JP2007129540A - 車載電子機器用音声信号入力切換器、及び、これを用いた車内サウンドシステム - Google Patents

車載電子機器用音声信号入力切換器、及び、これを用いた車内サウンドシステム Download PDF

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Abstract

【課題】非純正機器を純正車内サウンドシステムに接続し、且、音質を向上することができる音声切換器、及び、これを用いた車内サウンドシステムを提供する。
【解決手段】本発明に係る音声切換器において、第1の入力端子11は純正機器に接続され、第2の入力端子12は非純正機器に接続され、出力端子13は純正車載スピーカに接続される。アンプ14は、第2の入力端子12に供給される信号を増幅し、切換回路15に供給する。切換回路15は、第1及び第2の入力端子11、12に供給される信号の切換を行うとともに、切り換えられた信号を出力端子13に供給する。
上記音声切換器10、純正機器20や、非純正機器30、及び、車載スピーカ40などが組み合わされて構成される本発明に係る車内サウンドシステムにおいて、車載スピーカ40は出力端子13から供給された信号を音声に変換する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車載電子機器用音声信号入力切換器(以下、単に音声切換器と称する)、及び、これを用いた車内サウンドシステムに関する。
近年の車載電子機器の急速な発展に伴い、自動車には予め、FM/AMラジオチューナや、CD/MDプレーヤ、及び、スピーカなどのオーディオ機器が、純正車載電子機器として備えられ、且、これら複数の純正車載電子機器が、互いにLAN(Local Area Network)接続され、純正の車内サウンドシステムを構成している。なお、本明細書において純正車載電子機器(以下、単に純正機器と称する)とは、通常、自動車メーカが自動車の出荷時に装備した車載電子機器を特定する意味で用いられる。
ところで、この種の車載電子機器は製品開発が著しい分野であって、純正車内サウンドシステムに対して、市販の非純正車載電子機器(以下、単に非純正機器と称する)を取り付けたいという市場のニーズは、非常に高い。例えば、最新型のDVDプレーヤや、DVD再生機能付カーナビゲーション装置、TVチューナなどを新たに購入した場合、これら市販の非純正機器を上述した純正車内サウンドシステムに接続し、且、その音声を純正車載スピーカから出したいという市場のニーズが、非常に高い。
一方、純正車内サウンドシステムを構成する純正機器は、通常、音声信号入出力端子の仕様が汎用規格とは異なる上、非純正機器と接続可能な外部入出力端子を備えていないから、純正車内サウンドシステムに市販の非純正機器を直接接続することができなかった。
そこで、従来は、特許文献1及び2に示すように、非純正機器の音声信号を、例えばトランスミッタなどを用いてFM/AMラジオの空き周波数帯に飛ばすことにより、FM/AMラジオチューナを介して、純正車載スピーカに音声信号を供給している。
しかし、特許文献1及び2に示すような無線伝送方式によると、FM/AMラジオの空き周波数帯は各地域ごとに異なるため、自動車にて長距離移動を行った場合、非純正機器から無線伝送方式により出力される音声信号が、既存のFM/AMラジオ電波と混信し、安定的な再生を行うことができないという問題が生じる。また、無線伝送方式ではユーザーの求める音質を充分に実現することができない傾向にある。
特開2002−57588号公報 特開平11−41691号公報
本発明の課題は、純正車内サウンドシステムに非純正機器を接続することができる音声切換器、及び、これを用いた車内サウンドシステムを提供することである。
本発明のもう1つの課題は、音質を向上することができる音声切換器、及び、これを用いた車内サウンドシステムを提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係る音声切換器は、第1の音声信号入力端子と、第2の音声信号入力端子と、アンプと、切換回路と、音声信号出力端子とを含む。第1の音声信号入力端子は純正機器に接続される端子であり、第2の音声信号入力端子は非純正機器に接続される端子であり、音声信号出力端子は純正車載スピーカに接続される端子である。アンプは、第2の音声信号入力端子に供給される信号を増幅するとともに、増幅した信号を切換回路に供給する。切換回路は、第1の音声信号入力端子に供給される信号と、第2の音声信号入力端子に供給され、且、アンプにて増幅された信号との切換を行うとともに、切り換えられた信号を音声信号出力端子に供給する。
上述した音声切換器は、純正機器や、非純正機器、及び、純正車載スピーカと組み合わされて、車内サウンドシステムを構成する。車内サウンドシステムにおいて、純正機器は第1の音声信号入力端子に接続されており、非純正機器は第2の音声信号入力端子に接続されている。純正車載スピーカは音声切換器の音声信号出力端子に接続され、前記音声信号出力端子から供給された信号を音声に変換する。
上述したように、本発明に係る音声切換器は、純正機器に接続される第1の音声信号入力端子と、非純正機器に接続される第2の音声信号入力端子と、純正車載スピーカに接続される音声信号出力端子とを有するから、純正車内サウンドシステムを構成する純正機器、及び、純正車載スピーカが外部入出力端子を有していなくても、本発明に係る音声切換器を介した有線伝送方式で、市販の非純正機器を純正車内サウンドシステムに追加して接続することができる。
第1の音声信号入力端子に供給される信号と、第2の音声信号入力端子に供給される信号とは、切換回路により切り換えられた信号のみが音声切換器の音声信号出力端子に供給されるから、非純正機器を純正の車内サウンドシステムに追加して接続した場合でも、純正機器の音声信号と、非純正機器の音声信号とを切換回路により切換え、且、切換られた一方信号のみを純正車載スピーカにおいて音声に変換することができる。
しかも、本発明に係る音声切換器はアンプを有し、アンプは、第2の音声信号入力端子に供給される信号を増幅するとともに、増幅した信号を切換回路に供給するから、車内サウンドシステムに非純正機器を接続した場合に、非純正機器から供給される音声信号の音質を向上し、安定的な再生を行うことができる。
本発明に係る音声切換器の好ましい実施態様において、第1のコネクタは、第1の音声信号入力端子と、純正車載電子機器との双方を接続可能な端子形状を有し、第1の音声信号入力端子は第1のコネクタを介して純正車載電子機器に接続される。また、第2のコネクタは、音声信号出力端子と、純正車載スピーカとの双方を接続可能な端子形状を有し、音声信号出力端子は、第2のコネクタを介して純正車載スピーカに接続される。この構成によると、純正機器、及び、純正車載スピーカが、汎用規格とは異なる形状の音声信号出力端子を有していたとしても、第1及び第2のコネクタを介して本発明に係る音声切換器を効率的に接続し、車内サウンドシステムを構成することができる。
本発明に係るもう一つの好ましい実施態様において、音声切換器は、さらに外部コントローラを含み、外部コントローラは、切換回路と、アンプとに接続されており、切換回路において切換操作を外部から行うとともに、アンプにおいて第2の音声信号入力端子に供給される信号の増幅操作を外部から行う構成によると、ユーザーの意思に従って純正機器と非純正機器との切換を容易に行うことができるとともに、非純正機器の使用時にその音量の調節を容易に行うことができる。
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)非純正機器を純正車内サウンドシステムに接続することができる音声切換器、及び、これを用いた車内サウンドシステムを提供することができる。
(2)音質を向上することができる音声切換器、及び、これを用いた車内サウンドシステムを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る音声切換器の構造を模式的に示す図である。また、図2は、図1に示した音声切換器の動作を模式的に示す図である。図1及び図2を参照すると、本発明の一実施形態に係る音声切換器は、第1の音声信号入力端子11と、第2の音声信号入力端子12と、音声信号出力端子13と、アンプ14と、切換回路15とを含む。
第1の音声信号入力端子11は、図示しない純正機器に接続される端子である。即ち、第1の音声信号入力端子11の形状、種類、規格などは、純正機器の音声信号出力端子に合わせて決定される設計的事項である。例えば、純正機器の音声信号出力端子が、一般的なRCA端子(ピン端子)である場合には、第1の音声信号入力端子11はピンジャック端子とすることができる。図1及び図2を参照すると、本発明の一実施形態に係る音声切換器は、第1のコネクタ16を含む。第1のコネクタ16は、第1の音声信号入力端子11と、純正車載電子機器との双方を接続可能な端子形状を有し、第1の音声信号入力端子11は、第1のコネクタ16を介して純正機器に接続される。
第2の音声信号入力端子12は、図示しない非純正機器に接続される端子であり、第1の音声信号入力端子11と同様に、第2の音声信号入力端子12の形状、種類、規格などは、非純正機器の音声信号出力端子に合わせて決定することができる。
音声信号出力端子13は、図示しない純正車載スピーカに接続される端子であり、音声信号出力端子13の形状、種類、規格などは、純正車載スピーカの音声信号入力端子に合わせて決定することができる。図1及び図2を参照すると、本発明の一実施形態に係る音声切換器は、第2のコネクタ17を含む。第2のコネクタ17は、音声信号出力端子13と、純正車載スピーカとの双方を接続可能な端子形状を有し、音声信号出力端子13は、第2のコネクタ17を介して純正車載スピーカに接続される。
アンプ14は、所謂パワーアンプであって、第2の音声信号入力端子12に供給される信号を増幅するとともに、増幅した信号を切換回路15に供給する。
切換回路15は、第1の音声信号入力端子11に供給される信号と、アンプ14から供給される信号との切換を行うとともに、切り換えられた一方信号のみを音声信号出力端子13に供給する。
さらに、本発明の一実施形態に係る音声切換器は、外部コントローラ18を含む。外部コントローラ18は、好ましくは音声信号入力切換スイッチ181と、音量調節スイッチ182とを含む。音声信号入力切換スイッチ181は、切換回路15に接続されており、音声信号入力切換スイッチ181の開閉操作により、切換回路15において音声信号の切換を遠隔操作する(図1及び図2参照)。また、音量調節スイッチ182はアンプ14に接続されており、音量調節スイッチ182の開閉操作により、アンプ14において第2の音声信号入力端子12に供給される信号の増幅操作又は調整を外部から行う。
なお、図示実施形態において、音声信号入力切換スイッチ181はスライドスイッチであり、音量調節スイッチ182はダイアルスイッチであるが、これらは例示に過ぎない。例えば、スイッチの形式は、それぞれプッシュスイッチや、トグルスイッチ、スナップスイッチ、ロッカースイッチ、タンブラースイッチなど好適な態様を選択することができる。さらに、音声切換器は、非純正機器の電源入力の有無などを自動的に検出する検出回路を備えることにより、外部コントローラ18を設けない構成をとることもできる。
上述した音声切換器は、純正機器や、非純正機器、及び、純正車載スピーカなどと組み合わされて、車内サウンドシステムを構成する。次に、本発明に係る音声切換器を用いた車内サウンドシステムについて説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る車内サウンドシステムの構造を模式的に示す図である。また、図4は図3に示した車内サウンドシステムの動作を模式的に示す図である。図3及び図4において、図1及び図2に図示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付す。
図3及び図4を参照すると、本発明の一実施形態に係る車内サウンドシステムは、図1及び図2を参照して説明した音声切換器10と、純正機器20と、非純正機器30と、純正車載スピーカ40とを含む。
純正機器20は、例えば、FM/AMラジオチューナや、CD/MDプレーヤなどの純正の車載オーディオ機器であって、図示しないオーディオ機器用操作ディスプレイ装置や車内電源などとLAN接続されて、純正車内サウンドシステムを構成している。
純正機器20は、音声信号出力端子21が、第1のコネクタ16を介して、音声切換器10の第1の音声信号入力端子11に接続されている。即ち、通常の純正車内サウンドシステムにおいて、純正機器20は、音声信号出力端子21が、車内LANを介して純正車載スピーカ40に直接接続されるものであるが、本発明の一実施形態に係る車内サウンドシステムにおいて、純正機器20は、音声信号出力端子21が、音声切換器10を介して純正車載スピーカ40にLAN接続されるものである。
非純正機器30は、例えば、DVDプレーヤ、DVD再生機能付カーナビゲーション装置、TVチューナなど市販のオーディオビジュアル機器であって、少なくとも音声信号出力端子32を有し、この音声信号出力端子32が、音声切換器10の第2の音声信号入力端子12に接続されている。
純正車載スピーカ40は、音声信号入力端子41が、第2のコネクタ17を介して音声切換器10の音声信号出力端子13に接続されており、音声信号出力端子13から音声信号入力端子41に供給された信号を音声に変換する。
本発明の一実施形態に係る車内サウンドシステムの機能について、図3を参照すると、純正機器20の音声信号出力端子21から、音声切換器10の第1の音声信号入力端子11に供給された信号210は、切換回路15を介して音声信号出力端子13に供給され、音声信号出力端子13に接続されている純正車載スピーカ40から音声に変換して出力される。
図3に示した純正機器20と純正車載スピーカ40と接続関係は、音声信号入力切換スイッチ181の開閉操作により切り換えられる。即ち、図4を参照すると、非純正機器30の音声信号出力端子32から、音声切換器10の第2の音声信号入力端子12に供給された信号320は、アンプ14により増幅されるとともに、音声信号入力切換スイッチ181の開閉操作により、切換回路15を介して音声信号出力端子13に供給され、音声信号13に接続されている純正車載スピーカ40から音声に変換して出力される。
上述したように、本発明の一実施形態に係る車内サウンドシステムは、図1及び図2を参照して説明した音声切換器10を含むから、上述した音声切換器10の構造上の利点をすべて有する。例えば、音声切換器10は、純正機器20に接続される第1の音声信号入力端子11と、非純正機器30に接続される第2の音声信号入力端子12と、純正車載スピーカ40に接続される音声信号出力端子13とを有するから、純正車内サウンドシステムを構成する純正機器20、及び、純正車載スピーカ40が外部入出力端子を有していなくても、本発明に係る音声切換器10を介した有線伝送方式で、市販の非純正機器30を純正車内サウンドシステムに追加して接続することができる。従って、特許文献1及び2に示すような無線伝送方式とは異なり、自動車にて長距離移動を行った場合にも、安定的な再生を行うことができる。しかも、有線伝送方式ではノイズなどの送受信ロスが少ないからユーザーの求める音質に十分応えることができる。
第1の音声信号入力端子11に供給される信号210と、第2の音声信号入力端子12に供給される信号320とは、切換回路15により切り換えられた一方信号のみが音声切換器10の音声信号出力端子13に供給される。この構成によると、非純正機器30を純正の車内サウンドシステムに追加して接続した場合でも、切換回路により切換らされた一方信号のみを純正車載スピーカ40において音声に変換することができる。
しかも、本発明に係る音声切換器10はアンプ14を有し、アンプ14は、第2の音声信号入力端子12に供給される信号320を増幅するとともに、増幅した信号320を切換回路15に供給するから、車内サウンドシステムに非純正機器30を接続した場合に、非純正機器30から供給される音声信号320の音質を向上し、安定的な再生を行うことができる。
図1及び図2を参照すると、本発明の一実施形態に係る車内サウンドシステムは、第1のコネクタ16と、第2のコネクタ17とを含む。第1のコネクタ16は、第1の音声信号入力端子11と、音声信号出力端子21との双方を接続可能な端子形状を有し、第1の音声信号入力端子11は、第1のコネクタ16を介して純正車載電子機器20に接続される。また、第2のコネクタ17は、音声信号出力端子13と、音声信号入力端子41との双方を接続可能な端子形状を有し、音声信号出力端子13は、第2のコネクタ17を介して純正車載スピーカ40に接続される。この構成によると、純正機器20、及び、純正車載スピーカ40が汎用規格とは異なる形状の音声信号入出力端子を有していたとしても、第1及び第2のコネクタ16、17を介して、音声切換器10と効率的に接続し、車内サウンドシステムを容易に構成することができる。
本発明に係るもう一つの好ましい実施態様において、音声切換器10は、さらに外部コントローラ18を含み、外部コントローラ18は、切換回路15と、アンプ14とに接続されており、切換回路15において切換操作を外部から行うとともに、アンプ14において第2の音声信号入力端子12に供給される信号320の増幅操作を外部から行う。この構成によると、ユーザーの意思に従って、純正機器20の音声信号210と、非純正機器30の音声信号320との切換を容易に行うことができるとともに、非純正機器30の使用時にその音量の調節をユーザーの意思により容易に行うことができる。
図5は、本発明のもう一つの実施形態に係る音声切換器、及び、これを用いた車内サウンドシステムの構造を模式的に示す図である。図5において、図1乃至図4に示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付す。
図5に示す音声切換器10は、図1乃至図4を参照して説明した音声切換器10とは異なり、切換回路15がアンプ14の入力側に配置されているから、切換回路15に供給される音声信号320の信号レベルを抑えることができ、切換回路15の設計コストを低減することができる。
図5に示す車内システムは、音声切換器10において、切換回路15が、アンプ14の入力側に配置されている構成に従って、切換回路15に2つのスイッチが備えられており、非純正機器30の音声信号320と、純正機器20の音声信号210とが、それぞれに異なるラインを通じて純正車載スピーカ40に出力される。より詳細に説明すると、図5に示す接続状態において、音声信号出力端子21から第1の音声信号入力端子11に供給された信号210は、切換回路15を介して、第1の音声信号出力端子131に供給される。
さらに、第1の音声信号出力端子131に供給された信号210は、第1の音声信号入力端子411を介して純正車載スピーカ40に供給され、音声に変換される。
他方、切換回路15の切換により、非純正機器30の接続が図られた場合、音声信号出力端子32から第2の音声信号入力端子12に供給された信号320は、切換回路15を介してアンプ14に供給されるとともに、アンプ14により増幅された信号320が、第2の音声信号出力端子132に供給される。
さらに、第2の音声信号出力端子132に供給された信号320は、第2の音声信号入力端子412を介して純正車載スピーカ40に供給され、音声に変換される。
図5を参照して説明した音声切換器10、及び、これを用いた車内サウンドシステムの構成によっても、非純正機器30の音声信号320と、純正機器20の音声信号210とを、切換回路15により択一的に切り換え、音声信号210、又は、320の一方のみを純正車載スピーカ40に供給することができる。従って、本実施形態に係る音声切換器10、及び、これを用いた車内サウンドシステムは、図1乃至図4を参照して説明した利点を全て有する。
図6は、本発明の更にもう一つの実施形態に係る音声切換器、及び、これを用いた車内サウンドシステムの構造を模式的に示す図である。図6において、図1乃至図5に示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付す。
図6に示す実施形態は、図5と同様に切換回路15がアンプ14の入力側に配置されているとともに、切換回路15の入力側にアッテネータ19が配置されている点に特徴がある。この構成によると、本実施形態に係る音声切換器10、及び、これを用いた車内サウンドシステムは、図1乃至図5を参照して説明した利点を全て有するとともに、純正機器20の音声信号210の回路構成にアッテネータ19を備えることにより、切換回路15に供給される音声信号210の信号レベルを抑えることができ、切換回路15の設計コストを低減することができる。
しかも、純正機器20の音声信号210は、予めアッテネータ19により減衰されているから、純正機器20の音声信号210と、非純正機器30の音声信号320とをアンプ14を介して同一のラインにより純正車載スピーカ40に供給することができる。従って、車内サウンドシステムの配線を少なくすることができる。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種種の変形態様を採り得ることは自明である。
本発明の一実施形態に係る音声切換器の構造を模式的に示す図である。 図1に示した音声切換器の動作を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係る車内サウンドシステムの構造を模式的に示す図である。 図3に示した車内サウンドシステムの動作を模式的に示す図である。 本発明のもう一つの実施形態に係る音声切換器、及び、これを用いた車内サウンドシステムの構造を模式的に示す図である。 本発明の更にもう一つの実施形態に係る音声切換器、及び、これを用いた車内サウンドシステムの構造を模式的に示す図である。
符号の説明
10 音声切換器
11、12 第1、第2の音声信号入力端子
13 音声信号出力端子
14 アンプ
15 切換回路
16、17 第1、第2のコネクタ
18 外部コントローラ
20 純正機器
210 純正機器の音声信号
30 非純正機器
320 非純正機器の音声信号
40 純正車載スピーカ

Claims (4)

  1. 第1の音声信号入力端子と、第2の音声信号入力端子と、音声信号出力端子と、アンプと、切換回路とを含む車載電子機器用音声信号入力切換器であって、
    前記第1の音声信号入力端子は、純正車載電子機器に接続される端子であり、
    前記第2の音声信号入力端子は、非純正車載電子機器に接続される端子であり、
    前記音声信号出力端子は、純正車載スピーカに接続される端子であり、
    前記アンプは、前記第2の音声信号入力端子に供給される信号を増幅するとともに、増幅した信号を前記切換回路に供給し、
    前記切換回路は、前記第1の音声信号入力端子に供給される信号と、前記第2の音声信号入力端子に供給され、且、前記アンプにて増幅された信号との切換を行うとともに、切り換えられた信号を前記音声信号出力端子に供給する、
    車載電子機器用音声信号入力切換器。
  2. 請求項1に記載された車載電子機器用音声信号入力切換器であって、さらに第1のコネクタと、第2のコネクタとを含み、
    前記第1のコネクタは、前記第1の音声信号入力端子と、前記純正車載電子機器との双方を接続可能な端子形状を有し、
    前記第1の音声信号入力端子は、前記第1のコネクタを介して前記純正車載電子機器に接続され、
    前記第2のコネクタは、前記音声信号出力端子と、前記純正車載スピーカとの双方を接続可能な端子形状を有し、
    前記前記音声信号出力端子は、前記第2のコネクタを介して前記純正車載スピーカに接続される
    車載電子機器用音声信号入力切換器。
  3. 請求項1又は2に記載された車載電子機器用音声信号入力切換器であって、さらに外部コントローラを含み、
    前記外部コントローラは、前記切換回路と、前記アンプとに接続されており、前記切換回路の切換操作を外部から行うとともに、前記アンプにおいて前記第2の音声信号入力端子に供給される信号の増幅操作を外部から行う、
    車載電子機器用音声信号入力切換器。
  4. 車載電子機器用音声信号入力切換器と、純正車載電子機器と、非純正車載電子機器と、純正車載スピーカとを含む車内サウンドシステムであって、
    前記車載電子機器用音声信号入力切換器は、請求項1乃至3の何れかに記載されたものでなり、
    前記純正車載電子機器は、前記第1の音声信号入力端子が接続されており、
    前記非純正車載電子機器は、前記第2の音声信号入力端子が接続されており、
    前記純正車載スピーカは、前記音声信号出力端子が接続されており、前記音声信号出力端子から供給された信号を音声に変換する、
    車内サウンドシステム。

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