金管理システム1においても、現金カセット内の景品買取金の計数作業を不要化するとともに、次回の特殊景品の買取りに用意すべき景品買取金の現金カセットへの出金作業を自動化することができ、実施例1および2と同様、現金カセットに景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことが可能になる。
[資金管理システムの構成]
続いて、実施例3に係る資金管理システムの構成を説明する。図11は、実施例3に係る資金管理システムの各装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、ここでは、実施例1および2と重複する説明を省略し、実施例1および2に係る資金管理システムの構成または機能と差異が存在する点を説明する。
図11に示すように、実施例3に係る資金管理システム1は、実施例1および2と比較して、景品買取業者から買い取った特殊景品の仕入金額を管理するための買取景品回収機50を設けた点が相違する。
この買取景品回収機50は、景品買取機20から取り外された景品カセット60内の特殊景品の景品金額を計数し、該計数した景品カセット60内の特殊景品の景品金額および景品カセット60が所属する景品カセット60の号機番号を事務所5の現金処理機10に通知する。
この買取景品回収機50からの通知を受け付けるために、現金処理機10には、通信部70が設けられている。この通信部70は、各種装置(例えば、買取景品回収機50)との間で各種通信を行う処理部であり、例えば、買取景品回収機50から景品カセット60内の特殊景品の景品金額「78万円」および景品カセット60が所属する景品買取機20の号機番号「001」が通知されたならば、この景品金額(景品買取額)「78万円」および号機番号「001」を出納管理部17aに出力する。
そして、出納管理部17aは、景品カセット60内の特殊景品の景品買取額「78万円」および景品カセット60が所属する景品買取機20の号機番号「001」が入力されると、出納管理DB13の該当号機「001」のレコードに景品買取額「78万円」を登録する。
その後、現金処理部16は、景品買取額が出納管理DB13に登録された号機の現金カセット30が装着され、当該現金カセット30が所属する景品買取機20の号機番号(例えば、「001」)の入力を受け付けたならば、出納管理DB13から出納管理部17aを介して抽出された当該号機「001」の景品買取額「78万円」分の貨幣を補充するように制御する。
このように、景品買取機20で特殊景品の買取りに使用された分(景品買取額分)の貨幣を現金カセット30に一義的に補充することで、日付および号機ごとに景品買取準備額を予め定めなくとも、景品買取金として適額を現金カセット30に用意することが可能になる。
なお、本実施例3では、実施例1および2のように、現金処理機10が現金カセット30内の景品買取金の金種の内訳を把握することはできないので、補充額(景品買取額)分の金種の内訳を決定する必要があるが、この金種内訳は、すべての金種が網羅されるように特定の条件(例えば、すべての金種が最低20枚以上含まれるように金種の内訳を決定するという条件など)を設けるのが好ましい。
[処理の流れ]
次に、実施例3に係る資金管理システムの処理の流れを説明する。なお、ここでは、買取景品回収機50によって行われる(1)景品買取額通知処理を説明してから、現金処理機10によって行われる(2)景品買取金補充処理を説明する。
(1)景品買取額通知処理
図12は、実施例3に係る景品買取額通知処理の手順を示すフローチャートである。この「景品買取額通知処理」は、景品買取機20から取り外された景品カセット60が当該買取景品回収機50に装着された場合に開始される。
同図に示すように、景品買取機20から取り外された景品カセット60が当該買取景品回収機50に装着されたならば(ステップS1201肯定)、買取景品回収機50は、当該景品カセット60が所属する景品買取機20の号機番号(例えば、「001」)の入力を受け付ける(ステップS602)。
そして、買取景品回収機50は、景品カセット60内の特殊景品の景品金額を計数し(ステップS1203)、該計数した景品金額(例えば、「78万円」)を当該号機「001」の景品仕入額としてデータベースなど所定の記憶部に登録する(ステップS1204)。
最後に、買取景品回収機50は、景品カセット60内の特殊景品の景品金額を景品買取額として当該景品カセット60が所属する景品カセット60の号機番号とともに、景品買取場3の現金処理機10に通知し(ステップS1205)、処理を終了する。
(2)景品買取金補充処理
図13は、実施例3に係る景品買取金補充処理の手順を示すフローチャートである。この「景品買取金補充処理」は、景品買取機20から取り外された現金カセット30が当該現金処理機10に装着された場合に開始される。
同図に示すように、景品買取機20から取り外された現金カセット30が当該現金処理機10に装着されたならば(ステップS1301肯定)、現金処理機10は、当該現金カセット30が所属する景品買取機20の号機番号(例えば、「001」)の入力を受け付ける(ステップS1302)。
ここで、当該号機「001」の景品買取額が出納管理DB13に登録されているならば(ステップS1303肯定)、現金処理部16は、出納管理DB13から出納管理部17aを介して抽出された当該号機「001」の景品買取額「78万円」分の貨幣を補充するように制御し(ステップS1304)、処理を終了する。
