JP2007122472A - 運転支援システムおよびプログラム - Google Patents

運転支援システムおよびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007122472A
JP2007122472A JP2005314637A JP2005314637A JP2007122472A JP 2007122472 A JP2007122472 A JP 2007122472A JP 2005314637 A JP2005314637 A JP 2005314637A JP 2005314637 A JP2005314637 A JP 2005314637A JP 2007122472 A JP2007122472 A JP 2007122472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
inter
distance
height
vehicle distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005314637A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4483764B2 (ja
Inventor
Takao Kawai
孝郎 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005314637A priority Critical patent/JP4483764B2/ja
Publication of JP2007122472A publication Critical patent/JP2007122472A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4483764B2 publication Critical patent/JP4483764B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】他の車両やインフラに依存せずに自車両のみで、信号機の視認を確保するような運転支援を行う。
【解決手段】自車両1が信号機認知位置に至る前に先行車両2との実際の車間距離Lrが必要車間距離Lnよりも短ければ、必要車間距離Lnの確保を促す報知を行う。例えば「信号機を認識可能な車間距離が確保できていません。車間距離を空けてください」といった内容の報知を行う。必要車間距離Lnは、信号機認知位置距離Ls×{(先行車両車高h2−運転者目線高さh1)/(信号機高さh3−運転者目線高さh1)}にて算出する。一方、破線で示すように、自車両1が信号機認知位置に至った後に先行車両2との実際の車間距離Lrが必要車間距離Lnよりも短ければ、例えば「信号機を認識可能な車間距離が確保できていません。信号機に注意してください」といった報知を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両の運転者の運転を支援する技術に関し、特に信号機の視認が可能な車間を通知したり、車間制御を実行する技術に関する。
車両で道路を走行中、先行車両が車高の高いトラック・バスなどであった場合、その先行車両の前方の様子が確認できない状況が想定される。そのため、例えば交差点などで信号機が死角に入ってしまって交差点進入時には既に信号が赤に変わってしまっていたり、先行車両車が急ブレーキをかけた場合には先行車両に異常に接近してしまうといった不都合が考えられる。
このような不都合防止のため、車両の運転者の運転を支援する技術の一つとして、前方に存在する信号機の状態が先行車両の死角となっているような場合、その信号機の情報を後続車に知らせる技術が考えられている。例えば特許文献1においては、先行車両にて前方情報を撮影したカメラ画像を後続車に転送する技術が開示され、また、特許文献2においては、先行車両が信号機から状態を受信し、その情報を後続車に視覚的に知らせる技術が開示されている。
特開2003−6797号公報 特開2004−362064号公報
しかしながら、これらはいずれも、先行車両が情報を取得し後続車へ知らせるシステムを備えていることが条件となり、当該システムを備えていない車両が先行車両の場合は、後続車はやはり前方の信号機の状態が視認できないこととなる。
そこで、本発明は、このような問題を解決し、他の車両やインフラに依存せずに自車両のみで、信号機の視認を確保するような運転支援を行うことを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係る運転支援システムは、 自車両(1:以下同様に、実施形態における対応構成要素の符号を括弧内に示す。)の現在位置を特定する現在位置特定手段(21)と、先行車両(2)と自車両(1)との車間距離を検出する車間距離検出手段(50)と、前記先行車両(2)の車高(h2)を検出する車高検出手段(60)と、運転者への報知を行う報知手段(26,27)と、制御手段(29)と、を備え、車両に搭載されて用いられる運転支援システムである。そして制御手段(29)が、次のような制御を実行する。
まず、信号機(3)の位置及び高さ(h3)を特定可能なデータを含む地図データと、自車両(1)の現在位置を特定する現在位置特定手段(21)によって特定された現在位置とに基づいて、自車両(1)が次に通過予定の信号機(3)の位置を決定する。そして、その信号機(3)の位置から所定距離手前の位置を信号機認知位置として決定する。また、先行車両(2)の車高(h2)を検出する車高検出手段(60)による検出結果に基づいて先行車両(2)が存在するか否か判断し、先行車両(2)が存在する場合には、車高検出手段(60)によって先行車両(2)の車高(h2)を検出する。そして、その検出した先行車両(2)の車高(h2)を加味して、信号機認知位置において次の通過予定の信号機(3)を運転者が視認可能な最短の車間距離である必要車間距離(Ln)を算出する。そして、先行車両(2)と自車両(1)との車間距離を検出する車間距離検出手段(50)によって検出した車間距離(Lr)が、算出した必要車間距離(Ln)未満の場合には、報知手段(26,27)を介して前記必要車間距離(Ln)の確保を促す報知を運転者に対して行う。
