JP2007129933A - バラ海苔乾燥装置 - Google Patents

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Taiji Yoshimaru
泰治 吉丸
Kaneo Miyazaki
金男 宮崎
Masanori Tsurumaru
政則 鶴丸
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Nishihatsu Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】乾燥時間を従来よりも短縮することができるバラ海苔乾燥装置の提供。
【解決手段】温風発生装置1の下部と乾燥室2の下部が温風発生装置1で発生した温風を乾燥室2へ送り込む温風送り込みダクト3で接続され、温風送り込みダクト3は乾燥室2の奥行き方向の全幅にわたって接続され、乾燥室2は、上部には排気ダクト5が乾燥室2の奥行き方向の全幅にわたって設けられるとともに、天井には蒸発した水蒸気を逃がす開口8と、開口8を開閉する天井シャッター9が設けられ、温風発生装置1は、天井には空気を取り入れるための軸流ファン17が温風発生装置内1に連通する円筒18内に設けられ、温風発生装置1の下部には燃焼バーナー19が設置され、燃焼バーナー19の火炉の上部に火炉からの燃焼ガスが流れる複数の熱交換パイプの間を通過する空気と熱交換する熱交換器が配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、採取し洗浄脱水したバラ海苔を細かく切断することなく乾燥させるバラ海苔乾燥装置に関するものである。
通常、海苔網から採取した生海苔を洗浄し、ごみや夾雑物を除いた10〜20cm程度の生海苔を5〜10mm程度に細かく切断し、濃度調整工程で水と混合した混合液を抄き工程で抄き、抄いた生海苔を乾燥工程で乾燥し、乾海苔を形状・異物検査工程で形状や異物の有無を検査した後、揃え・折り曲げ工程で1帖分づつまとめて揃えて折曲げ、結束工程において紙テープで結束し、箱詰めして出荷している。
海苔網から採取した生海苔を洗浄し、細かく切断することなく脱水し、乾燥させたバラ干し海苔も生産されている。バラ干し海苔は、そのまま、あるいはみそ汁の具やご飯のふりかけなどとして食されている。
バラ海苔の乾燥は、バラ海苔をほぐしてトレーに広げて食品乾燥機で乾燥されている(特許文献1参照)。
特開2000−287650号公報
バラ海苔の乾燥に、現状では椎茸などの乾燥に使用されている汎用の食品乾燥機が利用されているが、汎用の食品乾燥機を使用してバラ海苔の水分含有量が10質量%以下となるように乾燥させる場合、6〜8時間程度を要するために時間が掛かるだけでなく、その分燃料消費量も多くなり、乾燥効率が極めて悪いのが実情である。
そこで、本発明は、乾燥時間を従来よりも短縮することができるバラ海苔乾燥装置を提供するものである。
本発明のバラ海苔乾燥装置は、温風を発生する温風発生装置と、温風発生装置で発生した温風が送り込まれてトレー内のバラ海苔を乾燥させる乾燥室とからなるバラ海苔乾燥装置において、温風発生装置の下部と乾燥室の下部が温風発生装置で発生した温風を乾燥室へ送り込む温風送り込みダクトで接続され、前記温風送り込みダクトは乾燥室の奥行き方向の全幅にわたって接続され、前記乾燥室は、上部には排気ダクトが乾燥室の奥行き方向の全幅にわたって設けられるとともに、天井には蒸発した水蒸気を逃がす開口と、この開口を開閉する天井シャッターが設けられ、前記温風発生装置は、天井には空気を取り入れるための軸流ファンが温風発生装置内に連通する円筒内に設けられ、温風発生装置の下部には燃焼バーナーが設置され、燃焼バーナーの火炉の上部に火炉からの燃焼ガスが流れる複数の熱交換パイプの間を通過する軸流ファンで取り込まれた空気と熱交換する熱交換器が配置されていることを特徴とする。さらに、乾燥室内の温風送り込みダクトの出側に上向き傾斜角度の異なる複数のダンパを角度調整可能に設けてもよい。
本発明のバラ海苔乾燥装置は、温風送り込みダクトを乾燥室の奥行き方向の全幅にわたって接続することにより、温風が乾燥室の下部の幅方向全体に送り込まれて上昇するので、温度分布が均一になる。
また、温風送り込みダクトの出側に上向き傾斜角度の異なる複数のダンパを設けることによって、温風が乾燥室の奥行き方向と直交する方向全体に行き渡るので、温度分布が均一になり、乾燥ムラを抑えることができる。
