JP2007119451A - 医薬組成物 - Google Patents
医薬組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007119451A JP2007119451A JP2006261889A JP2006261889A JP2007119451A JP 2007119451 A JP2007119451 A JP 2007119451A JP 2006261889 A JP2006261889 A JP 2006261889A JP 2006261889 A JP2006261889 A JP 2006261889A JP 2007119451 A JP2007119451 A JP 2007119451A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- optionally substituted
- amino
- trifluoromethyl
- ethyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 COCC1C**C1 Chemical compound COCC1C**C1 0.000 description 5
- POVMCPJEOZHWQI-FMJIDQNXSA-N CCC(C[C@@H]1N(Cc2cc(Br)cc(Br)c2)c(nc2)ncc2N2CCOCC2)N(C(O)OCC)c(cc2)c1nc2OC Chemical compound CCC(C[C@@H]1N(Cc2cc(Br)cc(Br)c2)c(nc2)ncc2N2CCOCC2)N(C(O)OCC)c(cc2)c1nc2OC POVMCPJEOZHWQI-FMJIDQNXSA-N 0.000 description 1
- YBIIJLVCDSKLSO-RREIPUBJSA-N CCOC(N(/C(/CC(c1n2)N(Cc3cc(C(F)(F)F)cc(C(F)(F)F)c3)c3ncc(COC(C)=O)cn3)=C/C)c1ccc2OC)=O Chemical compound CCOC(N(/C(/CC(c1n2)N(Cc3cc(C(F)(F)F)cc(C(F)(F)F)c3)c3ncc(COC(C)=O)cn3)=C/C)c1ccc2OC)=O YBIIJLVCDSKLSO-RREIPUBJSA-N 0.000 description 1
- PKBAZAWIACNHMM-NAKRPHOHSA-N CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(C#N)cc(C(F)(F)F)c2)c(nc2)ncc2N(C)CCC(OC(C)(C)C)=O)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC Chemical compound CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(C#N)cc(C(F)(F)F)c2)c(nc2)ncc2N(C)CCC(OC(C)(C)C)=O)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC PKBAZAWIACNHMM-NAKRPHOHSA-N 0.000 description 1
- QVZGXZRSARQSOU-RDGATRHJSA-N CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(C(F)(F)F)cc(C#N)c2)c(nc2)ncc2N(C)CCC(O)=O)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC Chemical compound CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(C(F)(F)F)cc(C#N)c2)c(nc2)ncc2N(C)CCC(O)=O)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC QVZGXZRSARQSOU-RDGATRHJSA-N 0.000 description 1
- TUVQJNYMGUMIJZ-CTNGQTDRSA-N CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(C(F)(F)F)cc(C(F)(F)F)c2)c(nc2)ncc2C(O)=O)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC Chemical compound CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(C(F)(F)F)cc(C(F)(F)F)c2)c(nc2)ncc2C(O)=O)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC TUVQJNYMGUMIJZ-CTNGQTDRSA-N 0.000 description 1
- XWPOKYHVCCSWNN-CTNGQTDRSA-N CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(C(F)(F)F)cc(C(F)(F)F)c2)c(nc2)ncc2N)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC Chemical compound CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(C(F)(F)F)cc(C(F)(F)F)c2)c(nc2)ncc2N)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC XWPOKYHVCCSWNN-CTNGQTDRSA-N 0.000 description 1
- MBKUQOJAULJVKG-RDGATRHJSA-N CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(C(F)(F)F)cc(C(F)(F)F)c2)c(nc2)ncc2N2CCNCC2)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC Chemical compound CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(C(F)(F)F)cc(C(F)(F)F)c2)c(nc2)ncc2N2CCNCC2)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC MBKUQOJAULJVKG-RDGATRHJSA-N 0.000 description 1
- MCNVXKUJXBGAEX-CTNGQTDRSA-N CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(C(F)(F)F)cc(C(F)(F)F)c2)c2n[n](CC(C)(C)C(O)=O)nn2)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC Chemical compound CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(C(F)(F)F)cc(C(F)(F)F)c2)c2n[n](CC(C)(C)C(O)=O)nn2)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC MCNVXKUJXBGAEX-CTNGQTDRSA-N 0.000 description 1
- SNHDCMMAEPVRPE-GIGWZHCTSA-N CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(OC)cc(OC)c2)c(nc2)ncc2N(CC2)CCN2C(C)=O)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC Chemical compound CC[C@H](C[C@@H]1N(Cc2cc(OC)cc(OC)c2)c(nc2)ncc2N(CC2)CCN2C(C)=O)N(C(OCC)=O)c(cc2)c1nc2OC SNHDCMMAEPVRPE-GIGWZHCTSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Abstract
Description
しかし、これら化合物においては、水溶性が低いため、通常の経口投与製剤として投与しても体内への吸収が悪く、薬効を奏するために必要な薬剤の血中濃度がなかなか得られないという欠点がある(特許文献4参照)。
このため、上記欠点を克服した化合物を含有する新規な医薬組成物が望まれている。
すなわち、本発明は、一般式(I):
R2は、水素原子または置換されていてもよいアルキル基であり;
R3は、水素原子または置換されていてもよいアルキル基であり;
R4は、置換されていてもよいアルキレン基であり;
R5は、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環基(該複素環基は置換されていてもよい)であり;
R6、R7およびR8は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいアルキルスルホニルオキシ基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基または置換されていてもよいアミノ基であり;
あるいはR6およびR7、またはR7およびR8は、末端でともに結合してアルキレン基を形成してもよく、ここにおいて該アルキレン基は窒素原子、硫黄原子および酸素原子より独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有していてもよく、さらに該アルキレン基は置換されていてもよく;
R10は、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜3個のヘテロ原子を有していてもよい芳香環基(該芳香環基は置換されていてもよい)を表す。〕
で示されるテトラヒドロナフチリジン誘導体、またはその薬理的に許容しうる塩を有効成分として含有することを特徴とする医薬組成物に関する。
また、化合物(I)の薬理的に許容しうる塩には、分子内塩、水和物、溶媒和物なども包含される。
さらに7員環の例としては、アゼピニル、オキセピニル及びチエピニルがあげられる。
さらに8員環の例としては、アゾシニル、オキソシニル及びチオシニルがあげられる。
アルキル基またはアルキルとは、直鎖または分岐鎖の、炭素数1〜10の飽和炭化水素鎖、および、環状の炭素数3〜10の飽和炭化水素鎖を意味し、直鎖または分岐鎖のものとしては、炭素数2〜10のもの、とりわけ炭素数2〜6のものがより好ましい。さらに好ましくは炭素数1〜6の鎖状のアルキル基であり、より好ましくは炭素数1〜4の鎖状のアルキル基である。そのようなアルキル基の例としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、t−ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、ヘキシル、イソヘキシルなどがあげられる。
ハロゲン原子、オキソ基、ヒドロキシ基、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、スルホ基、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいシクロアルコキシ基、置換されていてもよいアルコキシカルボニル基、カルバモイル基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、置換されていてもよいカルバミミドイル基、置換されていてもよいアルキルチオ基、置換されていてもよいアルキルスルフィニル基、置換されていてもよいアルキルスルホニル基、アミノ基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、置換されていてもよいアルカノイルアミノ基、置換されていてもよいアルコキシカルボニルアミノ基、置換されていてもよいアルキルスルホニルアミノ基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイルアミノ基、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環カルボニルアミノ基(該複素環カルボニルアミノ基は置換されていてもよい)、スルファモイル基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基、置換されていてもよいアルカノイル基、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環基(該複素環基は置換されていてもよい)、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環オキシ基(該複素環オキシ基は置換されていてもよい)、および酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環カルボニル基(該複素環カルボニル基は置換されていてもよい);
R10が、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜3個のヘテロ原子を有していてもよい芳香環基であり、ここにおいて該芳香環基はハロゲン原子、カルボキシル基、置換されていてもよいアルコキシカルボニル基、カルバモイル基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルコキシ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、アミノ基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、置換されていてもよいアルカノイル基、置換されていてもよいアルキルチオ基、および酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環基(該複素環基は置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてもよい;
である化合物が挙げられる。
(式中、X1およびX3は、それぞれCH2、NH、O、S、SO、またはSO2を表し、X2およびX5は、それぞれCH2、O、S、SO、またはSO2を表し、X4は、NH、O、S、SO、またはSO2を表し、X6およびX7は、それぞれOまたはSを表し、X8はS、COまたはSOを表し、n、o、p、q、およびrは、それぞれ1〜4の整数を表し、
さらにここにおいて、上記式で示される各基は以下の群から選ばれる1〜3の置換基で置換されていてもよい:
ハロゲン原子、カルボキシル基、ヒドロキシ基、シアノ基、オキソ基、チオキソ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルキル基、ハロゲン置換アルキル基、モルホリニルアルキル基、フェニルアルキル基、アルカノイル基、ヒドロキシアルカノイル基、アルコキシアルカノイル基、アルコキシ基、フェニルアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基、アルキルスルホニル基、およびテトラゾリル基)。
酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環基としては、モルホリニル基、チオモルホリニル基、ピペラジニル基、ピロリジニル基、ピペリジニル基、ヘキサヒドロアゼピニル基、ピロリニル基、イミダゾリジニル基、オキサゾリジニル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基、ジオキソラニル基、オキシラニル基、ピリミジニル基、ピリジル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、オキサジアゾリル基、ジヒドロピリミジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリニル基、オキサゾリル基、ピリダジニル基、イミダゾリニル基、イミダゾリル基、ピラジニル基、チエニル基、ピロリル基、フリル基、またはジヒドロオキサジニル基が好ましく、
酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環オキシ基としては、モルホリニルオキシ基、チオモルホリニルオキシ基、ピペラジニルオキシ基、ピロリジニルオキシ基、ピペリジニルオキシ基、ヘキサヒドロアゼピニルオキシ基、ピロリニルオキシ基、イミダゾリジニルオキシ基、オキサゾリジニルオキシ基、テトラヒドロピラニルオキシ基、テトラヒドロフラニルオキシ基、ジオキソラニルオキシ基、オキシラニルオキシ基、ピリミジニルオキシ基、ピリジルオキシ基、トリアゾリルオキシ基、テトラゾリルオキシ基、オキサジアゾリルオキシ基、ジヒドロピリミジニルオキシ基、ピラジニルオキシ基、チアゾリルオキシ基、オキサゾリニルオキシ基、オキサゾリルオキシ基、ピリダジニルオキシ基、イミダゾリニルオキシ基、イミダゾリルオキシ基、ピラジニルオキシ基、チエニルオキシ基、ピロリルオキシ基、フリルオキシ基、またはジヒドロオキサジニルオキシ基が好ましく、
酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環カルボニル基としては、モルホリニルカルボニル基、チオモルホリニルカルボニル基、ピペラジニルカルボニル基、ピロリジニルカルボニル基、ピペリジニルカルボニル基、ヘキサヒドロアゼピニルカルボニル基、ピロリニルカルボニル基、イミダゾリジニルカルボニル基、オキサゾリジニルカルボニル基、テトラヒドロピラニルカルボニル基、テトラヒドロフラニルカルボニル基、ジオキソラニルカルボニル基、オキシラニルカルボニル基、ピリミジニルカルボニル基、ピリジルカルボニル基、トリアゾリルカルボニル基、テトラゾリルカルボニル基、オキサジアゾリルカルボニル基、ジヒドロピリミジニルカルボニル基、ピラジニルカルボニル基、チアゾリルカルボニル基、オキサゾリニルカルボニル基、オキサゾリルカルボニル基、ピリダジニルカルボニル基、イミダゾリニルカルボニル基、イミダゾリルカルボニル基、ピラジニルカルボニル基、チエニルカルボニル基、ピロリルカルボニル基、フリルカルボニル基、またはジヒドロオキサジニルカルボニル基が好ましく、
酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環カルボニルアミノ基としては、モルホリニルカルボニルアミノ基、チオモルホリニルカルボニルアミノ基、ピペラジニルカルボニルアミノ基、ピロリジニルカルボニルアミノ基、ピペリジニルカルボニルアミノ基、ヘキサヒドロアゼピニルカルボニルアミノ基、ピロリニルカルボニルアミノ基、イミダゾリジニルカルボニルアミノ基、オキサゾリジニルカルボニルアミノ基、テトラヒドロピラニルカルボニルアミノ基、テトラヒドロフラニルカルボニルアミノ基、ジオキソラニルカルボニルアミノ基、オキシラニルカルボニルアミノ基、ピリミジニルカルボニルアミノ基、ピリジルカルボニルアミノ基、トリアゾリルカルボニルアミノ基、テトラゾリルカルボニルアミノ基、オキサジアゾリルカルボニルアミノ基、ジヒドロピリミジニルカルボニルアミノ基、ピラジニルカルボニルアミノ基、チアゾリルカルボニルアミノ基、オキサゾリニルカルボニルアミノ基、オキサゾリルカルボニルアミノ基、ピリダジニルカルボニルアミノ基、イミダゾリニルカルボニルアミノ基、イミダゾリルカルボニルアミノ基、ピラジニルカルボニルアミノ基、チエニルカルボニルアミノ基、ピロリルカルボニルアミノ基、フリルカルボニルアミノ基、またはジヒドロオキサジニルカルボニルアミノ基が好ましい。
R5が、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の5〜8員複素環基であり、
ここにおいて該複素環基は、以下の群から独立に選ばれる1〜4個の置換基で置換されててもよく:
ハロゲン原子;
オキソ基;
ヒドロキシ基;
シアノ基;
ニトロ基;
カルボキシル基;
スルホ基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいシクロアルキル基、フェニル基(該フェニル基は、アルコキシ基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよい)、スルホ基、スルファモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基もしくはフェニル基で置換されていてもよい)、アルカノイル基、アルカノイルオキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、アミノ基、アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイルアミノ基、モルホリニル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルウレイド基、オキシラニル基、アルキル基で置換されていてもよいジオキソラニル基、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、オキソ基、アルコキシカルボニル基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよい)、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニル基、アルキル基で置換されていてもよいピペラジニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいヘキサヒドロアゼピニル基、モルホリニル基、およびアルキル基で置換されていてもよいピペリジニルオキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基;
シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、およびテトラゾリル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルケニル基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいシクロアルキル基、フェニル基(該フェニル基は、アルコキシ基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよい)、スルホ基、スルファモイル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基もしくはフェニル基で置換されていてもよい)、アルカノイル基、アルカノイルオキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、アミノ基、アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイルアミノ基、モルホリニル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルウレイド基、オキシラニル基、アルキル基で置換されていてもよいジオキソラニル基、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、オキソ基、アルコキシカルボニル基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよい)、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニル基、アルキル基で置換されていてもよいピペラジニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいヘキサヒドロアゼピニル基、モルホリニル基、およびアルキル基で置換されていてもよいピペリジニルオキシ基、ヒドロキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、ピリミジニル基、ピリジル基、およびモルホリニルカルボニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルコキシ基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、フェニル基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基;
カルバモイル基;
カルボキシル基、モルホリニル基、ヒドロキシ基、およびアルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基;
ヒドロキシカルバミミドイル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルチオ基;
アルキルスルフィニル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルスルホニル基;
アミノ基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、およびモルホリニル基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;
ヒドロキシ基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基およびアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルカノイルアミノ基;
アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイルアミノ基;
モルホリニルカルボニルアミノ基;
スルファモイル基;
モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、およびモルホリニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルカノイル基;
カルボキシル基、ヒドロキシ基、アルコキシカルボニル基で置換されていてもよいアルコキシカルボニルアミノ基;
(式中、X1およびX3は、それぞれCH2、NH、O、S、SO、またはSO2を表し、X2およびX5は、それぞれCH2、O、S、SO、またはSO2を表し、X4は、NH、O、S、SO、またはSO2を表し、n、o、p、q、およびrは、それぞれ1〜4の整数を表し、
さらにここにおいて、上記式で示される各基は以下の群から選ばれる置換基で置換されていてもよい:
カルボキシル基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、シアノ基、オキソ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルキル基、モルホリニルアルキル基、フェニルアルキル基、アルカノイル基、ヒドロキシアルカノイル基、アルコキシアルカノイル基、アルコキシ基、フェニルアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基、アルキルスルホニル基、オキソ基で置換されていてもよいジヒドロオキサジアゾリル基、およびテトラゾリル基);
R6、R7およびR8が、独立して、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、モノ−もしくはジーアルキルカルバモイル基またはモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基であり、ここにおいて、該アルキル基、該アルコキシ基、該アルコキシカルボニル基、該ベンジルオキシカルボニル基、該モノ−もしくはジーアルキルカルバモイル基および該モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基は、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基およびモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基から独立して選ばれる1〜6個の置換基で置換されていてもよく;
あるいはR6およびR7、またはR7およびR8が、末端でともに結合してアルキレン基を形成し、ここにおいて該アルキレン基は窒素原子、硫黄原子および酸素原子より独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有していてもよく;
R10が、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜3個のヘテロ原子を有していてもよい単環芳香環基であり、
ここにおいて該単環芳香環基は、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、アルカノイル基、アルキルチオ基、テトラゾリル基、およびジヒドロオキサゾリル基から独立して選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてよく、さらにここにおいて、該アルキル基、アルコキシ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルカノイル基、およびアルキルチオ基は、それぞれ独立してハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、モルホリニル基、ピペリジニル基、ピロリジニル基、ピペラジニル基、アルキルピペラジニル基、およびアルカノイルピペラジニル基から選ばれる基で置換されていてもよい;
である化合物をあげることができる。
R2がアルキル基であり;
R3が水素原子であり;
R4がアルキレン基であり;
R5が、ピリミジニル基、ピリジル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、オキサジアゾリル基、ジヒドロピリミジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、ジヒドロオキサジニル基、ピラゾリル基およびジヒドロピラジニル基から選ばれる複素環基であり、ここにおいて該複素環基は以下の群から選ばれる1〜4の置換基で置換され:
ハロゲン原子;
ヒドロキシ基;
オキソ基;
シアノ基;
カルボキシル基;
スルホ基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、ヒドロキシ基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピロリジニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニル基、アルキル基で置換されていてもよいピペラジニル基、モルホリニル基、アルカノイルオキシ基、およびアルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基;
シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、およびテトラゾリル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルケニル基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、ヒドロキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、ヒドロキシ基、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよい)、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、カルボキシル基、アルコキシ基もしくはオキソ基で置換されていてもよい)、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいピリミジニル基、酸化されていてもよいピリジル基、アルキル基で置換されていてもよいジオキソラニル基、およびモルホリニルカルボニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルコキシ基;
カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいシクロアルキル基;
フェニル基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基;
カルバモイル基;
モルホリニル基、カルボキシル基、ヒドロキシ基およびアルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基;
ヒドロキシカルバミミドイル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルチオ基;
ヒドロキシ基、アルコキシカルボニル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルスルホニル基;
アミノ基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、およびモルホリニル基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;
ヒドロキシ基、アルコキシ基、カルボキシル基およびアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルカノイルアミノ基;
アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルウレイド基;
モルホリニルカルボニルアミノ基;
オキソ基およびカルボキシル基から選ばれる基で置換されていてもよいモルホリニル基;
シアノ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルキル基、アルカノイル基、アルコキシアルカノイル基、ベンジルオキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基、アルキルスルホニル基、テトラゾリル基、および、オキソで置換されていてもよいジヒドロオキサジアゾリル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニル基;
カルボキシル基、ヒドロキシ基、ヒドロキシ基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいアルキル基、フェニル基で置換されていてもよいアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、オキソ基、およびアルカノイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペリジニル基;
カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、オキソ基およびモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジニル基;
オキソ基で置換されていてもよいピロリニル基;
アルカノイル基で置換されていてもよいヘキサヒドロジアゼピニル基;
オキソ基で置換されていてもよいイミダゾリジニル基;
カルボキシル基、ヒドロキシ基、アルカノイル基、アルキル基またはヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいピリジル基、ここにおいて該ピリジル基はさらに所望により酸化されていてもよく;
アルキル基およびヒドロキシアルキル基から選ばれる基で置換されていてもよいテトラゾリル基;
オキソ基で置換されていてもよいジヒドロオキサジアゾリル基;
ジヒドロイミダゾリル基;
ジヒドロオキサゾリル基;
オキソ基で置換されていてもよいオキサゾリジニル基;
ベンジル基で置換されていてもよいテトラヒドロピリジル基;
ピリミジニル基;
アルキル基またはカルボキシル基で置換されていてもよいピペリジニルオキシ基;
アルキル基カルボキシル基、アルコキシカルボニル基およびアルカノイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジニルオキシ基;
テトラヒドロピラニルオキシ基;
テトラヒドロフラニルオキシ基;
酸化されていてもよいチアニルオキシ基;
モルホリニルカルボニル基;
アルカノイル基およびアルキル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニルカルボニル基;および
カルボキシル基またはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピロリジニルカルボニル基;
カルボキシル基またはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニルカルボニル基であり;
R6およびR7がそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルコキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基またはモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基であるか、
あるいは、R6およびR7が末端でともに結合してアルキレンジオキシ基を形成し;
R8が水素原子であり;
R10がフェニル基またはピリジル基であり、ここにおいて該フェニル基またはピリジル基は、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルコキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基およびアルキルチオ基から独立して選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてよい;
である化合物があげられる。
R5が、以下に記載の群から選ばれる1〜4の置換基で置換されている、ピリミジニル基、ピリジル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、オキサジアゾリル基、ジヒドロピリミジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、ジヒドロオキサジニル基、ピラゾリル基またはジヒドロピラジニル基であり:
ハロゲン原子;
ヒドロキシ基;
シアノ基;
カルボキシル基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、ヒドロキシ基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピロリジニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニル基、アルキル基で置換されていてもよいピペラジニル基、モルホリニル基、アルカノイルオキシ基、およびアルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基;
シアノ基、ヒドロキシ基およびカルボキシル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルケニル基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、ヒドロキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、ヒドロキシ基、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよい)、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、カルボキシル基、アルコキシ基もしくはオキソ基で置換されていてもよい)、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいピリミジニル基、酸化されていてもよいピリジル基、アルキル基で置換されていてもよいジオキソラニル基、およびモルホリニルカルボニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルコキシ基;
カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいシクロアルキル基;
モルホリニル基、カルボキシル基、ヒドロキシ基およびアルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基;
ヒドロキシカルバミミドイル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルチオ基;
アミノ基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、およびモルホリニル基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;
ヒドロキシ基、アルコキシ基、カルボキシル基、およびアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルカノイルアミノ基;
アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルウレイド基;
モルホリニルカルボニルアミノ基;
オキソ基で置換されていてもよいモルホリニル基;
シアノ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルキル基、アルカノイル基、アルコキシアルカノイル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基、および、アルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニル基;
カルボキシル基、ヒドロキシ基、ヒドロキシ基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、オキソ基、およびアルカノイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペリジニル基;
オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基およびモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジニル基;
アルカノイル基で置換されていてもよいヘキサヒドロジアゼピニル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基アルキル基、またはヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいピリジル基、ここにおいて該ピリジル基はさらに所望により酸化されていてもよく;
アルキル基もしくはヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいテトラゾリル基;
オキソ基で置換されていてもよいジヒドロオキサジアゾリル基;
オキソ基で置換されていてもよいオキサゾリジニル基;
ベンジル基で置換されていてもよいテトラヒドロピリジル基;
ピリミジニル基;
アルキル基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいピペリジニルオキシ基;
アルキル基およびアルカノイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジニルオキシ基;
テトラヒドロピラニルオキシ基;
テトラヒドロフラニルオキシ基;および
酸化されていてもよいチアニルオキシ基であり;
R10がハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ基、およびモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基から独立して選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてよい、フェニル基またはピリジル基;
である化合物があげられる。
R11は、
ハロゲン原子;
ヒドロキシ基;
オキソ基;
シアノ基;
カルボキシル基;
スルホ基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、ヒドロキシ基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピロリジニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニル基、アルキル基で置換されていてもよいピペラジニル基、モルホリニル基、アルカノイルオキシ基、およびアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3の基で置換されていてもよいアルキル基;
シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、およびテトラゾリル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルケニル基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、ヒドロキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、ヒドロキシ基、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよい)、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、カルボキシル基、アルコキシ基もしくはオキソ基で置換されていてもよい)、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいピリミジニル基、酸化されていてもよいピリジル基、アルキル基で置換されていてもよいジオキソラニル基、およびモルホリニルカルボニル基から選ばれる1〜3の基で置換されていてもよいアルコキシ基;
カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいシクロアルキル基;
フェニル基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基;
カルバモイル基;
モルホリニル基、カルボキシル基、ヒドロキシ基およびアルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基;
ヒドロキシカルバミミドイル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルチオ基;
ヒドロキシ基、アルコキシカルボニル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルスルホニル基;
アミノ基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、およびモルホリニル基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;
ヒドロキシ基、アルコキシ基、カルボキシル基およびアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルカノイルアミノ基;
アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルウレイド基;
モルホリニルカルボニルアミノ基;
オキソ基およびカルボキシル基から選ばれる基で置換されていてもよいモルホリニル基;
シアノ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルキル基、アルカノイル基、アルコキシアルカノイル基、ベンジルオキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基、アルキルスルホニル基、テトラゾリル基、および、オキソで置換されていてもよいジヒドロオキサジアゾリル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニル基;
カルボキシル基、ヒドロキシ基、ヒドロキシ基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいアルキル基、フェニル基で置換されていてもよいアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、オキソ基、およびアルカノイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペリジニル基;
カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、オキソ基およびモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジニル基;
オキソ基で置換されていてもよいピロリニル基;
アルカノイル基で置換されていてもよいヘキサヒドロジアゼピニル基;
オキソ基で置換されていてもよいイミダゾリジニル基;
カルボキシル基、ヒドロキシ基、アルカノイル基、アルキル基またはヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいピリジル基、ここにおいて該ピリジル基はさらに所望により酸化されていてもよく;
アルキル基およびヒドロキシアルキル基から選ばれる基で置換されていてもよいテトラゾリル基;
オキソ基で置換されていてもよいジヒドロオキサジアゾリル基;
ジヒドロイミダゾリル基;
ジヒドロオキサゾリル基;
オキソ基で置換されていてもよいオキサゾリジニル基;
ベンジル基で置換されていてもよいテトラヒドロピリジル基;
ピリミジニル基;
アルキル基またはカルボキシル基で置換されていてもよいピペリジニルオキシ基;
アルキル基カルボキシル基、アルコキシカルボニル基およびアルカノイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジニルオキシ基;
テトラヒドロピラニルオキシ基;
テトラヒドロフラニルオキシ基;
酸化されていてもよいチアニルオキシ基;
モルホリニルカルボニル基;
アルカノイル基およびアルキル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニルカルボニル基;および
カルボキシル基またはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピロリジニルカルボニル基;
カルボキシル基またはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニルカルボニル基を表す。)
である化合物、すなわち、下式(I−A):
R1が水素原子;シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルケニル基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、テトラゾール基、カルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基(該モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基は、カルボキシル基およびアルコキシカルボニル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、アルカノイルアミノ基(該アルカノイルアミノ基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基およびハロゲン原子から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、ハロゲン原子、シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、フェニル基(該フェニル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、オキソ基で置換されていてもよいモルホリニル基、ピペリジニル基(該ピぺリジニル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)およびピリミジニル基(該ピリミジニル基は、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3の置換基で置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基;カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基及びヒドロキシアルキル基から独立して選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいジヒドロオキサゾリル基;または、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、ピリジル基、シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、アミノ基及びヒドロキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)およびフェニル基(該フェニル基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、アミノ基及びヒドロキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜5の置換基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基であり;
R2がアルキル基であり;
R3が水素原子であり;
R4がアルキレン基であり;
環AおよびR11が前述した基であり;
R6およびR7がそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルコキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基またはモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基であるか、
あるいは、R6およびR7が末端でともに結合してアルキレンジオキシ基を形成し;
R8が水素原子であり;
R10がフェニル基またはピリジル基であり、ここにおいて該フェニル基またはピリジル基は、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルコキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基およびアルキルチオ基から独立して選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてよい;
である化合物があげられる。
R11が、
カルボキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基およびモルホリニル基から選ばれる1〜3の基で置換されていてもよいアルキル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基またはシアノ基で置換されていてもよいアルケニル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基、ヒドロキシアルコキシ基、カルボキシアルコキシ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、オキソピロリジニル基、酸化されていてもよいピリジル基およびモルホリニルカルボニル基から選ばれる1〜3の基で置換されていてもよいアルコキシ基;
カルバモイル基;
ヒドロキシ基またはモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基で置換されていてもよいアルキルチオ基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基またはアルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;
ヒドロキシ基またはアルコキシ基で置換されていてもよいアルカノイルアミノ基;
アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルウレイド基;
モルホリニル基;
アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルキル基、アルカノイル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニル基;
カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシアルキル基およびオキソ基から選ばれる基で置換されていてもよいピペリジニル基;
カルボキシル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基で置換されていてもよいピロリジニル基;
ヒドロキシアルキル基で置換されるか、または酸化された、ピリジル基;
アルキル基またはヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいテトラゾリル基;
オキソジヒドロオキサジアゾリル基;
ピリミジニル基;
アルカノイル基で置換されていてもよいピロリジニルオキシ基;または
酸化されていてもよいチアニルオキシ基であり;
R6が水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基、シアノ基またはモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基であり;
R10がハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基およびシアノ基から選ばれる1〜3の置換基で置換されているフェニル基;
である化合物があげられる。
R11が、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、およびヒドロキシ基から選ばれる1〜3の基で置換されていてもよいアルキル基;
カルボキシアルケニル基;
シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、ヒドロキシ基で置換されたモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基、ヒドロキシアルコキシル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、およびオキソピロリジニル基から選ばれる1〜3の基で置換されていてもよいアルコキシ基;
カルボキシル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;
ヒドロキシ基またはカルボキシル基で置換されていてもよいアルカノイルアミノ基;
モルホリニル基;
アルキル基、アルカノイル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニル基;
カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基、カルボキシアルキル基またはヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいピペリジニル基;
モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基で置換されていてもよいピロリジニル基;
ヒドロキシアルキル基で置換された、または酸化されたピリジル基;
ヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいテトラゾリル基;
ピリミジニル基;
アルキル基またはアルカノイル基で置換されていてもよいピロリジニルオキシ基;または
酸化されていてもよいチアニルオキシ基であり;
R10がハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基およびシアノ基から選ばれる1〜3の置換基で置換されたフェニル基;
である化合物があげられる。
R6がハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基、またはモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基であり、
R7が水素原子である化合物があげられる。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−ヒドロキシメチルピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ヒドロキシアセチルアミノ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メチルスルホニルエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシビニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシエチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−{メチル−(2−カルボキシエチル)]アミノ}ピリミジン−2−イル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−カルボキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシブトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[5−(2−カルボキシエチル)ピリミジン−2−イル] −(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−[(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−(5−{[メチル−(2−カルボキシエチル)]アミノ}ピリミジン−2−イル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−6−ジメチルアミノ−2−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−カルボキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシエチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2,2,2−トリフルオロエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−フルオロエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 1−メチルエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−1−((R)−4−ヒドロキシメチル−4,5−ジヒドロオキサゾール−2−イル)−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;または
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸5−カルボキシペンチルエステル、またはこれら化合物の薬理的に許容しうる塩が挙げられる。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;または
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル、またはこれら化合物の薬理的に許容しうる塩が挙げられる。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−ヒドロキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2,3−diヒドロキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−ヒドロキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2,3−diヒドロキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]−(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]−(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−[(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)]アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[(エチル−メチル)アミノ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジエチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[(エチル−メチル)アミノ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;または、
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジエチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル、またはこれら化合物の薬理的に許容しうる塩が挙げられる。
また、式(I)の化合物の薬理的に許容しうる塩には、式(I)の化合物とハロゲン化アルキルやハロゲン化フェニルアルキルなどとの4級塩も含まれる。
また、非経口投与用医薬担体としては、例えば、注射用蒸留水、生理的食塩水、ブドウ糖水溶液等を用いて非経口用製剤とすることができる。
薬剤、ナイアシン、魚油などのトリグリセリド低下剤;ACE阻害剤、アンジオテンシン受容体遮断薬、カルシウム拮抗剤、β遮断薬などの降圧剤;中枢性食欲抑制剤、リパーゼ阻害薬、CB1拮抗薬などの抗肥満薬;インスリン抵抗性改善薬、D2アゴニスト、スルフォニルウレア剤、ビグアナイド、α−グルコシダーゼ阻害薬、SGLT阻害薬、DPPIV阻害薬等の抗糖尿病薬;または、ACAT阻害剤などの他のコレステロール低下剤と組み合わせて用いることもできる。
製法1
本発明の活性化合物は一般式(II):
で示される化合物と一般式(III):
R10−R4−Z1 (III)
(式中、Z1は脱離基を表し、他の記号は前記と同一意味を有する。)
で示される化合物を、縮合することにより製造することができる。
脱離基としては、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原子、メタンスルホニルオキシ基、トルエンスルホニルオキシ基、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基などの置換スルホニルオキシ基があげられる。
塩基としては、慣用の塩基を用いることができ、例えば、水素化ナトリウム、水素化カリウムなどの水素化アルカリ金属、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの水酸化アルカリ金属、水酸化バリウムなどの水酸化アルカリ土類金属、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシドなどのアルカリ金属アルコキシド、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウムなどの炭酸アルカリ金属、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどの炭酸水素アルカリ金属、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、メチルピペリジン、ジメチルアニリン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノネンなどのアミン類、ピリジン、ジメチルアミノピリジンなどのピリジン類などを好適に用いることができる。
本反応は、冷却下から加熱下、好ましくは−78℃〜200℃、より好ましくは−30℃〜100℃で実施する。
式(I−A)で示される化合物中、一般式(I−b):
で示される化合物は、
(a)一般式(II−A):
で示される化合物をシアノ化して、一般式(II−B):
で示される化合物を製し、
(b)化合物(II−B)とヒドロキシルアミンまたはその塩を反応させて、一般式(II−C):
で示される化合物を製し、
(c)化合物(II−C)をアルカノイル化して、一般式(II−D):
で示される化合物を製し、
(d)さらに化合物(II−D)を塩基で処理して環化させることにより、製造することができる。
ハロゲン化シアンとしては、臭化シアンが好ましい。
塩基としては、慣用の塩基を好適に用いることができ、炭酸カリウムなどの炭酸アルカリ金属、または炭酸水素ナトリウムなどの炭酸水素アルカリ金属を好適に用いることができる。
溶媒としては、反応に影響しない溶媒であればいずれのものでも使用することができ、前述の製法1で挙げた溶媒を好適に用いることができる。
塩基としては、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンなどの三級アルキルアミン類を好適に用いることができる。
溶媒としては、反応に影響しない溶媒であればいずれのものでも使用することができ、前述の製法1で挙げた溶媒を好適に用いることができる。
塩基としては、慣用の塩基を用いることができ、トリエチルアミンやジイソプロピルエチルアミンなどのアミン類、またはピリジン、4−ジメチルアミノピリジンなどのピリジン類を好適に用いることができる。
溶媒としては、反応に影響しない溶媒であればいずれのものでも使用することができ、前述の製法1で挙げた溶媒を好適に用いることができる。
溶媒としては反応に影響しない溶媒であればいずれのものでも使用することができ、前述の製法1で挙げた溶媒を好適に用いることができる。
また、環化工程はアルカノイル化工程に引続き、同一系内で実施させることも可能である。
本反応は、冷却下から加熱下に実施することができ、好ましくは、−50℃から100℃、より好ましくは0℃から50℃で実施する。
式(I−A)で示される化合物中、一般式(I−c):
で示される化合物は、一般式(II−B):
で示される化合物とアジ化ナトリウムを反応させることにより、製造することができる。
当該反応は、塩化アンモニウムの存在下、適当な溶媒中で反応させることにより、実施することができる。
本反応は、冷却下から加熱下に実施することができ、好ましくは、−50℃から150℃、より好ましくは20℃から100℃で実施する。
以下の各製法において、塩基としては慣用の塩基を用いることができ、特に断りが無い限り、塩基としては製法1で挙げた塩基を好適に使用することができる。
また以下の各製法において、酸としては慣用の酸を用いることができ、特に断りが無い限り、塩酸、硝酸、硫酸などの鉱酸、またはスルホン酸類(メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸など)やカルボン酸類(酢酸、トリフルオロ酢酸など)に代表される有機酸を好適に使用することができる。
さらにまた、以下の各製法において、溶媒としては反応に影響しない溶媒であればいずれのものも使用することができ、そのようなものとして、製法1で挙げた溶媒を好適に用いることができる。
脱離基としては、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原子、メタンスルホニルオキシ基、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基、トルエンスルホニルオキシ基などの置換スルホニルオキシ基があげられる。
なお以下の各製法において、R5における「酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環基」を「複素環基」と略称する。
アルキル化は、適当な溶媒中、塩基の存在または非存在下、式:
R11A−Z2
(式中、R11Aは置換されていてもよいアルキル基であり、Z2は脱離基を意味する。)
で示される化合物を反応させるか、あるいは、適当な溶媒中、ホスフィン類とアゾジカルボン酸エステル類の存在下、式:
R11A−OH
(式中、記号は前記と同一意味を有する。)
で示される化合物を反応させることにより、実施することができる。
本反応は、所望により、ヨウ化アルカリ金属(例えば、ヨウ化カリウムなど)を触媒量添加することにより、より好適に反応が進行する。
ホスフィン類およびアゾジカルボン酸エステル類は、光延反応に通常用いられているものをいずれも好適に使用することができる。ホスフィン類としては、例えば、トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィンなど、およびアゾジカルボン酸エステル類はジエチルアゾジカルボキシラート、ジイソプロピルアゾジホルメートなどがあげられる。
R11A−Z2
(式中、記号は前記と同一意味を有する。)
で示される化合物でアルキル化することにより製造することができる。
本反応は、(1)と同様にして実施することができる。
で示される基で置換された複素環基である化合物は、R5がハロゲン原子または置換されていてもよいアルキルスルホニルオキシ基で置換された複素環基である化合物と、対応するアミン、または、式:
で示される化合物をカップリングさせることにより製造することができる。
カップリング反応は、パラジウム触媒の存在下、また塩基の存在下または非存在下、適当な溶媒中で反応させることにより実施することができる。
パラジウム触媒としては、酢酸パラジウム、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(トリ−o−トリルホスフィン)パラジウムまたはビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムアセテートなど、慣用のパラジウム触媒を使用することができる。
さらに、本反応には、ホスフィン類を添加させてもよい。ホスフィン類としては、トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィン、テトラフルオロホウ酸トリtert−ブチルホスホニウム、1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル、2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)ビフェニル等を好適に用いることができる。
で示される基で置換された複素環基である化合物は、R5がハロゲン原子または置換されていてもよいアルキルスルホニル基で置換された複素環基である化合物と、対応するアミン、または、式:
で示される化合物を反応させることにより製造することもできる。
本反応は、塩基の存在下または非存在下、所望により銅触媒を添加して、適当な溶媒中で実施することができる。
銅触媒としては、ヨウ化銅、臭化銅、塩化銅、酢酸銅、トリフルオロメタンスルホン酸銅などを好適に用いることができる。
塩基は(3)で挙げた塩基と同様のものを好適に用いることができる。
さらに本反応は、N,N’−ジメチルエチレンジアミン、1,10−フェナントロリン、エチレングリコール、フェニルフェノールなどを添加することにより、より好適に反応が進行する。
(R20)3Sn−NR21R22
(式中、R20はアルキル基を表し、NR21R22は、置換されていてもよいアミノ基を表す。)
で示される化合物をカップリングさせることにより製造することができる。
カップリング反応は、パラジウム触媒の存在下、塩基の存在下または非存在下に、適当な溶媒中で反応させることにより実施することができる。
パラジウム触媒、塩基、およびホスフィン類としては、(3)と同様のものを好適に用いることができる。
シアノ化は、シアン化ナトリウム、シアン化カリウム、またはシアン化亜鉛などのシアン化金属類をパラジウム触媒の存在下、適当な溶媒中で反応させることにより、実施することができる。
パラジウム触媒は、(3)と同様のものを好適に用いることができる。
パラジウム触媒および塩基としては、(3)と同様のものを好適に用いることができる。
また本反応では、配位子を添加するとより好適に実施することができ、配位子としては、(3)で挙げたホスフィン類を好適に用いることができる。
カップリング反応は、パラジウム触媒の存在下、塩基の存在下または非存在下に、適当な溶媒中で反応させることにより実施することができる。
パラジウム触媒は、(3)と同様のものを好適に用いることができる。
塩基としては、(3)で挙げた塩基を好適に用いることができるほか、炭酸銀を使用することもできる。
また本反応では、配位子を添加するとより好適に実施することができ、配位子としては、(3)で挙げたホスフィン類を好適に用いることができる。
アルコキシ化は、適当な溶媒中または無溶媒で、塩基の存在下、所望により銅触媒を添加して、対応のアルコールと反応させることにより、実施することができる。
塩基としては、前述の(3)で挙げた塩基、とりわけ炭酸セシウムを好適に用いることができる。
銅触媒としては、(4)であげた銅触媒を好適に用いることができる。
さらに本反応は、1,10−フェナントロリン、2−アミノピリジンなどを添加することにより、より好適に反応が進行する。
本反応は前述の(9)と同様にして実施することができ、1,10−フェナントロリンやエチレングリコールを添加することによりより好適に反応が進行する。
カップリングはパラジウム触媒の存在下、塩基の存在下または非存在下、適当な溶媒中で反応させることにより実施することができる。
本反応は、(3)と同様にして実施することができる。
本反応は、(5)と同様にして実施することができる。
アルコキシカルボニルアルキルスルフィン酸アルカリ金属塩は、たとえば、バスキン(Baskin)ら、テトラへドロン・レターズ(Tetrahedron Lett.)、第43巻、8479ページ(2002年)記載の方法に準じ、製造することができる。
また本反応は、同文献記載の方法に準じ、銅触媒の存在下、適当な溶媒中で反応させることにより実施することができる。
銅触媒としては、(4)と同様のものを用いることができ、とりわけヨウ化銅を好適に用いることができる。
保護基としては、ベンジルオキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基など慣用のものを用いることができる。
本反応は、適当な溶媒中、ホスフィン類とアゾジカルボン酸エステル類の存在下に実施することができる。本反応は(1)と同様にして実施することができる。
保護基の除去は、保護基の種類に応じ、接触還元、酸処理などの慣用の方法により実施することができる。
接触還元は、常法に従い、適当な溶媒中、水素雰囲気下に触媒を用いて還元する。触媒としては、パラジウム−炭素などのパラジウム触媒、ラネーニッケルなどのニッケル触媒、白金−炭素などの白金触媒等をあげることができる。
本反応は、適当な溶媒中、塩基の存在下に実施することができる。
で示される基を有する化合物は、R5上の置換基として、式:
で示される基を有する化合物と、対応するアルキルイソシアネート(R12NCO)を反応させることにより、製造することができる。本反応は、(18)と同様にして実施することができる。
カルボニル化剤としては、例えば、カルボニルジイミダゾール、ホスゲン、トリホスゲン等の慣用のものを用いることができる。
で示される基を有する化合物は、R5上の置換基として式:
H−X12−CH2−CONH−
(式中、記号は前記と同一意味を有する。)
で示される基を有する化合物を、適当な溶媒中、カルボニル化剤で処理することにより、製造することができる。
本反応は、(20)と同様にして実施することができる。
縮合は適当な溶媒中、縮合剤で処理することにより実施することができる。縮合剤としては、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド、カルボニルジイミダゾールなどの慣用のものを好適に用いることができる。
さらに縮合は、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、1−ヒドロキシスクシンイミドなどの活性化剤を添加することにより、より好適に実施できる。
で示される基を有する化合物は、R5上の置換基としてカルボキシル基を有する化合物と、式:
で示される化合物を縮合させることにより製造することができる。
本反応は(23)と同様にして実施することができる。
アジ化アルカリ金属塩としては、アジ化ナトリウム、アジ化リチウムなどをあげることができる。
酸としては、塩化アンモニウムなどのハロゲン化水素のアンモニウム塩が好ましい。
アルキル化は、(1)と同様にして実施することができる。
で示される基を有する化合物は、R5上の置換基として、ハロゲン原子または置換されていてもよいアルキルスルホニルオキシ基を有する化合物と、対応するアミン、または、式:
で示される化合物を反応させることにより製造することができる。
本反応は、塩基の存在または非存在下、適当な溶媒中で好適に実施することができる。
を含む基を有する化合物は、R5上の置換基としてアミノ基または式:
で示される基を有する化合物と、対応するハロゲン化アルキルまたは対応するスルホン酸アルキルエステル類とを反応させることにより得ることができる。
スルホン酸アルキルエステル類としては、メタンスルホン酸とのエステル、トルエンスルホン酸とのエステル、トリフルオロメタンスルホン酸とのエステルなどを好適に用いることができる。
本反応は、塩基の存在または非存在下、適当な溶媒中で好適に実施することができる。
で示される基を有する化合物は、R5上の置換基として式:
Z3−(CH2)n−X13−CH2−CONH−
(式中、Z3は、脱離基を表し、他の記号は前記と同一意味を有する。)
で示される基を有する化合物を閉環することにより、製造することができる。
本反応は、塩基の存在または非存在下、適当な溶媒中で好適に実施することができる。
加水分解は、常法により、適当な溶媒中、塩基または酸で処理することにより実施することができる。塩基としては、水酸化アルカリ金属を好適に用いることができる。
加水分解は、適当な溶媒中、酸で処理することにより実施することができる。
加水分解は、適当な溶媒中、酸で処理することにより実施することができる。
接触還元は、(16)と同様にして実施することができる。
加水分解は(30)と同様にして実施することができる。
酸化は、適当な溶媒中、酸化剤で処理することにより実施することができる。
酸化剤としては、例えば、過酸化水素、m−クロロ過安息香酸、過酢酸などの過酸類を好適に用いることができる。
酸化は、(35)と同様にして実施することができる。
酸としては、前述のもののほか、強酸性樹脂も好適に使用することができる。
アルコールのアルカリ金属塩としては、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などをあげることができる。
本反応は、塩基の存在下、適当な溶媒中で実施することができる。
カルボニル化剤は、(20)と同様のものを用いることができる。
加水分解は、(30)と同様にして実施することができる。
縮合は、適当な溶媒中、R5上の置換基として、スルホ基を有する化合物をハロゲン化剤で処理した後、塩基の存在または非存在下、所望のアミンと反応させることにより実施することができる。
ハロゲン化剤としては、例えば、ハロゲン化チオニル、オキシハロゲン化リンなど、慣用のものを用いることができる。
酸無水物に変換する工程は、適当な溶媒中、塩基の存在下、ハロゲン化ギ酸アルキルと反応させることにより、実施することができる。
エステルに変換する工程は、縮合剤の存在下、適当な溶媒中でアルコール類と反応させることにより実施することができる。本工程は、アミンの変わりに所望のアルコールを使用するほかは(23)と同様にして実施することができる。
還元は、適当な溶媒中、還元剤で処理することにより実施することができる。
還元剤としては、水素化ホウ素類(例えば、水素化ホウ素ナトリウム、ジボラン、ボラン−ジメチルスルフィド錯体など)、水素化アルミニウム類(水素化アルミニウムリチウム、水素化ジイソブチルアルミニウムなど)を好適に用いることができる。
還元は、(44)と同様にして実施することができる。
シアノ化は、(6)と同様にして実施することができる。
酸処理は(37)と同様にして、還元は(33)と同様にして、それぞれ実施することができる。
本反応は、(20)と同様にして実施することができる。
ヨウ化は、適当な溶媒中、所望により銅触媒を添加して、対応のヨウ化アルカリ金属と反応させることにより、実施することができる。
銅触媒としては、(4)と同様のものを用いることができる。
さらに本反応は、N,N’−ジメチルエチレンジアミン、1,10−フェナントロリン、エチレングリコールなどを添加することにより、より好適に反応が進行する。
クルチウス反応は、慣用のアジド化剤(ジフェニルホスホリルアジドなど)を用いて、適当な溶媒中、塩基の存在下または非存在下に反応させることにより実施することができる。
本反応は、さらに、アルコール類を添加し、R5上の置換基として、置換されていてもよいアルコキシカルボニルアミノ基を有する化合物を製し、ついで、アルコキシカルボニル基を除去することにより実施してもよい。
アルコキシカルボニル基の除去は、除去されるアルコキシカルボニル基の種類に応じ、酸処理、還元などの常法により実施することができる。酸処理は(37)と同様にして、還元は(33)と同様にして実施することができる。
酸化は、適当な溶媒中、酸化剤を用いて実施することができる。
酸化剤としては、慣用の酸化剤を用いることができ、クロム酸−ピリジン錯体、ピリジニウムクロロクロメート、ピリジニウムジクロメート、デス・マーチン試薬(1,1,1−トリス(アセトキシ)−1,1−ジヒドロ−1,2−ベンズヨードオキソール−3−(1H)−オン)、ジメチルスルホキシドなどがあげられる。
アルキル化は、対応の化合物を用いて、(1)と同様にして実施することができる。
対応するカルボン酸との縮合反応は、適当な溶媒中、縮合剤の存在下に好適に実施することができる。本反応は、(23)と同様にして実施することができる。
また、対応するカルボン酸の反応性誘導体との縮合は、適当な溶媒中もしくは無溶媒で塩基の存在または非存在下に実施することができる。
反応性誘導体としては、酸ハライド、酸無水物、活性エステル、活性アミド等をあげることができる。
で示される基を有する化合物は、R5上の置換基として式:
で示される化合物と対応するカルボン酸もしくはその反応性誘導体を縮合することにより、製造することができる。
本反応は、(54)と同様にして実施することができる。
ハロゲン化剤としては、塩化チオニル、オキシ塩化リンなどの慣用のハロゲン化剤のほか、四ハロゲン化炭素(四塩化炭素、四臭化炭素など)とホスフィン類(トリフェニルホスフィン、トリトリルホスフィン、トリエチルホスフィンなど)を好適に用いることができる。
還元は、適当な溶媒中、還元剤で処理するか、または接触還元することにより実施することができる。
還元剤としては、シアノ基を還元せずに二重結合のみを還元する還元剤であればよく、例えば、臭化銅存在下に、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウムを好適に用いることができる。
接触還元は、(33)と同様にして実施することができる。
還元は、適当な溶媒中、還元剤で処理することにより実施することができる。
本反応は、(45)の還元工程と同様にして実施することができる。
脱メチル化は、適当な溶媒中、脱メチル化剤で処理することにより実施することができる。
脱メチル化剤としては、ヨウ化トリメチルシリル、臭化水素/酢酸、三臭化ホウ素、濃硫酸等の慣用の試薬を用いることができる。
アルキル化は、(1)と同様にして実施することができる。
アルキルスルホニル化は、適当な溶媒中、塩基の存在または非存在下、対応するハロゲン化アルキルスルホニルまたは対応するアルキルスルホン酸無水物を反応させることにより、実施することができる。