このように、先行車両(2)の車高(h2)を考慮して、次に通過予定の信号機(3)の信号機が確認可能な車間距離を算出し、その車間距離の確保ができていなければ、運転者に対して確保を促す報知を行う。そのため、信号機認知位置に到達するまでにその報知がなされれば、その報知を見た運転者は車間距離を確保するように運転することができる。したがって、本発明の運転支援システムによれば、他の車両やインフラに依存せずに自車両のみで、信号機の視認を確保するような運転支援を行うことができる。
また、制御手段が行う報知制御に関しては、その報知内容を信号機認知位置に至る前と至った後とで変化させてもよい。つまり、請求項2に示すように、信号機認知位置に至るまでは、車間距離が必要車間距離未満であれば必要車間距離の確保を促す報知を行い、信号機認知位置に至った後は、車間距離が必要車間距離未満であれば必要車間距離の確保ができていないため信号機に対する注意を促す報知を行うのである。信号機認知位置に至ってもなお車間距離が必要車間距離未満である場合には、それ以降に必要車間距離を確保することが難しくなるため、報知の主眼を信号機に対する注意喚起へ移行し、例えば「信号機を認識可能な車間距離が確保できていません。信号機に注意してください」といった報知を行って、運転者に対して信号機への注意喚起を行うのである。
なお、報知手段(26,27)の具体的な構成としては、画像を表示する表示手段(26)を備えていてもよいし、音声を出力する音声出力手段(27)を備えていてもよいし、これら表示手段と音声出力手段の両方を備えていてもよい。特に、信号機認知位置に至った後に関しては、少なくとも音声出力手段による音声による報知を採用することが好ましい。
上述の発明は、運転者に報知することで、その報知にしたがって運転者が必要な車間距離をとるよう運転することを期待するものである。一方、運転者による車間距離確保のための運転に頼るのではなく、運転支援システムが自動的に車間距離を制御するようにしてもよい。
その場合の運転支援システムは、自車両(1)の現在位置を特定する現在位置特定手段(21)と、先行車両(2)と自車両(1)との車間距離を検出する車間距離検出手段(50)と、前記先行車両(2)の車高(h2)を検出する車高検出手段(60)と、自車両を加速させたり減速させたりする加減速手段(70,80)と、車間距離検出手段(60)によって検出した車間距離が目標の車間距離になるよう加減速手段(70,80)を制御する車間制御を含む各種制御を実行する制御手段(29)と、を備え、車両に搭載されて用いられる運転支援システムである。そして制御手段(29)が、次のような制御を実行する。
まず、信号機(3)の位置及び高さ(h3)を特定可能なデータを含む地図データと、自車両(1)の現在位置を特定する現在位置特定手段(21)によって特定された現在位置とに基づいて、自車両(1)が次に通過予定の信号機(3)の位置を決定する。そして、その信号機(3)の位置から所定距離手前の位置を信号機認知位置として決定する。また、先行車両(2)の車高(h2)を検出する車高検出手段(60)による検出結果に基づいて先行車両(2)が存在するか否か判断し、先行車両(2)が存在する場合には、車高検出手段(60)によって先行車両(2)の車高(h2)を検出する。そして、その検出した先行車両(2)の車高(h2)を加味して、信号機認知位置において次の通過予定の信号機(3)を運転者が視認可能な最短の車間距離である必要車間距離(Ln)を算出する。そして、先行車両(2)と自車両(1)との車間距離を検出する車間距離検出手段(50)によって検出した車間距離(Lr)が、算出した必要車間距離(Ln)未満の場合には、必要車間距離(Ln)を確保できるよう加減速手段(70,80)を制御するのである。
このようにすれば、先行車両(2)の車高(h2)を考慮して、次に通過予定の信号機(3)が確認可能な車間距離を算出し、その車間距離の確保ができていなければ、必要な車間距離を確保できるよう自動的に車間制御を行う。したがって、本発明の運転支援システムによれば、他の車両やインフラに依存せずに自車両のみで、信号機の視認を支援できるようになる。
なお、このように自動的に車間制御を行う場合には、自動的に車間制御すると共に運転者への報知も行うようにするとよい。つまり、請求項4に示すように、さらに、運転者への報知を行う報知手段(26,27)を備え、検出した車間距離が必要車間距離を確保できるよう加減速手段(70,80)を制御する際には、制御手段(29)が報知手段(26,27)を介してその旨を報知するのである。
「その旨」とは、車間制御を実行する旨である。必要車間距離を確保できるよう加減速手段を制御する場合、具体的には減速することとなる。何らの報知もなく自車両が減速してしまうと、運転者が不審に感じるおそれがある。したがって、車間制御を実行する旨が報知されれば、適切な車間制御の結果によって自車両が減速したことを運転者が把握でき、不審に感じるおそれを回避できる。
ところで、前記「信号機認知位置を決定するための所定距離」に関しては、例えば車速に基づいて定まる車両停止可能距離を基準として定めることが考えられる。例えば、時速60km/hで車両が走行している場合に、ブレーキをかけて車両が停止可能な距離として例えば60mといった距離が考えられる。そのため、信号機位置(つまり、赤信号の場合に車両が停止すべき位置)から車両停止可能距離である60m手前を信号機認知位置とすることが考えられる。
また、前記「必要車間距離」は、下記の式によって算出することが考えられる。
必要車間距離(Ln)=
信号機認知位置距離(Ls)×{(先行車両車高(h2)−運転者目線高さ(h1))/(信号機高さ(h3)−運転者目線高さ(h1))}
ただし、道路勾配がある場合、信号機の位置、先行車両の位置、そして自車両の位置の高度(海抜何メートルかという意味)によって、必要車間距離(Ln)が異なる。特に急な登り坂や下り坂の場合には、何らかの補正を施した方がよい。そこで請求項7に示すようにすることが考えられる。