また、本発明のバラ海苔乾燥装置は、乾燥室の上部に排気ダクトを設けるとともに、天井に天井シャッターで開閉可能な開口を設けることにより、乾燥初期に水蒸気を天井の開口から排気し、乾燥終期に開口を閉じて温風を排ガスダクトから排出して循環させることができるので、燃費効率がアップする。
本発明によるバラ海苔乾燥装置の一実施例を図面により説明する。
図1は本発明のバラ海苔乾燥装置の斜視図である。
図1において、バラ海苔乾燥装置は、温風発生装置1とその隣に設置された乾燥室2とからなり、温風発生装置1で発生した中低温の温風がバラ海苔を収納した乾燥室2へ送り込まれ、バラ海苔を乾燥させる。図1では2基の乾燥室2が温風発生装置1の両側に設置されているが、バラ海苔生産量、装置の設置スペースを考慮して片側に一基の乾燥室を配置してもよい。
図2(a)は本発明によるバラ海苔乾燥装置の平面と乾燥室内部の断面を示す図、(b)はバラ海苔乾燥装置の正面と乾燥室内部および空気取入れ口の断面を示す図、図3は温風発生装置1の概略図、図4は天井シャッター開閉レバーを示す側面図である。
図2において、温風発生装置1の下部と乾燥室2の下部は、温風発生装置1で発生した温風を乾燥室2へ送り込むために、温風送り込みダクト3で接続される。温風送り込みダクト3は乾燥室2の奥行き方向の全幅にわたって設けて温風発生装置1の温風が乾燥室2の幅方向全体に吹き込まれるようにする。
さらに、乾燥室1の温風送り込みダクト3の出側に上向き傾斜角度の異なる複数のダンパ4を角度調整可能に設け、温風送り込みダクト3から出た温風が乾燥室2の奥行き方向と直交する方向全体に送り込まれるようにする。
また、乾燥室2の上部には、乾燥室2内を上昇した気体を排気するための排気ダクト5が乾燥室2の奥行き方向の全幅にわたって設けられる。
乾燥室2の前面には、バラ海苔の入ったトレー14を出し入れする観音開きの扉6が設けられる。トレー14は四側面および底面に多数の通気孔を形成した通気性の板で構成する。扉6の上下には、それぞれ開閉窓7が設けられ、開閉窓7をあけてバラ海苔を観察したり、バラ海苔を手に触れたりして乾燥状態を確認することができる。
乾燥室2の天井は、蒸気を逃がすための開口8が間隔をおいて設けられる。開口8は、間隔をおいて並べられた複数の板からなる天井シャッター9を前後にスライドさせることにより開閉される。天井シャッター9は、図4に示す天井シャッター開閉レバー10によりスライドし、天井シャッター開閉レバー10の回転角度により開口8の開口面積を開から閉まで開口面積を任意に調節することができる。乾燥過程で開口8を開放することにより水蒸気を開口8から逃がしたり、開口8を閉めて排気ダクト5から排気したりする。開口8の上部には、排出される水蒸気を引くフードを配置しておく。
乾燥室2の側壁11および中央の中間支柱12には、上下方向に間隔をおいて複数段にレール13が設けられており、レール13上にバラ海苔を入れるトレー14を出し入れ可能に支持する。本実施例では、トレー14は、各段の奥行き方向に3個を2列に収容している。
乾燥室2内の温風送り込みダクト3の出側に温風の温度を測定する温度センサー15が配置され、上部に湿度センサー16が配置される。
図2および図3において、温風発生装置1は天井に空気を取り入れるための軸流ファン17が温風発生装置1に連通する円筒18内に設けられている。本実施例では幅方向に2基の軸流ファン17が設置されている。軸流ファン17の風力はインバーター28で調整される。
温風発生装置1の下部には、重油と空気を供給して燃焼させる燃焼バーナー19が設置される。温風発生装置1内には燃焼バーナー19の火炎で空気を加熱する火炉20の上部に熱交換器21が配置される。
熱交換器21は、火炉20からの高温の燃焼ガスが通過する複数の熱交換パイプ22が配置される。熱交換パイプ22の両側はダクトに連通させる。火炉20に連通する上部が仕切板24で塞がれた燃焼ガス導入ダクト23から火炉20からの高温の燃焼ガスを下半分の熱交換パイプ22aへ導入する。下半分の熱交換パイプ22aを抜けた燃焼ガスは方向転換用ダクト25で方向転換されて上半分の熱交換パイプ22bへ導入され、排ガスダクト26を経て煙突へ送られる。軸流ファン17で吸い込まれた空気が熱交換パイプ22及び火炉20の間を通過する際に熱交換パイプ内を流れる高温の燃焼ガスと熱交換されて温風となる。発生した温風は温風発生装置1と乾燥室2を接続する温風送り込みダクト3を通って乾燥室2へ送り込まれる。
温風発生装置1の前面には、温度センサー15および湿度センサー16で測定した温度および湿度を表示するとともに、燃焼バーナー19の火力、軸流ファン17の回転数を制御する制御盤27が設けられ、その隣に軸流ファン17の風力を調整するインバーター28が取り付けられる。
