JP2007116348A - PPPoEブリッジ装置及びPPPoEセッション切断方法 - Google Patents

PPPoEブリッジ装置及びPPPoEセッション切断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】下部に接続したPPPoEクライアント装置のPPPoEセッションの切断に要する時間を短縮し、切断を随時に行うPPPoEブリッジ装置及びPPPoEセッション切断方法を提供する。
【解決手段】LAC装置3のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、PPPoEクライアント装置7AのMACアドレスを送信元MACアドレスとし、取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第1の終了要求パケットを生成してこれをLAC装置3へ送信し、PPPoEクライアント装置7AのMACアドレスを宛先MACアドレスとし、LAC装置3のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第2の終了要求パケットを生成してこれをPPPoEクライアント装置7Aへ送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、PPPoE通信を行うことができる端末装置を事業者網に接続するPPPoEブリッジ装置及びそのPPPoEセッション切断方法に関する。
PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet(登録商標))は、データリンク層のプロトコルとして幅広く利用されているPPP(Point-to-Point Protocol)接続をEthernet(登録商標)上で実現する方式であり、RFC2516で規定されている(非特許文献1参照)。PPPoEはADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)やFTTH(Fiber To The Home)によるブロードバンドインターネット接続サービスにおいて、ユーザ端末と事業者の設備とを接続する方式として幅広く利用されている。
PPPoEが広く利用される背景として、以下の2点が挙げられる。まず、PPPの認証方式を使用することにより、事業者もしくはサービスへの接続認証を行うことができる点である。そして2つ目は、事業者に設置したLAC(L2TP Access Concentrator)、LNS(L2TP Network Server)といった装置により、クライアント(ユーザ)側がプロバイダ識別子を含むIDを使用して認証を行うことで、接続先プロバイダをダイナミックに切り替えて接続することができる点である。
ユーザと事業者(以下、プロバイダと区別するためアクセス事業者と呼称する)、プロバイダの接続形態の一例を図6を参照して説明する。図6(a)はPPPoEの接続形態を示す図、図6(b),(c),(d)はそれぞれPPPoEクライアント装置、LAC装置、LNS装置におけるプロトコルスタック図である。
図6(a)において、ユーザ宅内のPPPoEクライアント装置1は、アクセス事業者のビルに設置されたLAC装置3へADSL、FTTH等のアクセス回線2を介してブリッジ接続されている。ここで、PPPoEクライアント装置1は、PC上のアプリケーションソフト又はブロードバンドルータ等のPPPoEを終端する装置である。
図6(b)に示すように、PPPoEクライアント装置1では、MAC(Ethernet(登録商標))層とIP層との間にPPP層が挿入され、PPPoEクライアント装置1とLAC装置3との間でPPP通信が可能なようになっている。
PPPoEクライアント装置1から開始されるPPPoEセッションは、LAC装置3において終端され、LAC装置3はPPPの認証を行う。LAC装置3においてPPPパケットは、プロバイダ識別子により接続先プロバイダ毎に集約される。
そして、図6(c)に示すように、LAC装置3では、PPP層の下にL2TP層が挿入される。L2TPは、PPP通信をトンネリングするためのデータリンク層のプロトコルである。また、図6(d)に示すように、LNS装置5のPPP層の下にもL2TP層があり、LAC装置3は、アクセス事業者とプロバイダ6A,6Bとの間の相互接続点に設置されたLNS装置5へL2TP(Layer2 Tunneling Protocol)によりトンネリング接続される。
最後に、LNS装置5においてプロバイダ識別子に応じて接続先プロバイダの振り分けが行われ、PPPカプセリングを解除してIPパケットがプロバイダ6A,6Bへ転送される。
次に、PPPoEクライアント装置1とLAC装置3との間のPPPoEセッション接続手順を説明する。図7はPPPoEセッション接続手順を示すシーケンス図である。
PPPoEセッションを開始するにあたり、まずステップS10では、PPPoEクライアント装置1は、LAC装置3を探索するために網側に対しPADI(PPPoE Active Discovery Initiation)パケットをブロードキャストパケットとして送信する。
次に、ステップS20では、PADIパケットを受信したLAC装置3は、PADIパケットに対する応答パケットとしてPADO(PPPoE Active Discovery Offer)パケットをPPPoEクライアント装置1に対して返信する。
続いて、ステップS30では、PPPoEクライアント装置1は、PADOパケットを返信したLAC装置3宛にユニキャストでPADR(PPPoE Active Discovery Request)パケットを送信し、セッションIDの発行をリクエストする。
次いで、ステップS40では、LAC装置3は、セッションIDを含むPADS(PPPoE Active Discovery Session Confirmation)パケットを送信する。そして、このPADSパケットをPPPoEクライアント装置1が受信した時点でPPPoEのセッションが確立する。
その後、ステップS50では、PPPoEクライアント装置1とLAC装置3は、PPPによる通信を行う。以降、同一のPPPoEセッションはセッションIDによって管理される。
そして、PPPoEセッションを終了する際には、ステップS60において、PPPoEクライアント装置1、LAC装置3のいずれかからPPPoEセッション終了を要求するPADT(PPPoE Active Discovery Session Terminate)パケットを送信し、PPPoEセッションを終了する。