前提として、地図データには、信号機の位置として緯度・経度に加えて高度も含まれており、現在位置特定手段(21)は、現在位置として緯度・経度に加えて高度も特定可能であり、さらに、車高検出手段(60)によって車高を検出した先行車両の存在位置の高度を検出する先行車両高度検出手段を備えている必要がある。
このような前提の元で、制御手段(29)は、必要車間距離(Ln)を算出する際、信号機位置の高度と現在位置特定手段(21)によって特定された現在位置の高度との差、及び先行車両高度検出手段によって検出された先行車両の高度と現在位置特定手段(21)によって特定された現在位置の高度との差も加味して算出するのである。
また、請求項8に記載のような、請求項1〜7の何れかに記載の運転支援システムにおける制御手段として機能させるプログラムを、運転支援システムが内蔵するコンピュータに実行させるようになっていてもよい。このようになっていれば、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータが読みとり可能な記録媒体にプログラムを記録し、そのプログラムを必要に応じてコンピュータにロードして起動することによりコンピュータを運転支援システムの案内制御手段として機能させることができる。また、プログラムはネットワーク等を用いて流通させることも可能であるため、運転支援システムの機能向上も容易である。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[ナビゲーション装置1の構成説明]
図1は、本発明の運転支援システムが有する機能が組み込まれた車載システムの概略構成を示すブロック図である。本車載システムは、ナビゲーション装置20、車間距離検出装置50及び車高検出装置60によって構成される。
ナビゲーション装置20は、車両に搭載され、車両の現在位置を検出する位置検出器21と、利用者からの各種指示を入力するための操作スイッチ群22と、操作スイッチ群22と同様に各種指示を入力可能であってナビゲーション装置20とは別体となったリモートコントロール端末(以下、リモコンと称す)23aと、リモコン23aからの信号を入力するリモコンセンサ23bと、パケット通信網等に接続して外部と通信を行う外部通信機24と、地図データや音声データ等が記録された地図記憶媒体からデータを入力する地図データ入力器25と、地図や各種情報の表示を行うための表示部26と、各種のガイド音声等を出力するための音声出力部27と、利用者が発話した音声に基づく電気信号を出力するマイクロフォン28と、車内LAN40を介して他の装置と様々な情報をやりとりする車内LAN通信部30と、上述した位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコンセンサ23b,外部通信機24,地図データ入力器25,マイクロフォン28からの入力に応じて各種処理を実行し、外部通信機24,表示部26,音声出力部27,車内LAN通信部30を制御する制御部29とを備えている。
位置検出器21は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの電波を図示しないGPSアンテナを介して受信してその受信信号を出力するGPS受信機21aと、車両に加えられる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ21bと、車両の前後方向の加速度等から走行した距離を検出するための距離センサ21cとを備えている。そして、これら各センサ等21a〜21cからの出力信号に基づいて制御部29が、車両の位置,方位,速度等を算出する。なお、GPS受信機21aからの出力信号に基づいて現在位置を求める方式は様々な方式があるが、単独測位方式、相対測位方式の何れであってもよい。
操作スイッチ群22は、表示部26の表示面と一体に構成されたタッチパネル及び表示部26の周囲に設けられたメカニカルなキースイッチ等から構成される。尚、タッチパネルと表示部26とは積層一体化されており、タッチパネルには、感圧方式,電磁誘導方式,静電容量方式,あるいはこれらを組み合わせた方式など各種の方式があるが、その何れを用いてもよい。
外部通信機24は、路側に設置された光ビーコンや電波ビーコン等を介してVICSの情報センタから事故情報や渋滞情報等を取得する。
地図データ入力器25は、図示しない地図データ記憶媒体(例えばハードディスクやDVD−ROM等)に記憶された各種データを入力するための装置である。地図データ記憶媒体には、地図データ(ノードデータ、リンクデータ、コストデータ、背景データ、道路データ、名称データ、マークデータ、交差路データ、施設のデータ等)、案内用の音声データ、音声認識データ等が記憶されている。また、信号機に関しては、その存在位置(緯度・経度・高度)及び高さ(h3)が記録されている。
表示部26は、カラー表示装置であり、液晶ディスプレイ,有機ELディスプレイ,CRTなどがあるが、その何れを用いてもよい。表示部26の表示画面には、位置検出器21にて検出した車両の現在位置と地図データ入力器25より入力された地図データとから特定した現在地を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種施設のマーク等の付加データとを重ねて表示することができる。また、施設のガイド等も表示できる。
音声出力部27は、地図データ入力器25より入力した施設のガイドや各種案内の音声を出力することができる。
マイクロフォン28は、利用者が音声を入力(発話)するとその入力した音声に基づく電気信号(音声信号)を制御部29に出力するものである。利用者はこのマイクロフォン28に様々な音声を入力することにより、ナビゲーション装置20を操作することができる。
車内LAN通信部30は、車内LAN40を介して車内LAN40に接続された様々な機器、例えば、車間距離検出装置50や車高検出装置60、あるいは図示しないエンジンECU等と通信を行う。
