JP2007126723A - 小形真空浸炭炉 - Google Patents

小形真空浸炭炉 Download PDF

Info

Publication number
JP2007126723A
JP2007126723A JP2005321400A JP2005321400A JP2007126723A JP 2007126723 A JP2007126723 A JP 2007126723A JP 2005321400 A JP2005321400 A JP 2005321400A JP 2005321400 A JP2005321400 A JP 2005321400A JP 2007126723 A JP2007126723 A JP 2007126723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling chamber
inlet
plate
chamber
heating chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005321400A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takado
亮 高堂
Yoshiyuki Iwagami
良行 岩上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nachi Fujikoshi Corp filed Critical Nachi Fujikoshi Corp
Priority to JP2005321400A priority Critical patent/JP2007126723A/ja
Publication of JP2007126723A publication Critical patent/JP2007126723A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)

Abstract

【課題】横方向及び縦方向に大きなスペースを必要としない、かつ炉体の剛性をアップと重量軽減を図り、炉の製作費、輸送費等のコスト低減をした小形真空浸炭炉を提供。
【解決手段】冷却室 2を縦型円筒部70形状とし、冷却室の入口側に入口角型部材72を貫通接続し、入口角型部材72には中間板74、入口扉 1が設置されている。冷却室 2の入口側の反対側に出口角型部材73を貫通接続し、出口角型部材73に冷却室出口フランジ33を取付け、加熱室 3を縦型円筒部80形状とし、冷却室出口フランジ33と加熱室 3との間にプレート60を設け、プレート60を冷却室出口フランジ33に連結し、プレート60と加熱室入口フランジ6とを連結して、冷却室 2と加熱室 3とを連結し、かつ昇降可能な中間扉 4を、冷却室出口フランジ33に連結したプレート60に取り付け、中間扉 4の昇降駆動手段は冷却室 2内部へ取り込んだ外接歯車 14、15の噛み合わせにより行うようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、入口扉と冷却室と加熱室を有し、冷却室と加熱室を中間扉で仕切った比較的浸炭処理量が少量のバッチ型小形真空浸炭炉の炉体形状に関する。
従来の入口扉と冷却室と加熱室を有し、冷却室と加熱室を中間扉で仕切ったバッチ型真空浸炭炉としては、例えば特許文献1、2及び3に記載されている例がある。これらのバッチ型真空浸炭炉は箱型形状の冷却室と箱型又は横型円筒形状の加熱室を有し、入口扉と中間扉とは上方に延びるシリンダで昇降され、横方向及び縦方向に大きなスペースを必要とした大型装置となっていた。
特公昭62-4464 号公報 特許第2963869 号公報 実開平03-41837号公報
真空浸炭炉をはじめとする真空熱処理炉は炉内を1〜10Kpa 程度に減圧し処理を行うが、炉体外部からの大気圧により炉体の変形を防止するため炉体部材の肉厚を厚くしたりリブ等の補助部材を入れたりするのが一般的である。そのため炉体は重量的に重くなり、材料費・加工費および輸送費等のコスト高になることは必至である。上記特許文献1、2及び3に記載されている炉では、構成ブロック図は記載されているが、炉体形状に関する記載もなく示唆もない。
本発明の課題は、比較的浸炭処理量が少量のバッチ型小形真空浸炭炉において、横方向及び縦方向に大きなスペースを必要としない、かつ炉体の剛性をアップと重量軽減を図り、炉の製作費、輸送費等のコスト低減をした小形真空浸炭炉を提供することにある。
このため本発明は、入口扉と冷却室と加熱室を有し、冷却室と加熱室を中間扉で仕切った比較的浸炭処理量が少量のバッチ型小形真空浸炭炉において、
冷却室を縦型円筒部形状とし、上部はフランジ付きかつ凸面を有する鏡板により密閉し、前記冷却室の入口側に入口角型部材を貫通接続して入口扉を設置し、
前記冷却室の入口側の反対側に出口角型部材を貫通接続し、前記出口角型部材に冷却室出口フランジを取付け、
前記加熱室を縦型円筒部形状とし、加熱室入口側に加熱室入口フランジを設け、
前記冷却室出口フランジと前記加熱室との間にプレートを設け、前記プレートを前記冷却室出口フランジに連結し、前記プレートと加熱室入口フランジとを連結して、前記冷却室と加熱室とを連結しことを特徴とする小形真空浸炭炉を提供することによって上述した課題を解決した。
本発明では、冷却室と加熱室とを縦型円筒部形状としたので、鋼板を丸めて溶接するだけで安価で重量軽減となり、かつ円筒部形状と冷却室上部はフランジ付きかつ凸面を有する鏡板により密閉することと合わせて炉体の剛性をアップをはかった。また冷却室の入口側に入口角型部材を貫通接続して入口扉を設置し、冷却室の入口側の反対側に出口角型部材を貫通接続し、出口角型部材に冷却室出口フランジを取付け、冷却室出口フランジと加熱室との間にプレートを設け、プレートを冷却室出口フランジに連結し、プレートと加熱室入口フランジとを連結して、冷却室と加熱室とを連結したので、従来の装置のような入口扉と中間扉とを上方に延びるシリンダで昇降して縦方向に大きなスペースを必要とすることをなくしたので、極めてコンパクト、小型で、横方向及び縦方向に大きなスペースを必要とすることをなく、かつ炉体の剛性をアップと重量軽減を図り、炉の製作費、輸送費等のコスト低減をした小形真空浸炭炉を提供するものとなった。
好ましくは、前記昇降可能な中間扉を、前記冷却室出口フランジに連結した前記プレートに取り付け、前記中間扉の昇降駆動手段は前記冷却室内部へ取り込んだ外接歯車の噛み合わせにより行うようにした。
さらに好ましくは、冷却室の下部は凸面を有する鏡板により密閉することにより、より炉体の剛性をアップと重量軽減を図ることができる。
本発明を実施するための最良の形態の一例を図1乃至図4を参照して説明する。図1は本発明の実施形態の小形真空浸炭炉の概略側面断面図、図2は図1のA−A線に沿った概略平面断面図、図3は図2の冷却室、プレート、中間扉、加熱室の連結部の詳細部分拡大図、図4は図1の左側面図で、冷却室の前面及び入口扉を示す。
本発明の実施形態の小形真空浸炭炉は、図1の左方から入口扉 1と冷却室 2と加熱室 3を有し、冷却室 2と加熱室 3を中間扉 4で仕切った比較的浸炭処理量が少量のバッチ型小形真空浸炭炉である。本発明では、冷却室 2を縦型円筒部70形状とし、上部はフランジ付きかつ凸面を有する鏡板71により密閉し、底部は凸面を有する鏡板76により密閉した。冷却室の入口側に入口角型部材72を貫通接続し溶接等で縦型円筒部入口側77と一体化されている。入口角型部材72には中間板74が取付けられ、中間板74にはワーク通過用開口部78があり、ワーク通過用開口部78には入口扉 1が設置されている。冷却室 2の入口側の反対側に出口角型部材73を貫通接続し溶接等で縦型円筒部出口側79と一体化されている。出口角型部材73に冷却室出口フランジ33を取付け、加熱室 3を縦型円筒部80形状とし、加熱室入口側に加熱室入口フランジ 6を設け、冷却室出口フランジ33と加熱室 3との間にプレート60を設け、プレート60を冷却室出口フランジ33に連結し、プレート60と加熱室入口フランジ 6とを連結して、冷却室 2と加熱室 3とを連結し、かつ昇降可能な中間扉 4を、冷却室出口フランジ33に連結したプレート60に取り付け、中間扉 4の昇降駆動手段は冷却室 2内部へ取り込んだ外接歯車 14、15(図2)の噛み合わせにより行うようにしたものである。冷却室内は下部に油槽 9があり、炉内搬送装置30と図示しないワーク上下用エレベータが設置されている。加熱室 3は断熱材枠が挿入できる開口部81がある。75は脚で、縦型円筒部70底部に溶接されている。
図3に示す図2の冷却室、プレート、中間扉、加熱室の連結部の詳細部分拡大図でみてわかるように、中間扉 4は、冷却室外部に設けられた昇降駆動手段13から冷却室内部に伸びる外接歯車 14、15を介してエンドレスチェーン17により上下し、下降端では、リンク装置 18、19によりシーリングプレート29を介して加熱室側に押し付けられる。エンドレスチェーン17は被処理物 8の流れ方向中心の両側に各1基あり、エンドレスチェーン17のチェーンホイール16の支承軸26は、アングル部材27により、プレート60に取り付けられている。冷却室出口フランジ33に貼り付けられるプレート60は、水冷ジャケット25を有し、シーリングプレート29は、真空シール用Oリング溝に入れられた真空シール用Oリング23、及び水冷ジャケットシール溝に入れられた水冷ジャケットシール 24、24をそれぞれ有し、真空シール用Oリング23は水冷ジャケット25により冷却されている。
本発明では、冷却室 2をと加熱室 3と縦型円筒部 70、80形状とし、鋼板を丸めて溶接するだけで安価で重量軽減となり、かつ円筒部形状と冷却室上部はフランジ付きかつ凸面を有する鏡板71により密閉することと合わせて炉体の剛性をアップをはかった。また冷却室 2の入口側に入口角型部材72を貫通接続して入口扉 1を設置し、冷却室 2の入口側の反対側に出口角型部材73を貫通接続し、出口角型部材73に冷却室出口フランジ33を取付け、冷却室出口フランジ33と加熱室 3との間にプレート60を設け、プレート60を冷却室出口フランジ34に連結し、プレート60と加熱室入口フランジ33とを連結して、冷却室 2と加熱室 3とを連結し、かつ昇降可能な中間扉 4を、冷却室出口フランジ33に連結したプレート60に取り付け、中間扉60の昇降駆動手段は冷却室内部へ取り込んだ外接歯車 14、15の噛み合わせにより行うようにしたので、従来の装置のような入口扉と中間扉とを上方に延びるシリンダで昇降して縦方向に大きなスペースを必要とすることをなくしたので、極めてコンパクト、小型で、横方向及び縦方向に大きなスペースを必要とすることをなく、かつ炉体の剛性をアップと重量軽減を図り、炉の製作費、輸送費等のコスト低減をした小形真空浸炭炉を提供するものとなった。
好ましくは、冷却室の下部は凸面を有する鏡板76により密閉することにより、より炉体の剛性をアップと重量軽減を図ることができる。
本発明の実施形態の小形真空浸炭炉の概略側面断面図。 図2は図1のA−A線に沿った概略平面断面図。 図2の中間扉と加熱室との真空シール詳細部分の部分拡大図。 図1の左側面図で、冷却室の前面及び入口扉を示す。
符号の説明
1:入口扉、2:冷却室、3:加熱室、4:中間扉、6:加熱室入口フランジ
33:冷却室出口フランジ、60:プレート

Claims (3)

  1. 入口扉と冷却室と加熱室を有し、冷却室と加熱室を昇降可能な中間扉で仕切った比較的浸炭処理量が少量のバッチ型小形真空浸炭炉において、
    冷却室を縦型円筒部形状とし、上部はフランジ付きかつ凸面を有する鏡板により密閉し、前記冷却室の入口側に入口角型部材を貫通接続して入口扉を設置し、
    前記冷却室の入口側の反対側に出口角型部材を貫通接続し、前記出口角型部材に冷却室出口フランジを取付け、前記加熱室を縦型円筒部形状とし、加熱室入口側に加熱室入口フランジを設け、
    前記冷却室出口フランジと前記加熱室との間にプレートを設け、前記プレートを前記冷却室出口フランジに連結し、前記プレートと加熱室入口フランジとを連結して、前記冷却室と加熱室とを連結したことを特徴とする小形真空浸炭炉。
  2. 前記昇降可能な中間扉を、前記冷却室出口フランジに連結した前記プレートに取り付け、前記中間扉の昇降駆動手段は前記冷却室内部へ取り込んだ外接歯車の噛み合わせにより行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の小形真空浸炭炉。
  3. 冷却室の下部は凸面を有する鏡板により密閉したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の小形真空浸炭炉。
JP2005321400A 2005-11-04 2005-11-04 小形真空浸炭炉 Pending JP2007126723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005321400A JP2007126723A (ja) 2005-11-04 2005-11-04 小形真空浸炭炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005321400A JP2007126723A (ja) 2005-11-04 2005-11-04 小形真空浸炭炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007126723A true JP2007126723A (ja) 2007-05-24

Family

ID=38149600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005321400A Pending JP2007126723A (ja) 2005-11-04 2005-11-04 小形真空浸炭炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007126723A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127350A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Nachi Fujikoshi Corp 小形真空浸炭炉
CN106319436A (zh) * 2016-10-26 2017-01-11 东北大学 真空渗碳炉及使用其的渗碳方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5131607A (ja) * 1974-09-10 1976-03-17 Shimadzu Corp Shinkuyakiirero

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5131607A (ja) * 1974-09-10 1976-03-17 Shimadzu Corp Shinkuyakiirero

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127350A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Nachi Fujikoshi Corp 小形真空浸炭炉
CN106319436A (zh) * 2016-10-26 2017-01-11 东北大学 真空渗碳炉及使用其的渗碳方法
CN106319436B (zh) * 2016-10-26 2019-01-08 东北大学 真空渗碳炉及使用其的渗碳方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1926249B (zh) 双室型热处理炉
JP2007126723A (ja) 小形真空浸炭炉
CN101952950A (zh) 搬送装置、真空处理装置、以及搬送方法
JP4210788B2 (ja) 加工装置の扉開閉装置
JP2007127357A (ja) 小形真空浸炭炉
TW201326716A (zh) 爐內搬送裝置及加熱爐
JP4325757B2 (ja) 小形真空浸炭炉使用方法
DE60322438D1 (de) Dichtungsstruktur einer festen förderschnecke und verfahren zur herstellung von reduziertem metall mit der dichtungsstruktur
CN115233145A (zh) 一种用于销轴的光中氮化装置及其制造工艺
JP4325756B2 (ja) 小形真空浸炭炉使用方法
JP2007138252A (ja) 真空浸炭炉の熱処理室の入口扉
KR101122988B1 (ko) 챔버 개구부에 보강재가 결합된 진공처리장치
JP4753294B2 (ja) 小形真空浸炭炉
CN105318715B (zh) 积木式连续式加热炉
CN215050513U (zh) 一种静音链轮生产用淬火设备
CN201362739Y (zh) 金属钛卷材真空热处理炉
KR100903551B1 (ko) 소둔로 및 그를 사용한 소둔처리시스템
CN214172966U (zh) 一种加热炉用上料装置
CN2789698Y (zh) 台车炉砂封装置
CN211903714U (zh) 具备限位功能输送装置的可控气氛隧道炉
JP7160787B2 (ja) 二段式エレベータを有する熱処理炉
CN220187427U (zh) 一种加热炉煤气消耗设备
KR101189028B1 (ko) 골분 사리화 장치
US680726A (en) Heating-furnace.
JP2018080372A (ja) 熱処理装置用昇降機構、熱処理装置、熱処理装置設置空間、および熱処理装置設置方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080919

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110329