JP2007121135A - 透明導電シートを用いた生体標本サンプルの作製法及び生体組織の直接質量分析法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可撓性透明基材上に透明導電層が設けられた透明導電シートを支持体として用い、前記支持体の導電層面上に、細胞又は組織を含む生体標本を用意することによって、生体標本サンプルを作製する方法。上記の生体標本サンプル作製方法を用いて作製された生体標本サンプルを用意する工程と、前記生体標本にマトリックスを供給し、MALDI質量分析装置を用いることによって、前記生体標本内のタンパク質の質量分析を行う工程とを含む、生体標本の直接質量分析法。
【選択図】図1
Description
一方、Anal. Chem., 76, 1145-1155 (2004)に開示の方法においては、光透過性を有する支持体であるITO付スライドガラスを用いている。しかしながら、支持体の大きさを自由に変更することができないため、取り扱いが不便な場合がある。また、試料の破損という危険性も含んでいる。さらに、ひび割れの危険性のため、試料の冷凍保存が不可能である。
さらに一方、金属蒸着スライドガラスを試料の支持体として用いる場合、質量分析装置によっては、ガラスの厚みのために、支持体を直接装置内に導入することができないことがある。
下記(1)〜(6)は、生体標本サンプルの作製方法に関する。
(1)可撓性透明基材上に透明導電層が設けられた透明導電シートを支持体として用い、前記支持体の導電層面上に、細胞又は組織を含む生体標本を用意することによって、生体標本サンプルを作製する方法。
(5)前記生体標本は凍結切片である、(4)に記載の生体標本サンプル作製法。
(7)(1)〜(6)のいずれかに記載の生体標本サンプル作製法を用いて生体標本サンプルを作製し、前記生体標本サンプルを−80〜4℃の温度条件下で保存する、生体標本サンプルの保存法。
(8)(1)〜(6)のいずれかに記載の生態標本サンプル作製法を用いて作製された生体標本サンプル、又は、(7)に記載の方法によって保存された生体標本サンプルを用意する工程と、
前記生体標本にマトリックスを供給し、MALDI質量分析装置を用いることによって、前記生体標本内のタンパク質の質量分析を行う工程とを含む、生体標本の直接質量分析法。
(9)前記生体標本サンプルを用意する工程の後、前記質量分析工程の前に、前記固着された生体標本に対し、
変性剤を供給することによって、前記生体標本内のタンパク質を変性させる工程、
染色剤を供給することによって、前記タンパク質を染色する工程、及び/又は
消化酵素を分注することによって、前記タンパク質を消化する工程をさらに含む、(8)に記載の質量分析法。
(10)前記タンパク質を変性させる工程を含む場合、前記変性剤は、界面活性剤、尿素、及びグアジニン塩酸から選ばれる、(9)に記載の質量分析法。
(11)前記界面活性剤が、ドデシル硫酸ナトリウム、3−[(3−コールアミドプロピル) ジメチルアンモニオ]−1−プロパンスルホン酸、ポリオキシエチレン−p−t−オクチルフェニルエーテル、モノラウリン酸ソルビタン、及び1−O−n−オクチル−β−D−グルコピラノシドから選ばれる、(10)に記載の質量分析法。
(12)前記タンパク質を変性させる工程を含む場合、前記変性剤を、還元剤とともに用いる、(9)〜(11)のいずれかに記載の質量分析法。
(13)前記還元剤は、2−メルカプトエタノール、ジチオスレイトール、トリス[2−カルボキシエチル]ホスフィン、及び2−メルカプトエタノールアミンから選ばれる、(12)に記載の質量分析法。
(14)前記タンパク質を消化する工程を含む場合、インクジェット技術を用いて分注操作を行う、(9)〜(13)のいずれかに記載の質量分析法。
(15)前記質量分析を行う工程において、多段階質量分析を行う、(9)〜(14)のいずれかに記載の質量分析法。
(16)前記質量分析工程において、インクジェット法を用いた分注又はスプレーコーティング法を用いた塗布を行うことによって前記マトリックスの供給を行う、(9)〜(15)のいずれかに記載の質量分析法。
本発明においては、光透過性、導電性及び可撓性を有する支持体上に生体標本を用意することによって、生体標本サンプルを作製する。
支持体上の導電層面上に用意された生体標本は、適宜、洗浄などを行い、乾燥させておくことができる。
変性の処理を行う場合、生体標本に対し、適当な変性剤を供給することによって、生体標本内のタンパク質を変性させる。変性剤としては、タンパク質の一次構造を維持したまま高次構造のみを破壊するものであれば、特に限定されない。例えば、変性剤は、各種界面活性剤、尿素、グアジニン塩酸等から選ばれる。界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、及び非イオン性界面活性剤のいずれも用いることができる。例えば、陰イオン界面活性剤としては、ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)などが挙げられる。両性界面活性剤としては、3−[(3−コールアミドプロピル) ジメチルアンモニオ]−1−プロパンスルホン酸(CHAPS)などが挙げられる。非イオン性界面活性剤としては、Triton X-100 (ポリオキシエチレン−p−t−オクチルフェニルエーテル)、Tween 20 (モノラウリン酸ソルビタン)、1−O−n−オクチル−β−D−グルコピラノシドなどが挙げられる。