制御部29は、CPU,ROM,RAM,SRAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて各種処理を実行する。例えば、位置検出器21からの各検出信号に基づき座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入力器25を介して読み込んだ現在位置付近の地図等を表示部26に表示する処理や、地図データ入力器25に格納された地図データと、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作に従って設定された目的地とに基づいて現在位置から目的地までの最適な経路を算出する経路算出処理や、その算出した経路を表示部26に表示させたり音声出力部27に音声として出力させることにより経路を案内する経路案内処理等を実行する。
また、制御部29は、音声認識処理も実行可能な構成となっている。もちろん、音声認識に係る処理部とナビゲーションに係る処理部とを分離して構成することも可能であるが、ここでは制御部29内に音声認識処理を実行可能な構成を構築している。
また、ナビゲーション装置20は、車内LAN40を介して車間距離検出装置50及び車高検出装置60と接続されている。
車間距離検出装置50は、先行車両と自車両との間の距離を検出するためのものである。車両前方に配置されたレーダから車両前方に位置する障害物へ電波を送信し、車両前方に位置する障害物からの反射波(正確には何らかの電波)を受信する。そして、この受信結果に基づいて、自車両と先行車両との距離を検出する。なお、先行車の特定や車間距離の検出の方法については公知の技術であるので、詳しい説明は省略する。
また、車高検出装置60は、先行車両の高さ(車高)を検出するためのものである。例えば車両前方(例えばフロントグリルやルームミラー裏等)に設置されたカメラで撮像した画像を解析して車高を検出したり、あるいはレーダを用いて車高を検出する方法が考えられる。なお、先行車の高さを検出する方法については公知の技術であるので、詳しい説明は省略する。
[運転支援のための作動説明]
次に、制御部29が実行する処理のうち、信号機を視認可能な車間距離を確保するように運転者に報知して運転を支援するための処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。
(運転支援処理の説明)
まず、自車両の現在位置を基に進路を予測し、次に通過する信号機3を決定する(S10)。この進路の予測は目的地までの経路が設定されているか否かで変わる。具体的には、目的地までの案内経路が設定されている場合には、その案内経路上の次に通過する信号機3が該当する。また、案内経路が設定されていない場合には、例えば自車両が道なりに進んだ場合に次に通過する信号機が該当する。したがって、次に通過する信号機3は、案内経路のデータや地図データに基づいて決定する。
S10で次に通過する信号機3が決定すると、次に、その対象とした信号機3に対し、地図データ入力器25に格納されている地図データ中から信号機3の位置(緯度・経度・高度)、高さh3を取得する(S20)。
次に、信号機認知位置距離Lsを求める(S30)。この信号機認知位置距離Lsに関して、図3も参照して説明する。
この信号機認知位置距離Lsは、信号機3の位置から信号機認知位置までの距離であって、例えば車速に基づいて定まる車両停止可能距離を基準として定めることが考えられる。例えば時速60km/hで車両が走行している場合、ブレーキをかけて車両が停止可能な距離として例えば60mといった距離が考えられる。そのため、信号機位置(つまり、赤信号の場合に車両が停止すべき位置)から車両停止可能距離である60m手前を信号機認知位置とすることが考えられる。この信号機認知位置においては、自車両の運転者が対象となる信号機3の状態を認知し、その信号機3が設置されている交差点等の車両停止位置に到達するまでに十分に状況判断し、適切な運転操作を行うことが可能である。したがって、この信号機認知位置と信号機3との距離を信号機認知位置距離Lsとする。なお、車両停止可能距離は、もちろん車種によって差がある。そのため、車種によって車両停止可能距離を定め、その車両停止可能距離を制御部29が記憶しておけばよい。
次に、車高検出装置60を用いて先行車両2が存在するか否か判断する(S40)。上述のように、車高検出装置60は例えば車両前方(ルームミラー裏等)に設置されたカメラで撮像した画像を解析して車高を検出する。その画像解析において、先行車両2が存在するか否か判断する。
先行車両2が存在しない場合(S40:NO)は、S50〜S100の処理を実行することなく、S110へ移行する。
一方、先行車両2が存在する場合(S40:YES)車高検出装置60から先行車両2の車高h2を取得する(S50)。この車高h2に関しては、単純に先行車両2の最も高い部分を車高として考えても特に問題はない。
続くS60では、S20にて取得した信号機3の高さh3とS50にて取得した先行車両2の車両h2、及びS30にて算出した信号機認知位置距離Lsを用いて、信号機認知位置に自車両1が到達したときに運転者が信号機3を視界内に確保するのに必要となる車間距離である必要車間距離Lnを、下記式にしたがって算出する(S60)。

必要車間距離Ln=信号機認知位置距離Ls×
{(先行車両車高h2−運転者目線高さh1)/(信号機高さh3−運転者目線高さh1)}

なお、ここで、運転者目線高さh1は、車両の座面高と運転者の座高によって決定するが、本実施形態においては、車両毎にパラメータとして設定されているものを用いる。例えば、座面高は車種毎にデフォルト値を設定し、座高は平均的な運転者の座高をデフォルト値として設定し、制御部29が記憶しておく。ただし、必要に応じて後から調整できるようにしておいてもよい。
続いて、車間距離に関する報知を運転者に対して行うタイミングであるか否かを判断する(S70)。この報知タイミングであるか否かは、必要車間距離Lnの確保に必要な移動量や信号機3までの距離に応じて決定すればよい。
信号機認知位置に到達するまでに必要車間距離Lnを確保するためには、(必要車間距離Ln−現在の車間距離)を十分確保できるだけ手前で運転者に報知する必要がある。この位置は、例えば、車速による移動距離により求めることが考えられる。例えば時速60km/hで走行中に、必要車間距離が70mで、現在の車間距離が20mの場合、あと50mの車間距離を確保する必要がある。先行車両が60km/hで走行を続け、車間距離確保のために自車両が40km/hまで減速すると、車間距離50m確保ための必要移動量として約100m(約9秒間)の走行が必要となる。この場合、信号機から信号機認知位置距離Ls+必要移動量(約100m)の位置を基準とし、それに対して運転手が状況を十分把握できる例えば300m手前に到達したタイミングで運転者に報知すればよい。
報知の必要なタイミングでなければ(S70:NO)、S40へ戻り、報知が必要なタイミングであれば(S70:YES)、S80へ移行する。
S80では、車間距離検出装置50により得られた実際の車間距離Lrと、S60にて算出された必要車間距離Lnを比較する。そして、必要車間距離Lnが確保できていない場合には(S80:NO)、運転者に報知する(S90)。この報知は、表示部26を介して文字表示等にて行ったり、音声出力部27を介して音声にて行う。
報知内容は、自車両1が信号機認知位置に至る前と至った後とで変化させてもよい。図4も参照して説明する。例えば図4中の右側に実線で示すように、自車両1が信号機認知位置に至る前に先行車両2との実際の車間距離Lrが必要車間距離Lnよりも短ければ、必要車間距離Lnの確保を促す報知を行う。例えば「信号機を認識可能な車間距離が確保できていません。車間距離を空けてください」といった内容の報知を行う。
一方、例えば図4中の左側に破線で示すように、自車両1が信号機認知位置に至った後に先行車両2との実際の車間距離Lrが必要車間距離Lnよりも短ければ、今度は信号機3に対する注意を促す報知を行う。つまり、信号機認知位置に至ってもなお実際の車間距離Lrが必要車間距離Ln未満である場合には、それ以降に必要車間距離Lnを確保することが難しくなるため、報知の主眼を信号機3に対する注意喚起へ移行する。例えば「信号機を認識可能な車間距離が確保できていません。信号機に注意してください」といった報知を行って、運転者に対して信号機3への注意喚起を行うのである。
なお、表示部26を介して文字表示等にて報知を行った場合は、S80にて肯定判断、すなわち必要車間距離Lnが確保できた場合や、あるいはS110にて肯定判断、すなわち信号機3を通過するまで表示し続けてもよい。
これに対して、必要車間距離Lnが確保できている場合には(S80:YES)、S100へ移行し、表示部26を介して文字表示等にて報知を行っていた場合にはその表示を消去する。そして、自車両1が信号機3を通過したか否か判断し(S110)、通過していない場合には(S110:NO)、S40へ移行する。一方、信号機3を通過している場合には(S110:YES)、S120へ移行し、表示部26を介して文字表示等にて報知を行っていた場合にはその表示を消去する。その後、S10へ戻る。
(報知パターンの説明)
それでは、図2のフローチャートに示す運転支援処理を実行した際に、実際に、どのような状況にて報知を行うのか、いくつかのパターンを説明する。
(a)図4に関して既に部分的には説明したが、あらためて説明する。図4に示すパターンは、自車両1と先行車両2との実際の車間距離Lrが必要車間距離Lnより短いパターンを想定している。
図4中の右側に実線で示すように、自車両1が信号機認知位置に至る前に先行車両2との実際の車間距離Lrが必要車間距離Lnよりも短ければ、必要車間距離Lnの確保を促す報知を行う。例えば「信号機を認識可能な車間距離が確保できていません。車間距離を空けてください」といった内容の報知を行う。
一方、例えば図4中の左側に破線で示すように、自車両1が信号機認知位置に至った後に先行車両2との実際の車間距離Lrが必要車間距離Lnよりも短ければ、今度は信号機3に対する注意を促す報知を行う。つまり、信号機認知位置に至ってもなお実際の車間距離Lrが必要車間距離Ln未満である場合には、それ以降に必要車間距離Lnを確保することが難しくなるため、報知の主眼を信号機3に対する注意喚起へ移行する。例えば「信号機を認識可能な車間距離が確保できていません。信号機に注意してください」といった報知を行って、運転者に対して信号機3への注意喚起を行うのである。
(b)図5に示すパターンは、自車両1と先行車両2との実際の車間距離Lrが必要車間距離Lnより長いパターンを想定している。この場合は、特に報知しない。つまり、図5中の右側に実線で示すように、自車両1が信号機認知位置に至る前に先行車両2との実際の車間距離Lrが必要車間距離Lnよりも長いため、報知の必要がない。一方、図5中の左側に破線で示すように、自車両1が信号機認知位置に至った後に先行車両2との実際の車間距離Lrが必要車間距離Lnよりも長いので、やはり報知の必要がない。
なお、車間距離を確保するよう運転者へ報知する必要はないのであるが、例えば参考情報として、表示部26の画面上に必要車間距離Lnを表示してもよい。
(c)図6に示すパターンは、先行車両2が存在しないパターンを想定している。この場合は、図2のS40にて否定判断となり、S50〜S100の処理を実行することなく、S110へ移行する。したがって、特に報知はしない。
[実施形態の運転支援システムによる効果]
以上、本実施形態の運転支援システムの構成および作動について説明したが、本実施形態の運転支援システムによれば、先行車両2の車高h2を考慮して、次に通過予定の信号機3が確認可能な車間距離である必要車間距離Lnを算出し、その必要車間距離Lnの確保ができていなければ、運転者に対してその必要車間距離Lnの確保を促す報知を行う。そのため、信号機認知位置に到達するまでにその報知がなされれば、その報知を見た運転者は車間距離を確保するように運転することができる。したがって、本発明の運転支援システムによれば、他の車両やインフラに依存せずに自車両のみで、信号機の視認を確保するような運転支援を行うことができる。
また、自車両1が信号機認知位置に至った後においても実際の車間距離Lrが必要車間距離Ln未満であれば、「信号機を認識可能な車間距離が確保できていません。信号機に注意してください」といった報知を行う。これによって、それまでは車間距離に対する注意喚起を受けていた運転者は、信号機3へ注意を払わなくてはならないことが分かり、より効果的である。
[他の実施形態]
以下、他の実施形態について説明する。
(イ)上述した実施形態では、運転者に報知することで、その報知にしたがって運転者が必要車間距離Lnを確保するよう運転することを期待するものである。それに対して、運転者による必要車間距離Ln確保のための運転に頼るのではなく、運転支援システムが自動的に車間距離を制御するようにしてもよい。
その場合には、図1に破線で示すように、車内LAN40にエンジンECU70やブレーキECU80を接続し、ナビゲーション装置20の制御部29が、これらエンジンECU70やブレーキECU80に対して指令を出して、車両を加減速させればよい。その際は、図2のS90の「運転者に報知」に代えて「必要車間距離Lnとなるまで車間制御する」という処理を実行すればよい。なお、このように車間制御をする場合には、図2のS100及びS120は不要となる。
ただし、「車間制御」と「運転者に報知」を両方実行しても良い。つまり、図2のS90にて、自動的に車間制御すると共に運転者への報知も行うようにするとよい。この場合の報知内容は、「車間制御を実行している」旨を示すものである。つまり、必要車間距離Lnを確保できるようエンジンECU70やブレーキECU80に対して制御する場合、具体的には自車両1が減速することとなる。何らの報知もなく自車両1が減速してしまうと、運転者が不審に感じるおそれがある。したがって、車間制御を実行する旨が報知されれば、適切な車間制御の結果によって自車両1が減速したことを運転者が把握でき、不審に感じるおそれを回避できる。なお、このように車間制御をする場合には、図2のS100及びS120はそのまま存置すればよい。
(ロ)上述した実施形態では、図2のS60における必要車間距離Lnの算出に際して、下記の式に基づいて算出した。

必要車間距離Ln=信号機認知位置距離Ls×
{(先行車両車高h2−運転者目線高さh1)/(信号機高さh3−運転者目線高さh1)}

これは図3(a)に示すように、ほぼ平坦な道路を走行していることを想定したものであった。ただし、図3(b)(c)に示すように、道路勾配がある場合、信号機3の位置、先行車両2の位置、そして自車両1の位置の高度によって、必要車間距離(Ln)が異なる。例えば急な下り坂の場合には、遠くまで視認し易くなるので、平坦な道路を走行している場合に比べて、より先行車両2に近づいていても信号機3を視認できる状況となる。逆に、急な登り坂の場合には、遠くが視認し難くなるので、平坦な道路を走行している場合に比べて、より先行車両2から遠ざからないと、その先にある信号機3を視認できる状況とならない。
そこで、このような道路勾配による差違にも対応した必要車間距離Lnを算出するのであれば、信号機3の位置の高度と自車両1の位置の高度との差を信号機高さ補正値h31とし、先行車両2の位置の高度と自車両1の位置の高度との差を先行車両車高補正値h21として、それらも加味して必要車間距離Lnを算出すればよい。具体的には、以下の式に基づいて算出すればよい。

必要車間距離Ln=信号機認知位置距離Ls×
{(先行車両車高h2+先行車両車高補正値h21−運転者目線高さh1)/(信号機高さh3+信号機高さ補正値h31−運転者目線高さh1)}

なお、図3(b)に示すように登り坂の場合には、先行車両車高補正値h21や信号機高さ補正値h31は正の値となり、図3(c)に示すように下り坂の場合には、先行車両車高補正値h21や信号機高さ補正値h31は負の値となる。
(ハ)上述した実施形態では、運転者目線高さh1は、車両の座面高と運転者の座高によって決定し、座高は平均的な運転者の座高をデフォルト値として設定した。しかし、例えば運転者の体格差による座高の差まで対応したいのであれば、例えば車内監視カメラを設け、その撮像画像から運転者の目線の高さを読みとり、座高を算出するようにしてもよい。
運転支援システムの概略構成図である。 運転支援処理を説明するためのフローチャートである。 必要車間距離Lnや信号機認知位置距離Ls等の説明図である。 運転支援のための報知パターン例の説明図である。 運転支援のための報知パターン例の説明図である。 運転支援のための報知パターン例の説明図である。
符号の説明
1…ナビゲーション装置、21…位置検出器、21a…GPS受信機、21b…ジャイロスコープ、21c…距離センサ、22…操作スイッチ群、23a…リモコン、23b…リモコンセンサ、24…外部通信機、25…地図データ入力器、26…表示部、27…音声出力部、28…マイクロフォン、29…制御部、30…車内LAN通信部、40…車内LAN、50…車間距離検出装置、60…車間距離検出装置、60…車高検出装置、70…エンジンECU、80…ブレーキECU。

Claims (8)

  1. 自車両の現在位置を特定する現在位置特定手段と、
    先行車両と自車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、
    前記先行車両の車高を検出する車高検出手段と、
    運転者への報知を行う報知手段と、
    制御手段と、を備え、車両に搭載されて用いられる運転支援システムであって、
    前記制御手段は、
    信号機の位置及び高さを特定可能なデータを含む地図データと、前記現在位置特定手段によって特定された現在位置とに基づいて、自車両が次に通過予定の信号機の位置を決定し、
    その信号機の位置から所定距離手前の位置を信号機認知位置として決定し、
    前記車高検出手段による検出結果に基づいて先行車両が存在するか否か判断し、
    先行車両が存在する場合には、前記車高検出手段によって先行車両の車高を検出し、
    その検出した先行車両の車高を加味して、前記信号機認知位置において前記次の通過予定の信号機を運転者が視認可能な最短の車間距離である必要車間距離を算出し、
    前記車間距離検出手段によって検出した車間距離が、前記算出した必要車間距離未満の場合には、前記報知手段を介して前記必要車間距離の確保を促す報知を行うこと
    を特徴とする運転支援システム。
  2. 請求項1に記載の運転支援システムにおいて、
    前記制御手段は、
    前記信号機認知位置に至るまでは、前記車間距離が前記必要車間距離未満であれば前記必要車間距離の確保を促す報知を行い、前記信号機認知位置に至った後は、前記車間距離が前記必要車間距離未満であれば前記必要車間距離の確保ができていないため信号機に対する注意を促す報知を行うこと
