JP2007118507A - テープカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】カートリッジケースを組み立てた後でも、テープ状部材に付与するバックテンションを調整可能なテープカートリッジを提供する。
【解決手段】カートリッジケースCのケース壁25、26に両持ちで回転自在に軸支されたコア31の端面とケース壁25、26との間に介設したバネ62により、コア31の回転を制動し、コア31から繰り出されるテープ状部材Rにバックテンションを付与するテープカートリッジCにおいて、ケース壁25、26には、コア31を回転自在に軸支する軸受け部54、55と、バネ62の付勢力を受け、軸受け部54、55と同心円に形成されたバネ反力受け部64と、バネ反力受け部64の周囲に形成された開口部67と、開口部67を跨ぎ、バネの反力を調整可能に構成された複数本のステー部65と、が一体に形成され、各ステー部65は、切断可能に構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、インクリボン等のテープ状部材を、バックテンションを付与可能に収容したテープカートリッジに関するものである。
従来、この種のテープカートリッジとして、上ケースおよび下ケースの間に回転自在に配設されたリボンコアと、上ケースおよび下ケースに設けられ、リボンコアを両持ちで回転自在に支持すると共に、リボンコアの移動を規制する規制部位を有した軸受け部と、上ケースの規制部位とリボンコアの上端面との間に介設した板バネと、下ケースの規制部位とリボンコアの下端面との間に介設した軸受けリングと、を備えたものが知られている(特許文献1参照)。
特開平9−272250号公報
これによれば、板バネの付勢により、回転するリボンコアの上端面が板バネに、下端面が軸受けリングに摺接することで、リボンコアの下端面と軸受けリングとの間に回転摩擦が生じる。これにより、インクリボンを繰り出すリボンコアの回転が制動され、インクリボンにバックテンションが付与される。結果、インクリボンの弛みやシワの発生が防止され、印刷不良が回避される。
このような従来のテンション付与機構では、板バネおよびケースの製造上の誤差等により、所望のバックテンションが得られない場合でも、カートリッジケースを組み立てた後には、バックテンションの調整が不可能であり、歩溜りが悪化する。
本発明は、カートリッジケースを組み立てた後でも、テープ状部材に付与するバックテンションを調整可能なテープカートリッジを提供することを課題とする。
本発明のテープカートリッジは、対向するカートリッジケースの一対のケース壁に両持ちで回転自在に軸支されたコアの一方の端面と一方のケース壁との間に介設したバネにより、コアの回転を制動し、コアから繰り出されるテープ状部材にバックテンションを付与するテープカートリッジにおいて、少なくとも一方のケース壁には、コアを回転自在に軸支する軸受け部と、バネの付勢力を受けると共に、軸受け部と同心円に形成されたバネ反力受け部と、バネ反力受け部の周囲に形成された軸受け部と同心円の開口部と、開口部を跨いでバネ反力受け部とケース壁の開口縁部との間に渡され、バネの反力を調整可能に構成された複数本のステー部と、が一体に形成され、各ステー部は、切断可能に構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、バネの付勢力が強すぎた場合、各ステー部を切断することにより、ケース壁の開口縁部とバネ反力受け部との間の剛性を弱めることで、バネの反力をバネ反力受け部が吸収する。このため、バネの付勢力が弱まり、テープ状部材に付与されるテンションを弱くすることができる。これにより、ステーを切断するだけで、テープ状部材のテンションを調整することができる。すなわち、カートリッジケースを組み立てた後であっても、テープ状部材のテンションを調整することができる。
この場合、バネ反力受け部とケース壁の開口縁部とには、後付け可能な後付けステー部を装着するための1組以上のステー装着部が形成されていることが、好ましい。
この構成によれば、バネの付勢力が弱い場合や、ステー部を切りすぎて、バネの付勢力を弱くしすぎてしまった場合、後付けステー部をステー装着部に装着することにより、ケース壁の開口縁部とバネ反力受け部との間の剛性を高めることで、バネの付勢力を強くすることができる。なお、後付けステー部は、逆「U」字状のピン状部材とすることが好ましく、かかる場合のステー装着部は円形孔とすることが、好ましい。