ところで、アクセス事業者は、ユーザが無制限にPPPoEセッションの接続を行うことを許容するとLAC機器の設備コストに影響するため、通常1つのアクセス回線契約に対して同時に利用可能なPPPoEセッション数の上限値を設定している。
また、同時に無効なPPPoEセッションを開放するため、LAC装置3はPPPoEクライアント装置1に対し、一定時間(T)間隔で、接続性確認のためのLCP Echo requestパケットを送信し、n回連続してPPPoEクライアント装置1からLCP Echo Replyがない場合、即ちn×T時間経過後には、LAC装置3はPPPoEクライアント装置1に対し、PADTパケットを送信し、PPPoEセッションを終了することが一般的に行われている。
ここで、ユーザ宅内に設置するPPPoEクライアント機能を有する装置の中には、自身がPPPoEセッションを終端すると同時に、LANポートに接続した下部の端末がPPPoEクライアントとして動作するためのPPPoEブリッジ機能を搭載した装置も存在する。このような装置を以下PPPoEブリッジ装置と呼ぶ。
図8はPPPoEブリッジ装置の接続形態を示す概略図である。図8に示すように、PPPoEブリッジ装置11は、LAC装置3、PPPoEクライアント装置7A,7Bと接続される。PPPoEクライアント装置7A,7Bは、PPPoEブリッジ装置11を介してLAC装置3とPPPoE接続できるようになっている。
IETF RFC2516"A Method for Transmitting PPP Over Ethernet(登録商標)(PPPoE) "、1999年2月
従来、PPPoEブリッジ装置は、下部に接続したPPPoEクライアント装置が事業者網と接続しているPPPoEセッションを随時に切断する機能を有していない。そこで、下部に接続したPPPoEクライアント装置のPPPoEセッションを切断するには、PPPoEブリッジ機能をOFFにして下部のPPPoEクライアント網とLAC装置とのPPPoEパケットの導通を遮断し、上述の手順により一定時間(n×T)経過後にLAC装置においてPPPoEセッションを切断するのを待つという方法が一般的に行われていた。
このため、下部に接続したPPPoEクライアント装置のPPPoEセッションを切断するのに長時間を要し、随時に切断することができないという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、下部に接続したPPPoEクライアント装置のPPPoEセッションの切断に要する時間を短縮し、切断を随時に行うことができるPPPoEブリッジ装置及びPPPoEセッション切断方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、集中したアクセスを接続先ごとに振り分けるLAC装置と接続し、このLAC装置との間でPPPoEセッションの確立を行うPPPoEクライアント装置と接続し、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置とを接続するブリッジ機能部を備え、自装置もPPPoEクライアントとして動作するPPPoEブリッジ装置において、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間でやり取りされるパケットから取得するデータ取得手段と、このデータ取得手段で取得した前記LAC装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得手段で取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第1の終了要求パケットと、前記データ取得手段で取得した前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記LAC装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得手段で取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第2の終了要求パケットとを生成するパケット生成手段と、前記第1の終了要求パケットを前記LAC装置へ送信し、前記第2の終了要求パケットを前記PPPoEクライアント装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記データ取得手段は、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間でやり取りされるPPPoEパケットから取得することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記データ取得手段は、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、PPPoEプロトコルによる接続手順におけるPADRパケットから取得することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記データ取得手段は、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間でPPPoEセッション確立後にやり取りされるPPPoEパケットから取得することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記データ取得手段は、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置から送信される接続性確認のパケットから取得することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、集中したアクセスを接続先ごとに振り分けるLAC装置と接続し、このLAC装置との間でPPPoEセッションの確立を行うPPPoEクライアント装置と接続し、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置とを接続するブリッジ機能部を備え、自装置もPPPoEクライアントとして動作するPPPoEブリッジ装置において、前記ブリッジ機能部により前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との接続が切断された後に、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレス、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との接続切断前に使用していたPPPoEセッションのセッションIDを、前記LAC装置から前記PPPoEクライアント装置に送信される接続性確認のパケット又は前記PPPoEクライアント装置から前記LAC装置に送信される接続性確認のパケットから取得するデータ取得手段と、このデータ取得手段で取得した前記LAC装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得手段で取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第1の終了要求パケットと、前記データ取得手段で取得した前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記LAC装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得手段で取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第2の終了要求パケットとを生成するパケット生成手段と、前記第1の終了要求パケットを前記LAC装置へ送信し、前記第2の終了要求パケットを前記PPPoEクライアント装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、集中したアクセスを接続先ごとに振り分けるLAC装置と接続し、このLAC装置との間でPPPoEセッションの確立を行うPPPoEクライアント装置と接続し、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置とを接続するブリッジ機能部を備え、自装置もPPPoEクライアントとして動作するPPPoEブリッジ装置のPPPoEセッション切断方法において、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間でやり取りされるパケットから取得するデータ取得ステップと、このデータ取得ステップで取得した前記LAC装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得ステップで取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第1の終了要求パケットと、前記データ取得ステップで取得した前記PPPoEクライアント装置前記のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記LAC装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得ステップで取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第2の終了要求パケットとを生成するパケット生成ステップと、前記ブリッジ機能部により前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との接続が切断された後に、前記第1の終了要求パケットを前記LAC装置へ送信し、前記第2の終了要求パケットを前記PPPoEクライアント装置へ送信する送信ステップとを有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記データ取得ステップは、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間でやり取りされるPPPoEパケットから取得することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記データ取得ステップは、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、PPPoEプロトコルによる接続手順におけるPADRパケットから取得することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、前記データ取得ステップは、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間でPPPoEセッション確立後にやり取りされるPPPoEパケットから取得することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、前記データ取得ステップは、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置から送信される接続性確認のパケットから取得することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、集中したアクセスを接続先ごとに振り分けるLAC装置と接続し、このLAC装置との間でPPPoEセッションの確立を行うPPPoEクライアント装置と接続し、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置とを接続するブリッジ機能部を備え、自装置もPPPoEクライアントとして動作するPPPoEブリッジ装置のPPPoEセッション切断方法において、前記ブリッジ機能部により前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との接続が切断された後に、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレス、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との接続切断前に使用していたPPPoEセッションのセッションIDを、前記LAC装置から前記PPPoEクライアント装置に送信される接続性確認のパケット又は前記PPPoEクライアント装置から前記LAC装置に送信される接続性確認のパケットから取得するデータ取得ステップと、このデータ取得ステップで取得した前記LAC装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得ステップで取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第1の終了要求パケットと、前記データ取得ステップで取得した前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記LAC装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得ステップで取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第2の終了要求パケットとを生成するパケット生成ステップと、前記第1の終了要求パケットを前記LAC装置へ送信し、前記第2の終了要求パケットを前記PPPoEクライアント装置へ送信する送信ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、LAC装置とPPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、LAC装置のMACアドレス、PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、LAC装置とPPPoEクライアント装置との間でやり取りされるパケットから取得し、LAC装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、PPPoEクライアント装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、パケットから取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第1の終了要求パケットと、PPPoEクライアント装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、LAC装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、パケットから取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第2の終了要求パケットとを生成し、第1の終了要求パケットをLAC装置へ送信し、第2の終了要求パケットをPPPoEクライアント装置へ送信するので、下部に接続したPPPoEクライアント装置のPPPoEセッションの切断に要する時間を短縮し、切断を随時に行うことができる。
以下、本発明のPPPoEブリッジ装置及びPPPoEセッション切断方法を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態のPPPoEブリッジ装置を示すブロック図である。
図1に示すように本実施の形態のPPPoEブリッジ装置11は、制御部12と、WANポート13と、ブリッジ機能部14と、記録部15と、LANポート16,17とを備える。WANポート13は、アクセス回線2を介してLAC装置3に接続され、LAC装置3から送信されるパケットを制御部12に出力する。
ブリッジ機能部14は、LANポート16,17を介してPPPoEブリッジ装置11にそれぞれ接続されるPPPoEクライアント装置7A,7BとLAC装置3とを接続する機能を有する。なお、図1ではPPPoEクライアント装置が2つ接続されている例を示しているが、接続されるPPPoEクライアント装置の数はこれに限らない。
制御部12は、LAC装置3又はPPPoEクライアント装置7A,7Bから送信されるパケットをモニタするパケットモニタリング部121と、パケットを識別するパケット識別部122と、LAC装置3又はPPPoEクライアント装置7A,7Bから送信されるパケットからLAC装置3、PPPoEクライアント装置7A,7BのMACアドレスとPPPoEセッションのセッションIDとを取得するデータ取得部123と、パケットを生成するパケット生成部124と、パケット生成部124で生成されたパケットを送信し、LAC装置3又はPPPoEクライアント装置7A,7Bから送信されるパケットを受信する送受信部125とを備える。
記録部15は、データ取得部123で取得したLAC装置3、PPPoEクライアント装置7A,7BのMACアドレスとPPPoEセッションのセッションIDを記録する。
次に、第1の実施の形態のPPPoEブリッジ装置の動作及びPPPoEセッション切断方法を説明する。図2は本発明の第1の実施の形態のPPPoEセッション切断方法を示すシーケンス図である。
以下、LAC装置3とPPPoEクライアント装置7Aとの間のPPPoEセッションを切断する場合について説明する。まず、ステップS110では、パケットモニタリング部121は、LAC装置3とPPPoEクライアント装置7Aとの間でやり取りされるパケットをモニタする。そして、パケット識別部122は、これらのパケットのなかにPPPoEクライアント装置7AがPPPoEセッションを開始した際にLAC装置3から送信されるPADRパケットがあるかどうかを判断する。
そして、ステップS120において、LAC装置3からPADRパケットが送信され、パケット識別部122がPADRパケットであると判断すると、ステップS130では、データ取得部123は、このPADRパケットから、LAC装置3とPPPoEクライアント装置7Aとの間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、PPPoEクライアント装置7AのMACアドレス、LAC装置3のMACアドレスを読み取る。また、記録部15は、データ取得部123で読み取ったセッションID、PPPoEクライアント装置7AのMACアドレス、LAC装置3のMACアドレスを記録する。
なお、PADRパケットの代わりに、PPPoEセッション確立後にLAC装置3とPPPoEクライアント装置7Aとの間でやり取りされるPPPoEパケットから、セッションID、PPPoEクライアント装置7AのMACアドレス、LAC装置3のMACアドレスを取得してもよい。また、LAC装置3からLCP-Echo Requestパケットが定期的に送信されるのであれば、これからセッションID、PPPoEクライアント装置7AのMACアドレス、LAC装置3のMACアドレスを取得してもよい。また、その他のPPPoEパケットから、セッションID、PPPoEクライアント装置7AのMACアドレス、LAC装置3のMACアドレスを取得してもよい。
次に、ステップS140では、パケット生成部124は、記録部15に記録したセッションID、PPPoEクライアント装置7AのMACアドレス、LAC装置3のMACアドレスから、PADTパケットを2種類生成する。
図3はPADTパケットを示す図である。図3に示すようにPADTパケットは、Ethernet(登録商標)ヘッダ、PPPoEヘッダ、PPPoEペイロード及びフレームチェックシーケンスからなる。Ethernet(登録商標)ヘッダは、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、イーサタイプからなる。また、PPPoEヘッダは、バージョン、タイプ、コード、PPPoEセッションのセッションID、PPPoEペイロードのデータ長の各情報からなる。
ステップS140では、パケット生成部124は、宛先MACアドレスとしてLAC装置3のMACアドレスを記載し、送信元MACアドレスとしてPPPoEクライアント装置7AのMACアドレスを記載し、セッションIDとして記録部15に記録したセッションIDを記載したPADTパケットを、第1のPADTパケットとして生成する。
また、パケット生成部124は、宛先MACアドレスとしてPPPoEクライアント装置7AのMACアドレスを記載し、送信元MACアドレスとしてLAC装置3のMACアドレスを記載し、セッションIDとして記録部15に記録したセッションIDを記載したPADTパケットを、第2のPADTパケットとして生成する。
次いで、ステップS150では、ブリッジ機能部14は、PPPoEブリッジ機能をOFFにして、PPPoEクライアント装置7AとLAC装置3とのPPPoEパケットの導通を遮断する。その後、ステップS160では、送受信部125は、第1のPADTパケットをLAC装置3に対して送信する。また、ステップS170では、送受信部125は、第2のPADTパケットをPPPoEクライアント装置7Aに対して送信する。
その後、ステップS180において、パケットモニタリング部121は、LAC装置3及びPPPoEクライアント装置7Aから送信されるパケットをモニタする。そして、パケット識別部122は、これらのパケットのなかにパケット生成部124で生成した第1及び第2のPADTパケットと同一のセッションIDのPADTパケットがあるかどうかを判断する。
そして、ステップS190,S200において、PADTパケットがそれぞれLAC装置3、PPPoEクライアント装置7Aから送信され、パケット識別部122が、これらのPADTパケットがパケット生成部124で生成した第1及び第2のPADTパケットと同一のセッションIDのPADTパケットであると判断すると、PPPoEセッションが開放されたことが確認される。
このように第1の実施の形態のPPPoEブリッジ装置及びPPPoEセッション切断方法によれば、LAC装置3とPPPoEクライアント装置7Aとの間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、LAC装置3のMACアドレス、PPPoEクライアント装置7AのMACアドレスを、LAC装置3とPPPoEクライアント装置7Aとの間でやり取りされるパケットから取得し、LAC装置3のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、PPPoEクライアント装置7AのMACアドレスを送信元MACアドレスとし、パケットから取得したセッションIDを自身のセッションIDとして含む第1のPADTパケットと、PPPoEクライアント装置7AのMACアドレスを宛先MACアドレスとし、LAC装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、パケットから取得したセッションIDを自身のセッションIDとして含む第2のPADTパケットとを生成し、第1のPADTパケットをLAC装置3へ送信し、第2のPADTパケットをPPPoEクライアント装置7Aへ送信するので、下部に接続したPPPoEクライアント装置7AのPPPoEセッションの切断に要する時間を短縮し、切断を随時に行うことができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態のPPPoEブリッジ装置の構成は、図1に示す第1の実施の形態のPPPoEブリッジ装置と同様である。
第2の実施の形態のPPPoEブリッジ装置の動作及びPPPoEセッション切断方法を説明する。図4は本発明の第2の実施の形態のPPPoEセッション切断方法を示すシーケンス図である。
まず、ステップS210では、ブリッジ機能部14は、PPPoEブリッジ機能をOFFにして、PPPoEクライアント装置7AとLAC装置3とのPPPoEパケットの導通を遮断する。
そして、ステップS220では、パケットモニタリング部121は、LAC装置3及びPPPoEクライアント装置7Aから送信されるパケットをモニタする。そして、パケット識別部122は、これらのパケットのなかにLAC装置3又はPPPoEクライアント装置7Aから送信されるLCP Echo Requestパケットがあるかどうかを判断する。
図5はLCP Echo Requestパケットを示す図である。図5に示すようにLCP Echo Requestパケットは、Ethernet(登録商標)ヘッダ、PPPoEヘッダ、PPPoEペイロード及びフレームチェックシーケンスからなる。Ethernet(登録商標)ヘッダは、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、イーサタイプからなる。また、PPPoEヘッダは、バージョン、タイプ、コード、PPPoEセッションのセッションID、PPPoEペイロードのデータ長の各情報からなる。また、PPPoEペイロードは、PPPプロトコル、LCP Echo Requestのデータからなる。
そして、ステップS230において、LCP Echo RequestパケットがLAC装置3から送信され、パケット識別部122が、このLCP Echo RequestパケットがLAC装置3から送信されたLCP Echo Requestパケットであると判断すると、ステップS250では、データ取得部123は、LAC装置3から送信されたLCP Echo RequestパケットのEthernet(登録商標)ヘッダの送信元MACアドレスからLAC装置3のMACアドレスを読み取り、宛先MACアドレスからPPPoEクライアント装置7AのMACアドレスを読み取る。
また、データ取得部123は、PPPoEヘッダのセッションIDから、LAC装置3とPPPoEクライアント装置7Aとの間で形成されるPPPoEセッションのセッションIDを読み取る。複数のセッションを使用していた場合は、LCP Echo Requestパケットはセッション毎に受信され、セッションIDは複数となる。
同様に、LCP Echo RequestパケットがPPPoEクライアント装置7Aから送信され(ステップS240)、パケット識別部122が、このLCP Echo RequestパケットがPPPoEクライアント装置7Aから送信されたLCP Echo Requestパケットであると判断すると、ステップS250では、データ取得部123は、PPPoEクライアント装置7Aから送信されたLCP Echo RequestパケットのEthernet(登録商標)ヘッダの送信元MACアドレスからPPPoEクライアント装置7AのMACアドレスを読み取り、宛先MACアドレスからLAC装置3のMACアドレスを読み取る。また、データ取得部123は、PPPoEヘッダのセッションIDから、LAC装置3とPPPoEクライアント装置7Aとの間で形成されるPPPoEセッションのセッションIDを読み取る。
そして、記録部15は、データ取得部123で読み取ったセッションID、PPPoEクライアント装置7AのMACアドレス、LAC装置3のMACアドレスを記録する。
次に、ステップS260では、パケット生成部124は、記録部15に記録したセッションID、PPPoEクライアント装置7AのMACアドレス、LAC装置3のMACアドレスから、宛先MACアドレスとしてLAC装置3のMACアドレスを記載し、送信元MACアドレスとしてPPPoEクライアント装置7AのMACアドレスを記載し、セッションIDとして記録部15に記録したセッションIDを記載したPADTパケットを、第1のPADTパケットとして生成する。
また、パケット生成部124は、宛先MACアドレスとしてPPPoEクライアント装置7AのMACアドレスを記載し、送信元MACアドレスとしてLAC装置3のMACアドレスを記載し、セッションIDとして記録部15に記録したセッションIDを記載したPADTパケットを、第2のPADTパケットとして生成する。
以下、ステップS270〜S310は、第1の実施の形態で説明した図2のステップS160〜S200と同様である。
第2の実施の形態は、PPPoEセッションを切断する必要が生じてからPADTパケットを生成するためのモニタリングを開始するもので、このようにしても第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態のPPPoEブリッジ装置を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のPPPoEセッション切断方法を示すシーケンス図である。 PADTパケットを示す図である。 本発明の第2の実施の形態のPPPoEセッション切断方法を示すシーケンス図である。 LCP Echo Requestパケットを示す図である。 (a)はPPPoEの接続形態を示す図、(b)はPPPoEクライアント装置におけるプロトコルスタック図、(c)はLAC装置におけるプロトコルスタック図、(d)はLNS装置におけるプロトコルスタック図である。 PPPoEセッション接続手順を示すシーケンス図である。 PPPoEブリッジ装置の接続形態を示す概略図である。
符号の説明
1,7A,7B PPPoEクライアント装置
2 アクセス回線
3 LAC装置
5 LNS装置
6A,6B プロバイダ
11 PPPoEブリッジ装置
12 制御部
13 WANポート
14 ブリッジ機能部
15 記録部
16,17 LANポート
121 パケットモニタリング部
122 パケット識別部
123 データ取得部
124 パケット生成部
125 送受信部

Claims (12)

  1. 集中したアクセスを接続先ごとに振り分けるLAC装置と接続し、このLAC装置との間でPPPoEセッションの確立を行うPPPoEクライアント装置と接続し、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置とを接続するブリッジ機能部を備え、自装置もPPPoEクライアントとして動作するPPPoEブリッジ装置において、
    前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間でやり取りされるパケットから取得するデータ取得手段と、
    このデータ取得手段で取得した前記LAC装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得手段で取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第1の終了要求パケットと、前記データ取得手段で取得した前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記LAC装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得手段で取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第2の終了要求パケットとを生成するパケット生成手段と、
    前記第1の終了要求パケットを前記LAC装置へ送信し、前記第2の終了要求パケットを前記PPPoEクライアント装置へ送信する送信手段と
    を備えることを特徴とするPPPoEブリッジ装置。
  2. 前記データ取得手段は、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間でやり取りされるPPPoEパケットから取得することを特徴とする請求項1に記載のPPPoEブリッジ装置。
  3. 前記データ取得手段は、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、PPPoEプロトコルによる接続手順におけるPADRパケットから取得することを特徴とする請求項1に記載のPPPoEブリッジ装置。
  4. 前記データ取得手段は、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間でPPPoEセッション確立後にやり取りされるPPPoEパケットから取得することを特徴とする請求項1に記載のPPPoEブリッジ装置。
  5. 前記データ取得手段は、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置から送信される接続性確認のパケットから取得することを特徴とする請求項1に記載のPPPoEブリッジ装置。
  6. 集中したアクセスを接続先ごとに振り分けるLAC装置と接続し、このLAC装置との間でPPPoEセッションの確立を行うPPPoEクライアント装置と接続し、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置とを接続するブリッジ機能部を備え、自装置もPPPoEクライアントとして動作するPPPoEブリッジ装置において、
    前記ブリッジ機能部により前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との接続が切断された後に、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレス、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との接続切断前に使用していたPPPoEセッションのセッションIDを、前記LAC装置から前記PPPoEクライアント装置に送信される接続性確認のパケット又は前記PPPoEクライアント装置から前記LAC装置に送信される接続性確認のパケットから取得するデータ取得手段と、
