JP2007124016A - 統合アンテナ - Google Patents

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【課題】アンテナ間の干渉を低減できて性能劣化を防止できるようにする。
【解決手段】統合アンテナ1は、天頂方向に指向性を有する第1のアンテナ2と、この第1のアンテナ2のグランドとして作用するグランド板4と、水平方向に指向性を有する第2のアンテナ3とを備えた統合アンテナであって、前記第2のアンテナ3は、1本のエレメントを略平行な2本の辺部12、13を有するように折返し形成され、この2本の辺部12、13が前記グランド板4における第1のアンテナ2側の面と略平行に位置する構成であり、且つ、当該第2のアンテナ3の前記2本の辺部12、13のうち、前記第1のアンテナ2近傍側の辺部12の一部を、前記第1のアンテナ2から離間する凹状に形成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、天頂方向に指向性を有するパッチアンテナと、このパッチアンテナのグランドとして作用するグランド板と、このグランド板に配置された水平方向に指向性を有する第2のアンテナとを備えた統合アンテナに関する。
従来より、複数のアンテナが同一のグランド板に配置され、複数のアンテナが統合されてなる統合アンテナが供されている。(例えば特許文献1)。
特開2003−168917号公報
ところで、従来より実現されている統合アンテナは、天頂方向(仰角90度)に指向性を有するアンテナ同士が同一のグランド板に配置され、天頂方向に指向性を有するアンテナ同士が統合されてなるものであるが、最近、統合アンテナとしては、近年の無線技術の発展に伴って、天頂方向に指向性を有するアンテナと、水平方向(仰角0度)に指向性を有するアンテナとを統合するものが要望されている。上記特許文献1のように複数のパッチアンテナを単にグランド板に配置するだけの技術を単に、天頂方向に指向性を有するアンテナと水平方向に指向性を有するアンテナとの統合アンテナに転用しただけでは、干渉による性能劣化が懸念される。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アンテナ間の干渉を低減できて性能劣化を防止できる統合アンテナを提供するにある。
本発明は、水平方向に指向性を有する第2のアンテナとして、1本のエレメントを略平行な2本の辺部を有するように折返し形成されてなるところの、変形折返しモノポールアンテナ、変形折返しダイポールアンテナや、接地型アンテナに着目し、この種のアンテナにおいては、前記2本の辺部の一方の辺部を凹状(クランク状)に形成することにより、この種の水平方向に指向性を有するアンテナと天頂方向に指向性を有するアンテナとを統合した統合アンテナにおける干渉を低減できることが可能となったことに着目してなされたものである。
請求項1の発明は、天頂方向に指向性を有する第1のアンテナと、この第1のアンテナのグランドとして作用するグランド板と、水平方向に指向性を有する第2のアンテナとを備えた統合アンテナであって、前記第2のアンテナは、1本のエレメントを略平行な2本の辺部を有するように折返し形成され、この2本の辺部が前記グランド板における第1のアンテナ側の面と略平行に位置する構成であり、且つ、当該第2のアンテナの前記2本の辺部のうち、前記第1のアンテナ近傍側の辺部の一部を、前記第1のアンテナから離間する凹状に形成したことを特徴とするものである。
この請求項1の発明によれば、第2のアンテナの前記2本の辺部のうち、前記第1のアンテナ近傍側の辺部の一部を、前記第1のアンテナから離間する凹状に形成したから、第1のアンテナに対して第2のアンテナのエレメントが遠くなり、第1のアンテナで放射された電磁波により第2のアンテナに誘起される電流を低減でき、しかも当該凹状のクランク形状部分が対向するエレメント辺部に接近するから、電流を相殺することができ、干渉をさらに低減でき、総じて、天頂方向に指向性を有する第1のアンテナと、水平方向に指向性を有する第2のアンテナとを統合した場合でも干渉を低減できて性能劣化を防止できる。
この場合、前記第2のアンテナは、1本のエレメントから略平行な2本の辺部を有するように折返し構造が形成されていると共に当該略平行な2本の辺部が前記グランド板における第1のアンテナ側の面及び反第1のアンテナ側の面に対して略平行になるように折曲げ構造が形成されている変形折返しダイポールアンテナから構成されていても良い(請求項2の発明)。
