JP2007120457A - エンジン装置およびこれを備えた車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化および高コスト化を伴うことなく、エンジン始動時のケッチンの発生を防止することが可能なケッチン防止機能を備えたエンジン装置およびこれを備えた車両を提供する。
【解決手段】エンジン100が始動する際には、空気が吸気管11を通して吸気ポート4からシリンダ1内に吸入される。シリンダ1内において混合気の燃焼により生じた既燃ガスは、排気ポート5から排気管12を通して排出される。吸気管11および排気管12には、排気再循環装置13が設けられる。排気再循環装置13は、吸気管11と排気管12とを連通させる配管13a、および配管13a内に設けられた排気再循環バルブ13bを有する。排気再循環バルブ13bが開いた状態となっている場合、排気管12内を通る既燃ガスの少なくとも一部は吸気管11へと導かれる。
【選択図】図3

Description

本発明は、エンジン装置およびこれを備えた車両に関する。
一般に、自動二輪車等の車両においては、エンジンを始動させる手段としてキック式またはスタータモータ式があり、ライダーの操作によりエンジンが始動される。
このような自動二輪車において、ライダーによる操作のタイミングによっては、いわゆるケッチンと呼ばれる現象が起こってしまう場合がある。
すなわち、圧縮行程においてピストンが上死点に達する前に、点火装置による点火動作、またはその他の原因によりシリンダの燃焼室内で空気および燃料からなる混合気が燃焼し、この燃焼による圧力によって上記ピストンが押し戻される。その結果、クランクシャフトが逆転し、逆転したこのクランクシャフトの力(逆転力)とエンジンを始動させようとする力(正転力)とにより大きな荷重が発生する。このような現象をケッチンと呼んでいる。
このケッチンによって部品が破損したり、逆転したクランクシャフトによりキックギア(駆動ギア)が逆転する結果、このキックギアに軸を介して連結されているキックペダルがライダーに接触し、ライダーが負傷する場合がある。
このようなケッチン発生時の大きな荷重に耐え得るよう、エンジンの始動に関わる各種部品の強度を向上する方法があるが、コストがかかり好ましい手段とは言い難い。
そこで、ケッチン発生時の大きな荷重をキックギアまたはスタータモータの出力軸に伝えないための機械的構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の方法として、点火時期を制御することによりケッチンの発生を防止する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−083216号公報 特開2001−323865号公報
しかしながら、上記特許文献1においては、ケッチン発生時のクランクシャフトの逆回転による力の伝達を遮断するためのスタータ構造を設けているため、小型化および低コスト化を実現することが困難となっている。
また、上記特許文献2においては、ケッチンの発生を防止するために点火時期を制御しているが、圧縮行程での混合気への点火は点火動作によるものだけではなく、自着火等によって混合気が燃焼する場合がある。その結果、ケッチンの発生を完全に防止することができない。
本発明の目的は、大型化および高コスト化を伴うことなく、エンジン始動時のケッチンの発生を防止することが可能なケッチン防止機能を備えたエンジン装置およびこれを備えた車両を提供することである。
第1の発明に係るエンジン装置は、シリンダを有するエンジンと、エンジンのシリンダ内に空気を供給する吸気系と、エンジンのシリンダから既燃ガスを排出する排気系と、エンジンのシリンダ内に燃料を供給する燃料供給装置と、エンジンが停止した場合にエンジンのシリンダ内に既燃ガスが残留する状態を生成する既燃ガス制御手段とを備えたものである。
第1の発明に係るエンジン装置においては、エンジンはシリンダを有し、当該シリンダ内に空気が吸気系により供給され、シリンダ内に燃料が燃料供給装置により供給され、シリンダから既燃ガスが排気系により排出される。