    このデータ取得手段で取得した前記LAC装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得手段で取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第1の終了要求パケットと、前記データ取得手段で取得した前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記LAC装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得手段で取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第2の終了要求パケットとを生成するパケット生成手段と、
    前記第1の終了要求パケットを前記LAC装置へ送信し、前記第2の終了要求パケットを前記PPPoEクライアント装置へ送信する送信手段と
    を備えることを特徴とするPPPoEブリッジ装置。
  7. 集中したアクセスを接続先ごとに振り分けるLAC装置と接続し、このLAC装置との間でPPPoEセッションの確立を行うPPPoEクライアント装置と接続し、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置とを接続するブリッジ機能部を備え、自装置もPPPoEクライアントとして動作するPPPoEブリッジ装置のPPPoEセッション切断方法において、
    前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間でやり取りされるパケットから取得するデータ取得ステップと、
    このデータ取得ステップで取得した前記LAC装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得ステップで取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第1の終了要求パケットと、前記データ取得ステップで取得した前記PPPoEクライアント装置前記のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記LAC装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得ステップで取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第2の終了要求パケットとを生成するパケット生成ステップと、
    前記ブリッジ機能部により前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との接続が切断された後に、前記第1の終了要求パケットを前記LAC装置へ送信し、前記第2の終了要求パケットを前記PPPoEクライアント装置へ送信する送信ステップと
    を有することを特徴とするPPPoEセッション切断方法。
  8. 前記データ取得ステップは、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間でやり取りされるPPPoEパケットから取得することを特徴とする請求項7に記載のPPPoEセッション切断方法。
  9. 前記データ取得ステップは、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、PPPoEプロトコルによる接続手順におけるPADRパケットから取得することを特徴とする請求項7に記載のPPPoEセッション切断方法。
  10. 前記データ取得ステップは、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間でPPPoEセッション確立後にやり取りされるPPPoEパケットから取得することを特徴とする請求項7に記載のPPPoEセッション切断方法。
  11. 前記データ取得ステップは、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との間で形成されるPPPoEセッションのセッションID、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを、前記LAC装置から送信される接続性確認のパケットから取得することを特徴とする請求項7に記載のPPPoEセッション切断方法。
  12. 集中したアクセスを接続先ごとに振り分けるLAC装置と接続し、このLAC装置との間でPPPoEセッションの確立を行うPPPoEクライアント装置と接続し、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置とを接続するブリッジ機能部を備え、自装置もPPPoEクライアントとして動作するPPPoEブリッジ装置のPPPoEセッション切断方法において、
    前記ブリッジ機能部により前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との接続が切断された後に、前記LAC装置のMACアドレス、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレス、前記LAC装置と前記PPPoEクライアント装置との接続切断前に使用していたPPPoEセッションのセッションIDを、前記LAC装置から前記PPPoEクライアント装置に送信される接続性確認のパケット又は前記PPPoEクライアント装置から前記LAC装置に送信される接続性確認のパケットから取得するデータ取得ステップと、
    このデータ取得ステップで取得した前記LAC装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得ステップで取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第1の終了要求パケットと、前記データ取得ステップで取得した前記PPPoEクライアント装置のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、前記LAC装置のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、前記データ取得ステップで取得したセッションIDを自セッションIDとして含む第2の終了要求パケットとを生成するパケット生成ステップと、
    前記第1の終了要求パケットを前記LAC装置へ送信し、前記第2の終了要求パケットを前記PPPoEクライアント装置へ送信する送信ステップと
    を有することを特徴とするPPPoEセッション切断方法。
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