JP2007121301A - 吸収媒体における蛍光分光法 - Google Patents
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Abstract
【課題】蛍光励起光の波長に対する依存度を顕著に減少させるとともに発蛍光団の蛍光励起極大を改変する。
【解決手段】発蛍光団または発蛍光団の前駆体を含有する検出媒体が、発蛍光団の蛍光励起範囲と重なり合う吸収スペクトルを有する吸収体と混合する。検出媒体において生成される、発蛍光団と吸収体とからなる系は、変更された蛍光励起極大を伴う変更された有効蛍光励起範囲を有する。蛍光励起光による照射は、この変更された励起極大の範囲内で行うことができる。蛍光発光測定から得られる計測シグナルは、励起光の波長に対して低い依存性しか示さない。励起光の変更された波長により、さらに、たとえばUV LEDsなどの高価でない光源を用いることも可能となる。
【選択図】なし
【解決手段】発蛍光団または発蛍光団の前駆体を含有する検出媒体が、発蛍光団の蛍光励起範囲と重なり合う吸収スペクトルを有する吸収体と混合する。検出媒体において生成される、発蛍光団と吸収体とからなる系は、変更された蛍光励起極大を伴う変更された有効蛍光励起範囲を有する。蛍光励起光による照射は、この変更された励起極大の範囲内で行うことができる。蛍光発光測定から得られる計測シグナルは、励起光の波長に対して低い依存性しか示さない。励起光の変更された波長により、さらに、たとえばUV LEDsなどの高価でない光源を用いることも可能となる。
【選択図】なし
Description
本発明は、蛍光測定により試料中の検体を検出するための方法および装置に関する。
生化学的分析のための測定方法や測定システムは、医療診断の重要な構成要素である。検体は、発蛍光団により放出された光を計測することにより測定され得る。蛍光発生に必要とされる励起光の波長の最適な選択は、正確で確実な測定を可能にするために重要な役割を果たす。
発蛍光団の励起極大は、紫外線スペクトル範囲(UV)内にあることが多い。したがって、たとえば、NADHの最も長波長側の励起極大は340nmである。しかしながら、現在、このスペクトル範囲に利用できる、高価でなく、電池式の光源はほとんどなく、あったとしても近UV範囲におけるものだけである。
現在、ごく低価格で、UV範囲における励起のための低い消費電力の狭帯域光源として、注目に値する電力(>0.1mW)の発光ダイオードがあるが、365nmまでしか工業的に利用可能ではなく、励起範囲の極大からかけ離れてしか励起できない。励起は最も長波長側の吸収ピークの肩で生じるため、蛍光シグナルの付随的損失に加え、LEDの波長によって励起効率が非常に敏感に変化するという問題を引き起こす。したがって、たとえばNADHに対して予想されるシグナル変化は、340nmでの励起と比較してnm当たり−5%である。たとえば1%の技術的なシグナル安定性を保証するために、LEDの波長は逆に0.2nm以内で安定に保たなければならない。これは、LEDの電力変動、温度依存性および経年変化によって、極端な複雑さ(complexity)でしか達成されない。したがって、充分な波長安定性の要件は、単に許容温度範囲に対しては非常に短い間隔でだけ認め得るか、あるいは測定システムへの能動的温度コントロールシステムの組み込みを必要するが、これは生産コストと消費電力により実行可能ではないであろう。
US 4,547,465には、液体を分析または輸送するためのテストエレメントであって、分散した微粒子材料、たとえば顔料を含む高分子から構成される多孔性域を含むテストエレメントが記載されている。しかしながら、蛍光測定の正確度の改善については何も示唆されていない。
EP−A−0 066 648は、検出層と、繊維状で多孔質膨潤性媒体を含む反応層とを有する検出エレメントを含む、水性媒体中の検体を測定するための多層エレメントに関する。該エレメントは、微粒子色素を含む光保護層をさらに有してもよい。しかしながら、蛍光測定の正確度の改善については何も示唆されていない。
US 2002/0137027は、ランタノイド−リガンド複合体を用いてオキシダーゼによって生成される過酸化水素の検出方法に関する。蛍光は、好ましくは330〜415nmの波長で励起され、発光は600〜630nmで検出される。
US 3,992,158には、液体の分析で用いるテストエレメントが記載されている。該テストエレメントは、吸収体として、たとえば酸化チタンおよび硫酸バリウムなどの色素を含む1つ以上の反射層を含み得る。この反射層は、検出試薬を含むテストエレメントの層から隔てられている。また、蛍光測定の正確度の改善については何の示唆もされていない。
本発明の目的は、前記従来技術の欠点を少なくとも部分的に解消する、蛍光測定により検体を検出するための方法を提供することである。より詳しくは、計測シグナルの励起波長への依存度を減少させた方法を提供する。
本発明による解決法は、発蛍光団の蛍光測定により試料中の検体を検出するための方法またはシステムであって、発蛍光団または発蛍光団の前駆体を含有する検出媒体が、発蛍光団の蛍光励起範囲と重なり合う吸収スペクトルを有する吸収体と混合される方法またはシステムを提供することである。検出媒体において生成される、発蛍光団と吸収体とからなる系は、変更された蛍光励起極大を伴う変更された有効蛍光励起範囲を有する。蛍光励起光による照射は、この変更された励起極大の範囲内で行うことができる。蛍光発光測定から得られる計測シグナルは、励起光の波長に対して低い依存性しか示さない。励起光の変更された波長により、さらに、たとえばUV LEDsなどの高価でない光源を用いることも可能となる。
第1の側面において、本発明は、蛍光測定により試料中の検体を検出するための方法であって、
(a)(i)検体が検出されるべき試料の少なくとも一部、
(ii)適切な場合には、検体を検出するための少なくとも1つの試薬
(iii)第1の波長で少なくとも1つの励起極大を伴う励起範囲を有する発蛍光団、または試料、および適切な場合には試薬(ii)の存在下で該発蛍光団を生成することができる発蛍光団前駆体;
(iv)発蛍光団(iii)の励起範囲の一部を超えた光を吸収し、結果、第1の波長とは異なる第2の波長で励起極大を伴う、発蛍光団(iii)(存在するかまたは該前駆体から生成されるかのいずれか)および吸収体(iv)からなる系の変更された有効励起範囲を生じる吸収体
を含む検出媒体を提供する工程、
(b)第2の波長の領域において発蛍光団を励起するために光を照射する工程、
(c)1つ以上の適切な計測波長での発蛍光団の蛍光発光を測定し、試料中の検体の存在、量または活性を検出する工程
を含む方法に関する。
(a)(i)検体が検出されるべき試料の少なくとも一部、
(ii)適切な場合には、検体を検出するための少なくとも1つの試薬
(iii)第1の波長で少なくとも1つの励起極大を伴う励起範囲を有する発蛍光団、または試料、および適切な場合には試薬(ii)の存在下で該発蛍光団を生成することができる発蛍光団前駆体;
(iv)発蛍光団(iii)の励起範囲の一部を超えた光を吸収し、結果、第1の波長とは異なる第2の波長で励起極大を伴う、発蛍光団(iii)(存在するかまたは該前駆体から生成されるかのいずれか)および吸収体(iv)からなる系の変更された有効励起範囲を生じる吸収体
を含む検出媒体を提供する工程、
(b)第2の波長の領域において発蛍光団を励起するために光を照射する工程、
(c)1つ以上の適切な計測波長での発蛍光団の蛍光発光を測定し、試料中の検体の存在、量または活性を検出する工程
を含む方法に関する。
さらなる側面において、本発明は、
(i)第1の波長で少なくとも1つの励起極大を伴う励起範囲を有する発蛍光団、または試料、および適切な場合には試薬(iii)の存在下で該発蛍光団を生成することができる発蛍光団前駆体;
(ii)発蛍光団(i)の励起範囲の一部を超えた光を吸収する吸収体、
(iii)適切な場合には、検体を検出するための少なくとも1つの試薬
を含む検体を検出するためのテストエレメントであって、
発蛍光団または発蛍光団前駆体(i)および吸収体(ii)が、テストエレメント上に、発蛍光団の励起用の入射光が最初に吸収体に当たりそして次に発蛍光団に当たるように、または発蛍光団と吸収体とに本質的に同時に当たるように配置され、結果、第1の波長とは異なる第2の波長で励起極大を伴う、発蛍光団(iii)および吸収体(iv)からなる系に対する変更された有効励起範囲を生じるテストエレメントに関する。
(i)第1の波長で少なくとも1つの励起極大を伴う励起範囲を有する発蛍光団、または試料、および適切な場合には試薬(iii)の存在下で該発蛍光団を生成することができる発蛍光団前駆体;
(ii)発蛍光団(i)の励起範囲の一部を超えた光を吸収する吸収体、
(iii)適切な場合には、検体を検出するための少なくとも1つの試薬
を含む検体を検出するためのテストエレメントであって、
発蛍光団または発蛍光団前駆体(i)および吸収体(ii)が、テストエレメント上に、発蛍光団の励起用の入射光が最初に吸収体に当たりそして次に発蛍光団に当たるように、または発蛍光団と吸収体とに本質的に同時に当たるように配置され、結果、第1の波長とは異なる第2の波長で励起極大を伴う、発蛍光団(iii)および吸収体(iv)からなる系に対する変更された有効励起範囲を生じるテストエレメントに関する。
本発明を、以下の図1〜6により詳細に説明する。
本発明によれば、用語「発蛍光団の励起極大」は、吸収体の非存在下での発蛍光団からなる系が蛍光励起極大を示す波長を意味する。用語「発蛍光団と吸収体とからなる系の励起極大」は、発蛍光団と吸収体からなる系が蛍光励起極大を示す波長を意味する。用語「有効励起極大」は、所定の系(発蛍光団単独または発蛍光団および吸収体)の蛍光励起の計測極大の波長を意味する。本発明によれば、発蛍光団および吸収体からなる系が用いられ、その系は変更された「有効励起極大」、すなわち発蛍光団単独の励起極大と比較してシフトした励起極大を示す。そのような励起極大のシフトの例を図3に示す。
本発明の方法およびテストエレメントは、たとえば臨床診断の分野において任意の検体を測定するために使用され得る。検体は、定性的および/または定量的に測定され得る。検体の定量的測定、すなわち検査される試料中の検体の量、濃度または活性が蛍光測定により定量的に測定されることが好ましい。
本発明の方法およびテストエレメントにより測定され得る検体は、蛍光測定により検出できる任意の生物学的または化学的物質である。必要であれば、好適な検出試薬が、発蛍光団または発蛍光団前駆体に加えて、該方法またはテストエレメントにおいて用いられる。
好ましくは、検体は、1つ以上の酵素反応により検出することができる物質、たとえば酵素または酵素基質である。好ましい検体の例は、グルコースデヒドロゲナーゼ、マレイン酸デヒドロゲナーゼ、グリセロールデヒドロゲナーゼ、アルコールデヒドロゲナーゼ、α−ヒドロキシ酪酸デヒドロゲナーゼ、ソルビトールデヒドロゲナーゼ、アミノ酸デヒドロゲナーゼ、グルコース、乳酸、マレイン酸、グリセロール、アルコール、コレステロール、トリグリセリド、LDLまたはHDLなどのリポタンパク質、アスコルビン酸、システイン、グルタチオン、ペプチド、尿酸、尿素、アンモニア、サリチル酸塩、ピルビン酸塩、5’−ヌクレオチダーゼ、クレアチンキナーゼ(CK)、乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)および炭酸ガスなどである。
酵素基質を検出する場合、検出試薬は該基質を検出するのに適当な酵素を1つ以上含むことが好ましい。適当な酵素とは、たとえば、グルコースデヒドロゲナーゼ(E.C.1.1.1.47)、乳酸デヒドロゲナーゼ(E.C.1.1.1.27、1.1.1.28)、マレイン酸デヒドロゲナーゼ(E.C.1.1.1.37)、グリセロールデヒドロゲナーゼ(E.C.1.1.1.6)、アルコールデヒドロゲナーゼ(E.C.1.1.1.1)、α−ヒドロキシ酪酸デヒドロゲナーゼ、ソルビトールデヒドロゲナーゼ、またはL−アミノ酸デヒドロゲナーゼ(E.C.1.4.1.5)などのアミノ酸デヒドロゲナーゼから選択されるデヒドロゲナーゼである。さらに、適当な酵素とは、たとえばグルコースオキシダーゼ(E.C.1.1.3.4)またはコレステロールオキシダーゼ(E.C.1.1.3.6)などのオキシダーゼ、および、たとえばアスパルギン酸アミノトランスフェラーゼまたはアラニンアミノトランスフェラーゼなどのアミノトランスフェラーゼ、5’−ヌクレオチダーゼまたはクレアチンキナーゼなどである。