そして、エンジンが停止した場合にシリンダ内に既燃ガスが残留する状態が既燃ガス制御手段により生成される。それにより、エンジンが再始動する際においてシリンダ内に既燃ガスが残留しているため、新気の量が少なくなる。その結果、始動時の圧縮行程中に自着火および点火動作により燃焼が発生する可能性が低くなる。これにより、エンジン始動時のケッチンの発生が防止される。
また、ケッチンの発生を防止するための特別な構造および装置を設ける必要がないので、エンジン装置の大型化および高コスト化が抑制される。
既燃ガス制御手段は、シリンダから排出される既燃ガスの少なくとも一部をシリンダ内へ導く再循環通路と、再循環通路内に設けられ、当該再循環通路内の既燃ガスの流量を調整する循環流量調整弁と、エンジンが停止した場合にエンジンのシリンダ内に既燃ガスが残留する状態を生成するように、循環流量調整弁を制御する第1の制御手段とを含んでもよい。
この場合、シリンダから排出される既燃ガスの少なくとも一部が再循環通路によりシリンダ内へ導かれる。再循環通路内の既燃ガスの流量は循環流量調整弁により調整される。そして、エンジンが停止した場合にエンジンのシリンダ内に既燃ガスが残留する状態が生成されるように、循環流量調整弁が第1の制御手段により制御される。
このような構成により、エンジンが再始動する際においてシリンダ内に既燃ガスが残留しているため、新気の量が少なくなる。その結果、始動時の圧縮行程中に自着火および点火動作により燃焼が発生する可能性が低くなる。これにより、エンジン始動時のケッチンの発生が防止される。また、上記のような簡単な構成によりケッチンの発生を防止できることによって、エンジン装置の大型化および高コスト化が抑制される。
第1の制御手段は、再循環通路内の既燃ガスの流量がアイドリング時の既燃ガスの流量よりも多くなるよう調整弁を制御してもよい。
この場合、再循環通路内の既燃ガスの流量がアイドリング時の既燃ガスの流量よりも多くなるよう調整弁が第1の制御手段により制御されることにより、エンジンの再始動時においてシリンダ内に十分な既燃ガスを残留させることができる。
既燃ガス制御手段は、排気系内の既燃ガスの流量を調整する排気量調整弁と、エンジンが停止した場合にエンジンのシリンダ内に既燃ガスが残留する状態を生成するように、排気系内の既燃ガスの流れを排気量調整弁により遮断する第2の制御手段とを含んでもよい。
この場合、排気系内の既燃ガスの流量が排気量調整弁により調整される。エンジンが停止した場合にエンジンのシリンダ内に既燃ガスが残留する状態が生成されるように、排気系内の既燃ガスの流れが遮断されるよう排気量調整弁が第2の制御手段により制御される。これにより、エンジンが再始動する際においてシリンダ内に既燃ガスが残留しているため、新気の量が少なくなる。その結果、始動時の圧縮行程中に自着火および点火動作により燃焼が発生する可能性が低くなる。それにより、エンジン始動時のケッチンの発生が防止される。また、上記のような簡単な構成によりケッチンの発生を防止できることによって、エンジン装置の大型化および高コスト化が抑制される。
エンジンは、吸気弁および排気弁を有し、既燃ガス制御手段は、エンジンが停止した場合にエンジンのシリンダ内に既燃ガスが残留する状態を生成するように、吸気弁および排気弁の一方または両方の開閉タイミングを制御してもよい。
この場合、エンジンが停止した場合にエンジンのシリンダ内に既燃ガスが残留する状態が生成されるように、エンジンの吸気弁および排気弁の一方または両方の開閉タイミングが既燃ガス制御手段により制御される。これにより、エンジンが再始動する際においてシリンダ内に既燃ガスが残留しているため、新気の量が少なくなる。その結果、始動時の圧縮行程中に自着火および点火動作により燃焼が発生する可能性が低くなる。それにより、エンジン始動時のケッチンの発生が防止される。また、上記のような簡単な構成によりケッチンの発生を防止できることによって、エンジン装置の大型化および高コスト化が抑制される。
エンジン装置は、乗員がエンジンを停止させるためのエンジン停止手段をさらに備え、既燃ガス制御手段は、乗員によるエンジン停止手段の操作に基づいてエンジンの停止を判定してもよい。この場合、エンジンの停止が簡単な構成でかつ容易に判定される。
