JP2007116220A - スピーカ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スピーカ装置前面のスピーカパネルを構成するパンチングメタル、およびスピーカグリルとの取り付け部における共振により発生する異音を防止する構造の提供。
【解決手段】 パンチングメタルをスピーカグリルに取り付け時、パンチングメタル周辺部に突設された取り付け用舌片、およびスピーカグリルの可撓性を有する係合片の双方に曲げ応力を加え、スピーカグリルの背面で折り曲げる。曲げ応力を取り去った後に、パンチングメタルはスプリングバック現象により折り曲げ部が僅かに復元するが、スピーカグリルの係合片も同様に復元し、両者の対向面の当接状態は維持され離隔しないため、振動によりパンチングメタルが不安定に共振することなく、異音発生を防止することが出来る。
【選択図】 図5

Description

本発明は、オーディオ機器のスピーカ装置の一部であるスピーカパネルを構成するスピーカグリル前面に配設されるパンチングメタルの取り付け構造に関するもので、詳しくは、スピーカパネル前面に配設されるパンチングメタルの周辺部に突設された取り付け用舌片を樹脂製の該スピーカグリルの周辺部にて折り曲げ、該パンチングメタルを該スピーカグリルに取り付ける構造に関するものである。
金属薄板に曲げ応力を加え、所定の角度に折り曲げた後に、曲げ応力を取り去り、該金属薄板を定常状態に置くと、金属部材が有する弾性に基づくスプリングバック現象により、該金属薄板の折り曲げ部が僅かに復元し、折り曲げ角度が小さくなる。
薄板状の金属部材で構成されるパンチングメタルの周辺部に突設された舌片を折り曲げ、樹脂部材で構成されるスピーカグリルに取り付ける構造を有するスピーカパネルにあっては、曲げ応力を取り去った後に、金属薄板により構成されるパンチングメタル周辺部に突設された舌片がスプリングバック現象により折り曲げ角度が減少し、スピーカグリルとの当接面から離隔し、不確実な固定、またはパンチングメタル周辺部の舌片の共振による異音発生の原因となる。これらの問題への簡便な対応としては、接着剤により、パンチングメタル周辺部に突設された舌辺、およびスピーカグリルを接合する手段が広く適用されている。
金属薄板への曲げ応力を取り去った定常状態においても、所望の折り曲げ角度を維持する従来の技術手段例としては、特許文献1に見られるごとく、金属薄板で構成される電子部品の電極端子の折り曲げに際し、特許文献1に見られるごとく、折り曲げた金属端子のスプリングバック現象を抑える目的で、別体部品である電極端子押さえ金具により、折り曲げた電極端子の先端部を該電子部品の本体に押しつけ、固定する考案がなされている。
しかしながら、前記の特許文献1では、折り曲げた電極端子がスプリングバック現象により、跳ね上がることを防止するための別体部品である端子押さえ金具や取り付けのためのコストを必要とする問題がある。
特開2000−21682 「電子部品」
スピーカパネル用パンチングメタルをスピーカグリルに取り付け時に、パンチングメタル、およびスピーカグリルの相互の位置を合わせ、パンチングメタル周辺部に突設された複数の舌片を、スピーカグリル周辺部近傍に設けられた所定のスリット孔に挿通し、該スピーカパネル用パンチングメタル周辺部に突設された舌片をスピーカグリルの背面で折り曲げ、スピーカパネル用パンチングメタルをスピーカグリルに取り付ける。
しかしながら、折り曲げられた薄板状の金属薄板部材で構成される舌片は金属部材が有する弾性に基づくスプリングバック現象により僅かに復元し、折り曲げ角度が小さくなり、不確実な取り付けの原因、またはスピーカの振動板の振動により発生する空気の疎密波が、スピーカ前面に位置するスピーカパネル用パンチングメタルを振動させ、さらに、パンチングメタル周辺部に突設された舌片に伝導し、該舌辺がスピーカグリルに不安定に接触しながら共振するため、異音発生の原因となる。
また、前記の折り曲げられたスピーカパネル用パンチングメタル周辺部に突設された舌辺が、スプリングバックし、スピーカグリルへの不確実な取り付けの原因となること、およびスピーカパネル用パンチングメタル周辺部に突設された舌辺が共振し、スピーカグリルに不安定に接触することによる異音の発生原因となることを防止するために接着剤を使用した場合には、該製品の使用後における解体分別作業に困難が伴い、資源再利用の観点から問題を惹起する。