特にグルコースデヒドロゲナーゼを含む検出試薬で、グルコースを検出することが特に好ましい。
酵素を検出する場合、検出試薬は、該酵素を検出するのに好適な1つ以上の基質を含むことが好ましい。
検出試薬の追加成分は、慣例のバッファー、助剤または添加剤であり得る。
本発明の方法またはシステムに用いられる開始物質は、発蛍光団そのものであり得る。あるいは、その後測定される蛍光の発蛍光団を試料および検出試薬の存在下に生成できる発蛍光団の前駆体を用いることも可能である。
発蛍光団は、蛍光励起光により照射された場合、試料中の検体の存在または非存在を定性的に示すか、または試料中の検体の量、濃度または活性と相関関係のある計測シグナルを生成する物質である。たとえば、発蛍光団そのものが測定されるべき検体であってもよく、測定されるべき検体から生成されてもよい。しかしながら、発蛍光団が、検体を測定する酵素反応の補酵素である物質であることが好ましい。補酵素の好ましい例は、NADHまたはNADPHなどのニコチン−アデニンジヌクレオチド、フラビンヌクレオチドなどである。
発蛍光団として、NADHまたはNADPHやその誘導体などの、UV範囲に少なくとも1つの励起極大を有する物質が使用されることが好ましい。発蛍光団の好適な例は、もちろん可視または近IR範囲に励起極大を有する物質でもある。
発蛍光団前駆体として、たとえば酸化などの化学反応により発蛍光団を生成する物質を使用することが好ましい。好ましい発蛍光団前駆体は、UV範囲に少なくとも1つの励起極大を有する発蛍光団を生成できる物質であり、たとえばNADまたはNADPまたはその誘導体である。
本発明によれば、発蛍光団または発蛍光団前駆体、および適切な場合には少なくとも1つの他の検出試薬を含む検出媒体は、検出媒体における光照射に対する吸収/透過特性が発蛍光団の励起範囲にまたがって変化する吸収体と混合される。発蛍光団の励起範囲の一部を横切って光を吸収し、発蛍光団の励起範囲の別の一部を横切る光を実質的に透過する吸収体を使用することが好ましい。
発蛍光団の励起範囲のより短波長側の光を吸収し、励起範囲のより長波長側の部分で実質的に透過性である吸収体を使用することが特に好ましい。これにより、吸収体の存在下で、発蛍光団の有効励起極大はより長波長側にシフトする。励起極大は、吸収体の非存在下における励起極大を基に、好ましくは少なくとも10nm、特に好ましくは少なくとも20nm、より好ましくは少なくとも30nmシフトされる。
本発明の方法において、変更された有効励起極大の範囲、たとえば、変更された有効励起極大範囲の励起極大における波長の付近±10nm、特に±5nmの範囲で、発蛍光団の励起用の光を照射することが好ましい。したがって、発蛍光団としてたとえばNADHまたはNADPHを使用する場合、蛍光励起は、好ましくは360nm以上、特に365〜380nmの範囲の波長である。蛍光励起は、たとえばハロゲンランプ、発光ダイオードまたはレーザーダイオードなどの好適な光源を用いて行われる。370〜390nmの波長範囲の光を放つ発光ダイオードまたはレーザーダイオードが好ましい。このようにして、蛍光励起のために高価でない光源を使用することが可能となる。
発蛍光団の励起極大値を、できる限り効率的にシフト可能にするためには、発蛍光団励起領域の全体に亘り、入射光に対する検出媒質の相対透過率が、該透過率が使用されている検出媒質における最大透過率(吸収体の非存在下での透過率)の最大20%、好ましくは最大10%から、少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%まで変化する吸収体を使用するのが好ましい。その場合、検出媒体の相対透過率は、好ましくは≦100nm、特に好ましくは≦60nm、最も好ましくは≦40nmの波長範囲内で変動される。
好適な吸収体は、発蛍光団の励起範囲の一部にわたる光を吸収し、その存在が検出方法に干渉しない任意の物質である。
吸収体は、好ましくは微粒子の形態であり、≦1μm、好ましくは≦500nmおよび特に好ましくは200〜400nmの直径を有する。粒子サイズは少なくとも50nmであることが好ましい。好適な吸収体材料の好ましい例は、金属酸化物および、金属硫化物、金属硫酸塩などの金属塩、特にTiO、TiO2などのチタン酸化物、ZrO2などのジルコニウム酸化物、ZnOまたはZnSなどの亜鉛酸化物または亜鉛硫化物、およびたとえばBaSまたはBaSO4などのバリウム塩、およびそれらの任意の組み合わせである。吸収体は、たとえばルチルの形態であるTiO2を含むことが特に好ましい。とりわけ、日焼け防止クリームまたは他の製剤においてUV阻止剤として用いられる色素も、本発明の方法に好適である。
蛍光励起光が検出媒体の領域で数回散乱され、検出媒体における励起光の平均道程が、より効率的な励起を得るために増加されるように、光散乱特性を有する吸収体材料を使用することも好ましい。
吸収体の材料、粒径、結晶構造または/および純度を変化させることにより、特に相対的に少量の追加の吸収体を添加することにより、吸収スペクトルの位置および形を変化させ、それにより発蛍光団および吸収体からなる系の励起範囲の位置および形も変化させることが可能である。
発蛍光団または/および吸収体の好適な選択により、発蛍光団および吸収体からなる系の有効励起範囲の肩の傾斜を所望の波長で変化させることができる。したがって、たとえば、ZrO2を吸収体として用いることにより、吸光度の肩をTiO2と比較してより短波長側にシフトすることが可能である。これにより、発蛍光団と吸収体との有効励起スペクトルの振幅を所望の波長で増加させることができ、にもかかわらずこの点での肩の傾斜を許容範囲内にすることが可能である。したがって、図5は、それぞれTiO2およびZrO2の使用によるNADHの発光スペクトルを示す。さらに、吸収体を変えることにより蛍光収率と有効吸光度の肩の傾斜を最適化することも可能である。
発蛍光団の蛍光発光は、熟練した作業者に既知の好適な検出システムを使用することにより1つ以上の好適な測定波長で通常の方法により測定できる。したがって、前記測定もまた、たとえば検体の存在による蛍光消光により行われてもよい。
本発明の方法は、測定シグナルの蛍光励起光の波長に対する依存度を顕著に減少させることができる。蛍光励起波長における変化のnm当たり≦1%のシグナルの安定性を達成することが好ましい。
本発明の方法は、リキッドアッセイの形態で行われ得る。その場合、発蛍光団または発蛍光団前駆体、適切な場合には少なくとも1つの追加の試薬および吸収体は、水性または非水性リキッドに懸濁した形態で、または粉末として存在することが可能である。本発明の方法は、テストエレメントに適用されている試薬によりドライアッセイとして行われるのが好ましい。テストエレメントは、たとえば、検査される試料が適用される吸収性または/および膨潤性材料のテストスリップまたはテストテープを含み得る。好適な材料は、たとえばセルロース、可塑性材料などの群より選択され得る。テストエレメントの他の好ましい例は、測定装置に統合された針やランセットなどの試料採取エレメント、および適切な場合には試料輸送のための装置を含むものなどの統合測定システム(integrated measuring system)である。テストエレメントは、検出試薬、吸収体および発蛍光団または発蛍光団前駆体を含む1つ以上の層を有し得る。この場合、発蛍光団または発蛍光団前駆体および吸収体が、発蛍光団の励起用の入射光が、最初に吸収体に当たりそして次に発蛍光団に当たるか、または該発蛍光団と吸収体とに同時に当たるようにテストエレメントに配置されることが好ましい。発蛍光団または発蛍光団前駆体および吸収体が、テストエレメント上の1つの層に配置されることが好ましい。EP−A−1035920に好ましいテストストリップが記載されている。統合測定システムの好ましい例を開示しているWO 03/009 759およびWO 2004/107 970とともに、EP−A−1424040にはテストエレメントをテストテープとして設計している好ましい例、すなわち多様なテストストリップを含むテストエレメントが記載されている。あるいは、検出試薬もゲルマトリックス中に組み込まれ得る(たとえばDE 102 21845参照)。前記文書の開示に明確になされているものが好ましい。試料を適用する前に、発蛍光団と吸収体とが一緒に、たとえばテストエレメント上の1つの相または1つの層に存在する手順が特に好ましい。
検査されるべき試料は、通常液体試料、特には、血液、血漿、血清、唾液または尿などの体液である。特に好ましいのは血中グルコースの測定である。
本発明はさらに、検体を検出するための新規なテストエレメントであって、発蛍光団、吸収体、および適切な場合には検出試薬を含み、これらが、テストエレメント上に、発蛍光団の励起用の入射光が最初に吸収体に当たりそして次に発蛍光団に当たるように、または発蛍光団と吸収体とに本質的に同時に当たるように配置されるテストエレメントに関する。試料を適用する前にテストエレメント上の1つの相または1つの層に存在するように前記成分を配置することが好ましい。
テストエレメントは、好ましくはテストストリップ、テストテープまたは統合測定システムの形態で設計される。それは、試料中の検体を検出するための方法であって、
(a)テストエレメントを試料に接触させる工程、
(b)発蛍光団プラス吸収体の変更された有効励起極大の範囲内である波長領域における発蛍光団の励起のための光を照射する工程、および
(c)適切な測定波長での発蛍光団の蛍光発光を測定し、試料中の検体の存在および量または活性を検出する工程を含む方法において用いられる。
(a)テストエレメントを試料に接触させる工程、
(b)発蛍光団プラス吸収体の変更された有効励起極大の範囲内である波長領域における発蛍光団の励起のための光を照射する工程、および
(c)適切な測定波長での発蛍光団の蛍光発光を測定し、試料中の検体の存在および量または活性を検出する工程を含む方法において用いられる。
さらなる目的は、また、特に試料中の検体を検出するための方法において、発蛍光団の蛍光励起極大を改変するためのテストエレメントにおける前述の吸収体の使用である。
Claims (23)
- 蛍光測定により試料中の検体を検出するための方法であって、
(a)(i)検体が検出されるべき試料の少なくとも一部、
(ii)適切な場合には、検体を検出するための少なくとも1つの試薬
(iii)第1の波長で少なくとも1つの励起極大を伴う励起範囲を有する発蛍光団、または試料および適切な場合には試薬(ii)の存在下で該発蛍光団を生成することができる発蛍光団前駆体;
(iv)発蛍光団(iii)の励起範囲の一部を超えた光を吸収し、その結果、第1の波長とは異なる第2の波長で励起極大を伴う、発蛍光団(iii)および吸収体(iv)からなる系の変更された有効励起範囲を生じる吸収体
を含む検出媒体を提供する工程、
(b)第2の波長の領域において発蛍光団を励起するために光を照射する工程、
(c)1つ以上の適切な測定波長での発蛍光団の蛍光発光を測定し、試料中の検体の存在、量または活性を検出する工程
を含む方法。 - 前記検体が発蛍光団である請求項1記載の方法。
- 前記検体が1つ以上の酵素反応によって測定され、かつ発蛍光団または発蛍光団前駆体がこれら酵素反応のうちの1つの補酵素である請求項1記載の方法。
- 前記検体が酵素または酵素の基質である請求項3記載の方法。
- 前記検体が、グルコースデヒドロゲナーゼ、マレイン酸デヒドロゲナーゼ、グリセロールデヒドロゲナーゼ、アルコールデヒドロゲナーゼ、α−ヒドロキシ酪酸デヒドロゲナーゼ、ソルビトールデヒドロゲナーゼ、アミノ酸デヒドロゲナーゼ、グルコース、乳酸、マレイン酸、グリセロール、アルコール、コレステロール、トリグリセリド、LDLまたはHDLなどのリポタンパク質、アスコルビン酸、システイン、グルタチオン、ペプチド、尿酸、尿素、アンモニウム、サリチル酸塩、ピルビン酸塩、5’−ヌクレオチダーゼまたはクレアチン・キナーゼ(CK)、乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)および二酸化炭素からなる群より選択される請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- グルコースが検出される請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- 検出試薬がグルコースデヒドロゲナーゼを含む請求項6記載の方法。
- NADHまたはNADPHなどのUVの範囲に励起極大を有する発蛍光団、またはNADまたはNADPなどの対応する発蛍光団前駆体が使用される請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
- 吸収体の存在下、発蛍光団の吸収極大が高波長側に、たとえば少なくとも10nm、特に少なくとも20nmシフトする請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 蛍光励起が、360nm以上の領域、特に365〜380nmの領域の波長で起こる請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
- 光による照射が発光ダイオードまたはレーザーダイオードにより起こる請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
- 入射光線に対する検出媒体の相対透過率が、発蛍光団の励起範囲にわたって、最大透過率の20%以下から80%以上まで変化する請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 相対透過率が、≦100nm、好ましくは≦60nmおよび特に好ましくは≦40nmの波長範囲内で変化する請求項12記載の方法。
- 吸収体が微粒子であり、および好ましくは平均粒径≦1μm、好ましくは≦500nmおよび特に好ましくは200〜400nmを有する請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
- 前記吸収体が金属酸化物および硫化物または硫酸塩などの金属塩、特に好ましくはTiO、TiO2、ZnS、BaS、BaSO4、ZnOおよびそれらの任意の組み合わせからなる群より選択される請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
- 前記吸収体がさらに散乱特性を有する請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
- 血液、血漿、血清、唾液または尿試料などの体液試料が用いられる請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
- 試料の適用前に発蛍光団および吸収体が一緒に1つの相に存在する請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
- テストストリップまたはテストテープなどのテストエレメント上、または統合測定システム上でのドライアッセイの形態で行われる請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法。
- (i)第1の波長で少なくとも1つの励起極大を伴う励起範囲を有する発蛍光団、または試料、および適切な場合には試薬(iii)の存在下で該発蛍光団を生成することができる発蛍光団前駆体;
(ii)発蛍光団(i)の励起範囲の一部を超えた光を吸収する吸収体、
(iii)適切な場合には、検体を検出するための少なくとも1つの試薬
を含む検体を検出するためのテストエレメントであって、
発蛍光団または発蛍光団前駆体(i)および吸収体(ii)が、テストエレメント上に、発蛍光団の励起用の入射光が最初に吸収体に当たりそして次に発蛍光団に当たるように、または発蛍光団と吸収体とに本質的に同時に当たるように配置され、結果、第1の波長とは異なる第2の波長で励起極大を伴う、発蛍光団(iii)および吸収体(iv)からなる系に対する変更された有効励起範囲を生じる
テストエレメント。 - テストストリップ、テストテープ、または統合測定システムの形態である請求項20記載のテストエレメント。
- (a)テストエレメントを試料と接触させる工程、
(b)第2波長の領域において発蛍光団を励起させるために光を照射する工程、および
(c)適切な測定波長での発蛍光団の蛍光発光を測定し、試料中の検体の存在、量または活性を検出する工程
を含む試料中の検体を検出するための方法における請求項20または21記載のテストエレメントの使用。 - テストエレメントにおける吸収体の使用であって、特に検体を測定するための方法において、発蛍光団の蛍光励起極大を変更するための使用。
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