次ぎに、前記バラ海苔乾燥装置の使用方法の一例について説明する。
軸流ファン17を回転させて燃焼装置1内に空気の取り入れを開始するとともに、燃焼バーナー19を点火して火炉20の温度を上昇させる。火炉20の燃焼排ガスは熱交換器21の熱交換パイプ22を通って排気される。熱交換パイプ22の間を下降して通過する空気は高温の燃焼排ガスと熱交換されて温度が上昇し、温風となって燃焼装置1の下部のダクト3から乾燥室2に送り込まれる。温度センサー15で温風の温度を測定し、制御盤の表示温度を監視しながら中低温(35〜60℃)に安定させる。
温風の温度が安定した後、トレー14の搬入のために乾燥室2の扉6を開く。トレー14は、予め採取した生海苔を洗浄し、ごみや夾雑物を除いて脱水したバラ海苔をほぐして広げて準備しておく。トレー14を乾燥室へ搬入した後に扉6を閉める。
ダクト3から出た温風は上昇しトレー14の通気孔およびバラ海苔の間を抜けて上昇しながらバラ海苔の水分を蒸発させる。乾燥初期は、蒸発する水蒸気が多いので、乾燥室2の天井の開口8から主として排出させる。
湿度センサー16で湿度を測定し、制御盤27の湿度表示により乾燥の度合を監視する。バラ海苔の乾燥が進んで湿度が低下して乾燥終期になると、天井シャッター9を天井シャッター開閉レバー10で移動させて開口8を閉じ、温風を排気ダクト5から排気する。排気された温風は、軸流ファン17の円筒18の脇を上昇し軸流ファン17により吸い込まれて再び温風発生装置1に導入される。乾燥終期の温風を循環させることにより、燃費効率をアップさせることができる。
バラ海苔の水分が約10質量%になると、トレー14の搬出のために乾燥室2の扉6を開き、トレー14を搬出する。
本発明のバラ海苔乾燥装置の斜視図である。 (a)は本発明によるバラ海苔乾燥装置の平面と乾燥室内部の断面を示す図、(b)はバラ海苔乾燥装置の正面と乾燥室内部および空気取入れ口の断面を示す図である。 温風発生装置1の概略図である。 天井シャッター開閉レバーを示す側面図である。
符号の説明
1:温風発生装置 2:乾燥室
3:ダクト 4:ダンパ
5:排気ダクト 6:扉
7:開閉窓 8:開口
9:天井シャッター 10:天井シャッター開閉レバー
11:側壁 12:中間支柱
13:レール 14:トレー
15:温度センサー 16:湿度センサー
17:軸流ファン 18:円筒
19:燃焼バーナー 20:火炉
21:熱交換器 22:熱交換パイプ
23:燃焼ガス導入ダクト 24:仕切板
25:方向転換用ダクト 26:排ガスダクト
27:制御盤 28:インバーター

Claims (3)

  1. 温風を発生する温風発生装置と、温風発生装置で発生した温風が送り込まれてトレー内のバラ海苔を乾燥させる乾燥室とからなるバラ海苔乾燥装置において、
    温風発生装置の下部と乾燥室の下部が温風発生装置で発生した温風を乾燥室へ送り込む温風送り込みダクトで接続され、前記温風送り込みダクトは乾燥室の奥行き方向の全幅にわたって、
    前記乾燥室は、上部には排気ダクトが乾燥室の奥行き方向の全幅にわたって設けられるとともに、天井には蒸発した水蒸気を逃がす開口と、この開口を開閉する天井シャッターが設けられ、
    前記温風発生装置は、天井には空気を取り入れるための軸流ファンが温風発生装置内に連通する円筒内に設けられ、温風発生装置の下部には燃焼バーナーが設置され、燃焼バーナーの火炉の上部に火炉からの燃焼ガスが流れる複数の熱交換パイプの間を通過する軸流ファンで取り込まれた空気と熱交換する熱交換器が配置されていることを特徴とするバラ海苔乾燥装置。
  2. 乾燥室内の温風送り込みダクトの出側に上向き傾斜角度の異なる複数のダンパが角度調整可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載のバラ海苔乾燥装置。
  3. 温風発生装置の両側に乾燥室が設置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のバラ海苔乾燥装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012157279A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Hyogoken Gyogyo Kyodo Kumiai Rengokai バラ干し海苔の製造方法

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