この請求項2の発明によれば、ダイポールアンテナがグランド板を必要としないアンテナであることから、指向性パターンがグランド板の影響を受けることがなく、水平方向の指向性を適切に確保することができる。しかも、この場合は、折返し構造が形成されていることにより、アンテナのインピーダンスを折返し構造で低下させることができ、アンテナのインピーダンスを当該アンテナに接続される同軸ケーブルのインピーダンスに整合させることができ、インピーダンスを整合するためのマッチング回路を必要とすることなく、電力効率を適切に確保することができる。また、第2のアンテナが変形折返しダイポールアンテナから構成されていることにより、第2のアンテナの高さ方向の寸法を小さくすることができ、統合アンテナ全体として低姿勢な構造を実現することができる。
また、前記第2のアンテナは、1本のエレメントから略平行な2本の辺部を有するように折返し構造が形成されていると共に当該略平行な2本の辺部が前記グランド板における第1のアンテナ側の面に対して略平行になるように配置されている変形折返しモノポールアンテナから構成されていても良い(請求項3の発明)。
さらに、前記第2のアンテナは、略平行な2本の辺部を有するように折返し構造が形成されていると共に当該2本の辺部が前記グランド板における第1のアンテナ側の面に対して略平行になるように形成されている接地型アンテナから構成されていても良い(請求項4の発明)。
また、前記第2のアンテナは、2つあって、その2つの第2のアンテナが前記第1のアンテナを間に挟む形態に配置され、且つ、当該2つの第2のアンテナにおいて前記第1のアンテナ近傍側の辺部の一部を、それぞれ、前記第1のアンテナから離間する凹状に形成しても良い(請求項5の発明)。
この請求項5の発明によれば、天頂方向に指向性を有する第1のアンテナに対して、水平方向に指向性を有する第2のアンテナを2つ設けることで、用途の広い多機能な統合アンテナを提供することが可能である。この場合、2つの第2のアンテナの周波数帯域が同一である場合には、干渉することが懸念されるが、両第2のアンテナ間に第1のアンテナを挟むように位置させていることで、両第2のアンテナ間の離間距離が自ずと離れ、これにより第2のアンテナを2つ設けながらも、これら両第2のアンテナの干渉を防止できるようになる。
また、前記一方の第2のアンテナと他方の第2のアンテナとでダイバーシチアンテナを構成するようにしても良く(請求項6)、このようにすると、2つの第2のアンテナをダイバーシチアンテナとして有効利用が図れる。
また、前記第1のアンテナの周波数帯域は前記第2のアンテナの周波数帯域の倍であっても良い(請求項8の発明)。天頂方向に指向性を有する第1のアンテナはGPS用アンテナやVICS用アンテナ(周波数帯域1.6GHz)に好適し、第2のアンテナは移動電話用のアンテナ(周波数帯域800MHz)に好適する。このように周波数帯域が第1のアンテナと第2のアンテナとで倍の関係のときには、干渉が発生しやすいが、第2のアンテナの2本の辺部のうち、前記第1のアンテナ近傍側の辺部の一部を、前記第1のアンテナから離間する凹状に形成したことで、干渉発生を確実に防止できるものである。
この場合、前記第1のアンテナは、GPS用アンテナやVICS用アンテナから構成され、前記第2のアンテナは、移動電話用アンテナから構成されていても良く(請求項9の発明)、このようにすると、GPS受信機やVICS用受信機及び移動電話機が搭載されている車両に搭載可能な車載用統合アンテナとして使用することができる。
以下、本発明の統合アンテナを車両に搭載可能な車載用統合アンテナに適用した第1の実施例について、図1を参照して説明する。図1は、統合アンテナの全体構成を概略的に示している。車載用統合アンテナ1は、天頂方向(矢印z方向)に指向性を有する第1のアンテナ2と、水平方向に指向性を有する第2のアンテナ3と、前記第1のアンテナ2のグランドとして作用するグラント板4とを備えて構成されている。前記第1のアンテナ2は前記グランド板4の略中央部分に配置され、第2のアンテナ3は前記グランド板の端部(図1では右端部)に配置されている。
前記第1のアンテナ2は、金属板からなる放射素子5が例えば樹脂からなる誘電体6上に搭載されてなるパッチアンテナ7から構成され、グランド板4の中央部に配置されている。この場合、天頂方向に指向性を有する第1のアンテナ2は、例えばGPS衛星から送信されたGPS電波を受信するためのGPS用アンテナやサービスセンターから送信されたVICS電波を受信するためのVICS用アンテナなどである。一方、前記第2のアンテナ3は、変形折返しダイポールアンテナ11から構成されている。この第2のアンテナ3は、移動電話で使用されている例えば「800MHz」帯域の電波を送受信するための移動電話用アンテナなどである。