シアノ化は、(6)と同様にして実施することができる。
還元は、(16)と同様にして実施することができる。
アルキル化はパラジウム触媒、銀触媒、および銅触媒の存在下、適当な溶媒中、アルキルアルミニウム類を反応させることにより製造することができる。
パラジウム触媒としては、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、銀触媒としては炭酸銀、銅触媒としては塩化銅(I)を好適に用いることができる。
第2の工程における酸化は適当な溶媒中、酸化剤を用いて実施することができる。酸化剤としては、亜塩素酸ナトリウム、酸化銀(I)、過ヨウ素酸ナトリウムなどを好適に用いることができる。
酸化は、酸化剤としてJones試薬、過マンガン酸カリウム等を用いて実施することができる。
ベンジル基で保護されたヒドロキシ基も同様にして接触還元により保護基を除去することができる。
t−ブトキシカルボニル基で保護されたアミノ基は、適用な溶媒中、酸(塩酸、トリフルオロ酢酸、トルエンスルホン酸など)で処理することにより、保護基を除去することができる。
テトラヒドロピラニル基で保護されたヒドロキシ基も同様にして、酸で処理することにより、保護基を除去することができる。
で示される化合物と、式(IV):
R5−Z4 (IV)
(式中、Z4は脱離基を表し、R5は前記と同一意味を有する。)
で示される化合物を縮合させることにより、製造することができる。
本反応は、適当な溶媒中(例えば、1,4−ジオキサン、ジメチルホルムアミド、1,3−ジメチルイミダゾリジノン等)、塩基(例えば、ジイソプロピルエチルアミン等)の存在下、または非存在下、室温から加熱下に実施することができる。
アミノ基の保護基としては、ベンジルオキシカルボニル基などの慣用の保護基を用いることができる。またR15として不斉基(例えば、α−メチルベンジルオキシカルボニル基などのベンジル位に不斉中心を有する光学活性α−置換ベンジルオキシカルボニル基など)を用いれば、化合物(VI)または化合物(VII)の製造工程でジアステレオマー分割を行い、ついで当該不斉基を除去することにより、光学活性な化合物(V)を製造することができる。
また、(1)から(71)の各製法に準じ、R1、R5、R6、R7およびR8の各置換基は、所望の置換基に変換することができる。
一般式(II−A)で示される化合物は、式(V)で示される化合物と一般式(III):
R10−R4−Z1 (III)
(式中、記号は前記と同一意味を有する。)
で示される化合物を縮合することにより製造することができる。
縮合は、WO00/17165パンフレットまたは上記の製法1と同様にして実施することができる。
実験例
本発明に用いる化合物(I)のCETP活性阻害作用について、下記の試験を行った。
(アクセプター・マイクロエマルジョンの調製)
1‐パルミトイル‐2‐オレオイル‐sn‐グリセロ‐3‐ホスホコリン(3.5mg)、オレイン酸コレステリル(3mg)およびトリオレイン(0.7mg)のクロロホルム溶液を混合し、窒素ガス還流下で脂質を風乾して溶媒を除去した後、1,4−ジオキサン(0.25ml) を加え攪拌し溶解させた。氷浴上でソニケーションしながら上記脂質溶解液(0.2ml)をトリス‐食塩水−EDTA(TSE)緩衝液[10mM Tris/HCl(pH7.4)、0.15M NaCl、2mM EDTA](10ml)の水面下にHamiltonシリンジを用いてゆっくり注入した。その後氷浴上にて一時間ソニケーションした後、4℃で保存した。
卵PC(フォスファチジルコリン)(0.33mg)およびBODIPY‐CE(0.62mg)のクロロホルム溶液を混合した。窒素ガス還流下で脂質を風乾して溶媒を除去した後、TSE緩衝液(3ml)を加え氷浴中でソニケーションした。これを0.22μmのフィルターで濾過滅菌し、4℃で保存した。
試料溶液はジメチルスルホキシドを溶媒として調製した。TSE緩衝液にて0.64%に希釈した健常人血漿187μLと試料溶液または溶媒のみ3μLを添加し、37℃で24時間インキュベートした。次いで5%のドナー・マイクロエマルジョンおよび5%のアクセプター・マイクロエマルジョンを含むTSE緩衝液10μLを添加し、37℃で3時間インキュベートした。インキュベーション前後でEx.550nm/Em.600nmにおける蛍光強度を測定した。溶媒のみで得られたインキュベーション前後での測定値の差をCETP活性とし、試料による測定値の差の低下率をCETP活性の阻害率とした。CETP活性の阻害率より各試料のIC50値を算出した。
(結果)
なお、製造例において、式:
(1)ベンゾトリアゾール9.6gとトルエン150mの懸濁液に、5−アミノ−2−メトキシピリジン10gのトルエン20ml溶液を滴下した。続けて、30℃以下で、プロピオンアルデヒド6.35mlのトルエン20ml溶液を滴下し、室温で終夜撹拌した。懸濁液をろ過した後、得られた結晶を、エーテルで洗浄して、(1−ベンゾトリアゾール−1−イル−プロピル)−(6−メトキシピリジン−3−イル)アミン19.7gを得た。mp:109.3−110.3℃。
(1)(S)−1−フェニルエチルアルコール16.1gおよびピリジン10.7mlをクロロホルム100mlに溶解し、氷冷下、クロロギ酸p−ニトロフェニル26.6gのクロロホルム溶液100mlを滴下し、反応液を室温で1時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=85:15→70:30)で精製し、p−ニトロフェニル (S)−1−フェニルエチル カーボネート35.6gを得た。
(1)(2S,4R)−(2−エチル−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−[1,5]ナフチリジン−4−イル)カルバミン酸 (S)−1−フェニルエチルエステル840mg、ピリジン0.956mlを塩化メチレン5mlに溶解し、氷冷下でクロロギ酸エチル1.13mlの塩化メチレン溶液5mlを滴下し、室温で1時間撹拌した。反応液を1N−水酸化ナトリウム水溶液、1N−塩酸、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=90:10→60:40)で精製して、(2S,4R)−2−エチル−6−メトキシ−4−[(S)−1−フェニルエトキシカルボニルアミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1.00gを得た。MS(m/z):428[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル8.38gを1,4−ジオキサン36mlに溶解し、ヨウ化ナトリウム11.4g、ヨウ化銅360mgおよびN,N’−ジメチルエチレンジアミン420μlを加え、窒素気流下105℃で24時間攪拌した。室温に放冷後、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、少量のNHシリカゲルを加えてろ過し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣にイソプロピルエーテルと酢酸エチルを加え、析出した固体をろ取して、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヨードピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル7.23gを得た。MS(m/z):710[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル6gを、N,N−ジメチルホルムアミド20mlに溶解し、酢酸パラジウム200mg、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン1g、ベンジルアルコール18.6ml、トリエチルアミン12.6mlを加え室温で5分間一酸化炭素を通じた後、90℃に加熱し一酸化炭素雰囲気下終夜撹拌した。反応液を室温に戻した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=8:1;次いで、NHシリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=10:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{(5−ベンジルオキシカルボニルピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル5.64gを得た。MS(m/z):718[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{(5−ベンジルオキシカルボニルピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル752mgを、テトラヒドロフラン18mlとメタノール6mlの混液に溶解し、10%パラジウム炭素300mgを加えた後、水素雰囲気下、室温で4時間30分撹拌した。反応液をろ過した後、減圧濃縮して、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル564mgを得た。MS(m/z):628[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgを、N,N−ジメチルホルムアミド4mlに溶解し、モルホリン0.03ml、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール50mgを室温で加えた。氷冷下、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド1塩酸塩70mgを加え、トリエチルアミン0.04mlを滴下後、室温で終夜撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−カルボニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル142mgを得た。MS(m/z):697[M+H]+。
(1)(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル3gを、トルエン100mlに溶解し、トリエチルアミン2ml、ジフェニルホスホリルアジド1.5ml、ベンジルアルコール0.5mlを室温で加えた後、90℃に加熱し、4時間撹拌した。反応液を室温に戻した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NHシリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=17:3→7:3)で精製し、(2R*,4S*)−4−{(5−ベンジルオキシカルボニルアミノピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル2.27gを得た。MS(m/z):733[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル250mgを、トルエン2mlに溶解し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム6.9mg、ナトリウムtert−ブトキシド54.8mg、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル9.0mg、ピロリジン47μlを加え、窒素気流下、室温で45分撹拌後、80℃に加熱し、18時間撹拌した。反応液を室温に冷却後、エーテルを加えてろ過し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→7:3)にて精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピロリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル158.5mgを得た。MS(m/z):653[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル120mgを酢酸エチル1mlに溶解し、4N−塩酸/酢酸エチル0.09mlを加えた。溶媒を減圧濃縮し、得られた残渣にエーテルおよびヘキサンを加えて、析出した粉末をろ過して(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル塩酸塩112mgを得た。MS(m/z):669[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヨードピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgを、イソプロパノール1mlに溶解し、ヨウ化銅2.7mg、エチレングリコール31μl、リン酸カリウム119mg、2−メチルアミノエタノール20μlを加え、窒素気流下、80℃に加熱し、20時間撹拌した。蒸留水を加え、エーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→3:7)にて精製し、(2R*,4S*)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[メチル−(2−ヒドロキシエチル)]アミノピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル58.2mgを得た。MS(m/z):657[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモ−ピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル500mgを、トルエン2mlに溶解し、ヨウ化銅7.2mg、2−フェニルフェノール25.5mg、リン酸カリウム318.4mg、(±)−ピペリジン−3−イル−メタノール172.8mgを加え、窒素気流下、80℃に加熱し、5日間撹拌した。蒸留水を加え、エーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)にて精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−ヒドロキシメチルピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル22.8mgを得た。MS(m/z):697[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−エトキシカルボニルピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル245mgのエタノール溶液2mlに、2N−水酸化ナトリウム水溶液0.332mlを加えて50℃で1時間加熱還流した。反応液に酢酸エチルを加えて希釈し、1N−塩酸を加えて酸性にした。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;クロロホルム→クロロホルム:メタノール=90:10)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル210mgを得た。MS(m/z):711[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−エトキシカルボニルピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル120mgのテトラヒドロフラン溶液1.5mlに、氷冷下、ジイソブチルアルミニウムヒドリド(1M−トルエン溶液)0.486mlを加えて1時間撹拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=80:20→70:30)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−ヒドロキシメチルピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル110mgを得た。MS(m/z):697[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[5−(4−ベンジルオキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル700mgのエタノール溶液10mlに、10%パラジウム炭素100mgを加えて水素雰囲気下で終夜撹拌した。パラジウム炭素をろ過し、ろ液を減圧濃縮して得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=80:20→50:50)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル313mgを得た。MS(m/z):683[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル100mgの塩化メチレン溶液1mlに、1,1,1−トリス(アセトキシ)−1,1−ジヒドロ−1,2−ベンズヨードオキソ−ル−3−(1H)−オン74mgを加えて室温で3時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=90:10→60:40)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−オキソピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル51mgを得た。MS(m/z):681[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル140mgのN,N−ジメチルホルムアミド溶液2mlに、氷冷下で水素化ナトリウム(62.7%)9.4mgを加えて室温で10分間撹拌した。そこにヨウ化メチル0.019mlを加えて、室温で2時間撹拌した。水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=90:10→60:40)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−メトキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル71mgを得た。MS(m/z):697[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[5−(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル938mgを、テトラヒドロフラン:メタノール(1:1)の混合溶媒6mLに溶解し、10%パラジウム炭素300mgを加え、水素気流下、室温で、13時間撹拌した。触媒をろ過し、ろ液を濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;クロロホルム:メタノール=10:0→9:1)にて精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル786mgを得た。MS(m/z):668[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル110mgを、塩化メチレン1mlに溶解し、トリエチルアミン0.1ml、塩化アセチル19μlを加え、窒素気流下、室温で2時間撹拌した。蒸留水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;クロロホルム:メタノール=9:1)にて精製し、(2R*,4S*)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル103.6mgを得た。MS(m/z):710[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgを、N,N−ジメチルホルムアミド1mlに溶解し、2−ヨードエタノール26μl、過剰の炭酸カリウムを加え、窒素気流下、50℃に加熱し、5時間撹拌した。蒸留水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;クロロホルム:メタノール=19:1→9:1)にて精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル128mgを得た。MS(m/z):712[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル110mgを、塩化メチレン1mlに溶解し、トリエチルアミン0.1ml、エチルイソシアネート20μlを加え、窒素気流下、室温で2時間撹拌した。蒸留水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1)にて精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−エチルカルバモイルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル104.4mgを得た。MS(m/z):739[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{(5−アミノピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgを、N,N−ジメチルホルムアミド4mlに溶解し、アセチルクロリド0.03ml、トリエチルアミン0.1mlを加え、室温で1時間撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{(5−アセチルアミノピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル132mgを得た。MS(m/z):641[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{(5−アミノピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル500mgを、N,N−ジメチルホルムアミド4mlに溶解し、カルボベンジルオキシグリシン210mg、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール170mgを室温で加えた後、氷冷下、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩240mgを加え、トリエチルアミン0.15mlを滴下後、室温で終夜撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−({5−[(2−ベンジルオキシカルボニルアミノ)アセチルアミノ]ピリミジン−2−イル}−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル])アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル631mgを得た。MS(m/z):790[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−({5−[2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)アセチルアミノ]ピリミジン−2−イル}−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル])アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル631mgを、メタノール10mlに溶解し、10%パラジウム炭素100mgを加えた後、水素雰囲気下、室温で30分間撹拌した。反応液をろ過した後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;クロロホルム:メタノール=1:0→9:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[5−(2−アミノアセチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル463mgを得た。MS(m/z):626[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{(5−アミノピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgを、塩化メチレン4mlに溶解し、カルボジイミダゾール60mg、トリエチルアミン0.1mlを加え、室温で1時間撹拌した。反応液にモルホリン0.05mlを加え、室温で2時間30分撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=7:3→1:1→0:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−{[(モルホリン−4−イル)カルボニル]アミノ}ピリミジン−2−イル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル154mgを得た。MS(m/z):712[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[5−(2−アミノアセチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgを、N,N−ジメチルホルムアミド4mlに溶解し、カルボジイミダゾール40mg、トリエチルアミン0.08mlを加え、室温で3時間30分間撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=3:2→3:7)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2,5−ジオキソイミダゾリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル126mgを得た。MS(m/z):682[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−クロロブチリルアミノ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル283mgを、N,N−ジメチルホルムアミド4mlに溶解し、氷冷下、水素化ナトリウム18mgを加え、室温で終夜撹拌した。反応液に水を加え、エーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=7:3→1:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル132mgを得た。MS(m/z):667[M+H]+。
(1)(2R*,4S*)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)アセチルアミノ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル90mgを、クロロホルム4mlに溶解し、氷冷下、メシルクロリド0.1ml、トリエチルアミン0.2mlを加えた後、室温で2時間撹拌した。反応液に水を加え、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮して、(2R*,4S*)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−(2−メタンスルホニルオキシエトキシ)アセチルアミノ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル143mgを得た。
(2R*,4S*)−4−{(5−アミノピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgを、トルエン10mlに溶解し、無水マレイン酸150mgを加え、1時間30分加熱還流した。反応液を室温に戻した後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:2)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2,5−ジオキソ−2,5−ジヒドロピロール−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル77mgを得た。MS(m/z):679[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヨードピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル3.50gをトルエン10mlに溶解し、ベンジルアルコール1.02ml、ヨウ化銅94mg、1,10−フェナントロリン178mgおよび炭酸セシウム1.61gを加え、窒素気流下100℃で6時間攪拌した。室温に放冷後、反応混合物にベンジルアルコール0.51ml、ヨウ化銅94mg、1,10−フェナントロリン178mg、炭酸セシウム0.80gおよびトルエン2mlを加え、窒素気流下100℃で終夜攪拌した。室温に放冷後、反応混合物にベンジルアルコール0.51ml、ヨウ化銅94mg、1,10−フェナントロリン178mgおよび炭酸セシウム0.80gを加え、窒素気流下100℃で5時間攪拌した。室温に放冷後、反応混合物に水と酢酸エチルを加え、不溶物をセライト(登録商標)ろ過した。ろ液の有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣にヨウ化銅94mg、1,10−フェナントロリン178mg、炭酸セシウム1.61gおよびトルエン5mlを加え、窒素気流下100℃で終夜攪拌した。室温に放冷後、反応混合物に水と酢酸エチルを加え、不溶物をセライト(登録商標)ろ過した。ろ液の有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=10:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ベンジルオキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル2.25gを得た。MS(m/z):690[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ベンジルオキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1.52gをメタノール270mlに溶解し、10%パラジウム炭素を加えて水素雰囲気下室温で30分間撹拌した。反応混合物をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1.33gを得た。MS(m/z):600[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgをN,N−ジメチルホルムアミド1mlに溶解し、氷冷下、水素化ナトリウム(63%)11mgを加え、0℃で30分間攪拌した。反応混合物にヨウ化メチル23μlを加え、氷冷下2時間攪拌した。反応混合物に10%クエン酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−メトキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル120mgを得た。MS(m/z):614[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgをN,N−ジメチルホルムアミド1mlに溶解し、炭酸カリウム200mgおよび2−ブロモエタノール162μlを加え、60℃で終夜攪拌した。反応混合物に10%クエン酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル95mgを得た。MS(m/z):644[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgをテトラヒドロフラン1mlに溶解し、ピリミジン−2−イルメタノール41mg、トリフェニルホスフィン98mgを加え、氷冷下、40%アゾジカルボン酸ジエチル−トルエン溶液163μlを滴下し、室温で1時間30分攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピリミジン−2−イルメトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル118mgを得た。MS(m/z):692[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−エトキシカルボニルメトキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル128mgをメタノール3mlに溶解し、1M−水酸化ナトリウム水溶液2mlを加え、室温で2時間攪拌した。反応混合物に10%クエン酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;クロロホルム:メタノール=19:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシメトキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル100mgを得た。MS(m/z):658[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシメトキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgをN,N−ジメチルホルムアミド1mlに溶解し、モルホリン30μlを加え、氷冷下、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド1塩酸塩66mgおよび1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物46mgを加え、室温で4時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;クロロホルム:メタノール=19:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−(モルホリン−4−イル)−2−オキソエトキシ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル138mgを得た。MS(m/z):727[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メチルスルファニルエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgをクロロホルム1mlに溶解し、m−クロロ過安息香酸60mgを加え、室温で2時間攪拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;クロロホルム:メタノール=19:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メチルスルフィニルエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル125mgを得た。MS(m/z):690[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メチルスルファニルエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル226mgをクロロホルム1.5mlに溶解し、m−クロロ過安息香酸248mgを加え、室温で40分間攪拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;クロロホルム:メタノール=19:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メタンスルホニルエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル182mgを得た。MS(m/z):706[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−[2−(ピリジン−2−イル)エトキシ]ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgのクロロホルム溶液10mlに、m−クロロ過安息香酸79mgを加え、室温で2時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=75:25→0:100)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−[2−(1−オキシピリジン−2−イル)エトキシ]ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル173mgを得た。MS(m/z):721[M+H]+。
(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−(1−オキシピリジン−2−イル)エトキシ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル115mg、トリフルオロ酢酸無水物0.226ml、N,N−ジメチルホルムアミド5mlの混合物を室温で終夜撹拌した。反応液に酢酸エチルと飽和重曹水を加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥、減圧濃縮した。得られた残渣を薄層シリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製し、(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−ヒドロキシ−2−(ピリジン−2−イル)エトキシ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル24mgを得た。MS(m/z):721[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−({5−[((S)−1−ベンジルピロリジン−3−イル)オキシ]ピリミジン−2−イル}−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル])アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル280mgを、メタノール5mlに溶解し、10%パラジウム炭素50mgを加え、水素雰囲気下、室温で終夜撹拌した。反応液をろ過した後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:2→0:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[((S)−ピロリジン−3−イル)オキシ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル168mgを得た。MS(m/z):669[M+H]+。
(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル147mgを、テトラヒドロフラン2mlに溶解し、1N−塩酸2mlを加え、終夜撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=3:2→3:7)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル72mgを得た。MS(m/z):674[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヨードピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgを2−メトキシエタノール1.0mlに溶解し、ヨウ化銅21mg、1,10−フェナントロリン41mgおよび炭酸セシウム368mgを加え、窒素気流下110℃で15時間攪拌した。室温に放冷後、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で2回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、少量のNHシリカゲルを加えてろ過し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−メトキシエチルエステル38mgを得た。MS(m/z):688[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヨードピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル400mgをイソプロピルアルコール2mlに溶解し、2−メルカプトエタノール96μl、ヨウ化銅20mg、エチレングリコール62μlおよび炭酸カリウム156mgを加え、窒素気流下80℃で終夜攪拌した。室温に放冷後、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で2回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=2:1→1:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエチルスルファニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル110mgを得た。MS(m/z):660[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヨードピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル400mgをイソプロピルアルコール2mlに溶解し、チオグリコール酸メチルエステル120μl、ヨウ化銅20mg、エチレングリコール62μlおよび炭酸カリウム156mgを加え、窒素気流下80℃で終夜攪拌した。室温に放冷後、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で2回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をメタノール6mlに溶解し、1M−水酸化ナトリウム水溶液3mlおよびテトラヒドロフラン6mlを加え、室温で10分間攪拌した。反応混合物に10%クエン酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で2回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=2:1→1:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシメチルスルファニルピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル153mgを得た。MS(m/z):674[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル100mgを、テトラヒドロフラン2mlに溶解し、氷冷下、クロロギ酸エチル0.02mlとトリエチルアミン0.04mlを加え、30分間撹拌した。反応液をろ過し、氷冷下、ろ液に水素化ホウ素ナトリウム18mgを加え、1時間40分撹拌した。反応液に1N−塩酸を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:2)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル80mgを得た。MS(m/z):614[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシメチルピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgを、テトラヒドロフラン4mlに溶解し、氷冷下、水素化ナトリウム12mg、ヨウ化メチル0.02mlを加え、室温で3時間30分撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:2)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−メトキシメチルピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル92mgを得た。MS(m/z):628[M+H]+。