既燃ガス制御手段は、エンジンの回転数に基づいてエンジンの停止を判定してもよい。この場合、エンジンの停止がより簡単な構成でかつより容易に判定される。
第2の発明に係る車両は、駆動輪と、第1の発明に係るエンジン装置と、エンジンにより発生される動力を駆動輪に伝達する伝達機構とを備えたものである。
第2の発明に係る車両においては、エンジンにより発生された動力が伝達機構により駆動輪に伝達される。この場合、第1の発明に係るエンジン装置が用いられているので、エンジン始動時のケッチンが発生することはない。
本発明によれば、エンジン始動時のケッチンの発生が防止される。また、本発明ではケッチンの発生を防止するための特別な構造および装置を設ける必要がないので、エンジン装置と車両との大型化および高コスト化が抑制される。
以下、本発明の実施の形態に係るエンジン装置について説明する。
最初に、本発明の技術的思想について説明した後、この技術的思想を実施するための各実施の形態について説明する。
(1)本発明の技術的思想
本実施の形態では、エンジン停止時に、既燃ガス(燃焼ガス)をシリンダの燃焼室内に残留させることにより、次サイクルにおける圧縮行程において混合気が着火燃焼しないようにする。仮に混合気が着火しても、ケッチン発生時の荷重を小さくすることができる。
ここで、上記ケッチンについて説明する。圧縮行程においてピストンが上死点に達する前に、点火装置による点火動作、またはその他の原因によりシリンダの燃焼室内で空気および燃料からなる混合気が燃焼し、この燃焼による圧力によって上記ピストンが押し戻される。その結果、クランクシャフトが逆転し、逆転したこのクランクシャフトの力(逆転力)とエンジンを始動させようとする力(正転力)とにより大きな荷重が発生する。このような現象をケッチンと呼ぶ。
(2)ケッチンについて
まず、従来から問題となっていたケッチンの発生について図面を参照しながら説明する。
(2−a)点火動作によらないケッチンの発生
ここで、従来から問題となっていた点火動作によらないケッチンについて図面を参照しながら説明する。なお、本例では、点火動作によらないケッチンの例として、圧縮行程中の自着火によるケッチンの発生について説明する。
図1は、自着火によるケッチンが発生する場合の経過時間とシリンダ内圧力との関係、および上記経過時間とクランクシャフトの回転速度との関係を示すグラフである。
図1では、経過時間を横軸に示すとともに、シリンダ内圧力を左側の縦軸に示し、クランクシャフトの回転速度を右側の縦軸に示す。また、シリンダ内圧力の変化を実線により示し、クランクシャフトの回転速度の変化を点線により示す。
図1の例は、ライダーがキック式またはスタータモータ式の操作方法によりエンジンを始動させる際において、圧縮行程中のクランクシャフトの回転角が上死点(上死点=0°)前15°の位置において自着火による燃焼が発生している場合を示す。
図1に示すように、この燃焼によりシリンダ内圧力が急激に上昇していることが確認できる。その結果、ピストンが押し戻され、クランクシャフトの回転速度が負値となっていることからわかるように、クランクシャフトが逆転する。
このように、点火動作によらないでケッチンが発生する場合があり、点火動作の制御のみではケッチンを防止することができない。
(2−b)点火動作によるケッチンの発生
次に、従来から問題となっていた点火動作によるケッチンについて図面を参照しながら説明する。
図2は、点火動作によるケッチンが発生する場合の経過時間とシリンダ内圧力との関係、および上記経過時間とクランクシャフトの回転速度との関係を示すグラフである。
図2では、図1と同様に、経過時間を横軸に示すとともに、シリンダ内圧力を左側の縦軸に示し、クランクシャフトの回転速度を右側の縦軸に示す。また、シリンダ内圧力の変化を実線により示し、クランクシャフトの回転速度の変化を点線により示す。また、クランクシャフトの回転速度の振れ幅が小さくなり始める経過時間tまでが始動時であり、経過時間t以降がアイドリング時である。
図2に示すように、アイドリング時のシリンダ内圧力に比べ始動時のシリンダ内圧力が著しく高くなっていることが確認できる。この理由は以下の通りである。
例えば自動二輪車において、始動時におけるクランクシャフトの停止位置によっては、吸入空気量を調節可能なスロットルバルブによる絞りの影響を受けずに、燃焼室に空気が吸入される場合がある。その結果、実圧縮比(圧縮比)が向上し、シリンダ内圧力が高くなる。なお、実圧縮比(圧縮比)とは、ピストンが上死点にあるときのシリンダ内の空気の容積に対するピストンが下死点にあるときのシリンダ内の空気の容積の比率をいう。
このように、シリンダ内圧力が上昇した状態で始動時の圧縮行程中に点火動作により燃焼が発生した場合に、ピストンが押し戻されクランクシャフトが逆転する。
(3)本発明の技術的思想を実施するための各実施の形態
以下、ケッチンの発生を防止するためのエンジン装置について図面を参照しながら説明する。
(3−a)第1の実施の形態
図3は、第1の実施の形態に係るケッチン防止機能を備えたエンジン装置を示す概略的模式図である。
図3に示すように、本実施の形態に係るエンジン装置はエンジン100を備える。
エンジン100はシリンダ1を有し、シリンダ1内には、ピストン2が上下動可能に設けられる。また、シリンダ1内の上部には燃焼室3が設けられる。
燃焼室3は、吸気ポート4および排気ポート5を介してエンジン100の外部に連通する。燃焼室3の吸気口に開閉自在に吸気弁6が配置され、燃焼室3の排気口に開閉自在に排気弁7が配置される。
吸気弁6の上端には、吸気弁6を駆動するための吸気弁駆動装置6aが設けられる。排気弁7の上端には、排気弁7を駆動するための排気弁駆動装置7aが設けられる。燃焼室3の上部には、燃焼室3内で火花点火による点火動作を行うための点火プラグ8が設けられる。
エンジン100には、吸気ポート4と連通するように吸気管11が取り付けられ、排気ポート5と連通するように排気管12が取り付けられる。
エンジン100が始動する際には、空気が吸気管11を通して吸気ポート4からシリンダ1内に吸入される。シリンダ1内において混合気の燃焼により生じた既燃ガスは、排気ポート5から排気管12を通して排出される。
吸気管11および排気管12には、排気再循環装置(EGR;Exhaust Gas Recirculation)13が設けられる。排気再循環装置13は、吸気管11と排気管12とを連通させる配管13a、および配管13a内に設けられた排気再循環バルブ13bを有する。また、吸気管11に連通された上記配管13aの下流側における吸気管11には、吸気管11内の吸気ポート4に燃料を供給(噴射)するためのインジェクタ9が設けられる。なお、インジェクタ9の代わりに、キャブレタを用いてもよい。
排気再循環バルブ13bが開いた状態となっている場合、排気管12内を通る既燃ガス(排気)の少なくとも一部は吸気管11へと導かれる。
吸気管11内で配管13aの上流側にスロットルバルブ14が設けられる。ライダーは図示しないアクセルグリップを操作することにより、直接的または間接的にスロットルバルブ14の開度が調整される。それにより、空気の流量が調整される。
ECU(Electronic Control Unit;電子制御部)50は、排気再循環装置13の排気再循環バルブ13bの開度を制御することにより、配管13a内を流入する既燃ガスの流量を調整する。
また、ECU50は、吸気弁駆動装置6a、排気弁駆動装置7a、点火プラグ8、インジェクタ9、およびスロットルバルブ14を制御する。なお、図3においてECU50によるこれらの制御を示す矢印については図示していない。
さらに、ECU50はメインキー51、キルスイッチ52およびクランク回転角センサ53から信号を受け取る。
メインキー51は、ライダーがエンジン100を始動させたい場合にライダーにより操作される。キルスイッチ52は、ライダーが即座にエンジン100を停止させたい場合にライダーにより押下される。また、ECU50は、クランク回転角センサ53から信号を受け取ることにより、エンジン100の回転数を取得することができる。
図4は、第1の実施の形態に係るエンジン装置を用いたケッチン防止処理を示すフローチャートである。このケッチン防止処理は、エンジン100を停止させる際に行われる。
図4に示すように、最初に、ECU50は、メインキー51がライダーによりオフにされたか否かを判別する(ステップS1)。この場合、エンジン100が停止されたか否かが判別される。メインキー51がライダーによりオフにされていない場合、ECU50はメインキー51がライダーによりオフにされるまで待機する。
なお、上記の代わりに、ECU50はキルスイッチ52から取得した信号に基づいてエンジン100が停止されたと判別してもよい。
また、ECU50は、クランク回転角センサ53から取得した信号に基づいてエンジン100の回転数がアイドリング時の回転数の例えば1/2以下になったときを、エンジン100が停止されたときであると判別してもよい。上記アイドリング時とは、車両が停止しているときにスロットルバルブ14が閉じた状態でエンジン100が設定回転数を維持して回転している状態をいう。
ステップS1の処理において、メインキー51がライダーによりオフにされた場合、ECU50は、排気再循環バルブ13bの開度をアイドリング時の当該開度よりも大きくする(ステップS2)。それにより、エンジン100の停止時に多量の既燃ガスがシリンダ1の燃焼室3内に流入する。
続いて、ECU50は所定時間が経過したか否かを判別する(ステップS3)。所定時間が経過していない場合、ECU50は所定時間が経過するまで待機する。
ステップS3の処理において、所定時間が経過した場合、ECU50は排気再循環バルブ13bを閉じた状態にする(ステップS4)。
このようにすることにより、エンジン100が再始動される際に、シリンダ1の燃焼室3内は多量の既燃ガスが充填された状態となっている。
(3−b)第2の実施の形態
図5は、第2の実施の形態に係るケッチン防止機能を備えたエンジン装置を示す概略的模式図である。
図5に示すように、第2の実施の形態に係るエンジン装置の構成が第1の実施の形態に係るエンジン装置の構成と異なる点は以下の点である。
本実施の形態に係るエンジン装置は、排気再循環装置13の配管13aおよび排気再循環バルブ13bが設けられておらず、排気管12内に排気制御バルブ12aが設けられている。ECU50がこの排気制御バルブ12aの開度を制御することにより、排気管12内を通る既燃ガスの流量が調節される。なお、エンジン100の運転時には、排気制御バルブ12aは、エンジン100の回転数および負荷等により設定された開度にECU50により制御されている。
図6は、第2の実施の形態に係るエンジン装置を用いたケッチン防止処理を示すフローチャートである。
図6に示すように、最初に、ECU50は、メインキー51がライダーによりオフにされたか否かを判別する(ステップS11)。この場合、エンジン100が停止されたか否かが判別される。メインキー51がライダーによりオフにされていない場合、ECU50はメインキー51がライダーによりオフにされるまで待機する。
なお、上記の代わりに、ECU50はキルスイッチ52から取得した信号に基づいてエンジン100が停止されたと判別してもよい。
また、ECU50は、クランク回転角センサ53から取得した信号に基づいてエンジン100の回転数がアイドリング時の回転数の例えば1/2以下になったときを、エンジン100が停止されたときであると判別してもよい。
ステップS11の処理において、メインキー51がライダーによりオフにされた場合、ECU50は、排気制御バルブ12aを全閉の状態にする(ステップS12)。それにより、エンジン100の停止時に多量の既燃ガスがシリンダ1の燃焼室3内に流入する。これにより、シリンダ1の燃焼室3内は多量の既燃ガスが充填された状態となっている。なお、エンジン100が再始動後、ECU50は排気制御バルブ12aを全開の状態にするが、これに限定されるものではなく、ECU50は排気制御バルブ12aを全閉の状態にした後、所定時間経過後にこれを全開の状態にしてもよい。
(3−c)第3の実施の形態
図7は、第3の実施の形態に係るケッチン防止機能を備えたエンジン装置を示す概略的模式図である。
図7に示すように、第3の実施の形態に係るエンジン装置の構成が第1の実施の形態に係るエンジン装置の構成と異なる点は、排気再循環装置13の配管13aおよび排気再循環バルブ13bが設けられていない点である。
本実施の形態では、ECU50が吸気弁駆動装置6aおよび排気弁駆動装置7aを制御し、吸気弁6および排気弁7の開閉タイミングを調整することにより、シリンダ1内の燃焼室3内に既燃ガスを残留させる。以下、図面を参照しながら具体的に説明する。
図8は、4ストロークエンジンによる燃焼の各行程における吸気弁6および排気弁7の弁リフト量を示す説明図である。
図8において、縦軸は弁リフト量を示し、横軸はクランク角度を示す。また、曲線a1は排気弁7の弁リフト量を示し、曲線a2は吸気弁6の弁リフト量を示すとともに、各行程の期間を実線の矢印で示す。
図8に示すように、排気行程と吸気行程との間に、排気弁7のリフト量が0になる前に、吸気弁6のリフト量が正の値になる。すなわち、上死点(図8ではTDC;Top Dead Center)近傍において吸気弁6および排気弁7のリフト量が共に正の値となる。
このように、本実施の形態では、ECU50が吸気弁駆動装置6aおよび排気弁駆動装置7aを制御することにより、吸気弁6および排気弁7が共にリフトした状態となる期間(オーバーラップ期間)が設けられる。オーバーラップ期間を設けることにより、既燃ガスを燃焼室3内に残留させることが可能となる。この方法は以下となる。
すなわち、排気行程において吸気弁6のリフト量が正の値となるように吸気弁6のリフトタイミング(バルブタイミング)を変化させると、一般的に排気圧の方が吸気圧よりも高いので、吸気ポート4および燃焼室3等に既燃ガスが流入し残留する。
また、吸気行程において排気弁7のリフト量が正の値となるように排気弁7のリフトタイミングを変化させると、排気ポート5および燃焼室3等に既燃ガスが残留する。なお、これらの場合、吸気圧が低いことが好ましいため、スロットルバルブ14が閉じた状態またはほぼ閉じた状態となっていることが望ましい。
図9は、第3の実施の形態に係るエンジン装置を用いたケッチン防止処理を示すフローチャートである。
図9に示すように、最初に、ECU50は、メインキー51がライダーによりオフにされたか否かを判別する(ステップS21)。この場合、エンジン100が停止されたか否かが判別される。メインキー51がライダーによりオフにされていない場合、ECU50はメインキー51がライダーによりオフにされるまで待機する。
なお、上記の代わりに、ECU50はキルスイッチ52から取得した信号に基づいてエンジン100が停止されたと判別してもよい。
また、ECU50は、クランク回転角センサ53から取得した信号に基づいてエンジン100の回転数がアイドリング時の回転数の例えば1/2以下になったときを、エンジン100が停止されたときであると判別してもよい。
ステップS21の処理において、メインキー51がライダーによりオフにされた場合、ECU50は上述のオーバーラップ期間がつくられるよう吸気弁駆動装置6aおよび排気弁駆動装置7aを制御する(ステップS22)。それにより、エンジン100の停止時に多量の既燃ガスがシリンダ1の燃焼室3内に残留する。
このようにすることにより、エンジン100が再始動される際に、シリンダ1の燃焼室3内は多量の既燃ガスが充填された状態となっている。
(4)上記各実施の形態における効果
図10は、本発明のエンジン装置を用いた場合の経過時間とシリンダ1内圧力との関係、および上記経過時間とクランクシャフトの回転速度との関係を示すグラフである。
図10では、図2と同様に、経過時間を横軸に示すとともに、シリンダ1内圧力を左側の縦軸に示し、クランクシャフトの回転速度を右側の縦軸に示す。また、シリンダ1内圧力を実線により示し、クランクシャフトの回転速度を点線により示す。また、クランクシャフトの回転速度の振れ幅が小さくなり始める経過時間tまでが始動時であり、経過時間t以降がアイドリング時である。
図10に示すように、始動時のシリンダ1内圧力はアイドリング時のシリンダ1内圧力とほぼ等しくなっており、始動時におけるシリンダ1内圧力の著しい上昇は確認されない。
このように、上述の各実施の形態では、ECU50がエンジン100の停止を検知した後、シリンダ1の燃焼室3内に既燃ガスを残留させるようにする。それにより、エンジン100が再始動する際において燃焼室3内に既燃ガスが残留しているため、新気の量が少なくなる。その結果、始動時の圧縮行程中に自着火および点火動作により燃焼が発生する可能性が低くなる。これにより、上記燃焼によってピストンが押し戻されクランクシャフトが逆転すること、すなわちケッチンの発生が防止される。