変形折返しダイポールアンテナ11の構造について、具体的に説明すると、変形折返しダイポールアンテナ11は、1本の線状エレメントからなる伝送線路アンテナからなり、略平行な2本の辺部12、13を有するように折返し構造14が一方の側(第1のアンテナ2側)に形成されていると共に、略平行な2本の辺部15、16を有するように折返し構造17が他方の側(反第1のアンテナ2側)にも形成されている。また、2本の辺部12、13は、それらの一部がグランド板4の第1のアンテナ2側の面(表面)に対して平行になるように折曲げ構造18、19により略直角に折曲げられていると共に、2本の辺部15、16も、それらの一部がグランド板4の反第1のアンテナ2側の面(裏面)に対して平行になるように折曲げ構造20、21により略直角に折曲げられている。
そして、前記第2のアンテナ3の前記2本の辺部12、13のうち、前記第1のアンテナ2近傍側の辺部12の一部を、前記第1のアンテナ2から離間する凹状(当該凹状のクランク部を符号12bで示す)に形成している。そして、同軸ケーブル22は、その内側導体22aがエレメントの一方の端部側、つまり、辺部12の端部12a側に接続されていると共に、その外側導体22bがエレメントの他方の端部側、つまり、辺部15の端部15a側に接続されている。
この場合、例えば「800MHz」帯域の電波を送受信するための移動電話用アンテナであれば、辺部12の端部12aから辺部15の端部15aまでの長さ(有効全長)は、「800MHz」帯域の電波の波長と同一の長さに構成されている。
このように本実施例によれば、第2のアンテナ3の前記2本の辺部12、13のうち、前記第1のアンテナ2近傍側の辺部12の一部を、前記第1のアンテナ2から離間する凹状に形成したから、第1のアンテナ2に対して第2のアンテナ3のエレメントが遠くなり、第1のアンテナ2で放射された電磁波により第2のアンテナ3に誘起される電流を低減でき、しかも当該凹状のクランク形状部12b部分が対向する辺部13に接近するから、電流を相殺することができ、干渉をさらに低減でき、総じて、天頂方向に指向性を有する第1のアンテナ2と、水平方向に指向性を有する第2のアンテナ3とを統合した場合でも干渉を低減できて性能劣化を防止できる。
また本実施例によれば、ダイポールアンテナがグランド板4を必要としないアンテナであることから、指向性パターンがグランド板4の影響を受けることがなく、水平方向の指向性を適切に確保することができる。しかも、この場合は、折返し構造が形成されている変形折返しダイポールアンテナ11であるから、第2のアンテナ3のインピーダンスを折返し構造で低下させることができ、第2のアンテナ3のインピーダンスを当該アンテナ3に接続される同軸ケーブル22のインピーダンスに整合させることができ、インピーダンスを整合するためのマッチング回路を必要とすることなく、電力効率を適切に確保することができる。また、当該第2のアンテナ3の高さ方向の寸法を小さくすることができ、車載用統合アンテナ1全体として低姿勢な構造を実現することができる。
また、本実施例によれば、前記第1のアンテナ2の周波数帯域は前記第2のアンテナ3の周波数帯域の倍としている。つまり、天頂方向に指向性を有する第1のアンテナ2はGPS用アンテナやVICS用アンテナなどの周波数帯域1.6GHzとし、第2のアンテナ3は移動電話用のアンテナなどの周波数帯域800MHzとしている。このように周波数帯域が第1のアンテナ2と第2のアンテナ3とで倍の関係のときには、干渉が発生しやすいが、第2のアンテナ3の2本の辺部12、13のうち、前記第1のアンテナ2近傍側の辺部12の一部を、前記第1のアンテナ2から離間する凹状に形成したことで、干渉発生を確実に防止できるものである。
この場合、前記第1のアンテナ2は、GPS用アンテナやVICS用アンテナを構成し、前記第2のアンテナ3は、移動電話用アンテナを構成するから、GPS受信機やVICS用受信機及び移動電話機が搭載されている車両に搭載可能な車載用統合アンテナ1として使用することができる。
図2は本発明の第2の実施例を示しており、この実施例においては、第2のアンテナとして2つの第2のアンテナ3A、3Bを設けた点が第1の実施例と異なる。以下、主として、異なる点について説明する。なお、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。一方の第2のアンテナ3Aは第1の実施例における第2のアンテナ3と同じ構成であって、変形折返しダイポールアンテナ11から構成されている。