スピーカ装置において、該スピーカ装置を構成するスピーカパネル用パンチングメタルをスピーカグリルに取り付け時に、パンチングメタル周辺部に突設された舌片が、樹脂部材で構成されるスピーカグリルと一体に形成した可撓性を有する係合片に当接するように折り曲げ、当接後、さらに曲げ応力を加えるとパンチングメタル周辺部に突設された舌片の弾性限界を超え、永久変形する。同時にパンチングメタルの舌片に押された樹脂部材で構成されるスピーカグリルの可撓性を有する係合片の根本部分が撓む。曲げ応力を取り去ることにより、金属薄板部材で構成されるパンチングメタルはスプリングバック現象により折り曲げ部が僅かに復元するが、当接するスピーカグリルの係合片も同様に復元するため、両者の対向面は離隔することなく当接状態を維持し、従って、パンチングメタル周辺部に突設された舌片が、振動により不安定に共振することによる異音の発生を防止することが出来る。
スピーカパネル用パンチングメタルをスピーカグリルに取り付け時に、パンチングメタル周辺部に突設された舌片と共に、樹脂部材で構成されるスピーカグリルの可撓性を有する係合片に曲げ応力を加えながら、スピーカグリルの背面で折り曲げることにより、曲げ応力を取り去った後に、金属薄板部材で構成されるパンチングメタルはスプリングバック現象により折り曲げ部が僅かに復元するが、当接するスピーカグリル周辺部の可撓性を有する係合片も同様に復元するため、両者の対向面は離隔することなく当接状態を維持し、従って、パンチングメタル周辺部に突設された舌片が、振動により不安定に共振することによる異音の発生を防止することが出来る。
図に基づき本発明の実施形態を液晶テレビに適用した場合に関し、以下に説明する。図1(a)は液晶テレビの上面図、図1(b)は液晶テレビの前面図である。図1において、1は液晶テレビ、1aは液晶表示パネルで、液晶表示パネル1aは画像表示面を露出させ、キャビネット1bに取り付けられている。1cは内部にスピーカを内蔵したスピーカ装置であり、スピーカ装置1cの前面には内蔵されたスピーカからの放音のために、多数の小孔が穿孔されたパンチングメタル2が取り付けられている。1dは液晶テレビ1をテーブルタイプの液晶テレビとして使用するために、液晶テレビ1の本体背面に取り付けられたスタンドである。
図2は前記スピーカ装置1cの分解斜視図である。スピーカ装置1cは、良好な音響特性を発揮させるために一定の内容積を有するスピーカボックス5と、スピーカ4が取り付けられ、スピーカボックス5前面の開口面を閉鎖するためのスピーカパネル6により構成されている。さらに、スピーカパネル6はスピーカグリル3、およびパンチングメタル2から構成されている。スピーカグリル3はスピーカ4から発生する音響振動を効率良く前面に放出させるためにスピーカ放音用開口3cを有し、樹脂部材により形成されている。
スピーカグリル3の前面には、スピーカ4からの放音、および美麗な外観を提供するための意匠面での必要性から、多数の小孔を穿孔したパンチングメタル2が配設されている。該パンチングメタル2を前記スピーカグリル3に取り付ける目的で、パンチングメタル2の周辺部には複数の舌片2aが、略等間隔で設けられ、該舌片2aはスピーカグリル3の周辺部の所定位置に配設されたスリット孔3aに挿通される。
図3は、スピーカボックス5に取り付けられたスピーカパネル6の構成要素であるスピーカグリル3の前面に配設される装飾用を兼ねたパンチングメタル2で、図3(a)は前面図、図3(b)は上面図、図3(c)は側面図である。パンチングメタル2はアルミなどの金属薄板部材で構成され、図2に示すスピーカグリル3の背面に取り付けられたスピーカ4から効率良く放音させるため、パンチングメタル2の前面には多数の小孔が穿孔されている。パンチングメタル2の周辺部には、複数の舌片2aが略等間隔でパンチングメタル2と一体に形成され、スピーカグリル3に配設された所定のスリット孔3aに挿通され、さらに、折り曲げられ、パンチングメタル2はスピーカグリル3に固定される。
図4は、パンチングメタル2とスピーカグリル3で構成されたスピーカパネル6である。図4(a)は側面図、図4(b)は上面図、図4(c)は背面図である。スピーカグリル3は樹脂部材の射出成型加工により形成され、スピーカ放音用開口3cの背面には、図2に示すスピーカ4が取り付けられ、前面にはパンチングメタル2が取り付けられる。スピーカグリル3にスピーカ4、およびパンチングメタル2が取り付けられたスピーカパネル6は、取り付けボス3bを介し、スピーカボックス5に取り付けられる。
図5は、図1中に鎖線で示す切断線C−Cに沿って切断した横断面図である。図5(b)は、図5(a)中に鎖線で囲む領域「A」の拡大図である。図5(b)はパンチングメタル2の周辺部に突設された舌片2aをスピーカグリル3の周辺部に設けられたスリット孔3aに挿通した状態を示している。この状態では、パンチングメタル2はスピーカグリル3に固定されていないため、パンチングメタル2の舌片2aは、スピーカグリル3のスリット孔3aから容易に抜け去り、離脱する。
このため、図5(a)中に鎖線で囲む領域「B」の拡大図として図5(c)に示すごとく、舌片2aをスピーカグリル3の係合片3dに当接するまで、時計回り方向にヘアピンカーブ状に折り曲げる。この状態でパンチングメタル2の舌片2aへの曲げ応力を取り去ると、パンチングメタル2の舌片2aはスプリングバック現象により僅かに戻り、舌片2aが当接していたスピーカグリル3の係合片3dから離隔する。舌片2a、および係合片3dが離隔した状態で、パンチングメタル2がスピーカ振動板の振動により共振するとパンチングメタル2の舌片2aが、スピーカグリル3の係合片3aに不安定に当接し、スピーカから放音される再生プログラムとは異なる異常な共振音を発生する。
前記問題に対応するために、本発明の実施例として図5(c)に示すごとく、パンチングメタル2の舌片2aを時計回り方向に折り曲げ、パンチングメタル2の舌片2aの先端部がスピーカグリル3の舌片3aに当接後も、パンチングメタル2の弾性限界を超え、降伏点に至るまで曲げ応力を加えと、パンチングメタル2の舌片2aは永久変形する。同時にパンチングメタル2の舌片2aに押された樹脂部材で構成されるスピーカグリル3の可撓性を有する係合片3dの根本部分が撓み、パンチングメタル2の舌片2aと共に、図5(c)中に鎖線で示すごとく、パンチングメタル2の舌片2aは2aaの位置まで、スピーカグリル3の係合片3dは3ddの位置まで折り曲げられ、変位する。
前記状態において、パンチングメタル2の舌片2a、およびスピーカグリル3の係合片3aへの応力を取り去ると、パンチングメタル2の舌片2aの折り曲げが僅かに戻ると同時に、スピーカグリル3の係合片3aも撓みも戻り、パンチングメタル2の舌片2a、およびスピーカグリル3の係合片3aは、互いの当接状態を維持する。パンチングメタル2の舌片2a、およびスピーカグリル3の係合片3dが、相互に当接する状態において、スピーカからの振動がパンチングメタル2、および舌片2aに伝わった場合においても、パンチングメタル2の「振動の腹」となる舌片2aの先端部分にはスピーカグリル3の係合片3dが当接しているため、パンチングメタル2の舌片2aは共振することはなく、従って異音の発生原因にはならない。
本発明では、液晶テレビ用スピーカ装置のスピーカパネルを構成するスピーカグリル、および該スピーカグリルの前面に配設される装飾用を兼ねたパンチングメタルを実施例として説明しているが、スピーカを内蔵する他の電子機器、微振動を発生するモータ駆動部を内蔵する電子機器、携帯型電子機器などで、且つ、外装用部品として金属薄板を取り付けた製品に適用し、好適である。
本発明の実施例としての液晶テレビの外観図で、(a)は上面の俯瞰図、(b)は前面図である。 本発明の実施例におけるスピーカ装置の分解斜視図である。 本発明の実施例におけるスピーカ用パンチングメタルで、(a)は前面図、(b)は上面図、(c)は側面図である。 スピーカグリルの実施例で、(a)は側面図、(b)は上面図、(c)は背面図である。 (a)は図1中に鎖線C−Cで示す切断線に沿って切断した横断面図で、(b)、および(c)は、(a)中に鎖線で囲む部分の拡大図である。
符号の説明
1: 液晶テレビ
1a: 液晶表示パネル
1b: キャビネット
1c: スピーカ装置
1d: スタンド
2: パンチングメタル
2a: 舌片
2aa: 舌片
3: スピーカグリル
3a: スリット孔
3b: 取り付けボス
3c: スピーカ放音用開口
3d: 係合片
3dd: 係合片
4: スピーカ
5: スピーカボックス
6: スピーカパネル

Claims (2)

  1. 前面にスピーカパネルを有するスピーカ装置において、該スピーカパネルの構成要素として、可撓性を有する係合片を一体に成型したスピーカグリルを具備したことを特徴とするスピーカ装置。
  2. 請求項1に記載のスピーカ装置において、前記スピーカパネルの構成要素としてパンチングメタルを用い、該パンチングメタルの周辺部に突設した舌片を設け、該舌片に曲げ応力を加えることにより、該舌片が前記スピーカグリルの該係合片と当接しながら共に撓むように前記舌片と前記係合片を配設したことを特徴とするスピーカ装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58196878U (ja) * 1982-06-23 1983-12-27 三菱電機株式会社 化粧板の取り付け構造

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