    を特徴とする運転支援システム。
  3. 自車両の現在位置を特定する現在位置特定手段と、
    先行車両と自車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、
    前記先行車両の車高を検出する車高検出手段と、
    自車両を加速させたり減速させたりする加減速手段と、
    前記車間距離検出手段によって検出した車間距離が目標の車間距離になるよう前記加減速手段を制御する車間制御を含む各種制御を実行する制御手段と、を備え、車両に搭載されて用いられる運転支援システムであって、
    前記制御手段は、
    信号機の位置及び高さを特定可能なデータを含む地図データと、前記現在位置特定手段によって特定された現在位置とに基づいて、自車両が次に通過予定の信号機の位置を決定し、
    その信号機の位置から所定距離手前の位置を信号機認知位置として決定し、
    前記車高検出手段による検出結果に基づいて先行車両が存在するか否か判断し、
    先行車両が存在する場合には、前記車高検出手段によって先行車両の車高を検出し、
    その検出した先行車両の車高を加味して、前記信号機認知位置において前記次の通過予定の信号機を運転者が視認可能な最短の車間距離である必要車間距離を算出し、
    前記車間距離検出手段によって検出した車間距離が、前記算出した必要車間距離未満の場合には、前記車間距離検出手段によって検出した車間距離が前記必要車間距離を確保できるよう、前記加減速手段を制御すること
    を特徴とする運転支援システム。
  4. 請求項3に記載の運転支援システムにおいて、
    さらに、運転者への報知を行う報知手段を備え、
    前記制御手段は、前記検出した車間距離が前記必要車間距離を確保できるよう前記加減速手段を制御する際には、前記報知手段を介してその旨を報知すること
    を特徴とする運転支援システム。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の運転支援システムにおいて、
    前記信号機認知位置を決定するための所定距離は、車速に基づいて定まる車両停止可能距離を基準として定められていることを特徴とする運転支援システム。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の運転支援システムにおいて、
    前記必要車間距離は、下記の式によって算出したものであることを特徴とする運転支援システム。
    必要車間距離=信号機認知位置距離Ls×
    {(先行車両車高h2−運転者目線高さh1)/(信号機高さh3−運転者目線高さh1)}
  7. 請求項6に記載の運転支援システムにおいて、
    前記地図データには、信号機の位置として緯度・経度に加えて高度も含まれており、
    前記現在位置特定手段は、現在位置として緯度・経度に加えて高度も特定可能であり、
    さらに、前記車高検出手段によって車高を検出した先行車両の存在位置の高度を検出する先行車両高度検出手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記必要車間距離を算出する際、前記信号機位置の高度と前記現在位置特定手段によって特定された現在位置の高度との差、及び前記先行車両高度検出手段によって検出された先行車両の高度と前記現在位置特定手段によって特定された現在位置の高度との差も加味して算出すること
    を特徴とする運転支援システム。
  8. コンピュータを、請求項1〜7の何れかに記載の運転支援システムにおける前記制御手段として機能させるためのプログラム。
JP2005314637A 2005-10-28 2005-10-28 運転支援システムおよびプログラム Expired - Fee Related JP4483764B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005314637A JP4483764B2 (ja) 2005-10-28 2005-10-28 運転支援システムおよびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005314637A JP4483764B2 (ja) 2005-10-28 2005-10-28 運転支援システムおよびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007122472A true JP2007122472A (ja) 2007-05-17
JP4483764B2 JP4483764B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=38146248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005314637A Expired - Fee Related JP4483764B2 (ja) 2005-10-28 2005-10-28 運転支援システムおよびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4483764B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009001245A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Hitachi Ltd 車両走行支援制御装置
WO2011158317A1 (ja) * 2010-06-14 2011-12-22 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置
WO2012138074A2 (ko) * 2011-04-06 2012-10-11 Kim Hak Sun 차량의 주행 안전거리 자동제어를 위한 프로그래머블 로직 콘트롤러
JP2017154512A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御装置