この場合、複数本のステー部は、バネ反力受け部からケース壁の開口縁部へ向けて、放射状に延在していることが、好ましい。
この構成によれば、バランスよく複数本のステー部を周方向に均一に配置することができるため、各ステー部を切断しても、バネ反力受け部でバネの反力を均一に受けることができる。
この場合、複数本のステー部は、バネ反力受け部からケース壁の開口縁部へ向けて、スパイラル状に延在していることが、好ましい。
この構成によれば、各ステー部の長さを長くすることができるため、ステー部の剛性の変化量を小さくすることができ、テンションの微調整が可能となる。また、各開口部の幅を狭くすることができ、異物がカートリッジケース内に入るのを抑制することができる。
この場合、テープ状部材は、インクリボンであることが、好ましい。
この構成によれば、インクリボンをテンション調整後の安定したテンションで繰り出すことができるため、印刷品質を維持することができる。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明のテープカートリッジおよびこれを装着したテープ印刷装置について説明する。このテープ印刷装置は、装着したテープカートリッジから印刷テープおよびインクリボンを繰り出し、張りを与えた状態で併走させながら、印刷手段により印刷を行い、印刷テープの印刷済み部分を切断して、ラベル(テープ片)を作成するものである。
図1および図2に示すように、テープ印刷装置1は、印刷テープTに対して印刷処理を行う装置本体2と、印刷テープTおよびインクリボンRを収容し、装置本体2に着脱自在に装着されるテープカートリッジCとを備えている。
装置本体2は、装置ケース3により外殻が形成され、装置ケース3の前半部上面には、各種キー4を備えたキーボード5が配設されている。装置ケース3の後半部左上面には、開閉蓋6が広く設けられ、開閉蓋6の内側には、テープカートリッジCを装着するカートリッジ装着部10が設けられている。開閉蓋6の上面には、テープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓7が形成されると共に、開閉蓋6の前側にはこれを開放する蓋体開放ボタン8が設けられている。装置ケース3の後半部右上形面には、キーボード5からの入力結果等を表示する長方形のディスプレイ9が配設されている。
カートリッジ装着部10には、ヘッドカバー11に覆われたサーマルヘッド15と、サーマルヘッド15に対峙して印刷テープTを送るプラテン駆動軸12と、インクリボンRを巻き取る巻取り駆動軸13と、テープコア(後述する)30を位置決めする位置決め突起14と、が立設されている。また、図示は省略するが、カートリッジ装着部10の底板の下部空間には、プラテン駆動軸12および巻取り駆動軸13を同期回転させる送りモータ65(図5参照)やギヤ列等で構成されたテープ送り機構が内蔵される。
テープカートリッジCを装着すると、サーマルヘッド15が、印刷テープTおよびインクリボンRを挟んで、テープカートリッジCに設けられたプラテンローラ16(後述する)に当接し、印刷待機状態となる。そして、印刷指令が発令されると、上記のテープ送り機構により印刷テープTおよびインクリボンRが併走するように送られ、印刷テープTに印刷処理(インクリボンRから印刷テープTへのインクの感熱転写)が行われる。
装置ケース3の左側部には、カートリッジ装着部10と装置外部とを連通するテープ排出口17が形成され、このテープ排出口17に臨んで装置ケース3には、カッタモータ66(図5参照)により駆動するカッタユニット18が内蔵されている。これにより、テープ排出口17から送り出される印刷テープTの印刷済み部分が、テープ幅方向に切断され、テープ片が作成される。
装置ケース3の右側部には、電源供給のための電源供給口と、図外のパソコン等の外部装置と接続するためのコネクタが形成されている(いずれも図示せず)。このため、テープ印刷装置1は、自身のキーボード5からの入力データに基づいて作成された印刷画像のほか、パソコン等によって作成された印刷画像を、印刷テープTに印刷することも可能である。また、装置ケース3の内部には、装置本体2を統括制御する制御部74(後述する)を構成する回路基板が搭載されている。
図3は上ケースの一部を破断して残したテープカートリッジCの平面図であり、図4はテープカートリッジCの縦断面図である。図3に示すように、テープカートリッジCは、上ケース25と下ケース26とからなるカートリッジケース27と、ケース内部に収容され、図示上側中央に配置されると共に、印刷テープTを巻回するテープコア30と、図示右側に配置され、インクリボンRを巻回する繰出しリボンコア31と、図示下側中央に配置され、使用後のインクリボンRを巻き取る巻取りリボンコア32と、上記のサーマルヘッド15に対峙する位置に設けたプラテンローラ16と、を備えている。
カートリッジケース27には、プラテンローラ16の近傍に位置して、カートリッジケース27を上下に貫通する略方形の貫通開口28が形成されており、テープカートリッジCをカートリッジ装着部10に装着すると、この貫通開口28にはサーマルヘッド15がプラテンローラ16と対峙するよう装着されると共に、テープコア30には位置決め突起14が、プラテンローラ16にはプラテン駆動軸12が、巻取りリボンコア32には巻取り駆動軸13が、それぞれ係合する。すなわち、プラテンローラ16および巻取りリボンコア32は駆動コアとして機能し、テープコア30および繰出しリボンコア31は従動コアとして機能する。
テープコア30から繰り出された印刷テープTは、テープガイドピン35に案内されてプラテンローラ16に至り、この部分で印刷されてからカートリッジケース27の側面に形成したテープ送出口36から送り出される。一方、繰出しリボンコア31から繰り出されたインクリボンRは、テンションが付与されながら第1リボンピン37および第2リボンピン38に案内され、プラテンローラ16に至る。このとき、インクリボンRは、印刷テープTに重なって印刷に供され、さらに上記の貫通開口28を形成する開口壁に案内されて、Uターンし、巻取りリボンコア32に巻き取られる。この場合、駆動側のプラテンローラ16および巻取りリボンコア32は同期して回転するため、印刷テープTおよびインクリボンRは同時に走行し、また印刷テープTには走行しながら印刷が行われる。そして、テープ送出口36から送り出された印刷テープTは、上記のカッタユニット18により切断される。
図4(a)は、テープカートリッジのA−A´縦断面図であり、図4(b)は、テープカートリッジのB−B´縦断面図である。この図に示すように、テープコア30は、円筒状に形成されると共に印刷テープTを巻回しており、下ケース26から内部に向かって突設されたテープ軸受部45により片持ちで軸支されている。また、テープ軸受部45も円筒状に形成されており、テープカートリッジC装着時に位置決め突起14が挿入されると、コイルばねにより構成された回転止め44が外れ、印刷テープTが繰り出し可能となる。
プラテンローラ16は、円筒状のローラ本体46と、ローラ本体46の外周に設けられたプラテンゴム47とで構成され、ローラ本体46は、上ケース25および下ケース26により両持ちで軸支されている。テープカートリッジCをカートリッジ装着部10に装着すると、ローラ本体46の中空部が、上記のプラテン駆動軸12に係合し、印刷テープTおよびインクリボンRの送り待機状態となる。
巻取りリボンコア32は、円筒状に形成されており、上ケース25に円形に開口された上側巻取り軸受部51と、下ケース26に円形に開口され内部に向かって突設するよう環状に形成された下側巻取り軸受部52とに回転自在に軸支されている。巻取りリボンコア32の内周面には、上記の巻取り駆動軸13に係合する複数のリブ部53が形成されている。このため、巻取り駆動軸13は、下ケース26に設けられた下側巻取り軸受部52を介して挿入され、巻取りリボンコア32の内周面のリブ部53と係合することで駆動力を巻取りリボンコア32に伝達する。
ここで、本発明の主要部である繰出しリボンコア31廻りの構造について詳細に説明する。繰出しリボンコア31は、インクリボンRを巻回しており、繰出しリボンコア31を上下両ケース25、26により両持ちで回転自在に軸支されている。上ケース25には、繰出しリボンコア31の上端部を回転自在に軸支する上側繰出し軸受部54が設けられ、ケース内部に向かって突設するよう筒状に一体形成されている。下ケース26には、繰出しリボンコア31の下端部を回転自在に軸支する下側繰出し軸受部55が設けられ、下ケース26面を円形に開口して環状に突設されている。繰出しリボンコア31は、円筒状に形成されており、繰出しリボンコア31の下端部の外周面には、上端部より一回り小さい径の外周段部61が形成されている。
繰出しリボンコア31の上端面と上側繰出し軸受部54との間には、折り曲げリング形状の板バネ62が介設されている。また、繰出しリボンコア31の外周段部61は下側繰出し軸受部55に着座しており、これらの間には、回転する繰出しリボンコア31の摺動抵抗を一定にするための軸受リング63が介設されている。
繰出しリボンコア31からインクリボンRが繰り出すと、板バネ62は、上側繰出し軸受部54と繰出しリボンコア31の上端面との間を付勢する。付勢された繰出しリボンコア31の外周段部61は、軸受リング63に摺接し、この摺動抵抗により、回転する繰出しリボンコア31が制動される。これにより、インクリボンRにバックテンションが付与される。
なお、図示しないが、繰出しリボンコア31の下端部には、周方向に複数の切欠き溝が形成されており、下ケース26に一体に形成したバネ性を有する爪片が、この切欠き溝に係合するようになっている。このため、テープカートリッジCを装置本体2から取り出した状態では、爪片が切欠き溝に係合して繰出しリボンコア31の回転を阻止し、運搬時や保管時にインクリボンRが弛むのを防止している。一方、テープカートリッジCを装置本体2に装着すると、装置本体2の突起が爪片を曲げて切欠き溝から退避させ繰出しリボンコア31を繰り出し可能な状態にする。
図5(a)は、繰出しリボンコア31の直上の上ケース25の平面図であり、図5(b)は、繰出しリボンコア31の縦断面の模式図である。この図に示すように、上ケース25には、上側繰出し軸受部54の同心円上に設けられ、板バネ62の一端が当接するバネ反力受け部64が形成されている。板バネ62は、一方がバネ反力受け部64に当接し、他方が繰出しリボンコア31の上端面に当接することで、この間を付勢しており、この付勢力は、後述するステー部65の切断によって付勢力の調整が出来るよう予め強めに設定されている。バネ反力受け部64の周囲には、同心円上に設けられた開口部67と、この開口部67を跨ぐように一体形成された8本のステー部65とを有している。
8本のステー部65は、ニッパ等の工具により切断可能に構成されると共に、バネ反力受け部64から上ケース25の開口縁部68に向かって放射状に延在しており、ステー部65を切断しても、バネから受ける反力を均一とすることができる。すなわち、周方向に均一の角度を存して180度点対称位置にある2本のステー部65を一組として切断することが好ましい。
以上の構成によれば、ステー部65を切断することにより、上ケース25の開口縁部68とバネ反力受け部64との間の剛性が弱くなり、上ケース25のバネ反力受け部64がやや盛り上がる。この変形により、板バネ62の付勢力の一部がステー部65に吸収され、結果、板バネ62の付勢力を弱くすることができる。このため、ステー部65を切断するだけの簡単な作業で、所望のテンションを得ることができる。なお、この実施形態では、上ケース25にステー部65を設けたが、下ケース26にステー部65を設けてもよい。また、各開口部67からテープカートリッジC内に異物が入り込む場合には、この開口部67全体を覆うようにシールを貼ってもよい。
次に、図6を参照して、第2実施形態について説明をする。なお、以下の説明では重複した記載を避けるため、異なる部分についてのみ説明する。図に示すように、上ケース25には、バネ反力受け部64の周囲の同心円上に設けられた開口部67と、この開口部67を跨ぐように一体形成された8本のステー部65とを有している。
ステー部65は、切断可能に構成されると共に、バネ反力受け部64から上ケース25の開口縁部68に向かってスパイラル状に延在しており、ステー部65を切断しても、バネから受ける反力を均一とすることができ、また、ステー部65の長さを長くすることができるため、ステー部65の剛性の変化量を小さくすることができる。これにより、板バネ62の付勢力の微調整が可能となり、テンションの調整を精度よく行うことができる。また、各開口部67が幅狭となるため、異物等が開口部67へ入り込みにくくなる。なお、ステー部65は、長くとることができればいいため、上記のスパイラル状に限定することなく、例えば、各ステー部65を放物線状に形成してもよいし、波状に形成してもよい。
次に、図7を参照して、第3実施形態について説明をする。図に示すように、上ケース25には、バネ反力受け部64の周囲の同心円上に設けられた開口部67と、この開口部67を跨ぐように一体形成されたステー部65と、バネ反力受け部64および上ケース25の開口縁部68に設けられたステー装着部70と、ステー装着部70に装着される後付けステー部71とを有している。
ステー装着部70は、上ケース25を貫通するよう円形孔に形成されており、その円形孔には、逆「U」字状に形成された後付けステー部71が装着される。これにより、板バネ62の付勢力が弱い場合は、後付けステー部71を装着することで剛性を強くし、板バネ62の付勢力を強くすることができ、また、板バネ62の付勢力が強い場合は、後付けステー部71をはずすことで剛性を弱くし、板バネ62の付勢力を弱くすることができる。このため、後付けステー部71を脱着することで、板バネ62の付勢力を自在に調整することができる。また、例えば、第1実施形態において、ステー部65を切断しすぎ、板バネ62の付勢力が弱くなりすぎてしまった場合、ステー装着部70に後付けステー部71を装着することで、上ケース25の開口縁部68とバネ反力受け部64との間の剛性を強くし、やや盛り上がっていた上ケース25のバネ反力受け部64を元に戻すことができる。これにより、板バネ62の付勢力を強くすることで、所望のテンションを得ることができる。
本実施形態に係るテープ印刷装置の閉蓋状態の外観斜視図である。 本実施形態に係るテープ印刷装置の開蓋状態の外観斜視図である。 上ケースを破断したテープカートリッジの平面図である。 (a)は、テープカートリッジのA−A´縦断面図であり、(b)は、テープカートリッジのB−B´縦断面図である。 (a)は、上ケースに一体形成したステー部の平面図であり、(b)は、繰出しリボンコアの縦断面の模式図である。 (a)は、上ケースに一体形成した第2実施形態に係るステー部の平面図であり、(b)は、繰出しリボンコアの縦断面の模式図である。 (a)は、上ケースに一体形成した第3実施形態に係る後付けステー部の平面図であり、(b)は、繰出しリボンコアの縦断面の模式図である。
符号の説明
1…テープ印刷装置 2…装置本体 27…カートリッジケース 31…繰出しリボンコア 54…上側繰出し軸受部 55…下側繰出し軸受部 61…外周段部 62…板バネ 64…バネ反力受け部 65…ステー部 67…開口部 68…開口縁部 70…ステー装着部 71…後付けステー部 T…印刷テープ R…インクリボン C…テープカートリッジ

Claims (5)

  1. 対向するカートリッジケースの一対のケース壁に両持ちで回転自在に軸支されたコアの一方の端面と一方の前記ケース壁との間に介設したバネにより、前記コアの回転を制動し、前記コアから繰り出されるテープ状部材にバックテンションを付与するテープカートリッジにおいて、
    少なくとも一方の前記ケース壁には、前記コアを回転自在に軸支する軸受け部と、
    前記バネの付勢力を受けると共に、前記軸受け部と同心円に形成されたバネ反力受け部と、
    前記バネ反力受け部の周囲に形成された前記軸受け部と同心円の開口部と、
    前記開口部を跨いで前記バネ反力受け部と前記ケース壁の開口縁部との間に渡され、前記バネの反力を調整可能に構成された複数本のステー部と、が一体に形成され、
    前記各ステー部は、切断可能に構成されていることを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 前記バネ反力受け部と前記ケース壁の開口縁部とには、後付け可能な後付けステー部を装着するための1組以上のステー装着部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。
  3. 前記複数本のステー部は、前記バネ反力受け部から前記ケース壁の開口縁部へ向けて、放射状に延在していることを特徴とする請求項1または2に記載のテープカートリッジ。
  4. 前記複数本のステー部は、前記バネ反力受け部から前記ケース壁の開口縁部へ向けて、スパイラル状に延在していることを特徴とする請求項1または2に記載のテープカートリッジ。
  5. 前記テープ状部材は、インクリボンであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のテープカートリッジ。
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