他方の第2のアンテナ3Bは、1本の線状エレメントから形成された接地型アンテナ31から構成されている。この他方の第2のアンテナ3Bは、1本のエレメントを略平行な2本の辺部32、33を有するように折返し構造34により折返されている。この2本の辺部32、33はグランド板4における第1のアンテナ2側の面に位置しており、この2本の辺部32、33の前側の部分はグランド板4側へ略垂直に折曲げ構造35、36にて折曲げられている。そして、同軸ケーブル37は、その内側導体37aがエレメントの一方の端部側、つまり、辺部32の端部32a側に接続されていると共に、その外側導体37bがグランド板4に接続され、エレメントの他方の端部側、つまり、辺部33の端部33aはグランド板4に接続されている。
そして、当該第2のアンテナ3Bの前記2本の辺部32、33のうち、前記第1のアンテナ2近傍側の辺部32の一部を、前記第1のアンテナ2から離間する凹状(当該凹状のクランク部を符号32bで示す)に形成している。そして、前記一方の第2のアンテナ3Aと当該他方の第2のアンテナ3Bとはダイバーシチアンテナを構成している。そして、一方の第2のアンテナ3Aが垂直偏波の電界を発生し、他方の第2のアンテナ3Bが水平偏波の電界を発生するアンテナにより構成されている。
この場合、例えば「800MHz」帯域の電波を受信するための移動電話用アンテナであれば、辺部32の端部32aから辺部33の端部33aまでの長さ(有効全長)は、「800MHz」帯域の電波の波長の1/2の長さに構成されている。
この第2の実施例によれば、天頂方向に指向性を有する第1のアンテナ2に対して、水平方向に指向性を有する2つの第2のアンテナ3A、3Bを設けることで、用途の広い多機能な統合アンテナ1を提供することが可能である。この場合、2つの第2のアンテナ3A、3Bの周波数帯域が同一であることから、干渉することが懸念されるが、両第2のアンテナ3A、3B間に第1のアンテナ2を挟むように位置させていることで、両第2のアンテナ3A、3B間の離間距離が自ずと離れ、これにより2つの第2のアンテナ3A、3Bを設けながらも、これら両第2のアンテナ3A、3Bの干渉を防止できる。そして、この場合、一方の第2のアンテナ3Aが垂直偏波の電界を発生し、他方の第2のアンテナ3Bが水平偏波の電界を発生するアンテナにより構成されているから、干渉をさらに低減できる。
また、前記一方の第2のアンテナ3Aと他方の第2のアンテナ3Bとでダイバーシチアンテナを構成するようにしたから、2つの第2のアンテナ3A、3Bをダイバーシチアンテナとして有効利用を図ることができ、移動電話用アンテナとして好適する。
本発明は、前述した第1及び第2の実施例に限定されるものではなく、次のように実施することもできる。すなわち、本発明の第3の実施例として示す図3及び第4の実施例として示す図4のように、実施しても良い。
図3においては、第2のアンテナ3Cを変形折返しモノポールアンテナ41から構成した点が第1の実施例と異なる。この変形折返しモノポールアンテナ41は、1本のエレメントから略平行な2本の辺部42、43を有するように折返し構造44が形成されていると共に当該略平行な2本の辺部42、43が前記グランド板4における第1のアンテナ2側の面に対して略平行になるように配置されて構成され、そして、辺部42、43の前側部分が折曲げ構造45、46により略垂直に折曲げられている。
そして、前記第2のアンテナ3の前記2本の辺部42、43のうち、前記第1のアンテナ2近傍側の辺部42の一部を、前記第1のアンテナ2から離間する凹状(当該凹状のクランク部を符号42bで示す)に形成している。そして、同軸ケーブル47は、その内側導体47aがエレメントの一方の端部側、つまり、辺部42の端部42a側に接続されていると共に、その外側導体47bがエレメントの他方の端部側、つまり、辺部43の端部43a側に接続されている。
この場合、例えば「800MHz」帯域の電波を送受信するための移動電話用アンテナであれば、辺部42の端部42aから辺部43の端部43aまでの長さ(有効全長)は、「800MHz」帯域の電波の波長の1/2の長さに構成されている。
この第3の実施例においても、干渉の低減を図り得るものである。
図4においては、第2のアンテナ3Dを、接地型アンテナ31により構成したものであり、この接地型アンテナ31は前述の第2の実施例における他方の第2のアンテナ3Bと同一構成であり、同一符号には同一符号を付して、説明は省略する。この実施例においても、前記2本の辺部32、33のうち、前記第1のアンテナ2近傍側の辺部32の一部を、前記第1のアンテナ2から離間する凹状に形成しているから、干渉の低減を図ることができるものである。
