JP2007119110A - シート搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コルゲーションの状態(シートの腰の強度)を容易に調整することのできるシート搬送装置を提供する。
【解決手段】排出ローラ対を、搬送ローラと、この搬送ローラに対向するコルゲーションローラ列とから構成し、このコルゲーションローラ列を、着脱可能な着脱ローラ80を選択して支持ローラ71に装着するコルゲーションローラとしている。これにより、排出ローラ対の部位における記録シート10の搬送状態(排出モードか排出途中モード)に応じて着脱ローラ80を適宜選択して支持ローラ71に装着することで、コルゲーションの状態(シートの腰の強度)を調整する。
【選択図】図7

Description

本発明は、コルゲーションを付与してシートを搬送するシート搬送装置およびこのシート搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
一般に、画像形成装置は、用紙が多数重ねられて収容された給紙トレイから、用紙を1枚ずつ画像形成手段に供給し、この画像形成手段により、入力された画像信号に基づく画像を用紙上に形成した後、その用紙を装置外に排出する構成となっている。
また、装置内における用紙の搬送方式は、2つのローラが対向配置されたローラ対の間に用紙を導き、両者の間に生じる摩擦力で用紙を挟みながらローラ対の回転方向に応じた方向に搬送する方式が一般的である。ここで、特に画像形成装置外へ用紙を排出させる排出ローラは、排出される用紙にカール(巻き癖)が残ることによる排出トレイへの収容性の悪化を防ぐため、いわゆるコルゲーションローラが採用されている場合が多い。このコルゲーションローラは、用紙を排出トレイへと搬送する際に、その搬送方向に延びる波状の弱い筋(以下、これをコルゲーションという)を用紙に発生させるためのローラである。このようなコルゲーションを用紙に生じさせることにより、用紙のカールを矯正したり、用紙の剛性を高めた状態(用紙のいわゆる腰を強くした状態)で排出して、排紙トレイにおける用紙の収容性を向上させるという効果がある。
たとえば特許文献1には、一体形成されたコルゲーションローラが開示され、特許文献2には、回転軸に軸受を介してローラを圧入することによって構成されたコルゲーションローラが開示されている。
ここで、コルゲーションローラによる具体的な動作を、図9に基づいて説明する。この図9は、画像形成装置100の用紙排出部101を示している。この用紙排出部101は、搬送ローラ102と、この搬送ローラ102に対向して搬送されてきた用紙を挟み込むコルゲーションローラ103とを具備している。前述した如く、このコルゲーションローラ103によって、搬送されてきた用紙にコルゲーションを発生させ、用紙に腰を持たせて排出トレイ104に搬送する。この腰のある用紙は、画像形成時における反りや搬送路を構成するローラによるカールをなくした状態で、排出部101から排出されるので、排出部101よりも下降にある排出トレイ104に順次重なり合うように排出されることになる。
特開平7−10345号公報 特開2000−351512号公報
例えば、図10に示すように、画像形成装置100の排出側に中間搬送路110を介してソートユニット120等のオプション装置を連結した場合、排出トレイ104用のコルゲーションローラ103では用紙に与える腰が強くなってしまい、中間搬送路110のシュート111部分に用紙が衝突して騒音を発生したり、用紙にダメージを与えたり、といった不具合が発生することがある。
この不具合を防止するには、コルゲーションの状態、即ち用紙の腰の強弱を調整すればよく、このためにはコルゲーションローラの仕様(径寸法等)を変更すればよい。しかし、従来の画像形成装置においてコルゲーションローラを交換するためには、専門の知識を持ったメンテナンスサービスエンジニアが画像形成装置を分解しなければならないなどの繁雑な作業を経る必要があった。よって、コルゲーションの状態を容易に変更することができなかった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、本発明は、コルゲーションの状態を容易に調整することのできるシート搬送装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明が採用するシート搬送装置は、軸を中心に回転してシートを搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラの軸に平行な軸に設けられ、前記搬送ローラとの間に前記シートを挟み込むことで当該シートにコルゲーションを発生させるコルゲーションローラであって、前記軸に着脱自在で、且つ、寸法がそれぞれ異なる複数のコルゲーションローラを備えることを特徴とする。
このような構成により、寸法がそれぞれ異なる複数のコルゲーションローラを適宜選択して軸に装着することができる。例えば、オプションを装着してシート搬送装置の使用状態が変更になった場合には、この使用状態に応じたコルゲーションローラに変更することにより、最適なコルゲーションの状態をシートに発生させることができる。
上記シート搬送装置において、少なくとも2つの前記搬送ローラを備え、
前記コルゲーションローラは、前記搬送ローラの軸に平行な軸に回転自在に配置され、前記搬送ローラの外周面に当接する円筒面を有する少なくとも2つのピンチローラと、各々の前記ピンチローラ間に形成された支持部を有する支持ローラと、前記支持ローラの支持部に着脱可能であり、前記ピンチローラの円筒面の径寸法よりも大きい複数の径寸法の円筒面を有する複数の着脱ローラとを備えていることが好ましい。
上記シート搬送装置において、前記着脱ローラは、軸方向に離間した一対の大径部を有し、前記複数の着脱ローラの大径部の径寸法又は離間寸法がそれぞれ異なっていることが好ましい。
上述の目的を達成するため、本発明が採用する画像形成装置は、上記シート搬送装置と、前記シートに画像を形成する画像形成装置とを備えることを特徴とする。
以下、本発明における実施形態について図面を参照して説明する。
<1.実施形態>
本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図1を参照しつつ説明する。なお、以下ではタンデム型のデジタルカラー複写機を用いて、本発明の実施形態を説明するが、本発明は、タンデム型のデジタルカラー複写機に限らず、カラープリンタやファクシミリ等においても有効であることは勿論である。
(1)タンデム型のデジタルカラー複写機の構成
図1は、本実施形態にかかるシート搬送装置60を備えたタンデム型の画像形成装置1(以下、画像形成装置1という)の構成を示す図である。
この画像形成装置1は、原稿2の画像を読み取る画像読取装置(IIT:Image Input Terminal)3と、画像処理装置(IPS:Image Processing System)4と、制御部5と、画像出力装置(IOT:Image Output Terminal)6とを有している。
画像形成装置1の上部には、原稿2を載置するプラテンガラス12が設けられている。画像読取装置3は、プラテンガラス12上に載置された原稿2に対して2本の光源13から光を照明し、原稿2からの反射光像を、フルレートミラー14及びハーフレートミラー15、16及び結像レンズ17からなる走査光学系を介してCCDセンサ等からなる画像読取素子18上に走査露光する。画像読取装置3によって読み取られた原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R),緑(G),青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率データとして画像処理装置4に送られる。この画像処理装置4では、原稿2の反射率データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理が施される。
画像処理装置4は、上述した画像読取装置3や図示しないパーソナルコンピュータ等から出力される画像データ、あるいは電話回線やLAN等を介して送られてくる画像データを一時的に蓄積し、この画像データに所定の画像処理を施すものである。制御部5は、カラー複写機における処理全般を制御するものである。
画像出力装置6は、前記画像処理装置4で所定の画像処理が施された画像データに基づいて画像を出力するものである。この画像出力装置6は、複数の画像形成手段として、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(K)の各色に対応した画像形成部7Y,7M,7C,7Kが、水平方向に沿って一定の間隔を隔てて配列されており、この画像形成部7Y,7M,7C,7Kの下方には、これらの画像形成部で順次形成される各色のトナー像を、互いに重ね合わせた状態で転写する無端状の像担持体ベルトとなる中間転写ベルト(中間転写体)8が、矢印A方向に循環移動可能に配設されている。
この画像出力装置6において中間転写ベルト8上に多重に転写された各色のトナー像は、給紙トレイ9等から給紙される記録シート10(記録媒体)上に一括して転写された後、定着器11によって記録シート10上に定着される。このようにしてカラー画像が形成された記録シート10は排出ローラ対61によって排出トレイ32に排出されるようになっている。
(2)シート搬送装置60の構成
次に、記録シートを搬送するためのシート搬送装置60について説明する。
シート搬送装置60は、給紙トレイ9の記録シート10を、シート搬送路36を介して給紙トレイ9から排出トレイ32に搬送するものである。このシート搬送路36に沿って、給紙トレイ9から排出トレイ32に向かって、給紙ローラ33、ローラ対34、ローラ対35、レジストローラ37、二次転写ローラ30および搬送ローラ対31が順に配設されており、さらにその後段には定着器11および排出ローラ対61が配置されている。また、シート搬送路36におけるレジストローラ37と二次転写ローラ30との間の区間の下方には、記録シート10の表裏を反転させるためのシート反転装置43が設けられている。
(3)排出ローラ対の構成
次に、排出ローラ対61の構成について説明する。
図2は、排出ローラ対61を図1の排出トレイ32の側から見た場合の図である。
排出ローラ対61は、搬送ローラ62と、この搬送ローラ62に対向する2個のコルゲーションローラ71とを具備している。搬送ローラ62は円筒面を有する4個の搬送ローラ部63A〜63Dによって構成される。なお、搬送ローラ部63A〜63Dを特に区別する必要のない場合は、これらを搬送ローラ部63と総称する。
搬送ローラ部63は、駆動軸64の軸方向の所定位置に固定されている。駆動軸64は駆動輪列65を介して駆動モータ66に機械的に接続されている。よって、駆動モータ66の回転軸を回転させることにより、この回転が駆動輪列65を介して駆動軸64に伝達され、搬送ローラ部63が所定方向に回転する。
各コルゲーションローラ71は、画像形成装置1の筐体に回転自在に設けられている。このコルゲーションローラ71は、2つのピンチローラ部73と、1つの着脱ローラ80とを備えている。各ピンチローラ部73は搬送ローラ部63にそれぞれ当接するように配置され、着脱ローラ80,80は、搬送ローラ部63A,63B間と、搬送ローラ部63C,63D間とにそれぞれ配置される。
これにより、対向配置された搬送ローラ62とコルゲーションローラ71との間に記録シート10を導き、両者の間に生じる摩擦力で記録シート10を挟みながら搬送ローラ部63の回転方向に応じた方向に記録シート10を搬送する。ここで、排出ローラ対61にコルゲーションローラ71を採用することにより、このコルゲーションローラ71を通過する記録シート10に対し、搬送方向に延びる波状の弱い筋(いわゆる、コルゲーション)を生じさせて、カールを矯正したりシートの腰を強化させるようになっている。
(4)コルゲーションローラの構成
ここで、コルゲーションローラ71の構成について説明する。
コルゲーションローラ71は、図3に示す如く、長尺な支持ローラ72と、この支持ローラ72に着脱可能に装着される短尺な着脱ローラ80と、を備えて構成される。
支持ローラ72は、樹脂材料によって形成された棒状体からなり、軸方向両側に形成された円柱状のピンチローラ部73,73と、各ピンチローラ部73間を繋ぐ連結部74とを有する。各ピンチローラ部73は、その外周面が搬送ローラ部63に当接する円筒面となり、搬送されてきた記録シート10を前記搬送ローラ部63との間で挟み込む。連結部74は、断面略矩形状の棒状体からなり、この棒状体のうち、軸方向両側即ち各ピンチローラ部73側の上面、下面には一方向に向かって切欠きが形成され、この切欠きによって一方向に向かって薄くなり、先端部75Aとなった凸状の係合凸部75,75が形成されている(図5、参照)。さらに、連結部74とピンチローラ部73との間には着脱ローラ80の軸方向への移動を規制するフランジ部76,76が形成されている。
着脱ローラ80は、樹脂材料によって形成された筒状体からなり、軸方向両側に形成されたコルゲーションローラ部81と、各コルゲーションローラ部81を繋ぐ連結部82とを有している。連結部82には前記支持ローラ72の係合凸部75に係合される凹状の係合凹部83(図5、参照)が形成される。
また、着脱ローラ80は、図4に示すように、断面「C」字状の第1部材91と、第1部材91の開口部を閉塞する断面円弧状の第2部材92とから構成されている。
第1部材91は、その両側に係合孔91A,91Aが穿設され、第2部材92に向けて延びる爪部91Bが突出形成されている。これに対し、第2部材92は、前記各係合孔91Aに係合する係合凸部92A,92Aと、第1部材91に向けて延びる爪部92B,92Bが形成されている。そして、第1部材91の係合孔91Aに第2部材92の係合凸部92Aを係合させて組み合わせることにより、着脱ローラ80が形成される。
第2部材92は、図5に示すように、第1部材91に対して係合孔91Aを中心として回動可能となっている。第1部材91と第2部材92とが組み合わされた状態では、爪部91B,92Bの弾性力によって第2部材92に矢印F方向の力が加わり、これによって第1部材91の開口部は常に閉塞されることになる。
図5に示すように、支持ローラ72に着脱ローラ80を装着する場合には、作業者が指で第2部材92を係合凸部92Aを回動中心として第1部材91に対して回動させて、第1部材91と第2部材92とを開いた状態(着脱ローラ80に開口部を形成した状態)で、支持ローラ72の連結部74(係合凸部75)を覆うようにして装着する。或いは、作業者が指で第1部材91の上,下面(図3中に示すように、連結部82の上,下面)を掴んだ状態で、第1部材91と第2部材92の閉口部C(図6)を先端部75A部に押し当てていく。これにより、先端部75Aの傾斜によって第2部材92は係合凸部92Aを回転中心として第1部材91に対して回動し、第1部材91と第2部材92とが開いた状態で支持ローラ72の連結部74(係合凸部75)を覆うようにして装着される。
この結果、支持ローラ72の係合凸部75が着脱ローラ80の係合凹部83に係合され、爪部91B,92Bの弾性力によって第2部材92が着脱ローラ80の開口部を閉塞し、支持ローラ72に着脱ローラ80が装着される(図6、参照)。
このように、本実施形態によるシート搬送装置60では、コルゲーションローラ71を装置側に回動自在に固定した支持ローラ72に対して着脱ローラ80を適宜着脱可能とした。これにより、当該画像形成装置1の使用状態に応じて着脱ローラ80の着脱を可能とする。
例えば、図1に示すように、排出トレイ32を用いた場合には、支持ローラ75に着脱ローラ80を装着した場合には、記録シート10に対してコルゲーションを発生させることができ、ソートユニット等のオプションに変更して排出ローラ対61の後段にこのオプションにシートを搬送する搬送装置を配置する等の場合には、支持ローラ72から着脱ローラ80を離脱させて、記録シート10に対してコルゲーションの発生を禁止することができる。
<2.具体例>
次に、上述した如くに構成されるシート搬送装置60の具体例について説明する。この具体例では、図7に示すように、支持ローラ72に対して着脱される着脱ローラを仕様の異なった着脱ローラ80A,80Bとして用意しておき、適宜作業者が交換可能にしたことにある。
着脱ローラ80Aと80Bとの相違は、各コルゲーションローラ部81の離間寸法W、コルゲーションローラ部81の径寸法Rの相違にある。具体的には、着脱ローラ80Aの離間寸法W1、径寸法R1とし、着脱ローラ80Bの離間寸法W2、径寸法R2とする(ただし、W1>W2、R1>R2)。このため、支持ローラ72に着脱ローラ80Aを装着した場合には、通過する記録シート10の腰が非常に強くなるようなコルゲーションを当該シートに形成する。一方、着脱ローラ80Bを装着した場合には、通過する記録シート10にコルゲーションを形成して腰を強くするが、その強度は着脱ローラ80Aを装着した場合よりは弱くなる。
このように、ユーザや作業者がシートの搬送状態に基づき、最適な着脱ローラを選択した上で支持ローラ72に装着することによって、この搬送状態に対応したコルゲーションを記録シート10に形成することができる。
これにより、画像形成装置1から排出される記憶シートの排出を排出トレイ32からソートユニット等のオプション(図示せず)に変更して用紙の搬送状態が変更する場合、即ち排出ローラ対61からそのまま排出トレイ32に排出する状態から、排出ローラ対61からソートユニットに連結された等の中間搬送路へ搬送するような状態に変更された場合には、着脱ローラ80Aから着脱ローラ80Bに交換することにより、搬送される記録シート10に与えるコルゲーションの状態(シートの腰の強度)を容易に調整できる。この結果、適切な着脱ローラ80の選択調整により、搬送される記録シート10が中間搬送路のシュート部分に衝突して騒音を発生したり、ダメージを与えたり、といった不具合の発生を低減することができる。
<3.実施形態の効果>
このように、本実施形態によるシート搬送装置60は、排出ローラ対61を、搬送ローラ62と、この搬送ローラ62に対向する2個のコルゲーションローラ71とから構成し、この2個のコルゲーションローラ71を、着脱可能な着脱ローラ80を選択して支持ローラ71に装着するコルゲーションローラ71としている。これにより、排出ローラ対61の部位における記録シート10の搬送状態に応じて着脱ローラ80を適宜選択して支持ローラ71に装着することで、コルゲーションの状態(シートの腰の強度)を容易に調整することができる。この結果、画像形成装置1を使用するユーザであっても、オプションの追加時に適宜コルゲーションの調整を容易に行うことも可能となる。
<4.変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の態様が可能である。
前記実施形態では、図7に示すように、着脱ローラ80を仕様の異なる2個として場合を例示したが、本発明はこれに限らず、3個以上の仕様の異なった着脱ローラ80を用意しておいて、適宜選択するようにしてもよいことは、勿論である。
前記実施形態では、コルゲーションローラ71を支持ローラ71に対して着脱ローラ80を着脱可能な構造としたが、本発明はこれに限らず、図8に示すように、画像形成装置1の筐体側に略C字状の一対の係止部84を樹脂材料によって形成し、この係止部84に対して仕様の異なったコルゲーションローラ85A、85Bを選択的に装着する構成であってもよい。この場合、コルゲーションローラ85A、85Bには、ピンチローラ部73´とコルゲーションローラ部81´が一体形成される。
本発明の実施形態によるシート搬送装置が用いられる画像形成装置を示す図である。 実施形態による排出ローラ対を示す図である。 実施形態によるコルゲーションローラを示す斜視図である。 実施形態による着脱ローラを示す斜視図である。 実施形態による着脱ローラを支持ローラに装着する際の状態を示す縦断面図である。 実施形態による着脱ローラを支持ローラに装着した状態を示す縦断面図である。 具体例による支持ローラと着脱ローラを示す斜視図である。 変形例によるコルゲーションローラを示す斜視図である。 従来技術によるコルゲーションローラの動作を示す図である。 従来技術による不具合を示す図である。
符号の説明
1…画像形成装置、3…画像読取装置、4…画像処理装置、5…制御部、6…画像出力装置、10…記録シート、60…シート搬送装置、61…排出ローラ対、62…搬送ローラ対、63,63A〜63D…搬送ローラ部、70…コルゲーションローラ部、71…コルゲーションローラ、72…支持ローラ、73…ピンチローラ部、80,80A,80B…着脱ローラ、81…コルゲーションローラ部、85A,85B…コルゲーションローラ。

Claims (4)

  1. 軸を中心に回転してシートを搬送する搬送ローラと、
    前記搬送ローラの軸に平行な軸に設けられ、前記搬送ローラとの間に前記シートを挟み込むことで当該シートにコルゲーションを発生させるコルゲーションローラであって、
    前記軸に着脱自在で、且つ、寸法がそれぞれ異なる複数のコルゲーションローラを
    備える
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 少なくとも2つの前記搬送ローラを備え、
    前記コルゲーションローラは、
    前記搬送ローラの軸に平行な軸に回転自在に配置され、前記搬送ローラの外周面に当接する円筒面を有する少なくとも2つのピンチローラと、各々の前記ピンチローラ間に形成された支持部を有する支持ローラと、
    前記支持ローラの支持部に着脱可能であり、前記ピンチローラの円筒面の径寸法よりも大きい複数の径寸法の円筒面を有する複数の着脱ローラとを備えている
    ことを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 前記着脱ローラは、軸方向に離間した一対の大径部を有し、
    前記複数の着脱ローラの大径部の径寸法又は離間寸法がそれぞれ異なっている
    ことを特徴とする請求項2記載のシート搬送装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のシート搬送装置と、
    前記シートに画像を形成する画像形成装置と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
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