また、当該号機「001」の景品買取額が出納管理DB13に登録されていなければ(ステップS1303否定)、現金処理機10は、当該号機「001」の景品買取額が出納管理DB13に登録されていないことが原因で補充額が決定不可能な旨を出力部13に出力し(ステップS1305)、処理を終了する。
上述してきたように、実施例3に係る資金管理システム1によれば、現金カセット内の景品買取金の計数作業を不要化するとともに、次回の特殊景品の買取りに用意すべき景品買取金の現金カセットへの出金作業を自動化することとしたので、実施例1および実施例2と同様、現金カセットに景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことが可能になる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例1、2および3以外にも、種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
例えば、実施例2に係る現金処理機10では、景品金額の計数結果から得られる景品買取金の残額と、実際に計数した景品買取額とを突合して、特殊景品の買取りに係る出納管理の整合性を調査するように構成しても良い。
また、実施例3では、買取景品回収機50を景品問屋7に設置して本発明を実施する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、買取景品回収機50を遊技店に設置して本発明を実施する場合にも同様に適用することができる。
なお、実施例1〜3では、現金として紙幣のみを用いる実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、硬貨を用いる場合であっても本発明を同様に適用することができる。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上のように、本発明に係る資金管理システムおよび資金管理方法は、運搬用収納部に景品買取金を準備する資金準備業務を効率良く行うことができる資金管理システムおよび資金管理方法に適している。
実施例1に係る資金管理システムの概要および特徴を説明するための概念図である。 実施例1に係る資金管理システムの各装置の構成を示す機能ブロック図である。 出納管理DBに記憶される情報の構成例を示す図である。 景品買取準備額DBに記憶される情報の構成例を示す図である。 過不足額算出部の処理内容を説明するための説明図である。 実施例1に係る景品買取金支度処理の手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る資金管理システムの概要および特徴を説明するための概念図である。 実施例2に係る資金管理システムの各装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施例2に係る景品買取金支度処理の手順を示すフローチャートである。 実施例3に係る資金管理システムの概要および特徴を説明するための概念図である。 実施例3に係る資金管理システムの各装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施例3に係る景品買取額通知処理の手順を示すフローチャートである。 実施例3に係る景品買取金補充処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 資金管理システム
3 景品買取場
5 事務所
7 景品問屋
10 現金処理機
11 入力部
12 出力部
13 出納管理データベース
14 景品買取準備額データベース
15 現金収納部
16 現金処理部
17 制御部
17a 出納管理部
17b 過不足額算出部
20 景品買取機
30 現金カセット
30a 払出し金額記録媒体
40 記録媒体読取/書込部
50 買取景品回収機
60 景品カセット

Claims (8)

  1. 特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機とその外部の現金授受を仲介するために前記景品買取機と着脱可能に構成された運搬用収納部を通じて、前記景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う資金管理システムであって、
    前記景品買取機から取り外された前記運搬用収納部内の景品買取金の残額を計数する残額計数手段と、
    前記残額計数手段によって計数された景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、前記景品買取準備額に対する前記景品買取金の残額の過不足額を算出する過不足額算出手段と、
    前記過不足額算出手段によって算出された過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御する補充/回収制御手段と
    を備えたことを特徴とする資金管理システム。
  2. 特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機とその外部の現金授受を仲介するために前記景品買取機と着脱可能に構成された運搬用収納部を通じて、前記景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う資金管理システムであって、
    前記運搬用収納部は、
    前記特殊景品の買取りで払出した払出し金額を記録する払出し金額記録媒体を備え、
