JP7453105B2 - 情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法 Download PDF

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本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法に関する。
商取引等に伴う決済には、「内税方式、税率8%」「内税方式、税率10%」「外税方式、税率8%」「外税方式、税率10%」といった複数の課税種別が一取引の対象となる複数の商品に関して混在して適用される場合がある。
一方、決済方法の多様化が進み、一取引の決済額を複数の決済方法で分担して決済することもある。例えば、決済額に対してポイントサービスによる値引きを適用後の残額を現金支払するようなケースである。あるいは、決済額に満たないプリペイドカードの残高に足りない場合に、プリペイドカードの残高分をプリペイドカード支払により決済するとともに、残額を電子マネー支払により決済するようなケースである。
税務処理においては、決済方法に応じて処理方法が異なる場合もあり得る。そしてそのような場合には、適用する課税種別が異なる複数の商品が混在し、かつ決済額を複数の決済方法で分担して決済した取引に関しては、税務処理が非常に面倒となる。
このような事情から、そのような状況における税務処理を簡易とすることが望まれていた。
特開2017-207905号公報
本発明が解決しようとする課題は、適用する課税種別が異なる複数の商品が混在し、かつ決済額を複数の決済方法で分担して決済した取引に関する税務処理を簡易とすることができる情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法を提供することである。
実施形態の情報処理装置は、第1の算出手段、第2の算出手段及び出力手段を備える。第1の算出手段は、一取引の対象として含まれ、決済に際して適用する課税種別が異なる商品が混在する複数の商品に関する決済額に関して複数の決済方法で分担して行われた決済に関して、課税種別毎に、その課税種別が適用された商品に関する総税額を算出する。第2の算出手段は、第1の算出手段により算出された課税種別毎の総税額のうちの複数の決済方法のそれぞれの適用額を個別に算出する。出力手段は、第2の算出手段により算出された適用額を出力する。
一実施形態に係るPOS端末装置の要部回路構成を示すブロック図。 図1に示されるプロセッサによる情報処理のフローチャート。 図1に示されるプロセッサによる情報処理のフローチャート。 明細レシートの一部の一例を示す図。 明細領収証の一部の一例を示す図。
以下、実施の形態の一例について図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、情報処理装置としての機能を備えたPOS(point-of-sale)端末装置を例に説明する。
図1は本実施形態に係るPOS端末装置100の要部回路構成を示すブロック図である。
POS端末装置100は、店舗における客に対する商品の販売のための処理を行う。
POS端末装置100は、いわゆる対面式であり、主に店員により操作される。POS端末装置100は、店員用のワークスペースに面する状態で店内等に設置される。客は、通常は、ワークスペースとは別に定められた待機スペースで待機する。そこで以下においては、POS端末装置100を基準に、ワークスペース側及び待機スペース側を、店員側及び客側とそれぞれ称することとする。
POS端末装置100は、プロセッサ1、メイン記憶ユニット2、補助記憶ユニット3、店員側タッチパネル4、キーボード5、固定スキャナ6、ハンディスキャナ7、クレジットカードリーダ8、近接通信ユニット9、カードリーダ/ライタ10、レシートプリンタ11、釣銭ユニット12、客側タッチパネル13、通信ユニット14及び伝送路15を含む。そしてプロセッサ1、メイン記憶ユニット2、補助記憶ユニット3、店員側タッチパネル4、キーボード5、固定スキャナ6、ハンディスキャナ7、クレジットカードリーダ8、近接通信ユニット9、カードリーダ/ライタ10、レシートプリンタ11、釣銭ユニット12、客側タッチパネル13及び通信ユニット14は、伝送路15に接続されている。
プロセッサ1、メイン記憶ユニット2及び補助記憶ユニット3が伝送路15で接続されて、POS端末装置100の制御に関する情報処理を実行するためのコンピュータが構成される。
プロセッサ1は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ1は、メイン記憶ユニット2及び補助記憶ユニット3に記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムなどの情報処理プログラムに基づく情報処理を実行することにより、POS端末装置100の各種の機能を実現するべくPOS端末装置100の各部を制御する。
メイン記憶ユニット2は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メイン記憶ユニット2は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メイン記憶ユニット2は、不揮発性のメモリ領域では上記の情報処理プログラムを記憶する。またメイン記憶ユニット2は、プロセッサ1が各種の情報処理を実行する上で必要なデータを不揮発性または揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メイン記憶ユニット2は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ1によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶ユニット3は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット3は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)、SSD(solid state drive)等の周知の記憶デバイスを備える。補助記憶ユニット3は、プロセッサ1が各種の情報処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ1での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット3は、上記の情報処理プログラムを記憶する場合もある。補助記憶ユニット3の記憶領域の一部は、設定テーブルTAとして用いられる。設定テーブルTAは、POS端末装置100の動作に関わる各種のユーザ設定を記録するデータテーブルである。なお、設定テーブルTAは、メイン記憶ユニット2に記憶されてもよい。
店員側タッチパネル4は、店員側に向けて設けられている。店員側タッチパネル4は、店員に対する情報提示のための画面を表示する。また店員側タッチパネル4は、店員による画面へのタッチ操作による指示を入力する。
キーボード5は、多数のキーを、店員側からの店員による操作が簡易なように備える。キーボード5は、これらのキーの押下による店員の指示を入力する。
固定スキャナ6は、店員側に向けられた読取窓を有する。固定スキャナ6は、読取窓の前に翳された商品を撮像した上で、当該商品に形成されたバーコードが表すバーコード情報を画像処理によって認識する。そして固定スキャナ6は、プロセッサ1へ出力する。なお、固定スキャナ6は、レーザ光の反射を利用して光学的にバーコードを読み取るような他のタイプの周知のデバイスを利用することもできる。また固定スキャナ6は、商品を撮像して得た商品自体の画像からオブジェクト認識技術を利用して商品を特定する機能を備えるタイプの周知のデバイスを利用することもできる。
ハンディスキャナ7は、店員の手に持って用いられ、読み取り口に対向されたバーコードを光学的に読み取る。ハンディスキャナ7は、読み取ったバーコードが表すバーコード情報をプロセッサ1へと出力する。
クレジットカードリーダ8は、クレジットカードからカード情報を読み取る。
近接通信ユニット9は、近接された無線タグとの間で近接無線通信を行い、当該無線タグに記憶されたデータを取得する。また近接通信ユニット9は、上記の近接無線通信により、上記の無線タグに任意の情報を書き込む。
カードリーダ/ライタ10は、会員カード及びプリペイドカードなどの予め定められたカードに記録されたカードデータを読み取る。またカードリーダ/ライタ10は、会員カードに対して任意のデータを書き込む。
レシートプリンタ11は、レシート用紙に対してレシート、領収証又は売上票などの証票の画像を印刷する。レシートプリンタ11は、上記の画像を印刷したレシート用紙をレシート排出口から外部へと排出する。
釣銭ユニット12は、硬貨投入口から投入された硬貨を、その金額を計数しつつ、内部の収納庫に収容する。釣銭ユニット12は、収納庫に収容している硬貨を、硬貨排出口を介して硬貨トレイへと排出する。釣銭ユニット12は、紙幣投入口から投入された紙幣を、その金額を計数しつつ、内部の収納庫に収容する。釣銭ユニット12は、収納庫に収容している紙幣を紙幣排出口から排出する。紙幣排出口は、排出された紙幣を、その一部を外部に露出させた状態で保持する。
客側タッチパネル13は、客側に向けて設けられている。客側タッチパネル13は、客に対する情報提示のための画面を表示する。また客側タッチパネル13は、客による画面へのタッチ操作による指示を入力する。
通信ユニット14は、プロセッサ1が通信ネットワーク200を介して、例えばPOSサーバなどの任意の装置と各種データを授受するための通信処理を行う。通信ネットワーク200としては、典型的にはLAN(local area network)が用いられる。しかしながら通信ネットワーク200としては、LANの他に、インターネット、VPN(virtual private network)、公衆通信網、移動体通信網などを、単独又は適宜に組み合わせて用いることができる。通信ユニット14としては、通信ネットワーク200の通信方式に準じた周知のデバイスを用いることができる。
伝送路15は、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含む。伝送路15は、接続されている各部の間で授受されるデータ及び信号を伝送する。
POS端末装置100の基本ハードウェアとしては、例えば既存の別のPOS端末装置のハードウェアを用いることができる。このときにPOS端末装置100の譲渡は一般に、後述する情報処理について記述した情報処理プログラムがメイン記憶ユニット2又は補助記憶ユニット3に記憶された状態にて行われる。しかし、上記の情報処理プログラムがメイン記憶ユニット2又は補助記憶ユニット3に記憶されない状態のPOS端末装置100のハードウェアと情報処理プログラムとが個別に譲渡されてもよい。そして、メイン記憶ユニット2又は補助記憶ユニット3に、POS端末装置100の管理者などの操作に応じて情報処理プログラムが書き込まれてもよい。あるいは、上記の情報処理プログラムとは別の情報処理プログラムがメイン記憶ユニット2又は補助記憶ユニット3に記憶された状態のPOS端末装置100のハードウェアと上記の情報処理プログラムとが個別に譲渡されてもよい。そして、メイン記憶ユニット2又は補助記憶ユニット3に既に記憶されている情報処理プログラムを置き換える形で、別途に譲渡された上記の情報処理プログラムが書き込まれてもよい。情報処理プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。
次に以上のように構成されたPOS端末装置100の動作について説明する。
プロセッサ1は、POS端末装置100の動作モードが、各種の動作条件の設定のためのモードに設定されると、設定項目と設定内容とに関する操作者の指示を受け付け、その指示に応じて設定テーブルTAを更新する。このときに設定可能とする設定項目は、明細印刷の有効/無効と、全印字/指定印字とである。明細印字は、後述する税額明細のレシートへの印字のことである。全印字は、税額明細を全てのレシートに印字することである。指定印字は、税額明細の印字が指定された場合にのみレシートに印字することである。
プロセッサ1は、POS端末装置100が登録及び決済のためのモードで起動されると、メイン記憶ユニット2又は補助記憶ユニット3に記憶された情報処理プログラムに従って、以下に説明する情報処理を行う。
図2及び図3はプロセッサ1による情報処理のフローチャートである。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、一部の処理の順序の変更、一部の処理の省略、あるいは別の処理の追加などは適宜に可能である。例えばプロセッサ1は、以下に説明しない
既存の別のPOS端末装置で実現されているような各種の機能のための各種の情報処理を実行するが、以下においては本実施形態の特徴的な機能に関する情報処理のみを図示及び説明する。
ACT1としてプロセッサ1は、登録開始であるか否かを確認する。そしてプロセッサ1は、登録開始であると判定できないならばNOと判定し、ACT2へと進む。
ACT2としてプロセッサ1は、過去の取引に関する呼び戻しが指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ1は、該当の指示が確認できないならばNOと判定し、ACT1へと戻る。
かくしてプロセッサ1は、ACT1及びACT2としては、登録開始となるか、呼び戻しが指示されるのを待ち受ける。
店員は、客からの要求に応じて、その客が購入しようとする商品を取引の対象となる商品として登録するための予め定められた操作を開始する。これに応じてプロセッサ1はACT1にてYESと判定し、ACT3へと進む。
ACT3としてプロセッサ1は、登録処理を実行する。登録処理は、店員による操作に応じて客が購入しようとする商品を取引の対象となる商品として登録してゆくための処理である。登録処理は例えば、既存の別のPOS端末装置で行われている処理と同様な処理であってよい。なお登録処理での登録の対象となる商品には、課税種別が異なる商品が含まれ得る。本実施形態においては、商品毎に「内税方式、税率8%」「内税方式、税率10%」「外税方式、税率8%」「外税方式、税率10%」及び「非課税」のいずれかが適用されることとする。
ACT4としてプロセッサ1は、会計処理を実行する。会計処理は、取引の対象として登録された商品に関する決済額を算出し、当該決済額を客に決済させるための処理である。決済処理は例えば、既存の別のPOS端末装置で行われている処理と同様な処理であってよい。決済処理に用いる決済方法は、現金支払、クレジットカード支払、デビットカード支払、電子マネー支払、コード支払、キャリア支払、ポイント支払、あるいは金券支払などの様々な決済方法のうちの複数である。さらには、一取引に関する決済額を、複数の決済方法で分担して決済することも可能である。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ1が実行することによって、プロセッサ1を中枢部分とするコンピュータは決済手段として機能する。
プロセッサ1は、決済を完了したならば、今回の取引の内容及び決済結果などを含んだジャーナルデータを、図示しないPOSサーバに宛てて、通信ユニット14から通信ネットワーク200に送信する。ジャーナルデータは、POSサーバにおいて記憶される。なお、プロセッサ1は、ジャーナルデータをメイン記憶ユニット2又は補助記憶ユニット3に一時的に保存しておき、複数取引分のジャーナルデータを纏めてPOSサーバに送信するのでもよい。
一方、店員は、過去の取引に関して呼び戻し処理の必要が生じたならば、予め定められた操作により呼び戻しを指示する。これに応じてプロセッサ1は、ACT2にてYESと判定し、ACT5へと進む。
ACT5としてプロセッサ1は、呼び戻し処理を行う。呼び戻し処理は例えば、客からの返品の申し入れに対応するための処理である。呼び戻し処理は例えば、レシートを再発行するための処理である。呼び戻し処理としてどのような処理を行うか、さらにはその処理を具体的にどのように行うかは任意であり、例えばPOS端末装置100の設計者によって定められる。
ACT6としてプロセッサ1は、呼び戻し処理によりレシートの印刷が必要となったか否かを確認する。そしてプロセッサ1は、レシート印刷が不要であるならばNOと判定し、ACT1及びACT2の待受状態に戻る。
プロセッサ1はACT4での会計処理を終了すると、あるいは返品などのために取引が修正された場合や、レシートの再発行の指示を受けた場合などでレシートの印刷が必要となったためにACT6にてYESと判定した場合は、図3中のACT7へと進む。
ACT7としてプロセッサ1は、ACT3で登録された取引対象の商品又はACT5での呼び戻し処理の対象とした取引の対象となっている商品に関して課税種別が混在しているか否かを確認する。そしてプロセッサ1は例えば、対象の商品のうちの少なくとも2つに関して、適用される課税種別が互いに異なるならばYESと判定し、ACT8へと進む。
ACT8としてプロセッサ1は、ACT4での決済処理又はACT5での呼び戻し処理の対象となった取引の決済で複数の決済方法が混用されたか否かを確認する。そしてプロセッサ1は例えば、該当の取引に関して複数の決済方法が適用されているならばYESと判定し、ACT9へと進む。
ACT9としてプロセッサ1は、明細印字が有効であるか否かを確認する。プロセッサ1は例えば、設定テーブルTAを参照し、明細印字の設定として「有効」が記録されているならYESと判定し、ACT10へと進む。
かくしてプロセッサ1は、課税種別が混在しており、かつ決済方法が混用されており、さらに明細印字が有効とされている場合に、ACT10へと進む。
ACT10としてプロセッサ1は、全印字設定であるか否かを確認する。プロセッサ1は例えば、設定テーブルTAを参照し、「指定印字」が設定されていることを確認したならばNOと判定し、ACT11へと進む。
ACT11としてプロセッサ1は、ACT4での決済処理又はACT5での呼び戻し処理の対象となった取引が業務取引であるか否かを確認する。業務取引とは、客が業務目的で商品を購入するための取引を指す。プロセッサ1は例えば、ACT3における登録処理又はACT4における会計処理の中で、業者カードがカードリーダ/ライタ10で読み取られるなどの予め定められた条件が成立しないならばNOと判定し、ACT12へと進む。業者カードとは、会員カードの一種であり、業務取引を行う客に対して発行される。
ACT12としてプロセッサ1は、明細印字が指定されたか否かを確認する。プロセッサ1は例えば、確認画面を店員側タッチパネル4及び客側タッチパネル13の少なくとも一方に表示させて、明細印字を行うか否かの指示を受ける。店員又は客は、例えば確認画面に表されたボタンへのタッチなどの予め定められた操作により、明細印字を行うか否かを指示する。そしてプロセッサ1は、明細印字を行う指示がなされたことに応じてYESと判定し、ACT13へと進む。
なおACT10にてプロセッサ1は、例えば設定テーブルTAを参照して「全印字」が設定されていることを確認した場合にはYESと判定し、ACT13へと進む。またACT11にてプロセッサ1は、業務取引であることを確認したならばYESと判定し、ACT13へと進む。
ACT13としてプロセッサ1は、案分税額を算出する。案分税額とは、課税種別毎の税額を、決済方法毎に案分した税額である。プロセッサ1は具体的には、例えば以下のようにして案分税額を算出する。なお、以下では、「外税方式、税率8%」適用で表示価格が11,111円である商品を1点、「外税方式、税率10%」適用で表示価格が15,321円である商品を1点、「内税方式、税率8%」適用で表示価格が12,222円である商品を1点、「内税方式、税率10%」適用で表示価格が15,321円である商品を1点、「非課税」適用で表示価格が5,000円である商品を1点、の計5点を対象とする総決済額が61,395円である取引を、「ポイント支払」及び「割引券支払」によりそれぞれ500円分ずつ決済するとともに、残額を「現金支払」により決済する場合を例示する。
まずプロセッサ1は、案分税額を算出するのに先立ち、課税種別毎の総税額を算出する。プロセッサ1は例えば、上記の例では、「外税方式、税率8%」に関しては[11,111×0.08]により888円を、「外税方式、税率10%」に関しては[15,321×0.1]により1,532円を、「内税方式、税率8%」に関しては[12,222×0.08÷1.08]により905円を、さらに「内税方式、税率10%」に関しては[15,321×0.1÷1.10]により1,392円を、それぞれ求める。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ1が実行することによって、プロセッサ1を中枢部分とするコンピュータは、課税種別が適用された商品に関する総税額を算出する第1の算出手段として機能する。
案分税額は、対象となる課税種類での対象となる決済方法での決済金額をSAA、対象の課税種別の総税額をTAA、取引に関する総決済額をSABとそれぞれ表すならば、[SAA×TAA÷SAB]として求まる。ただし本実施形態においては、上記式による計算結果は四捨五入とする。そしてそれにより生じる税額の過不足は、SAAが最大である決済方法についての計算結果を増減することで調整することとする。
SAA及びSABは、いずれの課税種別でも同一であり、「ポイント支払」についてはSAA=500、「割引券支払」についてはSAA=500、「現金支払」についてはSAA=60,395であり、SAB=61,395である。
「外税方式、税率8%」の場合、TAA=888である。かくしてプロセッサ1は、案分税額として、「ポイント支払」については7円、「割引券支払」については7円、「現金支払」については874円をそれぞれ算出する。なおこのとき、上記の数式では、7.2円、7.2円、873.5円となり、四捨五入により7円、7円、874円と算出され、その合計は888円であるから過不足の調整は不要である。
「外税方式、税率10%」の場合、TAA=1,532である。かくしてプロセッサ1は、案分税額として、「ポイント支払」については12円、「割引券支払」については12円、「現金支払」については1,508円をそれぞれ算出する。なおこのとき、上記の数式では、12.4円、12.4円、1,507.0円となり、四捨五入により12円、12円、1,507円と算出され、その合計は1,531円であるから不足分の1円が生じる。そこでプロセッサ1は、この1円を加えた1,508円を「現金支払」についての案分税額とする。
「内税方式、税率8%」の場合、TAA=905である。かくしてプロセッサ1は、案分税額として、「ポイント支払」については7円、「割引券支払」については7円、「現金支払」については890円をそれぞれ算出する。なおこのとき、上記の数式では、7.3円、7.3円、890.2円となり、四捨五入により7円、7円、890円と算出され、その合計は904円であるから不足分の1円が生じる。そこでプロセッサ1は、この1円を加えた891円を「現金支払」についての案分税額とする。
「内税方式、税率10%」の場合、TAA=1,392である。かくしてプロセッサ1は、案分税額として、「ポイント支払」については11円、「割引券支払」については11円、「現金支払」については1,370円をそれぞれ算出する。なおこのとき、上記の数式では、11.3円、11.3円、1,369.3円となり、四捨五入により11円、11円、1,369円と算出され、その合計は1,391円であるから不足分の1円が生じる。そこでプロセッサ1は、この1円を加えた1,370円を「現金支払」についての案分税額とする。
このようにしてプロセッサ1は、案分税額を算出する。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ1が実行することによって、プロセッサ1を中枢部分とするコンピュータは、課税種別毎の総税額のうちの前記複数の決済方法のそれぞれの適用額を案分税額として個別に算出する第2の算出手段として機能する。
ところでこれらの案分税額が、それぞれいくら分の支払いに対して課税されたものであるのかも分かると便利である。そこでプロセッサ1ではここで、案分決済額も算出することとする。案分決済額は、決済方法毎の決済額を、課税種類毎に案分した決済額である。
案分決済額は、対象となる課税種類の適用対象となる商品の表示価格の合計金額をATAと表し、上記のように算出した案分税額をTABと表すならば、内税である課税種類に関しては[SAA×ATA÷SAB]として求まり、外税である課税種類に関しては[SAA×ATA÷SAB+TAB]として求まる。ただし本実施形態においては、上記式による計算結果は四捨五入とする。そしてそれにより生じる決済額の過不足は、SAAが最大である決済方法についての計算結果を増減することで調整することとする。
「外税方式、税率8%」の場合、ATA=11,111である。かくしてプロセッサ1は、案分決済額として、「ポイント支払」については90円、「割引券支払」については90円、「現金支払」については10,931円をそれぞれ算出する。なおこのとき、上記の数式では、90.4円、90.4円、10,930.0円となり、四捨五入により90円、90円、10,930円と算出され、その合計は11,110円であるから不足分の1円が生じる。そこでプロセッサ1は、この1円を加えた10,931円を「現金支払」についての案分決済額とする。
「外税方式、税率10%」の場合、ATA=15,321である。かくしてプロセッサ1は、案分決済額として、「ポイント支払」については125円、「割引券支払」については125円、「現金支払」については15,071円をそれぞれ算出する。なおこのとき、上記の数式では、124.7円、124.7円、15,071.4円となり、四捨五入により125円、125円、15,071円と算出され、その合計は15,321円であるから過不足の調整は不要である。
「内税方式、税率8%」の場合、ATA=12,222である。かくしてプロセッサ1は、案分決済額として、「ポイント支払」については100円、「割引券支払」については100円、「現金支払」については12,023円をそれぞれ算出する。なおこのとき、上記の数式では、99.5円、99.5円、12,022.9円となり、四捨五入により100円、100円、12,023円と算出され、その合計は12,223円であるから過剰分の1円が生じる。そこでプロセッサ1は、この1円を減じた12,022円を「現金支払」についての案分決済額とする。
「内税方式、税率10%」の場合、ATA=15,321である。かくしてプロセッサ1は、案分決済額として、「ポイント支払」については125円、「割引券支払」については125円、「現金支払」については15,071円をそれぞれ算出する。なおこのとき、上記の数式では、124.7円、124.7円、15,071.4円となり、四捨五入により125円、125円、15,071円と算出され、その合計は15,321円であるから過不足の調整は不要である。
「非課税」の場合、ATA=5,000である。かくしてプロセッサ1は、案分決済額として、「ポイント支払」については41円、「割引券支払」については41円、「現金支払」については4,918円をそれぞれ算出する。なおこのとき、上記の数式では、40.7円、40.7円、4918.5円となり、四捨五入により41円、41円、4,919円と算出され、その合計は5,001円であるから過剰分の1円が生じる。そこでプロセッサ1は、この1円を減じた4,918円を「現金支払」についての案分決済額とする。
なお、案分税額及び案分決済額のいずれに関しても、丸め処理の方法及び過不足の調整方法はあくまでも一例であって、例えばPOS端末装置100の設計者などにより適宜に定められてよい。例えば、不足分又は過剰分が2円以上となる場合には、複数の案分税額又は複数の案分決済額を調整するのが好ましい。
ACT14としてプロセッサ1は、明細レシートを印刷する。明細レシートは、既存の別のPOS端末で印刷されるような一般的なレシートに示される情報に加え、案分税額及び案分決済額を示したレシートである。
図4は明細レシートの一部の一例を示す図である。
図4では、上記の一般的なレシートと同等な領域の図示を省略し、その末尾に続く領域を表している。
プロセッサ1は、課税種別毎の商品金額と税額とを領域ARAに表す。プロセッサ1は、領域ARAの1行目には、取引対象となる商品の表示価格の合計額を小計額として表す。このため小計額は、外税適用の商品の税額は含まず、内税適用の商品の税額は含む。プロセッサ1は、領域ARAの2行目から12行目には、課税種別毎の商品の表示価格の合計額と税額とを示すとともに、外税の合計額を示す。プロセッサ1は、領域ARAの13行目には、全ての税の合計額を表す。プロセッサ1は、領域ARAの14行目には、1行目に表した小計額に外税額を加えた金額を合計額として表す。このため、この合計額が決済総額である。
プロセッサ1は、領域ARAに続けて、領域ARB,ARC,ARDを順に形成する。
プロセッサ1は、領域ARBには、「ポイント支払」に関して前述のように算出した案分決済額及び案分税額を表す。プロセッサ1は、領域ARBの1行目には、「ポイント支払」を適用した決済額を表す。プロセッサ1は、領域ARBの2行目及び3行目には、「外税方式、税率8%」に関して算出した案分決済額及び案分税額を表す。プロセッサ1は、領域ARBの4行目及び5行目には、「外税方式、税率10%」に関して算出した案分決済額及び案分税額を表す。プロセッサ1は、領域ARBの6行目及び7行目には、「内税方式、税率8%」に関して算出した案分決済額及び案分税額を表す。プロセッサ1は、領域ARBの8行目及び9行目には、「内税方式、税率10%」に関して算出した案分決済額及び案分税額を表す。プロセッサ1は、領域ARBの10行目には、「非課税」に関して算出した案分決済額を表す。プロセッサ1は、領域ARBの10行目には、「非課税」に関する案分税額が0円であることを表す。
プロセッサ1は、領域ARCには、「割引券支払」に関して前述のように算出した案分決済額及び案分税額を、領域ARBと同様な配置で表す。
プロセッサ1は、領域ARDには、「現金支払」に関して前述のように算出した案分決済額及び案分税額を、領域ARBと同様な配置で表す。
そしてプロセッサ1は、このような明細レシートの画像を表す画像データを生成し、その画像データに基づくレシートの印刷をレシートプリンタ11に指示する。レシートプリンタ11は、プロセッサ1からの指示に従い、画像データが表す画像をレシート用紙に印刷する。これにより、明細レシートが印刷される。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ1が実行することによって、プロセッサ1を中枢部分とするコンピュータは、案分税額を取引の内容ともに表したレシートである明細レシートをレシートプリンタにプリントさせることによって、案分税額を出力する出力手段として機能する。
ACT15としてプロセッサ1は、領収証の発行が必要であるか否かを確認する。プロセッサ1は例えば、領収証を発行する条件が成立するならばYESと判定し、ACT16へと進む。プロセッサ1は例えば、図2中のACT3における登録処理、ACT4における会計処理及びACT5における呼び戻し処理の中で、例えば店員側タッチパネル4又は客側タッチパネル13のいずれかで予め定められた操作により領収証の発行が指示されている場合にYESと判定する。あるいはプロセッサ1は例えば、ACT15にて、店員側タッチパネル4又は客側タッチパネル13のいずれかで予め定められた操作による領収証の発行の要否の指定を待ち受け、発行が必要である旨の指定がなされたならばYESと判定する。あるいはプロセッサ1は、店員又は客の指示に依らずに、例えば無条件でYESと判定するなどしてもよい。どのような状況でACT15にてYESと判定するかは、例えばPOS端末装置100の設計者によって適宜に定められてよい。
ACT16としてプロセッサ1は、明細領収証を印刷する。明細領収証は、既存の別のPOS端末で印刷されるような一般的な領収証に表される情報に加え、案分税額及び案分決済額を示した領収証である。
図5は明細領収証の一部の一例を示す図である。
図5では、上記の一般的な領収証と同等な領域は一部を示し、案分税額及び案分決済額を示した領域を表している。
プロセッサ1は、一般的な領収証に示される画像を形成した領域AREに続けて、領域ARF,ARG,ARHを順に形成する。領域ARF,ARG,ARHは、図4における領域ARB,ARC,ARDと同じ情報を示す。
そしてプロセッサ1は、このような明細領収証の画像を表す画像データを生成し、その画像データに基づくレシートの印刷をレシートプリンタ11に指示する。レシートプリンタ11は、プロセッサ1からの指示に従い、画像データが表す画像をレシート用紙に印刷する。これにより、明細領収証が印刷される。
プロセッサ1は、明細領収証の印刷が完了したならば、図2中のACT1及びACT2の待受状態に戻る。なおプロセッサ1は、例えば領収証を発行する条件が成立しないならば図3中のACT15にてNOと判定し、ACT16を実行することなしに図2中のACT1及びACT2の待受状態に戻る。
ところでプロセッサ1は、図2中のACT3で登録された取引対象の商品又はACT5での呼び戻し処理の対象とした取引の対象となっている商品に関して課税種別が混在していない場合には、図3中のACT7にてNOと判定する。プロセッサ1は、図2中のACT4での決済処理又はACT5での呼び戻し処理の対象となった取引の決済で複数の決済方法が混用されていない場合には、図4中のACT8にてNOと判定する。プロセッサ1は、設定テーブルTAにて明細印字の設定として「無効」が記録されているならば、ACT9にてNOと判定する。またプロセッサ1は、ACT12にて、明細印字を行わない旨が指定されたならばNOと判定する。そしてプロセッサ1はこれらのいずれの場合にも、ACT17へと進む。
ACT17としてプロセッサ1は、通常レシートを印刷する。通常レシートは、既存の別のPOS端末で印刷されるような一般的なレシートに表される情報を示し、案分税額及び案分決済額を示さないレシートである。
ACT18としてプロセッサ1は、領収証の発行が必要であるか否かを確認する。プロセッサ1は例えば、領収証を発行する条件が成立するならばYESと判定し、ACT19へと進む。上記の条件は、ACT15と同じであっても、別であってもよい。
ACT19としてプロセッサ1は、通常領収証を印刷する。通常領収証は、既存の別のPOS端末で印刷されるような一般的な領収証に表される情報を示し、案分税額及び案分決済額を示さない領収証である。
プロセッサ1は、通常領収証の印刷が完了したならば、図2中のACT1及びACT2の待受状態に戻る。なおプロセッサ1は、例えば領収証を発行する条件が成立しないならば図3中のACT18にてNOと判定し、ACT19を実行することなしに図2中のACT1及びACT2の待受状態に戻る。
以上のようにPOS端末装置100は、課税種別毎、かつ決済方法毎の案分税額を示した明細レシートを印刷する。従って、案分税額を明細レシートから簡易に確認することができ、適用する課税種別が異なる複数の商品が混在し、かつ決済額を複数の決済方法で分担して決済した取引に関する税務処理を簡易とすることができる。
またPOS端末装置100は、課税種別毎、かつ決済方法毎の案分税額を示した明細領収証を印刷する。従って、案分税額を明細領収証から簡易に確認することができ、適用する課税種別が異なる複数の商品が混在し、かつ決済額を複数の決済方法で分担して決済した取引に関する税務処理を簡易とすることができる。
またPOS端末装置100は、課税種別毎、かつ決済方法毎の案分決済額を明細レシート及び明細領収証に示す。従って、案分税額を明細領収証から簡易に確認することができ、適用する課税種別が異なる複数の商品が混在し、かつ決済額を複数の決済方法で分担して決済した取引に関する税務処理をさらに簡易とすることができる。
ところで明細レシート及び明細領収証は、図4及び図5に示すように、通常レシート及び通常領収証よりも大幅に長くなる。案分税額及び案分決済額は、多くの一般消費者には不要である場合が多く、そのような客に明細レシート及び明細領収証を渡すと、客が煩わしく感じるおそれがある。また、案分税額及び案分決済額の表示を必要としない客に対して明細レシート及び明細領収証を印刷することは、レシート用紙の無駄な消費となる。しかしながらPOS端末装置100は、ユーザ設定及びユーザの指示に応じて必要に応じて明細レシート及び明細領収証を印刷する。従って、客を煩わせてしまうこと、あるいはレシート用紙を無駄に消費してしまうことを防止できる。とくにPOS端末装置100は、業者カードが読み取られているなどにより業務取引であることが判明している場合には、明細レシート及び明細領収証を印刷する。これにより、必要な明細レシート及び明細領収証の印刷を容易に行える。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
セルフタイプ又はセミセルフタイプのPOS端末装置として実現することも可能である。又は、他のPOS端末装置で登録及び決済がなされた取引、あるいは他の登録装置で登録され、他の決済装置で決済された取引に関して案分税額を算出して出力する情報処理装置として実現することも可能である。
明細レシート及び明細領収証のいずれか一方のみを印刷可能としてもよい。つまりプロセッサ1は例えば、図3中のACT14からACT18へと進むようにしてもよい。あるいはプロセッサ1は例えば、図3中のACT14に代えてACT17と同様な処理を実行した後、ACT15へと進んでもよい。
プロセッサ1は、領収証の印刷が必要である場合に、明細領収証及び通常領収証の何れを印刷するかを、明細レシート及び通常レシートの何れを印刷するかの判定とは別に行ってもよい。
案分税額の出力は、印刷には限らず、別の情報端末への送信、あるいは記憶メディアへの書き込みなど、別の様々な出力方法での出力を適用できる。
情報処理によりプロセッサ1が実現する各機能は、その一部又は全てをロジック回路などのようなプログラムに基づかない情報処理を実行するハードウェアにより実現することも可能である。また上記の各機能のそれぞれは、上記のロジック回路などのハードウェアにソフトウェア制御を組み合わせて実現することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…プロセッサ、2…メイン記憶ユニット、3…補助記憶ユニット、4…店員側タッチパネル、5…キーボード、6…固定スキャナ、7…ハンディスキャナ、8…クレジットカードリーダ、9…近接通信ユニット、10…カードリーダ/ライタ、11…レシートプリンタ、12…釣銭ユニット、13…客側タッチパネル、14…通信ユニット、15…伝送路、100…POS端末装置、200…通信ネットワーク。

Claims (5)

  1. 一取引の対象として含まれ、決済に際して適用する課税種別が異なる商品が混在する複数の商品に関する決済額に関して複数の決済方法で分担して行われた決済に関して、課税種別毎に、その課税種別が適用された商品に関する総税額を算出する第1の算出手段と、
    前記第1の算出手段により算出された課税種別毎の総税額のうちの前記複数の決済方法のそれぞれの適用額を個別に算出する第2の算出手段と、
    前記第2の算出手段により算出された適用額を出力する出力手段と、
    を具備する情報処理装置。
  2. 一取引の対象として含まれ、決済に際して適用する課税種別が異なる商品が混在する複数の商品に関する決済額を複数の決済方法で分担して決済する決済手段、をさらに備え、
    前記第1の算出手段は、前記決済手段での決済に関して、課税種別毎に、その課税種別が適用された商品に関する総税額を算出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記出力手段は、前記第2の算出手段により算出された適用額を、一取引の内容とともに表したレシートをプリンタにプリントさせる、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータを、
    一取引の対象として含まれ、決済に際して適用する課税種別が異なる商品が混在する複数の商品に関する決済額に関して複数の決済方法で分担して行われた決済に関して、課税種別毎に、その課税種別が適用された商品に関する総税額を算出する第1の算出手段と、
    前記第1の算出手段により算出された課税種別毎の総税額のうちの前記複数の決済方法のそれぞれの適用額を個別に算出する第2の算出手段と、
    前記第2の算出手段により算出された適用額を出力する出力手段と、
    して機能させるための情報処理プログラム。
  5. 情報処理装置に備えられたコンピュータが、
    一取引の対象として含まれ、決済に際して適用する課税種別が異なる商品が混在する複数の商品に関する決済額に関して複数の決済方法で分担して行われた決済に関して、課税種別毎に、その課税種別が適用された商品に関する総税額を算出し、
    算出された課税種別毎の総税額のうちの前記複数の決済方法のそれぞれの適用額を個別に算出し、
    算出された適用額を出力する、
    情報処理方法。
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