その他、本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。天頂方向に指向性を有する第1のアンテナとして例えば自動料金収受システムで使用されるETC用アンテナが適用される構成であっても良く、水平方向に指向性を有する第2のアンテナとして例えば無線LANで使用される無線LAN用アンテナが適用される構成であっても良い。
天頂方向に指向性を有する第1のアンテナがグランド板に直接配置される構成に限らず、当該第1のアンテナが、空間を介してグランド板に配置される構成であっても良いし、例えばプリント配線基板やシールドケースなどの他の部材を介してグランド板に配置される構成であっても良い。また、エレメントは線状エレメントではなく、帯板状エレメントであっても良い。
本発明の第1の実施例を示す統合アンテナの斜視図 本発明の第2の実施例を示す図1相当図 本発明の第3の実施例を示す図1相当図 本発明の第4の実施例を示す図1相当図
符号の説明
図面中、1は統合アンテナ、2は第1のアンテナ、3は第2のアンテナ、4はグランド板、11は変形折返しダイポールアンテナ、12、13、15、16は辺部、14、17は折返し構造、18〜21は折曲げ構造、3Aは一方の第2のアンテナ、3Bは他方の第2のアンテナ、31は接地型アンテナ、41は変形折返しモノポールアンテナを示す。

Claims (9)

  1. 天頂方向に指向性を有する第1のアンテナと、この第1のアンテナのグランドとして作用するグランド板と、水平方向に指向性を有する第2のアンテナとを備えた統合アンテナであって、
    前記第2のアンテナは、1本のエレメントを略平行な2本の辺部を有するように折返し形成され、この2本の辺部が前記グランド板における第1のアンテナ側の面と略平行に位置する構成であり、
    且つ、当該第2のアンテナの前記2本の辺部のうち、前記第1のアンテナ近傍側の辺部の一部を、前記第1のアンテナから離間する凹状に形成したことを特徴とする統合アンテナ。
  2. 請求項1に記載の統合アンテナにおいて、
    前記第2のアンテナは、1本のエレメントから略平行な2本の辺部を有するように折返し構造が形成されていると共に当該略平行な2本の辺部が前記グランド板における第1のアンテナ側の面及び反第1のアンテナ側の面に対して略平行になるように折曲げ構造が形成されている変形折返しダイポールアンテナから構成されていることを特徴とする統合アンテナ。
  3. 請求項1に記載の統合アンテナにおいて、
    前記第2のアンテナは、1本のエレメントから略平行な2本の辺部を有するように折返し構造が形成されていると共に当該略平行な2本の辺部が前記グランド板における第1のアンテナ側の面に対して略平行になるように配置されている変形折返しモノポールアンテナから構成されていることを特徴とする統合アンテナ。
  4. 請求項1に記載の統合アンテナにおいて、
    前記第2のアンテナは、略平行な2本の辺部を有するように折返し構造が形成されていると共に当該2本の辺部が前記グランド板における第1のアンテナ側の面に対して略平行になるように形成されている接地型アンテナから構成されていることを特徴とする統合アンテナ。
  5. 請求項1に記載の統合アンテナにおいて、
    前記第2のアンテナは、2つあって、その2つの第2のアンテナが前記第1のアンテナを間に挟む形態に配置され、且つ、当該2つの第2のアンテナにおいて前記第1のアンテナ近傍側の辺部の一部を、それぞれ、前記第1のアンテナから離間する凹状に形成したことを特徴とする統合アンテナ。
  6. 請求項5に記載の統合アンテナにおいて、
    前記2つの第2のアンテナのうち、一方の第2のアンテナと他方の第2のアンテナとでダイバーシチアンテナが構成されていることを特徴とする統合アンテナ。
  7. 請求項1ないし6のいずかに記載の統合アンテナにおいて、
    前記第1のアンテナの周波数帯域は前記第2のアンテナの周波数帯域の倍であることを特徴とする統合アンテナ。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の統合アンテナにおいて、
    前記第2のアンテナのエレメントは線状エレメントから構成されていることを特徴とする統合アンテナ。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の統合アンテナにおいて、
    前記第1のアンテナは、GPS用アンテナやVICS用アンテナから構成され、前記第2のアンテナは、移動電話用アンテナから構成されていることを特徴と統合アンテナ。

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