JP2007129099A - リードフレーム及びその製造方法並びに製造方法に使用する金型、及び半導体装置 - Google Patents

リードフレーム及びその製造方法並びに製造方法に使用する金型、及び半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007129099A
JP2007129099A JP2005321295A JP2005321295A JP2007129099A JP 2007129099 A JP2007129099 A JP 2007129099A JP 2005321295 A JP2005321295 A JP 2005321295A JP 2005321295 A JP2005321295 A JP 2005321295A JP 2007129099 A JP2007129099 A JP 2007129099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
die
frame
die pad
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005321295A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichiro Sakata
誠一郎 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP2005321295A priority Critical patent/JP2007129099A/ja
Publication of JP2007129099A publication Critical patent/JP2007129099A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/48221Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/48245Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
    • H01L2224/48247Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/181Encapsulation

Landscapes

  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】小寸法化を図ることのできるリードフレーム及びその製造方法並びに製造方法に使用する金型、及び半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置の組み立てに使用されるリードフレームであって、半導体チップを載置するダイパッド3と、当該ダイパッド3の周囲に配置された複数のリード5とを備え、前記各リード5は立上り部7の上部に内方向に屈曲したインナーリード9を備えると共に前記立上り部7の下部に外方向へ屈曲したアウターリード11を備えた構成であり、かつ前記アウターリード11は前記ダイパッド3とほぼ同一高さ位置に配置してあり、前記アウターリード11は、前記ダイパッド3を支持した環状の枠フレーム15と前記ダイパッド3との間に形成された空間部17内に配置してある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リードフレーム及びその製造方法に係り、さらに詳細には、ダイパッドに半導体チップを載置固定して半導体装置に組み立てたとき、縦寸法及び横寸法等の全体的構成の薄型、小型化を図ることのできるリードフレーム及びその製造方法に関する。
従来の半導体装置として、図6に示すごとき構成のものがある。上記半導体装置101は、リードフレーム103におけるダイパッド105上に半導体チップ107を載置固定した後、リード109の上部に備えたインナーリード111と前記半導体チップ107とをワイヤボンディングによりワイヤ113を介して電気的に接続し、その後に、リード103のインナーリード111及び半導体チップ107を樹脂115によってモールドした構成である(例えば特許文献1参照)。
特開2001−77286号公報
前記特許文献1に記載の半導体装置101においては、リード109の上部に備えたインナーリード111とダイパッド105との高さ位置がほぼ等しく、このダイパッド105上に半導体チップ107を載置して樹脂115をモールドした構成であるから、リード109における下部のアウターリード117から前記樹脂115の上面までの高さ寸法が大きくなるという問題がある。
また、従来においては、シート状のワークをプレスにより打抜き加工することによってリードフレームを製造するのが一般的であるから、リードフレームにおけるダイパッドとリードにおけるインナーリードとの位置的関係を、半導体チップの厚さ程度又はより以上の高低差をもって製造することが困難であった。
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明は、半導体装置の組み立てに使用されるリードフレームであって、半導体チップを載置するダイパッドと、当該ダイパッドの周囲に配置された複数のリードとを備え、前記各リードは立上り部の上部に内方向に屈曲したインナーリードを備えると共に前記立上り部の下部に外方向へ屈曲したアウターリードを備えた構成であり、かつ前記アウターリードは前記ダイパッドとほぼ同一高さ位置に配置した構成である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のリードフレームにおいて、前記アウターリードは、前記ダイパッドを支持した環状の枠フレームと前記ダイパッドとの間に形成された空間部内に配置してあるものである。
請求項3に係る発明は、半導体装置の組み立てに使用されるリードフレームの製造方法であって、半導体チップを載置するダイパッドの複数箇所を環状の枠フレームに支持するための支持アーム部を残して前記ダイパッドと枠フレームとの間に空間部を打抜き加工すると共に、前記空間部に対応して前記枠フレームの外側に複数のリードを備えたリードベースを加工する(a)工程と、前記各リードを前記空間部内に配置すべく前記リードベースを内側へ折曲げ加工する(b)工程とよりなるリードフレームの製造方法である。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載のリードフレームの製造方法において、前記リードベースの折曲げ部に複数の穴を適宜間隔に予め形成するリードフレームの製造方法である。
請求項5に係る発明は、請求項3又は4に記載のリードフレームの製造方法において、前記リードのインナーリードとなる先端部は予めほぼZ形状に折曲げ加工してあるリードフレームの製造方法である。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載のリードフレームの製造方法において、リードベースの折曲げ加工とリード先端部の折曲げ加工とを同一のパンチ,ダイによって行うリードフレームの製造方法である。
請求項7に係る発明は、パンチ金型及びダイ金型を有する金型であって、前記パンチ金型は、ダイ金型に相対的に移動自在に備えたエジェクタの端面との間にワークを挟持自在の挟持端面を備えると共にこの挟持端面とほぼ直交する第1のワーク規制面及びこの第1のワーク規制面とほぼ直交する第2のワーク規制面並びにこの第2のワーク規制面にほぼ直交し前記第1のワーク規制面とほぼ平行な第3のワーク規制面を備えた構成であり、前記ダイ金型は前記エジェクタ及び前記パンチ金型の第1,第2,第3のワーク規制面に対応した第1,第2,第3のワーク規制面を形成したダイを備えた構成である。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の金型において、前記パンチ金型は、前記第1のワーク規制面の反対側にワーク当接面を備えた構成である。
請求項9に係る発明は、ダイパッドに固定した半導体チップの周囲に、当該半導体チップと電気的に接続した複数のリードを備えた構成の半導体装置であって、前記各リードの上部に備えたインナーリードの高さ位置は前記半導体チップの上面とほぼ等しい高さ位置であり、かつ前記各リードの下部に備えたアウターリードの高さ位置は前記ダイパッドとほぼ等しい高さ位置の構成である。
本発明によれば、最終製品としての半導体装置の外形寸法を従来よりもより小寸法とすることが可能であり、前述したごとき従来の問題を解消し得るものである。
本発明の実施の形態に係るリードフレーム1は、図1に示すように、半導体チップ(図1には図示省略)を載置するダイパッド3の周囲に複数のリード5を備えた構成である。前記各リード5は、立上り部7の上部に内方向(前記ダイパッド3の方向)に屈曲したインナーリード9を備えると共に、前記立上り部7の下部に外方向に屈曲したアウターリード11を備えた構成であって、前記アウターリード11は前記ダイパッド3とほぼ同一高さ位置に位置してある。
図1に示すリードフレーム1は、前記ダイパッド3上に半導体チップを載置固定すると共に各リード5の各インナーリード9と半導体チップとをワイヤボンディングによって電気的に接続し、かつ樹脂によってモールドする前の状態であって、四角形状の前記ダイパッド3は、各角部に備えた支持アーム部13を介して4角形の環状の枠フレーム15に支持されている。
そして、前記各リード5は、前記ダイパッド3の周囲と前記枠フレーム15との間に形成された空間部17内に配置してある。上記空間部17は、ダイパッド3、支持アーム部13及び枠フレーム15によって囲繞された空間であって、前記ダイパッド3に半導体チップを載置固定して半導体装置が組み立てられて、前記枠フレーム15が切断除去されたときには消失するものである。
次に、前記構成のごときリードフレーム1の製造方法について説明する。リードフレーム1はパンチプレスによって加工製造されるものであり、この種のパンチプレスとしては特開2002−205128号公報により公知であるから、パンチプレスについての詳細な説明は省略する。
前記リードフレーム1の加工に当っては、先ず、パンチプレス(図示省略)における加工領域に対してX,Y方向へシート状のワークを移動位置決め自在のワーク位置決め装置に備えたワーククランプによってワークWをクランプし、このワークWをパンチプレスにおける加工領域に対して移動位置決めすると共に、上記加工領域に備えた複数のパンチ,ダイよりなる適正の金型を選択して打抜き加工を行う。
この場合、半導体チップを載置する前記ダイパッド3の各角部と環状の前記枠フレーム15とを接続した前記支持アーム部13を残すように、前記ダイパッド3の周囲と前記枠フレーム15との間に前記空間部17を打抜き加工する。また、前記空間部17に対応して、前記枠フレーム15の外側に複数の前記リード5を残すように打抜き加工すると共に、前記ワークWと枠フレーム15の一部が例えばミクロジョイント19等によって接続してある状態に打抜き加工する。
前記複数のリード5は、前記空間部17に対応して前記枠フレーム15の外側に形成したリードベース21と細い連結部23を介して一体的に連結してある。そして、前記リードベース21の折曲げ部には、折曲げ加工が容易に行い得るように複数の小孔25が折曲げ線に沿って打抜き加工されている。なお、上記小孔25は丸穴であることが望ましいが、必ずしも丸穴に限るものではなく、例えば長孔等であっても良いもので、その形状は、要はリードベース21の折曲げ加工を折曲げ線に沿って容易に行ない得る形状であれば良いものである。
図2に示すように、枠フレーム15の内側に複数の支持アーム13を介してダイパッド3を支持し、かつ前記枠フレーム15の外側に、前記ダイパッド3と枠フレーム15との間の空間部17に対応して形成したリードベース21に、複数の連結部23を介してリード5を一体的に備えた形態にワークWの打抜き加工を行った後、前記リード5の先端のインナーリード9及びアウターリード11となる部分の折曲げ加工及びリードベース21の折曲げ加工を行うことにより、図1に示したごときリードフレーム1が得られるものである。
前記インナーリード9及びアウターリード11となる部分の折曲げ加工は次のようによって行われる。すなわち、図3に示すように、パンチプレスに備えたパンチ金型27とダイ金型29との協働によって行われるものである。
前記パンチ金型27は、パンチプレスに上下動可能に支持されるパンチ31を備えた構成であって、このパンチ31の先端(下端)には、前記ダイ金型29に相対的に移動自在に備えたエジェクタ33の端面33Eとの間にワークを挟持自在の挟持端面31Aが形成してある。そして先端部の側面には、前記挟持端面31Aとほぼ直交する第1のワーク規制面31B及びこの第1ワーク規制面31Bとほぼ直交し前記挟持端面31Aと平行な第2のワーク規制面31C並びにこの第2ワーク規制面31Cにほぼ直交し前記第1規制面31Bと平行な第3のワーク規制面31Dがそれぞれ隣接して形成してあり、前記第1ワーク規制面31Bの反対側には、第1ワーク規制面31Bと平行なワーク当接面31Eが形成してある。
前記ダイ金型29は、ダイベース35に形成した凹部内に前記エジェクタ33を上下動自在に備えると共にダイ37を備えた構成であって、前記ダイ37には、前記パンチ31に形成した第1,第2,第3のワーク規制面31B,31C,31Dに対応した第1,第2,第3のワーク規制面37B,37C,37Dがそれぞれ隣接して形成してあると共に、前記パンチ31における前記挟持面31Aの一部と対応する第4のワーク規制面37Aが前記第1ワーク規制面37Bの下部に隣接して形成してある。
前記エジェクタ33は、前記ダイ37に摺接して相対的に上下動自在の構成であって、例えばコイルスリング等のごとき弾性部材よりなる付勢手段39によって常に上方向に付勢され、常態においては当該エジェクタ33の上面と前記ダイ37の上面とが一致する高さ位置に付勢保持されているものである。
前記構成のごときパンチ金型27とダイ金型29との間にリードフレームを位置せしめて、前記リードベース21の折曲げ部が前記パンチ31の挟持端面31Aと第1ワーク規制面31Bとの稜線部分に対応するように位置決めした後、ダイ金型29に対してパンチ金型27を相対的に下降すると、先ず、パンチ31の挟持端面31Aとエジェクタ33の端面31Eとによってリードフレームの枠フレーム15、リードベース21の一部分が挟持固定される。
その後に、付勢手段39に抗してパンチ金型27をさらに相対的に下降すると、図3(B)に示すように、パンチ31の挟持端面31Aの一部とダイ37の第4ワーク規制面37A及びパンチ31の第1、第2、第3のワーク規制面31B、31C、31Dとダイ37の第1、第2、第3のワーク規制面37B、37C、37Dによってリードベース21の折曲げ部の折曲げ加工が行われると共に、リード5における立上り部7、インナーリード9及びアウターリード11の部分の折曲げ加工(成形加工)が同時に行われる。
上述のように、リード5にインナーリード9、立上り部7及びアウターリード11の部分を折曲げ加工することにより、当該部分はほぼZ形状を呈するように形成されるものであり、リード5は連結部23を介してリードベース21から立上った状態となるものである。
その後、パンチ金型27を上昇復帰し、パンチ31をダイ37から離反して、パンチ31,ダイ37によるリードフレームの拘束を解放し、リードフレームをダイ37の位置から移動した後、パンチ金型27を再び下降する。そして、折曲げ加工した前記インナーリード9の高さ位置よりパンチ31が僅かに低く下降した状態においてパンチ金型27の下降を停止する。
その後、ワークを保持したワーク移動位置決め装置を移動して、図4(A)に示すように、リード5におけるインナーリード9の部分をパンチ31のワーク当接面31Eに当接し、さらに同方向へ移動すると、図4(B)に示すように、リードベース21の折曲げ部は鋭角に折曲げられることになる。
前述のように、リードベース21の部分を鋭角に折曲げた後、次に図4(B)に示すように、リードベース21の部分をパンチ31の挟持端面31Aとダイ金型29におけるエジェクタ33との間に挟み込むことにより、図4(C)に示すように、リードベース21の部分のヘミング加工を行うことができるものである。
前述のように、リードベース21の折曲げ部を押し潰すようにしてヘミング加工を行ったときには、前記枠フレーム15の外側に位置したリード5は枠フレーム15の内側へ折曲げ加工されて、前記ダイパッド3と枠フレーム15との間に形成された前記空間部17内に位置することとなり、図1に示すリードフレーム1が得られるものである。
この際、ダイパッド3と枠フレーム15は同一平面にあり、リード5におけるアウターリード11の部分はワークの厚さ分だけダイパッド3より高位置に位置することとなる。なお、ダイパッド3と枠フレーム15とが同一平面内にあっても何等問題のない場合もあるが、前記ダイパッド3と枠フレーム15とを連結した状態にある支持アーム部13の部分に僅かに曲げ加工を行うことにより、ダイパッド3を、枠フレーム15より僅かに高位置とすることができるものであり、この加工もパンチ金型とダイ金型との協働によって行われ得るものである。
前述したように、図1に示すごときリードフレーム1が得られた後、従来と同様に、リードフレーム1におけるダイパッド3上に半導体チップ41(図5参照)を載置固定し、この半導体チップ41と各インナーリード9とをワイヤボンディングによりワイヤ43を介して電気的に接続する。
その後、前記半導体チップ41及びリードフレーム1におけるインナーリード43、立上り部7等を埋没するように樹脂45によりモールドし、その後にリード5におけるアウターリード11と枠フレーム15とを接続した連結部23の部分において切断する。各リード5と枠フレーム15との接続を切断し、各リード5を電気的に独立した状態に分離することにより、ダイパッド3に固定した半導体チップ41の周囲に、当該半導体チップ41と電気的に接続した複数のリード5を備えた構成の半導体装置47が得られるものである。
前記構成において、各リード5に備えたインナーリード9の高さ位置は前記半導体チップ41の高さ位置とほぼ等しい高さ位置であり、ワイヤ41のボンディングを行う距離寸法を小さくすることができ、ワイヤボンディングを迅速にかつ能率良く行い得るものである。
また、前記構成においては、各リード5に備えたアウターリード11とダイパッド3との高さ位置はほぼ等しい高さ位置であるから、半導体装置47の高さ寸法を、半導体チップ41の厚さ寸法より僅かに大きな寸法に抑制することができ、全体的構成を薄くすることができることとなり、前述したごとき従来の問題を解消し得るものである。
なお、本発明は前述したごとき実施形態のみに限られるものではなく、適宜の変更を行うことにより、その他の形態で実施し得るものである。
例えば、図5に示した半導体チップ41Aの側面とリード5の立上り部7とを接近し、リード5のインナーリード9が前記半導体チップ41Aに重なるように配置した構成とすることも可能である。
上記のように構成することにより、半導体チップ41Aの厚さ寸法に対して全体的な厚さ寸法は僅かに大きくなるものの、各リード5のインナーリード9が半導体チップ41Aに重なるように位置して半導体チップ41Aの側面と各リード5の立上り部7とが近接することにより、半導体チップ41Aの横方向(幅方向)の寸法に比較して半導体装置47の横方向の寸法を抑制して小型化を図ることができるものである。
以上のごとき説明より理解されるように、本実施形態に係るリードフレーム1におけるダイパッド3上に半導体チップ41(41A)を載置固定して半導体装置47を組み立て製造することにより、半導体装置47の外形寸法を従来の半導体装置よりもより小さくすることができるものである。
本発明の実施の形態に係るリードフレームの斜視説明図である。 シート状のワークからリードフレームを打抜き加工した状態を示す説明図である。 リードの折曲げ加工に使用される金型を示す作用説明図である。 リードの折曲げ工程を示す作用説明図である。 半導体装置の構成を示す断面説明図である。 従来の半導体装置の構成を示す断面説明図である。
符号の説明
1 リードフレーム
3 ダイパッド
5 リード
7 立上り部
9 インナーリード
11 アウターリード
13 支持アーム部
15 枠フレーム
17 空間部
19 ミクロジョイント
21 リードベース
23 連結部
25 小孔
27 パンチ金型
29 ダイ金型
31 パンチ
31A 挟持端面
31B〜D ワーク規制面
31E ワーク当接面
33 エジェクタ
33E 端面
35 ダイベース
37 ダイ
37A〜D ワーク規制面
41 半導体チップ
43 ワイヤ
45 樹脂
47 半導体装置

Claims (9)

  1. 半導体装置の組み立てに使用されるリードフレームであって、半導体チップを載置するダイパッドと、当該ダイパッドの周囲に配置された複数のリードとを備え、前記各リードは立上り部の上部に内方向に屈曲したインナーリードを備えると共に前記立上り部の下部に外方向へ屈曲したアウターリードを備えた構成であり、かつ前記アウターリードは前記ダイパッドとほぼ同一高さ位置に配置してあることを特徴とするリードフレーム。
  2. 請求項1に記載のリードフレームにおいて、前記アウターリードは、前記ダイパッドを支持した環状の枠フレームと前記ダイパッドとの間に形成された空間部内に配置してあることを特徴とするリードフレーム。
  3. 半導体装置の組み立てに使用されるリードフレームの製造方法であって、次の各工程からなることを特徴とするリードフレームの製造方法。
    (a) 半導体チップを載置するダイパッドの複数箇所を環状の枠フレームに支持するための支持アーム部を残して前記ダイパッドと枠フレームとの間に空間部を打抜き加工すると共に、前記空間部に対応して前記枠フレームの外側に複数のリードを備えたリードベースを加工する工程、
    (b) 前記各リードを前記空間部内に配置すべく前記リードベースを内側へ折曲げ加工する工程。
  4. 請求項3に記載のリードフレームの製造方法において、前記リードベースの折曲げ部に複数の穴を適宜間隔に予め形成することを特徴とするリードフレームの製造方法。
  5. 請求項3又は4に記載のリードフレームの製造方法において、前記リードのインナーリードとなる先端部は予めほぼZ形状に折曲げ加工してあることを特徴とするリードフレームの製造方法。
  6. 請求項5に記載のリードフレームの製造方法において、リードベースの折曲げ加工とリード先端部の折曲げ加工とを同一のパンチ,ダイによって行うことを特徴とするリードフレームの製造方法。
  7. パンチ金型及びダイ金型を有する金型であって、前記パンチ金型は、ダイ金型に相対的に移動自在に備えたエジェクタの端面との間にワークを挟持自在の挟持端面を備えると共にこの挟持端面とほぼ直交する第1のワーク規制面及びこの第1のワーク規制面とほぼ直交する第2のワーク規制面並びにこの第2のワーク規制面にほぼ直交し前記第1のワーク規制面とほぼ平行な第3のワーク規制面を備えた構成であり、前記ダイ金型は前記エジェクタ及び前記パンチ金型の第1,第2,第3のワーク規制面に対応した第1,第2,第3のワーク規制面を形成したダイを備えた構成であることを特徴とする金型。
  8. 請求項7に記載の金型において、前記パンチ金型は、前記第1のワーク規制面の反対側にワーク当接面を備えたことを特徴とする金型。
  9. ダイパッドに固定した半導体チップの周囲に、当該半導体チップと電気的に接続した複数のリードを備えた構成の半導体装置であって、前記各リードの上部に備えたインナーリードの高さ位置は前記半導体チップの上面とほぼ等しい高さ位置であり、かつ前記各リードの下部に備えたアウターリードの高さ位置は前記ダイパッドとほぼ等しい高さ位置であることを特徴とする半導体装置。
JP2005321295A 2005-11-04 2005-11-04 リードフレーム及びその製造方法並びに製造方法に使用する金型、及び半導体装置 Pending JP2007129099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005321295A JP2007129099A (ja) 2005-11-04 2005-11-04 リードフレーム及びその製造方法並びに製造方法に使用する金型、及び半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005321295A JP2007129099A (ja) 2005-11-04 2005-11-04 リードフレーム及びその製造方法並びに製造方法に使用する金型、及び半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007129099A true JP2007129099A (ja) 2007-05-24

Family

ID=38151487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005321295A Pending JP2007129099A (ja) 2005-11-04 2005-11-04 リードフレーム及びその製造方法並びに製造方法に使用する金型、及び半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007129099A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015170787A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 新電元工業株式会社 樹脂封止型半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015170787A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 新電元工業株式会社 樹脂封止型半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4628996B2 (ja) リードフレームとその製造方法及び半導体装置
US20190039112A1 (en) Pressing device and pressing method for metal plate
JP2008119704A (ja) プレス加工装置
US10536063B2 (en) Vibration motor and portable device
JP2007129099A (ja) リードフレーム及びその製造方法並びに製造方法に使用する金型、及び半導体装置
JP5667490B2 (ja) コネクタ
WO2016013363A1 (ja) 回路構成体
JP2007030127A (ja) プリント基板打ち抜き金型
JP2007152417A (ja) 曲げ金型装置及び曲げ加工方法
JP2004136590A (ja) グリーンシート打ち抜き装置および打ち抜き方法
TWI533779B (zh) 電子裝置殼體及其製造方法
JP2018167311A (ja) 加工品の切断分離加工方法及び加工品
JP2010021519A (ja) リードフレーム用平フレーム部材、リードフレーム及びその製造方法、パッケージ本体、パッケージ、半導体装置、並びにマイクロフォンパッケージ
TWI718421B (zh) 引線框架的製造方法和引線框架
JP2007129100A (ja) リードフレーム及びその製造方法
JP6578729B2 (ja) 押さえ治具
US10478886B2 (en) Stamping method and stamping apparatus
JP2007149862A (ja) 金型装置
JP5003203B2 (ja) フレームの切断方法および半導体装置の製造方法
JP2010246220A (ja) ステッピングモータ用ステータヨークの製造方法
JP2010003947A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH07335807A (ja) 電子部品の製造方法およびこれを用いたリード端子の成形装置
JP2019018223A (ja) U形状加工品の折曲げ加工方法
JPH08153655A (ja) 電解コンデンサ用電極箔の製造装置
JP3023626B2 (ja) リードカット装置