JP2007122193A - 文書管理システム、情報処理装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】自らの業務に合わせる形で、文書管理サービスを利用するための画面の遷移をシナリオとして保管し実行することを可能とした文書管理システムを提供する。
【解決手段】文書管理システムの統合サーバ102は、ユーザから操作の追加指示があった場合、コンピュータ101に送信した画面からの設定に基づき操作番号を発行し、操作情報を操作記憶部311に格納する。統合サーバ102は、ユーザからシナリオの追加指示があった場合、コンピュータ101に送信した画面からの設定に基づき操作番号を発行し、シナリオ手順情報をシナリオ手順記憶部309に格納する。統合サーバ102は、ユーザからシナリオの表示指示があった場合、コンピュータ101に送信した画面からの設定に基づきURLを取得し、文書管理サーバ103は、URLに該当する画面を表示し、シナリオに沿った処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して文書管理サービスを提供する文書管理システム、情報処理装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
近年、インターネット環境の発達に伴い、情報処理装置によるインターネットを介した文書管理(文書共有)サービスが利用されるようになってきている。文書管理サービスは、文書を共有したい人が情報処理装置により文書アップロードの作業を経て、アップロードした文書をインターネット経由で他の人と共有可能とするサービスである。文書管理サービスでは、ユーザ毎にサービスを利用するためのアカウントを用意した上で、フォルダや文書に対して、限定されたユーザとのみ文書の共有または文書の編集を許可する等の具体的な利用法が想定されている。
上記の文書管理サービスに関する技術としては各種の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−141066号公報
しかしながら、上述した従来の文書管理サービスは、汎用的な文書管理を想定しているため、文書管理サービスを利用するユーザの業務に合っていないことが多かった。このため、ユーザが文書管理サービスを特定の業務で利用するには、情報処理装置の表示部に表示される、文書管理サービスを利用するための画面の操作が煩雑になる面があった。
例えば、企業において会議の議事録を作成する業務を遂行するためには、フォルダ作成や文書登録等といった複数のステップからなる作業を行うことになるが、各種の業務の度毎に同じ作業を繰り返す必要があった。そのため、従来から、ユーザ毎に各種の業務に合わせて文書管理サービスを効率的に利用するための手法が要望されていた。
本発明の目的は、自らの業務に合わせる形で、文書管理サービスを利用するための画面の遷移をシナリオとして保管し実行することを可能とした文書管理システム、情報処理装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の文書管理システムは、文書管理サービスを提供する提供側装置と利用側装置とがネットワークを介して通信を行う文書管理システムであって、前記利用側装置から前記ネットワークを介して前記提供側装置に接続が行われた場合、前記提供側装置は、前記利用側装置の利用者認証後に、前記利用側装置から文書管理に関わる処理の指示を受け付け、前記文書管理に関わる処理を行うための複数の操作を組み合わせてシナリオ形式で記憶すると共に、シナリオを実行することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが文書管理サービスを利用して自らの業務を行う場合、自らの業務に合わせる形で、文書管理サービスを利用するための画面の遷移をシナリオとして保管し実行することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る文書管理システムの構成を示す図である。
図1において、文書管理システムは、ユーザが文書管理に使用する後述の各種画面の遷移をシナリオ(複数の操作からなる一連の手順)として連続して実行することを可能とする、ネットワークを介した文書管理サービスを実現するシステムである。文書管理システムは、クライアントコンピュータ101、統合サーバ102、文書管理サーバ103(1)、103(2)、・・・103(N)をインターネット等のネットワーク100を介して接続した構成を有する。
尚、本実施の形態では、文書管理サーバ103(1)、103(2)、・・・103(N)は、同様な構成を有している。そこで、説明を簡略化するため、複数の文書管理サーバ103(1)、103(2)、…、103(N)の中で特定された文書管理サーバを指す場合は、文書管理サーバ103(X)と表記する。また、複数の文書管理サーバ103(1)、103(2)、…、103(N)の全てを指す場合は、単に文書管理サーバ103と表記する。
統合サーバ102、文書管理サーバ103は、それぞれ後述するようにCPU、ROM、RAM、HDD等から構成される情報処理装置(コンピュータ)により構成される。また、クライアントコンピュータ101は、ネットワーク閲覧部(図3)を備える一般的な情報処理装置(コンピュータ)により構成される。ネットワーク100は、本実施の形態ではインターネットを例に説明するが、LAN(Local Area Network)等の他のネットワークシステムであっても構わない。統合サーバ102及び文書管理サーバ103の機能は図3に基づき後述する。
図2は、情報処理装置(統合サーバ102、文書管理サーバ103)の具体的な構成例を示すブロック図である。
図2において、情報処理装置は、中央演算装置(以下CPU)201、RAM202、ROM203、ネットワークインターフェース(以下NETIF)204、ビデオRAM(以下VRAM)205、表示装置(以下CRT)206を備えている。更に、情報処理装置は、キーボードコントローラ(以下KBC)207、外部入力装置(以下KB)208、ハードディスクドライブ(以下HDD)209、外部入出力装置(以下FDD)210、プリンタコントローラ(以下PRTC)211を備えている。
CPU201は、各種の演算及び制御を司る。RAM202は、CPU201の主メモリ、実行するプログラムの領域や該プログラムの実行エリア、データエリアとして機能する。ROM203は、CPU201の動作処理手順を記憶している。ROM203は、情報処理装置の制御を司るシステムプログラムである基本ソフトウエア(OS)を記憶するプログラムROMと、システムを稼働するために必要な情報等を記憶するデータROMを有する。尚、ROM203の代わりに、HDD209を用いる場合もある。
NETIF204は、ネットワークを介して情報処理装置間のデータ転送を行うための制御や接続状況の診断を行う。VRAM205は、CRT206の画面に表示させる画像を展開し、その表示の制御を行う。CRT206は、情報処理装置の稼働状態や画像を表示する。KBC207は、KB208からの入力信号を制御する。KB208は、例えばキーボードやマウス等のポインティングデバイスから構成され、ユーザが行う操作を受け付ける。
HDD209は、アプリケーションプログラムや各種データの保存用に用いられる。本実施の形態におけるアプリケーションプログラムとは、後述の各種処理を実行するソフトウェアプログラム等である。FDD210は、例えばフロッピー(登録商標)ディスクドライブ、CDROMドライブ等のリムーバブルディスクを入出力するものであり、該媒体からの上記アプリケーションプログラムの読み出し等に用いられる。
データ記録装置(以下FD)213は、FDD210によって情報の読み出しが行われる取り外し可能なリムーバブルメディアである。具体的には、磁気記録媒体(例えばフロッピー(登録商標)ディスクや外付けハードディスク)、光記録媒体(例えばCD−ROM)、光磁気記録媒体(例えばMO)、半導体記録媒体(例えばメモリカード)等である。尚、HDD209に格納するアプリケーションプログラムやデータをFDD210に格納して使用することも可能である。
PRTC211は、印刷装置212に対する出力信号を制御する。印刷装置(以下PRT)212は、例えばLBP(Laser Beam Printer)が用いられるが、インクジェットプリンタや熱転写プリンタ等の他の印刷方式のプリンタを用いてもよい。伝送バス200は、上記各ユニット間を接続するアドレスバス、データバス、入出力バス、及び制御バスから構成される。
図3は、クライアントコンピュータ101、統合サーバ102、文書管理サーバ103の構成を示すブロック図である。
図3において、クライアントコンピュータ101は、ネットワーク閲覧部301を有する。統合サーバ102は、データ送受信モジュール302、シナリオ設定モジュール303、シナリオ情報格納装置308を有する。文書管理サーバ103は、データ送受信モジュール313、文書情報処理モジュール314、文書情報格納装置317を有する。
データ送受信モジュール302、シナリオ設定モジュール303、データ送受信モジュール313、文書情報処理モジュール314は、図2に示したROM203、HDD209、またはFDD210より読み込まれてRAM202に展開される。更に、データ送受信モジュール302、シナリオ設定モジュール303、データ送受信モジュール313、文書情報処理モジュール314は、CPU201で使用されるアプリケーションプログラムまたはプログラムの一部として動作する。
シナリオ情報格納装置308、文書情報格納装置317は、ファイルシステムまたはデータベースシステムを用いて、それぞれ、統合サーバ102、文書管理サーバ103のHDD209、RAM202、及びFDD210の少なくとも1つを用いて情報を格納する。また、シナリオ情報格納装置308、文書情報格納装置317に格納された特定の情報に対しては、特定のキーや条件で直接アクセスを行うことが可能である。図3に示す矢印は、モジュール−モジュール間、モジュール−情報格納装置間の制御や情報の流れのうち主要なものを表している。
情報処理装置(統合サーバ102、文書管理サーバ103)の上記モジュール及び情報格納装置は、自動起動されるかもしくは操作者がKB208より入力した情報や指示によりKBC207を介し、必要に応じてRAM202に展開され、CPU201へ伝えられる。
CPU201での演算に必要な処理モジュールと情報格納装置に格納された情報を、ROM203、HDD209、FDD210或いはRAM202等よりRAM202に展開し、CPU201へ伝える。CPU201で演算した結果の情報を、必要がある場合、RAM202、HDD209、FDD210等に存在する情報格納装置に書き込む。また同時に、CPU201で演算した結果の情報を、必要がある場合、VRAM205を介してCRT206に表示する。CPU201、RAM202、ROM203、NETIF204、VRAM205、KBC207、HDD209、FDD210間の情報の伝送は、伝送バス200を通じて行われる。
クライアントコンピュータ101において、ネットワーク閲覧部301は、インターネット等のネットワーク100を介して統合サーバ102との間における各種データの送受信及び画面データの取得を行う際に用いる。
統合サーバ102において、データ送受信モジュール302は、ネットワーク100を介してクライアントコンピュータ101、文書管理サーバ103との間でデータの送受信を行う。画面制御部304は、ユーザ認証及びユーザ側の各種設定に使用されるユーザ認証画面、操作設定画面、シナリオ更新画面、シナリオメニュー画面の表示制御を行う。ユーザ認証画面〜シナリオメニュー画面を表すデータは不図示の画面データ記憶部に記憶されている。
シナリオ情報管理部305は、ユーザからのシナリオの追加の指示に基づく更新処理等を行う。ユーザ認証部306は、ユーザ認証処理を行う。操作情報管理部307は、ユーザからの操作の追加の指示に基づく更新処理等を行う。シナリオ手順記憶部309は、シナリオの操作手順を記憶する。シナリオ記憶部310は、シナリオ情報を記憶する。操作記憶部311は、操作情報を記憶する。
文書管理サーバ103において、データ送受信モジュール313は、ネットワーク100を介して統合サーバ102との間でデータの送受信を行う。画面制御部315は、ユーザ側の文書管理に使用されるフォルダ作成画面、文書登録画面の表示制御を行う。ユーザ記憶部318は、ユーザ認証処理に用いるユーザ情報を記憶する。画面データ記憶部319には、フォルダ作成画面、文書登録画面を表すデータが記憶されている。
次に、上記図3に示した構成における各処理(「操作の登録」、「シナリオの登録」、「シナリオの実行」)の流れについて順に説明する。
まず、上記各処理のいずれの処理に対しても、その前段階としてユーザ認証処理が行われる。ユーザ認証処理では、文書管理サービスを利用するユーザは、クライアントコンピュータ101が備えるインターネット経由で閲覧可能なネットワーク閲覧部301を用いて、統合サーバ102にユーザ認証画面の表示を行う指示を送信する。これに伴い、統合サーバ102のシナリオ設定モジュール303の画面制御部304は、送信された指示を受けて、ユーザ認証画面をクライアントコンピュータ101に送信し、その表示部に表示する。
その後、ユーザはユーザ認証画面上でログインIDとパスワードを入力すると共にURLを設定し、ログインすることで、統合サーバ102に対しユーザ認証処理の指示を行う。これに伴い、統合サーバ102は、送信されたユーザ入力情報とユーザ認証処理の指示をデータ送受信モジュール302により受信し、シナリオ設定モジュール303のユーザ認証部306にユーザ認証処理を行うように指示する。これを受けて、ユーザ認証部306は、データ送受信モジュール302経由で文書管理サーバ103のデータ送受信モジュール313を呼び出し、ログインIDとパスワードを送信する。
データ送受信モジュール313は、統合サーバ102から送信されたログインIDとパスワードを受信すると、文書情報処理モジュール314のユーザ認証部316にユーザ認証処理を指示する。これを受けて、ユーザ認証部316は、文書情報格納装置317のユーザ記憶部318に記憶されているユーザ情報と、上記ユーザ認証画面から入力された情報(ログインIDとパスワード)とを突き合わせることで、ユーザ認証処理を行う。
次に、「操作の登録」における流れについて説明する。
上記のユーザ認証処理の後、ユーザはクライアントコンピュータ101のネットワーク閲覧部301を用いて、シナリオ(複数の操作からなる一連の手順)を構成する操作(例えば“フォルダを開く”“フォルダ作成”“文書登録”などの操作)の追加を行う指示を統合サーバ102に送信する。これに伴い、統合サーバ102の画面制御部304は、クライアントコンピュータ101から送信された操作の追加を行う指示を受けて、シナリオを構成する操作を追加するための画面をクライアントコンピュータ101に送信し、その表示部に表示する。
その後、ユーザは上記画面から操作の情報として操作名とURLを設定し、クライアントコンピュータ101から統合サーバ102に対し処理の指示を行う。これに伴い、統合サーバ102は、クライアントコンピュータ101から送信された情報と更新処理(操作を追加する処理)の指示をデータ送受信モジュール302により受信し、シナリオ設定モジュール303の操作情報管理部307に更新処理を行うように指示する。これを受けて、操作情報管理部307は、操作番号を発行すると共に、上記画面から設定された情報を操作記憶部311に格納する。
次に、「シナリオの登録」における流れについて説明する。
上記のユーザ認証処理の後、ユーザはクライアントコンピュータ101のネットワーク閲覧部301を用いて、統合サーバ102にシナリオの追加を行う指示を送信する。これに伴い、統合サーバ102は、クライアントコンピュータ101から送信された情報と更新処理(シナリオを追加する処理)の指示をデータ送受信モジュール302により受信し、シナリオ設定モジュール303のシナリオ情報管理部305に更新処理を行うように指示する。シナリオ設定モジュール303の画面制御部304は、シナリオ情報管理部305の指示を受けて、シナリオ名や操作名等を設定するための画面をクライアントコンピュータ101に送信し、その表示部に表示する。
その後、ユーザは上記画面からシナリオ名や操作名等を設定し、クライアントコンピュータ101から統合サーバ102に対し処理の指示を行う。これに伴い、統合サーバ102は、クライアントコンピュータ101から送信された情報と指示をデータ送受信モジュール302により受信し、シナリオ設定モジュール303の操作情報管理部307に処理を行うように指示する。これを受けて、操作情報管理部307は、操作番号を発行すると共に、上記画面から設定された情報をシナリオ情報格納装置308の操作記憶部311に格納する。
最後に、「シナリオの実行」における流れについて説明する。
上記のユーザ認証処理の後、ユーザはクライアントコンピュータ101のネットワーク閲覧部301を用いて、統合サーバ102にシナリオを表示するように指示を送信する。これに伴い、統合サーバ102の画面制御部304は、ユーザが有する文書管理サービスのシナリオとユーザが実行するための画面をクライアントコンピュータ101に送信し、その表示部に表示する。
その後、ユーザは上記画面からシナリオを選択し、クライアントコンピュータ101から統合サーバ102に対しシナリオ実行処理の指示を行う。これに伴い、統合サーバ102は、クライアントコンピュータ101から送信されたシナリオ実行処理の指示をデータ送受信モジュール302により受信し、シナリオ設定モジュール303のシナリオ情報管理部305に処理を行うように指示する。これを受けて、シナリオ情報管理部305は、上記選択されたシナリオを文書管理サーバ103で実行するために一連の処理(前段階の処理)を実行する。
まず、シナリオ情報管理部305は、上記選択されたシナリオのシナリオ番号の値と同じシナリオ番号を持つレコードをシナリオ情報格納装置308のシナリオ手順記憶部309から検索する。更に、シナリオ情報管理部305は、検索したレコードから最も若い操作手順番号を持つレコードを検索し、操作番号を取得する。
更に、シナリオ情報管理部305は、取得した操作番号の値と同じ値を持つレコードをシナリオ情報格納装置308の操作記憶部311から検索し、レコードのURLを取得する。次に、シナリオ情報管理部305は、取得したURLをデータ送受信モジュール302に渡す。データ送受信モジュール302は、文書管理サーバ103のデータ送受信モジュール313を呼び出す。
これに伴い、データ送受信モジュール313は、文書情報処理モジュール314の画面制御部315を呼び出す。画面制御部315は、文書情報格納装置317の画面データ記憶部319から上記URLに該当する画面を取得して表示する。または、画面制御部315は、上記URLに合致する処理を実行する。データ送受信モジュール313は、該処理の結果を統合サーバ102のデータ送受信モジュール302に返す。
更に、シナリオ情報管理部305は、シナリオに複数の操作が存在する場合は、次のシナリオ番号のデータをシナリオ手順記憶部309から検索する。シナリオ情報管理部305は、シナリオを実行するところから再度、データ送受信モジュール302及びデータ送受信モジュール313経由で、文書管理サーバ103に対して画面制御部315の呼び出しを行う。
次に、統合サーバ102のシナリオ情報格納装置308のシナリオ手順記憶部309、シナリオ記憶部310、操作記憶部311、文書管理サーバ103の文書情報格納装置317のユーザ記憶部318の各フォーマット例について説明する。
図4は、統合サーバ102のシナリオ情報格納装置308のシナリオ手順記憶部309のフォーマット例を示す図である。
図4において、シナリオ情報400は、シナリオを実行する際の操作手順を規定した情報であり、シナリオ番号401、操作手順番号402、操作番号403、操作終了種別404から構成される。シナリオ番号401は、シナリオを特定する番号である。操作手順番号402は、操作手順を示した番号である。操作番号403は、操作を特定する識別子である。操作終了種別404は、操作の終了状態を定義するフラグである。図4では、3件の操作が、操作手順番号402の順に操作番号403の0003、0001、0002の順に格納されている例を示している。
図5は、統合サーバ102のシナリオ情報格納装置308のシナリオ記憶部310のフォーマット例を示す図である。
図5において、シナリオ情報500は、シナリオを特定する情報であり、ユーザ番号501、シナリオ番号502、シナリオ名503から構成される。ユーザ番号501は、シナリオを保持するユーザを特定するための識別子である。シナリオ番号502は、シナリオを特定するための識別子である。シナリオ名503は、シナリオの名称である。図5では、議事録作成というシナリオ名503のシナリオの例を示している。
図6は、統合サーバ102のシナリオ情報格納装置308の操作記憶部311のフォーマット例を示す図である。
図6において、操作情報600は、シナリオ内で呼び出される操作を規定した情報であり、操作番号601、操作名602、URL603から構成される。操作番号601は、操作レコードの識別子である。操作名602は、操作の名称である。URL603は、操作を呼び出すためのURLである。図6では、シナリオ内で呼び出される操作に関するレコードが3件登録されている例を示している。
図7は、文書管理サーバ103の文書情報格納装置317のユーザ記憶部318のフォーマット例を示す図である。
図7において、ユーザ情報700は、ユーザの識別及び認証に関する情報であり、ユーザID701、パスワード702から構成される。ユーザID701は、ユーザ情報の識別子である。パスワード702は、ユーザ認証に使用される。
次に、統合サーバ102及び文書管理サーバ103に格納されている各種画面について説明する。
図8は、統合サーバ102に格納されているユーザ認証画面のイメージ例を示す図である。
図8において、ユーザ認証画面(ログイン画面)800は、統合サーバ102のシナリオ設定モジュール303の画面制御部304によりクライアントコンピュータ101の表示部に表示される、ユーザ認証を求める画面である。
入力エリア801は、統合サーバ102のログインID(ユーザID)を入力するエリアである。入力エリア802は、文書管理アプリケーションプログラムのパスワードを入力するエリアである。ログインボタン803は、ログインを行う際に操作する。
ユーザがユーザ認証画面800上でログインID及びパスワードを入力してログインボタン803を押下すると、統合サーバ102は以下の処理を行う。統合サーバ102は、クライアントコンピュータ101から送信された情報とユーザ認証処理の指示をデータ送受信モジュール302により受信し、シナリオ設定モジュール303のユーザ認証部306にユーザ認証処理を行うように指示する。
これを受けて、ユーザ認証部306は、データ送受信モジュール302経由で、文書管理サーバ103のデータ送受信モジュール313を呼び出す。データ送受信モジュール313は、統合サーバ102から送信されたログインID及びパスワードを受信すると、文書情報処理モジュール314のユーザ認証部316にユーザ認証処理を指示する。これを受けて、ユーザ認証部316は、文書情報格納装置317のユーザ記憶部318に記憶されているユーザ情報と上記ユーザ認証画面から入力された情報とを突き合わせることで、ユーザ認証処理を行う。
図9は、統合サーバ102に格納されている操作設定画面のイメージ例を示す図である。
図9において、操作設定画面900は、統合サーバ102のシナリオ設定モジュール303の画面制御部304によりクライアントコンピュータ101の表示部に表示される、文書管理アプリケーションプログラムの操作を登録するための画面である。
入力エリア901は、文書管理アプリケーションプログラムの操作名を入力するエリアである。入力エリア902は、文書管理アプリケーションプログラムにより提供される画面を実行するためのURLを入力するエリアである。更新ボタン903は、操作情報のレコードの作成を指示する際に操作する。キャンセルボタン904は、操作設定画面900上で設定した処理をキャンセルする際に操作する。
ユーザが更新ボタン903を押下すると、クライアントコンピュータ101のネットワーク閲覧部301から統合サーバ102のデータ送受信モジュール302に対し処理の指示が送信される。これに伴い、データ送信モジュール302は、シナリオ設定モジュール303の操作情報管理部307を呼び出す。その後、操作情報管理部307は、シナリオ情報格納装置308の操作記憶部311に操作情報600(図6参照)のレコードを作成する。
図10は、統合サーバ102に格納されているシナリオ更新画面のイメージ例を示す図である。
図10において、シナリオ更新画面1000は、統合サーバ102のシナリオ設定モジュール303の画面制御部304によりクライアントコンピュータ101の表示部に表示される、複数の操作をまとめたシナリオを登録するための画面である。
入力エリア1001は、シナリオ名を入力するエリアである。操作名のプルダウン1002には、操作記憶部311に記憶されている操作情報600のレコードの操作名602が表示される。ユーザは操作名のプルダウン1002を選択することで、追加する操作を選択する。キャンセルボタン1009は、シナリオ更新画面1000上で設定した処理をキャンセルする際に操作する。操作の終了状態を設定するプルダウン1010は、操作の終了状態を設定する際に操作する。
ユーザが操作追加ボタン1003を押下すると、操作リスト1005の最後尾に選択された操作を追加する。ユーザが操作削除ボタン1004を押下すると、操作リスト1005内で選択された操作をリストから削除する。操作リスト1005には、シナリオ内で実行される操作が上から順番に並べて表示されている。並べ替えボタン1006、1007は、操作順を並べ替える際に操作する。操作リスト1005で操作を選択している時に、並べ替えボタン1006を押下すると操作が上に並べ替えられ、並べ替えボタン1007を押下すると操作が下に並べ替えられる。
ユーザが更新ボタン1008を押下すると、クライアントコンピュータ101のネットワーク閲覧部301から統合サーバ102のデータ送受信モジュール302に対し処理の指示が送信される。これに伴い、データ送信モジュール302は、シナリオ設定モジュール303のシナリオ情報管理部305を呼び出す。その後、シナリオ情報管理部305は、シナリオ情報格納装置308のシナリオ記憶部310にシナリオ情報500(図5参照)のレコードを作成する。更に、シナリオ情報管理部305は、シナリオ情報格納装置308のシナリオ手順記憶部309にシナリオ情報400(図4参照)のレコードを作成する。
図11は、統合サーバ102に格納されているシナリオメニュー画面のイメージ例を示す図である。
図11において、シナリオメニュー画面1100は、統合サーバ102のシナリオ設定モジュール303の画面制御部304によりクライアントコンピュータ101の表示部に表示される、ユーザのログイン後にシナリオの選択を求める画面である。
表示エリア1101には、シナリオ名が表示される。この例ではシナリオは1つしか表示されていないが、シナリオが複数あれば複数のシナリオ名が表示される。実行ボタン1102は、表示エリア1101に表示されたシナリオ名のシナリオを選択する際に操作する。
ユーザが実行ボタン1102を押下すると、クライアントコンピュータ101のネットワーク閲覧部301から統合サーバ102のデータ送受信モジュール302に対しシナリオ番号が送信される。これに伴い、データ送信モジュール302は、シナリオ設定モジュール303のシナリオ情報管理部305を呼び出す。その後、シナリオ情報管理部305は、シナリオ情報格納装置308のシナリオ記憶部310から上記シナリオ番号に該当するシナリオ情報400のレコードを検索する。
更に、シナリオ情報管理部305は、取得したレコードから、シナリオ情報400においてシナリオ番号401が一致し且つ操作手順番号402が最も若い操作番号403を取得する。更に、シナリオ情報管理部305は、その操作番号403と同じ値を持つデータをシナリオ情報格納装置308の操作記憶部311から検索し、そのデータ(レコード)のURL603を取得する。その後、シナリオ情報管理部305は、URL603をデータ送受信モジュール302に渡し、文書管理サーバ103のデータ送受信モジュール313に送信する。
これに伴い、上記URL603を受信したデータ送受信モジュール313は、URL603に該当するプログラムを検索するように、文書情報処理モジュール314の画面制御部315に指示する。これを受けて、画面制御部315は、文書情報格納装置317の画面データ記憶部319を検索し、該当する画面のデータをデータ送受信モジュール313に返す。データ送受信モジュール313は、該当する画面のデータを統合サーバ102のデータ送受信モジュール302に返す。データ送受信モジュール302は、必要に応じて該当する画面のデータをクライアントコンピュータ101のネットワーク閲覧部301に返す。
図12は、文書管理サーバ103に格納されているフォルダ作成画面のイメージ例を示す図である。
図12において、フォルダ作成画面1200は、ユーザがシナリオに従って画面操作を行った時に、統合サーバ102のシナリオ設定モジュール303の画面制御部304によりクライアントコンピュータ101の表示部に表示される画面である。
フォルダ作成画面1200は、文書管理サーバ103の文書情報格納装置317の画面データ記憶部319に格納されており、文書管理サーバ103から統合サーバ102に転送され、更に統合サーバ102からクライアントコンピュータ101に転送される。
本実施の形態では、フォルダ作成画面1200は、ユーザの議事録フォルダに遷移した後に議事録フォルダ内でフォルダを作成するために表示される。入力エリア1201は、フォルダ名を入力するエリアである。キャンセルボタン1203は、フォルダ作成画面1200上で設定した処理をキャンセルする際に操作する。
ユーザが更新ボタン1202を押下すると、文書フォルダを作成後にシナリオに沿って次の画面に遷移する。尚、文書フォルダ作成処理自体は本実施の形態の主眼ではないので、説明を省略する。文書フォルダ作成処理後、シナリオ設定モジュール303のシナリオ情報管理部305は、シナリオ情報格納装置308のシナリオ記憶部310からシナリオ番号に該当するシナリオ情報400のレコードを検索する。
更に、シナリオ情報管理部305は、取得したレコードから、シナリオ情報400においてシナリオ番号401が一致し且つ操作手順番号402が次の番号である操作番号403を取得する。更に、シナリオ情報管理部305は、操作番号403と同じ値を持つデータを操作記憶部311を検索し、そのデータ(レコード)のURL603を取得する。その後、シナリオ情報管理部305は、URL603をデータ送受信モジュール302に渡し、文書管理サーバ103のデータ送受信モジュール313に送信する。
これに伴い、上記URL603を受信したデータ送受信モジュール313は、URL603に該当するプログラムを検索するように、文書情報処理モジュール314の画面制御部315に指示する。これを受けて、画面制御部315は、文書情報格納装置317の画面データ記憶部319を検索し、該当する画面のデータをデータ送受信モジュール313返す。データ送受信モジュール313は、該当する画面のデータを統合サーバ102のデータ送受信モジュール302に返す。データ送受信モジュール302は、必要に応じて該当する画面のデータをクライアントコンピュータ101のネットワーク閲覧部301に返す。
図13は、文書管理サーバ103に格納されている文書登録画面のイメージ例を示す図である。
図13において、文書登録画面1300は、ユーザがシナリオに従って画面操作を行った時に、統合サーバ102のシナリオ設定モジュール303の画面制御部304によりクライアントコンピュータ101の表示部に表示される画面である。
文書登録画面1300は、文書管理サーバ103の文書情報格納装置317の画面データ記憶部319に格納されており、文書管理サーバ103から統合サーバ102に転送され、更に統合サーバ102からクライアントコンピュータ101に転送される。
本実施の形態では、文書登録画面1300は、上記図12のフォルダ作成画面1200に遷移した後に表示される。入力エリア1301は、文書名を入力するエリアである。参照ボタン1302を押下すると、ファイル名を選択する画面が現れる。尚、画面表示はクライアントコンピュータ101によって実現するので、ここでは説明を省略する。
ユーザがキャンセルボタン1304を押下すると、文書登録画面1300上で設定した処理がキャンセルされる。ユーザが更新ボタン1303を押下すると、フォルダを作成後にシナリオに沿って次の画面に遷移する。尚、文書登録処理自体は本実施の形態の主眼ではないので、説明を省略する。文書登録処理後、シナリオ設定モジュール303のシナリオ情報管理部305は、シナリオ情報格納装置308のシナリオ記憶部310からシナリオ番号に該当するシナリオ情報400のレコードを検索する。該処理は上記図12で説明した処理と同様なので、ここでは説明を省略する。
次に、本実施の形態の文書管理システムにおける統合サーバ102の操作登録処理、シナリオ登録処理、シナリオ実行処理について、図14乃至図16のフローチャートを参照しながら説明する。
図14は、操作登録処理を示すフローチャートである。
図14において、統合サーバ102のROM203(プログラムROM)からプログラム(データ送受信モジュール302、シナリオ設定モジュール303、シナリオ情報格納装置308)がRAM202に読み込まれ、利用可能となる。まず、ステップS1では、シナリオ設定モジュール303の画面制御部304は、図8のユーザ認証画面(ログイン画面)800をクライアントコンピュータ101に送信し、その表示部に表示する。ユーザはユーザ認証画面800上で入力エリア801及び802にそれぞれログインID及びパスワードを入力し、ログインボタン803を押下する。
次に、ステップ2では、データ送受信モジュール302は、クライアントコンピュータ101から送信された情報(ログインID、パスワード)とユーザ認証処理の指示を受信し、シナリオ設定モジュール303のユーザ認証部306にユーザ認証処理を行うように指示する。これを受けて、ユーザ認証部306は、データ送受信モジュール302経由で、文書管理サーバ103のデータ送受信モジュール313を呼び出す。
データ送受信モジュール313は、統合サーバ102から送信された情報(ログインID、パスワード)を受信すると、文書情報処理モジュール314のユーザ認証部316にユーザ認証処理を指示する。これを受けて、ユーザ認証部316は、文書情報格納装置317のユーザ記憶部318に記憶されているユーザ情報と、上記ユーザ認証画面から入力され送信された情報(ログインID、パスワード)とを突き合わせることで、ユーザ認証処理を行う。
次に、ステップS3では、シナリオ設定モジュール303の画面制御部304は、図9の操作設定画面900をクライアントコンピュータ101に送信し、その表示部に表示する。
次に、ステップS4では、ユーザは操作設定画面900上で入力エリア901及び902にそれぞれ操作名及びURLを入力し、更新ボタン903を押下する。
次に、ステップS5では、データ送受信モジュール302は、クライアントコンピュータ101から送信された情報(操作名、URL)と更新処理の指示を受信し、シナリオ設定モジュール303の操作情報管理部307に渡す。これに伴い、操作情報管理部307は、操作番号を自動的に発行し、シナリオ情報格納装置308の操作記憶部311に操作情報を操作情報600の形式で登録する。
図15は、シナリオ登録処理を示すフローチャートである。
図15において、統合サーバ102のROM203(プログラムROM)からプログラム(データ送受信モジュール302、シナリオ設定モジュール303、シナリオ情報格納装置308)がRAM202に読み込まれ、利用可能となる。まず、ステップS11では、シナリオ設定モジュール303の画面制御部304は、図8のユーザ認証画面(ログイン画面)800をクライアントコンピュータ101に送信し、その表示部に表示する。ユーザはユーザ認証画面800上で入力エリア801及び802にそれぞれログインID及びパスワードを入力し、ログインボタン803を押下する。
次に、ステップ12では、データ送受信モジュール302は、クライアントコンピュータ101から送信された情報(ログインID、パスワード)とユーザ認証処理の指示を受信し、シナリオ設定モジュール303のユーザ認証部306にユーザ認証処理を行うように指示する。これを受けて、ユーザ認証部306は、データ送受信モジュール302経由で、文書管理サーバ103のデータ送受信モジュール313を呼び出す。
データ送受信モジュール313は、統合サーバ102から送信された情報(ログインID、パスワード)を受信すると、文書情報処理モジュール314のユーザ認証部316にユーザ認証処理を指示する。これを受けて、ユーザ認証部316は、文書情報格納装置317のユーザ記憶部318に記憶されているユーザ情報と、上記ユーザ認証画面から入力され送信された情報(ログインID、パスワード)とを突き合わせることで、ユーザ認証処理を行う。
次に、ステップS13では、シナリオ設定モジュール303の画面制御部304は、図10のシナリオ更新画面1000をクライアントコンピュータ101に送信し、その表示部に表示する。
次に、ステップS14では、ユーザはシナリオ更新画面1000上でシナリオ情報と操作手順に関する情報を入力し、更新ボタン1008を押下する。
次に、ステップS15では、データ送受信モジュール302は、クライアントコンピュータ101からから送信された情報(シナリオ情報、操作手順に関する情報)と更新処理の指示を受信し、シナリオ設定モジュール305のシナリオ情報管理部305に渡す。これに伴い、シナリオ情報管理部305は、シナリオ番号を自動的に発行し、シナリオ情報格納装置308のシナリオ記憶部310にシナリオ情報をシナリオ情報500の形式で登録する。更に、シナリオ情報管理部305は、シナリオ番号を自動的に発行し、シナリオ情報格納装置308のシナリオ手順記憶部309にシナリオ手順情報をシナリオ情報400の形式で登録する。
図16は、シナリオ実行処理(シナリオに沿って画面操作を実行する処理)を示すフローチャートである。
図16において、統合サーバ102のROM203(プログラムROM)からプログラム(データ送受信モジュール302、シナリオ設定モジュール303、シナリオ情報格納装置308)がRAM202に読み込まれ、利用可能となる。まず、ステップS21では、シナリオ設定モジュール303の画面制御部304は、図8のユーザ認証画面(ログイン画面)800をクライアントコンピュータ101に送信し、その表示部に表示する。ユーザはユーザ認証画面800上で入力エリア801及び802にそれぞれログインID及びパスワードを入力し、ログインボタン803を押下する。
次に、ステップ22では、データ送受信モジュール302は、クライアントコンピュータ101から送信された情報(ログインID、パスワード)とユーザ認証処理の指示を受信すると、シナリオ設定モジュール303のユーザ認証部306にユーザ認証処理を行うように指示する。これを受けて、ユーザ認証部306は、データ送受信モジュール302経由で、文書管理サーバ103のデータ送受信モジュール313を呼び出す。
データ送受信モジュール313は、統合サーバ102から送信された情報(ログインID、パスワード)を受信すると、文書情報処理モジュール314のユーザ認証部316にユーザ認証処理を指示する。これを受けて、ユーザ認証部316は、文書情報格納装置317のユーザ記憶部318に記憶されているユーザ情報と、上記ユーザ認証画面から入力され送信された情報(ログインID、パスワード)とを突き合わせることで、ユーザ認証処理を行う。
次に、ステップS23では、シナリオ設定モジュール303の画面制御部304は、図11のシナリオメニュー画面1100をクライアントコンピュータ101に送信し、その表示部に表示する。
次に、ステップS24では、ユーザはシナリオメニュー画面1100上でシナリオを選択し、実行ボタン1102を押下する。
次に、ステップS25では、データ送受信モジュール302は、クライアントコンピュータ101からから送信された情報(シナリオ番号)とシナリオ実行の指示を受信し、シナリオ設定モジュール305のシナリオ情報管理部305に渡す。これに伴い、シナリオ情報管理部305は、送信されてきたシナリオ番号に該当するシナリオを検索し、最初に実行すべき操作を検索する。
具体的には、シナリオ情報管理部305は、シナリオ情報格納装置308のシナリオ手順記憶部309から、上記選択されたシナリオのシナリオ番号の値と同じシナリオ番号を持つレコードを検索する。更に、シナリオ情報管理部305は、検索したレコードから、最も若い操作手順番号を持つレコードを検索し、操作番号を取得する。更に、シナリオ情報管理部305は、取得した操作番号の値と同じ値を持つレコードを操作記憶部311から検索し、レコード内のURLを取得する。
次に、ステップS26では、シナリオ情報管理部305は、取得したURLをデータ送受信モジュール302に渡す。データ送受信モジュール302は、文書管理サーバ103のデータ送受信モジュール313を呼び出す。
次に、ステップS27では、データ送受信モジュール313は、文書情報処理モジュール314の画面制御部315を呼び出す。画面制御部315は、文書情報格納装置317の画面データ記憶部319からURLに該当する画面(フォルダ作成画面、文書登録画面)を取得し、統合サーバ102に送信する。統合サーバ102は、前記画面をクライアントコンピュータ101に送信し、その表示部に表示する。または、画面制御部315は、URLに合致する処理を実行する。
次に、ステップS28では、ユーザはクライアントコンピュータ101の表示部に表示された画面に表示された所望の項目に該当するボタンを押下する。
次に、ステップS29では、データ送受信モジュール302からの指示に従い、文書管理サーバ103の文書情報処理モジュール314は、フォルダ作成や文書登録等の処理を実行する。
そして、シナリオに登録されている操作がある限り、上記ステップS25〜ステップS29の処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施の形態によれば、クライアントコンピュータ101からネットワーク100を介して統合サーバ102に接続が行われた場合、統合サーバ102は、ユーザ認証処理を行う。その後、統合サーバ102は、クライアントコンピュータ101から文書管理に関わる処理の指示を受け付け、文書管理に関わる処理を行うための複数の操作を組み合わせてシナリオ形式で記憶し、文書管理サーバ103は、シナリオに沿った処理を実行する。これにより、ユーザが文書管理サービスを利用して自らの業務を行う場合、自らの業務に合わせる形で、文書管理サービスを利用するための画面の遷移をシナリオとして保管し実行することが可能となる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、統合サーバと文書管理サーバを別個に設ける構成を例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではない。統合サーバに文書管理サーバの機能を持たせる構成、或いは文書管理サーバに統合サーバの機能を持たせる構成とすることも可能である。
また、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係る文書管理システムの構成を示す図である。 情報処理装置(統合サーバ、文書管理サーバ)の具体的な構成例を示すブロック図である。 クライアントコンピュータ、統合サーバ、文書管理サーバの構成を示すブロック図である。 統合サーバのシナリオ情報格納装置のシナリオ手順記憶部のフォーマット例を示す図である。 統合サーバのシナリオ情報格納装置のシナリオ記憶部のフォーマット例を示す図である。 統合サーバのシナリオ情報格納装置の操作記憶部のフォーマット例を示す図である。 文書管理サーバの文書情報格納装置のユーザ記憶部のフォーマット例を示す図である。 統合サーバに格納されているユーザ認証画面のイメージ例を示す図である。 統合サーバに格納されている操作設定画面のイメージ例を示す図である。 統合サーバに格納されているシナリオ更新画面のイメージ例を示す図である。 統合サーバに格納されているシナリオメニュー画面のイメージ例を示す図である。 文書管理サーバに格納されているフォルダ作成画面のイメージ例を示す図である。 文書管理サーバに格納されている文書登録画面のイメージ例を示す図である。 操作登録処理を示すフローチャートである。 シナリオ登録処理を示すフローチャートである。 シナリオ実行処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 ネットワーク
101 クライアントコンピュータ(利用側装置)
102 統合サーバ(提供側装置、統合装置)
103 文書管理サーバ(提供側装置、文書管理装置)
301 ネットワーク閲覧部
302 データ送受信モジュール
303 シナリオ設定モジュール
304 画面制御部
305 シナリオ情報管理部
306 ユーザ認証部
307 操作情報管理部
308 シナリオ情報格納装置
309 シナリオ手順記憶部(シナリオ手順記憶手段)
310 シナリオ記憶部(シナリオ記憶手段)
311 操作記憶部(操作記憶手段)
313 データ送受信モジュール
314 文書情報処理モジュール
315 画面制御部
316 ユーザ認証部
317 文書情報格納装置
318 ユーザ記憶部(利用者情報記憶手段)
319 画面データ記憶部(画面データ記憶手段)

Claims (14)

  1. 文書管理サービスを提供する提供側装置と利用側装置とがネットワークを介して通信を行う文書管理システムであって、
    前記利用側装置から前記ネットワークを介して前記提供側装置に接続が行われた場合、前記提供側装置は、前記利用側装置の利用者認証後に、前記利用側装置から文書管理に関わる処理の指示を受け付け、前記文書管理に関わる処理を行うための複数の操作を組み合わせてシナリオ形式で記憶すると共に、シナリオを実行することを特徴とする文書管理システム。
  2. 前記文書管理に関わる処理とは、前記文書管理を行うための操作を登録する処理、複数の操作を組み合わせたシナリオを登録する処理、前記シナリオを実行する処理を含むことを特徴とする請求項1記載の文書管理システム。
  3. 前記提供側装置は、前記文書管理に関わる処理の指示を受け付けると共に前記文書管理に関わる処理を行うための複数の操作を組み合わせてシナリオ形式で記憶する統合装置と、前記シナリオを実行する文書管理装置とから構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の文書管理システム。
  4. 前記統合装置は、前記シナリオを実行する際の操作手順を記憶するシナリオ手順記憶手段と、前記シナリオを特定する情報を利用者毎に記憶するシナリオ記憶手段と、前記シナリオ内で呼び出される操作を規定した情報を記憶する操作記憶手段とを備え、
    前記文書管理装置は、利用者の識別及び認証を行うための情報を記憶する利用者情報記憶手段と、前記文書管理に使用される画面を表すデータを記憶する画面データ記憶手段とを備えることを特徴とする請求項3記載の文書管理システム。
  5. 前記統合装置は、前記利用側装置から操作を登録する指示があった場合、前記指示に対応する画面を表すデータを前記利用側装置に送信し、前記利用側装置による前記画面からの設定に基づいて、前記シナリオ内で呼び出される操作を規定した情報を前記操作記憶手段に登録することを特徴とする請求項4記載の文書管理システム。
  6. 前記統合装置は、前記利用側装置からシナリオを登録する指示があった場合、前記指示に対応する画面を表すデータを前記利用側装置に送信し、前記利用側装置による前記画面からの設定に基づいて、前記シナリオを実行する際の操作手順を前記シナリオ手順記憶手段に登録することを特徴とする請求項4記載の文書管理システム。
  7. 前記統合装置は、前記利用側装置からシナリオを実行する指示があった場合、前記指示に対応する画面を表すデータを前記利用側装置に送信し、前記利用側装置による前記画面からの設定に基づいて、前記シナリオ手順記憶手段から選択シナリオに対応する情報を取得し、該取得した情報に対応する情報を前記操作記憶手段から取得し、
    前記文書管理装置は、前記操作記憶手段から取得した情報に該当する画面を前記統合装置を経由して前記利用側装置に送信し、シナリオ内で呼び出される処理を実行することを特徴とする請求項4記載の文書管理システム。
  8. 文書管理サービスを利用する利用側装置とネットワークを介して通信を行う情報処理装置であって、
    前記利用側装置から前記ネットワークを介して接続が行われた場合、前記利用側装置の利用者認証後に、前記利用側装置から文書管理に関わる処理の指示を受け付けると共に、前記文書管理に関わる処理を行うための複数の操作を組み合わせてシナリオ形式で記憶することを特徴とする情報処理装置。
  9. 文書管理サービスを利用する利用側装置とネットワークを介して通信を行う他の情報処理装置と通信を行う情報処理装置であって、
    前記利用側装置から前記ネットワークを介して前記他の情報処理装置に接続が行われ、前記他の情報処理装置が前記利用側装置の利用者認証後に前記利用側装置から文書管理に関わる処理の指示を受け付けたことに伴い、前記文書管理に関わる処理を行うための複数の操作を組み合わせたシナリオを実行することを特徴とする情報処理装置。
  10. 文書管理サービスを利用する利用側装置とネットワークを介して通信を行う情報処理装置の制御方法であって、
    前記利用側装置から前記ネットワークを介して接続が行われた場合、前記利用側装置の利用者認証後に、前記利用側装置から文書管理に関わる処理の指示を受け付けるステップと、前記文書管理に関わる処理を行うための複数の操作を組み合わせてシナリオ形式で記憶するステップと、を備えることを特徴とする制御方法。
  11. 文書管理サービスを利用する利用側装置とネットワークを介して通信を行う他の情報処理装置と通信を行う情報処理装置の制御方法であって、
    前記利用側装置から前記ネットワークを介して前記他の情報処理装置に接続が行われ、前記他の情報処理装置が前記利用側装置の利用者認証後に前記利用側装置から文書管理に関わる処理の指示を受け付けたことに伴い、前記文書管理に関わる処理を行うための複数の操作を組み合わせたシナリオを実行するステップ、を備えることを特徴とする制御方法。
  12. 文書管理サービスを利用する利用側装置とネットワークを介して通信を行う情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記利用側装置から前記ネットワークを介して接続が行われた場合、前記利用側装置の利用者認証後に、前記利用側装置から文書管理に関わる処理の指示を受け付けるモジュールと、前記文書管理に関わる処理を行うための複数の操作を組み合わせてシナリオ形式で記憶するモジュールと、を備えることを特徴とするプログラム。
  13. 文書管理サービスを利用する利用側装置とネットワークを介して通信を行う他の情報処理装置と通信を行う情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記利用側装置から前記ネットワークを介して前記他の情報処理装置に接続が行われ、前記他の情報処理装置が前記利用側装置の利用者認証後に前記利用側装置から文書管理に関わる処理の指示を受け付けたことに伴い、前記文書管理に関わる処理を行うための複数の操作を組み合わせたシナリオを実行するモジュール、を備えることを特徴とするプログラム。
  14. 前記請求項12又は13記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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