JP2007119143A - 映像投射管理装置 - Google Patents

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雄一 岩崎
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Abstract

【課題】映像投射器を用いた移動手摺の表面への投射表示の内容をその時々の状況に応じて容易に変更することを可能にするとともに、変化に富んだ映像を移動手摺の表面に投射表示して、広告効果を高めることができる映像投射管理装置を得ることを目的とする。
【解決手段】映像投射管理装置1は、マンコンベア2と、マンコンベア制御盤7と、複数の映像投射器5a〜5fと、複数の画像基データ17を格納する第1のメモリ18a、管理データを格納する第2のメモリ18b、投射仕様データを格納する第3のメモリ18cおよび複数の上記画像基データ17を複数の上記映像投射器5a〜5fのそれぞれの専用の画像データに補正する制御手段3aを有する画像処理装置3と、上記第1のメモリ、上記第2のメモリおよび上記第3のメモリにデータを任意に書き込み可能な外部端末4と、を備え、上記画像処理装置3は、上記移動手摺15の表面に映像を投射表示させている。
【選択図】図1

Description

この発明は、エスカレータ装置などのマンコンベアの移動手摺への映像投射とその制御を行う映像投射管理装置に関するものである。
従来のエスカレータ装置では、利用者に広告などの情報を提供するのに、文字、図形、模様などによる情報を移動手摺(手すりベルト)の表面に直接記入し、その上から、移動手摺の全面全周に可撓性のある樹脂でコーティングをしていた(例えば、特許文献1参照)。
実開昭63−162777号公報
しかしながら、文字、図形、模様を用いた広告などの情報が、移動手摺に一旦記入されると、その広告情報の表示は樹脂等でコーティングされているため、即座の内容の変更に対応できない。
例えば百貨店に設置されたエスカレータ装置においては、店内の模様替えによって移動手摺への広告表示内容の変更が必要とされる場合や、タイムセールなどのイベント内容を移動手摺に記入したいときなど、その時々の状況変化に対応した広告表示を移動手摺に記入することができない。
また、移動手摺の広告表示内容は変化に富んだ表示ができないため情報量も少なく、エスカレータ装置利用者への広告効果は薄れる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、映像投射器を用いて、移動手摺の表面に広告を投射表示するようにし、投射表示の内容をその時々の状況に応じて容易に変更することを可能にするとともに、情報量の多い変化に富んだ映像を移動手摺の表面に投射表示して、広告効果を高めることができる映像投射管理装置を得ることを目的とする。
この発明による映像投射管理装置は、移動手摺が踏板に同期して走行するように構成されたマンコンベアと、上記マンコンベアの運行を制御するマンコンベア制御盤と、上記移動手摺の表面における投射領域が互いに重なり合うように該移動手摺の走行方向に一列に配列された複数の映像投射器と、複数の画像基データを格納する第1のメモリ、複数の上記映像投射器から移動手摺の表面へ所望の映像を投射表示するために、複数の上記画像基データから投射表示する上記画像基データを指定し、指定された複数の上記画像基データに対して投射表示の形式を指示するための管理データを格納する第2のメモリ、複数の上記映像投射器毎に設定される投射仕様データを格納する第3のメモリおよび上記管理データと上記投射仕様データと上記マンコンベア制御盤から受信する上記マンコンベアの運行情報とに基づいて、上記第1のメモリに格納されている複数の上記画像基データを複数の上記映像投射器のそれぞれの専用の画像データに補正する制御手段を有する画像処理装置と、上記第1のメモリ、上記第2のメモリおよび上記第3のメモリにそれぞれ複数の上記画像基データ、上記管理データおよび上記投射仕様データを任意に書き込み可能な外部端末と、を備え、上記画像処理装置は、上記制御手段により補正された上記専用の画像データを対応する複数の上記映像投射器のそれぞれに送信し、上記移動手摺の表面に映像を投射させている。
この発明によれば、第1のメモリに記録された画像基データが、第2のメモリの管理データおよび映像投射器毎に設定される投射仕様データに基づいて制御手段で補正され、補正されたデータに基づいた映像が、映像投射器からマンコンベアの移動手摺の表面に投射表示されるので、第1のメモリに書き込まれた画像基データのそれぞれに対して、投射表示の方向、速度およびサイズを任意に設定して移動手摺の表面に映像を投射表示することができる。したがって、マンコンベアの利用者に、情報量が増えて変化の富んだ映像を提供して広告効果をあげることができる。
