JP2007117251A - 内視鏡装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内層樹脂28を有する可撓管17と、可撓管17に対して湾曲可能な湾曲部16と、可撓性を有し細線が編組されて可撓管17を覆う外層編状管18と、湾曲部16を可撓管17の先端に接続する管状の先端側口金部20とを有する挿入部2を備える内視鏡装置1において、先端側口金部20が、内層樹脂28に接続される先端口金24と、外層編状管18の先端を絞って可撓管17に固定する短管25とを備えている。
【選択図】図4
Description
さらに、外層金属編状管の可撓管又は湾曲部への固定は、端部に固定用の口金部材を固定し、その口金部材を可撓管と湾曲部とを連結する先端側口金部に固定することによって行われているため、固定部分の外径が太くなってしまう。
本発明に係る内視鏡装置は、弾性部材層を有する可撓管と、前記可撓管に対して湾曲可能な湾曲部と、可撓性を有し細線が編組されて前記可撓管を覆う外層編状管と、前記湾曲部を前記可撓管の先端に接続する管状の先端側口金部とを有する挿入部を備える内視鏡装置において、前記先端側口金部が、前記弾性部材層に接続される先端口金と、前記外層編状管の先端を絞って前記可撓管に固定する短管とを備えている。
この発明は、先端口金と短管とが径方向に重ならないので、可撓管を覆う外層編状管と湾曲部を覆う外層編状管とを別体としても、先端側口金部における外径を増加させることなく、外層編状管を固定することができる。
この発明は、先端口金の取り付け時のスウェージング作業時に先端口金が破損したとしても、内径側口金のみを交換すればよく、破損のリスクを低減することができる。
この発明は、管状部材と先端口金とを接着固定することができ、可撓管の先端をスウェージング固定することなく、先端口金を可撓管に固定することができる。
本実施形態に係る内視鏡装置1は、図1及び図2に示すように、可撓性を有する細長の挿入部2を有する工業用内視鏡(以下、内視鏡と称する。)3と、内視鏡3の挿入部2を巻き取る円筒形状のドラム部5と、このドラム部5を回動自在に保持するフレーム部6と、このフレーム部6の上端に設けられ、各種スイッチ及びコネクタ類や給排気用ダクトを配置したフロントパネル7と、ケーブル8Aを介してフロントパネル7に着脱自在に接続される遠隔操作装置であるリモートコントローラ(以下、リモコンと称する。)8と、伸縮式のポールに回転自在に支持された観察装置であるモニタ10と、箱状のケース本体11Aと、ケース本体11Aの上面に設けられたフロントパネル7を開閉自在に覆う蓋体11Bとを有して内部に収納される機器に加わる衝撃力を抑える緩衝材等を備えた収納ケース11と、フロントパネル7に接続され電源を供給可能なACケーブル12とで主に構成されている。なお、ドラム部5は必須のものではなく、挿入部2を収納ケース11内に直接収納したものとしても構わない。
この挿入部2は、図3及び図4に示すように、先端側から順に、撮像素子13を有して硬性の先端本体部15と、この先端本体部15の後端側に配されて先端本体部15を所望の方向に向ける湾曲自在な湾曲部16と、細長の可撓管17と、可撓性を有し金属細線が編組されて可撓管17を覆う外層編状管18と、湾曲部16を可撓管17の先端方向に接続する管状の先端側口金部20とを備えている。
湾曲部16には、外層編状管18と別体とされ、湾曲部16の保護と図示しない被検体とのすべり性の確保を目的とした湾曲部外層編状管22が被覆されている。この湾曲部外層編状管22は、先端側が先端本体部15と湾曲部16とを連結する管状の先端本体用口金23近傍に、後端側が湾曲部16と可撓管17とを連結する先端側口金部20近傍に接着剤G、糸巻き固定、又は糸巻き固定と接着剤との両方等によってそれぞれ固定されている。
この外層編状管18は、湾曲性能に大きく影響する湾曲部外層編状管22とは異なる仕様で編み込みされており、例えば、編素線径が湾曲部外層編状管22よりも大きく設定されている。
第一管部38A及び第二管部38Bは、何れの外径も同一となっており、第二管部38Bは、アルミ合金等の軟らかい材質であることが好ましい。なお、第二管部38Bは可撓管17と後端口金36との間で径方向に潰されるので、図5(b)に示すように、予め第二管部38Bと嵌合する部分の外径を第一管部38Aの外径より小さくしても構わない。
後端口金36には、第一管部38A及び第二管部38Bに対して固定するとともに、可撓管17との電気的な導通状態を確保するための半田等を挿入するための貫通長孔36Aが配されている。
まず、フレックス26に内層編状管27を被覆し、互いの先端側を半田にて一体化して硬質化する。その外側から内層樹脂28を被覆して可撓管17とする。この状態の可撓管17を外層編状管18内に挿入し、外側樹脂を被覆する。そして、先端部を切断して図6(a)に示す状態とする。なお、可撓管17に対して、ブレーダー機にて、外層編状管18を直に被覆しても構わない。
そして、図6(c)に示すように、短管25よりも先端の外層編状管18を剥ぎ取って内層樹脂28を露出させる。この露出させた内層樹脂28に対し、さらに先端側を剥ぎ取って、図6(d)に示すように、内層編状管27を露出させる。
従って、外層編状管18及び湾曲部外層編状管22を、それぞれ可撓管17及び湾曲部16に好適な仕様を有するものとして配することができる。
なお、上述した第1の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第2の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡装置50の挿入部51における先端口金52の可撓管接続部52Bが、内層樹脂28に固定される内径側口金52BAと、内径側口金52BAに外嵌される外径側口金52BBとを備えて径方向に二重の構造とした点である。
まず、第1の実施形態と同様に、フレックス26に内層編状管27を被覆し、互いの先端側を半田にて一体化する。その外側から内層樹脂28を被覆して可撓管17とする。この状態の可撓管17を外層編状管18内に挿入し、外側樹脂を被覆する。そして、先端部を切断して図9(a)に示す状態とする。
そして、図9(c)に示すように、短管25よりも先端の外層編状管18を剥ぎ取って内層樹脂28を露出させる。この露出させた内層樹脂28に対し、さらに先端側を剥ぎ取って、図9(d)に示すように、内層編状管27を露出させる。
そして、図9(f)に示すように、内径側口金52BAに外径側口金52BBを外嵌させて接着固定する。
また、第1の実施形態と異なり、操作ワイヤー53のコイルパイプ53Aが外径側口金52BBに取り付けられているので、内径側口金52BAのスウェージング作業時に、コイルパイプ53Aが捩れて座屈したり、作業ミスによりコイルパイプ53Aを破損してしまうリスクを抑えることができる。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第3の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡装置60の挿入部61における可撓管62に、図10に示すように、内層樹脂28の内周側先端側から管状部材63が突出して配されているとした点である。
従って、先端口金65は、内層樹脂28に対してスウェージング固定されるのではなく、管状部材63に外嵌されて接着固定されている。従って、先端口金65の可撓管接続部65Bの内径は、第1の実施形態とは異なり一定となっている。
まず、図12(a)に示すように、フレックス26に内層編状管27を被覆し、互いの先端側を半田にて一体化して硬質な半田部66とする。そして、図12(b)に示すように、管状部材63を挿通し、所定の位置にて半田をU字溝63Aに流して固定する。
そして、図12(g)に示すように、短管25よりも先端の外層編状管18及び内層樹脂28を切除して、管状部材63の先端側を露出させる。この露出させた管状部材63に対し、図12(h)に示すように、先端口金65を外嵌させて接着固定する。ここで、先端口金65と短管25との間に隙間が生じた場合には、接着剤Gを用いて補修接着する。
例えば、上記実施形態では、内視鏡装置が内視鏡のみならずモニタ等を備える一体型のものとしているが、内視鏡のみの別体型であっても構わない。
また、先端本体部15に撮像素子13を有するビデオスコープとしているが、ファイバスコープであっても構わない。
2,51,61 挿入部
16 湾曲部
17,62 可撓管
18 外層編状管
20 先端側口金部
24,52,65,73,71,73 先端口金
25 短管
28 内層樹脂(弾性部材層)
35 後端口金固定部
38A 第一管部
38B 第二管部
52BA 内径側口金
52BB 外径側口金
63 管状部材
Claims (5)
- 弾性部材層を有する可撓管と、前記可撓管に対して湾曲可能な湾曲部と、可撓性を有し細線が編組されて前記可撓管を覆う外層編状管と、前記湾曲部を前記可撓管の先端に接続する管状の先端側口金部とを有する挿入部を備える内視鏡装置において、
前記先端側口金部が、前記弾性部材層に接続される先端口金と、
前記外層編状管の先端を絞って前記可撓管に固定する短管とを備えていることを特徴とする内視鏡装置。 - 前記先端口金と前記短管とが前記可撓管の軸線方向に並んで配されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
- 前記先端口金が、前記弾性部材層に接続される内径側口金と、該内径側口金に嵌合される外径側口金とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡装置。
- 前記弾性部材層から前記可撓管の先端へ突出した管状部材が配されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡装置。
- 前記可撓管の基端にて、前記外層編状管を径方向外方から前記可撓管に固定する後端口金固定部が配され、
該後端口金固定部が、前記外層編状管を前記弾性部材層に固定する第一管部と、
該第一管部に対して前記可撓管の軸線方向に並んで設けられ、前記弾性部材層に接続される第二管部とを備えていることを特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載の内視鏡装置。
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CN103300808A (zh) * | 2012-03-14 | 2013-09-18 | 富士胶片株式会社 | 用于内窥镜的管状组件和接合方法 |
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JPH03184011A (ja) * | 1990-11-29 | 1991-08-12 | Olympus Optical Co Ltd | 工業用内視鏡の挿入部保護チューブ |
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