JP2019096368A (ja) * 2019-03-29 2019-06-20 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 運転支援装置、運転支援方法及び運転支援プログラム
JPWO2018066710A1 (ja) * 2016-10-07 2019-06-24 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 走行支援装置及びコンピュータプログラム
WO2019151518A1 (ja) * 2018-02-05 2019-08-08 酵素玄米Labo株式会社 炊飯器
WO2019167561A1 (ja) * 2018-03-01 2019-09-06 ヴィオニア スウェーデン エービー 運転支援システム及び運転支援方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009001245A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Hitachi Ltd 車両走行支援制御装置
WO2011158317A1 (ja) * 2010-06-14 2011-12-22 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置
WO2012138074A2 (ko) * 2011-04-06 2012-10-11 Kim Hak Sun 차량의 주행 안전거리 자동제어를 위한 프로그래머블 로직 콘트롤러
WO2012138074A3 (ko) * 2011-04-06 2012-11-29 Kim Hak Sun 차량의 주행 안전거리 자동제어를 위한 프로그래머블 로직 콘트롤러
JP2017154512A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御装置
JPWO2018066710A1 (ja) * 2016-10-07 2019-06-24 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 走行支援装置及びコンピュータプログラム
US10733462B2 (en) 2016-10-07 2020-08-04 Aisin Aw Co., Ltd. Travel assistance device and computer program
WO2019151518A1 (ja) * 2018-02-05 2019-08-08 酵素玄米Labo株式会社 炊飯器
WO2019167561A1 (ja) * 2018-03-01 2019-09-06 ヴィオニア スウェーデン エービー 運転支援システム及び運転支援方法
JPWO2019167561A1 (ja) * 2018-03-01 2020-12-03 ヴィオニア スウェーデン エービー 運転支援システム及び運転支援方法
JP2019096368A (ja) * 2019-03-29 2019-06-20 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 運転支援装置、運転支援方法及び運転支援プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4483764B2 (ja) 2010-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4702106B2 (ja) 死角支援情報報知装置及びプログラム
WO2020049722A1 (ja) 車両の走行制御方法及び走行制御装置
US11577742B2 (en) Methods and systems for increasing autonomous vehicle safety and flexibility using voice interaction
JP4735310B2 (ja) 走行支援装置
US20200377126A1 (en) Information output control device and information output control method
WO2020035896A1 (ja) 車両の走行制御方法及び走行制御装置
JP3969251B2 (ja) 車両用運転補助装置
JP4483764B2 (ja) 運転支援システムおよびプログラム
JP2020091790A (ja) 自動運転システム
WO2013153660A1 (ja) 運転支援装置
JP2008021181A (ja) 運転支援情報報知装置
JP2007008203A (ja) 車両制御補助装置及び車両制御補助方法
WO2020035897A1 (ja) 車両の走行制御方法及び走行制御装置
JPWO2017149655A1 (ja) 逆走抑制装置、逆走抑制方法及び逆走抑制システム
JP2009015498A (ja) 緊急車両接近報知システム、一般車用装置および緊急車用装置
JPH1114388A (ja) 特殊車両報知システム、このシステムに用いる一般車両用ナビゲーション装置、この装置の記録媒体、および上記システムに用いる特殊車両用ナビゲーション装置
JP2010026618A (ja) 車載用ナビゲーション装置及び交差点進入案内方法
JP2020177292A (ja) 車両遠隔指示システム
JP5614079B2 (ja) 運転支援装置
JP2006277548A (ja) 車両用制御装置
JP5428611B2 (ja) 運転支援システム、車載装置、コンピュータ・プログラムおよび情報記録媒体
JP2020050204A (ja) 車両の走行制御方法及び走行制御装置
WO2020065892A1 (ja) 車両の走行制御方法及び走行制御装置
JPH1125391A (ja) 交通信号警告システム
US20200158521A1 (en) Automatic driving device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100315

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees