JP2007124326A - 特定エリア内でのセキュリティシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】特定エリア内での、携帯電話機が発する電磁波の停止及び代替手段としての通話機能を実現する。
【解決手段】携帯電話検出機構10は、携帯電話機7の病院内への入館を小電力無線通信によって検出して携帯電話機7を着信モードからオフラインモードに変更し、携帯電話機7の入館情報及び所有者情報等を制御装置7に送信する。制御装置7は、携帯電話機7のユーザーが契約する携帯電話事業者の交換機に接続して着信電話転送機能を有効にした上で、自己の電話番号を転送先に設定する。携帯電話機7への呼出要求の転送を受けた制御装置5は、配下の表示端末6に小電力無線通信によって院内の携帯電話機7を検出させ、検出した表示端末6に携帯電話機7の所有者情報を表示させる。携帯電話機7の使用者が表示端末6の通話機能を要求すると、制御装置5は携帯電話機8との通話を実現する。
【選択図】図1

Description

この発明は、病院等の特定エリア内でのセキュリティシステムの構築に関する。
従来、屋内のセキュリティシステムとして、通信網(電話回線、IP網)を介して外部の遠隔監視サービスセンタ等のコンピュータと接続された制御装置の配下に、表示端末やインターホンや各種センサや映像記録装置等が配備されている。ここで、表示端末は、各部屋や通路等に等間隔で設置され、各センサの状態の確認やインターホンの応対等の各種機能を備えている。
特開2003−23660号公報 特開2005−51820号公報
ところで、現在、携帯電話機が発する電磁波は病院内の精密機器の動作に影響を与える可能性から、院内での携帯電話機の使用は規制されている。病院以外にも、電車や飛行機内での携帯電話機の使用の自粛が求められており、又、美術館や図書館等、静粛性が求められるエリアでは、携帯電話機の電波をOFFにする又は携帯電話機の呼出音を鳴動させないことが求められている。
そこで、携帯電話機の使用が規制される特定エリア内での、携帯電話機が発する電磁波の停止及びそれに代わる通話機能が、既存のセキュリティシステムを応用して実現出来ないかが、問われている。
この発明は以上の課題認識を踏まえて成されたものであり、特定エリア内での携帯電話機が発する電磁波の自動停止を実現し、更には携帯電話機による無線通話の代替手段としての有線による通話機能を実現し得るセキュリティシステムを提供することを、その目的としている。
この発明の主題は、携帯電話機の使用が規制される特定エリア内で用いられるセキュリティシステムであって、前記特定エリア内の出入り口付近に該当する第1領域内に配備され、小電力無線通信を行う第1通信部、LANによる有線通信を行う第2通信部並びに前記第1及び第2通信部を制御する制御部を有する第1読み出し部と、前記第1領域よりも前記特定エリア内のより内部に入った第2領域内に配備され、小電力無線通信を行う第1通信部、LANによる有線通信を行う第2通信部並びに前記第1及び第2通信部を制御する制御部を有する第2読み出し部と、前記第2領域よりも更に前記特定エリア内のより内部に入った第3領域内に配備され、小電力無線通信を行う第1通信部、LANによる有線通信を行う第2通信部並びに前記第1及び第2通信部を制御する制御部を有する第3読み出し部と、前記第1読み出し部の前記第2通信部、前記第2読み出し部の前記第2通信部及び前記第3読み出し部の前記第2通信部の各々と有線で繋がった通信部と、当該通信部を制御する制御部とを有する識別機能部とを備えており、前記第1領域、前記第2領域及び第3領域は何れも小電力無線通信による電磁波が届く範囲の規模の領域であり、小電力無線通信機能を備えた携帯電話機が当該携帯電話機の使用者の移動に伴い前記第1領域内に入った場合には、前記第1読み出し部の前記第1通信部は、当該携帯電話機との間で小電力無線通信を行って当該携帯電話機の情報を読み出し、取得した当該情報を与える第1通知信号を前記識別機能部の前記通信部を介して前記識別機能部の前記制御部に送信し、前記携帯電話機が前記使用者の移動に伴い前記第2領域内に入った場合には、前記第2読み出し部の前記第1通信部は、前記携帯電話機との間で小電力無線通信を行って前記携帯電話機の情報を読み出し、取得した当該情報を与える第2通知信号を前記識別機能部の前記通信部を介して前記識別機能部の前記制御部に送信し、前記携帯電話機が前記使用者の移動に伴い前記第3領域内に入った場合には、前記第3読み出し部の前記第1通信部は、前記携帯電話機との間で小電力無線通信を行って前記携帯電話機の情報を読み出し、取得した当該情報を与える第3通知信号を前記識別機能部の前記通信部を介して前記識別機能部の前記制御部に送信し、前記第1読み出し部、前記第2読み出し部及び前記第3読み出し部の内の少なくとも一つの読み出し部は、前記携帯電話機との間の小電力無線通信によって前記携帯電話機から読み出すべき情報として、前記携帯電話機の固有識別情報及び所有者情報の両方を読み出して取得する一方、前記第1読み出し部、前記第2読み出し部及び前記第3読み出し部の内でその他の読み出し部の全ては、前記携帯電話機との間の小電力無線通信によって前記携帯電話機から読み出すべき情報として、前記携帯電話機の前記固有識別情報及び前記所有者情報の内の何れか一方のみを読み出して取得し、前記識別機能部の前記制御部は、前記第1通知信号、前記第2通知信号及び前記第3通知信号をこの順序で所定の時間内に受信した場合には、前記携帯電話機は外部から前記特定エリア内に入館したものと判断した上で、前記携帯電話機のモードを着信モードから基地局へ電波を発しないオフラインモードに変更する様に指令する、あるいは、前記携帯電話機のモードを前記携帯電話機の呼出音を鳴動させないマナーモードに設定する様に指令する第1コマンドを、前記識別機能部の前記通信部及び前記第3読み出し部の前記第2通信部を介して、前記第3読み出し部の前記制御部へ送信し、前記第3読み出し部の前記制御部は、前記第1コマンドの受信後に、当該第1通信部を介した前記携帯電話機との間の小電力無線通信の実行によって、前記携帯電話機に対して、そのモードを前記着信モードから前記オフラインモードに変更させる、あるいは、そのモードを前記マナーモードに設定させることを特徴とする。
以下、この発明の主題の様々な具体化を、添付図面を基に、その効果・利点と共に、詳述する。
請求項1に係る発明によれば、小電力無線通信を通じて、特定エリア内に入館した携帯電話機が基地局へ発する電波を自動的に停止させることが出来る。あるいは、小電力無線通信を通じて、特定エリア内に入館した携帯電話機のモードを自動的にマナーモードに設定させることが出来る。
請求項2に係る発明によれば、小電力無線通信を通じて、特定エリア内から退館する携帯電話機のモードを、基地局へ電波を発しないモードから着信モードに自動的に変更することが出来る。あるいは、小電力無線通信を通じて、特定エリア内から退館する携帯電話機のマナーモードを自動的に解除させることが出来る。
請求項3に係る発明によれば、特定エリア内に入館した結果、携帯電話機を用いた通話を行えなくなった当該携帯電話機の使用者は、自己を呼び出しする個別の表示端末及び制御装置を通じた有線通信により、当該表示端末のインターホン機能部を使用して、呼出要求を発した特定エリア外に存在する携帯電話機の使用者と通話を行えることが出来る。
請求項4に係る発明によれば、小電力無線通信を通じて、特定エリア内に入館した携帯電話機が基地局へ発する電波を自動的に停止させることが出来る。あるいは、小電力無線通信を通じて、特定エリア内に入館した携帯電話機のモードを自動的にマナーモードに設定させることが出来る。
(実施の形態1)
図1は、病院でのセキュリティシステムの構成を模式的に示すブロック図である。本システムは、大別して、制御装置5、その配下の機器としての複数台の表示端末6及び携帯電話検出機構10から成る。この内、携帯電話検出機構10は、携帯電話機7がその使用者Aの移動に伴い外部から院内に入館する場合にはその入館を検出して携帯電話機7の動作モードをオフラインモードに変更させる一方で、携帯電話機7がその使用者Aの移動に伴い院内から外部に退館する場合にはその退館を検出して携帯電話機7の動作モードを再び着信モードに変更させる機能を有する。尚、携帯電話検出機構10の構成及びその動作については、別の図面を用いて後述する。又、制御装置5は、表示端末の管理、回線制御や動作管理等、本システム全般の制御を担う中核部を成す装置であり、CPUやメモリ(図示せず)等を備えており、しかも、携帯電話検出機構10の識別機能部(後述する)と有線を介して接続され且つ通信回線9を介して公衆通信網に接続されている。又、各表示端末6は、音声の入出力(通話等)、画像の表示機能や小電力無線通信機能等、本システム全般の表示及び操作機能を担う機器であり、制御装置5に有線によって接続されており、制御装置5によってその動作が制御される。
図2は、各表示端末6の構成を模式的に示すブロック図である。図2に示す通り、表示端末6は、制御装置5との間でLANによる有線通信を行う第3通信部6Aと、小電力無線通信を行う第4通信部6Bと、音声の入出力を行うインターホン機能部(スピーカ6D及びマイク6Eから成る。:ヘッドフォンでも良い。)と、画像の表示機能を担うモニタ6Fと、モニタ6F上に表示され且つ操作機能(例えば、通話釦、切断釦、保留釦等の操作部)を有するタッチパネル(入力部)6Gと、第3通信部6A、第4通信部6B、インターホン機能部6D,6E、モニタ6F及びタッチパネル6Gの各々を制御する制御部(CPU及びメモリ等を有する。)6Cを有している。尚、表示端末6は、タッチパネル6Gに代えて、機械的な操作用ボタンを入力部として有していても良い。ここで、本実施の形態で言う「小電力無線通信」とは、UHF−RFIDやZigBee等の無線通信であって、5m程度の近距離無線通信を意味する。この小電力無線通信は、例えば、赤外線や、BluetoothやUWB等の無線技術によって具現化される。
本システムは、大別すると、(A)携帯電話機7の入館を検知して、同機7の動作モードを、携帯電話事業者の基地局への電波出力を行わない動作モード(オフラインモード)に自動的に変更させる部分と、(B)携帯電話機7への着信を転送先(病院内)において検知し、且つ、転送先の近隣の表示端末を用いて携帯電話機7を識別し、ユーザー操作によって有線による通話を可能とする部分より成る。
以下では、本システムの動作を、携帯電話機7が院内に入館する場合と院内から退館する場合とに分けて、説明する。尚、本実施の形態では、院内に入退館する携帯電話機は、既述した小電力無線通信機能を有しており、且つ、当該機能が有効になっていることが、前提となっている。従って、携帯電話機7は、小電力無線通信用の送受信機を搭載している。
<携帯電話機7が外部より病院内に入館する場合の動作>
(1)携帯電話機の入館の検出
携帯電話検出機構10は、使用者Aの携帯電話機7が病院内(特定エリア内)に使用者Aの移動に伴い入館したことを検出し、直ちに、携帯電話機7と小電力無線通信を行って、携帯電話機7の動作モードを、基地局へ電波を発しないモード(オフラインモード)へ設定変更させる。以下、携帯電話検出機構10の一般的構成及びその動作について、図3を参照して記載する。
図3は、携帯電話検出機構10の一般的構成を模式的に示すブロック図である。同機構10は、携帯電話機の情報を読み出してその情報を伝達する読み出し部1〜3と、その情報に基づいて携帯電話機が入館したか退館したかを識別してその結果を制御装置5へ通知する識別機能部4とから構成される。詳細は次の通りである。
先ず、第1読み出し部1が、特定エリア内の出入り口付近に該当する第1領域RA内に配備されている。ここで、図4は、各読み出し部の構成を示すブロック図である。従って、第1読み出し部1は、既述した小電力無線通信を行う第1通信部1A、LANにより識別機能部4との間で有線通信を行う第2通信部1C並びに第1及び第2通信部1A,1Cを制御する制御部1B(CPU、メモリ等を備える)を有する。
又、第2読み出し部2が、第1領域RAよりも当該特定エリア内のより内部に入った第2領域RB内に配備されており、同部2は、同様に、小電力無線通信を行う第1通信部2A、LANによる有線通信を行う第2通信部2C並びに第1及び第2通信部2A,2Cを制御する制御部2Bを有する。
更に、第3読み出し部3が、第2領域RCよりも更に当該特定エリア内のより内部に入った第3領域RC内に配備されており、同部3もまた、小電力無線通信を行う第1通信部3A、LANによる有線通信を行う第2通信部3C並びに第1及び第2通信部3A,3Cを制御する制御部3Bを有する。
ここで、図3の第1領域RA、第2領域RB及び第3領域RCは何れも、既述した小電力無線通信による電磁波が届く範囲の規模の領域である。
そして、各読み出し部1〜3は、常時、読み出しの状態に設定されており、各読み出し部1〜3の第1通信部1A,2A,3Aは小電力無線通信用の送受信機(図示せず)を具備している。
又、図5は、図3の識別機能部4の内部構成を模式的に示すブロック図である。同図より、識別機能部4は、第1読み出し部1の第2通信部1C、第2読み出し部2の第2通信部2C及び第3読み出し部3の第2通信部3Cの各々と有線で繋がった第5通信部4Aと、制御装置5と有線で繋がった第6通信部4Cと、両通信部4A,4Cを制御すると共に携帯電話機の入館の有無等を判断する機能を呈する制御部4B(CPU、メモリ等を有する。)を有する。
図3に於いて、入館時の携帯電話機の検出は、次の通りに行われる。即ち、小電力無線通信機能を備えた携帯電話機7が当該携帯電話機7の使用者の移動に伴い外部から第1領域RA内に入った場合には、第1読み出し部1の第1通信部1Aの送信機から発する小電力無線の電波が届く範囲内に携帯電話機7が入ったことになるので、第1読み出し部1の第1通信部1Aは、当該携帯電話機7との間で小電力無線通信を行って、当該携帯電話機7の固有識別情報(ハードウエアに関する番号;例えば製品のシリアル番号)及び所有者情報(電話番号の他、氏名やメールアドレス等)の読み出し要求を当該携帯電話機7に発し、当該携帯電話機7はその小電力無線受信機で当該情報読み出し要求を受信してそれらの情報を小電力無線によってその小電力無線送信機から第1読み出し部1の第1通信部1Aに発し、その結果、第1読み出し部1の第1通信部1Aの小電力無線受信機は携帯電話機7から発された上記情報を取得する。そして、第1読み出し部1の制御部1Bは、第1通信部1Aの小電力無線受信機で取得した携帯電話機7の上記固有識別情報及び所有者情報を与える第1通知信号を、第2通信部1C及び識別機能部4の第5通信部4Aを介して、識別機能部4の制御部4Bに送信する。
更に携帯電話機7がその使用者の移動に伴い第1領域RAから第2領域RB内に入った場合には、第2読み出し部2の第1通信部2Aは、携帯電話機7との間で同様に小電力無線通信を行って当該携帯電話機7の上記固有識別情報及び所有者情報を読み出し、第2読み出し部2の制御部2Bは、携帯電話機7から取得した上記固有識別情報及び上記所有者情報を与える第2通知信号を、第2通信部2C及び識別機能部4の第5通信部4Aを介して、識別機能部4の制御部4Bに送信する。
更に携帯電話機7がその使用者の移動に伴い第2領域RBから第3領域RC内に入った場合には、第3読み出し部3の第1通信部3Aは、携帯電話機7との間で同様な小電力無線通信を行って携帯電話機7からその固有識別情報及び所有者情報を読み出し、第3読み出し部3の制御部3Bは、取得した携帯電話機7の上記固有識別情報及び上記所有者情報を与える第3通知信号を、その第2通信部3C及び識別機能部の第5通信部4Aを介して、識別機能部4の制御部4Bに送信する。
そして、識別機能部4の制御部4Bは、上記の第1通知信号、第2通知信号及び第3通知信号をこの順序で所定の時間内に受信した場合には、携帯電話機7は外部から当該特定エリア内に入館したものと判断した上で、当該携帯電話機7の動作モードを着信モードから基地局へ電波を発しないオフラインモードに変更する様に指令する第1コマンドを、識別機能部4の第5通信部4A及び第3読み出し部3の第2通信部3Cを介して、第3読み出し部3の制御部3Bへ送信する。その結果、第3読み出し部3の制御部3Bは、上記第1コマンドの受信後に、その第1通信部3Aと携帯電話機7との間の小電力無線通信の実行によって、当該携帯電話機7に対して、そのモードを着信モードからオフラインモードに変更する様に指令し、当該指令を受けた携帯電話機7は自己の動作モードを着信モードからオフラインモードに変更する。
以上に記載した一連の過程を経て、特定エリア(病院)内に入館した携帯電話機7の動作モードは、自動的にオフラインモードに設定される。
図3に示した携帯電話検出機構10を特定エリアとしての病院に適用した一例を、図6に示す。図6に例示する通り、第1読み出し部1を病院の入出口付近に配置し、第2読み出し部2を受付付近に配置し、第3読み出し部3を診察室あるいは病棟への入口付近に配置する。斯かる配置に於いて、小電力無線通信機能を備え且つ電源がオン状態にある携帯電話機7を有する外来者が当該病院へ入って来ると、第1読み出し部1は、当該携帯電話機7との間の既述した小電力無線通信の実行によって携帯電話機7を検出し、識別機能部(図6では図示せず)4の制御部4Bは、当該携帯電話機7は第1入館予備状態にあると判断する。続いて手続のために当該外来者が受付へ行くことで、第2読み出し部2は、当該携帯電話機7との間の既述した小電力無線通信の実行によって携帯電話機7を検出し、識別機能部4の制御部4Bは、当該携帯電話機7は第2入館予備状態にあると判断する。更に外来者が診察のために診察室へ向かう、あるいは、見舞いのために病棟へ向かうと、第3読み出し部3は、当該携帯電話機7との間の既述した小電力無線通信の実行によって携帯電話機7を検出し、識別機能部4の制御部4Bは、当該携帯電話機7は入館状態にあると判断する。この段階で、識別機能部4の制御部4Bは、小電力無線通信によって当該携帯電話機7に対して、その動作モードをオフラインモードへ変更する様に設定命令を発し、当該携帯電話機7は、当該設定命令の受信に伴い、その動作モードをオフラインモードへ変更する。その結果、この時点で、携帯電話機7から基地局への電波出力が停止する(但し、小電力無線機能は除く。)。
(2)代替受信設定
本システムは、病院内に入館した携帯電話機7の使用者は上記(1)の一連の処理によって最早手持ちの携帯電話機7を使って通話することが自動的に出来なくなっているため(使用者がその事実を認識しているか否かと関係なく)、その代替手段としての有線による通話を提供する。そのために、本システムは、上記(1)の一連の処理後、以下に記載する代替受信設定の処理へ移行する。
識別機能部4の制御部4Bが携帯電話機7の病院内への入館有りと判断して当該携帯電話機7の動作モードをオフラインモードに設定させた後、識別機能部4の制御部4Bは、その第6通信部4Cを介して、当該携帯電話機7の入館情報を与える信号、並びに、当該携帯電話機7の上記固有識別情報及び上記所有者情報の登録を指示する信号を有線で以って制御装置5に送信する(入館情報、固有識別情報及び上記所有者情報の通知)。その結果、制御装置5は、入館した当該携帯電話機7の固有識別情報及び所有者情報を、その入館情報と共に、自己の記憶装置(図示せず)内に登録・保持する。その上で、制御装置5は、当該携帯電話機7の所有者情報(ここでは当該携帯電話機7の電話番号)に基づき、通信回線9を介して、当該携帯電話機7のユーザーが契約している携帯電話事業者の交換機に接続して(図1参照)、当該交換機が提供する着信電話転送機能を有効に設定した上で、転送先に自己の電話番号を設定する。ここで、通常は携帯電話機の電話番号が判れば、そのユーザーが契約している携帯電話事業者も知れるため、制御装置5は、入館した携帯電話機7の電話番号より、その携帯電話事業者を認識してその交換機にアクセスする。しかし、仮に携帯電話機のユーザーがその電話番号を変更せずに携帯電話事業者を変更している場合には、制御装置5は、登録した携帯電話機7の電話番号で交換機にアクセス可能となるまで、各携帯電話事業者の交換機に対してその接続を試み続けるか、あるいは、電話番号から携帯電話事業者変更の履歴情報を追及して当該携帯電話機7のユーザーが契約している携帯電話事業者を認識する。あるいは、制御装置5は、登録した携帯電話機7のメールアドレスのドメイン名から当該携帯電話機7のユーザーが契約している携帯電話事業者を認識することも可能である。斯かる認識に基づく交換機への接続の場合をも、「当該携帯電話機7の所有者情報に基づき、通信回線9を介して、当該携帯電話機7のユーザーが契約している携帯電話事業者の交換機に接続すること」に含まれるものと、定義する。
(3)使用者Aの携帯電話機7の呼出
今、病院外にいる、携帯電話機8の使用者Bが、病院内にいる使用者Aの、制御装置5によって登録済みの携帯電話機7に対して呼出を行うものとする。
(4)転送
携帯電話機8から公衆通信網を介して呼出要求を受けた、携帯電話機7のユーザーが契約している携帯電話事業者の交換機は、当該呼出要求を、既に制御装置5によって設定された転送先(病院内の制御装置5自体)に通信回線9を介して転送する。
(5)認識
制御装置5は、病院内(特定エリア内)に入館している登録済みの携帯電話機7に対する呼出要求の転送を検知すると、各表示端末6に対して、呼出要求のあった登録済みの携帯電話機7を検出する様に要求する指令を、当該携帯電話機7の固有識別情報又は所有者情報(ここでは電話番号)と共に、各表示端末6の第3通信部6Aを介して、各表示端末6の制御部6Cに送信する。その結果、当該指令を受信した各制御部6は、当該制御部6に対応する第4通信部6Bの小電力無線送受信機を制御して、第4通信部6Bによる小電力無線通信を実行する。これにより、各表示端末6の周囲5m程度の近距離範囲内に所定の波長の電波が発信され、その様な電波が届く範囲内に存在する小電力無線機能付きの各携帯電話機の小電力無線送受信機が当該表示端末6の第4通信部6Bに対して応答する。そこで、当該表示端末6の制御部6Cは、第4通信部6Bと小電力無線通信で応答した各携帯電話機からその固有識別情報又は電話番号を、第4通信部6Bの小電力無線送受信機を介して読み出して取得し、取得した固有識別情報又は電話番号が制御装置5から送信されて来た呼出要求のあった携帯電話機7の固有識別情報又は電話番号と一致するか否かの照合判断を逐一行う。その様な照合判断の結果、一致した場合には、当該表示端末6の制御部6Cは、呼出要求のあった携帯電話機7を検出し且つ当該携帯電話機7との小電力無線通信に成功したものと、判断する。尚、上記照合判断を、小電力無線通信の受け手側である各携帯電話機の方で行う様にしても良い。
そして、複数の表示端末6の内で、呼出要求のあった携帯電話機7との間で小電力無線通信を行うことに成功した表示端末6(ここで、検出に成功した表示端末6は、一台でも良く、あるいは、複数台であっても良い。)の制御部6Cは、検出が成功した旨を示す信号を、対応する第3通信部6Aを介して、制御装置5に返信する。当該返信を受けて制御装置5は、小電力無線通信を行うこと(検出)に成功した表示端末6の制御部6Cに対して、呼出要求のあった携帯電話機7の所有者情報(ここでは電話番号を意味する。携帯電話機7の使用者Aの氏名も表示しても良い。)及び「着信有り」の情報を表示する様に、対応するモニタ6Fに指令する。当該指令を受けて、小電力無線通信を行うことに成功した表示端末6の制御部6Cは、対応するモニタ6Fに、呼出要求のあった当該携帯電話機7の所有者情報(電話番号等)及び「着信有り」の情報を、表示させる。これらのモニタ6F上の表示を通じて、小電力無線通信を行って検出に成功した表示端末6は、呼出要求のあった当該携帯電話機7の使用者Aを呼び出す。
あるいは、携帯電話機7の検出に成功した表示端末6は、これらの表示に加えて、そのスピーカ6Dから呼出音又は呼出音声(例えば「Aさん、着信がありました。」の様な音声)を発する様にしても良い。更には、携帯電話機7の検出に成功した表示端末6は、呼出要求のあった携帯電話機7との小電力無線通信を更に行うことで、当該携帯電話機7に対して、「着信があった」旨を伝える情報を、当該携帯電話機7のディスプレイ上に表示させる様にしても良い。
(6)情報読出し
携帯電話機7との小電力無線通信に成功した表示端末6は、当該表示端末6に携帯電話機7の使用者Aが接近して来た場合に、携帯電話機7との小電力無線通信を通じて、携帯電話機7に対して、現在呼出のある呼出要求に合致する情報を要求し、該当する情報があれば、その情報を携帯電話機7より読み出して取得し、取得した当該情報をも、モニタ6Fに表示する。即ち、表示端末6の制御部6Cは、第4通信部6Bと携帯電話機7との小電力無線通信を通じて、携帯電話機7に対して、現在呼出要求を発している携帯電話機8の電話番号を送信して、当該携帯電話機8の使用者Bが誰なのかを携帯電話機7に問い合わせる。その問合せの要求に対して、携帯電話機7は、自己の電話帳内に登録されている情報の中から、送信されて来た電話番号が登録されているか否かを確認し、該当する情報が存在する場合には送信されて来た電話番号に対応する使用者Bの氏名に関する情報を表示端末6の第4通信部6Bに送信し、該当する情報が無い場合にはその旨を送信する。その結果、表示端末6の制御部6Cは、携帯電話機7から送信されて来た氏名に関する情報に基づき、現在呼出要求を発している携帯電話機8の使用者Bの氏名をも、モニタ6Fに表示させる。更には、表示端末6の制御部6Cは、呼出要求のあった携帯電話機7との小電力無線通信を更に行うことで、当該携帯電話機7に対して、携帯電話機8の使用者Bの氏名を伝える情報を、当該携帯電話機7のディスプレイ上に表示させる様にしても良い。これに対して、該当する氏名に関する情報が無い場合には、表示端末6の制御部6Cは、携帯電話機8の電話番号を、モニタ6Fに表示させる。
更に、表示端末6の制御部6Cは、モニタ6Fに、インターホン機能部(6D,6E)及びタッチパネル6Gを用いた有線による通話機能を実現する操作機能(タッチパネル6G上の通話釦や切断釦や保留釦等の操作部)を表示させる。
(7)通話
携帯電話機7の使用者Aが、携帯電話機7の検出に成功した表示端末6のモニタ6F上に表示された情報を見て自己に電話の呼出が入っていることを認識した結果、モニタ6F上に表示された上記操作機能(操作部)を通じて表示端末6の通話機能の実現を要求したときには、即ち、使用者Aが表示端末6のタッチパネル6Gの通信釦を押したときには、表示端末6の制御部6Cは、その第3通信部6A及び制御装置5を介した有線での、呼出要求を発した携帯電話機8の使用者Bとの通話を実現する。
尚、携帯電話機7の使用者Aは、表示端末6のモニタ6F上に表示されたタッチパネル6Gの保留釦を押して携帯電話機8の使用者Bとの通話を保留しても良いし、あるいは、今通話したくないときにはタッチパネル6Gの切断釦を押しても良い。その様な場合、制御装置5は、保留中である旨、又は、接続不可である旨のメッセージの信号を、携帯電話事業者の交換機に送信することとしても良い。
<携帯電話機7が病院内より外部に退館する場合の動作>
(1)携帯電話機の退館の検出
携帯電話検出機構10は、使用者Aの携帯電話機7が病院内(特定エリア内)より外部に使用者Aの移動に伴い退館したことを検出し、直ちに、携帯電話機7と小電力無線通信を行って、携帯電話機7の動作モードを、入館前に設定されていたモード(通常は着信動作を行える着信モード)に変更させる。
退館時の携帯電話機7の検出動作の詳細は、図3に記載する通りである。即ち、携帯電話機7が第3読み出し部3から発する小電力無線の電波が届く範囲である第3領域RC内に入ると、携帯電話機7と第3読み出し部3の第1通信部3Aとの間の小電力無線通信が通じ、第3読み出し部3の制御部3Bは、携帯電話機7の固有識別情報及び所有者情報を読み出し、取得した固有識別情報及び所有者情報を与える第3通知信号を識別機能部4の第5通信部4Aを介して識別機能部4の制御部4Bに送信する。
更に携帯電話機7が第3領域RCから第2領域RBに入ると、携帯電話機7と第2読み出し部2の第1通信部2Aとの間の小電力無線通信が通じ、第2読み出し部2の制御部2Bは、携帯電話機7の固有識別情報及び所有者情報を読み出し、取得した固有識別情報及び所有者情報を与える第2通知信号を識別機能部4の第5通信部4Aを介して識別機能部4の制御部4Bに送信する。
更に携帯電話機7が第2領域RBから第1領域RAに入ると、携帯電話機7と第1読み出し部1の第1通信部1Aとの間の小電力無線通信が通じ、第1読み出し部1の制御部1Bは、携帯電話機7の固有識別情報及び所有者情報を読み出し、取得した固有識別情報及び所有者情報を与える第1通知信号を識別機能部4の第5通信部4Aを介して識別機能部4の制御部4Bに送信する。
識別機能部4の制御部4Bは、上記第3通知信号、上記第2通知信号及び上記第1通知信号をこの順序で所定の時間内に受信した場合には、携帯電話機7は病院内(特定エリア内)から外部へ退館したものと判断し、携帯電話機7の動作モードをオフラインモードから着信モードに変更する様に指令する第2コマンドを、識別機能部4の第5通信部4A及び第1読み出し部1の第2通信部1Cを介して、第1読み出し部1の制御部1Bへ送信する。
その結果、第1読み出し部1の制御部1Bは、上記第2コマンドの受信後に、その第1通信部1Aを介した携帯電話機7との間の小電力無線通信の実行によって、携帯電話機7に対して、その動作モードをオフラインモードから着信モードに変更する様に指令し、当該指令の受信に応じて、携帯電話機7は、その動作モードを元の着信モードに変更する。
以上の検出動作を図6の具体例に則して記載すれば、診察が終わって外来者が待合室へ戻ってくるときに、再び第3読み出し部3が登録済みの携帯電話機7の存在を検出して取得した携帯電話機7の固有識別情報等を識別機能部に送信することで、識別機能部は携帯電話機7が第1退館予備状態になったと判断する。そして、診察費を払うために外来者が受付へ行くと、再び第2読み出し部2が携帯電話機7の存在を検出して取得した携帯電話機7の固有識別情報等を識別機能部に送信することで、識別機能部は携帯電話機7が第2退館予備状態になったと判断する。その後、外来者が病院の出入り口に行くと、再び第1読み出し部1が携帯電話機7の存在を検出して取得した携帯電話機7の固有識別情報等を識別機能部に送信することで、識別機能部は携帯電話機7が退館状態にあると判断し、第1読み出し部1と携帯電話機7との小電力無線通信を介して携帯電話機7に対してその動作モードを着信モードに戻させる。この段階で、外部に出た外来者の携帯電話機7の近隣基地局への電波出力が再開する。
(2)代替受信設定の解除
その後、識別機能部4の制御部4Bは、使用者Aの携帯電話機7の退館情報を与える信号、並びに、当該携帯電話機7の固有識別情報及び所有者情報の登録を抹消する様に指示する信号を、その第6通信部4Cを介して、制御装置5に送信する。その結果、制御装置5は、当該携帯電話機7の所有者情報に基づき、通信回線9を介して当該携帯電話機7のユーザーが契約している携帯電話事業者の交換機に接続して、当該交換機が提供する着信電話転送機能を無効に設定して転送を解除すると共に、その記憶部に登録されている当該携帯電話機7の固有識別情報及び所有者情報を削除する。
(応用例)
図3で既述した携帯電話検出機構10を病院以外の、同じく携帯電話機の使用が規制される特定エリアに対しても適用して、携帯電話機の電波を特定エリア内に入った段階でOFFに制御することが出来る。
例えば、携帯電話検出機構10を、列車に乗車する際に携帯電話機からの電波の出力を自動的にOFFするために用いることが出来る。この場合には、例えば、改札口付近が第1領域RAに、階段付近が第2領域RBに、プラットホームの乗車位置付近が第3領域RCに、それぞれ該当する。この場合の同機構10の基本動作は、病院での場合と同様である。
又、携帯電話検出機構10を、静粛さが求められる美術館や博物館や図書館の入館の際に、携帯電話機からの電波の出力を自動的にOFFするため又は携帯電話機の呼び出し音を鳴動させないマナーモードに自動的に携帯電話機のモードを設定させるためにも適用可能であり、これらの適用例においても、同機構10の基本動作は病院の場合に於いて既述した通りである。但し、後者の、マナーモードの設定及びその解除に於いては、入館時に、識別機能部4は入館した携帯電話機7のモードをマナーモードに設定する様に指令する第1コマンドを第3読み出し部3へ送信し、退館時には、識別機能部4は退館した携帯電話機7に設定されているマナーモードを解除する様に指令する第2コマンドを第1読み出し部1へ送信することとなる。
(変形例1)
実施の形態1では、携帯電話検出機構10に於ける携帯電話機7の入館及び退館の検出方法として、各読み出し部1〜3は、携帯電話機7から固有識別情報と所有者情報の両方を読み出して両情報を識別機能部4へ通知していた。
しかしながら、この方法に代えて、第1読み出し部〜第3読み出し部1〜3の内の少なくとも一つは、携帯電話機7から、その固有識別情報と所有者情報の両方を読み出して両情報を識別機能部4へ通知することとし、その他の読み出し部は固有識別情報と所有者情報の何れか一方を携帯電話機7から読み出して、その一方の情報を識別機能部4へ通知し、識別機能部4は、その他の読み出し部が通知して来た固有識別情報と所有者情報の何れか一方の情報が所定時間内に3度通知されたか否かを判断することで、携帯電話機7の入館の有無及び/又は退館の有無を検出することにしても良い。例えば、第1読み出し部1は携帯電話機7からその固有識別情報と所有者情報の両方を読み出して両情報を与える第1通知信号を識別機能部4へ通知し、第2読み出し部2及び第3読み出し部2,3は共に、携帯電話機7から、その固有識別情報のみ(又は所有者情報のみ)を読み出して、固有識別情報のみ(又は所有者情報のみ)を与える第2及び第3通知信号をそれぞれ識別機能部4へ通知し、識別機能部4は携帯電話機7の固有識別情報(又は所有者情報)を所定の時間内に3度受信するか否かに基づいて、携帯電話機7の入館の有無及び退館の有無を判断する。あるいは、第1読み出し部1及び第2読み出し部2の各々は、携帯電話機7から、その固有識別情報と所有者情報の両方を読み出して両情報を与える第1通知信号及び第2通知信号をそれぞれ識別機能部4へ通知し、第3読み出し部3のみが携帯電話機7から固有識別情報のみ(又は所有者情報のみ)を読み出して、固有識別情報のみ(又は所有者情報のみ)を与える第3通知信号をそれぞれ識別機能部4へ通知することとしても良い。何れの例の場合でも、識別機能部4は携帯電話機7の固有識別情報と所有者情報の両方を取得した上で、取得した固有識別情報及び所有者情報の一方の情報に基づいて携帯電話機7の入館の有無及び退館の有無を判断することが出来る。
(変形例2)
あるいは、携帯電話検出機構10を携帯電話機7の特定エリア内への入館及び特定エリア内からの退館の検出用としてのみ機能させる場合には(従って、実施の形態1で既述した制御装置5及び表示端末6はこの場合のシステムの構成要素ではなくなる。)、各読み出し部1〜3は、携帯電話機7から固有識別情報のみを読み出して(又は所有者情報のみを読み出して)識別機能部4へ通知することとし、識別機能部4は、送信されて来る固有識別情報のみに基づいて(又は所有者情報のみに基づいて)、携帯電話機7の特定エリア内への入館及び特定エリア内からの退館を検出して、入館時には携帯電話機7のモードをオフラインモードへ変更させ又はマナーモードに設定させ、退館時には携帯電話機7のモードを着信モードへ変更させ又はマナーモードを解除させることにしても良い。
(付記)
以上、本発明の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本発明の適用可能な局面を例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正や変形例を、この発明の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
本発明の実施の形態1に係る病院内でのセキュリティシステムの構成を模式的に示すブロック図である。 表示端末の構成を示すブロック図である。 携帯電話検出機構の構成を模式的に示すブロック図である。 各読み出し部の構成を示すブロック図である。 識別機能部の構成を示すブロック図である。 病院での携帯電話検出機構の配置例を示す図である。
符号の説明
1 第1読み出し部
2 第2読み出し部
3 第3読み出し部
4 識別機能部
5 制御装置
6 表示端末
7 病院内のAの携帯電話機
8 病院外のBの携帯電話機
9 通信回線
10 携帯電話検出機構

Claims (4)

  1. 携帯電話機の使用が規制される特定エリア内で用いられるセキュリティシステムであって、
    前記特定エリア内の出入り口付近に該当する第1領域内に配備され、小電力無線通信を行う第1通信部、LANによる有線通信を行う第2通信部並びに前記第1及び第2通信部を制御する制御部を有する第1読み出し部と、
    前記第1領域よりも前記特定エリア内のより内部に入った第2領域内に配備され、小電力無線通信を行う第1通信部、LANによる有線通信を行う第2通信部並びに前記第1及び第2通信部を制御する制御部を有する第2読み出し部と、
    前記第2領域よりも更に前記特定エリア内のより内部に入った第3領域内に配備され、小電力無線通信を行う第1通信部、LANによる有線通信を行う第2通信部並びに前記第1及び第2通信部を制御する制御部を有する第3読み出し部と、
    前記第1読み出し部の前記第2通信部、前記第2読み出し部の前記第2通信部及び前記第3読み出し部の前記第2通信部の各々と有線で繋がった通信部と、当該通信部を制御する制御部とを有する識別機能部とを備えており、
    前記第1領域、前記第2領域及び第3領域は何れも小電力無線通信による電磁波が届く範囲の規模の領域であり、
    小電力無線通信機能を備えた携帯電話機が当該携帯電話機の使用者の移動に伴い前記第1領域内に入った場合には、前記第1読み出し部の前記第1通信部は、当該携帯電話機との間で小電力無線通信を行って当該携帯電話機の情報を読み出し、取得した当該情報を与える第1通知信号を前記識別機能部の前記通信部を介して前記識別機能部の前記制御部に送信し、
    前記携帯電話機が前記使用者の移動に伴い前記第2領域内に入った場合には、前記第2読み出し部の前記第1通信部は、前記携帯電話機との間で小電力無線通信を行って前記携帯電話機の情報を読み出し、取得した当該情報を与える第2通知信号を前記識別機能部の前記通信部を介して前記識別機能部の前記制御部に送信し、
    前記携帯電話機が前記使用者の移動に伴い前記第3領域内に入った場合には、前記第3読み出し部の前記第1通信部は、前記携帯電話機との間で小電力無線通信を行って前記携帯電話機の情報を読み出し、取得した当該情報を与える第3通知信号を前記識別機能部の前記通信部を介して前記識別機能部の前記制御部に送信し、
    前記第1読み出し部、前記第2読み出し部及び前記第3読み出し部の内の少なくとも一つの読み出し部は、前記携帯電話機との間の小電力無線通信によって前記携帯電話機から読み出すべき情報として、前記携帯電話機の固有識別情報及び所有者情報の両方を読み出して取得する一方、
    前記第1読み出し部、前記第2読み出し部及び前記第3読み出し部の内でその他の読み出し部の全ては、前記携帯電話機との間の小電力無線通信によって前記携帯電話機から読み出すべき情報として、前記携帯電話機の前記固有識別情報及び前記所有者情報の内の何れか一方のみを読み出して取得し、
    前記識別機能部の前記制御部は、前記第1通知信号、前記第2通知信号及び前記第3通知信号をこの順序で所定の時間内に受信した場合には、前記携帯電話機は外部から前記特定エリア内に入館したものと判断した上で、前記携帯電話機のモードを着信モードから基地局へ電波を発しないオフラインモードに変更する様に指令する、あるいは、前記携帯電話機のモードを前記携帯電話機の呼出音を鳴動させないマナーモードに設定する様に指令する第1コマンドを、前記識別機能部の前記通信部及び前記第3読み出し部の前記第2通信部を介して、前記第3読み出し部の前記制御部へ送信し、
    前記第3読み出し部の前記制御部は、前記第1コマンドの受信後に、当該第1通信部を介した前記携帯電話機との間の小電力無線通信の実行によって、前記携帯電話機に対して、そのモードを前記着信モードから前記オフラインモードに変更させる、あるいは、そのモードを前記マナーモードに設定させることを特徴とする、
    特定エリア内でのセキュリティシステム。
  2. 請求項1記載の特定エリア内でのセキュリティシステムであって、
    前記識別機能部の前記制御部は、前記第3通知信号、前記第2通知信号及び前記第1通知信号をこの順序で前記所定の時間内に受信した場合には、前記携帯電話機は前記特定エリア内から外部へ退館したものと判断した上で、前記携帯電話機のモードを前記オフラインモードから前記着信モードに変更する様に指令する、あるいは、前記携帯電話機に設定されている前記マナーモードを解除する様に指令する第2コマンドを、前記識別機能部の前記通信部及び前記第1読み出し部の前記第2通信部を介して、前記第1読み出し部の前記制御部へ送信し、
    前記第1読み出し部の前記制御部は、前記第2コマンドの受信後に、当該第1通信部を介した前記携帯電話機との間の小電力無線通信の実行によって、前記携帯電話機に対して、そのモードを前記オフラインモードから前記着信モードに変更させる、あるいは、前記マナーモードを解除させることを特徴とする、
    特定エリア内でのセキュリティシステム。
  3. 請求項2記載の特定エリア内でのセキュリティシステムであって、
    前記識別機能部の前記制御部と有線を介して接続され且つ通信回線を介して公衆通信網に接続された制御装置と、
    前記制御装置の配下の機器として前記制御装置に有線によって接続された複数の表示端末とを更に備えており、
    前記複数の表示端末の各々は、
    前記制御装置との間でLANによる有線通信を行う第3通信部と、
    小電力無線通信を行う第4通信部と、
    音声の入出力を行うインターホン機能部と、
    画像の表示機能を担うモニタと、
    前記インターホン機能部を用いた有線による通話機能を実現する操作部を有する入力部と、
    前記第3通信部、前記第4通信部、前記インターホン機能部、前記モニタ及び前記入力部の各々を制御する制御部とを有しており、
    (a)前記識別機能部の前記制御部が、前記携帯電話機の前記特定エリア内への入館有りを判断し、且つ、前記携帯電話機のモードを前記オフラインモードに変更する様に指令する前記第1コマンドを前記第3読み出し部の前記制御部へ送信した場合には、
    前記識別機能部の前記制御部は、当該携帯電話機の入館情報を与える信号、並びに、当該携帯電話機の前記固有識別情報及び前記所有者情報の登録を指示する信号を前記制御装置に送信し、その結果、前記制御装置は、当該携帯電話機の前記固有識別情報及び前記所有者情報を自己の記憶装置内に登録・保持すると共に、当該携帯電話機の前記所有者情報に基づき、前記通信回線を介して当該携帯電話機のユーザーが契約している携帯電話事業者の交換機に接続して、当該交換機が提供する着信電話転送機能を有効に設定した上で転送先に自己の電話番号を設定し、
    前記転送先の設定処理後に、前記制御装置が前記特定エリア内に入館している登録済みの前記携帯電話機に対する呼出要求の転送を検知したときには、前記制御装置は、前記複数の表示端末の各々に対して、前記呼出要求のあった前記携帯電話機を検出する様に要求する指令を、当該携帯電話機の前記固有識別情報又は前記所有者情報と共に、前記複数の表示端末の各々の前記第3通信部を介して、前記複数の表示端末の各々の前記制御部に送信し、当該指令を受信した各制御部は当該制御部に対応する前記第4通信部を制御して前記第4通信部による小電力無線通信を実行し、当該携帯電話機の前記固有識別情報又は前記所有者情報に基づく照合判断の結果、前記複数の表示端末の内で、前記呼出要求のあった前記携帯電話機との間で小電力無線通信を行うことに成功した表示端末の制御部は、成功した旨を示す信号を対応する第3通信部を介して前記制御装置に返信し、当該返信を受けて前記制御装置は、前記呼出要求のあった前記携帯電話機の検出に成功した前記表示端末の制御部に対して、前記呼出要求のあった前記携帯電話機の前記所有者情報及び着信有りを示す着信情報を対応するモニタに表示する様に指令し、当該指令を受けて、前記呼出要求のあった前記携帯電話機の検出に成功した前記表示端末の制御部は、対応するモニタに、前記呼出要求のあった前記携帯電話機の前記所有者情報及び前記着信情報を表示すると共に、前記呼出要求のあった前記携帯電話機の前記使用者が前記呼出要求のあった前記携帯電話機の検出に成功した前記表示端末の前記入力部の前記操作部を通じて前記通話機能の実現を要求したときには、当該表示端末の制御部は、前記制御装置を介した有線での、前記呼出要求を発した携帯電話機の使用者と前記呼出要求のあった前記携帯電話機の前記使用者との通話を実現し、
    (b)前記識別機能部の前記制御部が、前記携帯電話機の前記特定エリア内からの退館有りを判断し、且つ、前記携帯電話機のモードを前記着信モードに変更する様に指令する前記第2コマンドを前記第1読み出し部の前記制御部へ送信した場合には、
    前記識別機能部の前記制御部は、当該携帯電話機の退館情報を与える信号、並びに、当該携帯電話機の前記固有識別情報及び前記所有者情報の登録を抹消する様に指示する信号を前記制御装置に送信し、その結果、前記制御装置は、当該携帯電話機の前記所有者情報に基づき、前記通信回線を介して当該携帯電話機のユーザーが契約している前記携帯電話事業者の交換機に接続して、当該交換機が提供する前記着信電話転送機能を無効に設定して転送を解除すると共に、当該携帯電話機の前記固有識別情報及び前記所有者情報を削除することを特徴とする、
    特定エリア内でのセキュリティシステム。
  4. 携帯電話機の使用が規制される特定エリア内で用いられるセキュリティシステムであって、
    前記特定エリア内の出入り口付近に該当する第1領域内に配備され、小電力無線通信を行う第1通信部、LANによる有線通信を行う第2通信部並びに前記第1及び第2通信部を制御する制御部を有する第1読み出し部と、
    前記第1領域よりも前記特定エリア内のより内部に入った第2領域内に配備され、小電力無線通信を行う第1通信部、LANによる有線通信を行う第2通信部並びに前記第1及び第2通信部を制御する制御部を有する第2読み出し部と、
    前記第2領域よりも更に前記特定エリア内のより内部に入った第3領域内に配備され、小電力無線通信を行う第1通信部、LANによる有線通信を行う第2通信部並びに前記第1及び第2通信部を制御する制御部を有する第3読み出し部と、
    前記第1読み出し部の前記第2通信部、前記第2読み出し部の前記第2通信部及び前記第3読み出し部の前記第2通信部の各々と有線で繋がった通信部と、当該通信部を制御する制御部とを有する識別機能部とを備えており、
    前記第1領域、前記第2領域及び第3領域は何れも小電力無線通信による電磁波が届く範囲の規模の領域であり、
    小電力無線通信機能を備えた携帯電話機が当該携帯電話機の使用者の移動に伴い前記第1領域内に入った場合には、前記第1読み出し部の前記第1通信部は、当該携帯電話機との間で小電力無線通信を行って当該携帯電話機の固有識別情報及び所有者情報の内で何れか一方の情報を読み出し、取得した前記何れか一方の情報を与える第1通知信号を前記識別機能部の前記通信部を介して前記識別機能部の前記制御部に送信し、
    前記携帯電話機が前記使用者の移動に伴い前記第2領域内に入った場合には、前記第2読み出し部の前記第1通信部は、前記携帯電話機との間で小電力無線通信を行って前記携帯電話機の前記何れか一方の情報を読み出し、取得した前記何れか一方の情報を与える第2通知信号を前記識別機能部の前記通信部を介して前記識別機能部の前記制御部に送信し、
    前記携帯電話機が前記使用者の移動に伴い前記第3領域内に入った場合には、前記第3読み出し部の前記第1通信部は、前記携帯電話機との間で小電力無線通信を行って前記携帯電話機の前記何れか一方の情報を読み出し、取得した前記何れか一方の情報を与える第3通知信号を前記識別機能部の前記通信部を介して前記識別機能部の前記制御部に送信する一方、
    前記識別機能部の前記制御部は、前記第1通知信号、前記第2通知信号及び前記第3通知信号をこの順序で所定の時間内に受信した場合には、前記携帯電話機は外部から前記特定エリア内に入館したものと判断した上で、前記携帯電話機のモードを着信モードから基地局へ電波を発しないオフラインモードに変更する様に指令する、あるいは、前記携帯電話機のモードを前記携帯電話機の呼出音を鳴動させないマナーモードに設定する様に指令する第1コマンドを、前記識別機能部の前記通信部及び前記第3読み出し部の前記第2通信部を介して、前記第3読み出し部の前記制御部へ送信し、
    前記第3読み出し部の前記制御部は、前記第1コマンドの受信後に、当該第1通信部を介した前記携帯電話機との間の小電力無線通信の実行によって、前記携帯電話機に対して、そのモードを前記着信モードから前記オフラインモードに変更させる、あるいは、そのモードを前記マナーモードに設定させることを特徴とする、
    特定エリア内でのセキュリティシステム。
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