また、ケッチンの発生を防止するために各実施の形態のエンジン装置では特別な構造および装置を設ける必要がないので、大型化および高コスト化が抑制される。
(5)エンジン装置を備えた自動二輪車
図11は、上記本実施の形態に係るエンジン装置を備えた自動二輪車の模式図である。
図11に示すように、本体部70の前端にヘッドパイプ71が設けられている。ヘッドパイプ71にフロントフォーク72が左右方向に揺動可能に設けられている。フロントフォーク72の下端に前輪73が回転可能に支持されている。ヘッドパイプ71の上端にはハンドル74が取り付けられている。
ハンドル74の付近には図3のメインキー51が設けられ、ハンドル74には図3のキルスイッチ51が設けられている。
本体部70の上部において、ハンドル74側から後方へ燃料タンク75、メインシート76aおよびタンデムシート76bが設けられている。
本体部70の下端に後方へ延びるリアアーム77が取り付けられている。リアアーム77の後端に後輪78が回転可能に支持されている。
また、本体部70の下端部にはエンジン100が設けられている。エンジン100の前部にはラジエータ79が取り付けられている。エンジン100の排気ポートには排気管80が接続され、排気管80の後端にマフラー81が取り付けられている。
図示しない変速機のドライブ軸にスプロケット82が取り付けられている。スプロケット82は、チェーン83を介して後輪78の後輪スプロケット84に連結されている。
変速機の下端側方にシフトペダル85が設けられている。また、本体部70の下端部にはサイドスタンド86が設けられている。
図11の自動二輪車においては、上記本実施の形態のエンジン装置が用いられているので、ケッチンの発生が防止される。また、ケッチンの発生を防止するために本実施の形態のエンジン装置では特別な構造および装置を設ける必要がないので、自動二輪車の大型化および高コスト化が抑制される。
(6)他の実施の形態
上記各実施の形態では、本発明のエンジン装置を自動二輪車に適用する場合について説明したが、上記エンジン装置を自動三輪車または自動四輪車等の車両にも同様に適用することが可能である。
(7)請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応関係
上記各実施の形態では、吸気ポート4、吸気管11およびスロットルバルブ14が吸気系に相当し、排気ポート5、排気管12および排気制御バルブ12aが排気系に相当し、インジェクタ9が燃料供給装置に相当し、排気再循環装置13の配管13aが再循環通路に相当し、排気再循環バルブ13bが循環流量調整弁に相当し、排気制御バルブ12aが排気量調整弁に相当し、吸気弁駆動装置6aおよび排気弁駆動装置7aが既燃ガス制御手段に相当する。
また、上記各実施の形態では、メインキー51およびキルスイッチ52がエンジン停止手段に相当し、後輪78が駆動輪に相当し、スプロケット82、チェーン83および後輪スプロケット84が伝達機構に相当し、ECU50が第1および第2の制御手段、ならびに既燃ガス制御手段に相当する。
本発明は、自動二輪車および自動四輪車等のエンジンを備える種々の車両等に利用することができる。
自着火によるケッチンが発生する場合の経過時間とシリンダ内圧力との関係、および上記経過時間とクランクシャフトの回転速度との関係を示すグラフである。 点火動作によるケッチンが発生する場合の経過時間とシリンダ内圧力との関係、および上記経過時間とクランクシャフトの回転速度との関係を示すグラフである。 第1の実施の形態に係るケッチン防止機能を備えたエンジン装置を示す概略的模式図である。 第1の実施の形態に係るエンジン装置を用いたケッチン防止処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るケッチン防止機能を備えたエンジン装置を示す概略的模式図である。 第2の実施の形態に係るエンジン装置を用いたケッチン防止処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係るケッチン防止機能を備えたエンジン装置を示す概略的模式図である。 4ストロークエンジンによる燃焼の各行程における吸気弁および排気弁の弁リフト量を示す説明図である。 第3の実施の形態に係るエンジン装置を用いたケッチン防止処理を示すフローチャートである。 本実施の形態のエンジン装置を用いた場合の経過時間とシリンダ内圧力との関係、および上記経過時間とクランクシャフトの回転速度との関係を示すグラフである。 本実施の形態に係るエンジン装置を備えた自動二輪車の模式図である。
符号の説明
1 シリンダ
2 ピストン
3 燃焼室
4 吸気ポート
5 排気ポート
6 吸気弁
6a 吸気弁駆動装置
7 排気弁
7a 排気弁駆動装置
8 点火プラグ
9 インジェクタ
11 吸気管
12 排気管
12a 排気制御バルブ
13 排気再循環装置
13a 配管
13b 排気再循環バルブ
14 スロットルバルブ
50 ECU
51 メインキー
52 キルスイッチ
53 クランク回転角センサ
73 前輪
78 後輪
82 スプロケット
83 チェーン
84 後輪スプロケット
100 エンジン

Claims (8)

  1. シリンダを有するエンジンと、
    前記エンジンのシリンダ内に空気を供給する吸気系と、
    前記エンジンのシリンダから既燃ガスを排出する排気系と、
    前記エンジンのシリンダ内に燃料を供給する燃料供給装置と、
    前記エンジンが停止した場合に前記エンジンのシリンダ内に既燃ガスが残留する状態を生成する既燃ガス制御手段とを備えたことを特徴とするエンジン装置。
  2. 前記既燃ガス制御手段は、
    前記シリンダから排出される既燃ガスの少なくとも一部を前記シリンダ内へ導く再循環通路と、
    前記再循環通路内に設けられ、当該再循環通路内の既燃ガスの流量を調整する循環流量調整弁と、
    前記エンジンが停止した場合に前記エンジンのシリンダ内に既燃ガスが残留する状態を生成するように、前記循環流量調整弁を制御する第1の制御手段とを含むことを特徴とする請求項1記載のエンジン装置。
  3. 前記第1の制御手段は、前記再循環通路内の既燃ガスの流量がアイドリング時の既燃ガスの流量よりも多くなるよう前記循環流量調整弁を制御することを特徴とする請求項2記載のエンジン装置。
  4. 前記既燃ガス制御手段は、前記排気系内の既燃ガスの流量を調整する排気量調整弁と、
    前記エンジンが停止した場合に前記エンジンのシリンダ内に既燃ガスが残留する状態を生成するように、前記排気系内の既燃ガスの流れを前記排気量調整弁により遮断する第2の制御手段とを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエンジン装置。
  5. 前記エンジンは、吸気弁および排気弁を有し、
    前記既燃ガス制御手段は、前記エンジンが停止した場合に前記エンジンのシリンダ内に既燃ガスが残留する状態を生成するように、前記吸気弁および前記排気弁の一方または両方の開閉タイミングを制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエンジン装置。
  6. 乗員が前記エンジンを停止させるためのエンジン停止手段をさらに備え、
    前記既燃ガス制御手段は、乗員による前記エンジン停止手段の操作に基づいて前記エンジンの停止を判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のエンジン装置。
  7. 前記既燃ガス制御手段は、前記エンジンの回転数に基づいて前記エンジンの停止を判定することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエンジン始動装置。
  8. 駆動輪と、
    請求項1〜7のいずれかに記載のエンジン装置と、
    前記エンジンにより発生される動力を前記駆動輪に伝達する伝達機構とを備えることを特徴とする車両。
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