(1)(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgを、N,N−ジメチルホルムアミド4mlに溶解し、氷冷下、水素化ナトリウム28mgを加え、30分間撹拌した。反応液に2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロピラン0.15mlを加え、室温で2時間30分撹拌した後、水素化ナトリウム28mgと2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロピラン0.15mlを加え、50℃で2時間30分撹拌した。反応液を室温に戻した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:2)で精製し、(2R*,4S*)−4−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−{2−[(テトラヒドロピラン−2−イル)オキシ]エトキシメチル}ピリミジン−2−イル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル201mgを得た。MS(m/z):742[M+H]+。
(1)(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1gを、塩化メチレン20mlに溶解し、トリフェニルホスフィン855mgと四臭化炭素1.35gを加え、室温で3時間撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ブロモメチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル690mgを得た。MS(m/z):676/678[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル367mg、アクリル酸ベンジルエステル180mg、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム61mg、ジシクロヘキシルメチルアミン162mg、テトラフルオロホウ酸トリ−t−ブチルホスホニウム39mgを、1,4−ジオキサン4mlに溶解し、窒素気流下、室温で3日間撹拌した。反応液に、クエン酸水溶液と酢酸エチルを加え、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=23:2→3:2)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[5−(2−ベンジルオキシカルボニルビニル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル372mgを得た。MS(m/z):744[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[5−(2−(ベンジルオキシカルボニルビニル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル2.02gを、テトラヒドロフラン50mlとメタノール9mlの混液に溶解し、10%パラジウム炭素600mgを加えた後、水素雰囲気下、室温で2時間30分撹拌した。反応液をろ過した後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=3:2→0:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシビニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1.7gを得た。MS(m/z):654[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシビニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル500mgを、テトラヒドロフラン15mlとメタノール5mlの混液に溶解し、10%パラジウム炭素160mgを加えた後、水素雰囲気下、室温で3時間30分撹拌した。反応液をろ過した後、減圧濃縮し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシエチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル498mgを得た。MS(m/z):656[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシビニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgを、テトラヒドロフラン4mlに溶解し、氷冷下、クロロギ酸エチル0.04mlとトリエチルアミン0.06mlを加え、30分間撹拌した。反応液をろ過し、氷冷下、ろ液に水素化ホウ素ナトリウム58mgを加え、1時間30分撹拌した。反応液に1N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:2)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−ヒドロキシプロペニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル155mgを得た。MS(m/z):640[M+H]+。
臭化銅227mgのテトラヒドロフラン懸濁液1mlに氷冷下、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウムの65%トルエン溶液982mgを滴下し、同温度で30分間撹拌した。反応液を−78℃に冷却し、そこへ2−ブタノール0.29mlを加えた。次いで(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−シアノビニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル100mgのテトラヒドロフラン溶液0.5mlを滴下し、同温度で2時間撹拌した後、室温まで昇温し、さらに2時間撹拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて、酢酸エチルで分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を薄層シリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−シアノエチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル74mgを得た。MS(m/z):637[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−シアノビニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル385mg、アジ化ナトリウム99mg、塩化アンモニウム81mg、およびN,N−ジメチルホルムアミド5mlの混合物を100℃で終夜撹拌した。反応液に酢酸エチルと飽和食塩水を加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;クロロホルム→クロロホルム:メタノール=5:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−(テトラゾール−5−イル)ビニル]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル155mgを得た。MS(m/z):678[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヨードピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル250mgをN,N−ジメチルホルムアミド2mlに溶解し、ピリジン−4−ボロン酸87mg、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム81mgおよび炭酸カリウム117mgを加え、窒素気流下100℃で2時間攪拌した。室温に放冷後、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル131mgを得た。MS(m/z):661[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヨードピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgをトルエン2mlに溶解し、2−トリブチルスタニルピリジン105μlおよびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム16mgを加え、窒素気流下100℃で終夜攪拌した。室温に放冷後、反応混合物に10%フッ化カリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を10%フッ化カリウム水溶液で洗浄し、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピリジン−2−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル138mgを得た。MS(m/z):661[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヨードピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル250mgをN,N−ジメチルホルムアミド2mlに溶解し、5−ホルミルピリジン−3−ボロン酸ピナコールエステル164mg、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム81mgおよび炭酸ナトリウム90mgを加え、窒素気流下100℃で終夜攪拌した。室温に放冷後、反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(5−ホルミルピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル119mgを得た。MS(m/z):689[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(5−ホルミルピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル118mgをテトラヒドロフラン1.5mlに溶解し、氷冷下、1M−水素化ジイソブチルアルミニウム−テトラヒドロフラン溶液0.33mlを滴下し、窒素気流下氷冷で1時間攪拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(5−ヒドロキシメチルピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル84mgを得た。MS(m/z):691[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヨードピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル350mgを1,4−ジオキサン1mlに溶解し、ピロリジン−2−オン100mg、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム23mg、9,9−ジメチル−4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン21mgおよび炭酸セシウム241mgを加え、窒素気流下100℃で終夜攪拌した。室温に放冷後、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、少量のNHシリカゲルを加えてろ過し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(ピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル105mgを得た。MS(m/z):584[M+H]+。
(1)(2R*,4S*)−4−アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mg、2−クロロ−4,6−ジメトキシピリミジン468mg、N,N−ジイソプロピルエチルアミン0.467ml、および1,4−ジオキサン5mlの混合物を2日間加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=80:20→60:40)で精製し、(2R*,4S*)−4−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル280gを得た。MS(m/z):418[M+H]+。
(1)(2R*,4S*)−4−(5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル250mgを、N,N−ジメチルホルムアミド3mlに溶解し、氷冷下、水素化ナトリウム28mgを加え、30分間撹拌した。反応液に1−ブロモメチル−3,5−ジメチルベンゼン171mgを加え、室温で一日撹拌した。反応液に水を加え、エーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)−(3,5−ジメチルベンジル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル268mgを得た。MS(m/z):554/556[M+H]+。
(1)(2R*,4S*)−4−(5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1g、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム210mg、ナトリウムtert−ブトキシド661mg、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル137mg、モルホリン400μlを、トルエン10mlに溶解し、窒素気流下、40℃で19時間撹拌した。反応液を室温にもどした後、飽和食塩水と酢酸エチルを加え、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→2:1)で精製し、(2R*,4S*)−2−エチル−6−メトキシ−4−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル560mgを得た。MS(m/z):443[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル2.4g、ヨウ化ナトリウム5.4g、アセトニトリル50mlの懸濁液に、80℃でトリメチルシリルクロライド4.6mlを滴下した。滴下後、反応液を室温にもどし、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=2:1→0:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル988mgを得た。MS(m/z):655[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル207mgを、N,N−ジメチルホルムアミド3mlに溶解し、氷冷下、水素化ナトリウム(62.7%)15mgを加え、室温で30分間撹拌した。氷冷下、ヨウ化エチル50μl加え、室温で2時間撹拌した。反応液に、水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→7:3)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−6−エトキシ−2−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル141mgを得た。MS(m/z):683[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル100mg、炭酸セシウム55mg、2−クロロ−2,2−ジフルオロ酢酸メチルエステル44mgを、N,N−ジメチルホルムアミド1mlに溶解し、75℃で17時間撹拌した。反応液を室温にもどした後、クエン酸水溶液と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−6−ジフルオロメトキシ−2−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル101mgを得た。MS(m/z):705[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル775mg、ピリジン287μlを、塩化メチレン5mlに溶解し、氷冷下、トリフルオロメタンスルホン酸 無水物240μlを滴下し、同温で4時間撹拌した。反応液にクエン酸水溶液を加え、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、続いて飽和食塩水で洗浄した後、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=6:1→2:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル567mgを得た。MS(m/z):787[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル732mg、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム触媒量、シアン化亜鉛142mg、N,N−ジメチルホルムアミド10mlの混合物を窒素気流下、95℃で8時間撹拌した。反応液を室温にもどした後、水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→2:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−6−シアノ−2−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル572mgを得た。MS(m/z):664[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−6−シアノ−2−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル458mgを、エタノール5mlに溶解し、ラネーニッケル触媒量を加えて水素雰囲気下、室温で5時間撹拌した。触媒をろ取した後、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=1:2→0:1)で精製し、(2R,4S)−6−アミノメチル−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル211mgを得た。MS(m/z):668[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル250mgを1,4−ジオキサン3mlに溶解し、窒素気流下、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム触媒量、炭酸銀触媒量、塩化銅(I)触媒量を加え、トリメチルアルミニウム−ヘキサン溶液(1M)480μlを滴下し、60℃で30分間撹拌した。反応液を室温にもどした後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル153mgを得た。MS(m/z):653[M+H]+。
(1)5−アミノ−2−メトキシピリジン5.0gを塩化メチレン100mlに溶解し、硫酸ナトリウム3.5gを加えた。反応液を−25℃に冷却し、アセトアルデヒド2.26mlを加えて、同温度で2時間30分撹拌した。硫酸ナトリウムをろ去した後、ろ液を−25℃に冷却した。そこへN−ビニル−カルバミン酸ベンジルエステル7.12gと三フッ化ホウ素−ジエチルエーテル錯体0.51mlを加えて、同温度で1時間撹拌後、室温で終夜撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→3:1)で精製し、(2R*,4S*)−(6−メトキシ−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−[1,5]ナフチリジン−4−イル)カルバミン酸ベンジルエステル8.56gを得た。MS(m/z):328[M+H]+。
(1)(2R*,4S*)−4−アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル3g、2,5−ジブロモピリジン5.09g、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム196mg、ナトリウムtert−ブトキシド2.1g、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル169mgを、トルエン30mlに溶解し、窒素気流下、室温で終夜撹拌した。反応液に、飽和食塩水と酢酸エチルを加え、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→8:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−(5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル306mgを得た。MS(m/z):435/437[M+H]+。
(1)(2R*,4S*)−4−アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル3.3g、6−クロロニコチノニトリル4.9g、N,N−ジイソプロピルエチルアミン4.1mlを、1,4−ジオキサン25mlに溶解し、還流下24時間撹拌した。反応液に飽和食塩水と酢酸エチルを加え、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−(5−シアノピリジン−2−イル)アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル4.13gを得た。MS(m/z):382[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(テトラゾール−5−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル120mg、炭酸カリウム51mg、2−ブロモエタノール過剰量を、N,N−ジメチルホルムアミド3mlに溶解し、50℃で2時間撹拌した。反応液に水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=2:1→1:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−(2−ヒドロキシエチル)−2H−テトラゾール−5−イル]ピリジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル119mgを得た。MS(m/z):695[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−シアノピリジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル127mgと濃塩酸2mlの懸濁液を、還流下、2時間撹拌した。反応液に水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;クロロホルム:メタノール=19:1→9:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシピリジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル48mgを得た。MS(m/z):627[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−シアノピリジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1.5gを、エタノール30mlに溶解し、0℃で、アセチルクロライド14mlを滴下した。滴下後、室温で終夜撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→1:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−エトキシカルボニミドイルピリジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル221mg〔MS(m/z):654[M+H]+〕、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルバモイルピリジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル404mg〔MS(m/z):626[M+H]+〕及び(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−エトキシカルボニルピリジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル596mg〔MS(m/z):655[M+H]+〕を得た。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−エトキシカルボニミドイルピリジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル100mgとエチレンジアミン150μlを、エタノール3mlに溶解し、還流下、4時間撹拌した。反応液を室温にもどした後、飽和食塩水と酢酸エチルを加え、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=1:1→1:2)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル96mgを得た。MS(m/z):651[M+H]+。
(1)(2R*,4S*)−4−アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル2.13gを、1,4−ジオキサン40mlに溶解し、ジイソプロピルエチルアミン4ml、5−クロロピラジン−2−カルボン酸ベンジルエステル1.9gを加え、窒素気流下、110℃に加熱し、20時間撹拌した。蒸留水を加え、エーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1)にて精製し、(2R*,4S*)−4−(5−ベンジルオキシカルボニルピラジン−2−イル)アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル2.24gを得た。MS(m/z):492[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−カルボキシピラジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1gを、トルエン8mLに溶解し、トリエチルアミン0.67mL、ジフェニルホスホリルアジド0.52mLを加え、窒素気流下、室温で1時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、室温で2時間撹拌した。エーテルで抽出し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をトルエン8mLに溶解し、80℃で5日間撹拌した。水を加え、エーテルで抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1)にて精製し、(2R*,4S*)−4−{(5−アミノピラジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル540mgを得た。MS(m/z):599[M+H]+。
(1)(2R*,4S*)−4アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル5gを、トルエン50mlに溶解し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム293mg、ナトリウムtert−ブトキシド3.8g、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル376mg、2,6−ジクロロピラジン4.7gを加え、窒素気流下、室温で23時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、エーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=6:1→3:1)にて精製し、(2R*,4S*)−4−(6−クロロピラジン−2−イル)アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル5.3gを得た。MS(m/z):392[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(6−クロロピラジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgを1,3−ジメチルイミダゾリジノン2mlに溶解し、ジイソプロピルエチルアミン0.13ml、モルホリン0.6mlを加え、100℃に加熱し、3日間撹拌した。蒸留水を加え、エーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→7:3)にて精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[6−(モルホリン−4−イル)ピラジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル223.2mgを得た。MS(m/z):669[M+H]+。
(1)(2R*,4S*)−4アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgを、イソプロパノール5mlに溶解し、ヨウ化銅10.3mg、エチレングリコール0.12ml、リン酸カリウム454mg、4−(5−ヨードピリミジン−2−イル)モルホリン311.5mgを加え、窒素気流下、80℃に加熱し、20時間撹拌した。蒸留水を加え、エーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=17:3→3:1)にて精製し、(2R*,4S*)−2−エチル−6−メトキシ−4−[2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−5−イル]アミノ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル122.2mgを得た。MS(m/z):443[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル250mgを1,4−ジオキサン3mlに溶解し、窒素気流下、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム触媒量、炭酸銀触媒量、塩化銅(1)触媒量を加え、トリエチルアルミニウム−ヘキサン溶液(1M)480μlを滴下し、60℃で30分間撹拌した。反応液を室温にもどした後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(NH−シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2,6−ジエチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル83mg;MS(m/z):667[M+H]+及び(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル77mgを得た。MS(m/z):639[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル18gをN,N−ジメチルホルムアミド60mlに溶解し、酢酸パラジウム611mg、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン3.02g、エタノール31.7ml、トリエチルアミン37.9mlを加え室温で10分間一酸化炭素を通じた後、90℃に加熱し一酸化炭素雰囲気下で終夜撹拌した。反応液を室温に戻した後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=8:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−エトキシカルボニルピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル12.4gを得た。MS(m/z):656[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgをN,N−ジメチルホルムアミド2mlに溶解し、氷冷下、トリエチルアミン53μl、3−メチルアミノプロピオン酸tert−ブチルエステル塩酸塩101.14mg、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物65mg、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩92mgを加えて室温で21時間撹拌した。反応液を減圧濃縮後、飽和重層水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を減圧濃縮した。得られた残渣を4N−塩化水素酸1,4−ジオキサン溶液2mlに溶解し、室温で1時間撹拌した。反応液に過剰の飽和重層水を加え、1N−塩酸で中和した後、酢酸エチルで抽出し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→19:1)で精製し、(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[(2−カルボキシエチル)メチルカルバモイル]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル223mgを得た。MS(m/z):713[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgをN,N−ジメチルホルムアミド2mlに溶解し、氷冷下、トリエチルアミン53μl、3−アミノプロピオン酸メチルエステル塩酸塩67mg、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物65mg、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩92mgを加えて21時間撹拌した。反応液を減圧濃縮後、飽和重層水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を減圧濃縮した。得られた残渣をメタノール2mlに溶解し、5N−水酸化ナトリウム水溶液1mlを加え、室温で2時間撹拌した。反応液に6N−塩酸0.85mlを加えた後、酢酸エチルで抽出し、有機層を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→19:1)で精製し、(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[(2−カルボキシエチル)カルバモイル]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル190mgを得た。MS(m/z):699[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgをN,N−ジメチルホルムアミド2mlに溶解し、トリエチルアミン67μl、O−(tert−ブチルジメチルシリル)−セリンメチルエステル112.02mg、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物64.86mg、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩92.02mgを加えて室温で2時間半撹拌した。反応液を減圧濃縮後、飽和重層水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン2mlに溶解し、1M−テトラブチルアンモニウムフルオライド−テトラヒドロフラン溶液0.55mlを加え、室温で10分間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→19:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシ−1−メトキシカルボニルエチルカルバモイル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル229.5mgを得た。MS(m/z):729[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgをトルエン5mlに溶解し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム41mg、ナトリウムtert−ブトキシド65mg、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル54mg、3−メチルアミノプロピオン酸tert−ブチルエステル108mgを加え、窒素雰囲気下、室温で終夜撹拌した。反応液を室温に冷却後、酢酸エチルと飽和食塩水を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→3:1)で精製し、(2R,4S)−4−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−{[メチル−(2−tert−ブトキシカルボニルエチル)]アミノ}ピリミジン−2−イル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル106mgを得た。MS(m/z):741[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1gを、トルエン25mlに溶解し、トリエチルアミン0.66ml、ジフェニルホスホリルアジド0.52ml、ベンジルアルコール0.2mlを加え、90℃に加熱し終夜撹拌した。反応液を室温に戻し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:2)で精製し、(2R,4S)−4−{(5−ベンジルオキシカルボニルアミノピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1.1gを得た。MS(m/z):733[M+H]+。
(2R,4S)−4−{(5−アミノピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル500mgを、アセトニトリル10mlに溶解し、オキセタン−2−オン0.08mlを加え、3日間加熱還流した。反応液を室温に戻し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→4:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシエチル)アミノピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル199mgを得た。MS(m/z):671[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシエチル)アミノピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgを、テトラヒドロフラン5mlとメタノ−ル1mlの混合溶液に溶解し、2.0Mトリメチルシリルジアゾメタンのヘキサン溶液0.5mlを加え、室温で30分間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=7:3→3:2)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシカルボニルエチル)アミノピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル232mgを得た。MS(m/z):685[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{(5−ベンジルオキシカルボニルアミノピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgを、テトラヒドロフラン5mlに溶解し、氷冷下、63%水素化ナトリウム20mgを加え、30分間撹拌した後、氷冷下、ヨウ化メチル30μlを加え、室温で終夜撹拌した。水と酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)で精製し、(2R,4S)−4−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−{[メチル−ベンジルオキシカルボニル)]アミノ}ピリミジン−2−イル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル275mgを得た。MS(m/z):747[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−メチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgを、N,N−ジメチルホルムアミド5mlに溶解し、4−ブロモブチル酸エチル13μl、炭酸カリウム50mgを加え、50℃に加熱し、2時間撹拌した。反応液を室温に戻し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→3:2)で精製し、(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[(3−エトキシカルボニルプロピル)−メチル]アミノピリミジン−2−イル])アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル85mgを得た。MS(m/z):727[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgを、トルエン4mlに溶解し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム42mg、ナトリウムtert−ブトキシド65mg、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル54mg、ピペリジン−4−イル−酢酸エチル116mgを加え、窒素気流下、室温で終夜撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→7:3)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−エトキシカルボニルメチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル125mgを得た。MS(m/z):753[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgをエタノール3mlに溶解し、炭酸水素ナトリウム76.4mg、臭化シアン35mgを加えて室温で13時間半撹拌した。反応液に水とジエチルエーテルを加えて分液し、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:2)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−シアノピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル183mgを得た。MS(m/z):693[M+H]+。
(1)ヒドロキシルアミン塩酸塩45.2mgをジメチルスルホキシド1.5mlに溶解し、トリエチルアミン90.6μlを加えた。反応液にテトラヒドロフランを加えて不溶物をろ去し、ろ液のテトラヒドロフランを減圧留去した。得られた溶液に(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−シアノピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル80mgを加え、75℃に加熱して15時間撹拌した。反応液を室温に冷却後、水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を水と飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮し、(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[4−(N−ヒドロキシカルバミミドイル)ピペラジン−1−イル]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステルの粗体を得た。MS(m/z):726[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{(5−アミノピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]−ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgを、N,N−ジメチルホルムアミド4mlに溶解し、(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノコハク酸−4−tert−ブチル123mg、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール68mgを加えた後、氷冷下、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド1塩酸塩96mg、トリエチルアミン0.06mlを加え、室温で2時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:2)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−((S)−3−tert−ブトキシカルボニル−2−tert−ブトキシカルボニルアミノプロピオニルアミノ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]−ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル242mgを得た。MS(m/z):870[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{(5−アミノピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル273mgを、N,N−ジメチルホルムアミド5mlに溶解し、氷冷下、3−クロロカルボニルプロピオン酸メチル67μl、トリエチルアミン0.19mlを加え、室温で1時間撹拌した。水と酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−メトキシカルボニルプロピオニルアミノ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル138mgを粗生成物として得た。MS(m/z):713[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル500mgを、トルエン10mlに溶解し、トリエチルアミン0.66ml、ジフェニルホスホリルアジド0.52ml、メタノール1mlを加え、60℃に加熱し2日間撹拌した。反応液を室温に戻し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:2)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−メトキシカルボニルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル25mgを得た。MS(m/z):657[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−アミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル400mgを、ジクロロメタン5mlに溶解し、N,N’−カルボニルジイミダゾール162mg、トリエチルアミン0.28mlを加え、室温で1時間撹拌した後、エタン−1,2−ジオール75μlを加え、3日間撹拌した。水と酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→9:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシカルボニルアミノ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル222mgを得た。MS(m/z):687[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシカルボニルアミノ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル192mgを、アセトン5mlに溶解し、氷冷下、2.67M−酸化クロム(VI)希硫酸溶液320μlを加え、4時間30分撹拌した。亜硫酸水素ナトリウム、水、酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=9:1→7:3)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシメトキシカルボニルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル78mgを得た。MS(m/z):701[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{(5−アミノピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgを、N,N−ジメチルホルムアミド4mlに溶解し、クロロ炭酸メチル116μl、トリエチルアミン280μlを加え、室温で4時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→7:3)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−メトキシカルボニルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル247mgを得た。MS(m/z):657[M+H]+。
(1)(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgをテトラヒドロフラン2mlに溶解し、乳酸メチル174mg、トリフェニルホスフィン438mgを加え、水冷下、40%アゾジカルボン酸ジエチルトルエン溶液0.73mlを滴下し、室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣に塩化メチレン、イソプロピルエーテル、ヘキサンを加えて析出した不溶物をろ去し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=6:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(1−メトキシカルボニルエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル157mgを得た。MS(m/z):686[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル170mgを塩化メチレン3mlに溶解し、4−メトキシカルボニルフェニルホウ酸51mg、酢酸銅(II)52mg、トリエチルアミン79μl、モレキュラーシーブス4A170mgを加えて、室温で終夜撹拌した。不溶物をろ去し、ろ液に酢酸エチルと飽和食塩水を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→3:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−メトキシカルボニルフェノキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル132mgを得た。MS(m/z):734[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgをテトラヒドロフラン3mlに溶解し、室温にてカリウムtert−ブトキシド28mgとβ−プロピオラクトン16μlを加えた。反応液を室温で終夜撹拌した後、酢酸エチルと1N−塩酸を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→9:1)およびLC/MS(CAPCEL PAK MGII(資生堂)、水:メタノール=60:40→0:100、40ml/min)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシエトキシ)ピリミジン−2−イル] }アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル12mgを得た。MS(m/z):672[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル3.5gと4−ブロモ酪酸エチルエステル928μlをN,N−ジメチルホルムアミド20mlに溶解し、炭酸カリウム969mgを加えて50℃で終夜撹拌した。反応液を室温にもどし酢酸エチルと水を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→3:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−エトキシカルボニルプロポキシ)ピリミジン−2−イル] }アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル3.77gを得た。MS(m/z):714[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−オキソテトラヒドロフラン−3−イロキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgをエタノール1mlに溶解し、2N−水酸化ナトリウム水溶液1mLを加え、室温で3時間撹拌した。反応液に1N−塩酸2mLと酢酸エチルを加えて分液し、有機層を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=19:1→9:1)で精製した。得られた残渣をエタノール1mlに溶解し、2N−水酸化ナトリウム水溶液81μlを加え、減圧濃縮し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス−(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(1−カルボキシ−3−ヒドロキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル114mgを得た。MS(m/z):700[M−Na]−。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−エトキシカルボニルピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1.0gをテトラヒドロフラン7mlに溶解し、氷冷下、1M−水素化ジイソブチルアルミニウム−テトラヒドロフラン溶液3.36mlを加えて、室温で2時間撹拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→2:3)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシメチルピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル760mgを得た。MS(m/z):614[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル335mgを塩化メチレン2mlに溶解し、オキサリルクロリド70μlとN,N−ジメチルホルムアミド数滴を加えて、室温で1時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣をテトラヒドロフラン1mlおよびアセトニトリル1mlに溶解し、トリエチルアミン93μlと2M−トリメチルシリルジアゾメタン−ヘキサン溶液587μlを加え、室温で終夜撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣に2,6−ルチジン500μlとベンジルアルコール500μlを加えて、150℃で15分間撹拌した。反応液を室温にもどし、反応液に酢酸エチルと1N−塩酸を加えて抽出した。有機層を飽和重曹水と飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→3:1)で精製し、(2R,4S)−4−{(5−ベンジルオキシカルボニルメチルピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル60mgを得た。MS(m/z):732[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシメチルピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル130mgをアセトン2.5mlに溶解し、炭酸カリウム108mg、臭化酢酸エチル0.129mlを加え、室温で6日間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、水を加えて40時間撹拌した。反応液にクロロホルムを加えて分液し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−カルボキシメトキシメチルピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル33.8mgを得た。MS(m/z):672[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシメチルピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル170mgをジメチルスルホキシド45μlに溶解し、5N−水酸化ナトリウム水溶液5μl、アクリル酸tert−ブチルエステル0.14mlを加え、室温で1時間撹拌した。反応液に水とジエチルエーテルを加えて分液し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−tert−ブトキシカルボニルエトキシメチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル161mgを得た。MS(m/z):742[M+H]+。
(2)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−tert−ブトキシカルボニルエトキシメチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル155mgを4N−塩酸/1,4−ジオキサン溶液3mlに溶解し、室温で1時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→9:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシエトキシメチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル145mgを得た。MS(m/z):686[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシメチルピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル526mgをクロロホルム3mlに溶解し、二酸化マンガン1.5gを加え、室温で19時間撹拌した。反応液をセライト(登録商標)ろ過し、ろ液を減圧濃縮し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ホルミルピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル500mgを得た。MS(m/z):612[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]―[5−(3−ヒドロキシプロピル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル940mgを、ジクロロメタン20mlに溶解し、トリフェニルホスフィン850mg、四臭化炭素1.0gを加え、室温で1時間撹拌した。水とクロロホルムを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−ブロモプロピル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル576mgを粗生成物として得た。MS(m/z):704/706[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−ブロモプロピル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステルの粗生成物230mgを、テトラヒドロフラン4mlに溶解し、15%ナトリウムメタンチオラート溶液0.3mlを加え、室温で4時間30分撹拌した。水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:2)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−メチルスルファニルプロピル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル216mgを粗生成物として得た。MS(m/z):672[M+H]+。
臭化銅(I)746mgをテトラヒドロフラン5mlに懸濁し、氷冷下、窒素雰囲気下で水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウムの65%トルエン溶液3.23gを滴下し、30分間撹拌した。反応液を−78℃に冷却し、2−ブタノール954μlと(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−シアノビニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル330mgを加え、同温度で2時間撹拌した後、さらに室温で2時間撹拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、不溶物をセライト(登録商標)でろ去し、得られたろ液に酢酸エチルと水を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:2)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−シアノエチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル254mgを得た。MS(m/z):637[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−ヒドロキシプロピル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1g、トリフェニルホスフィン491mgを、ジクロロメタン10mlに溶解し、四臭化炭素775mgを加え、室温で終夜撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−ブロモプロピル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル955mgを得た。MS(m/z):704/706[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−スルホプロピル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル125mgをチオニルクロライド3mlに溶解し、80℃で2時間撹拌した。反応液を室温にもどした後、減圧濃縮した。得られた残渣にクロロホルム3mlを加えた後、氷冷下、7N−アンモニアのメタノール溶液2mlを加え、室温で3時間撹拌した。反応液に、水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−メトキシスルホニルプロピル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル29mg MS(m/z):720[M+H]+、および(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−スルファモイルプロピル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル10mgを得た。MS(m/z):705[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−シアノエチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル500mgをエタノール5mlに溶解し、炭酸ナトリウム292mgおよびヒドロキシルアミン塩酸塩192mgを加え、80℃に加熱し、31時間半撹拌した。反応液を室温に冷却後、水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→19:1)で精製し、(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−(N−ヒドロキシカルバミミドイル)エチル]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル297mg MS(m/z):670[M+H]+、および(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルバモイルエチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル140mgを得た。MS(m/z):655[M+H]+。
(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−(N−ヒドロキシカルバミミドイル)エチル]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル140mgをアセトニトリル1mlに溶解し、カルボジイミダゾール51mgを加え、60℃に加熱し、25時間半撹拌した。反応液を室温に冷却後、水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→19:1)で精製し、(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)エチル]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル84mgを得た。MS(m/z):696[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル2.0g、シアン化亜鉛352mg、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム347mgをN,N−ジメチルホルムアミド10mlに溶解し、窒素雰囲気下、100℃で4時間撹拌した。反応液に酢酸エチルと水を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→3:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−シアノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1.69gを得た。MS(m/z):609[M+H]+。
ヒドロキシルアミン塩酸塩285mgをジメチルスルホキシド4mlに溶解し、トリエチルアミン0.57mlを加えた。反応液にテトラヒドロフランを加えて不溶物をろ去し、ろ液のテトラヒドロフランを減圧留去した。得られた溶液に(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−シアノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル500mgを加え、75℃に加熱して1時間撹拌した。反応液を室温に冷却後、水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮し、(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−(N−ヒドロキシカルバミミドイル)ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル510mgを得た。MS(m/z):642[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヨードピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル250mgをN,N−ジメチルホルムアミド2mlに溶解し、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム81mg、ピリジン−3−ボロン酸87mg、炭酸カリウム117mgを加え、窒素気流下、100℃で2時間攪拌した。室温に放冷後、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル96mgを得た。MS(m/z):661[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル812mg、ベンジルブロマイド292μlを、アセトニトリル8mlに溶解し、50℃で6時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、イソプロピルエーテルで結晶化、洗浄することにより、1−ベンジル−3−(2−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−((2R,4S)−1−エトキシカルボニル−2−エチル−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−[1,5]ナフチリジン−4−イル)}アミノピリミジン−5−イル)ピリジニウム ブロマイド1.01gを得た。MS(m/z):661[M+H−PhCH2Br]+。
(2R,4S)−4−{[5−(1−ベンジル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル432mgを、メタノール10mlに溶解し、10%パラジウム炭素触媒量を加えて水素雰囲気下、室温で終夜撹拌した。触媒(10%パラジウム炭素)をろ去した後、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:2→0:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピペリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル177mgを得た。MS(m/z):667[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピペリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル143mg、トリエチルアミン45μlを、ジクロロメタン2mlに溶解し、0℃でアセチルクロライド23μlを加え、室温で1時間撹拌した。反応液に、飽和クエン酸水溶液とジクロロメタンを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:2→0:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[5−(1−アセチルピペリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル134mgを得た。MS(m/z):709[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル402mgを、ジクロロメタン5mlに溶解し、氷冷下、m−クロロ過安息香酸210mgを加え、室温で1時間撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→49:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(1−オキシ−ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル361mgを得た。MS(m/z):677[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(1−オキシ−ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル272mgを、無水酢酸3mlに溶解し、還流下3日間撹拌した。反応液を室温にもどした後、減圧濃縮した。得られた残渣をメタノールに溶解し、濃アンモニア水溶液を加え、室温下、1時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:2→0:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル150mgを得た。MS(m/z):677[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヨードピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgをN,N−ジメチルホルムアミド2.5mlに溶解し、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム98mg、5−ホルミルピリジン−3−ボロン酸ピナコールエステル197mg、炭酸ナトリウム108mgを加え、窒素気流下、100℃で終夜攪拌した。室温に放冷後、反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出して有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(5−ホルミルピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル69mgを得た。MS(m/z):689[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル100mgをクロロホルム1.5mlに溶解し、m−クロロ過安息香酸48mgを加え、室温で30分間攪拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、少量のNHシリカゲルで酸性の不純物を除去し、減圧濃縮した。得られた残渣にジエチルエーテルとイソプロピルエーテルを加え、析出した結晶をろ取し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−オキシモルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル89mgを得た。MS(m/z):685[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−ヒドロキシプロペニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル750mgを、クロロホルム15mlに溶解し、氷冷下、m−クロロ過安息香酸303mgを加え、室温で2時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=7:3→2:3)で精製し、(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[1−(3−クロロベンゾイルオキシ)−2,3−ジヒドロキシプロピル]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル677mgを粗生成物として得た。MS(m/z):812/814[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgを1,4−ジオキサン1mlに溶解し、炭酸セシウム205mg、ピロリジン−2−オン41μl、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−キサンテン81mgおよびトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム41.5mgを加え、90℃に加熱して15時間撹拌した。反応液を室温に冷却後、水とジエチルエーテルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→7:3)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル126.6mgを得た。MS(m/z):667[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヨードピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mg、ナトリウム 3−メトキシ−3−オキソプロパン−1−スルフィネート221mg、ヨウ化銅(I)242mgを、ジメチルスルホキシド2mlに溶解し、窒素気流下、110℃で3時間撹拌した。反応液を室温にもどした後、水と酢酸エチルを加えた。析出した不溶物をセライト(登録商標)でろ別した後、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→2:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシカルボニルエタンスルホニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル286mgを得た。MS(m/z):734[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシカルボニルエタンスルホニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル141mg、2N−水酸化ナトリウム水溶液384μlをエタノール3mlに溶解し、50℃で30分間撹拌した。反応液に、2N−塩酸水溶液385μl加え、終夜撹拌した。酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮する。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=9:1→4:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−スルホピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル64mgを得た。MS(m/z):662[M−H]―。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル2g、ナトリウム 3−メトキシ−3−オキソプロパン−1−スルフィネート2.63g、ヨウ化銅(I)2.88gを、ジメチルスルホキシド25mlに溶解し、窒素気流下、110℃で6時間撹拌した。反応液を室温にもどした後、水と酢酸エチルを加えた。析出した不溶物をセライト(登録商標)でろ別した後、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→2:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシカルボニルエタンスルホニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1.92gを得た。MS(m/z):734[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−スルホピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル927mgを、塩化チオニル10mlに溶解し、100℃に加熱し2時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣をトルエン10mlに溶解し、氷冷下、グリシンtert−ブチルエステル塩酸塩468mg、トリエチルアミン389μlを加え、氷冷下から徐々に室温まで昇温しながら5時間撹拌した。飽和食塩水と酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=6:1→2:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(tert−ブトキシカルボニルメチルスルファモイル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル235mgを得た。MS(m/z):777[M+H]+。
(2R,4S)−4−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)−(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgを、トルエン4mlに溶解し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム44mg、ナトリウムtert−ブトキシド70mg、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル58mg、アセチルピペラジン93mgを加え、窒素気流下、室温で1時間撹拌した後、50℃に加熱して5時間30分撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1→0:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル177mgを得た。MS(m/z):667[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)−(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル3gを、1,4−ジオキサン30mlに溶解し、アクリル酸ベンジルエステル1.57g、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム665mg、ジシクロヘキシルメチルアミン1.42g、トリ−tert−ブチルホスホニウムテトラフルオロボレート420mgを加え、窒素気流下、室温で3日間撹拌した。クエン酸水溶液と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→7:3→3:2)で精製し、(2R,4S)−4−{[5−(2−ベンジルオキシカルボニルビニル)ピリミジン−2−イル]−(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1.82gを得た。MS(m/z):701[M+H]+。
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル315mgを、メタノール9mlに溶解し、1N−水酸化ナトリウム水溶液1mlを加え、室温で1日撹拌した。1N−塩酸と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=7:3→3:7→0:1)で精製し、(2R,4S)−2−エチル−6−メトキシ−4−{(3−メトキシカルボニル−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル54mgを得た。MS(m/z):659[M+H]+。
(2R,4S)−2−エチル−6−メトキシ−4−{(3−メトキシカルボニル−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル86mgを、メタノール9mlとN,N−ジメチルホルムアミド1mlに溶解し、1N−水酸化ナトリウム水溶液3mlを加え、室温で1時間30分撹拌した。1N−塩酸と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣を薄層シリカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=9:1)で精製し(2R,4S)−4−{(3−カルボキシ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル25mgを得た。MS(m/z):645[M+H]+。
(2R*,4S*)−4−{(3,5−ジブロモベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgを、N,N−ジメチルホルムアミド4mlに溶解し、シアン化亜鉛75mg、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムを触媒量加え、窒素気流下、110℃に加熱し、2時間撹拌した。反応液を室温に戻し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=7:3→1:1)で精製し、(2R*,4S*)−4−{(3,5−ジシアノベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル134mgを得た。MS(m/z):583[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−[(5−ブロモピリミジン−2−イル) −(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mg、イソニペコチン酸エチルエステル109μl、ナトリウムtert−ブトキシド70mg、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル58mgをトルエン5mlに溶解し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム44mgを加えて、窒素雰囲気下、室温で終夜撹拌した。反応液に酢酸エチルと飽和食塩水を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→3:2)で精製し、(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(4−エトキシカルボニルピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル125mgを得た。MS(m/z):696[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)−(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル10gを製造例4と同様に処理することにより、(2R,4S)−4−[(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−(5−ヨードピリミジン−2−イル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル8.18gを得た。MS(m/z):667[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル100mgを、ジメチルスルホキシド2mlに溶解し、氷冷下、2M−ジメチルアミンのテトラヒドロフラン溶液300μlを加え、密閉容器中、40℃で72時間撹拌した。反応液に水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→2:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−6−ジメチルアミノ−2−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル78mgを得た。MS(m/z):682[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル3.45g、よう化ナトリウム4.6g、アセトニトリル50mlの懸濁液に、80℃でトリメチルシリルクロライド3.8mlを滴下した。滴下後、反応液を室温にもどし、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=49:1→19:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル3.09gを得た。MS(m/z):696[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル250mg、酢酸パラジウム34mg、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン84mg、トリエチルアミン126μlを、N,N−ジメチルホルムアミド2mlに溶解し、ぎ酸28μlを加え、窒素気流下、60℃で1時間撹拌した。反応液に水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:2→0:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル195mgを得た。MS(m/z):680[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgを1,4−ジオキサン2mlに溶解し、窒素気流下、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム触媒量、炭酸銀触媒量、塩化銅(1)触媒量、トリメチルアルミニウムのヘキサン溶液(1M)362μlを滴下し、60℃で1時間撹拌した。反応液を室温にもどした後、水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:2→0:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル142mgを得た。MS(m/z):694[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mg、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム触媒量、シアン化亜鉛37mgを、N,N−ジメチルホルムアミド2mlに溶解し、窒素気流下、100℃で6時間撹拌した。反応液を室温にもどした後、水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:7→0:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−6−シアノ−2−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル149mgを得た。MS(m/z):705[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−エトキシカルボニルプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1.5g、ピリジン519μlを塩化メチレン10mlに溶解し、氷冷下、窒素雰囲気下にてトリフルオロメタンスルホン酸無水物432μlを加えて1時間撹拌した。反応液に塩化メチレンと飽和クエン酸水溶液を加えて分液した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→3:2)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−エトキシカルボニルプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1.56gを得た。MS(m/z):832[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−エトキシカルボニルプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−6−ベンジルオキシカルボニル−2−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル500mgをエタノール2mlに溶解し、10%パラジウム炭素50mgを加えて、水素雰囲気下、室温で1.5時間撹拌した。パラジウム炭素をろ過した後、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:7)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−エトキシカルボニルプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1,6−ジカルボン酸 1−エチルエステル323mgを得た。MS(m/z):728[M+H]+。
(1)アジ化ナトリウム101.4gの水溶液650mlに、氷冷下、アクリル酸クロリド117.7mlのトルエン溶液390mlを滴下し、同温度で1時間攪拌した後、氷水浴を外して室温に戻るまで攪拌した。反応混合液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。得られたトルエン溶液を、85℃に加温した(R)−1−フェニルエチルアルコール173ml、ピリジン52.6mlおよびヒドロキノン7.90gの混合物中に滴下し、同温度で1時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:1→9:1)で精製し、ビニルカルバミン酸 (R)−1−フェニルエチルエステル167.3gを得た。MS(m/z):191[M]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル3.00gを1,4−ジオキサン25mlに溶解し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム596mg、トリ−tert−ブチルホスフィンテトラフルオロボレート378mg、アクリル酸メチル0.78ml、N,N−ジシクロヘキシルメチルアミン1.27gを加え、窒素気流下、40℃で7時間攪拌した。反応混合物に10%クエン酸水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出し、有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシカルボニルビニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル2.93gを得た。MS(m/z):696[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル4.00gをトルエン40mlに溶解し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム530mg、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル691mg、4−エトキシカルボニルピペリジン1.37g、ナトリウムtert−ブトキシド835mgを加え、窒素気流下、室温で終夜攪拌した。反応混合物に10%クエン酸水溶液を加えて中和した後、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を、NHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→6:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−エトキシカルボニルピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル2.16gを得た。MS(m/z):767[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−エトキシカルボニルピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル120mgを、1,4−ジオキサン1mlに溶解し、1M−水酸化ナトリウム水溶液1mlを加え、50℃で1時間撹拌した。反応混合物に10%クエン酸水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=19:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル77mgを得た。MS(m/z):739[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−[1,5]ナフチリジン100mgを、塩化メチレン1.0mlに溶解し、トリエチルアミン28μlを加えた後、水冷下、トリホスゲン20mgを加え、窒素気流下、同温度で5分間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、得られた残渣に塩化メチレン1.5ml、トリエチルアミン28μl、2−アミノエタノール24μlを加え、窒素気流下、室温で終夜攪拌した。反応混合物に飽和食塩水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→19:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 (2−ヒドロキシエチル)アミド97mgを得た。MS(m/z):684[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−[1,5]ナフチリジン150mgを、トルエン2.0mlに溶解し、イソシアン酸 2−クロロエチル40mgを加え、窒素気流下、60℃で9時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1→1:9)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 (2−クロロエチル)アミド160mgを得た。MS(m/z):702/704[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−[1,5]ナフチリジン250mgを、塩化メチレン2.0mlに溶解し、トリエチルアミン118μlを加えた後、水冷下、トリホスゲン50mgを加え、窒素気流下、同温度で30分間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を、テトラヒドロフラン2.5mlとN,N−ジメチルホルムアミド1mlの混液に溶解し、O−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩70mg、トリエチルアミン230μlを加え、窒素気流下、室温で4日間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1→クロロホルム:メタノール=19:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 メトキシアミド57mgを得た。MS(m/z):670[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 (2−クロロエチル)アミド147mgを、アセトニトリル2.0mlに溶解し、40%アルミナ担持フッ化カリウム121mgを加え、50℃で終夜撹拌した。反応混合物をセライト(登録商標)でろ過し、ろ過した不溶物を酢酸エチルで洗浄し、ろ液と洗液を合わせて減圧濃縮した。得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1→クロロホルム:メタノール=19:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−1−(4,5−ジヒドロオキサゾール−2−イル)−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン51mgを得た。MS(m/z):666[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−[1,5]ナフチリジン250mgを、塩化メチレン2.0mlに溶解し、トリエチルアミン118μlを加えた後、水冷下、トリホスゲン50mgを加え、窒素気流下、同温度で30分間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を、テトラヒドロフラン2.5mlとN,N−ジメチルホルムアミド1mlの混液に溶解し、O−tert−ブチル−L−セリンメチルエステル塩酸塩178mg、トリエチルアミン230μlを加え、窒素気流下、室温で4日間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 ((S)−2−tert−ブトキシ−1−メトキシカルボニルエチル)アミド309mgを得た。MS(m/z):798[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−[1,5]ナフチリジン200mgを、塩化メチレン1.5mlに溶解し、ピリジン54μlを加えた後、水冷下、クロロアセチルクロライド40μlを加え、窒素気流下、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1→1:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−1−クロロアセチル−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン156mgを得た。MS(m/z):675/673[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−[1,5]ナフチリジン300mgをN,N−ジメチルホルムアミド3mlに溶解し、氷冷下、水素化ナトリウム(62.7%)21mgを加え、1時間撹拌した後に、ヨウ化酢酸エチル71μlを加え、室温で24時間撹拌した。反応液に水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をNH−シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−1−エトキシカルボニルメチル−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン107mgを得た。MS(m/z):683[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−シアノピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mg、塩化ヒドロキシルアンモニウム170mg、トリエチルアミン340μlを、エタノール2mlに溶解し、還流下2時間撹拌した。反応液を室温にもどした後、水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮することにより、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(N−ヒドロキシカルバミミドイル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル360mgを得た。MS(m/z):641[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(N−ヒドロキシカルバミミドイル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル193mg、トリエチルアミン126μlを、ジクロロメタン3mlに溶解し、0℃でトリホスゲン268mgを加え、室温で30分間撹拌した。反応液に水とジクロロメタンを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→97:3)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル33mgを得た。MS(m/z):667[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−ブロモピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル276mg、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム76mg、ナトリウムtert−ブトキシド80mg、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル50mg、イソニコペチン酸エチル131mgを、トルエン3mlに溶解し、窒素気流下、室温で22時間撹拌した。反応液に、水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(4−エトキシカルボニル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,3’]ビピリジニル−6’−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル109mgを得た。MS(m/z):738[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル10gをトルエン100mlに溶解し、2−ブロモピリジン6.8ml、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム328mg、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル282mg、ナトリウム tert―ブトキシド6.9gを加え、窒素雰囲気下、室温で3時間30分間撹拌した後、80℃に加熱し、4時間撹拌した。反応液を室温に冷却後、水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→7:3)で精製し、(2R,4S)−2−エチル−6−メトキシ−4−(ピリジン−2−イル)アミノ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステルの粗体6.4gを得た。MS(m/z):357[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル2g、2−クロロオキサゾール−4−カルボン酸エチルエステル3.77g、ジイソプロピルエチルアミン2.5mlを、1,4−ジオキサン15mlに溶解し、還流下、9時間撹拌した。反応液を室温にもどした後、水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→2:1)で精製し、(2R,4S)−4−(4−エトキシカルボニルオキサゾール−2−イル)アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル2.85gを得た。MS(m/z):419[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(4−エトキシカルボニルオキサゾール−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgと水酸化リチウム1水和物78mgをメタノール3mlと水500μlの混液に溶解し、室温で2時間撹拌した。反応液に、2N−塩酸水溶液を加え酸性にした。続いて酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(4−カルボキシオキサゾール−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル190mgを得た。MS(m/z):617[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(4−カルボキシオキサゾール−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgと1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物53mgをN,N−ジメチルホルムアミド3mlに溶解し、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩311mgを加えて、室温で30分間撹拌した。氷冷下、濃アンモニア水3mlを加え、室温で3時間撹拌した。反応液に、水と酢酸エチルを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(4−カルバモイルオキサゾール−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル200mgを得た。MS(m/z):616[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル3.0gを1,2−ジクロロエタン50mlに溶解し、3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド1.9mlを加え、室温で1時間撹拌した後、95%トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム4.6gを加え、17時間撹拌した。反応液に水とジエチルエーテルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→7:3)で精製し、(2R,4S)−4−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル4.92gを得た。MS(m/z):506[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(テトラゾール−5−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル230mgをテトラヒドロフラン3mlに溶解し、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピオン酸メチルエステル58μl、40%アゾジカルボン酸ジエチルトルエン溶液0.18mlおよびトリフェニルホスフィン121mgを加え、室温で19時間撹拌した。反応液に水とジエチルエーテルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→7:3)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[2−(2−メトキシカルボニル−2−メチルプロピル)−2H−テトラゾール−5−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル243mgを得た。MS(m/z):688[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{(N-ヒドロキシカルバミミドイル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル513mg、ジイソプロピルエチルアミン317μlを、ジクロロエタン5mlに溶解し、0℃で、アセトキシアセチルクロライド127μlを加え、室温で終夜撹拌した。反応液に、飽和クエン酸水溶液を加え、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[(アセチルオキシアセチル)アミノ−(アセチルオキシアセチルオキシ)イミノメチル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル330mgを得た。MS(m/z):764[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル5.0gを1,4−ジオキサン90mlに溶解し、トリエチルアミン7.5mlと4,6−ジクロロピリミジン5.3gを加え、80℃に加熱し、18時間半撹拌した。反応液を室温に冷却後、減圧濃縮し、1N−塩酸とジエチルエーテルを加えて分液した後、有機層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水および飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→1:1)で精製し、(2R,4S)−4−(6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル5.92gを得た。MS(m/z):392/394[M+H]+。
(1)4−クロロ−2−メチルスルファニルピリミジン−5−カルボン酸エチルエステル5gをエタノール100mlに溶解し、炭酸ナトリウム11.4gと2−メチルアミノエタノール4.6mlを加え、80℃に加熱し、3時間撹拌した。反応液を室温に冷却後、減圧濃縮し、水とクロロホルムを加えて分液した後、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→19:1)で精製し、9−メチル−2−メチルスルファニル−8,9−ジヒドロ−7H−ピリミド[4,5−e][1,4]オキサゼピン−5−オン2.92gを得た。MS(m/z):226[M+H]+。
(1)5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン500mgをテトラヒドロフラン10mlに溶解し、氷冷下、水素化ナトリウム(62.7%)92.2mgを加え、10分間撹拌した後、ベンジルアルコール236.8mg、N,N−ジメチルホルムアミド数滴を加え、室温で21時間撹拌した後、80℃に加熱して3時間半撹拌した。反応液を室温に冷却後、水とジエチルエーテルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)で精製し、減圧乾燥した後に、残渣を1,4−ジオキサン10mlに溶解し、(2R,4S)−4−アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgとジイソプロピルエチルアミン0.52mlを加え、80℃に加熱し、4時間撹拌した。反応液を室温に冷却し、水とジエチルエーテルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→7:3)で精製し、減圧乾燥した後に、残渣をアセトニトリル6mlに溶解し、氷冷下、水素化ナトリウム(62.7%)23mgを加え、10分間撹拌した後、3,5−ビス(トリフルオロ)ベンジルブロマイド0.15mlを加え、室温で14時間半撹拌した。反応液に水とジエチルエーテルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→4:1)で精製し、(2R,4S)−4−{(4−ベンジロキシ−5−ブロモピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル45mgを得た。MS(m/z):768/770[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシエチル)−4−ヒドロキシピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル155mgをテトラヒドロフラン2.5mlに溶解し、氷冷下、トリエチルアミン192μlとクロロ炭酸エチル132μlを加えて室温で1時間半撹拌した後、氷冷下、水素化ほう素ナトリウム87.3mgを加え、室温で2時間撹拌した。反応液に氷冷下、水と塩化メチレンを加えて分液し、有機層を1N−塩酸、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:0→19:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[4−エトキシカルボニロキシ−5−(3−ヒドロキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル59mgを得た。MS(m/z):730[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{(4−ベンジロキシ−5−ブロモピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル300mgをトルエン2mlに溶解し、2−メチルアミノエタノール73μl、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム82mg、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル107mg、ナトリウムtert―ブトキシド109mgを加え、窒素雰囲気下、室温で30分間撹拌した後、80℃に加熱し、17時間半撹拌した。反応液を室温に冷却後、水とジエチルエーテルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→1:1)で精製し、(2R,4S)−4−{(4−ベンジロキシピリミジン−2−イル)−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステルの粗体130mgを得た。MS(m/z):690[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(4−ヒドロキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル85mgをアセトン3mlに溶解し、炭酸カリウム98.1mgとパラトルエンスルホニルクロライド32.4mgを加え、室温で2時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、水とジエチルエーテルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮して得られた残渣を1,4−ジオキサン3mlに溶解し、ジイソプロピルエチルアミン0.5mlと(2−メトキシエチル)メチルアミン15.15mgを加え、50℃に加熱して3時間撹拌した後、100℃に加熱して16時間半撹拌した。反応液を室温に冷却後、1N−塩酸とジエチルエーテルを加えて分液し、有機層を水と飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→7:3)で精製し、(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{4−[(2−メトキシエチル)メチルアミノ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4―ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル68mgを得た。MS(m/z):671[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル10gをトルエン50mlに溶解し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム1.4g、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル901mg、ナトリウムtert−ブトキシド3.1g、モルホリン2.6mlを加え、室温で16時間撹拌した。反応液に水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル9.84gを得た。MS(m/z):669[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−[1,5]ナフチリジン290mgをジクロロメタン1.5mlに溶解し、トリエチルアミン203μl、トリホスゲン145mgを加え、室温で15分間撹拌した。反応液を減圧濃縮後、テトラヒドロフランを用いて不溶物をろ去し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン1.5mlに溶解し、氷冷下、60%水素化ナトリウム20mgおよび3−ヒドロキシ−プロピオン酸tert−ブチルエステル72μlを加え、室温で1時間半撹拌した。反応液に水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸2−tert−ブトキシカルボニルエチルエステル180mgを得た。MS(m/z):769[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル1.0gをトルエン5mlに溶解し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム133mg、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル173mg、ナトリウムtert−ブトキシド279mg、2N−ジメチルアミンテトラヒドロフラン溶液2.18mlを加え、室温で19時間撹拌した。反応液に水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→7:3)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル234mgを得た。MS(m/z):655[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル7.17gを4N−塩化水素1,4−ジオキサン溶液45mlに溶解し、室温で1時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣に飽和重曹水とクロロホルムを加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン6.2gを得た。MS(m/z):590/592[M+H]+。
(1)(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−メトキシカルボニル−2−メチルプロピルエステル300mg、トリフェニルホスフィン230mg、2−メトキシエタノール69μlをテトラヒドロフラン5mlに溶解し、40% アゾジカルボン酸ジエチルのトルエン溶液399μlを加え、室温で2時間撹拌した。反応液に水と酢酸エチルを加えて分液し、有機層を水と飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=92:8→77:23)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−メトキシカルボニル−2−メチルプロピルエステル146mgを得た。MS(m/z):744[M+H]+。
2−(ベンジルオキシ)エタノール0.75mlを、N,N−ジメチルホルムアミド3mlに溶解し、氷冷下、水素化ナトリウム400mgを溶解したN,N−ジメチルホルムアミド溶液に滴下し、40分間撹拌する。反応液に氷冷下、クロロ酢酸500mgを加え、室温で1日撹拌する。反応液に氷水を加え、酢酸エチルで抽出する。水層に6N−塩酸を加えpHを2に調整し、酢酸エチルで抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮することで、2−(ベンジルオキシ)エトキシ酢酸895mgを得る。MS(m/z):211[M+H]+。
(1)5−ブロモ−2−クロロピリミジン5gを、1,4−ジオキサン100mlに溶解し、ジイソプロピルエチルアミン0.81ml、モルホリン4.5mlを加え、窒素気流下、60℃に加熱し、4時間撹拌する。蒸留水を加え、エーテルで抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮する。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=19:1→9:1)にて精製し、4−(5−ブロモピリミジン−2−イル)モルホリン6.74gを得る。MS(m/z):244/246[M+H]+。
(S)−1−フェニルエチルアルコール1.0gおよび1,1’−カルボニルジイミダゾール1.33gをテトラヒドロフラン20mlに溶解し、80℃で2時間撹拌した。反応液に(2R*,4S*)−4−アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル1.91gとトリエチルアミン1.14mlを加えて、3日間加熱還流した。反応液に酢酸エチルと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え分液した後、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=90:10→70:30)で精製し、得られたジアステレオマー混合物をヘキサンから再結晶して(2R,4S)−2−エチル−6−メトキシ−4−((S)−1−フェニルエトキシカルボニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル345mgを得た。物性値は製造例2(3)で得られた化合物と同一であった。
(1)アジ化ナトリウム157.6gの水溶液1000mlに、氷冷下、アクリル酸クロリド182.4mlのトルエン溶液605mlを滴下し、同温度で3時間攪拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。得られたトルエン溶液を、85℃に加温した(S)−1−フェニルエチルアルコール268ml、ピリジン81.5mlおよびヒドロキノン12.21gの混合物中に滴下し、同温度で2時間攪拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル=10:1→8:1)で精製し、ビニルカルバミン酸 (S)−1−フェニルエチルエステル240.2gを得た。MS(m/z):191[M]+。
また、ろ液は減圧濃縮し次工程(3)に用いた。
アクリル酸tert−ブチル4.4mlをメタノール5mlに溶解し、2−メトキシエチルアミン3.1mlを加え、室温で3時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣を減圧蒸留により精製し、3−(2−メトキシエチルアミノ)プロピオン酸tert−ブチル4.61gを得た。沸点98.0〜102.0℃ (5.8mmHg)、 MS(m/z):204[M+H]+。
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ブロモピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル8.0g、 [1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム265mg、酢酸カリウム3.56g、ビス(ピナコラート)ジボロン4.6gをジメチルスルホキシド50mlに溶解し、窒素雰囲気下80℃に加熱し1時間撹拌した。反応液を室温にもどした後、水と酢酸エチルを加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン80mlに溶解し、氷冷下、30%過酸化水素水80mlを滴下した。1時間後、氷冷下、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液を加えて過剰の過酸化水素を分解し、水と酢酸エチルを加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=19:1→3:1)で精製し、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ヒドロキシピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル4.41gを得た。物性値は製造例83で得られた化合物と同一であった。
Claims (21)
- 一般式(I):
R2は、水素原子または置換されていてもよいアルキル基であり;
R3は、水素原子または置換されていてもよいアルキル基であり;
R4は、置換されていてもよいアルキレン基であり;
R5は、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環基(該複素環基は置換されていてもよい)であり;
R6、R7およびR8は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいアルキルスルホニルオキシ基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基または置換されていてもよいアミノ基であり;
あるいはR6およびR7、またはR7およびR8は、末端でともに結合してアルキレン基を形成してもよく、ここにおいて該アルキレン基は窒素原子、硫黄原子および酸素原子より独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有していてもよく、さらに該アルキレン基は置換されていてもよく;
R10は、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜3個のヘテロ原子を有していてもよい芳香環基(該芳香環基は置換されていてもよい)を表す。〕
で示されるテトラヒドロナフチリジン誘導体、またはその薬理的に許容しうる塩を有効成分として含有することを特徴とする医薬組成物。 - R5が、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環基であり、ここにおいて該複素環基は、以下の群から選ばれる1〜5の置換基で置換されていてもよく:
ハロゲン原子、オキソ基、ヒドロキシ基、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、スルホ基、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいシクロアルコキシ基、置換されていてもよいアルコキシカルボニル基、カルバモイル基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、置換されていてもよいカルバミミドイル基、置換されていてもよいアルキルチオ基、置換されていてもよいアルキルスルフィニル基、置換されていてもよいアルキルスルホニル基、アミノ基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、置換されていてもよいアルカノイルアミノ基、置換されていてもよいアルコキシカルボニルアミノ基、置換されていてもよいアルキルスルホニルアミノ基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイルアミノ基、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環カルボニルアミノ基(該複素環カルボニルアミノ基は置換されていてもよい)、スルファモイル基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基、置換されていてもよいアルカノイル基、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環基(該複素環基は置換されていてもよい)、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環オキシ基(該複素環オキシ基は置換されていてもよい)、および酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環カルボニル基(該複素環カルボニル基は置換されていてもよい);