また、第1のメモリおよび第2のメモリに書き込まれるデータは、外部端末からその時々の状況の変化に速やかに対応して変更することができ、変更内容に応じた映像を移動手摺の表面に投射表示することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1はこの発明の実施の形態に係る映像投射管理装置の全体構成を模式的に説明するための図、図2は図1の部分拡大上面図、図3はこの発明の実施の形態に係る映像投射管理装置の画像処理装置の構成を説明するためのブロック図、図4はこの発明の実施の形態に係る映像投射管理装置の動作を説明するためのフロー図、図5はこの発明の実施の形態に係る映像投射管理装置の画像処理装置の記録手段に書き込まれる画像を示す平面図であり、図5の(a)〜図5の(d)は記録手段3cに書き込まれる個々の画像の平面図を示し、図6はこの発明の実施の形態に係る映像投射管理装置の画像処理装置の選択手段に書き込まれるデータを説明するための図、図7はこの発明の実施の形態に係る映像投射管理装置によって移動手摺の表面に投射表示される映像の内容を説明するための平面図である。
映像投射管理装置1の構成を図1および図2を参照しつつ説明する。
映像投射管理装置1は、マンコンベアとしてのエスカレータ装置2、画像処理装置3、外部端末4および6つの映像投射器5a〜5fで構成される。映像投射器5a〜5fは、エスカレータ装置2の上方の側壁面12に固定されている。
画像処理装置3は、エスカレータ装置2の外部に配設され、後述するエスカレータ本体部6の内部に配設されたマンコンベア制御盤としてのエスカレータ制御盤7と電気的に接続されている。さらに画像処理装置3は、映像投射器5a〜5fおよび外部端末4と電気的に接続されている。
次に、エスカレータ装置2の主な構成について説明する。
エスカレータ装置2には、上階側スプロケット8aおよび下階側スプロケット8bがエスカレータ本体部6内の上階側および下階側にそれぞれ配設されている。
エスカレータ本体部6は詳細には図示しないが、エスカレータ装置2の骨組みとなるトラスと称されるフレームと、この側面に取り付けられた外側板となどにより中空体状に形成されている。
また、無端状の踏段チェーン9が、上階側スプロケット8aおよび下階側スプロケット8bに掛け渡されて、走行自在に設けられている。
踏段チェーン9には、主に踏板10および階段のけあげに相当するライザー19から構成される踏段13が多数連続して掛止めされて、無端コンベア状に配列されている。エスカレータ本体部6の上階側には、上階側スプロケット8aを介して踏段チェーン9と共に踏段13を回転走行せしめるモータ等の駆動機器11が設けられている。
また、欄干14が、コンベア状に配設された踏段13を挟むようにエスカレータ本体部6の上方に立設されている。また、無端状の移動手摺15が欄干14の上部に配設されて、駆動機器11によって、踏段13と同期した走行がなされる。
また、エスカレータ装置2の走行を制御するエスカレータ制御盤7がエスカレータ本体部6の内部に、駆動機器11に近接して配設されている。
なお、図2中、後述する座標の原点として点Pが設定されている。
次に、画像処理装置3の構成について図3を参照しつつ説明する。
図3において、画像処理装置3は、制御手段3a、選択手段3b、記録手段3c、データ変換手段3dおよび通信手段3eにより構成される。
制御手段3aは、CPU、第3のメモリ18cとしてのRAMおよび制御プログラムが書き込まれたROMなどが備えられており、外部との間でデータの送受信やデータ処理を行うことができる。
データ変換手段3dも制御手段3aと同様にCPU、RAMおよび制御プログラムが書き込まれたROMなどが備えられており、データの送受信やデータ処理を行うことができる。選択手段3bは、第2のメモリ18bとしてのRAMまたはハードディスク(HD)などを備えており、外部からデータの書き込みや取り出しを行うことができる。
また、記録手段3cは、第1のメモリ18aとしてのRAMまたはハードディスク(HD)などを備えており、外部からデータの書き込みや取り出しを行うことができる。また、通信手段3eは画像処理装置3の内部と外部との間のデータのやりとりを媒介するインターフェイスである。
また、制御手段3aは、選択手段3b、記録手段3cおよびデータ変換手段3dに電気的に接続されて、それぞれの手段との間でデータの送受信ができるようになっている。
また、制御手段3aは、エスカレータ制御盤7と通信手段3eを介して電気的に接続されて、例えばエスカレータ装置2の踏段13の移動速度や走行方向などの運行情報や、エスカレータ装置2の運転開始信号および運転停止信号などを受信できるようになっている。
また、選択手段3bおよび記録手段3cは、外部端末4と通信手段3eを介して電気的に接続されている。
さらにまた、データ変換手段3dは映像投射器5a〜5fに電気的に接続されている。
映像投射器5a〜5fは、第1のメモリ18aおよび第2のメモリ18bに書き込まれるデータに基づいて移動手摺15に投射表示を行う。
次に、映像投射器5a〜5fの配設状態について図1および図2を参照しつつ説明する。一台の映像投射器では、映像投射領域が広すぎるため、移動手摺15の表面全体に映像を投射表示できない。移動手摺15の表面全体に映像を投射表示するために、6つの映像投射器5a〜5fが、それぞれの映像投射領域が移動手摺15の表面に沿って連結されるように移動手摺15の走行方向に一列に配列されている。これにより移動手摺15の表面全体が映像投射器5a〜5fの映像投射領域として網羅される。例えば、映像投射器5aの投射による移動手摺15の表面での映像投射領域の下階側は、映像投射器5bの投射による映像投射領域の上階側と重なりをもつように映像投射器5aおよび5bは配列されている。同様に、上階側の映像投射器の5b〜5eのいずれかの投射による映像投射領域の下階側は、隣り合う下階側の映像投射器5c〜5fの投射領域の上階側と重なりをもつように映像投射器5c〜5fが配列されている。
次に、第1のメモリ18aおよび第2のメモリ18bに書き込まれるデータについて説明する。
第1のメモリ18aに書き込まれるデータは、映像投射器5a〜5fが投射表示するのに使用される画像基データ17である。画像基データ17は外部端末4によって、第1のメモリ18aに書き込まれる。例えば、図5の(a)〜図5の(d)で示した画像A〜画像Dのデータがそれぞれ画像基データ17として第1のメモリ18aに書き込まれる。
第2のメモリ18bに書き込まれるデータは、選択画像データ16a、映像内容データ16b、表示設定データ16c、表示方法データ16dおよびスクロール速度データ16eであり、これらを管理データと定義する。
選択画像データ16aは、第1のメモリ18aに書き込まれている複数の画像基データ17のうち、どの画像基データ17を映像投射器5a〜5fから移動手摺15の表面に投射表示するのかを制御手段3aに指示するためのデータである。そして、選択画像データ16a毎に、映像内容データ16b、表示設定データ16c、表示方法データ16dおよびスクロール速度データ16eが設定される。
映像内容データ16bは、選択画像データ16aで指定された画像基データ17をどのように組み合わせて使うかを制御手段3aに指示するものである。例えば、第1のメモリ18aに書き込まれている個別の画像基データ17をそのまま単体で用いるか、もしくは複数の画像基データ17を配列したものを1まとめにして画像グループとして用いるのかなどを制御手段3aに指示をするデータである。画像グループとして用いる場合は、配列方法もデータとして書き込まれる。
表示設定データ16cは、選択画像データ16aで指定された画像基データ17を移動手摺15の表面のどの位置にいかなるサイズで映像投射するかを制御手段3aに指示するものである。例えば、映像投射位置は、移動手摺15の幅方向をX軸、移動手摺15の走行方向をY軸として、移動手摺15の上方から見た映像投射領域の一点を原点とすれば2次元座標として表すことができる。例えば、前述の図2中で示したP点を座標の原点に設定できる。
表示方法データ16dは、選択画像データ16aで指定された画像基データ17を、いつ、どのように投射表示させるのかを制御手段3aに指示するものである。例えば、9時から2時間、繰り返して表示することを制御手段3aに指示するものである。
スクロール速度データ16eは、選択画像データ16aで指定された画像基データ17を、どの方向にいかなる速度でスクロールするのかを、制御手段3aに指示するものである。
以下、第2のメモリ18bに書き込まれた管理データの具体例を、図6を参照しつつ説明する。
選択画像データ16aでは、画像A、画像Bは単体で、画像Cと画像Dがグループ化されてそれぞれ指定されている。
図5の(a)に図示した画像Aは、座標(0,0)を始点として、フルサイズで、9:00〜11:00の間、10m/minでY方向にスクロールして繰り返し表示することを制御手段3aに指示するデータとして第2のメモリ18bに書き込まれている。ここで、フルサイズとは、移動手摺15の表面全体の面積のことをいう。
また、図5の(b)で図示した画像Bは、座標(30、0)を始点として、Y方向50mm、X方向50mmのサイズで、9:00〜11:00の間、Y方向に経過時間とともに正弦波の速度変動でスクロールするように繰り返し表示することを制御手段3aに指示するデータとして第2のメモリ18bに書き込まれている。
また、図5の(c)および(d)で示した画像Cおよび画像DをY方向に連結してグループ化したものが、9:00〜17:00の間、座標(50,1200)を始点として、X方向50mm、Y方向300mmのサイズで、30m/minの速度で−Y方向にスクロールして繰り返し表示することを制御手段3aに指示するデータとして第2のメモリ18bに書き込まれている。
以上、説明したように、管理データは、映像投射器5a〜5fから移動手摺15の表面へ所望の映像を投射表示するために、画像基データ17から投射表示する上記画像基データ17を指定したり、指定された画像基データ17に対して、どのような組み合わせで、いつ、どの位置に、いかなるサイズでどの方向にどの速度でスクロールして投射表示を行うのかなどの投射表示の形式を指示するものである。
なお、第1のメモリ18aに書き込まれる画像基データ17および第2のメモリ18bに書き込まれる管理データは外部端末4から通信手段3eを介して書き込まれるので、日時、時間帯、催し物等の状況の変化に対応して、書き込み内容を速やかに変更することが可能である。
次に、制御手段3aで行われるデータの補正について述べる。
第1のメモリ18aに書き込まれた画像基データ17および第2のメモリ18bに書き込まれた管理データは、制御手段3aによって読み込まれて、第3のメモリ18cに格納される。読み込まれたデータは、制御手段3aによって、移動手摺15の走行方向などの運行情報データや映像投射器5a〜5f毎に設定される投射仕様を加味した以下に説明する補正がなされる。投射仕様には、移動手摺15の表面と映像投射器5a〜5fとの距離や、映像投射器5a〜5fの間隔などが含まれ、あらかじめ投射仕様データが、制御手段3aのROMに書き込まれている。
前述のように、隣り合う映像投射器5aおよび映像投射器5bの映像投射領域は、移動手摺15の表面で重なりが生じている。この重なった映像投射領域で、投射される映像が重複表示されないように、画像基データ17が、管理データ、運行情報データおよび投射仕様データに基づいて制御手段3aで補正される。
例えば図5(b)のカニの映像を移動手摺15のY方向に沿ってスクロールさせたい場合、カニの映像は、隣り合う映像投射器5aおよび映像投射器5bのそれぞれがカバーする映像投射領域の重なり合う部分を移動していくことになる。この映像投射領域が重なり合う領域でもカニが連続して移動しているように見えるように制御手段3aで、映像投射器5aおよび5bの投射仕様データに合わせた補正が行われる。また、他の隣り合う映像投射器5c〜5fについても同様のデータ補正が行われる。
また、映像投射器5a〜5fの投射仕様データに合わせて、投射表示箇所に映像の焦点を合わせるための補正なども同時に行われる。
これらの補正は、映像投射器5a〜5fのそれぞれについて個別に補正されて、個別の補正データとしてデータ変換手段3dに送られる。
次に、データ変換手段3dで行われるデータの変換について説明する。
データ変換手段3dは、映像投射器5a〜5fのそれぞれについて個別に補正された補正データを一つのデータに変換し、映像投射器5a〜5fに送信する。映像投射器5a〜5f毎に設定されたデータを別々に送信してもよいが、データを一まとめにして通信することで、映像投射器5a〜5fとデータ変換手段3dとの間の配線が簡略化される。
次に、上記のように構成および接続された映像投射管理装置1が移動手摺15の表面に映像を投射表示する際の制御について図4のフロー図に基づいて述べる。なお、図4中、本文中のステップ101〜ステップ114を便宜上S101〜S114と記す。
制御手段3aはエスカレータ制御盤7の運転開始信号をチェックし、エスカレータ装置2が運転中であるか否かを判断する。(ステップ101)。
ステップ101にて、エスカレータ装置2が運転中でない場合、制御手段3aはエスカレータ装置2が運転中であると判断するまでステップ101を繰り返す。
ステップ101で、制御手段3aが、エスカレータ装置2は運転中であると判断した場合、制御手段3aは、第1のメモリ18aおよび第2のメモリ18bにデータが書き込まれているか否かの確認を行う(ステップ102)。
制御手段3aは、第1のメモリ18aおよび第2のメモリ18bのデータが書き込まれていると判断した場合、ステップ104に進む。もし、第2のメモリ18bおよび第1のメモリ18aにデータが書き込まれていない場合、制御手段3aは外部端末4にデータの書き込みを要求し、外部端末4から第2のメモリ18bおよび第1のメモリ18aにデータの書き込みを行う(ステップ103)。第1のメモリ18aおよび第2のメモリ18bにデータが書き込まれたら、ステップ104へ進む。
ステップ104では、制御手段3aはエスカレータ制御盤7から運行情報データを受信する。次に、制御手段3aは、第2のメモリ18bおよび第1のメモリ18aのデータを読みこむ(ステップ105)。
制御手段3aは、第1のメモリ18aおよび第2のメモリ18bから読み込んだデータを、ステップ104で受信したエスカレータ制御盤7の運行情報データおよび映像投射器5a〜5f毎に設定される投射仕様に合わせてデータを補正し、補正されたデータをデータ変換手段3dへ送信する(ステップ106)。
データ変換手段3dでは、映像投射器5a〜5fのそれぞれに個別に補正された補正データを一つのデータに変換し、映像投射器5a〜5fに送信する(ステップ107)。
映像投射器5a〜5fは、データ変換手段3dから受信したデータに基づいた映像を移動手摺15の表面に投射表示する(ステップ108)。
次に、制御手段3aはエスカレータ制御盤7の運転停止信号をチェックし、エスカレータ装置2が運転を停止したか否かを判断する(ステップ109)。
ステップ109で制御手段3aがエスカレータ装置2の運転が停止されたと判断した場合、制御手段3aは、映像投射器5a〜5fへ映像投射停止信号を送信し、映像投射器5a〜5fは移動手摺15への投射表示を停止する(ステップ110)。
ステップ109で制御手段3aがエスカレータ装置2の運転が停止していないと判断した場合、つまり制御手段3aがエスカレータ装置2の運転が継続していると判断した場合、制御手段3aは現状の制御を維持したまま映像投射管理装置1の運転は継続される(ステップ111)。
次に、制御手段3aは、第1のメモリ18aおよび第2のメモリ18bにアクセスし、外部端末4によって第1のメモリ18aおよび第2のメモリ18bに書き込まれたデータが更新されたか否かを判断する(ステップ112)。
もし、第1のメモリ18aおよび第2のメモリ18b内に書き込まれたデータの更新がなされている場合、ステップ105に戻り映像投射管理装置1の運転を継続する。もしデータの更新がなされていない場合はステップ113に進む。
次に、制御手段3aは、エスカレータ制御盤7の運行情報データの変更があったか否かを判断する(ステップ113)。
運行情報データの更新がなされていない場合はステップ109のフローに進み、以降のステップ109〜ステップ113の動作を繰り返す。
運行情報データの更新がなされていた場合は、制御手段3aは、エスカレータ制御盤7の運行情報データを読み取り(ステップ114)、ステップ106へ戻る。
次に、図5の画像が画像基データ17として第1のメモリ18aに、また図6の管理データが第2のメモリ18bにそれぞれ書き込まれた状態で、上記のステップ101〜ステップ108のフローに従って、移動手摺15の表面に映像を投射表示することを仮定する。10:00の時点では、図7で示すように、移動手摺15の表面には、映像投射器5a〜5fから、砂浜の波打ち際をカニがY方向に歩き、海上で広告が−Y方向へスクロールするように映像が投射表示される。
このように、第1のメモリ18aに書き込まれた画像基データ17のそれぞれに対して投射表示の方向、速度およびサイズを任意に設定して移動手摺15の表面に映像を投射表示することができる。したがって、エスカレータ装置2の利用者にとっては、情報量が増えて変化の富んだ映像が提供されるので、広告効果があがる。
この発明の映像投射管理装置1では、第1のメモリ18aに記録された画像基データ17が、第2のメモリ18bの管理データおよび映像投射器5a〜5f毎に設定される投射仕様に基づいて、制御手段3aおよびデータ変換手段3dで補正、変換される。変換されたデータは映像投射器5a〜5fに送信されて、映像投射器5a〜5fから移動手摺15の表面に投射表示されている。よって、第1のメモリ18aに書き込まれた画像基データ17のそれぞれに対して、投射表示の方向、速度およびサイズを任意に設定して移動手摺15の表面に映像を投射表示することができる。したがって、エスカレータ装置2の利用者にとっては、情報量が増えて変化の富んだ映像が提供されるので、広告効果があがる。
また、第1のメモリ18aおよび第2のメモリ18bに書き込まれるデータは、外部端末4から通信手段3eを介して書き込まれるので、日時、時間帯、催し物等、その時々の状況の変化に速やかに対応して変更することができ、変更内容に応じた映像を移動手摺15の表面に投射表示することが可能である。
なお、この発明では、マンコンベアとしてエスカレータ装置2をあげたが、エスカレータ装置2に限定するものではなく、動く歩道など他のマンコンベアを用いてもよい。
また、映像投射器5a〜5fの配設数は6としたが、配設数は限定されるものではなく、移動手摺15の長さなどに応じて適宜設定すればよい。
なお、制御手段3a、選択手段3b、記録手段3cおよびデータ変換手段3dをそれぞれ別々の手段として設けたが、各手段の機能は別々に設けることに限定されるものではなく、例えば第1のメモリ〜第3のメモリを一つのメモリに代替させることも可能である。
この発明の実施の形態に係る映像投射管理装置の全体構成を模式的に説明するための図である。 図1の部分拡大上面図である。 この発明の実施の形態に係る映像投射管理装置の画像処理装置の構成を説明するためのブロック図である。 この発明の実施の形態に係る映像投射管理装置の動作を説明するためのフロー図である。 この発明の実施の形態に係る映像投射管理装置の画像処理装置の記録手段に書き込まれる画像を示す平面図である。 この発明の実施の形態に係る映像投射管理装置の画像処理装置の選択手段に記入されるデータを説明するための図である。 この発明の実施の形態に係る映像投射管理装置によって移動手摺の表面に投射表示される映像の内容を説明するための平面図である。
符号の説明
1 映像投射管理装置、2 エスカレータ装置(マンコンベア)、3 画像処理装置、3a 制御手段、4 外部端末、5a〜5f 映像投射器、7 エスカレータ制御盤(マンコンベア制御盤)、10 踏板、15 移動手摺、17 画像基データ、18a 第1のメモリ、18b 第2のメモリ、18c 第3のメモリ。

Claims (1)

  1. 移動手摺が踏板に同期して走行するように構成されたマンコンベアと、
    上記マンコンベアの運行を制御するマンコンベア制御盤と、
    上記移動手摺の表面における投射領域が互いに重なり合うように該移動手摺の走行方向に一列に配列された複数の映像投射器と、
    複数の画像基データを格納する第1のメモリ、複数の上記映像投射器から移動手摺の表面へ所望の映像を投射表示するために、複数の上記画像基データから投射表示する上記画像基データを指定し、指定された複数の上記画像基データに対して投射表示の形式を指示するための管理データを格納する第2のメモリ、複数の上記映像投射器毎に設定される投射仕様データを格納する第3のメモリおよび上記管理データと上記投射仕様データと上記マンコンベア制御盤から受信する上記マンコンベアの運行情報とに基づいて、上記第1のメモリに格納されている複数の上記画像基データを複数の上記映像投射器のそれぞれの専用の画像データに補正する制御手段を有する画像処理装置と、
    上記第1のメモリ、上記第2のメモリおよび上記第3のメモリにそれぞれ複数の上記画像基データ、上記管理データおよび上記投射仕様データを任意に書き込み可能な外部端末と、
    を備え、
    上記画像処理装置は、上記制御手段により補正された上記専用の画像データを対応する複数の上記映像投射器のそれぞれに送信し、上記移動手摺の表面に映像を投射表示させることを特徴とする映像投射管理装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011221274A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Yuji Kimura 回転式コンベア用情報表示装置
CN102502389A (zh) * 2011-10-14 2012-06-20 上海爱登堡电梯股份有限公司 一种自动扶梯
JP2015182878A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 東日本旅客鉄道株式会社 情報提供システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011221274A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Yuji Kimura 回転式コンベア用情報表示装置
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