染色の処理を行う場合、生体標本に対し、適当な染色剤を供給することによって、生体標本内のタンパク質を染色する。なお、生体標本作製の際にパラフィンなど疎水性の包埋剤を用いた場合は、染色工程に先立って包埋剤を除去しておく。本工程は、好ましくは、上記工程によりタンパク質が変性した生体標本に対して行うことができる。
染色を行った生体標本は、十分に乾燥させると良い。
消化の処理を行う場合、生体標本に対し、適当なタンパク質消化酵素を分注することによって、生体標本内のタンパク質を消化する。本工程は、好ましくは、上記工程によりタンパク質が染色された生体標本に対して行うことができる。本発明において分注とは、生体標本上の特定の領域に対して、試薬溶液を供給することをいう(後述の質量分析工程においても同じ)。すなわち、消化工程では、上記工程によりタンパク質が染色された生体標本の特定の領域に対し、適当なタンパク質消化酵素を供給することによって、特定の領域における生体標本内のタンパク質を消化する。生体標本の有効活用及び試薬の消費量の軽減という観点から、特定の領域の面積及び分注量はできるだけ抑え、且つ、後述の質量分析を可能にするために十分な程度であることが好ましい。本発明においては、分注を行うためには、試薬溶液の微量供給が可能である公知の装置を特に限定することなく用いることができる。特に、インクジェット技術による機構を備えた分注装置を用いると良い。このような分注装置としては、ケミカルプリンタCHIP-1000(島津製作所製)等が挙げられる。
本工程ではまず、生体標本に対してマトリックスを供給する。
マトリックスとしては、タンパク質のMALDI質量分析に用いられるものを、特に限定することなく用いることができる。例えば、2,5−ジヒドロキシ安息香酸(DHBA)、5−メトキシサリチル酸を混合したDHBA(sDHB)、α−シアノ−4−ヒドロキシケイ皮酸(a-CHCA)、3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシケイ皮酸(シナピン酸)等を用いることができる。これらマトリックスは、アセトニトリル−トリフルオロ酢酸(TFA)水溶液などの適当な溶媒に溶解し、マトリックス溶液として用いる。例えばDHBAを用いる場合、上記アセトニトリル−TFA水溶液は、25〜50(v/v)%アセトニトリル−0.05〜1(v/v)% TFAを含む水溶液とすることが好ましく、マトリックス濃度は、上記アセトニトリル−TFA水溶液中5〜30mg/mlとすることが好ましい。
マトリックス溶液を分注しても良いし、生体標本にマトリックス溶液を塗布しても良い。
マトリックス溶液を分注する場合は、上記消化工程ですでに述べたように、溶液の微量供給が可能である公知の装置を特に限定することなく用いることができ、インクジェット法による分注を行うと良い。なお、マトリックス溶液の分注量としては、50〜200nlとすることができる。一方、マトリックス溶液を塗布する場合は、スプレーコーティング法による塗布を行うと良い。スプレーコーティングを行うためには、エアブラシなどを用いると良い。
本実施例では、MALDI-TOF/TOFタイプの装置(Bruker社製ultraflex)を用いてマスイメージングを行った。支持体としては、ITOシート(トービ社製、OTEC 210B-125N)を用いた。適当な大きさ(20mm×10mm)に裁断したITOシート上に、30μmの厚みで作製したマウス脳の凍結切片を載せ融解することにより接着した。その後、70%エタノール水溶液(v/v)中で30秒振盪した。この作業を2回繰り返し、真空デンシケータ内で30分間乾燥させた。乾燥を完了したITOシート上の組織切片に対し、50%アセトニトリル−0.1%トリフルオロ酢酸水溶液(v/v/v)を溶媒とし、12.5mg/mLの水溶液として調製したシナピン酸を、エアブラシで組織切片上に塗布した。この試料をultraflex用MALDIターゲットプレートへ導電性両面テープを用いて貼り付け、質量分析装置へ導入した。実際のデータ取得においては、組織切片内を150μm間隔で走査した。得られたデータをBruker社の画像処理ソフトウェアで処理した。
ITOシートのかわりに、導電性ガラス(Bruker社製ニッケル蒸着スライドガラス)を支持体として用いた以外は、実施例1と同様の操作を行った。
Applied Biosystems社製MALDI-TOF/TOFタイプの装置(4800 MALDI TOF/TOF Analyzer)を用いてマスイメージングを行った。支持体としては、ITOシート(トービ社製、OTEC 210B-125N)を用いた。適当な大きさ(20mm×10mm)に裁断したITOシート上に、10μmの厚みで作製したマウス脳の凍結切片を載せ融解することにより接着した。その後、70%エタノール水溶液(v/v)中で30秒振盪した。この作業を2回繰り返し、真空デンシケータ内で30分間乾燥させた。乾燥を完了したITOシート上の組織切片に対し、50%アセトニトリル−0.1%トリフルオロ酢酸水溶液(v/v/v)を溶媒とし、12.5mg/mLの水溶液として調製したシナピン酸を、エアブラシで組織切片上に塗布した。この試料を4800用MALDIターゲットプレートへ導電性両面テープを用いて貼り付け、質量分析装置へ導入した。実際のデータ取得においては、組織切片内を200μm間隔で走査した。1データ点あたり200回レーザーを照射してスペクトルを得た。得られたデータをフリーソフトウェアBioMapで処理した。得られたデータを図3に示す。図3中、(a)、(c)及び(e)は、ワイルドタイプマウスのデータであり、(b)、(d)及び(f)は遺伝子ノックアウトマウスのデータである。また、図3中、(a)及び(b)は、m/z13,840のタンパク質の分布、(c)及び(d)は、m/z28,331のタンパク質の分布、(e)及び(f)は、m/z32,492のタンパク質の分布を示す。これらの質量を有するタンパク質は、ワイルドタイプとミュータントとで異なっている様子が分かる。
Claims (16)
- 可撓性透明基材上に透明導電層が設けられた透明導電シートを支持体として用い、前記支持体の導電層面上に、細胞又は組織を含む生体標本を用意することによって、生体標本サンプルを作製する方法。
- 前記導電層は、スズドープ酸化インジウム(ITO)、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、及びアンチモンドープ酸化スズ(ATO)から選ばれる物質からなる層である、請求項1に記載の生体標本サンプル作製法。
- 前記支持体は、50〜200μm厚である、請求項1又は2に記載の生体標本サンプル作製法。
- 前記生体標本が、生体内における微細構造を保持した組織標本である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の生体標本サンプル作製法。
- 前記生体標本は凍結切片である、請求項4に記載の生体標本サンプル作製法。
- 前記生体標本は培養細胞である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の生体標本サンプル作製法。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の生体標本サンプル作製法を用いて生体標本サンプルを作製し、前記生体標本サンプルを−80〜4℃の温度条件下で保存する、生体標本サンプルの保存法。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の生態標本サンプル作製法を用いて作製された生体標本サンプル、又は、請求項7に記載の方法によって保存された生体標本サンプルを用意する工程と、
前記生体標本にマトリックスを供給し、MALDI質量分析装置を用いることによって、前記生体標本内のタンパク質の質量分析を行う工程とを含む、生体標本の直接質量分析法。 - 前記生体標本サンプルを用意する工程の後、前記質量分析工程の前に、前記固着された生体標本に対し、
変性剤を供給することによって、前記生体標本内のタンパク質を変性させる工程、
染色剤を供給することによって、前記タンパク質を染色する工程、及び/又は
消化酵素を分注することによって、前記タンパク質を消化する工程をさらに含む、請求項8に記載の質量分析法。 - 前記タンパク質を変性させる工程を含む場合、前記変性剤は、界面活性剤、尿素、及びグアジニン塩酸から選ばれる、請求項9に記載の質量分析法。
- 前記界面活性剤が、ドデシル硫酸ナトリウム、3−[(3−コールアミドプロピル) ジメチルアンモニオ]−1−プロパンスルホン酸、ポリオキシエチレン−p−t−オクチルフェニルエーテル、モノラウリン酸ソルビタン、及び1−O−n−オクチル−β−D−グルコピラノシドから選ばれる、請求項10に記載の質量分析法。
- 前記タンパク質を変性させる工程を含む場合、前記変性剤を、還元剤とともに用いる、請求項9〜11のいずれか1項に記載の質量分析法。
- 前記還元剤は、2−メルカプトエタノール、ジチオスレイトール、トリス[2−カルボキシエチル]ホスフィン、及び2−メルカプトエタノールアミンから選ばれる、請求項12に記載の質量分析法。
- 前記タンパク質を消化する工程を含む場合、インクジェット技術を用いて分注操作を行う、請求項9〜13のいずれか1項に記載の質量分析法。
- 前記質量分析を行う工程において、多段階質量分析を行う、請求項9〜14のいずれか1項に記載の質量分析法。
- 前記質量分析工程において、インクジェット法を用いた分注又はスプレーコーティング法を用いた塗布を行うことによって前記マトリックスの供給を行う、請求項9〜15のいずれか1項に記載の質量分析法。
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