R10が、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜3個のヘテロ原子を有していてもよい芳香環基であり、ここにおいて該芳香環基はハロゲン原子、カルボキシル基、置換されていてもよいアルコキシカルボニル基、カルバモイル基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルコキシ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、アミノ基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、置換されていてもよいアルカノイル基、置換されていてもよいアルキルチオ基、および酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環基(該複素環基は置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてもよい;
である、請求項1記載の医薬組成物。 - 置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいシクロアルコキシ基、置換されていてもよいアルコキシカルボニル基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、置換されていてもよいアルキルチオ基、置換されていてもよいアルキルスルフィニル基、置換されていてもよいアルキルスルホニル基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、置換されていてもよいアルカノイルアミノ基、置換されていてもよいアルコキシカルボニルアミノ基、置換されていてもよいアルキルスルホニルアミノ基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイルアミノ基、置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基、置換されていてもよいアルカノイル基、置換されていてもよいアルキレン基、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環カルボニルアミノ基(該複素環カルボニルアミノ基は置換されていてもよい)、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環基(該複素環基は置換されていてもよい)、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環オキシ基(該複素環オキシ基は置換されていてもよい)、および酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環カルボニル基(該複素環カルボニル基は置換されていてもよい)の置換基が、以下に記載の群から選ばれる1〜5の基である、請求項2記載の医薬組成物:
ハロゲン原子;シアノ基;ヒドロキシ基;ニトロ基;カルボキシル基;オキソ基;チオキソ基;スルホ基;;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいシクロアルキル基;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基;カルバモイル基;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいアルキル基;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいアルカノイル基;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいアルコキシ基;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいアルカノイルオキシ基;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいアルキルチオ基;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいアルキルスルホニル基;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいアルキルスルフィニル基;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基;アミノ基;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルスルファモイルアミノ基;ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、フェニル基またはモルホリニル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルウレイド基;および下式で示される基:
(式中、X1およびX3は、それぞれCH2、NH、O、S、SO、またはSO2を表し、X2およびX5は、それぞれCH2、O、S、SO、またはSO2を表し、X4は、NH、O、S、SO、またはSO2を表し、X6およびX7は、それぞれOまたはSを表し、X8はS、COまたはSOを表し、n、o、p、q、およびrは、それぞれ1〜4の整数を表し、
さらにここにおいて、上記式で示される各基は以下の群から選ばれる1〜3の置換基で置換されていてもよい:
ハロゲン原子、カルボキシル基、ヒドロキシ基、シアノ基、オキソ基、チオキソ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルキル基、ハロゲン置換アルキル基、モルホリニルアルキル基、フェニルアルキル基、アルカノイル基、ヒドロキシアルカノイル基、アルコキシアルカノイル基、アルコキシ基、フェニルアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基、アルキルスルホニル基、およびテトラゾリル基)。 - 酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜3個のヘテロ原子を有していてもよい芳香環基が、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、キノリル基、イソキノリル基、フリル基、ピリミジニル基、トリアゾリル基、またはチエニル基であり、
酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環基が、モルホリニル基、チオモルホリニル基、ピペラジニル基、ピロリジニル基、ピペリジニル基、ヘキサヒドロアゼピニル基、ピロリニル基、イミダゾリジニル基、オキサゾリジニル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基、ジオキソラニル基、オキシラニル基、ピリミジニル基、ピリジル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、オキサジアゾリル基、ジヒドロピリミジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリニル基、オキサゾリル基、ピリダジニル基、イミダゾリニル基、イミダゾリル基、ピラジニル基、チエニル基、ピロリル基、フリル基、またはジヒドロオキサジニル基であり、
酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環オキシ基が、モルホリニルオキシ基、チオモルホリニルオキシ基、ピペラジニルオキシ基、ピロリジニルオキシ基、ピペリジニルオキシ基、ヘキサヒドロアゼピニルオキシ基、ピロリニルオキシ基、イミダゾリジニルオキシ基、オキサゾリジニルオキシ基、テトラヒドロピラニルオキシ基、テトラヒドロフラニルオキシ基、ジオキソラニルオキシ基、オキシラニルオキシ基、ピリミジニルオキシ基、ピリジルオキシ基、トリアゾリルオキシ基、テトラゾリルオキシ基、オキサジアゾリルオキシ基、ジヒドロピリミジニルオキシ基、ピラジニルオキシ基、チアゾリルオキシ基、オキサゾリニルオキシ基、オキサゾリルオキシ基、ピリダジニルオキシ基、イミダゾリニルオキシ基、イミダゾリルオキシ基、ピラジニルオキシ基、チエニルオキシ基、ピロリルオキシ基、フリルオキシ基、またはジヒドロオキサジニルオキシ基であり、
酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環カルボニル基が、モルホリニルカルボニル基、チオモルホリニルカルボニル基、ピペラジニルカルボニル基、ピロリジニルカルボニル基、ピペリジニルカルボニル基、ヘキサヒドロアゼピニルカルボニル基、ピロリニルカルボニル基、イミダゾリジニルカルボニル基、オキサゾリジニルカルボニル基、テトラヒドロピラニルカルボニル基、テトラヒドロフラニルカルボニル基、ジオキソラニルカルボニル基、オキシラニルカルボニル基、ピリミジニルカルボニル基、ピリジルカルボニル基、トリアゾリルカルボニル基、テトラゾリルカルボニル基、オキサジアゾリルカルボニル基、ジヒドロピリミジニルカルボニル基、ピラジニルカルボニル基、チアゾリルカルボニル基、オキサゾリニルカルボニル基、オキサゾリルカルボニル基、ピリダジニルカルボニル基、イミダゾリニルカルボニル基、イミダゾリルカルボニル基、ピラジニルカルボニル基、チエニルカルボニル基、ピロリルカルボニル基、フリルカルボニル基、またはジヒドロオキサジニルカルボニル基であり、
酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環または二環式の複素環カルボニルアミノ基が、モルホリニルカルボニルアミノ基、チオモルホリニルカルボニルアミノ基、ピペラジニルカルボニルアミノ基、ピロリジニルカルボニルアミノ基、ピペリジニルカルボニルアミノ基、ヘキサヒドロアゼピニルカルボニルアミノ基、ピロリニルカルボニルアミノ基、イミダゾリジニルカルボニルアミノ基、オキサゾリジニルカルボニルアミノ基、テトラヒドロピラニルカルボニルアミノ基、テトラヒドロフラニルカルボニルアミノ基、ジオキソラニルカルボニルアミノ基、オキシラニルカルボニルアミノ基、ピリミジニルカルボニルアミノ基、ピリジルカルボニルアミノ基、トリアゾリルカルボニルアミノ基、テトラゾリルカルボニルアミノ基、オキサジアゾリルカルボニルアミノ基、ジヒドロピリミジニルカルボニルアミノ基、ピラジニルカルボニルアミノ基、チアゾリルカルボニルアミノ基、オキサゾリニルカルボニルアミノ基、オキサゾリルカルボニルアミノ基、ピリダジニルカルボニルアミノ基、イミダゾリニルカルボニルアミノ基、イミダゾリルカルボニルアミノ基、ピラジニルカルボニルアミノ基、チエニルカルボニルアミノ基、ピロリルカルボニルアミノ基、フリルカルボニルアミノ基、またはジヒドロオキサジニルカルボニルアミノ基である、請求項3記載の医薬組成物。 - R1が水素原子;シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルケニル基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、テトラゾール基、カルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基(該モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基は、カルボキシル基およびアルコキシカルボニル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、アルカノイルアミノ基(該アルカノイルアミノ基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基およびハロゲン原子から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、ハロゲン原子、シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、フェニル基(該フェニル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、オキソ基で置換されていてもよいモルホリニル基、ピペリジニル基(該ピぺリジニル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)およびピリミジニル基(該ピリミジニル基は、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3の置換基で置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基;アルコキシ基で置換されていてもよいカルバモイル基;カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基及びヒドロキシアルキル基から独立して選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいジヒドロオキサゾリル基;カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基及びヒドロキシアルキル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいジヒドロイミダゾリル基;カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基及びヒドロキシアルキル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいジヒドロオキサジニル基;ハロゲン原子、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、ピリジル基、シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、アミノ基及びヒドロキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)およびフェニル基(該フェニル基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、アミノ基及びヒドロキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜5の置換基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基;ハロゲン原子、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、ピリジル基、シクロアルキル(該シクロアルキル基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、アミノ基及びヒドロキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)基およびフェニル基(該フェニル基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、アミノ基及びヒドロキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜5の置換基で置換されていてもよいアルキル基;ハロゲン原子、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、ピリジル基、シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、アミノ基及びヒドロキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)およびフェニル基(該フェニル基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、アミノ基及びヒドロキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜5の置換基で置換されていてもよいアルカノイル基;モルホリニルカルボニル基;アルキル基、カルボキシアルキル基またはアルコキシカルボニルアルキル基で置換されていてもよいピペラジニルカルボニル基;カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基から独立して選ばれる1〜3の置換基で置換されていてもよいピロリジニルカルボニル基;または、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基から独立して選ばれる1〜3の置換基で置換されていてもよいピペリジニルカルボニル基であり;
R5が、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の5〜8員複素環基であり、
ここにおいて該複素環基は、以下の群から独立に選ばれる1〜4個の置換基で置換されててもよく:
ハロゲン原子;
オキソ基;
ヒドロキシ基;
シアノ基;
ニトロ基;
カルボキシル基;
スルホ基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいシクロアルキル基、フェニル基(該フェニル基は、アルコキシ基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよい)、スルホ基、スルファモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基もしくはフェニル基で置換されていてもよい)、アルカノイル基、アルカノイルオキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、アミノ基、アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイルアミノ基、モルホリニル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルウレイド基、オキシラニル基、アルキル基で置換されていてもよいジオキソラニル基、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、オキソ基、アルコキシカルボニル基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよい)、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニル基、アルキル基で置換されていてもよいピペラジニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいヘキサヒドロアゼピニル基、モルホリニル基、およびアルキル基で置換されていてもよいピペリジニルオキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基;
シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、およびテトラゾリル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルケニル基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいシクロアルキル基、フェニル基(該フェニル基は、アルコキシ基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよい)、スルホ基、スルファモイル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基もしくはフェニル基で置換されていてもよい)、アルカノイル基、アルカノイルオキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、アミノ基、アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイルアミノ基、モルホリニル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルウレイド基、オキシラニル基、アルキル基で置換されていてもよいジオキソラニル基、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、オキソ基、アルコキシカルボニル基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよい)、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニル基、アルキル基で置換されていてもよいピペラジニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいヘキサヒドロアゼピニル基、モルホリニル基、およびアルキル基で置換されていてもよいピペリジニルオキシ基、ヒドロキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、ピリミジニル基、ピリジル基、およびモルホリニルカルボニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルコキシ基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、フェニル基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基;
カルバモイル基;
カルボキシル基、モルホリニル基、ヒドロキシ基、およびアルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基;
ヒドロキシカルバミミドイル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルチオ基;
アルキルスルフィニル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルスルホニル基;
アミノ基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、およびモルホリニル基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;
ヒドロキシ基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基およびアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルカノイルアミノ基;
アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイルアミノ基;
モルホリニルカルボニルアミノ基;
スルファモイル基;
モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、およびモルホリニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルカノイル基;
カルボキシル基、ヒドロキシ基、アルコキシカルボニル基で置換されていてもよいアルコキシカルボニルアミノ基;
さらにここにおいて、上記式で示される各基は以下の群から選ばれる置換基で置換されていてもよい:
カルボキシル基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、シアノ基、オキソ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルキル基、モルホリニルアルキル基、フェニルアルキル基、アルカノイル基、ヒドロキシアルカノイル基、アルコキシアルカノイル基、アルコキシ基、フェニルアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基、アルキルスルホニル基、オキソ基で置換されていてもよいジヒドロオキサジアゾリル基、およびテトラゾリル基);
R6、R7およびR8が、独立して、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、モノ−もしくはジーアルキルカルバモイル基またはモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基であり、ここにおいて、該アルキル基、該アルコキシ基、該アルコキシカルボニル基、該ベンジルオキシカルボニル基、該モノ−もしくはジーアルキルカルバモイル基および該モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基は、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基およびモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基から独立して選ばれる1〜6個の置換基で置換されていてもよく;
あるいはR6およびR7、またはR7およびR8が、末端でともに結合してアルキレン基を形成し、ここにおいて該アルキレン基は窒素原子、硫黄原子および酸素原子より独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有していてもよく;
R10が、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜3個のヘテロ原子を有していてもよい単環芳香環基であり、
ここにおいて該単環芳香環基は、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、アルカノイル基、アルキルチオ基、テトラゾリル基、およびジヒドロオキサゾリル基から独立して選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてよく、さらにここにおいて、該アルキル基、アルコキシ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルカノイル基、およびアルキルチオ基は、それぞれ独立してハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、モルホリニル基、ピペリジニル基、ピロリジニル基、ピペラジニル基、アルキルピペラジニル基、およびアルカノイルピペラジニル基から選ばれる基で置換されていてもよい;
である、請求項1記載の医薬組成物。 - 酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜3個のヘテロ原子を有していてもよい単環芳香環基が、フェニル基、ピリジル基、ピリミジニル基、フリル基、またはチエニル基であり、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から独立して選ばれる1〜4個のヘテロ原子を有する飽和または不飽和の5〜8員複素環基が、ピリミジニル基、ピリジル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、オキサジアゾリル基、ジヒドロピリミジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリル、ジヒドロオキサジニル基、ジヒドロピラジニル基、またはピラゾリル基である、請求項5記載の医薬組成物。
- R1が水素原子;シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルケニル基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、テトラゾール基、カルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基(該モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基は、カルボキシル基およびアルコキシカルボニル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、アルカノイルアミノ基(該アルカノイルアミノ基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基およびハロゲン原子から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、ハロゲン原子、シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、フェニル基(該フェニル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、オキソ基で置換されていてもよいモルホリニル基、ピペリジニル基(該ピぺリジニル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)およびピリミジニル基(該ピリミジニル基は、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3の置換基で置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基;カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基及びヒドロキシアルキル基から独立して選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいジヒドロオキサゾリル基;または、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、ピリジル基、シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、アミノ基及びヒドロキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)およびフェニル基(該フェニル基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、アミノ基及びヒドロキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜5の置換基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基であり;
R2がアルキル基であり;
R3が水素原子であり;
R4がアルキレン基であり;
R5が、ピリミジニル基、ピリジル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、オキサジアゾリル基、ジヒドロピリミジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、ジヒドロオキサジニル基、ピラゾリル基およびジヒドロピラジニル基から選ばれる複素環基であり、ここにおいて該複素環基は以下の群から選ばれる1〜4の置換基で置換され:
ハロゲン原子;
ヒドロキシ基;
オキソ基;
シアノ基;
カルボキシル基;
スルホ基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、ヒドロキシ基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピロリジニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニル基、アルキル基で置換されていてもよいピペラジニル基、モルホリニル基、アルカノイルオキシ基、およびアルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基;
シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、およびテトラゾリル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルケニル基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、ヒドロキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、ヒドロキシ基、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよい)、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、カルボキシル基、アルコキシ基もしくはオキソ基で置換されていてもよい)、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいピリミジニル基、酸化されていてもよいピリジル基、アルキル基で置換されていてもよいジオキソラニル基、およびモルホリニルカルボニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルコキシ基;
カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいシクロアルキル基;
フェニル基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基;
カルバモイル基;
モルホリニル基、カルボキシル基、ヒドロキシ基およびアルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基;
ヒドロキシカルバミミドイル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルチオ基;
ヒドロキシ基、アルコキシカルボニル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルスルホニル基;
アミノ基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、およびモルホリニル基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;
ヒドロキシ基、アルコキシ基、カルボキシル基およびアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルカノイルアミノ基;
アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルウレイド基;
モルホリニルカルボニルアミノ基;
オキソ基およびカルボキシル基から選ばれる基で置換されていてもよいモルホリニル基;
シアノ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルキル基、アルカノイル基、アルコキシアルカノイル基、ベンジルオキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基、アルキルスルホニル基、テトラゾリル基、および、オキソで置換されていてもよいジヒドロオキサジアゾリル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニル基;
カルボキシル基、ヒドロキシ基、ヒドロキシ基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいアルキル基、フェニル基で置換されていてもよいアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、オキソ基、およびアルカノイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペリジニル基;
カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、オキソ基およびモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジニル基;
オキソ基で置換されていてもよいピロリニル基;
アルカノイル基で置換されていてもよいヘキサヒドロジアゼピニル基;
オキソ基で置換されていてもよいイミダゾリジニル基;
カルボキシル基、ヒドロキシ基、アルカノイル基、アルキル基またはヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいピリジル基、ここにおいて該ピリジル基はさらに所望により酸化されていてもよく;
アルキル基およびヒドロキシアルキル基から選ばれる基で置換されていてもよいテトラゾリル基;
オキソ基で置換されていてもよいジヒドロオキサジアゾリル基;
ジヒドロイミダゾリル基;
ジヒドロオキサゾリル基;
オキソ基で置換されていてもよいオキサゾリジニル基;
ベンジル基で置換されていてもよいテトラヒドロピリジル基;
ピリミジニル基;
アルキル基またはカルボキシル基で置換されていてもよいピペリジニルオキシ基;
アルキル基カルボキシル基、アルコキシカルボニル基およびアルカノイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジニルオキシ基;
テトラヒドロピラニルオキシ基;
テトラヒドロフラニルオキシ基;
酸化されていてもよいチアニルオキシ基;
モルホリニルカルボニル基;
アルカノイル基およびアルキル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニルカルボニル基;および
カルボキシル基またはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピロリジニルカルボニル基;
カルボキシル基またはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニルカルボニル基であり;
R6およびR7がそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルコキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基またはモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基であるか、
あるいは、R6およびR7が末端でともに結合してアルキレンジオキシ基を形成し;
R8が水素原子であり;
R10がフェニル基またはピリジル基であり、ここにおいて該フェニル基またはピリジル基は、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルコキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基およびアルキルチオ基から独立して選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてよい;
である、請求項6記載の医薬組成物。 - R1がヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、アルケニル基、ハロゲン原子、シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、フェニル基(該フェニル基は、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、ピペリジニル基(該ピぺリジニル基は、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)およびピロリジニル基(該ピロリジニル基は、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基;または、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基及びヒドロキシアルキル基から独立して選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいジヒドロオキサゾリル基であり;
R5が、以下に記載の群から選ばれる1〜4の置換基で置換されている、ピリミジニル基、ピリジル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、オキサジアゾリル基、ジヒドロピリミジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、ジヒドロオキサジニル基、ピラゾリル基またはジヒドロピラジニル基であり:
ハロゲン原子;
ヒドロキシ基;
シアノ基;
カルボキシル基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、ヒドロキシ基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピロリジニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニル基、アルキル基で置換されていてもよいピペラジニル基、モルホリニル基、アルカノイルオキシ基、およびアルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基;
シアノ基、ヒドロキシ基およびカルボキシル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルケニル基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、ヒドロキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、ヒドロキシ基、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよい)、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、カルボキシル基、アルコキシ基もしくはオキソ基で置換されていてもよい)、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいピリミジニル基、酸化されていてもよいピリジル基、アルキル基で置換されていてもよいジオキソラニル基、およびモルホリニルカルボニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルコキシ基;
カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいシクロアルキル基;
モルホリニル基、カルボキシル基、ヒドロキシ基およびアルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基;
ヒドロキシカルバミミドイル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルチオ基;
アミノ基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、およびモルホリニル基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;
ヒドロキシ基、アルコキシ基、カルボキシル基、およびアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルカノイルアミノ基;
アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルウレイド基;
モルホリニルカルボニルアミノ基;
オキソ基で置換されていてもよいモルホリニル基;
シアノ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルキル基、アルカノイル基、アルコキシアルカノイル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基、および、アルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニル基;
カルボキシル基、ヒドロキシ基、ヒドロキシ基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、オキソ基、およびアルカノイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペリジニル基;
オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基およびモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジニル基;
アルカノイル基で置換されていてもよいヘキサヒドロジアゼピニル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基アルキル基、またはヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいピリジル基、ここにおいて該ピリジル基はさらに所望により酸化されていてもよく;
アルキル基もしくはヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいテトラゾリル基;
オキソ基で置換されていてもよいジヒドロオキサジアゾリル基;
オキソ基で置換されていてもよいオキサゾリジニル基;
ベンジル基で置換されていてもよいテトラヒドロピリジル基;
ピリミジニル基;
アルキル基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいピペリジニルオキシ基;
アルキル基およびアルカノイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジニルオキシ基;
テトラヒドロピラニルオキシ基;
テトラヒドロフラニルオキシ基;および
酸化されていてもよいチアニルオキシ基であり;
R10がハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ基、およびモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基から独立して選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてよい、フェニル基またはピリジル基;
である、請求項7記載の医薬組成物。 - R1が水素原子;シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルケニル基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、テトラゾール基、カルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基(該モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基は、カルボキシル基およびアルコキシカルボニル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、アルカノイルアミノ基(該アルカノイルアミノ基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基およびハロゲン原子から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、ハロゲン原子、シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、フェニル基(該フェニル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、オキソ基で置換されていてもよいモルホリニル基、ピペリジニル基(該ピぺリジニル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、ハロゲン原子、オキソ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)およびピリミジニル基(該ピリミジニル基は、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルコキシ基、アルコキシカルボニルアルコキシ基から独立して選ばれる1〜3の置換基で置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基;カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基及びヒドロキシアルキル基から独立して選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいジヒドロオキサゾリル基;または、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、ピリジル基、シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、アミノ基及びヒドロキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)およびフェニル基(該フェニル基は、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、アミノ基及びヒドロキシ基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜5の置換基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基であり;
R2がアルキル基であり;
R3が水素原子であり;
R4がアルキレン基であり;
R5が下式で示される基であり:
R11は、ハロゲン原子;
ハロゲン原子;
ヒドロキシ基;
オキソ基;
シアノ基;
カルボキシル基;
スルホ基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、ヒドロキシ基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピロリジニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニル基、アルキル基で置換されていてもよいピペラジニル基、モルホリニル基、アルカノイルオキシ基、およびアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3の基で置換されていてもよいアルキル基;
シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、およびテトラゾリル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルケニル基;
ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、ヒドロキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、ヒドロキシ基、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよい)、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、ピロリジニル基(該ピロリジニル基は、カルボキシル基、アルコキシ基もしくはオキソ基で置換されていてもよい)、カルボキシル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいピリミジニル基、酸化されていてもよいピリジル基、アルキル基で置換されていてもよいジオキソラニル基、およびモルホリニルカルボニル基から選ばれる1〜3の基で置換されていてもよいアルコキシ基;
カルボキシル基もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいシクロアルキル基;
フェニル基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基;
カルバモイル基;
モルホリニル基、カルボキシル基、ヒドロキシ基およびアルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基;
ヒドロキシカルバミミドイル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルチオ基;
ヒドロキシ基、アルコキシカルボニル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキルスルホニル基;
アミノ基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、およびモルホリニル基から選ばれる基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;
ヒドロキシ基、アルコキシ基、カルボキシル基およびアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいアルカノイルアミノ基;
アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルウレイド基;
モルホリニルカルボニルアミノ基;
オキソ基およびカルボキシル基から選ばれる基で置換されていてもよいモルホリニル基;
シアノ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルキル基、アルカノイル基、アルコキシアルカノイル基、ベンジルオキシカルボニル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルスルファモイル基、アルキルスルホニル基、テトラゾリル基、および、オキソで置換されていてもよいジヒドロオキサジアゾリル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニル基;
カルボキシル基、ヒドロキシ基、ヒドロキシ基もしくはカルボキシル基で置換されていてもよいアルキル基、フェニル基で置換されていてもよいアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、オキソ基、およびアルカノイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペリジニル基;
カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、オキソ基およびモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジニル基;
オキソ基で置換されていてもよいピロリニル基;
アルカノイル基で置換されていてもよいヘキサヒドロジアゼピニル基;
オキソ基で置換されていてもよいイミダゾリジニル基;
カルボキシル基、ヒドロキシ基、アルカノイル基、アルキル基またはヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいピリジル基、ここにおいて該ピリジル基はさらに所望により酸化されていてもよく;
アルキル基およびヒドロキシアルキル基から選ばれる基で置換されていてもよいテトラゾリル基;
オキソ基で置換されていてもよいジヒドロオキサジアゾリル基;
ジヒドロイミダゾリル基;
ジヒドロオキサゾリル基;
オキソ基で置換されていてもよいオキサゾリジニル基;
ベンジル基で置換されていてもよいテトラヒドロピリジル基;
ピリミジニル基;
アルキル基またはカルボキシル基で置換されていてもよいピペリジニルオキシ基;
アルキル基カルボキシル基、アルコキシカルボニル基およびアルカノイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジニルオキシ基;
テトラヒドロピラニルオキシ基;
テトラヒドロフラニルオキシ基;
酸化されていてもよいチアニルオキシ基;
モルホリニルカルボニル基;
アルカノイル基およびアルキル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニルカルボニル基;および
カルボキシル基またはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピロリジニルカルボニル基;
カルボキシル基またはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよいピペリジニルカルボニル基〕;
R6およびR7がそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルコキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基またはモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基であるか、
あるいは、R6およびR7が末端でともに結合してアルキレンジオキシ基を形成し;
R8が水素原子であり;
R10がフェニル基またはピリジル基であり、ここにおいて該フェニル基またはピリジル基は、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルコキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基およびアルキルチオ基から独立して選ばれる1〜4個の置換基で置換されていてよい;である、請求項1記載の医薬組成物。 - 環Aが、ピリミジニル基、ピリジル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、オキサジアゾリル基、ジヒドロピリミジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、ジヒドロオキサジニル基、ピラゾリル基またはジヒドロピラジニル基である、請求項9記載の医薬組成物。
- 環Aが、ピリミジニル基、テトラゾリル基、またはピリジル基であり;
R11が、
カルボキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、アミノ基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基およびモルホリニル基から選ばれる1〜3の基で置換されていてもよいアルキル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基またはシアノ基で置換されていてもよいアルケニル基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基、ヒドロキシアルコキシ基、カルボキシアルコキシ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、モルホリニル基、オキソピロリジニル基、酸化されていてもよいピリジル基およびモルホリニルカルボニル基から選ばれる1〜3の基で置換されていてもよいアルコキシ基;
カルバモイル基;
ヒドロキシ基またはモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基で置換されていてもよいアルキルチオ基;
ヒドロキシ基、カルボキシル基またはアルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;
ヒドロキシ基またはアルコキシ基で置換されていてもよいアルカノイルアミノ基;
アルコキシ基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルウレイド基;
モルホリニル基;
アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシアルキル基、アルカノイル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニル基;
カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシアルキル基およびオキソ基から選ばれる基で置換されていてもよいピペリジニル基;
カルボキシル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基で置換されていてもよいピロリジニル基;
ヒドロキシアルキル基で置換されるか、または酸化された、ピリジル基;
アルキル基またはヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいテトラゾリル基;
オキソジヒドロオキサジアゾリル基;
ピリミジニル基;
アルカノイル基で置換されていてもよいピロリジニルオキシ基;または
酸化されていてもよいチアニルオキシ基であり;
R6が水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基、シアノ基またはモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基であり;
R10がハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基およびシアノ基から選ばれる1〜3の置換基で置換されているフェニル基;
である、請求項10記載の医薬組成物。 - R1がヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基(該アルコキシ基は、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、アルケニル基、ハロゲン原子、シクロアルキル基(該シクロアルキル基は、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、フェニル基(該フェニル基は、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、ピペリジニル基(該ピぺリジニル基は、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)およびピロリジニル基(該ピロリジニル基は、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基から独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい)から独立して選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基;または、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基及びヒドロキシアルキル基から独立して選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいジヒドロオキサゾリル基であり;
R11が、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、およびヒドロキシ基から選ばれる1〜3の基で置換されていてもよいアルキル基;
カルボキシアルケニル基;
シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、モノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、ヒドロキシ基で置換されたモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基、アルコキシ基、ヒドロキシアルコキシル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニル基、モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基、およびオキソピロリジニル基から選ばれる1〜3の基で置換されていてもよいアルコキシ基;
カルボキシル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;
ヒドロキシ基またはカルボキシル基で置換されていてもよいアルカノイルアミノ基;
モルホリニル基;
アルキル基、アルカノイル基、およびモノ−もしくはジ−アルキルカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよいピペラジニル基;
カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基、カルボキシアルキル基またはヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいピペリジニル基;
モノ−もしくはジ−アルキルアミノ基で置換されていてもよいピロリジニル基;
ヒドロキシアルキル基で置換された、または酸化されたピリジル基;
ヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいテトラゾリル基;
ピリミジニル基;
アルキル基またはアルカノイル基で置換されていてもよいピロリジニルオキシ基;または
酸化されていてもよいチアニルオキシ基であり;
R10がハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基およびシアノ基から選ばれる1〜3の置換基で置換されたフェニル基;
である、請求項11記載の医薬組成物。 - R1が、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基およびシクロアルキル基から独立して選ばれる1〜5の置換基で置換されていてもよいアルコキシカルボニル基であり;R11が、カルボキシル基で置換されていてもよいアルキル基;カルボキシアルケニル基;シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、およびアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3の基で置換されていてもよいアルコキシ基;カルボキシル基で置換されていてもよいモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基;ヒドロキシアルカノイルアミノ基;モルホリニル基;アルキル基またはアルカノイル基で置換されていてもよいピペラジニル基;またはカルボキシル基またはヒドロキシ基で置換されていてもよいピペリジニル基であり;
R6がハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基、またはモノ−もしくはジ−アルキルアミノ基であり、
R7が水素原子である、請求項12記載の医薬組成物。 - R1がエトキシカルボニル基、ヒドロキシエトキシカルボニル基、2−フルオロエトキシカルボニル基、または2、2、2−トリフルオロエトキシカルボニル基であり、R2がエチル基であり、R10がシアノ基、およびトリフルオロメチル基から選ばれる1〜2個の置換基で置換されたフェニル基であり、R6がメトキシ基またはトリフルオロメチル基である、請求項13記載の医薬組成物。
- R1がカルボキシ(炭素数2〜10個のアルコキシ)カルボニル基またはアルコキシカルボニル(炭素数2〜10個のアルコキシ)カルボニル基であり、R2がエチル基であり、R10がシアノ基、およびトリフルオロメチル基から選ばれる1〜2個の置換基で置換されたフェニル基、R6がメトキシ基またはトリフルオロメチル基である、請求項13記載の医薬組成物。
- 有効成分として、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−ヒドロキシメチルピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R*,4S*)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(ヒドロキシアセチルアミノ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メチルスルホニルエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシビニル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシエチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−[[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−{メチル−(2−カルボキシエチル)]アミノ}ピリミジン−2−イル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−カルボキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシブトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[5−(2−カルボキシエチル)ピリミジン−2−イル] −(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−[(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−(5−{[メチル−(2−カルボキシエチル)]アミノ}ピリミジン−2−イル)]アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−6−ジメチルアミノ−2−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[5−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]}アミノ−2−エチル−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−カルボキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸エチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−カルボキシエチル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2,2,2−トリフルオロエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−フルオロエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(4−カルボキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 1−メチルエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−1−((R)−4−ヒドロキシメチル−4,5−ジヒドロオキサゾール−2−イル)−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;または
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸5−カルボキシペンチルエステル、
またはこれらの薬理的に許容しうる塩を含有する医薬組成物。 - 有効成分として、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 3−カルボキシプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 5−カルボキシペンチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 4−カルボキシブチルエステル;または
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(モルホリン−4−イル)ピリジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル、またはこれらの薬理的に許容しうる塩を含有する医薬組成物。 - 有効成分として、(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−ヒドロキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2,3−diヒドロキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(3−ヒドロキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−[5−(2,3−diヒドロキシプロポキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]−(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−[5−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル]}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[5−(3−シアノプロポキシ)ピリミジン−2−イル]−(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−[(3−シアノ−5−トリフルオロメチルベンジル)−(5−ジメチルアミノピリミジン−2−イル)]アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[(エチル−メチル)アミノ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジエチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシエチルエステル;
(2R,4S)−4−([3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−{5−[(エチル−メチル)アミノ]ピリミジン−2−イル})アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル; または
(2R,4S)−4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−(5−ジエチルアミノピリミジン−2−イル)}アミノ−2−エチル−6−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−[1,5]ナフチリジン−1−カルボン酸 2−カルボキシ−2−メチルプロピルエステル、またはこれらの薬理的に許容しうる塩を含有する医薬組成物。 - 有効成分として、製造例1〜414から選ばれる化合物またはその薬理的に許容される誘導体を含有する、請求項1記載の医薬組成物。
- コレステリルエステル輸送タンパクの阻害が有益な病態の治療または予防剤である請求項1〜19のいずれかに記載の医薬組成物。
- 病態が、アテローム性動脈硬化症、動脈硬化、メタボリックシンドローム、末梢血管疾患、脂質代謝異常、高ベータリポタンパク血症、低アルファリポタンパク血症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、家族性高コレステロール血症、心臓血管障害、アンギナ、虚血、心臓性虚血、発作、心筋梗塞、再潅流障害、血管形成再狭窄、高血圧、脳梗塞、脳卒中、糖尿病、糖尿病の血管合併症、血栓性疾患、肥満症、脳血管疾患、冠状動脈疾患、心室機能不全、心不整脈、肺血管疾患、腎血管疾患、腎臓病、内臓血管疾患、血管内凝血症、炎症性疾患、自己免疫異常および他の全身性疾患適応症、免疫機能変調、肺疾患、抗酸化剤症、性的機能障害、認知障害、住血吸虫症、癌、黄色腫の退縮、アルツハイマー病またはエンドトキシン血症から選ばれる病態である、請求項1〜20のいずれかに記載の医薬組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006261889A JP4681526B2 (ja) | 2005-09-29 | 2006-09-27 | 医薬組成物 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005284988 | 2005-09-29 | ||
JP2006261889A JP4681526B2 (ja) | 2005-09-29 | 2006-09-27 | 医薬組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007119451A true JP2007119451A (ja) | 2007-05-17 |
JP4681526B2 JP4681526B2 (ja) | 2011-05-11 |
Family
ID=38143668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006261889A Expired - Fee Related JP4681526B2 (ja) | 2005-09-29 | 2006-09-27 | 医薬組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4681526B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013103150A1 (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-11 | 第一三共株式会社 | 置換ピリジン化合物の酸付加塩 |
CN105455123A (zh) * | 2015-11-20 | 2016-04-06 | 青岛斯诺爱姆生物技术有限公司 | 一种卵粉功能食品及其制备方法 |
JP2016164177A (ja) * | 2010-08-23 | 2016-09-08 | シントリックス・バイオシステムズ・インコーポレイテッドSyntrix Biosystems, Inc. | Cxcr2モジュレーターとしてのアミノピリジンカルボキサミドおよびアミノピリミジンカルボキサミド |
CN107245074A (zh) * | 2017-06-20 | 2017-10-13 | 牡丹江医学院附属红旗医院 | 用于治疗脑梗死的化合物及其制备方法 |
USRE47267E1 (en) | 2009-02-17 | 2019-03-05 | Syntrix Biosystems, Inc. | Pyridinecarboxamides as CXCR2 modulators |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1067746A (ja) * | 1996-07-08 | 1998-03-10 | Bayer Ag | シクロアルカノ−ピリジン類 |
JP2000095764A (ja) * | 1998-09-17 | 2000-04-04 | Pfizer Prod Inc | 環化4―カルボキシアミノ―2―メチル―1,2,3,4―テトラヒドロキノリン |
JP2002526475A (ja) * | 1998-09-17 | 2002-08-20 | ファイザー・プロダクツ・インク | Cetp阻害剤としての4−カルボキシアミノ−2−置換−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン |
JP2002526477A (ja) * | 1998-09-17 | 2002-08-20 | ファイザー・プロダクツ・インク | Cetp阻害剤としての4−カルボキシアミノ−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン類 |
JP2002526476A (ja) * | 1998-09-17 | 2002-08-20 | ファイザー・プロダクツ・インク | Cetp阻害剤としての4−アミノ置換−2−置換−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン |
WO2005097806A1 (en) * | 2004-03-26 | 2005-10-20 | Eli Lilly And Company | Compounds and methods for treating dyslipidemia |
JP2007530444A (ja) * | 2004-04-02 | 2007-11-01 | 田辺製薬株式会社 | テトラヒドロナフチリジン誘導体およびその製法 |
-
2006
- 2006-09-27 JP JP2006261889A patent/JP4681526B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1067746A (ja) * | 1996-07-08 | 1998-03-10 | Bayer Ag | シクロアルカノ−ピリジン類 |
JP2000095764A (ja) * | 1998-09-17 | 2000-04-04 | Pfizer Prod Inc | 環化4―カルボキシアミノ―2―メチル―1,2,3,4―テトラヒドロキノリン |
JP2002526475A (ja) * | 1998-09-17 | 2002-08-20 | ファイザー・プロダクツ・インク | Cetp阻害剤としての4−カルボキシアミノ−2−置換−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン |
JP2002526477A (ja) * | 1998-09-17 | 2002-08-20 | ファイザー・プロダクツ・インク | Cetp阻害剤としての4−カルボキシアミノ−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン類 |
JP2002526476A (ja) * | 1998-09-17 | 2002-08-20 | ファイザー・プロダクツ・インク | Cetp阻害剤としての4−アミノ置換−2−置換−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン |
WO2005097806A1 (en) * | 2004-03-26 | 2005-10-20 | Eli Lilly And Company | Compounds and methods for treating dyslipidemia |
JP2007530444A (ja) * | 2004-04-02 | 2007-11-01 | 田辺製薬株式会社 | テトラヒドロナフチリジン誘導体およびその製法 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE47267E1 (en) | 2009-02-17 | 2019-03-05 | Syntrix Biosystems, Inc. | Pyridinecarboxamides as CXCR2 modulators |
USRE47415E1 (en) | 2009-02-17 | 2019-06-04 | Syntrix Biosystems, Inc. | Pyrimidinecarboxamides as CXCR2 modulators |
JP2016164177A (ja) * | 2010-08-23 | 2016-09-08 | シントリックス・バイオシステムズ・インコーポレイテッドSyntrix Biosystems, Inc. | Cxcr2モジュレーターとしてのアミノピリジンカルボキサミドおよびアミノピリミジンカルボキサミド |
USRE47740E1 (en) | 2010-08-23 | 2019-11-26 | Syntrix Biosystems Inc. | Aminopyridinecarboxamides as CXCR2 modulators |
USRE48547E1 (en) | 2010-08-23 | 2021-05-11 | Syntrix Biosystems Inc. | Aminopyrimidinecarboxamides as CXCR2 modulators |
WO2013103150A1 (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-11 | 第一三共株式会社 | 置換ピリジン化合物の酸付加塩 |
JPWO2013103150A1 (ja) * | 2012-01-06 | 2015-05-11 | 第一三共株式会社 | 置換ピリジン化合物の酸付加塩 |
US9321747B2 (en) | 2012-01-06 | 2016-04-26 | Daiichi Sankyo Company, Limited | Acid addition salt of substituted pyridine compound |
CN105455123A (zh) * | 2015-11-20 | 2016-04-06 | 青岛斯诺爱姆生物技术有限公司 | 一种卵粉功能食品及其制备方法 |
CN107245074A (zh) * | 2017-06-20 | 2017-10-13 | 牡丹江医学院附属红旗医院 | 用于治疗脑梗死的化合物及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4681526B2 (ja) | 2011-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4633731B2 (ja) | テトラヒドロナフチリジン誘導体およびその製法 | |
JP4531027B2 (ja) | 医薬組成物 | |
JP4565077B2 (ja) | テトラヒドロキノリン誘導体およびその製法 | |
US20220098183A1 (en) | Immunomodulators, compositions and methods thereof | |
DK3126330T3 (en) | BICYCLE-FUSED HETEROARYL OR ARYL COMPOUNDS AND USE THEREOF AS IRAC4 INHIBITORS | |
EP1441734B1 (en) | Dihydroxypyrimidine carboxamide inhibitors of hiv integrase | |
KR102268155B1 (ko) | 테트라히드로피라졸로피리미딘 화합물 | |
JP2023521698A (ja) | Krasの標的化分解のための化合物及び方法 | |
RU2610840C2 (ru) | Тиазолопиримидины | |
CA3085561A1 (en) | Cyclohexyl acid triazole azines as lpa antagonists | |
KR20180073689A (ko) | Ret의 저해제 | |
KR20130093156A (ko) | 키나아제 억제제로서의 신규 페닐피라지논 | |
US20120165339A1 (en) | Cyclopropane derivatives | |
JP4681526B2 (ja) | 医薬組成物 | |
WO2014090715A1 (en) | Thiazole derivatives as inhibitors of bruton's tyrosine kinase | |
AU2018337138B2 (en) | 2-substituted pyrazole amino-4-substituted amino-5-pyrimidine formamide compound, composition, and application thereof | |
CN111971278A (zh) | 用作irak抑制剂的喹啉化合物及其用途 | |
WO2024180520A1 (en) | Novel atx inhibitors | |
CN117157284A (zh) | Ctla-4小分子降解剂及其应用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100330 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20100524 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101102 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |