JP2007128252A - 払込処理システム - Google Patents

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泰則 瀬川
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Abstract

【課題】払込情報を人的に入力する必要がなく、払込期日を過ぎても延滞金を加算して払込が可能な払込処理システムを提供する。
【解決手段】払込用紙11と、払込用紙11に基づいて払込処理を行う処理装置12とを備える払込処理システム10において、払込情報14を記憶しているICタグ13を払込用紙11に貼付し、ICタグ13に記憶された払込情報14を読み取るICタグ読取部19を処理装置12に備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、払込用媒体を用いて払込処理を行う払込処理システムに関する。
従来、各種税金や公共料金等の税公金を、銀行や郵便局等の金融機関の窓口にて納付する場合、納付者は、税公金の納付書を現金又は通帳と共に窓口に提出する。また、通信販売で購入した商品の代金や各種サービスの利用料金等を、金融機関の窓口にて振込により支払を行う場合、支払者は、振込用紙を現金又は通帳と共に窓口に提出する。
窓口の係員は、提出された納付書や振込用紙等の払込用紙を受け付けると、該払込用紙に記載された払込先の口座番号や払込金額等を含む払込情報を、窓口の端末に人的に入力して、払込処理を実行させる。
また、現金自動預払機を用いて払込を行うこともある。この場合、払込人は、払込用紙に記載された払込情報を、現金自動預払機に設けられたタッチパネル等の入力部により入力して、払込処理を実行させる。
しかしながら、窓口の係員や払込人が払込情報の入力を人的に行うのは、手間がかかるうえ、入力ミスが発生する可能性がある。
また、例えば税公金等の払込用紙では、予め払込期日が設定され、該払込期日までに払込が行われなかった場合、延滞金が発生することがある。
この場合、発生した延滞金を徴収する方法として、例えば、払込期日を経過した払込用紙による払込を不可とし、延滞金を加算した払込用紙を新たに発行して払込人に送付する方法や、翌月又は次回の払込金額に延滞金を加算して請求する方法がとられている。しかしながら、これらの方法では、払込用紙の再発行に手間がかかるという問題や、料金の徴収に時間がかかってしまうという問題がある。
また、払込期日を経過した払込用紙による現金自動預払機での払込を不可とすると共に、払込可能な金融機関を特定して、該金融機関の窓口にて、係員が延滞金額を計算して、払込金額に加算して請求する方法もある。
しかしながら、延滞金額を計算するための延滞金計算条件は複雑であるうえ、払込用紙毎に異なっている。このため、金融機関は、払込期日を経過しても該金融機関にて払込可能な各払込用紙に対して、それぞれの延滞金計算条件を管理しなければならない。そして、払込が行われる際には、該当する延滞金計算条件に基づいて延滞金額を計算しなければならず、手続が煩雑であるうえ、計算ミスが発生する可能性もある。また、払込人は、払込期日を経過した払込用紙に対する払込を行うためには、払込可能な金融機関の窓口まで出向かなければならず、非常に面倒である。
そこで、払込情報を人的に入力する必要がなく、払込期日を過ぎても延滞金を加算して払込が可能な払込処理システムが望まれていた。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成〉
本発明に係る払込処理システムは、払込用媒体と、払込用媒体に基づいて払込処理を行う処理装置とを備え、払込用媒体は、払込情報を記憶しているICタグを有し、処理装置は、ICタグに記憶された払込情報を読み取るICタグ読取部を備えることを特徴とする。
本発明に係る払込処理システムにおいて、処理装置は、ICタグ読取部により読み取られた払込情報を表示する表示部を更に備えることができる。
また、処理装置は、払込用媒体を載置する載置部を更に有し、ICタグ読取部は、載置部に払込用媒体が載置されると、読取動作を行うことができる。
払込用媒体において、ICタグは、所定位置に設けることができる。
処理装置は、端末装置及び該端末装置に接続された読取装置からなり、ICタグ読取部は、読取装置に設けることができる。
この場合、読取装置は、ICリーダからなる。
また、端末装置として、金融機関の窓口に設置された窓口端末を採用することができる。
更に、端末装置として、現金自動預払機を採用することもできる。
また、端末装置として、店舗に設置されたPOS端末を採用することもできる。
本発明に係る払込処理システムにおいて、払込情報は、払込先を識別する払込先情報を含むことができる。
この場合、払込先情報として、払込先の口座番号を採用することができる。
また、払込情報として、払込を行う払込人を識別する払込人情報を含むことができる。
更に、払込情報として、払込金額を含むことができる。
また、払込情報として、払込期日を含むことができる。
更に、払込情報として、払込用媒体を識別する識別情報を含むことができる。
更に、払込情報として、払込期日及び払込期日経過後の延滞金計算条件を含むことができる。
本発明に係る払込処理システムにおいて、払込情報は、払込金額、払込期日及び払込期日経過後の延滞金計算条件を含み、処理装置は、ICタグ読取部により読み取られた払込情報に基づいて延滞金を計算する延滞金計算部を更に備えることができる。
この場合、処理装置は、現在の日付情報を供給する日付供給部と、供給された日付情報とICタグ読取部により読み取られた払込情報に含まれる払込期日とを比較して、現在の日付が払込期日を経過しているか否かを判断する判断部とを更に備え、払込期日を経過していると判断された場合、延滞金計算部は、期日経過日数を計算し、期日経過日数と払込情報に含まれる延滞金計算条件とに基づいて延滞金を計算することができる。
また、処理装置は、ICタグ読取部により読み取られた払込金額と延滞金計算部により計算された延滞金とを表示する表示部を更に備えることができる。
また、払込情報として、更に延滞金の切り捨て条件を含むことができる。この場合、延滞金計算部は、計算した延滞金に対して切り捨て条件に基づく切り捨て処理を行う。
更に、払込情報に含まれる切り捨て条件として、延滞金総額に対する延滞金切り捨て条件及び延滞金の端数に対する端数切り捨て条件を含むことができる。
本発明の払込処理システムによれば、払込用媒体は払込情報を記憶するICタグを有し、払込情報は該ICタグから自動的に読み取られるので、払込情報を人的に入力する必要がなくなる。また、ICタグに記憶される払込情報には、払込期日及び延滞金計算条件が含まれるので、各払込用媒体に対する延滞金計算条件を金融機関において管理しなくても、払込期日を過ぎた払込用媒体に対して、自動的に延滞金を加算して払込処理を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る払込処理システムの実施例の構成を示すブロック図である。
本発明に係る払込処理システム10は、図1に示されているように、払込用媒体としての払込用紙11と、処理装置12とを備えている。この払込処理システム10を利用して、払込人は、各種税金や公共料金等の税公金や、各種サービスの利用料金、通信販売で購入した商品の代金等を払い込むことができる。
払込用紙11は、表面に払込先の口座番号や払込金額、払込期日等が印刷され、また、ICタグ13が貼り付けられている。
ICタグ13は、払込先の口座番号や払込人を識別する払込人情報、払込金額、払込期日、払込期日経過後の延滞金計算条件を含む払込情報14を記憶している。
図2は、ICタグに記憶された払込情報のファイルの一例を示す図である。
本実施例では、ICタグ13に記憶される払込情報14は、図2に示されているように、XML形式で作成されたファイル(後述)からなるが、これに限定されない。
処理装置12は、本実施例では、金融機関のコーナーに設置されている現金自動預払機15と、専用線16を介して該現金自動預払機15に接続されるICリーダ17とを備えている。
ICリーダ17は、載置部18、ICタグ読取部19、リーダ通信部20及びこれら各部を制御するリーダ制御部21を備えている。
載置部18は、払込用紙11を載置するために設けられ、載置された払込用紙11を検知する機能を有し、また、払込処理済の払込用紙11を内部に取り込む機能を有する。
ICタグ読取部19は、載置部18に載置された払込用紙11のICタグ13から払込情報14を読み取る機能を有する。
リーダ通信部20は、ICタグ読取部19により読み取られた払込情報14を現金自動預払機15へ送信する機能を有する。
現金自動預払機15は、図示されないホストコンピュータに接続され、通信部22、一時記憶部23、表示入力部24、日付供給部25、判断部26、延滞金計算部27、印字発行部28及びこれら各部を制御する制御部29を備えている。
通信部22は、ICリーダ17から送信された払込情報14を受信する機能を有する。また、図示されないホストコンピュータとの間でデータの送受信を行う機能を有する。
一時記憶部23は、通信部22により受信したデータ等を一時的に記憶する機能を有する。
表示入力部24は、例えばタッチパネルからなり、取引処理を選択させるための取引処理選択画面や、払込金額を確認させるための払込金額確認画面等を表示し、払込人に選択データや入力データ等を入力させる機能を有する。
日付供給部25は、現在の日付情報を供給する機能を有する。
判断部26は、日付供給部25により供給された日付情報と一時記憶部23に記憶された払込期日とを比較して、現在の日付が払込期日を経過しているか否かを判断する機能を有する。
延滞金計算部27は、日付供給部25により供給された日付情報と一時記憶部23に記憶された払込期日とに基づいて期日経過日数を計算し、該期日経過日数と一時記憶部23に記憶された延滞金計算条件とに基づいて延滞金を計算する機能を有する。また、一時記憶部23に記憶された払込金額に延滞金を加算した合計払込金額を計算する機能を有する。
印字発行部28は、現金自動預払機15において実行された払込処理に対する明細票を印字して発行する機能を有する。
制御部29は、上記した各部22〜28を制御する機能を有すると共に、図示されないホストコンピュータとの間で振込処理を含む各種の取引処理を実行する機能を有する。
次に、払込先である請求者による払込用紙の発行について説明する。
図3は、払込用紙発行システムの構成を示すブロック図である。
払込用紙発行システム30は、図3に示されているように、払込用紙11と、発行装置31と、払込人情報管理サーバ32と、払込人情報データベース33とを備えている。この払込用紙発行システム30により、請求者は、払込用紙11を発行させることができる。
発行装置31は、払込用紙11を発行するための装置であり、本実施例では、パーソナルコンピュータ34と、該パーソナルコンピュータ34に接続されるプリンタ35及びICライタ36とを備えている。
プリンタ35は、パーソナルコンピュータ34に専用線37を介して接続され、パーソナルコンピュータ34の制御により、払込用紙の表面に払込先の口座番号や払込金額、払込期日等を印字する機能を有する。
ICライタ36は、パーソナルコンピュータ34に専用線38を介して接続され、ICタグ13に払込情報14を記憶させる機能を有する。ICタグ13に記憶される払込情報14は、図2に示したように、本実施例ではXML形式で作成されたファイルからなる。
ここで、図2に示すXML形式で記述された払込情報のファイルについて説明する。
払込情報に含まれる各情報、即ち払込先の口座番号や払込人情報、払込金額、払込期日等は、それぞれ開始タグと終了タグとの間に挿入されて記述されている。なお、ここでは、開始タグと終了タグとのセットをタグとして説明する。例えば、開始タグ「<口座番号>」及び終了タグ「</口座番号>」からなるタグのセットを、口座番号タグと呼ぶ。そして、開始タグと終了タグとの間に挿入された部分が、該タグにより指定される情報となる。例えば、図2に示された払込情報のファイルでは、口座番号タグの開始タグ「<口座番号>」と終了タグ「</口座番号>」との間に記述された「123−4567890」が、口座番号タグにより指定される払込先の口座番号である。同様に、払込金額タグにより指定される払込金額は「10,000」、即ち10,000円であり、払込期日タグにより指定される払込期日は「2005/05/31」、即ち2005年5月31日である。
払込情報に含まれる延滞金計算条件は、期間タグにより指定される延滞期間情報と、まるめタグにより指定されるまるめ情報とからなる。
延滞期間情報には、FROMタグ及びTOタグにより指定された期間情報と、利率タグにより指定された利率とが含まれている。そして、払込期日を経過していた場合に発生する延滞金は、払込金額、利率及び期日経過日数に基づいて計算される。また、延滞期間により延滞金計算条件を変更する場合は、延滞期間情報を複数記載すれば良い。例えば、図2に示される払込情報のファイルでは、2つの延滞期間情報が記述されている。この場合、延滞金の計算に用いられる利率は、2005年6月1日から2005年6月30日までは7.3%であり、2005年7月1日以降は14.6%である。なお、これらの利率は年利であり、延滞金は日割計算される。
まるめタグにより指定されるまるめ情報には、対象タグによって指定されたまるめ対象情報、条件タグによって指定されたまるめ条件情報及び実行タグによって指定されたまるめ処理の実行情報が含まれる。ここで、まるめ処理とは、計算により発生した金額の端数を揃えるための処理、即ち切り捨て処理を示す。
例えば、図2に示される払込情報のファイルでは、まるめ対象情報として「延滞金額全体」が指定されている。そして、そのまるめ条件情報は「1,000円未満」と記述されている。これは、延滞金額全体、即ち延滞金の総額が1,000円未満である場合、延滞金そのものが切り捨てられることを意味している。即ち、計算された延滞金が1,000円未満の場合は、延滞金は0円となる。
更に、まるめ対象情報として、「延滞金額端数」が指定されている。そして、そのまるめ条件情報は「100円未満」と記述されている。この場合、計算された延滞金の端数は、その100円未満を全て切り捨てられることを意味している。
払込人情報管理サーバ32は、発行装置31に専用線39を介して接続されるサーバであり、払込人情報データベース33に記憶される払込情報を管理している。
払込人情報データベース33は、払込人情報管理サーバ32に専用線40を介して接続され、各払込人に対応させて払込情報を記憶するデータベースである。ここで、払込人情報データベース33に記憶される払込情報は、本実施例では、払込の種類を識別する払込識別番号及び払込金額からなり、金融機関における振込処理の実行に伴って書き換えられる。
次に、この払込用紙発行システム30により払込用紙11を発行する手順について、簡単に説明する。
例えば、パーソナルコンピュータ34の図示されない入力部により、請求者が払込識別番号を入力すると、払込人情報管理サーバ32は、入力された払込識別番号に基づいて、払込人情報データベース33を検索して、対応する払込人情報及び払込情報を読み出す。
続いて、読み出された払込人情報及び払込情報と、入力された払込識別番号に対応する払込期日及び延滞金計算条件とに基づいて、パーソナルコンピュータ34は、払込情報のファイルをXML形式で作成する。
そして、ICライタ36が、パーソナルコンピュータ34により作成された払込情報のファイルをICタグに記憶させる。
その後、プリンタ35により払込先の口座番号や払込金額、払込期日等が印字された払込用紙に、払込情報14が記憶されたICタグ13を貼付することにより、払込用紙11が発行される。
このようにして発行された払込用紙11は、郵送等により払込人に送付される。そして、払込用紙11を受け取った払込人は、印字された払込情報を確認して、該払込用紙11を金融機関に持参し、払込処理システム10により払込処理を実行させることができる。
続いて、払込処理システム10を用いた払込処理の流れを、図2に示した払込情報14が記憶された払込用紙11に対する払込処理を例に説明する。
図4は、本発明に係る払込処理システムの実施例における動作を示すフローチャートである。
現金自動預払機15の前に立った払込人が、図示されない検知部により検知されると、検知信号が制御部29に送られる。この検知信号を受けて、制御部29は、取引処理を選択させるための取引処理選択画面を表示入力部24に表示させる(S101)。
取引処理選択画面において、払込用紙を用いた払込処理が選択されると、払込人に払込用紙の載置を促すための払込用紙載置画面が表示入力部24に表示される(S102)。
払込人が払込用紙11をICリーダ17の載置部18に載置すると、載置部18が払込用紙11を検知して、検知信号をリーダ制御部21へ送る。この検知信号を受けて、リーダ制御部21は、載置部18に載置された払込用紙11に貼付されたICタグ13から、払込先の口座番号「123−4567890」、払込人情報「********」、払込金額「10,000」及び払込期日「2005/05/31」と、延滞金計算条件としての延滞期間情報及びまるめ情報とを含む払込情報14をICタグ読取部19に読み取らせ、リーダ通信部20に該払込情報14を現金自動預払機15へ送信させる(S103)。
現金自動預払機15の通信部22がICリーダ17から払込情報を受信すると、制御部29は、受信した払込情報14を一時記憶部23に一時的に記憶させる。続いて、制御部29は、日付供給部25に現在の日付を供給させ、判断部26に現在の日付と一時記憶部23に記憶された払込期日「2005/05/31」とを比較させて、払込期日を経過しているか否かを判断させる(S104)。
現在の日付が払込期日、即ち2005年5月31日を経過していないと判断されると、制御部29は、一時記憶部23に記憶された払込先の口座番号及び払込金額に基づく払込金額確認画面を、表示入力部24に表示させる(S105)。
図5は、表示入力部に表示された払込金額確認画面の説明図である。
払込金額確認画面41には、図5に示されるように、払込先の口座番号「123−4567890」及び払込金額「10,000円」が表示されている。また、払込金額確認画面41には、払込金額を確認するための確認ボタン42及び払込処理を取り消すための取消ボタン43が設けられている。
払込金額確認画面41において確認ボタン42が選択される(S106)と、続いて表示入力部24は、払込方法を払込人に選択させるための払込方法選択画面を表示する(S107)。払込方法選択画面において、キャッシュカード又は現金の何れかによる払込方法が払込人により選択されると、制御部29は、該選択に基づいて、ホストコンピュータとの間で払込先口座番号に基づく振込処理の実行を行うと共に、払込金額の収納を行う(S108)。払込金額の収納及び振込処理が完了すると、通信部22は、収納が完了したことを示す収納完了信号をICリーダ17へ送信する。
ICリーダ17のリーダ通信部20が収納完了信号を受信すると、リーダ制御部21は、載置部18に載置されている払込用紙11を取り込ませる(S109)。そして、リーダ制御部21は、リーダ通信部20に払込用紙の取り込みが完了したことを示す取込完了信号を現金自動預払機15へ送信させる。
現金自動預払機15の通信部22が取込完了信号を受信すると、制御部29は、印字発行部28に払込先の口座番号や払込金額等を印字した明細票を発行させる。そして、図示されない排出部により該明細票を排出させる(S110)と、払込処理システム10は処理を終了する。
S104において、現在の日付が払込期日、即ち2005年5月31日を経過していると判断されると、制御部29は、延滞金計算部27に、現在の日付及び払込期日に基づいて期日経過日数を計算させ、計算された期日経過日数及び一時記憶部23に記憶された延滞金計算条件に基づいて延滞金を計算させる(S111)。このとき、延滞金計算部27は、一時記憶部23に記憶された全ての延滞金計算条件、即ち延滞期間情報を参照する。そして、現在の日付が含まれる期間情報に対応する延滞期間情報を選択して、該延滞期間情報に含まれる利率に基づいて延滞金の計算を行う。そして、延滞金計算部27は、一時記憶部23に記憶された全てのまるめ情報を参照して、該まるめ情報に基づくまるめ処理を行う。延滞金計算部27は、更に、払込金額に延滞金を加算した合計払込金額を計算する。
例えば、現在の日付が2005年6月10日である場合、対応する利率は7.3%であり、期日経過日数は10日である。したがって、延滞金計算部27により計算される延滞金の計算式は、「10,000(払込金額)×0.073(年利率)÷365(日割)×10(期日経過日数)=20」となる。つまり、延滞金は20円である。この場合、延滞金の総額が1,000円未満であるので、延滞金計算部27は、延滞金額全体を対象としたまるめ処理を行い、延滞金は0円となる。
また、現在の日付が2006年5月10日である場合、2005年6月1日から2005年6月30日までの利率は7.3%であり、2005年7月1日以降の利率は14.6%である。したがって、2005年6月1日から2005年6月30日までの30日間に対する延滞金の計算式は、「10,000(払込金額)×0.073(年利率)÷365(日割)×30(期日経過日数)=60」となる。つまり、該30日間に発生する延滞金は60円である。そして、2005年7月1日から2006年5月10日までの314日間に対する延滞金の計算式は、「10,000(払込金額)×0.146(年利率)÷365(日割)×314(期日経過日数)=1,256」であり、該314日間に発生する延滞金は1,256円となる。延滞金計算部27は、これらを加算して、全延滞期間に発生する延滞金1,316円を計算する。延滞金計算部27は、更に、延滞金額端数を対象としたまるめ処理、即ち100円未満の切り捨て処理を行い、延滞金は1,300円となる。そして、延滞金計算部27は、払込金額10,000円に延滞金1,300円を加算して、合計払込金額11,300円を計算する。後述する図6に、この場合の画面表示例を示す。
続いて、制御部29は、一時記憶部23に記憶された払込先の口座番号及び払込金額と延滞金計算部27により計算された延滞金及び合計払込金額とに基づく合計払込金額確認画面を、表示入力部24に表示させる(S112)。
図6は、表示入力部に表示された合計払込金額確認画面の説明図である。
合計払込金額確認画面44には、図6に示されるように、払込期日「2005/05/31」及び現在の日付「2006/05/10」が表示されている。また、合計払込金額確認画面44には、払込先の口座番号「123−4567890」、払込金額「10,000円」、延滞金「1,300円」及び合計払込金額「11,300円」が表示されている。更に、合計払込金額確認画面44には、合計払込金額を確認するための確認ボタン45及び払込処理を取り消すための取消ボタン46が設けられている。
合計払込金額確認画面44において確認ボタン45が選択される(S113)と、制御部29は、上記したS107〜S110の処理を実行する。
上記したように、本実施例では、払込用紙に払込先の口座番号や払込金額等を含む払込情報を記憶させたICタグを貼付しておき、現金自動預払機を利用した払込処理の実行時に、該現金自動預払機に接続されたICリーダによりICタグから払込情報を読み取って自動的に入力するので、人的な入力にかかる時間を短縮できると共に、入力ミスを防止できる。
また、更に払込期日及び延滞金計算条件をICタグに記憶させておくことにより、払込期日を過ぎても現金自動預払機で払込処理を行うことが可能となり、払込人の利便性が向上すると共に、金融機関は、各払込用紙に対応する延滞金計算条件を管理する必要がなくなり、コストが低減される。そして、請求者による延滞金を加算した払込用紙の再発行の必要がなくなると共に、延滞金の徴収にかかる時間が短縮される。
なお、本実施例では、払込処理システムの処理装置に含まれる端末装置として、現金自動預払機を採用したが、これに代えて、金融機関の窓口端末を採用することもできる。この場合、窓口端末の操作は窓口の係員により行われる。そして、処理装置における払込用紙の取り込み及び明細票の印字発行に代えて、払込処理済の払込用紙に係員が受領印を押捺して返却することもできる。
また、端末装置として、コンビニエンスストア等の商店に設置されたPOS端末を採用することもできる。これにより、商店における料金収納にも、本発明を適用することが可能である。
本発明に係る払込処理システムの実施例の構成を示すブロック図である。 ICタグに書き込まれた払込情報の一例を示す図である。 払込用紙発行システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る払込処理システムの実施例における動作を示すフローチャートである。 表示入力部に表示された払込金額確認画面の説明図である。 表示入力部に表示された合計払込金額確認画面の説明図である。
符号の説明
10 払込処理システム
11 払込用紙
12 処理装置
13 ICタグ
14 払込情報
15 現金自動預払機
17 ICリーダ
18 載置部
19 ICタグ読取部
24 表示入力部
25 日付供給部
26 判断部
27 延滞金計算部

Claims (21)

  1. 払込用媒体と、前記払込用媒体に基づいて払込処理を行う処理装置とを備える払込処理システムにおいて、
    前記払込用媒体は、払込情報を記憶しているICタグを有し、
    前記処理装置は、前記ICタグに記憶された前記払込情報を読み取るICタグ読取部を備える
    ことを特徴とする払込処理システム。
  2. 前記処理装置は、前記ICタグ読取部により読み取られた前記払込情報を表示する表示部を更に備えることを特徴とする請求項1記載の払込処理システム。
  3. 前記処理装置は、前記払込用媒体を載置する載置部を更に有し、前記ICタグ読取部は、前記載置部に前記払込用媒体が載置されると、前記読取動作を行うことを特徴とする請求項1記載の支払処理システム。
  4. 前記払込用媒体において、前記ICタグは、所定位置に設けられることを特徴とする請求項1記載の支払処理システム。
  5. 前記処理装置は、端末装置及び該端末装置に接続された読取装置からなり、前記ICタグ読取部は、前記読取装置に設けられることを特徴とする請求項1記載の払込処理システム。
  6. 前記読取装置は、ICリーダからなることを特徴とする請求項5記載の払込処理システム。
  7. 前記端末装置は、金融機関の窓口に設置された窓口端末であることを特徴とする請求項5記載の払込処理システム。
  8. 前記端末装置は、現金自動預払機であることを特徴とする請求項5記載の払込処理システム。
  9. 前記端末装置は、店舗に設置されたPOS端末であることを特徴とする請求項5記載の払込処理システム。
  10. 前記払込情報は、払込先を識別する払込先情報を含むことを特徴とする請求項1記載の払込処理システム。
  11. 前記払込先情報は、払込先の口座番号であることを特徴とする請求項10記載の払込処理システム。
  12. 前記払込情報は、前記払込を行う払込人を識別する払込人情報を含むことを特徴とする請求項1記載の払込処理システム。
  13. 前記払込情報は、払込金額を含むことを特徴とする請求項1記載の払込処理システム。
  14. 前記払込情報は、払込期日を含むことを特徴とする請求項1記載の払込処理システム。
  15. 前記払込情報は、前記払込用媒体を識別する識別情報を含むことを特徴とする請求項1記載の払込処理システム。
  16. 前記払込情報は、払込期日及び前記払込期日経過後の延滞金計算条件を含むことを特徴とする請求項1記載の払込処理システム。
  17. 前記払込情報は、払込金額、払込期日及び前記払込期日経過後の延滞金計算条件を含み、
    前記処理装置は、前記ICタグ読取部により読み取られた前記払込情報に基づいて延滞金を計算する延滞金計算部を更に備えることを特徴とする請求項1記載の払込処理システム。
  18. 前記処理装置は、
    現在の日付情報を供給する日付供給部と、
    供給された前記日付情報と前記ICタグ読取部により読み取られた前記払込情報に含まれる前記払込期日とを比較して、現在の日付が前記払込期日を経過しているか否かを判断する判断部とを更に備え、
    前記払込期日を経過していると判断された場合、前記延滞金計算部は、期日経過日数を計算し、前記期日経過日数と前記払込情報に含まれる前記延滞金計算条件とに基づいて延滞金を計算することを特徴とする請求項17記載の払込処理システム。
  19. 前記処理装置は、前記ICタグ読取部により読み取られた前記払込金額と前記延滞金計算部により計算された前記延滞金とを表示する表示部を更に備えることを特徴とする請求項17記載の払込処理システム。
  20. 前記払込情報は、更に延滞金の切り捨て条件を含み、前記延滞金計算部は、計算した前記延滞金に対して前記切り捨て条件に基づく切り捨て処理を行うことを特徴とする請求項17記載の払込処理システム。
  21. 前記切り捨て条件は、延滞金総額に対する延滞金切り捨て条件及び延滞金の端数に対する端数切り捨て条件を含むことを特徴とする請求項20記載の払込処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105809849A (zh) * 2014-12-29 2016-07-27 航天信息股份有限公司 支持多种税控设备的开票系统和方法

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