    前記払出し金額記録媒体に記録された払出し金額を基にして得られた前記運搬用収納部内の景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、前記景品買取準備額に対する前記景品買取金の残額の過不足額を算出する過不足額算出手段と、
    前記過不足額算出手段によって算出された過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御する補充/回収制御手段と、を有する現金処理機と
    を備えたことを特徴とする資金管理システム。
  3. 前記景品買取金の残額は金種ごとに算出され、
    前記過不足額算出手段は、前記景品買取機から取り外された運搬用収納部内の前記金種ごとに算出された景品買取金の残額と、各金種ごとに定められた景品買取準備額とを比較して、前記景品買取準備額に対する前記景品買取金の残額の過不足額を金種ごとに算出し、
    前記補充/回収制御手段は、前記過不足額算出手段によって金種ごとに算出された過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の資金管理システム。
  4. 前記景品買取機の号機ごとに、当該号機を基準に定められた景品買取準備額を対応付けて記憶する景品買取準備額記憶手段をさらに備え、
    前記過不足額算出手段は、当該号機から取り外された運搬用収納部内の景品買取金の残額と、前記景品買取準備額記憶手段によって記憶された当該号機の景品買取準備額とを比較して、前記過不足額を算出することを特徴とする請求項1、2または3に記載の資金管理システム。
  5. 特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機とその外部の現金授受を仲介するために前記景品買取機と着脱可能に構成された運搬用収納部を通じて、前記景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う資金管理システムであって、
    前記景品買取機に挿入された特殊景品を収納し、前記景品買取機と着脱可能に構成された景品収納部をさらに備え、
    前記景品買取機から取り外された前記景品収納部内の特殊景品の景品金額を計数する景品金額計数手段と、
    前記景品金額計数手段によって計数された景品金額分の貨幣を前記運搬用収納部に補充するように制御する補充制御手段と
    を備えたことを特徴とする資金管理システム。
  6. 特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機とその外部の現金授受を仲介するために前記景品買取機と着脱可能に構成された運搬用収納部を通じて、前記景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う資金管理方法であって、
    前記景品買取機から取り外された前記運搬用収納部内の景品買取金の残額を計数する残額計数工程と、
    前記残額計数工程によって計数された景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、前記景品買取準備額に対する前記景品買取金の残額の過不足額を算出する過不足額算出工程と、
    前記過不足額算出工程によって算出された過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御する補充/回収制御工程と
    を含んだことを特徴とする資金管理方法。
  7. 特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機とその外部の現金授受を仲介するために前記景品買取機と着脱可能に構成された運搬用収納部を通じて、前記景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う資金管理方法であって、
    前記特殊景品の買取りで払出した払出し金額を前記運搬用収納部に付設された払出し金額記録媒体に登録する払出し金額登録工程と、
    前記払出し金額記録媒体に記録された払出し金額を基にして得られた前記運搬用収納部内の景品買取金の残額と、所定期間を基準として特殊景品を買い取るために予め定められた景品買取準備額とを比較して、前記景品買取準備額に対する前記景品買取金の残額の過不足額を算出する過不足額算出工程と、
    前記過不足額算出工程によって算出された過不足額分の貨幣を補充/回収するように制御する補充/回収制御工程と
    を含んだことを特徴とする資金管理方法。
  8. 特殊景品の買取りを行うための景品買取金を収納する景品買取機とその外部の現金授受を仲介するために前記景品買取機と着脱可能に構成された運搬用収納部を通じて、前記景品買取機内部に収納される景品買取金の管理を行う資金管理方法であって、
    前記景品買取機は、挿入された特殊景品を収納し、当該景品買取機と着脱可能に構成された景品収納部をさらに備え、
    前記景品買取機から取り外された前記景品収納部内の特殊景品の景品金額を計数する景品金額計数工程と、
    前記景品金額計数工程によって計数された景品金額分の貨幣を前記運搬用収納部に補充するように制御する補充制御工程と
    を含んだことを特徴とする資金管理方法。
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